禁断と背徳の体験告白
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嫁の優しさに号泣|自叙伝・エピソード[男性の告白]

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嫁の優しさに号泣

読了目安 3分44秒

[作品No 7] 2025/11/ 5(Wed)
先週の話。
嫁の優しさに不覚にも号泣してしまった。 文章下手だけど、頭整理するためにも書かせてくれ。
俺は今でこそ普通体系だけど、高校まではずっとチビ&体格悪くて、中学ではイジメにあってた。殴る蹴るは当たり前。あとは物隠されたり、指差して笑われたり。悪口を面と向かって毎日言われたりして、頭おかしくなるんじゃないかと、一時期本気で思ってた。

中心人物は体格のいいジャイアンタイプのDQN。勉強できない・運動は得意・徒党を組んで弱いものいじめを楽しむ本当にありがちなタイプ。
そいつから逃げたくて必死に勉強して、県内有数の進学校→国立大→地元の大企業に就職した。高校大学では一生物の友達もできて、今は5年付き合った女の子と、先日結婚した。このまま、過去を忘れて幸せになれるんだと思ってた。
したら先週、実家付近でジャイアンに遭遇した。(以下G)
Gは俺を見るなりニヤニヤ近寄ってきて「○○くんじゃ〜ん久しぶりww元気してた?ww」
あぁ、こいつは今も何も変わってないんだなぁって背筋がすっと寒くなったよ。
Gは聞いてもないのに自分のことをベラベラと話し出した。
・自分は高校から女にモテて仕方なかった
・大学は、バイトしてた出張ホストの店?に「どうしてもこのまま働いてくれ」と言われたので行かなかった
・30くらいになったら社畜になってもいいかな
・今もモテるから、何人もの女に貢がせてる
と、まぁいい年して何言ってんの?ってことを自慢げに話し続ける。

そうこうしてるうちに、嫁が帰ってきた。実は嫁さん、かなり顔が可愛い。いや性格ものんびり屋で可愛いんだけど顔は本当びっくりするほど整ってる。道行く人もたまに振り返るし、なんで俺なんかに?っていまだに思うくらい。
そしたらGの顔色が変わった。ハァ?みたいに、俺と嫁さんを見比べる。軽い挨拶を交わした後、帰ろうとしたんだけど、Gがニヤッと笑って、嫁さんに話し始めた。
「ねぇ、そいつ中学ん時、超イジメられてたんだけど知ってる?」
「すごいモヤシ君でね、暗いしチビだし、すっげぇ嫌われてたのよ。」
「え〜なんで結婚したの?今は性格よくなったの?(笑)」
自分で言うのもなんだけど、俺は嫌われてはなかったと思う。誰も助けてくれなかったし、同情される存在ではあったけど友達はいたし(少ないけど)、GとGの取り巻き以外からはイジメられたり無視されたりしなかった。
嫁さんはじーっとGのことを見ながら話を聞いていた。俺は情けなくて悔しくて、ただ立ち尽くしてたんだけど、Gの話が途切れた時、嫁さんが口を開いた。

「なんか、可哀想な人やね。いや、あんたがよ。」
「確かに○○くんは大人しいし、優柔不断やけど、そうやって人を傷つけるようなことは言わんよ。それが人間にとって一番大切なことやと私は思う。人を陥れたり、蹴落とそうとしても、自分が上にはあがれんのよ?逆に惨めで、下品で、浅ましい人やなって思われるだけよ。
初対面でこう言うのもなんやけど、私あなたみたいな人、嫌いだし、これからも関わりたくないなぁ。過去がどんなやったか私は知らんけど、私は今の○○くんが好きで結婚したと。私の好きな人のこと、悪く言わんでくれる?」

Gはしばらく口をぱくぱくさせてたけど、何も言わずに逃げるように去って行った。
その後は、何も話さず、手を繋いで帰った。家に帰り着いて、子どもみたいに泣いてしまったんだけど、嫁は何も言わずただ頭を撫でてくれた。つらかった過去とか全部、洗い流してもらった気がする。まだまだ情けない旦那だけど、生涯嫁さんを守ってこうと決めたよ。絶対に今よりもっともっと一緒に幸せにしてやる。
自己語り長くてすまん。

---END---
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