禁断と背徳の体験告白
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連載作品(官能小説)

Booby Trap[第3話]|SM・調教・性奴隷

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Booby Trap[第3話]

読了目安 4分34秒

[作品No 3] 2023/12/ 5(Tue)
その日、珍しく早く帰宅した私に、妻は、「どうしたの、今日は早いのね、何かあったの?」
この先、自分が堕ちていく、想像を絶する色地獄の事など何も知らないで、そう聞いてくるのだった。
「別に、何もないが、たまには早く帰って子供達とゆっくりするのもいいかなと思ってね・・それより、最近困った事はないか?」
言ってから、急にそんな事を聞くと怪しまれるかと心配したが、自分の事で精一杯だった妻は、別に疑う様子もなく、「何もないわよ、変な人ねぇ・・・そんな事より食事にするんでしょ。」
そう言って、キッチンへ行った。
その夜、久しぶりに妻とSEXをした。
妻は相変わらず淡白だったが、私は、昼間の事があったので、いつになく興奮して妻の性器を舌で愛撫しようとした。
だが、やはりいつもと同じで、恥ずかしがる妻に拒否され、何も出来なかった。
いつも正上位だけなので、「たまには変わった体位で」と言って、後ろに回ろうとしたが、「そんな動物みたいな格好は、イヤ!」と、泣きそうな顔で拒むので、それ以上無理強いする事は出来ず結局、おとなしく挿入するだけの、それまでと同様の刺激のないSEXだった。
ただ、一つだけいつもと違っていたのは、私がその最中に、悪魔のような計画を実行されようとしている事を何も知らずにいる妻が、少しかわいそうになったり、逆に、どうしようもない淫乱女になって男を求め狂う姿を想像したりして、複雑な心境だった事だった。
そしてそれが、私が牝豚に堕ちる前の人間だった妻と行った、最後のSEXとなったのだった。

私と上川が喫茶店で話し合った日からちょうど一週間後、いよいよ恵美子の運命の歯車が、音を立てて回り始めた。
その日の夜遅く、上川から妻に電話があった。
それまでは、大体下っ端のものが電話をしてきていたのだが、この日は直接上川がかけてきたのだった。
「はい、○山ですが。」
「始めまして、○○金融の上川と言いますが、奥様ですか?」
「そ、そうですが・・・」
恵美子は動揺していた。
明らかに、隣の部屋でテレビを見ている私を意識して、声のトーンが小さくなり、しかもかすかに震えているのだった。
実は、電話が鳴ったとき、事前に上川から連絡を受けていた私はテレビに夢中になっている振りをして、妻に気づかれないようにそっとドアのところに行き、じっと聞き耳を立てていた。
恵美子は、あせっていた。
これまでも、何度となく返済を催促する電話はかかってきていたが、それはいつも夫の私がいない昼間ばかりで、こんな時間は初めてだった。
「すみません・・・夜は主人がいますので、明日の昼間にしてもらえませんか、お願いします。」
恵美子は、長引けば私に余計な疑惑をもたれると思い、とにかくこの電話を早く終わらせたかった。
「借りた金もキチンと返せねぇくせに、勝手な事を言うんじゃねぇ!」
上川は、ドスの効いた声で凄んだ。
「ご、ごめんなさい・・・とにかく今日は許してください。必ず明日お話しますから・・」
恵美子はもう必死だった。
「こっちは旦那にバレようが知った事じゃねぇんだが・・まあいい、今夜はこれぐらいにしてやる。その代わり、明日また電話するから、分かったなっ!」
「は、はい、分かりました。」
恵美子がホッとしてそう言うと、上川は電話を切った。
しかし恵美子は、電話が切れた後も、今までの男達とは違い上川と名乗るこの男には、何か恐ろしいものを感じて、何となく不安な気持ちで立ち尽くしていた。
(どうしよう・・・何だか今までの人達と違って、とても怖いわっ・・ううん、とにかく今はしっかりしないと・・あの人に怪しまれてしまう・・)
恵美子は、すぐに平静を装うと心を決め、そのまま一旦トイレに行き、そこで一生懸命気持ちを落ち着けようとした。
しばらくすると、何とか動揺を鎮めることに成功した恵美子は、何事もなかった振りをして、私がいる部屋に入ってきた。
しかしよく見ると、その顔は、心なしか引きつっているようだった。
「さっきの電話、誰からだったんだ・・」
私が、何も知らない振りをして聞くと、「ああ、あれ・・・間違い電話だったのよ、こんな夜中に迷惑よねえ・・」
恵美子は、わざと大げさに言った。
「ふうーん、間違いねぇ・・」
「まあ、よく言っておいたから、もうかかってこないと思うわっ・・」
「そうか、まあそれならいいが・・」
あまりくどいと怪しまれるので、私は納得した振りをしてまたテレビに見入った。

---続く---
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