禁断と背徳の体験告白
前の画面 総合トップ 閲覧履歴
連載作品(体験告白)

変身[第4話]|人妻・不倫・浮気

お気に入りお気に入り登録済み

←前の作品  目次  次の作品→
    文字サイズ---
  • LL
  • L
  • M
変身[第4話]

読了目安 3分09秒

[作品No 4] 2022/12/ 4(Sun)
「紀美子に限ってそんなことは……」

自分が風俗に通っていながらそういう風に考えるのはどうかと思いますが、私は紀美子が自分以外の男と関係を持つなどということは考えたこともありませんでした。

妻はその地方ではお嬢さんが行くといわれている短大を卒業した後、大手の地方銀行で窓口業務をしていました。どちらかというとおっとりしたタイプの妻はお年寄りの客に受けがよく、成績もそれなりに良かったようです。その手の仕事には良くある話ですが「息子の嫁に」といわれた事も一度や二度ではないということでした。

私と見合いしたのが就職後3年目の春、その年の秋には私たちは結婚していました。

ウェディングドレスに身を包んだ妻は本当に美しく、見合いで結婚するということに私が感じていた少しばかりの鬱屈を吹き飛ばすほどでした。その後新婚旅行で先に述べたようなささやかなトラブルはありましたが、夫婦生活は円満そのものだと思っていました。

今回の出来事がきっかけで私は現在の妻の生活について振り返ってみました。

2人の息子を中高一貫の私立、しかも同じ学校に行かせていますので、教育費の負担は我が家にとって相当なものです。しかしながら幸い私の収入は人並み以上であり、妻も下の子が手がかからなくなってからは、以前勤めていた銀行の本店へパートに出ていますのでなんとか暮らしていけます。

現在のマンションでの生活も10年以上になり、妻の生活圏はマンションでの子育て仲間、パート先、学校での付き合いと意外に拡がっており、会社と自宅を往復するだけの私よりはむしろ交友関係は広いようです。

妻のことを美人だと、何度も惚気るようなことを書いて気が引けるのですが、普段の妻は化粧ッ気もほとんどなく、自分の服もあまり欲しがらず普段着のようなものばかり着ていますので、どちらかといえば地味な印象です。顔立ちはバレーボールの菅山かおる選手(年齢はだいぶ違いますが)の目元をはっきりさせたような感じです。

しかし身長もあり(165センチ)、きちんと化粧をしてそれなりの格好をして出かけると見栄えがします。40歳を過ぎた妻ですが、一緒に歩くのが誇らしくなるほどです。

そういうこともあって、私は妻にたびたび新しい服を買ってやろうかと提案していたのですが、妻は息子の教育費のことが気になるのか「もったいないから私はいい」と、首を縦に振りませんでした。

しかしここ半年ほどでしょうか、妻と外出するときに、私が見たこともない派手なブラウスやワンピースを着ていることが何度かありました。

「それ、いつ買ったの?」
「この間……バーゲンで安くなっていたからお小遣いで買っちゃった。ごめんなさい」
「いや……よく似合っているよ」

今まで私がこういった服を着て欲しいと思っていたものを妻が自分で購入し、着てくれていることを単純に喜んでいたのですが、ある時妻が、こどもが生まれてからは絶対にといってよいほどはかなかったミニスカート(といっても、膝が見える程度ですが)をはいてきたのにはさすがに驚きました。

---続く---
スポンサー広告