恋愛・ラブロマンス［男性の告白］

何だか時には純愛気分な文を書きたくなりました。

エッチな要素はありませんが。

それは数年前に妻との3人だけの披露宴（？）でした。
パーティーにもならないくらい質素なものでした。

お互いに年齢高く、身寄りがなくて、なおかつ初婚・・・何たる運命…を感じさせられた出会いからでした。
海外で新婚旅行と挙式をあげて、披露宴は行きつけのスナックでママと3人でした。

定休日に行いました。
ママからのサプライズとBGMが流れ、僕たち夫婦はダンスをしました。

ママが「僕たちのキスシーンを撮ってあげるわ」言って、唇同士を重ねるキスをしました。
当時、61歳の妻、48歳の僕でした。

出来上がった写真を見てママも僕たちも良く撮れてる、熱いわね！！でもいやらしくも見える」とも言ってくれました。

ママの付けたサブテーマ的文言は「お二人のお熱いキッスシーン」「愛し合う二人」「誓いのキッス」と題して額に入れてプレゼントしてくれました。
いまだに寝室には飾ってあります。

数年たっても見るたびに「男と女だなぁ」と実感します。

こじんまりした飲み会に過ぎなかった披露宴、ママが涙してました。
スナック・・・そこはママを中心としてひとつの家族的おもてなしサービス。

ガールズバーやキャバクラ、バーラウンジとはまた違った趣のある時空間でした。