禁断と背徳の体験告白
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連載作品(体験告白)

再びの妻[第10話]|人妻・不倫・浮気

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再びの妻[第10話]

読了目安 1分59秒

[作品No 10] 2024/ 9/ 2(Mon)
山下常務は私の方を向いてびっくりされた様な顔をしていました。

『どうして、こんな現場に中国語を話せる女性が居るんだ?』

そんな顔をしていました。

その後、2時間程、中国の3人の方、劉さん、商さん、洪さんと山下常務、
営業さんと技術的なお話、商談の通訳を務めます。

「江村さんと言ったかな、今日は有難う。助かった、君が居なければ、この商談もどうなっていたか解らなかった」

江村は私の旧姓です。

「いいえ、私は只、通訳のお手伝いをしただけです」
「申し訳ないが、今夜の会食に付き合ってくれないか?何しろ言葉が解らない」
「お断り出来そうもありませんね、解りました。ご一緒致します。只場所はどちらですか?」
「赤坂だが、君の住まいは?」
「この近くです。赤坂は少し辛いですわ」

結局、私の我侭を聞いて頂き、この近辺のターミナル駅の近くのステーキハウスをご紹介しました。この町で一番のお店だと聞いていました。

「常務さん、このステーキハウスでいいですか?」
「解った、君に任せよう」

会食が終わり、劉さんが山下常務に話します。

「山下さん、貴方も人が悪い。こんなサプライズを用意しているなんて、貴方は本当に商売人だ。美人の通訳に旨い飯、これでは取引を増やさざるを得ない」

さすがにこの言葉は通訳し辛かったのですが、日常会話は山下常務もお解りになった様です。

「いや、これはハプニングです」
「こんなハプニングならいつでもOKです。日本へ来る回数を増やしたくなった」

山下常務は、営業さんと一緒に劉さん達を東京までお送りし、そのままお帰りになりました。

「江村さん、今日は本当に助かった。江村さんのお陰だ。このお礼はさせて頂く」

山下常務はこの当時50才、浅黒く引き締まった顔に微笑みを浮べて言って下さいました。

---続く---
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