禁断と背徳の体験告白
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連載作品(官能小説)

Booby Trap[第4話]|SM・調教・性奴隷

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Booby Trap[第4話]

読了目安 6分50秒

[作品No 4] 2023/12/ 6(Wed)
翌日の朝私が仕事に出かけるとき、何となく浮かない顔をしている妻に、「昨日から少し元気がないようだが、具合でも悪いのか?」
そう尋ねると、「えっ、いいえ別に・・気のせいよ、何ともないわ・・・」
今日の上川からの電話のことを考えていた恵美子は、少し驚いたように応えた。
「まあ、それならいいが・・・それじゃあ行って来る、それから、今日も遅くなるから。」
「行ってらっしゃい。」
私は、あくまで何も知らない振りをして家を出た。
私が出かけると、恵美子は電話の事が気になって家事もろくに手につかず、ただ言い訳を考えながら、そわそわと部屋の中を歩き回っていた。
とにかく上川の雰囲気は、今までの男達とはまるで違っていた。
恵美子は、何となくただならぬものを感じ、今回ばかりはただではすまない気がして、さすがに落ち着かなかった。
(しかし、この後自分の身に起こった事を考えれば、恵美子はまだまだ上川を甘く考えていた。)
『トゥルルルルル』
不意に電話が鳴った。
なかなかでる事が出来ずに、しばらく鳴り続ける電話機を見つめていた恵美子だったが、10回目の呼び出し音が終わった時、ようやく意を決して受話器を取った。
「はい・・・、○山です・・・」
「いつまで待たせる、何ですぐにでないんだ!」
「す、すみません・・・」
「まあいい・・それより、いいか、今からすぐに支度をして、この事務所まで来るんだ、分かったな!!」
「そ、そんな・・急にそんなこと言われても・・・場所も知りませんし・・・」
実は、恵美子は申し込みのときも電話と郵便で手続きを行っていたので、事務所の詳しい場所は知らなかった。
「うるさい!つべこべ言わずにさっさと来るんだ。そこからなら1時間ぐらいで来れるだろう、それとも亭主にすべて話されたいのか!」
「わ、分かりました・・・」
恵美子は、弱々しい声で応えた。
何となく嫌な予感がして、それまでは事務所に直接行く事だけは避けていた恵美子だったが、さすがに今日ばかりは観念して、上川に言われたとおりにするしかなかった。
事務所の詳しい場所を聞き受話器を置いた恵美子は、今にも泣き出しそうな顔で、のろのろと外出の支度を始めるのだった。
そして、やっとの思いで支度を整えた恵美子は、車に乗り込むと震える手でキーを差し込み、エンジンをスタートさせた。
途中恵美子は、恐怖で何度も逃げ出したくなったが、そのつど、(大丈夫よ、案外心配するほどの事なんてないものよ・・)
自分自身に言い聞かせるようにして、先ほどの電話で教えられた通りに、何とか事務所までたどり着いた。
それでも、さすがに言われた時間よりも、少し遅れてしまった。
事務所の正面の入り口から中に入った恵美子は、そのまま奥に連れて行かれ、すでに座って待っていた上川の前のソファーに座らされたのだった。
少しの沈黙の後、上川が恐ろしさで顔をこわばらせている恵美子に向かい、
「遅かったじゃねぇか、俺達を舐めてるのか!」
そう言った。
「そ、そんな事はありませんこれでも精一杯急いできたんです、分かってください!」
恵美子は、半泣きでそう応えるのがやっとだった。
「まあ今日は許してやるが、これからは言われたとおりにしねぇと、こっちにも考えがあるからな、分かったか!」
「は、はい・・・」
それから、目の前で震えながら、小声でやっと応える恵美子を見て、
「さあ〜て、本題に入るとするか。奥さん、アンタ何度言ったら分かるんだ、返済は毎月きちんとしてもらわなきゃ・・・俺達も慈善事業でやってるんじゃねぇンだ、借りたものは、毎月きちんと返すのが当たり前だろう、ええ・・・っ」
上川は、ほくそ笑みながらそう言うのだった。
「すみません・・・今週中には何とかしますから、もっ、もう少しだけ待ってください・・」
恵美子が、相変わらずそう応えると、
「いいかげんにしてくれねぇかなぁ、この間から、若いモンに何度も同じ事を言ってるじゃねぇか、アンタほんとに返す気があるのかぁ?何なら、こっちから旦那に連絡してやろうかぁ・・そうでもしなきゃ、もう何ともならないんじゃねぇのかぁ?」
と、凄みのある口調でそう話した。
だが、恵美子は、ここまで切羽詰った状況になっても、なお、夫である私に弱みを見せるのは、死んでも嫌だった。
「お願いです!必ず何とかしますから、絶対主人には話さないで下さい!!」
必死になって訴えた。
「困ったねぇ・・・そんならうちの店でアルバイトでもして、そのバイト料で返済してみちゃどうだ・・まあ少しは足しになるんじゃねぇのか」
「それは、どんなお店なんですか?」
「なぁ〜に、難しい事じゃねぇ、アンタの色っぽい身体を使って、ちょっと男を気持ち良くしてやりゃあいいんだよ。」
上川が好色そうな顔でニヤニヤしながらいうのを聞いて、恵美子はそれが何を意味するのか分かり、
「いっ、嫌です!!私、そんな事できません!!他の方法で必ず何とかしますから、このまま帰して下さい!!!」
そう叫んだ。
だが、その時、上川が奥に向かって合図をした。
恵美子は、身の危険を感じて立ち上がろうとしたが、間に合わなかった。
次の瞬間、恵美子は、何かが自分の鼻と口に当てられ、意識が朦朧としていくのを感じていた。

それからしばらくした後、先ほどの応接間の奥に作られた、女を調教するために造られた部屋の真中に、スリップ姿にされた恵美子の姿があった。
まだ薬が効いているらしく、天井に張り巡らされた梁から伸びる鎖で、両手首にはめられた皮の手枷を吊られた恵美子は、がっくりと頭を垂れていた。
さらにその下半身も、両足首にはめられた足枷から伸びる鎖で、左右からいっぱいに開かされていた。
実は、事前に上川から連絡を受けた私は、この日から3日間、妻には内緒で密かに有給を取っていた。
今朝、何食わぬ顔で、仕事に出かける振りをして家を出た私は、妻より一足早く、ここの事務所に直行していたのだった。
そして、今妻のいる調教部屋の隣の一室で、一方の壁一面にはめ込まれたマジックミラー越しに、今日からこの部屋で、妻に対して行われる調教の一部始終を、見学させてもらう事になっていたのだった。
無論音声も、壁のスピーカーを通して全部聞こえるようになっていて、まるで一緒の部屋にいるような錯覚を覚えるほどだった。
「さあ始めるか・・・」
いつのまにか部屋に入ってきた上川は、そう言うと恵美子の前に立ち、気付け薬をかがせ、その目を覚まさせた。
「うっ、うぅーん」
意識が戻った恵美子は、ゆっくりと目を開けた。
しかし、薬のせいで頭の芯がボォーとしているため、まだ自分の身に何が起こっているのかはっきり飲み込めていないのだった。

---続く---
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