禁断と背徳の体験告白
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連載作品(体験告白)

気持ちの置場に[第17話]|人妻・不倫・浮気

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気持ちの置場に[第17話]

読了目安 3分17秒

[作品No 17] 2022/ 2/14(Mon)
私は妻との修復が困難であることにようやく自分の中で整理がつきました。

私は気持ちが揺るがないうちにと、すぐに会社の人事部長に連絡をとりました。
本来ならそう簡単に合える相手ではありませんが、緊急ということで時間を取ってもらい事態を説明しました。

もちろん私の説明では、妻の居場所を確認するための携帯を設置したことは隠しましたが。

ひと通りコトを聞いた人事部長は、私にこう言いました。

「奥さんと別れたいのか、別れたくないのか。まずそれが一番大切だ」

「別れたくはありませんでした。でももうやり直しができません」
と答えました。

「別れることになっても仕方ないということだな。まずは事実を確認する。ちょっと待ってろ」
そう言って会議室を出ていきました。
するとすぐに、妻に車を借りてラブホに行ったことになっている○○ちゃんを連れて来ました。

○○ちゃんは、いきなり人事部長が来て何のことか分からないうちに連れてこられたのでしょうが、会議室で私の顔を見るとハッとしたような表情を見せました。

新垣の仲間うちのひとりで、○○ちゃんもラブホの駐車場の件では口裏をあわせているはずです。
それは人事部長も分かってのことです。
しかし、社内電話で呼び出して、あれこれ新垣や妻と連絡を取ると面倒なので直接呼びに行ったのでしょう。

人事部長は○○ちゃんを席に座らせるとすぐに切り出しました。

「確認したいことがあってね。あなた、この人(私のこと)の奥さんとは仲がいいようだけど、車を借りて運転したことある?」

人事部長は続けます。

「答えにくいだろうね。私にウソはつかないようにね。で、どうなの?」
「・ ・ ・ ありません」

借りたことはないということが何を意味するのか分かっていたので、○○ちゃんはためらいながら答えました。
しかし人事部長は、ここで止めませんでした。

「何か聞かれたら『借りたことにしておいて』と頼まれたことはあるよね。この人の奥さんに」
「・ ・ ・ はい」

「何で『借りたことにしておいて』と頼まれたのかその理由は分かる?」

○○ちゃんはここで言葉を発せなくなりました。
そこで人事部長は私に会議室を出て行くように指示しました。

それから30分後、私は人事部長に呼び戻されました。
人事部長は私に教えてくれました。

「あなたが言っている通り、○○ちゃんは車を借りてはいなかった。もし何かあった場合、車を借りていたことにして欲しいと頼まれていた。その理由は奥さんの不倫によるものだった。その相手については確かめないといけないので、確定しない限り、あなたに伝えることはできないが、しばらく待っていて欲しい」

○○ちゃんがまた戻って新垣たちに何か言うのではないかと気になりましたが、人事部長はそれはないと説明を付け加えてくれました。
もともと○○ちゃんはこのことを良く思っていなかったので、片棒担がされている事に嫌悪感も感じているということでした。

数日後のこと、次に人事部長が私を呼んだ時には、すべての事実が確認されていました。

---続く---
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