禁断と背徳の体験告白
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連載作品(体験告白)

気持ちの置場に[第20話]|人妻・不倫・浮気

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気持ちの置場に[第20話]

読了目安 1分53秒

[作品No 20] 2022/ 2/14(Mon)
暗く静まりかえっている家の中、子供の部屋の前に立ちそっと扉を開けると、いつもと変わらず子供はベッドで眠っていました。
眠っている子供のオデコに手を当てるとうっすらと汗ばんでいたので、ポケットからハンカチを出しましたが、よごれたハンカチで子供の顔を拭いたらこの子に怒られちゃうな、と思いなおして、机の上のティッシュを取ってそっと汗を拭ってあげました。

子供のそばに立ちすくみ、チカラのないため息が自然と漏れました。

『パパ、どうしたらいいんだろうね』涙をこらえて子供の部屋を出ました。

リビングに入って照明を点けるとテーブルの上に食事が置かれているのが目にとまりました。
今までであれば、私が帰ってきてから食事が作られたり、温めなおしたりしてくれてました。

寝室の扉をあけると、妻が寝ていました。
私はためらうことなくその妻を起こしました。

気だるそうに起きた妻の顔は、不機嫌をあらわにした態度でテーブルの椅子に座りました。
私はそういった態度も鼻につきましたが、いろいろ前置きをせずに、新垣たちとの関係について説明を求めました。
妻は、都合が悪くなるといつも口を閉ざしてしまうので私もくたびれるのですが、この時も妻が口を開くのをじっと待ちました。

テーブルの上に置かれた食事が虚しく私の視界に入ります。
じっと下を向いたままの妻に苛立ちがつのっていくばかりでした。

さすがに10分もたつと、私もこの変化のない沈黙に耐えられませんでした。

「説明しろと言ってるのに何を黙ってんだ」

落ち着いて話したつもりでしたが、怒りが込められていることがわかるような声色だったと思います。
妻はようやく返事をしました。

「・・・眠ってたのを急に起こされたから頭がまわってないのよ」

---続く---
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