禁断と背徳の体験告白
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連載作品(官能小説)

役員会[第9話]|SM・調教・性奴隷

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役員会[第9話]

読了目安 4分40秒

[作品No 9] 2023/ 8/27(Sun)
「うちの息子もB高校だよ。家内は今年から役員をやっている」
「え、そうでしたっけ? これは偶然ですね」
「PTAでこんな会議システムを使うの?」
「ええ、端末をそれぞれの役員の家庭において、一々集まらないでも役員会を出来るようにするんだそうです。そうすると端末の画面にそれぞれの役員の家の中が映ってしまいますからね。そこでプライバシー保護のためのセキュリティ機能が役に立つってわけです」

初めて聞く話でした。そうなるとわが家にも会議用端末が置かれるんでしょうか。

「なかなかうまいやり方ですね。そう考えるとこのシステム、全国の学校のPTAに売れそうな気がしていた」
「……しかし、導入費用は馬鹿にならないだろう。よく予算が取れたね」
「会長の犬山ってのがだいぶ出したみたいですよ。名目は学校への寄付ですが。僕が直接知っている先輩は道岡さんって人ですが、彼や他の先輩も少し出したようです」
「うちにはそんな話は来ないがなあ……」

私は食後の珈琲を飲みながらつぶやきました。

「○○さんはOBじゃないですからね、遠慮したんじゃないですか」

「金をもってないと思われただけかも知れんな」
「いじけないでくださいよ、約束どおりここは僕がおごります。IDとパスはあとでメールで送ります」

食事を終えた私は下田と別れました。

その週の私は各営業先への提案などで忙しく過ごし、家に帰るのも毎晩遅くなる日々が続きました。必然的に毎日、妻と顔を合わせる時間も少なくなりました。

金曜日の午後になり、仕事がやっと一段落した私は、下田から送られて来たメールを開けました。

「○○さん いつもお世話になっているお礼に、お約束のものを送ります。下田
ID:ABXXXX
パス:12XXXX
追伸:里美ちゃんが会話が面白く、適度にエッチでお薦めです。○○さんのことは軽く話しています」

少し興味が出た私は、気分転換とマーケットリサーチのため、と自分に理由付けをして、PCのブラウザを立ち上げました。

私は企画書を集中して作ることが多いので、広くはありませんが個室をもらっています。まだまだ売上の少ない会社としては贅沢なことです。

指定されたURLにたどり着くと、まず、専用ビューアーをインストールするか? というメッセージが現れます。「はい」のボタンをクリックすると、ビューアーのダウンロードが開始され、作業を進めるとあっという間にインストールされます。ライブチャットは通常フラッシュを使いますが、これは多くのPCにはインストールされていることが多いです。このサービスのために専用ビューアーを追加しなければいけないというのはユーザーにとってストレスですが、そのプロセスは極力簡単に作られているようで、私は少し感心しました。

通常はIDとパスを取得するために、クレジットカードの認証が必要なのでしょうが、今回は下田にもらったIDを使うため、その過程はすっ飛ばせます。私は早速女の子の選択画面に進みました。

画面の中にたくさんの箱のようなものが現れ、それぞれに簡単なプロフィールが付されています。女の子が不在の場合は箱が暗く、待機中の場合は箱の中に女の子の姿が見えます。

下田が言っていた里美という女の子は最下段の右端でした。プロフィールは「学生、23歳」とだけあり、他の子がスリーサイズや趣味、好きな食べ物やサービスのレベル(会話だけか、脱ぐのか、その際は下着までかそれ以上か、などなど)を詳しく書いているのに対して随分あっさりしています。

オカッパに近いボブヘアは一昔前の女優のようですが、何か本を読んでいるのか顔を伏せており、画面が小さいこともあって容貌はよく分かりません。

チャットレディといわれるこの仕事は基本的には歩合であり、客が払う1時間6000円の料金の40%〜60%が取り分となります。逆にいえば客がつかなければ無収入となるわけです。それにもかかわらず里美のやる気がなさそうな態度に私はかえって興味を引かれました。

私はチケットを買い、ヘッドセットをつけて里美の部屋にログインをします。ログインに気づいた里美が顔を上げ、ヘッドセットをつけました。目許がはっきりしたその顔立ちの意外な美しさに、私は少し驚きました。

「こんにちは」
「下田さんから聞いていた人ね」
「どうしてわかるの?」

私は少々驚きました。

「下田さん、昨日も来たのよ。今週末あたりに来るからよろしくって、私に言ってたわ」
「ふーん」

---続く---
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