禁断と背徳の体験告白
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連載作品(官能小説)

侵略[第九章 忌まわしい記憶<B>]|寝取り・寝取られ

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侵略[第九章 忌まわしい記憶<B>]

読了目安 3分02秒

[作品No 9] 2024/ 4/ 1(Mon)
 母・涼子は子供の私から見ても美しいひとだった。
 色白のうりざね顔に黒目がちの切れ長な双眸。小ぶりながらも肉感的に盛り上がった唇。ほっそりとしたノーブルな風情に似合わず、誇らしげに張り出した胸のふくらみ。
「謙一郎君のお母さんって、女優さんみたいだね」
 友達の羨ましそうな声を聞くたび、誇らしくなったものだった。
 三十半ばの女ざかりを迎えて美貌に奥行きを加えた母と醜男の修造では、いかにも釣り合いが取れない。それでも、新聞配達のアルバイト代程度しか稼げない十四歳の私は言葉を呑むしかなかった。

 母と私の生活費は、修造によって賄われていた。その対価として母はその身体を提供し、奉仕に努める。それはまさに囲い物としての“お手当て”だった。
 修造は独身なのだから、正式に籍を入れることも可能だったはずだ。だが、その気配はなかった。
「あの謙介兄さんの奥さんだったひとと再婚するだなんて、畏れ多くてできないよ」
 殊勝な言葉。そこに誠意はなかった。修造はただ、高嶺の華だった美しき兄嫁の肉体を蹂躙し、私娼に貶めることで邪な満足感に酔いたかっただけなのだろう。

「謙一郎、今日は修造叔父さまがいらっしゃるの。だから……わかっているわね」
 六畳と三畳間だけのアパート。叔父がくる晩は二人の邪魔にならないよう、私は外へ出された。
「ああ。わかってるよ、母さん」
 転校したばかりで、泊まりに行けるほど親しい友人などいない。終夜営業のファミレスでぼんやりと朝を待つしかない私だった。
 一度、暇つぶしのための本を忘れ、取りに戻ったことがあった。大人の男と女が二人きりで何をするのか知らない歳ではなかったものの、それは深夜になってからのことだと思っていた。
「ひいっ……ああっ……」
 薄いドア越しにもれてくる生々しい声に、私の足は竦んでしまった。
「もっと……もっと虐めて……ああ……修造さま……」
 もはや何が行なわれているかは明確だ。だが、私は金縛りにあったように動けなかった。
「ふふふ……あの貞淑そのものだった義姉さんが、こんな好き者だったとはな」
「義姉さんだなんて……涼子と呼んでください……涼子と……ああ」
「涼子、ほら四つん這いになって、おま×こを見せろよ」
「……はい……どうぞご覧になって……涼子のいやらしいおま×こ……」
 あの理知的で誇り高い母とは思えぬ、淫猥で卑屈な嬌声。たまらない嫌悪を覚える一方で、私は激しく興奮していた。
(母さん……母さん……母さん……)
 ベニヤ板造りの扉が開いたのは、廊下でパンツに手を突っ込んだ私が、まさに射精しようとする瞬間だった。
「やっぱり、おまえか」
 全裸で仁王立ちする修造。股間では禍々しい巨根がぬらぬらと光を放っている。
「おふくろのセックスを盗み聞きしてマスかいてやがる。とんでもねえ変態野郎だぜ。ひゃははははは」
 張力を失った陰茎を握り締めたまま、私は屈辱に震えていた。

---続く---
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