禁断と背徳の体験告白
前の画面 総合トップ 閲覧履歴
連載作品(体験告白)

戦い[第5話]|寝取り・寝取られ

お気に入りお気に入り登録済み

←前の作品  目次  次の作品→
    文字サイズ---
  • LL
  • L
  • M
戦い[第5話]

読了目安 6分19秒

[作品No 5] 2022/ 8/10(Wed)
4月22日(火)
この日も会社から帰ると妻に質問責めでした。
「あいつと何回会った?会う度にしていたのか?」
「・・・・・・20回以上は・・・・・でも、毎回ラブホテルに行っていた訳ではありません。ホテルに行っても悩みを聞いてあげたりするだけで、関係を持つ事はほとんど無かったです。」
「朝帰りの時も?違うだろ。」
「・・・・・・・はい・・・・・・その時はセックスもしました。でも、彼はすぐに出してしまって、30分程度の行為です。勿論私は達する事もありません。いい訳にはならないけれど本当です。ごめんなさい。許してください。」
「歳が可也上だと言っても、若い男が女と一晩一緒にいてそれで済むのか?言ってみろ。」
「・・・・・本当です。あとはほとんど話をしていて・・・・・ただ眠る時は、彼が安心出来るからと言うので、抱き締めてあげて寝た事もありましたが、それも裸ではありません。私も彼も下着を着けて、浴衣も着ていました。」
「本当か?SMの部屋で?信用出来ないな。」
「ごめんなさい。本当です。あの日はあの部屋しか開いて無くて・・・・・・・入ってみて、彼も私も驚きました。・・・・・・・・私は彼の事を息子のように思って・・・・・彼には恋愛感情などありません。それだけは信じて下さい。もう二度と会いません。許して下さい。」
妻を許した訳ではありませんが、彼で達しなかった事やほとんどセックスもしていない事、また恋愛感情も無かったと聞いて、何故かほっとしている自分に気付きました。
まだ妻を愛していて離婚は考えられなかった上に、今の話を聞いて怒りも少し収まり、心の中ではこの時点で、許さなければ仕方ないと思いました。
「最後に聞くが、美鈴はこれから、俺との関係をどうするつもりだ?」
「もう二度と裏切りません。都合のいい考えだけれど、このまま夫婦でいたいです。一生を掛けて償わせて下さい。怨まれたままでもいいから、夫婦でいたいです。お願いします。」
「俺は一生この事を忘れないだろう。度々思い出して、色々な仕打ちもするだろう。それでもいいのか?」
「どんな事をされても、私が悪いのだから喜んで罰を受けます。どんな事をされても、どんなに怨まれてもいいから、お願いします。お願いします。」
妻を許す事にしても、彼に対する怒りは妻の比では無いので、後は相手との決着をどう付けるかという事で頭がいっぱいです。

4月26日(土)
今日の午後、彼と話し合うために妻と朝早く赴任先を発ち、午前中に家に着きました。
妻を家に残して、私1人で彼の家に行くつもりでしたが、彼から電話があって、謝罪に来たいと言いました。
私は彼が言うように、謝罪する方が来るのが礼儀だと思い、提案を受け入れました。
午後1時位に彼はやって来ましたが、私が上がるように言っても、土間で土下座をしたまま顔も上げません。
どうにか部屋に通しても、妻とは目を合わせる事も無く、また土下座をして謝罪の言葉を繰り返しています。
妻も彼と目を合わせる事も無いのですが、時々心配そうな目で、彼の方を見る事はありました。
私は彼が少しでも逆らったり、逆切れしたりした時は学校へも行き、徹底的にやるつもりでしたが、私がどんなに罵声を浴びせても、その度に謝罪する子供と同じような歳の彼を見ていて、彼の事も許さなければ仕方が無いのかと思い始めていました。
「お金で済む問題とは思っていませんが、ここに百万預かってきました。もう二度と連絡もとりません。会う事もしません。約束しますのでどうか今回の事はこれで許して下さい。お願いします。誓約書も書きます。お願いします。」
「預かってきた?」
「いいえ、違います。緊張していて言い間違いました。すみません。」
教師になって1、2年で百万は、楽な金額では無いと思い、誠実さも少し分かって、彼もまた、許さなければ仕方ないと思いました。

4月27日(日)
許したと言っても、やはり妻と彼の事が気になり、今日も朝から質問ばかりしていました。
「どうして俺とはキスすら拒んだ?」
「ごめんなさい。どんな理由があっても私の身体は汚れてしまいました。こんな身体では申し訳なくて。あなたに悪くて・・・・・それで・・・・・・。」
妻は質問する度に泣いて謝りましたが、気になる事は全て聞いて、早く忘れるように努力しようと思います。

4月29日(火)
今日は祭日なので、赴任先のマンションに1人でいます。妻を連れて来たかったのですが、勤めを続けさせる事にしました。
仕事を続けさせる事は、経済的な理由も有りましたが、妻の精神的な事も考えて、今までの生活に戻るのが1番良いと判断したからです。
あの時は興奮して、子供達に全て話すと言いましたが、それをしてしまっては妻の居場所が無くなり、本当に死んでしまい兼ねないので、本心では有りません。
昼ごろ電話をしましたが、妻は出なかったので携帯に電話すると、そこは浮気していた時に電話から聞こえていたのと同じで、静かでBGMが聞こえています。
「今何処にいる?また会っているのじゃ無いだろうな。」
「違います。連絡したとおり今日は仕事です。今昼休みで近くの喫茶店にみんなで来ています。本当です。信じてください。信用出来ないのなら、今課長と代わります。」
「いや。そこまではいい。」
自分が休みだったので、妻が出勤なのを忘れていました。それでも念の為に彼から聞いておいた携帯に電話すると、今日は子供達の部活を看ていると言われ、確かに子供達の声も聞こえていました。
妻を1人残してきても、妻の様子とあの男の態度を見る限り、接触を持つ事は無いと信じている積もりでしたが、まだ日が浅いせいか完全には信用出来ないでいます。

5月5日(月)
今年のゴールデンウイークは、カレンダーどおりの休みしか無かったので、いま赴任先のマンションに戻ってきました。
2日の夜には娘と息子も帰ってきて、久し振りに親子4人が揃い、妻の一件も忘れて楽しい時をすごし、今朝、娘と息子は戻って行ったので昼間から妻を誘うと、妻は泣き出しそうな顔で頷きましたが、そのような妻を見て、結局私がその気になりませんでした。
妻に対して嫌悪感のような物があり、妻を抱ける日が来るのかと少し不安です。

---続く---
スポンサー広告