禁断と背徳の体験告白
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連載作品(官能小説)

危ない画像[第八話(完)]|近親相姦・近親相愛

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危ない画像[第八話(完)]

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[作品No 8] 2022/ 3/11(Fri)
 達夫の父親の葬儀が終わって二日後のことである。麻美がどうしても逢いたいと進に電話した。夫の死という突然のでき事を一人では受け止められなかったのである。
 その晩、進の寝室に押し掛けた久仁子が上からのし掛かって来た。
「パパ、エッチして来たでしょ」
「何で?」
「匂いがする。その人の」
「嘘だろう。ちゃんと石鹸で・・・・・・」
 進がしまったと言う顔をした。久仁子の誘導尋問にまんまとはまってしまったのである。
「やっぱり」
 進の胸に顔を埋めた久仁子が泣き出した。
「弱ったなあ」
 震えている久仁子の背中を進があやすように軽く叩いた。
「パパも男だ。ママがいなければそう言うことだってある」
 暫く考えてから進が話し始めた。
「こうなったら全部話しておこう。その人、麻美って言うんだけど、ママの不倫相手の奥さんだ」
「嘘、パパはママの不倫相手を知ってるの?」
「ママの不倫が始まってすぐに調べたんだよ。麻美の方も別の探偵雇って調べてた。お互いにそれが分かって、麻美の方から俺に連絡して来たんだ」
「やだ、二人とも不倫された腹いせ?」
「いや、そんな積もりは全然無かった」
「ふうん、ちょっと信じられないけど」
 久仁子が身体の間に手を差し込んで進の前を握りしめた。
「おい、馬鹿なことするな」
 焦った進が久仁子の手を振り解こうとした。
「やだ。このおチンチンでその人とエッチして来たんだ」
 進が諦めたように手を離した。
「久仁子はもう経験したのか?」
「ううん、おチンチン触ったの、これが初めて」
「少しは慣れておいた方がいいか?」
「うん。パパじゃなければヤバイよね」
「当たり前だ。この人って思える相手が出て来るまで、軽はずみなことはするな」
「パパはその人、麻美さんって言うんだっけ。その麻美さんとこれからも付き合うの?」
「その積もりだ。ついこの間、麻美の旦那さんが亡くなったんだよ」
「じゃあ、これからは遠慮無くエッチできるんだ」
「そういう訳じゃないけど、しないとは言わない」
 進はちょっと不謹慎な話かなとも思ったが、麻美との関係は今まで以上に近いものになるだろうと予想していた。
「ちょっと悔しいかも」
「ごめん」
「あーあ、私も早くエッチしたくなっちゃった」
 いつの間にか進の前が固くなっていた。トランクスなので久仁子が横にずらすと裾から先端が飛び出して来た。久仁子の手が怖ず怖ず握りしめた。
「大っきい」
「大したことないさ。これが普通だよ」
「こんなのが入るなんて、信じられない」
「その信じられないところから赤ん坊が出て来るんだよ」
「あっ、そっか。そうだよね」
 その晩、久仁子は進を握ったまま手を離さなかった。朝、目が覚めてもまだしっかり握りしめていた。
 それ以来、久仁子は一緒に寝ると必ず進の前を握るようになった。まだ経験が無いのでそれ以上のことは無かったが、そんな行為が当たり前になって来るとお互いにその先を意識するようになる。
「ねえ、パパが最初じゃ、駄目?」
 久仁子が握りしめた手を動かしながら聞いた。
「そう言う訳に行くか。親子でなければ話しは別だけど」
 進がちょっと考えてから久仁子を抱きしめた。
 考えてみれば母親が家を出てからの進と久仁子は二人きりの暮らしを続けて来た。一方の進は麻美との逢瀬を重ねていたが、久仁子一人が取り残されたのである。
 父親は自分のもの。それを麻美に取られてしまった。母親なら当然でも麻美は赤の他人。その麻美と父親が抱き合っている。そこに割り込むとなれば久仁子が女として父親に向き合っても不思議は無いのかも知れない。
 進が意を決したように久仁子の顔を見た。
「今度、麻美に会ってみないか?」
「えっ、それが私とどう言う関係があるの?」
「お葬式も終わって落ち着いたところで旅行に行きたいって麻美が言ってるのさ。向こうには久仁子と同い年の息子がいる。これからのことを考えると、お互いに一度会っておいても悪くないんじゃないかなって思うんだ」
「だから、それが私とどんな関係があるって、あ、パパ、もしかして、麻美さんの息子と私をくっつけちゃおうって考えてるの?」
「いや、そう言う訳じゃないけど、もし気に入ればそうなってもいいかなって」
「何だかパパの言い訳みたいな気がするなあ」
「多分な」
「狡い。でも、会ってみたい気もする」
「どっちと?」
「二人とも。でも、もし私が麻美さんの息子と付き合うようになったら困らない?だって、パパはいずれママと離婚して、その人と一緒になる積もりでしょ。そうなったら、私と麻美さんの息子は兄妹になっちゃうじゃない」
「籍を入れなければ大丈夫さ。って言うか、そうなっても結婚できると思うよ」
「それでも何か変」
 その晩、結局久仁子はうんと言わなかった。次の晩、進が久仁子に謝った。
「ごめん、昨日はパパ、変なこと言っちゃったな。まだ会ったこともない相手とどうのこうのなんて、全くひどい話しをしたもんだ。昨日のことは忘れてくれ」
「ううん」
 久仁子が首を横に振った。
「私も一日よーく考えてみたんだけど、悪い話じゃないかなって思うの」
「いや、パパの都合ばっかり考えて、悪かった」
「兎に角、旅行には行こうよ。会ってみて気に入ったら、その時はその時」
「そうだな。その話は抜きにして、一度会っておくのも悪くないかも知れない」
「ねえ、もし麻美さんの息子が気に入ったら、エッチしてもいい?」
「さあ、いざとなると分からん」
「大人って狡い。自分のことは棚に上げて、娘にだけは厳しいんだから」
「そりゃあ、自分の娘が別の男に抱かれると思うと、心穏やかじゃないさ」
「じゃあ、代わりにパパが抱いてくれる?久仁子はそれでもいいよ」
「そうは行かないところが悩ましいんだよ。ま、麻美と連絡取って旅行の話を進めてみよう」
「うん、すっごく楽しみ」
「その前に、一度麻美と会っておくか?」
「うん。その方がいいかも」

「そう言う訳なんだ」
 話し終えた進が照れ臭そうに頭を掻いた。
「久仁ちゃんの方も、進さんとやばかったんだ」
 達夫が二人を見比べた。久仁子が達夫の腰に手を回しながら頷いた。
「うん、だから、あのパソコンの写真見た時、凄く安心したの。ほんとはパパに抱いて貰いたくてウズウズしてたから」
「何でパパと?」
「分からない。最初は麻美さんに嫉妬してたんだと思うけど、会ってみたら気にならなくなってた。多分、一度その気になっちゃったからかな。タッちゃんこそ、何でママとしたいって思ったの?」
「ママの若い頃の写真見たから」
「あっ、分かるかも。麻美さんって凄くきれいだから」
「あら、久仁子ちゃんだってとっても可愛いわよ。達夫だって一目惚れじゃないの?」
 麻美が達夫のおでこを突っついてケラケラ笑った。
「残るは圭子のことだけか」
 進の言葉に三人が一様に頷いた。もし圭子と達夫がそんな関係になっていなければ話は終わったも同然である。一旦は切れ掛かった糸がまだ辛うじてつながっている。その切っ掛けとなったのが圭子のあられもない写真の数々である。
 話を聞いた邦宏が、圭子を自分の養子にしたらどうかと言って来た。温泉から戻って以来、この兄妹は達夫達四人とは家族同然になっている。
 子供のいない二人。都内でも一等地の家と僅かな蓄えはあると言う。自分たちが緩衝剤になる筈という話に麻美が最後の条件を切り出した。進に圭子と離婚するよう迫ったのである。
「私、圭子さんと同じ土俵で進さんと付き合いたいの。それならお互いにわだかまり無く付き合えるかも」
「もっともだ。圭子の方も今更、自分が正式な女房だなんて言わないだろうし」
 すぐさま進が同意した。別居してもう五年以上になるが、戸籍上、進と圭子は今でも夫婦のままである。

 達夫が圭子に連絡を取った。もう一度会って話がしたいと告げ、都内のホテルにスイートを予約して全員揃って圭子を迎えた。進の姿を見て慌てて逃げようとする圭子を久仁子が必死に引き留めた。
「ママ、逃げないで」
「だって、こんなの、ひどい」
 圭子が恨めしそうに達夫を睨んだ。
「何でそう言ってくれなかったの?」
「話したら来なかったでしょう?」
「それはそうだけど」
 圭子が開き直ったようにソファーに腰掛けた。麻美がお茶の用意を始めた。
「こちらは邦宏さんと和美さん。圭子に話しがあるんで来て貰った」
 進が二人を紹介した。いぶかしそうに圭子が形ばかりの挨拶をした。
「俺達六人はこれから一つの家族のように暮らして行こうと思っている。もし圭子さえよければ、俺達と一緒に暮らさないか?」
 進の言葉が圭子にはよく分からないようだった。
「それって、あなたと麻美さんが一緒になるってこと?だったら私はお邪魔虫でしょ。それよりも、いつからあなたと麻美さんは付き合ってたの?」
「もう七年近いかな」
「それって、私と浩良さんが始まった頃じゃない」
 浩良は達夫の父親である。
「そうだ。お前たちのことを俺も麻美も同時に調べようとしたんだ。それが分かって、麻美が俺に連絡して来た。それからだよ、俺たちの付き合いが始まったのは」
「それで、私が出て行っても平気だったのね?」
「そう言うことだ」
「あなた、さっき私も一緒にやり直すって言ったけど、麻美さんも一緒なんでしょ?そんなの無理よ」
「勿論、圭子の気持ち次第さ。ただ、圭子が達夫とそう言う仲になったと聞いたんで、もしかしたら一緒に暮らせるかも知れないって思い始めたんだ」
「頭がクラクラして来たわ。つまり、私とあなたがやり直す。あなたと麻美さんもこれまで通りで、私と達夫くんもって訳?」
「それだけじゃないけどな」
 圭子が改めて邦宏と和美を見た。
「この人たちも一緒、ってこと?」
「いずれはそうなるかも知れない。邦宏さんには別のことで来て貰ってるんだ。圭子に養子にならないかって?」
「はあ、養子ですって?」
 圭子は全然話しに付いて行けず、目を白黒させるばかりだった。
「つまり、これは麻美が出した条件なんだが、俺と圭子が正式に別れて欲しいと言うこと。勿論、麻美も俺の籍には入らない。麻美は圭子と対等の立場で一緒に暮らしたいと言う希望なんだ」
「それと養子の話し、何で関係あるの?」
「取り敢えず、気持ちの上でやり直せるまでのワンクッションと言うところかな。今、俺と久仁子は麻美さんの家で暮らしてる。いずれ、そこも引き払って邦宏さんのところで厄介になろうと思ってる。邦宏さんもそう言ってくれてるし。圭子は一足先にそこで待ってると言う訳だ」
「あなた方と邦宏さん、どう言う関係なの?」
「言いにくい関係さ。圭子が一緒に暮らす決心付いたら、何もかも説明するよ」
「何が何だか分からないけど、今日決めなければいけないの?」
「できれば」
「そう言われても、まだ頭の中、ゴチャゴチャだわ」
 夕食の時間になり、麻美がルームサービスを注文した。話が話なのでその方がいいと思ったのである。
「今晩は、勿論ここに泊まるのよね?」
 圭子が幾分打ち解けた口調で進に聞いた。
「その積もりでスイートにしたんだ」
「そこが腑に落ちないの。まさか、みんながいるところで。そう言う積もりなの?」
「その積もりだ」
「まさか、麻美さんがいる前で?」
「うん」
「だって、ねえ」
 圭子が麻美の顔を見た。
「私に遠慮しないで。私もその積もりで来てるから」
「何だかやばい雰囲気。もし私が戻るって言えば、これからずっとこうなのよね?信じられない」
「やはり、すぐには無理か」
 それまでニヤニヤしながら話しを聞いていた久仁子が口を挟んだ。
「そうでもないみたいよ。嫌だったらとっくに帰ってるわ。そうでしょ?ママ」
 圭子が気色ばんで久仁子を怒鳴りつけた。
「子供が口を挟むような話じゃないでしょ!」
「あら、私、タッちゃんと同い年よ」
「えっ、タッちゃんって、達夫くんのこと?」
「うん。ママ、タッちゃんとエッチしたんでしょ?」
 圭子の顔が真っ赤になった。
「それは、そうだけど」
「だったら私だけ子供扱いしないで」
「まったく、あなた達は全部オープンなの?」
 麻美が久仁子に代わって答えた。
「そうよ。隠し事も分け隔ても無し。そうなの、分け隔ては一切無しなのよ」
「何か意味深な言い方ね」
「圭子さんの想像、多分当たってるわ」
「嘘!」
「進さんとは久し振りでしょ?私たちに遠慮しないで」
 麻美がもう一度けしかけた。
「本当にそうしてもいいの?」
 圭子が確かめるように聞き直した。
「そのために圭子さんを呼んだのよ。あなたが進さんに抱かれないと、何も始まらないの」
 麻美がそう答えると圭子が暫く考えてから頷いた。どのような形になろうと圭子と久仁子は親子である。達夫との関係も今更切ることなどできない。この二人とこれからも付き合って行くのなら、進や麻美のことも受け入れるしか無いのである。
「とにかく、俺たちはそっちの部屋に行こうか」
 進が圭子の背中を押した。このスイートは寝室が二つである。広い方の部屋にはキングサイズのベッドが二つ、隣にはダブルベッドが置かれている。とは言っても、二つの部屋の間にドアは無い。僅かな間仕切りはあったが、お互いに顔が見える配置になっていた。
「ねえ、子供達が見てるのよ」
 圭子が文句を言ったが、進はお構いなしに服を脱ぎ始めた。それを見た麻美も寝支度を始める。圭子が横目で様子を見ていると、まず邦宏と和美がベッドに入った。続いて麻美と達夫が隣のベッドに潜り込む。いつの間にか裸になった久仁子が二つのベッドの間にしゃがみ込んでいた。仕方ない、と言った表情で圭子も服を脱いだ。慌てて毛布を剥ぎ、進の隣に滑り込んだ。
「こんなことなら、別の下着にしてくれば良かったわ」
 圭子が恨めしそうに進を睨んだ。圭子は達夫と過ごす積もりで前開きの下着を身に着けていたのである。
 取り敢えずベッドには入った圭子だが、どうにもぎこちない風情で進とは距離を保っていた。業を煮やした久仁子が進の後ろからベッドに潜り込んで背中を押した。進の身体が圭子の上に半分重なった。
「パパの意気地なし!」
 久仁子がそう言って手を伸ばした。その手が圭子の下着に触れた。
「ママ、凄い下着ね」
「えっ、あんたなの。やめて、変なとこに触らないで」
 圭子が慌てて身を退こうとすると進がようやく抱きしめた。
「親子三人、水入らずだな」
「ちょっと、茶化さないでよ。まさか久仁子と三人でなんて考えてるんじゃないでしょうね!」
 圭子が必死に抵抗した。その間にも久仁子の指が下着の合わせ目から中に滑り込んで来た。
「いや、駄目」
 必死に抵抗する圭子の耳に麻美の含み笑いが聞こえて来た。圭子が首を回してそちらを向くと、達夫が麻美の上からのし掛かっていた。
「まさか」
 圭子の身体からガクッと力が抜けた。
「とんでもない人達なのね」
 もう一つのベッドからも絡み合う気配が聞こえて来た。
「兄さん・・・・・・」
 和美が小さく喘いだ。
「頭がおかしくなりそう」
 最早抵抗しなくなった圭子の下着を久仁子がそっと下ろした。露わになったところに久仁子の唇が触れても、圭子は足を閉じようとはしなかった。
「やぱり私ってお邪魔虫」
 圭子がポツリと言った。女が一人余っている。そう言っているようだった。
「そんなことはない。圭子次第だよ」
 進が圭子の上にのし掛かった。久仁子が進を握って圭子に擦り付けた。
「七年振りだな」
 進が少しずつ圭子の中に沈んで行く。最後に挟まった手を久仁子がそっと外した。
「これで、私もお仲間ってこと?」
 圭子が進の首に手を回した。答える代わりに進が腰を動かし始めた。久仁子が進の手を自分の方に引き寄せても圭子はその様子をジッと見詰めるだけだった。

 久し振りに二人きりになった達夫と麻美が抱き合っていた。進と久仁子は圭子の引っ越しを手伝いに行ったまま、向こうに泊まると言って来た。
「まさか天国の、ううん地獄かな。パパも、タッちゃんと圭子さんがあんなことになっちゃうなんて、夢にも思っていなかったわね」
「それもこれも、パパの写真が全ての始まりだよ」
「そうね。あれが無かったら、圭子さんとタッちゃんも出会って無い訳だ」
「ところでママ、圭子さんとは上手く行きそう」
「うん。最初はちょっと心配したけど、何とかなりそう。圭子さんの方はどうかしら?その辺はタッちゃんの方がよく分かるんじゃない?」
「自分が割り込んだんじゃないかって気にしてるみたいだよ。邦宏さんたちがいるんで少しは気が楽みたいだけど」
「確かに。進さんとはまだぎこちないわね。一度醒めちゃった夫婦だから無理無いんだけどさ。私だってパパともう一度って言われても、きっとすぐには無理だわ」
「そんなもん、夫婦って?」
「そうなの。何故かしらね。ところでタッちゃんと久仁子ちゃんは上手く行ってるの?」
「うん。久仁ちゃん、最近凄く感じるようになったみたい」
「あんたと進さん、二人掛かりだもんね」
「ううん」
「違うの?」
「邦宏さんも」
「あっ、もしかして、あんたも和美さんと?」
「うん」
「そっか、そうだよね」
 達夫が麻美の膝を割って顔を埋めた。何度見てもこの景色は飽きないな、と達夫が思った。父親が撮り溜めた写真が全ての始まりである。時々みんなの写真を撮っておこう。その被写体の一つを達夫がそっと口に含んだ。

---完---
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