禁断と背徳の体験告白
前の画面 総合トップ 閲覧履歴
連載作品(体験告白)

変身[第40話]|人妻・不倫・浮気

お気に入りお気に入り登録済み

←前の作品  目次  次の作品→
    文字サイズ---
  • LL
  • L
  • M
変身[第40話]

読了目安 4分12秒

[作品No 40] 2022/12/11(Sun)
12月4日から5日にかけての旅行はいわば妻の「卒業試験」だったようです。春日に開発され女として完全に自信を持った妻は、そのお礼としてさらに12月24日に、全身にリボンをかけた自分を春日に捧げます。
それで2人の関係は終わったようで、その後のメールのやり取りは一切ありません。
メールを全部読んだ私は、複雑な気持ちになって考え込んでいました。
メールを見る限り、妻は春日に対する愛情はないようです。私についての惚気のような表現はありますが、春日への愛情表現はありません。春日も妻に対してはメールの上では生徒に対する先生のようでした。
私は、妻の自分に対する愛が失われていない、少なくとも私よりも春日を愛した訳ではないということを知って安堵していることに気づきました。そう、私はまだ本音では妻を失いたくはなかったのです。

ですが、どうしても納得出来ないことがあります。それは妻と春日のメールでのやり取りと、実際にビデオや写真で撮られた2人の姿のギャップです。ビデオや写真での2人の姿は、私には愛し合っているように見えました。メールでのやり取りがいかにそうではないと言っていても、簡単には信じられません。
私は翌日、会社には医者に立ち寄ると連絡して春日に会うことにしました。
今回は会社の近くの喫茶店は避け、駅の近くの公園に春日を呼び出しました。朝の公園は人も少なく、周囲に話を聞かれる心配がありません。
春日はほぼ時間どおりに、中年太りの身体を揺すりながらやって来ました。

「どうも、わざわざ近くまで来ていただいて申し訳ありません。本来なら私の方が出向かなければならないところですのに」

春日は深々と頭を下げます。あくまで低姿勢です。

「いえ、会社に行く途中ですから」

私はうなずき、本題に入ります。

「メールは全部読ませていただきました」
「そうですか」
「確かにあそこからは、妻はあなたに対する気持ちはないようだし、あなたも同様だと読める」
「はい」
「春日さん」

私は春日の目を真正面から見据えました。

「あなたは、本当に妻を愛していなかったのですか?」
「えっ」

春日の目にわずかな動揺が走りました。

「ですから……それは」
「本当のことを言ってください」
「……」

私の追求に春日はうつむきました。

「……愛していました」

春日は小さな声で答えました。

「私は結婚に失敗して以来、色んな女をとっかえひっかえして遊んで来たのは本当です。出来るだけきれいに遊んで来たつもりですし、人妻に手を出して修羅場になったこともありますが、きちんと慰謝料を払ってなんとかおさめて来ました。前にも話しましたがこれは私の性癖のようなもので、治らないと思っていました」
「旦那との性生活に悩んでいる何人かの人妻の相談にのって、実地指導付きのセックスカウンセリングまがいのことをやったのも事実です。私としては人助けをしているような気分になっていました。そんな人妻の中に奥さんの友人がいて、始めはその人経由で奥さんの相談を受けました」

小夜子さんのことだろうか、と私はふと考えました。

「だから奥さんとの関係も、最初はそれまでの人妻たちと全く変わることはなかったです。ただ、何度かメールをやり取りしているうちに、奥さんが他の人妻と全然違うことが分かりました」
「他の人妻は旦那とのセックスの問題を解決すると言いながら、実際は私とのセックスについても興味津々でした。旦那も遊んでいるのだから、私もこの機会に楽しんで見たいという気持ちが見え見えでした。ですが、奥さんについては全くそういうことがなく、私からそういった話題を振ってものってくることはありませんでした」

確かにメールでの妻の対応はそうでした。

「しかし、妻は私も風俗で遊んでいるのだからお互い様だといっていたぞ」
「それは私が言っていたことをそのまま言っているだけで、本心ではないと思います。奥さんはご主人が風俗にはまることそのものが自分のせいだといって、深く悩んでいました」

---続く---
スポンサー広告