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(原文:孝)
私は小さな会社で事務をしています。
会社に時々配達に来る男性のことが気になっています。
最初は秋で、肌寒くなってきたのに半袖を着ていたのを見て、“いつも急いでいて寒いなんて思っていられないのかな?”と思っていました。
それが冬になって、コートやダウンを着る季節になっても、まだ半袖だったのです。
最初のきっかけは、“不憫に思ったから”と言ってもいいです。
「寒くないですか?」
「ええ、寒くないですよ」
配達の男性は初冬なのに、まだ薄っすらと日焼けした肌で私に事務的に答えました。
配達の男性は中年で、身長は私と同じくらい、体型はがっちり、頭は帽子を被っていたので分かりませんがロン毛ではなさそうです。
ちょっと考えた様子で配達の男性は言葉を続けました。
「ああ、半袖だからですか?」
「もう12月ですけど寒くないかなって。すみません、変なこと言って」
「体を動かしてると、すっかり寒さを忘れてしまって」
男性は照れ隠しに帽子を頭から外して、気になっていた髪型は頭頂部が薄い感じの短髪でした。
それ以来、事務所に私しかいない時は配達の男性とちょっとおしゃべりをするようになりました。
毎日、自宅と仕事場の往復で、職場には若い男性や上司のおじさんもいますが、私とは業務連絡で話をするくらいでした。
私は父を早くに亡くしたので、母と2人暮らし。
母はスナックで夜働いているので、私とはほとんど顔を合わせることがありませんでした。
ある日、配達の男性(孝さん)は片手に小さな紙袋を持ってきました。
荷物がないのを確認してから、私にその紙袋を手渡しました。
「え、何ですか?」
「開けてみて」
私は小さな紙袋から小さな箱を取り出しました。
小さな箱はどう見ても宝石が入っているような頑丈な物で、その箱を開けると、想像通り宝石のケースが出てきました。
もう一度、本当に開けていいのかと目で聞くと、孝さんは力強く首を縦に振りました。
ケースを開くと、小さい粒ではありましたが、ダイヤモンドの指輪が埋め込まれていました。
私はビックリしていると孝さんが言いました。
「時々この会社に来て、あなたと話をしているととても楽しかったです。話しているうちに、あなたとずっといたいと思いました。正直、私はいい年をしてこれまで女性と付き合ったことがありません。結婚を前提に私と付き合ってください」
まさか結婚指輪を貰うことになるとは。
私はこれまで男性とは何人かとお付き合いしたことがあります。
プロポーズされたことも何度かありましたが、この人だという確信を得ることができず、別れてしまいました。
みんなイケメンだし、私の好みのタイプでした。
でも私は分かりました。
結婚って好みのタイプよりも、ずっと一緒にいたい人だって。
ハゲかかっていようが、イケメンではなかろうが、話していて楽しい人ならなんとか人生やっていける気がします。
いつもの私なら「少し考えさせてください」と答えをズルズル引き延ばしていたことでしょうが、すぐに返事をしていました。
「こんな私ですが、よろしくお願いします」
そう言って頭を下げていました。
私たちはその場でメールアドレスの交換をして、その日は別れました。
何度もメールをやり取りして、お休みの日にデートをすることにしました。
頂いたダイヤモンドを薬指につけて。
小さくてもダイヤモンドは私の指で光り輝いていました。
孝さんが「海を見に行こう」と車で迎えに来ました。
顔に似合わず車はスポーツカーでした。
私は驚いて、つい「ローンですか?」って聞いてしまいました。
「親戚で自己破産した人がいるからローンとか嫌いで。だから現金です」
私は車が好きなのでそれなりに値段は分かりますが、国産車が2台は買える値段です。
(ダイヤモンドといい、スポーツカーといい、孝さんはもしかしたらお金持ちの人なのかもしれない・・・)
そう思うようになっていました。
住まいを尋ねると都内の高級住宅街でした。
でも親と同居しているから、結婚を機に独立したいと言いました。
私は玉の輿に乗ったのかもしれないと思いましたが、これ以上の詮索をするのはやめようと思いました。
『打算は失敗の元』って誰かが言ってましたから。
車は海沿いの道を走り、しばらくすると車は止まりました。
別荘が立ち並ぶ一角の敷地内で車を降りると、孝さんは「遠慮しないで入ってください」と言って、高そうな別荘の中に入りました。
慌てて後に続くと、高台に建っているそのお宅は、やはり孝さんのお父様の別荘でした。
家の中はどこを見ても素敵で、私はクラクラしてしまいました。
リビングからは海が一望できて、1枚の絵を切り取ったかのようでした。
孝さんはどこからかシャンパンと華奢なグラスを持ってきて、私に注いでくれました。
私は今まで味わったことのないセレブの風に当たりっぱなしで、もうどうしていいのか分かりませんでした。
乾杯をしてシャンパンを一口飲むと、今まで飲んでいた『シャンパン』と称した物が嘘のように、飲みやすくて美味しいものでした。
私はフカフカのソファに座り、シャンパンを飲み、いつの間にか眠っていました。
気が付くと一糸まとわぬ裸で、体が全然言うことを聞かない状態でした。
薄っすらとした意識の中、たぶんウォーターベッドみたいな物に寝かされていて、視線を足元にやると孝さんが私の大事な所に顔を埋めています。
(えっ、私の体どうなったの?そんなに飲み過ぎたの?)
記憶がなくなるほど飲んだ記憶もないのに、また意識が薄れていきました。
気が付くと、今度はどう考えても男性のモノが私の中を貫いている、そんな感覚で目が覚めました。
(私の中にいるのは誰?!)
もちろん孝さんのはずですが、何も分からないままこんなことになるなんて。
私は感じたことのない神経が研ぎ澄まされた状態で、いつもの何倍もの気持ち良さに包まれていました。
男性のおチンチンが私の中で何度も出し入れされると、私は体の中が解放されたような状態になり、すぐに果ててしまいました。
ガクガクっと体が震えて、崩れ落ちました。
孝さんはいつもの孝さんではなく、めちゃくちゃカッコいい男性に見えました。
イケメンで私の好みの男性が私に、「フェラしてくれよ」と言いました。
私は喜んでおチンチンをフェラしました。
大きなおチンチンをパックリ咥え、喉の奥の方まで入れると、すぐに咽てしまいました。
でも咽た後に私の顎をクイッと上げて私の涎だらけの口にキスをしてきました。
どう見ても孝さんではないイケメンが、イラマチオを要求したのです。
シックスナインの状態でクリトリスを吸われると、体がビリビリと痺れて、また果ててしまいました。
何度も繰り返す気持ち良さに私は疲れることなく、今度は四つん這いになり、後ろからおチンチンをアソコに入れられました。
少し入れられただけで、また果ててしまいました。
「私に何をしたの?」
口から出る言葉は、そのようには聞き取れませんでした。
でもイケメンがニヤリと笑って言いました。
「知りたい?媚薬だよ。まさかこんなに効くとは思わなかったよ。おかげで僕も楽しいよ」
何度も何度もいやらしいことが続きました。
媚薬を飲むと体の感覚や視覚までもがいつもと違う状態になることを知りました。
疲れることもなく、ずっと私はおもちゃにされ続けました。
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