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沙織は、今まで感じていたのとは、全く異質な快感を感じていた。
ご主人様・大西から、恋人・木下耕平とのセックスの許可を得た時は、正直複雑な心境だったのだ…
耕平の事は好きだ。
それは沙織の中では全くブレていない。
だが今夜、大西とのセックスを体験し…新井とのセックスを体験し…
その物凄い快感に、愛する耕平とのセックスに興味を持てなくなっていたからだ。
しかし、大西達が意図したのは、全く違う事だった。
沙織にペニスバンドを装着させ、それで耕平のアナルを犯させようと言うものだった。
最初は拒否しようとした。
だが、拒否できないのも理解していた。
沙織は大西の従順な奴隷なのだ。
あのペニスから与えられる快感を失ってしまうのは、最愛の耕平との関係が破綻してしまう以上の恐怖だった。
それに…耕平には悦んでもらえそうな気がしていた。
沙織は、耕平が、淫乱マゾ奴隷と呼ばれる自分の上を行くマゾヒストであることを知ってしまった。
目の前で、恋人である自分が、他の男に凌辱されるのを見て、泣きながら興奮している姿には驚いた。
耕平にとっても、屈辱、恥辱、苦痛、負の感情は全てが快感に変わり得るのだと、同じマゾとして認識した。
結局、その恥ずかしい性具を装着させられてしまった。
耕平がどんな反応をするか興味もあったのだ。
案の定、耕平は沙織が装着した作り物のペニスに、抵抗せずにむしゃぶりついてきた。
その表情は、恍惚としている。
沙織は、擬似ペニスを装着させられた時、その自分の股間からそびえる男根を模した黒い棒を見て、恥ずかしいと思うと同時に、少し誇らしく思った。
そっと撫でてみた。
ジュン…
神経が通っている筈もない作り物のペニスだったが、沙織は身体の芯が疼くのを感じた。
そして今、こうして耕平に、その擬似ペニスを口淫奉仕され、言い様のない高揚感に見舞われていた。
ペニスを舐める耕平の顔は、淫らだった。
“私もこんなにやらしい顔をして、チンボしゃぶってるのかな…”
沙織は、そう思うと、更にヴァギナが潤うのを意識した。
ジュポッ…ジュポッ…ジュポッ…
耕平は一心不乱に、沙織のペニスを吸い上げた。
力強く吸われると、ペニスバンドの股の部分が、沙織の割れ目に食い込み、クリトリスを刺激し、快感を与えていた。
「んふぅ…んふぅ…」
ジュポッ…ジュポッ…
「ンん…ぁん…」
スタジオには、ペニスを吸い上げる音と、頬張る耕平の鼻息、それから沙織の快感の吐息が響いていた。
大西、新井の見下す様な視線が、沙織の羞恥心を助長させていた。
新井はビデオカメラを回していた。
“撮られてる”
意識すると乳首が固くなる。
おそらく耕平も、その異常極まりない状況に興奮している。
“私達カップルって変態なんだ…”
沙織はそう痛感していた。
“変態”…使い古された言葉だが、自分がそれにカテゴライズされると思うと、身震いする程の興奮だった。
千枝が、いつの間にかソファにふんぞり返った大西の足下に跪き、その長大な肉棒をペロペロ舐め始めた。
うっとりした表情で、ついさっきまで沙織の子宮を突いていた大西のペニスをしゃぶっている。
それを見た沙織は、言い様の無い嫉妬心に襲われた。
“そのチンボ、今夜は私専用じゃなかったの!?”
その様な感情は、沙織にとって感じた事のないモノだった。
沙織はそう思いながら、ふと、自分を見つめながら、擬似ペニスを甲斐甲斐しく愛撫する耕平と目が合った。
何故だか耕平の頭に手が伸びた。
耕平が怯えたような目をして、ペニスを含んだまま首を左右に小さく振る。
だが、沙織は、そのままゆっくりと腰を前に突き出してみた…
「グゥォォ…」
耕平の嗚咽に合わせる様に、黒い作り物の男根をゆっくり喉奥に突き立ててみた。
股の部分がクリトリスに擦れて気持ちがいい。
耕平が目に涙を一杯溜めている。
沙織はゾクゾクした。
目一杯根本まで喉奥に送り込む。
耕平は力無く暴れる。
悦んでいる…
沙織はそう確信した。
そして耕平に根本までペニスを飲み込ませたまま、腰をゆすってみる。
耕平は、沙織の腿に手を突っ張らせて拒絶し始める。
沙織はその様子に、愉悦を感じ、更に激しく腰を揺らした。
「ん゛ ―――――!!
ん゛―――――!!」
遂に耕平は、力一杯沙織を突き飛ばした。
沙織はよろめいて後ずさる。
耕平は、口から大量の粘っこい液体を垂らしながら、恨めしそうに沙織を見上げた。
そこでやっと沙織は、我に返った。
「あっ… ゴメン…」
素直に謝った。
「キミ達は、本当に素晴らしいカップルですねぇ」
大西が不意に声を掛けた。
ニヤニヤしながらこちらを見ている。
「ほら、沙織…
フェラチオはもうイイでしょう
コウ君、次の段階に進むのをお待ちかねですよ」
意味ありげに顎をしゃくり何かを指した。
沙織は、その先に目を向けた。
そこには、恥ずかしげもなく勃起した、耕平の貧相なペニスが震えていた。
やはり耕平は悦んでいたのだ。
沙織は、少し嬉しくなった。
だが当の耕平の表情は、怯えた表情に変わっていた。
これからの行為を……期待しているのだ。
沙織は、耕平の唾液でヌルヌルになった自分のペニスを一度だけシゴいてみた。
ニュルンッ
“上手く挿入るかも…”
そんな確信めいた予感がした。
---続く---