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そんなある7月下旬のことです。
その日は平日の水曜日でしたが、世間の子供達は夏休みに入っていました。
息子は地元の少年サッカーチームに入団していたため、午後から練習で家を出ていました。
当然、夫は仕事で朝からおらず、自宅には私1人が残っていました。
私は普段、近所にある小さな飲食店で働いているのですが、水曜日は定休日で休みになっていたからです。
午後、家事をひと通り終えて一息つこうとしていた時、突然玄関のチャイムが鳴りました。
誰が来たのかと、特に気を払うことなく玄関へ出た私は我が目を疑いました。
訪問者は、あのショウ君だったのです。
あの日以来、一切連絡も姿も見せなかったショウ君が目の前に立っていたことに、私は驚きと喜びを同時に抱かずにいられませんでした。
動揺する気持ちを必死に抑え、私はショウ君に尋ねました。
「あら、ショウ君どうしたの?」
あえて素知らぬ風に私はショウ君に問いました。
「あの・・・その・・・」
普段は人懐っこく陽気な性格の男の子なのですが、この時のショウ君は恥ずかしそうにモジモジするばかりで、訪問の理由は全くハッキリしませんでした。
しかしそんなショウ君の態度こそ、わざわざ1人で家へとやって来た彼の意図が何であるのかを私に確信させるものとなりました。
それにショウ君も息子と共に少年サッカーチームに所属しており、本来なら今頃は練習に参加してグラウンドを元気に駆けているはずでした。
それがこうして今、私1人しかいない家へとやって来たのです。
あんな事をしてすっかり嫌われてしまったのではないかと不安に苛まれていた日々から一転、目の前で恥ずかしそうに立っているショウ君を見ながら、私は思わずほくそ笑みそうになってしまいました。
「今日はサッカーの練習じゃないの?あの子はもうとっくに行ったけど?」
それでも私は、あくまでも友人の母親としての姿と姿勢でショウ君に問いました。
そんな私のとぼけた態度に、ますますショウ君は困ったといった様子になっていきました。
「おばさん・・・今日、俺、練習休んだんだ・・・」
まるで悪戯を問いただされる子供のように、ショウ君は伏目がちに小さな声で答えてきました。
「どうして?」
「・・・」
私の淡々とした態度に、ショウ君はすっかり参ってしまったようで、俯いて黙り込み、ギュッと唇を噛み締めていました。
ショウ君にしてみれば、この上なく気まずい空気の時間の中に晒されていたことでしょう。
それでもなお健気に私の前に立ち続けるショウ君の姿がたまりませんでした。
さすがにこれ以上は可哀想だったので、私はショウ君をリビングに通しました。
リビングへショウ君を通し、私は彼をソファーに座らせました。
そんな私に対しショウ君は、「今日も暑いよね、ホント夏はだるいよ」とか何気ない話をしてくるのですが、実際は緊張でガチガチになって落ち着かないでいる様子が丸分かりでした。
子供らしい下手な強がりに思わず吹き出しそうになったのですが、それでもなお必死に虚勢を張ろうとしているショウ君が、私にはとても可愛く見えてなりませんでした。
私はそんなショウ君にお茶を出し、彼の横へ座りました。
私が真横に座ると、ショウ君はますます緊張の度合いを強めていくのが分かりました。
「で、わざわざ練習を休んで、どうして家に来たのかな?」
「だって、おばさんが・・・」
「私が何?」
「またああいうことをして欲しかったらいつでもしてくれるって・・・」
「何をして欲しいの?」
「ふざけないでよ、あの日のことだってば!」
いつまでも私がとぼけていたため、さすがにショウ君も耐えきれなくなったとばかりに顔を真っ赤にさせて叫んできました。
「フフ、ショウ君、またああいうことして欲しいんだ?」
ついに私もショウ君に核心を問いました。
ショウ君は黙って頷きました。
私という存在よりも、単に私から教えられた性的な快楽をショウ君は忘れられず、再び求めて来ただけかもしれませんでした。
それでもショウ君がまたそのために私に会いに来てくれたのだと思うと、これ以上冷静さを装い続けることはさすがに限界でした。
その愛らしい存在を目の前にし、私もいよいよ興奮の昂ぶりが抑えられなくなっていたのです。
隣へ座るショウ君へ、私はさらに身を寄せました。
意図的にショウ君の肩の辺りへ胸が軽く触れるように迫ったのです。
いよいよショウ君は声すら発せられないといった様子で、顔を深く俯け、硬直してしまいました。
私はそんなショウ君の下半身へ視線を下ろしてみました。
するとすでにショウ君のズボンの股間部分は、布地を大きく盛り上がらせていたのです。
誰が見てもショウ君の状況が明らかでした。
私はあのときのようにショウ君へ手を伸ばし、その股間へと手を置きました。
案の定、すっかりカチンコチンになっていたその感触と熱を感じながら、私は撫で擦るように手を動かしていきました。
「ああ・・・」
ビクッと身体を震わせ、ショウ君はか細い声を漏らしてきました。
そして元気よく、ビクンビクンとペニスがズボンの中で跳ねているのが分かりました。
あの時、私からされていることの訳が分からず、ただただ恥ずかしさに耐えるだけだったショウ君でしたが、今やすっかり大人の快楽を知りその虜となったとばかりに恍惚の表情を浮かべ、私に身を委ねていました。
それどころか、私からの刺激が物足りないとばかりに、自ら積極的に腰を捩じらせ、私の手へと股間を擦り付けてくるのでした。
「ショウ君、あの日からはこうやって自分でここを触ったりして遊んでるんじゃない?」
私は何気なしにショウ君にそう尋ねてみました。
するとショウ君は露骨に戸惑った様子になりました。
その動揺が、むしろ答えを言っているのと同じでした。
「してるんだ?」
観念したとばかりにショウ君は頷きました。
「そっかぁ。どうやってしてるのか、おばさんに見せて欲しいな」
「やだよ、そんなの!」
何気なく言っただけのつもりでしたが、ショウ君は過剰に拒絶を示してきました。
それどころか、すっかり涙ぐんでしまったのです。
そんなショウ君の予想外な反応に私も驚きました。
「どうしたの、ショウ君?」
訳を聞き、私は繊細な年頃であるショウ君の苦悩を思い知らされ、そして、その原因が私であるのだということに少なからず罪悪感を覚えずにいられませんでした。
---続く---