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45]毛剃り | 2022/11/18(Fri) | 2022/11/18(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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44]落とし文 | 2022/11/13(Sun) | 2022/11/13(Sun) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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いづ方へ 啼いて行くらむ時鳥 枕の山の迷い道 聞くたびたびに珍しく いつも初音の心地して 可愛いかあいの忍び音も 尽きぬ名残の有明に きつう啼いたか朝烏 地唄 落とし文 松島検校 ―――――――――― 総務一課の畑中沙由理が退社することになった。入社してまだ一年足らずである。退職願を受け取った志村が寿退社かと訊ねた。沙由理が首を横に振った。理由はと聞いても要領を得ない。人間関係を一番心配した志村だが、そうでもなさそうだった。 折角仕事にも慣れて来たのに、と志村が慰留に努めたが沙由理の意志は固く、規定通りに処理するしかなかった。送別会の話も出たが、沙由理は自分の我が儘で退社するのだからとこれも辞退してしまった。 確かに最近は昔と違って入社間もない社員の退職が目立つ。人事の方でも人減らしは望んでいるが、それは志村のような中間管理職が主なターゲットである。幸い志村はまだ肩叩きには遭ってないが、同期の中からはもう三人が勧告に応じて辞めて行った。明日は我が身と肩をすくめる毎日である。 沙由理が今日限りで退社というその日、志村が受け取った書類の中に一通の封筒が挟まれていた。最後の引き継ぎに沙由理が持って来た書類である。裏返して見ても、きちんと閉じられたその封筒には何も書かれていなかった。何となく通常のものとは思えなかった志村はその封筒をポケットに仕舞い込んだ。離れた席からその様子を沙由理がジッと見詰めていた。 退社時間が過ぎたところで志村がトイレに立った。用を足し終えたところでさっきの封筒を思い出し、個室に入って中身を改めた。出て来たのは簡単なメモで、携帯番号の下に「今夜連絡下さい」とだけ書かれていた。名前は無かったが、沙由理に間違い無さそうである。 部屋に戻ると既に沙由理の姿は無かった。挨拶もせずに帰ったのかと他の女子社員に聞くと、一応残っていた者達には型通りに頭を下げて行ったらしい。 「近頃の若い奴は分からんな」 志村がそう呟いて仕事に戻った。このご時世では中間管理職が真っ先に帰るなど出来ないからである。今日は急ぎの仕事も無かったが、一応課の全員が帰るのを見届けてから自分も出ることにした。六時過ぎに最後まで残っていた係長が出て行くのを見届けた志村が自分の携帯を取り出して電源を入れた。先程のメモを取り出してボタンを押す。呼出音が一度鳴っただけで相手が出た。 「もしもし」 「課長、じゃなかった、もう辞めちゃったんだから志村さんとお呼びした方がいいですね。畑中です」 「志村だが、何か忘れ物か?」 「うん、一つだけ」 電話口の沙由理はこれまでに見せたことのない馴れ馴れしさで話し続けた。 「志村さん、今晩のご予定は?」 「いや、特に無い」 「じゃあ、これから私の送別会に来て頂けません?」 「えっ、送別会は要らないって言ってたんじゃないのか」 「お義理の送別会なんて。私、親しい人だけに送って欲しいんです」 「何で俺が?」 「志村さんは外せませんから」 「分かった、場所はどこだ_」 「新宿西口の、東京ヒルトンのロビーまでいらして下さい。その近くですから」 「分かった、何時から」 「すぐいらして頂けるとありがたいんですが」 「分かった。そろそろ出られるから、真っ直ぐ行こう」 「お待ちしてます。では」 東京ヒルトンからは地下続きで確かカラオケがあった筈である。送別会は多分そこだろうと納得した志村が家に電話を入れた。出たのは一人娘の美咲だった。今年高校三年になる。 「ああ、俺だけど、今日は会社の送別会で遅くなる。一人女の子が辞めてね。だから、晩飯は要らない」 「あっ、そう」 いつものことながら娘の応対は素っ気ない。 「終電になることは無いだろう。十一時過ぎには戻れると思うよ。ママにそう伝えてくれ」 「分かったわ。他に用は?」 「特に無い」 「じゃ、切るね」 志村が何か言い掛けたがガチャッと電話が切れた。 美咲は志村に対していつも汚いモノに触れるような態度で接している。自分の下着を父親と一緒にしないでと目くじらを立て、何かの拍子に志村の手が身体に触れようものなら顔を歪めて変態扱いをする。確かに志村はどこにでもいそうな中年だが、まるで粗大ゴミとでも言わんばかりの娘の態度には日頃から不満が燻っていた。 「ま、そう言う年頃なのかも知れんな」 勿論、素っ気無い娘の態度は悪いことばかりではない。学校の行事に付き合う必要もなく、今日みたいに遅くなっても文句を言われない。妻の愛子も最近は女友達と出掛けることが多く、志村が遅く帰っても先に寝てしまっている位である。家族の中からは浮いてしまった志村だが、半分位は独身時代の気楽さが戻って来たようなものだった。 待ち合わせのロビーに行くと沙由理が一人で待っていた。 「他の連中は?」 志村が周りを見回しながら聞いた。 「親しい人だけだから」 そう言いながら沙由理が立ち上がった。そっと志村の腕を取る。戸惑う志村を引っ張りながら沙由理がエレベーターに乗った。 「おい、どこ行くんだ?」 「会場よ」 志村が案内されたのはダブルの部屋だった。窓際の椅子に腰掛けた志村だが、どうにも尻が落ち着かない。 暫くするとルームサービスの食事が運ばれて来た。二人分だった。 「どう言うことだ?」 堪りかねた志村が聞いた。沙由理は答えずにシャンパンを抜いた。ポン、と音がしてコルクが壁に当たって跳ね返った。沙由理がシャンパングラスを差し出した。 「乾杯!」 沙由理は同期入社組の中でも一、二を争う容姿とスタイルである。そんな沙由理とホテルの一室で二人だけ。身の置き所が無い志村が取り敢えずシャンパンを一気に飲み干した。食事の間、二人は殆ど口を開かなかった。 「忘れ物はあなたよ」 食事が終わると沙由理が服を脱ぎ始めた。思わぬ据え膳を前に合点が行かない志村が惚けたように沙由理を見詰めた。全てを脱ぎ捨てた沙織が志村の服に手を掛けた。 ベッドに入ると沙織が必死にしがみついて来た。若い、張り詰めた肌に志村が我を忘れた。胸は素直に吸わせた沙織だが、志村の手が脚の間に潜ると慌てて抵抗した。 ようやく志村が沙織を組み敷いた。股間は若い頃を彷彿させる勢いで真上を向いている。宛がった先を一気に送り込もうとしたが、そこで強い抵抗に出会った。 (まさか、初めて・・・・・・) ひるんだ志村を沙由理が思い切り引き寄せた。 志村は処女を知らない。妻も、それ以前に付き合った女も皆易々と志村を受け入れた。半信半疑の志村が再び腰に力を込めた。何かが弾け、志村が半ば飲み込まれた。沙由理の目からポロッと涙がこぼれ落ちた。 すぐに志村が果てた。潤いの殆ど無い沙由理に堪えられなかったのである。志村が腰を浮かせようとした。それを沙由理が遮り、両手で志村の腰を引き寄せた。 「今日は帰らないで」 一瞬迷った志村だが、なるようになれと腹を括った。沙由理にとって初めての男になったことが嬉しくもあり、同時にズッシリ重く肩にのし掛かって来た。志村が頷いてもう一度腰を回し始めた。 三度続けて沙由理の中で果てた志村がようやく身体を離した。シーツに初めての証がありありと残っていた。 翌朝四時前に志村が沙由理を起こした。 「帰る」 志村がそう一言、沙由理の耳元で言った。沙由理もそれ以上の無理は言わなかった。軽くシャワーで身体を流した志村が服を着た。 「来週の土曜日も逢って」 別れ際に沙由理がそう言って口付けした。志村が黙って頷き、ドアを閉めた。 始発で家に戻った志村が寝静まった家に入ると美咲が偶然トイレに起きて来た。 「今頃・・・・・・」 美咲が疑い深い目で志村を見た。何故か今日の志村は自信に溢れていた。沙由理との一時がそうさせたのだろう。言い訳一つせずに志村が自分の寝室に入った。もう数年前から妻とは寝部屋を別にしていた。 翌朝、美咲がきつい目で志村を睨み付けた。 「昨日は随分遅かったわね」 「三次会まで付き合っちゃったからね」 志村がサラッと受け流した。これまでとは違う父親の態度に美咲は二の句が継げなかった。 その晩、家に戻ると志村が押入から釣り具を引っ張り出した。今度の日曜が渓流釣りの解禁だからと事前工作を始めたのである。沙由理と連絡を取り、待ち合わせ場所と時間を決めた。 土曜の早朝、志村が釣り竿を担いでいそいそと家を出た。不思議と娘の冷たい視線が気にならなかった。 沙由理と訪れたのは東京にほど近い山間の温泉だった。沙由理はまだ少し痛そうだったが、進んで身体を開いた。全てを忘れて志村が沙由理に没頭した。 妻との交わりはもう十年近く途絶えている。他の女とも関係を結ぶようなことは無かった。そんな志村が若い肌に出会ったのである。身体の隅々まで唇を這わせ、あらぬ力を振り絞って沙由理を突き立てた。 沙由理はピルを飲んでいるから大丈夫だと志村に言った。お蔭で煩わしさから解放された志村が心行くまで沙由理の柔肌を堪能した。 二人は日曜の夕方まで抱き合って離れなかった。最後に沙由理が身体を仰け反らせた。 それ以後、滅多に外泊はしないが、志村は毎週土曜、沙由理と過ごすようになった。日曜に逢うことも珍しくない。そんな中で沙由理は徐々に女の悦びを開花させて行った。 志村の気持ちの中から家族のことなどすっかり消し飛んでいた。ばれないように、それだけが家族に対する気遣いになっていた。万一ばれたら家族を捨てて沙由理を選ぼうとさえ考えるようになっていた。 娘が志村に対して決定的な不信を抱いた。女の直感が沙由理の存在を嗅ぎ分けたのである。ゴミ扱いして来た父親でも完璧に無視されると心は痛むものである。 その美咲が急な腹痛を訴え、盲腸炎で入院した。志村は病状を聞いただけで見舞いにも来なかった。盲腸なら手術すれば大事無いと軽く考えたのである。 次の土曜日、沙由理がホテルで吐き気を訴え、風呂場で戻した。ピルを飲んでると言う沙由理の言葉を信じて避妊しなかった志村である。その時は悪い物でも食べたかと気にも留めなかった。 突然、沙由理と連絡が取れなくなった。慌てた志村が沙由理の携帯に電話すると「現在使われておりません」のメッセージが返って来た。 気落ちした志村が投げやりな日々を送っていた。折角手に入れた珠玉が指の間からこぼれ落ちてしまったのである。 「ねえ、明代さんから温泉に行かないって誘いが来てるんだけど」 妻の姉、明代からの誘いである。妻は志村と美咲にも一緒に行かないか聞いた。 「俺は遠慮しとく」 志村は素っ気なく断った。美咲はすぐに返事をしなかった。元々志村が行くはずないことは百も承知の妻である。 翌日の金曜日。夕方一旦家に戻った志村だが、美咲が残っていることを知り、飲みに行くと出掛けようとした。 「ママの留守に誰と逢うの?」 目を吊り上げた美咲が志村に詰め寄った。 「別に、逢う相手なんかいない」 取り合わない志村に美咲が畳みかけた。 「じゃあ、たまには家で飲んだら?」 「娘と一緒に飲んでも始まらない」 娘を振り切って志村が出掛けようとした。 「今日は出掛けちゃ駄目」 娘はいつになく強硬だった。仕方なく出前を取り、早々に部屋に戻った。 暫くすると、珍しくビールを持った美咲が志村の部屋に入って来た。 「汚らしいオヤジと一緒じゃ詰まらないだろう」 志村が美咲を追い出そうとした。実際、娘と話すのが煩わしかった。 「何で最近、そんなに冷たくするの?」 「別に。お前が嫌がるから、なるべく顔を合わさないようにしてるだけだ」 「私達、家族でしょ」 「こんな汚らしいオヤジでも一応はお前の父親だ。嫁に行くまで我慢しろ」 振り向いた美咲の目に涙が溜まっていた。 「本気で汚いなんて思ってた訳じゃないの。そりゃあ、ちょっとは反発してそんな言い方してたけど」 それでも志村は心を解こうとはしなかった。 「パパ、変わっちゃったね。何か寂しい」 「そんなもんだろう。そうやって親子が別れて行くもんだ」 「違う」 涙に濡れた美咲の目が吊り上がった。 「パパ、女の人が出来たんじゃないの?」 「いや、そんな相手がいたら金曜の晩、ましてママがいない晩に、家なんかでゴロゴロしてるか」 諦めた美咲が肩を落としながら部屋から出て行った。 風呂に入った志村がベッドに潜り込んだ。夜中に寝苦しくて目を覚ますと、ベッドに誰かが潜り込んでいた。 「ん、沙由・・・・・・」 そう言い掛けた志村が慌てて美咲かと言い直した。美咲は答えなかった。気が付くと美咲は何も着ていなかった。 「どう言う積もりだ?」 気色ばんだ志村が美咲を追い出そうとした。 「私、見ちゃったの」 美咲が志村の顔を見ずに言った。 「何を?」 「パパが若い女の人とホテルから出て来るとこ」 「嘘だ、いつの話だ?」 「先月最後の日曜日。新大久保のホテルだった」 美咲がハッキリ言い放った。確かにその日、志村は沙由理と逢っていた。場所も新大久保だった。 志村が黙り込んだ。すると、美咲が無理矢理志村のパジャマの中に手を差し入れた。 「あんな女にパパを取られたくない」 「だからって、親子でこんなことしていいと思うのか?」 志村が語気を強めた。 「何言ってるの。散々自分の娘を抱いたクセに」 言い返す美咲の言葉が理解できなかった。 「どう言う意味だ?」 「沙由理って女、パパの娘だって言ってるわよ」 二人がホテルから出て来るところを目撃したその日、美咲は志村と別れた沙由理の後を付けたらしい。沙由理がアパートに入るところで声を掛けた。 「パパと別れて」 美咲が詰め寄ると沙由理は黙って部屋に入れた。 「私は志村さんの娘よ」 事も無げに沙由理が言った。 「嘘!」 「本当。私の母親は志村登美子って言うの。帰ったら、パパにそう言えば分かるはず。苗字は母が結婚した時に畑中に変わったんだけど」 言い切られた美咲はそれ以上返す言葉が無かった。 「登美子だって?」 志村の顔が真っ青になった。登美子は志村の姉である。 今から二十六年前。まだ志村が大学生の時、酔って帰って来た姉を介抱していた志村が顕わになった姉の肌に思わず抱いてしまった。ちょうどその日、両親は出掛けて二人きりだった。 翌朝、目を覚ました登美子は自分が酔っている間に弟に犯されたことを知った。そのまま登美子が家を飛び出した。それきり行方知れずになった。志村は戻った両親に自分が姉を犯したことは一言も喋らなかった。沙由理の話では、登美子は既に亡くなっているらしい。 呆然と天井を見上げる志村のパジャマを脱がせた美咲が強引に被さって来た。志村は何も考えることが出来ない。それでも娘に握られたものが目一杯固くなった。志村の中で沙由理が美咲に重なった。何がどうなったのか。気が付くと志村は娘と結ばれていた。 美咲がフラフラと部屋から出て行った。志村がシーツを確かめると、そこには沙由理の時と同じ、処女の証がしっかり残っていた。 次の晩も美咲は志村の寝室に来た。志村には最早沙由理と美咲の違いなど、どうでも良かった。一度は手放してしまった若い身体が再び戻って来たのである。志村は狂ったように美咲の身体を求めた。すぐに美咲も歓喜の声を上げるようになった。 妻が戻って来ても隙を見付けては志村に迫る美咲だった。妻がいてもお構い無しである。とうとう二人がこっそり交わっているところを妻に気付かれた。妻は無言で実家に戻った。それでも娘と志村のただれた関係が続いた。 十ヶ月ほど経ったある日、突然沙由理がひょっこり訪ねて来た。胸に赤ん坊を抱いていた。 「ほら、可愛いでしょ」 沙由理は志村に赤ん坊を抱かせようとしたが、血の気の失せた志村は手を出そうとしなかった。 「この子は誰に似たのかしら?」 沙由理がおかしそうに笑った。美咲の突き刺すような視線をものともせず、沙由理はたわいもないことを一頻り喋って帰って行った。 「ありがとう、早苗」 志村の家から戻った沙由理が赤ん坊を親友の早苗に返した。 「翔くん、ママでしゅよ。お利口さんだったわねー」 何も知らない赤ん坊が嬉しそうに母親の胸に抱かれた。 一月後、とうとう美咲が身籠もってしまった。どうするか決めかねている内に美咲の腹が膨らみ始めた。近所のあちこちで噂が囁かれるようになった。 数日後、突然志村が失踪した。その行方は分からなかった。美咲が泣く泣く実家の母親を訪ねた。 ---END--- |
43]栄一さんと私 | 2022/10/31(Mon) | 2022/10/31(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
私の名前は美津子です。今年五十になりました。十歳年上の夫は五年前に心筋梗塞でこの世を去りました。現在は五日市線の終点武蔵五日市駅から峠を一つ越えた田舎の小さな集落で独り暮らしをしています。
娘の里江子は二十五歳。旦那の栄一さんは三十五歳です。結婚して三年目ですが、まだ子供はいません。栄一さんの仕事の関係で千葉に住んでいます。 去年の秋、うちのお風呂が壊れたので風呂場の改築を思い立ちました。宛にしたのが栄一さんです。栄一さんは本職の大工さんではないのですが、信州の別荘地に自分でログハウスを建ててしまったくらい器用な人なんです。 九月から始まった工事は十一月末まで続きました。その間金曜の晩から日曜まで、栄一さんは毎週来てくれました。最初の内は娘も一緒に来たのですが、十月に入ると二度に一度になり、最後の十一月は栄一さんだけが毎週通って作業を続けてくれました。 風呂の設備や水道工事などは本職にお願いしたので新しい風呂場は十一月末に完成しました。どうせならと浴槽を大きなものに替え、二十四時間風呂の機械を据え付けました。お湯の保温には灯油の風呂釜を追加しました。これで大人四人がゆったり入れる素敵なお風呂になりました。 お風呂場が完成した日も里江子は来ませんでした。合唱サークルのコンクールが迫ってると言うのが理由でした。 その日、私は精一杯のご馳走を並べて栄一さんを労いました。栄一さんは祝杯だと見たことも無いお酒の栓を抜きました。後になって分かったのですが、そのお酒は泡盛だったらしく、度数が四十度以上あったのです。 それでもお湯割りにシークアーサーの代わりだとスダチを搾って入れたこのお酒は飲み口も良く、知らず知らずに私の限度を超えてしまったようです。横になったところまでは憶えていますが、その後が分かりません。 何時頃でしょうか、喉が渇いて目を覚ますといつの間にか裸になっていました。なぜか私はうつ伏せで、身体の下にゴツゴツした筋肉の塊がありました。 「えっ、何?」 本当に頭が混乱しました。起き上がろうとしたのですが腰が動きません。身体の中に入り込んだものが邪魔をしているのです。 「う、嘘!」 いつの間にか身体がつながっていました。その相手は栄一さん以外にあり得ません。 (どうしよう・・・・・・) 何がどうなったのか、さっぱり分かりません。私が誘ったのか、必死でその可能性を考えました。何度考え直しても絶対にあり得ないことでした。 では、栄一さんが酔って正体を無くした私に無理矢理迫ったのでしょうか?そうとしか考えられません。でも、こうして私が栄一さんに跨り、二人の身体がしっかり結ばれているのですから、一方的に犯されたと言う訳でも無さそうです。 私が意を決して腰を上げようとすると栄一さんがお尻を掴んで引き寄せました。 「だ、駄目、やめて!」 思わず両手で栄一さんの胸を押しました。私の両目から涙が溢れました。信頼して来た娘の夫に裏切られた。その悔しさで胸が張り裂けそうでした。 「ごめんなさい」 栄一さんが小さな声で言いました。 「何でこんなことしたの?」 「美津子さんが好きで、本当に好きで堪らなかったんです」 その言葉にハッとしました。初めて娘が栄一さんを家に連れて来たとき、彼の顔を見た途端に胸がジワッと熱くなったんです。栄一さんもそんな私を見てギクッとしてました。女の勘から、私が好きだと言う栄一さんの言葉に偽りは無いと思いました。 「だからって、酔ってる私を無理矢理抱くなんて、ひどい」 「無理矢理じゃありません。確かに美津子さんは酔ってましたが、服を脱いだのは貴女なんですよ。無理矢理脱がせた訳じゃありません」 栄一さんが布団の横を指差しました。そこには脱いだ服がきちんと畳まれていました。下着も見えないように隠されています。いつも通りでした。 「私が、自分で・・・・・・」 勿論そんな記憶はありません。釈然としないままボーッとしていると栄一さんが下から突き上げるように動き始めました。 「あっ、駄目、やめて・・・・・・」 実は意識が戻るに連れて身体の奥がジーンと痺れて来たのですが、まさか素直にそれを受け入れる気持ちにはなれませんでした。そんな私を栄一さんが悲しそうな目で見上げました。 「分かりました」 栄一さんが私のお尻から手を離しました。歯を食いしばって腰を持ち上げると栄一さんがヌルッと出て来ました。予想していた男の匂いはしませんでした。 「自分の部屋に行って、独りで寝てちょうだい」 あらぬ限りの気力を振り絞ってそう叫びました。 暫くすると隣の部屋が静かになりました。大人しく寝てくれたのか、それを確かめようと襖をそっと開けて覗きました。豆電球の明かりの下で何かが動いてました。 それが栄一さんの手だと気付くまでに時間が掛かりました。目が慣れて来ると、その手の中に何かが見えました。ハッとしました。それは栄一さんの男そのものだったのです。男の人のそんな行為を見たのは初めてでした。 襖を開けたので手の動きに合わせて粘っこい音が規則的に聞こえて来ます。粘りの元は私自身の愛液に違いありません。ジッと息を殺していると栄一さんが一声呻きました。次の瞬間、私の方まで青臭い匂いが漂って来ました。 そっと襖を閉じて横になりましたが、目が冴えて眠れません。それにしても、栄一さんは私の中では目的を遂げていなかったんです。それが信じられませんでした。 あの人、ただ自分の欲望を満たしたい、それだけで私を抱いたんじゃなかったようです。本来なら酔って意識を無くした自分を貫いてしまった彼を責めなければならないのですが、その気持ちがスーッと消えて行きました。 (駄目駄目。絶対に許しちゃ駄目) 自分にそう言い聞かせるのですが、その度に身体の芯が疼き、その決心が鈍りました。 それから一ヶ月余り。娘夫婦が正月休みに里帰りして来ました。里帰りと言っても大した距離ではありません。千葉から東京を横断して五日市まで。空いている時間帯なら二時間も掛からないんです。 「お久しぶりです。今年もお世話になります」 栄一さんが型通りの挨拶をしながら大きな発泡スチロールの箱を差し出しました。毎年、北海道からタラバガニを取り寄せて持って来てくれるんです。 「いつも気を遣って貰って、悪いわね」 言葉を交わしながらも私は栄一さんの目を見ませんでした。と言うより、見れなかったんです。 あれから私は何とかして栄一さんを憎もうとしました。幾ら好きだと言われても私たちは義理の親子です。あの晩の出来事をたった一度の過ちとして、どうやって胸の奥に収めるか、必死でその方法を探していました。 里帰りの間中、栄一さんはずっと私を目で追っていました。何とか私の気持ちを探ろうとしているようです。でも、そんな栄一さんの視線を私はことごとく無視し続けました。栄一さんの落胆が手に取るように伝わって来ました。 私たちは本来他人同士でなければならない間柄なのです。それなのに私の身体は栄一さんの感触を忘れていません。否定しようとすればするほど、身体の一番奥深いところがズキンと疼いてしまうんです。そんな時に栄一さんと目を合わせてしまったら、必死に踏み留まっている最後の支え棒(つつかえぼう)が外れてしまいます。 娘夫婦の滞在中、絶対に栄一さんと二人きりにならないよう目一杯気を遣いました。男の人は例え奥さんが傍にいてもちょっとした触れ合いを欲しがるみたいですね。でも、女の我が身にとって、そんな中途半端なときめきはむしろ苦痛なんです。蛇の生殺しのような微かな悦びなら無い方がマシです。 結局何も無いまま正月休みが終わり、娘達が帰る日を迎えました。 「今度来るのはお盆かしら?」 玄関で見送りながらそう聞くと栄一さんが寂しそうに頷きました。 「近いんだから、たまには顔を見せなさいよ」 私のその言葉は栄一さんに投げ掛けたものでしたが、顔は娘に向いていました。 「そうね、連休にでも来ようかな」 里江子がそう答えると栄一さんも頷きました。 (あんた達が二人で来ても、何も起きないわよ) 腹の底でそう呟きました。 二月に入って節分も過ぎ、ようやく寒さも緩む気配が見え始めた頃、うちの近所で飛んでもない事件が起きました。女の独り住まいを狙って深夜に押し入り、強姦した上金品を奪う事件が半径十キロくらいの範囲で多発したのです。私の家もその範囲に含まれていました。 うちにも警察が来て、戸締まりを徹底するように言われました。幸いうちのドアや窓は栄一さんが全て二重ロックにしてくれたので安心です。それでも警察の人は戸締まりは厳重にと何度も繰り返し言いました。実際に襲われた家の半分は鍵の掛け忘れだったそうです。普段は長閑な地域なので戸締まりなど気にしない家が多いんです。 話を聞くと被害は全部で七軒。一番若いのがアパート暮らしの大学生で、最高齢は私より五歳年上の人でした。テレビや新聞では単に暴行としか報道されていませんが、実際は最後まで犯されたようです。 警察の人達が帰った後で私は娘に電話を入れました。 「うん、ニュース見たよ。ひどい事件だね」 娘も心配してくれました。 「事件が起きたのは決まって週末だから、犯人は勤め人じゃないかって警察が言ってたわ」 「ママも心配よね。去年みたいに、彼に行かせようか?」 「栄一さんに?」 「うん。私は土曜日にコーラスの練習があるから無理だけど、あの人は特にすること無いみたいだし。金曜の晩から月曜の朝までそっちに泊まれば安心でしょ?」 「うん、そうして貰えれば助かるけど、いいの?」 「平気平気。ついでに家の傷んだところを治して貰えば」 「だったら、屋根裏を改築して欲しいな。今は物置だけど、部屋にすれば将来あんた達が引っ越して来ても住めるわよ」 「屋根裏部屋かあ。悪くないわね」 思いの外娘が乗り気だったので栄一さんさえ良ければとお願いしてしまいました。勿論、強姦魔が怖かったのも事実ですが、心のどこかでは栄一さんと二人きりになれる時間を期待していたのだと思います。 「じゃあ、明後日から行くように言っとくわね」 「ごめんね。無理にじゃなくていいのよ」 「大丈夫。あの人、大工仕事って嫌いじゃないのよ。去年だってお風呂場が仕上がったら気が抜けてたんだから」 「なら嬉しいけど」 でも、私には落胆の原因が別のところにあることが痛いほど分かっていました。私は努めて気持ちを抑えながら電話を切りました。明後日栄一さんが泊まりに来てくれる。そう思っただけで身体がジワッと熱くなりました。 金曜の夜八時過ぎに栄一さんが来てくれました。 「ごめんなさいね。無理を言って」 私は素っ気ない言葉で栄一さんを出迎えました。二人きりなのですが視線は合わせませんでした。 先にお風呂に入って貰い、用意しておいた食事を出しました。栄一さんがお土産だとこの前と同じお酒を差し出しました。一瞬身構えてしまいました。 私たちは無言のまま軽く乾杯して食事を始めました。このお酒が意味するところは二人とも承知しています。それでも私はお酒に口を付けました。その瞬間、挑まれても拒まないというメッセージが栄一さんに伝わったはずです。 食事が終わり、二人とも無言のままそれぞれの寝部屋に入りました。と言っても薄い襖一枚隔てただけなので、衣擦れの気配や溜息さえ聞こえてしまいます。 先日のように意識が無くなるまでは飲みませんでしたが、それでも心地良い酔いが回り、身体がジーンとしていました。私は薄目を開けて栄一さんがどうするかを窺いました。暫くすると襖がソーッと開き、栄一さんがこちらに来ました。 この前はここで私が服を脱いだのでしょうか。今夜も栄一さんは何もしません。仕方無く自分で服を脱ぎました。私が下着姿になっても栄一さんは手を出しません。ちょっと恥ずかしかったのですが、下着も自分で脱ぎ、きちんと畳んでから見えないようにスカートの下に隠しました。 その間に栄一さんも裸になっていました。固くなったものが上向きに反り返っています。布団の傍ににじり寄った栄一さんの左手がスッと伸びて胸を撫でました。すぐに右手も後を追い、反対の乳首を摘みます。思わず身体がピクンと震えてしまいました。 暫くすると右手がお腹を滑り、脚の間に入って来ました。代わりに唇が乳首を吸い込みます。指先は割れ目の入り口で右に、左にとしこりを転がしています。その感触にどこか憶えがありました。きっと最初の晩もこうしてくれたのでしょう。 指先がしこりを離れ、入り口を探ります。音を聞いただけでそこが濡れていることが分かりました。次の瞬間、思わず声が漏れそうになりました。栄一さんの指先が私の中に入って来たのです。 私は夫との営みでも自分から入れて欲しいと思ったことはありませんでした。でも、今は栄一さんに早く貫かれたいと身体が必死に求めています。 それでも私は何もしませんでした。これは栄一さんが望んでしてること。私が求めてる訳じゃない。そう自分に言い訳してたんだと思います。 栄一さんが入って来た時も私は無反応を装いました。ただ、この前とは感触が違います。何となくのぺっとした感じなのです。 (もしかして、コンドーム着けてくれたのかな) そう思いました。お酒のせいか、それともコンドームのせいなのか、栄一さんはいつまで経ってもゆったりとした動きを止めませんでした。その感覚は決して激しいものではありませんが、身体の奥が暖かくなる感じで、このまま何時間でも続けて欲しいと思いました。 本当は私も栄一さんを抱きしめたかったのですが、自分から動くのはためらってしまいました。ただ、少しだけ身体の力を抜き、脚を開きました。その方が栄一さんが奥までしっかり届くんです。 ようやく栄一さんの動きが止まりました。ゆっくり引き抜かれ、薄目を開けて様子を見るとコンドームの先端に白いものが見えます。今回は私の中で目的を遂げてくれたんです。 栄一さんは私に布団を被せ、軽く唇にキスしてから自分の部屋に戻って行きました。今回はあと二晩残っています。明日も抱かれるのだろうか。不安と期待が入り交じった複雑な気持ちでした。身体は栄一さんを欲しがっています。でも、このままズルズル関係が続くと娘に顔向けができません。 栄一さんは里江子も抱いているのだろうか。その姿を想像すると胸がチクリと痛みます。でも、全然手を触れていないとしたら、その原因が自分だとしたら・・・・・・ 私は目をつぶって娘の顔を頭から追い払いました。後二晩は何も考えずに栄一さんを受け入れようと思いました。 翌日、早めに起きた栄一さんは朝食もそこそこに屋根裏に上がりました。あちこち寸法を測り、降りて来ると持って来たノートパソコンで図面のようなものを描いています。昼ご飯の間も上の空で、何か考え事をしていました。 「居間の物入れ、つぶしてもいいですか?」 ようやく栄一さんが顔を上げました。 「勿論構わないわよ。つぶしてどうするの?」 「あの物入れ、幅が一間半あるんで階段にします」 「ああ、それがいいわね」 「今回は設計だけで、来週までに材料を調達します」 「全部お任せよ。費用は言ってちょうだい」 「それなんですが、里江子とも相談して折半にしようと思いますが、それでいいですか?」 「えっ、全部うち持ちでいいわよ」 「いえ、半分持たせて下さい。実は、二年くらいしたら八王子営業所に転勤になりそうなんです。ここからだと車で通える距離なので、その時はこちらでお世話になる積もりです」 「あら、引っ越して来るの?」 私は多分複雑な顔をしてたと思います。栄一さんと毎日同じ屋根の下で暮らせるのはとても嬉しいことです。でも、娘が一緒となると何も出来ません。辛い日々になりそうな予感がしました。 「じゃあ、午後は設計をまとめちゃいます。明日は一日暇になりますが、どうしましょう?」 栄一さんが私の目をジッと見詰めました。途端に息苦しくなって目を逸らせてしまいました。 「そうね、まだ寒いし、家でのんびりした方がいいんじゃないかな?」 「そうですね。お風呂も温泉みたいなものだから、そうしますか」 思わず二人でお風呂に入っている姿を想像してしまいました。いずれそんな日が、それも近い内に来るような気がしました。 その日は栄一さんに言われるまま手近なファミレスで夕食を済ませ、七時過ぎに家に戻りました。寝るにはまだ五時間くらい間があります。 居間のソファーに座ってテレビを点けましたが、何とも気まずい時間がゆっくりと過ぎて行きました。暫くすると栄一さんが私の隣に移って来ました。そっと肩を抱かれました。 「栄一さん」 堪りかねた私が口を開きました。 「はい」 「あなたの気持ちはとっても嬉しいの。でも、これ以上私の中に踏み込んで来て欲しくないの。分かってくれる?」 暫く返事がありませんでした。 「だったら、何で僕を呼んだんですか?」 「それは、近所が物騒だから・・・・・・」 「分かってます。でも、僕のこと、嫌いですか?」 今度は私が黙ってしまいました。確かに呼び寄せたのは自分です。そこに自分の口からは決して言えない期待が込められていたのも事実です。 「里江子のことを考えて。私はあなた達の暮らしを壊すようなことはしたくないの。里江子は私の大切な一人娘よ。分かって」 栄一さんが顔を上げて私の目を見詰めました。私のあごにそって手が伸びて来ます。次の瞬間、唇が重なりました。慌ててその手を振り解き、顔を背けました。 「どうして分かってくれないの」 涙目になった私を栄一さんがもう一度引き寄せました。また唇が重なりました。歯を食いしばってそれに堪えました。最早振り解く気力は無くなっていました。 二人とも素面のままそれぞれの布団に入りました。寝部屋は別々です。とは言っても時間はまだ八時を少し過ぎたばかり。寝るには不自然な時間です。そんなに早く床に就くことの意味を二人とも十二分に意識しているはずです。 暫くすると襖がスッと開きました。 「美津子さん、そっちに行ってもいいですか?」 「えっ、駄目よ」 「行きたいんです。本当に駄目ですか?」 「だ・・・・・・」 二度目の駄目は言えませんでした。そう言ってしまったら栄一さんが私のことを諦めてしまいそうな気がしたんです。とは言っても里江子の母親という立場上、自分の方から栄一さんを誘う訳には行きません。そこで、これから起こることを期待しつつ、何も言わないことにしました。 「行きますよ。いいですね?」 まさかいいなんて言えません。そのまま黙っていました。隣で気配がしました。栄一さんが起き上がったようです。 「本当に行きますよ」 布団が捲られ、私の横に栄一さんがスルッと滑り込んで来ました。素肌でした。強張ったものが脇腹に当たりました。 「どうしても・・・・・・」 栄一さんは答えずに私の寝間着を解きました。その下は私も素肌です。栄一さんがゆっくりと胸を揉み始めました。昨日と同じように指の間を少し開いて乳首を挟みます。焦った様子はありません。明日もお休みなので、いくら寝坊しても大丈夫なんです。 気が付いたら栄一さんの指先が既に濡れた肌を探っていました。指先で割れ目全体をなぞります。手前に来るとクリに、目一杯送り込まれると後ろのすぼまった所に当たります。その指先が本来の入り口で止まり、ほんの少しだけ入って来ましたが、弾くように外れました。一瞬真空になった感じがして、粘っこい音がしました。 栄一さんはこれを何度も何度も繰り返したんです。強い刺激ではないので気にしなかったのですが、暫くすると急に入り口の辺りが痺れて来ました。 それでも必死で我慢していると栄一さんが私の脚の間に腰を入れて来ました。指とは違った感触が入り口に当たり、少しずつ広げられて行きました。 「美津子さん」 奥まで届いた時、栄一さんが耳元で私の名前を呼びました。もう私に抵抗する気持ちはありませんでした。栄一さんが入り口まで退き、また奥まで戻って来ます。その穏やかな動きがいつ終わるともなく続きました。 私は夫しか知りません。だから栄一さんが大きいのか小さいのか、よく分かりません。夫に比べたらちょっと太めの先端が一番奥に当たります。この感触、夫との交わりでは意識したことがありません。きっと栄一さんの方が長いのだと思います。 それにしても栄一さんの動きはどこまでも優しいものでした。激しく求められているという感じはしませんが、いつまでも一つになっていたいと言う気持ちが痛いほど伝わって来ます。それは私にとっても心から嬉しいと思える時間でした。 突然栄一さんが私の唇を求めました。思わず歯を食いしばってしまいました。もし舌を絡めてしまったら無条件降伏になると思ったのです。栄一さんの舌が暫く私の歯の前をさまよい、諦めたように唇が離れました。 (ごめんなさい) 思わず心の中で謝りました。 ハッと気が付くと栄一さんが私の目を覗き込んでいました。恥ずかしいので思わず目をつぶります。でも、暫くして目を開けるとまた栄一さんの真剣な目に出会いました。少しずつ目を閉じている間隔が短くなり、とうとう瞬きもせずに見詰め合ってしまいました。 私は自分への言い訳から、まだ積極的なことは何一つしていません。でも、ここまで来てしまうとそんな自分の狡さが嫌で堪らなくなりました。 この晩も私は全てに受け身でした。とは言っても、決して嫌な時間ではありません。一度なら過ち。でも二度目は別の意味を持ってしまいます。しかも、今日は三度目の交わりなのです。私は覚悟を決めて栄一さんを受け入れました。私の中を行き来する栄一さんの強張った感触が愛おしくて堪りませんでした。 翌朝目覚めると私は栄一さんに抱かれたままでした。横向きに抱かれた私の左足が栄一さんの腰に乗っています。まだ中に留まったままの栄一さんを感じ、思わず腰が震えました。そっと足を外すと栄一さんがヌルリと出て来ました。コンドームがぶら下がっていました。 実は私、数年前に生理が無くなったんです。お医者さんに診て貰ったらそろそろ閉経だと引導を渡されました。あったり無かったりが続いて徐々に終わると言われました。 ただし、男の人に抱かれると復活することもあるので、そんな時はピルを処方して上げるからいらっしゃいと言ってくれました。 私の場合は一度でスパッと止まってしまいました。この数年間生理が一度もありません。だからコンドーム無しでも大丈夫だと思うのですが、どうやってそれを伝えたらいいか、あれこれ考えてしまいました。 朝ご飯の支度をしていると栄一さんが起きて来ました。そっと後ろから抱かれ、首筋に軽くキスされました。本当は振り向いて唇を求めたかったのですが、辛うじて堪えました。諦めた栄一さんが洗面所に行きました。 朝ご飯が済むと二人で屋根裏に登り、間取りの相談を始めました。今日も一日家でのんびりすることになっています。屋根の断熱さえしっかりすれば一階の半分くらいの間取りが増やせると言われました。 栄一さんは間取りを決める時、携帯で娘と連絡を取り合ってました。話し方がすごく自然だったので思わず胸が苦しくなりました。私には嫉妬なんかする権利は一つも無いのですが、昨日あれだけ私を抱いたのに平気で娘と話ができる栄一さんの気持ちが今一つ掴み切れず、モヤモヤした気持ちが晴れることはありませんでした。 結局そのモヤモヤを夕食後まで引きずってしまい、寝る時間になると無口になっていました。また別々の部屋に布団が敷いてあるのを見た栄一さんが寂しそうな顔をしました。 でも、私はちょっとだけ栄一さんに譲歩していました。夕食の後、栄一さんがお風呂に入っている間に私の部屋の暖房を目一杯効かせておいたのです。 実は昨日の晩、布団を剥ぐと背中が寒かったんです。夢中の間は気が付きませんが、抱き合って眠ると身体が芯から冷えてました。 栄一さんは黙って私の部屋に来ました。私も何も言わず、自然に栄一さんを受け入れました。部屋が暑いほどに暖まっているのに気付いた栄一さんが嬉しそうな顔をしました。布団を剥ぐと更に表情を崩しました。実は私、布団に入る前に寝間着を脱いで素肌になっていたんです。下着も全て脱ぎ捨てていました。 その晩、栄一さんは私の脚の間に肩を入れて来ました。薄い茂みを両手で分け、栄一さんの口が恥ずかしいところに触れました。口での愛撫はこれが初めての経験です。 その初めての経験が私の心を揺さぶりました。口での愛撫は濡れ方が足りない時の間に合わせ。そんな程度にしか思ってなかったのです。 ところが栄一さんの舌や唇は想像以上に甘味で、気が付いたら自分から目一杯脚を開いていました。指の時と同じように舌の先が後ろに触れます。いえ、触れるだけでなく、尖らせた舌の先が僅かですが入って来るんです。 (駄目、汚い・・・・・・) そう言おうとするのですが、身体はもっと、もっとと言わんばかりに勝手に尻を浮かせます。一時間以上に及ぶ栄一さんの愛撫が絶頂の扉を叩く夜になりました。 ようやく一つになった時、私は思わず栄一さんの背中に両手を回してしまいました。また一つ、私のこだわりが破られた瞬間でした。後で気が付いたら栄一さんの背中に何本ものみみず腫れが走っていました。無意識で爪を立ててしまったようです。 夫との営みが足元にも及ばなかったことを思い知らされました。一度開いた快感の扉は私を未知の世界に誘いました。最初の晩はお酒が意識を奪いました。二度目の晩は少しだけ心が溶けました。でも、三度目の今晩は快感が私から全ての抵抗を奪い去ってしまったのです。 セックスで気が遠くなるという表現は誇張で、象徴的な物言いだと思ってました。ところが、栄一さんに貫かれると身体の奥から不思議な感覚が溢れて来ます。女が自分から男を求めるなんてはしたないと決め付けていましたが、いつの間にか私の腰が狂ったように動き続けていました。 私はこれまで、ともすれば栄一さんに傾きそうになる自分の気持ちを何とか打ち消そうと無駄なあがきを続けて来ました。素っ気ない態度や言葉はその現れだったのです。 でも、こうして身体が激しく栄一さんを求めてしまうと最早抵抗する素振りを続けても無意味です。 (里江子にばれてもいい) 栄一さんの背中に手を回しながら、胸の中ではっきりと決心しました。修羅場になっても構わない。その時まで、こうして栄一さんに抱かれていたい。 手始めに顔を上げて栄一さんの唇を求めました。私が先に舌をこじ入れ、思い切り絡めました。その感触が身体にも伝わり、奥が痺れました。きっとこれがセックスの快感なのだと思いました。 月曜の朝早く、私はそっと栄一さんを見送りました。栄一さんは車で来ていたので一旦千葉の自宅まで戻ると言いました。栄一さんは玄関を出る前に私にキスしようとしましたが、思わず身体を退いてしまいました。私の頭の中を娘の顔が過ぎったんです。栄一さんは寂しそうな顔をして帰って行きました。 それからの四日間を私は虚ろな気持ちで過ごしました。栄一さんが娘に電話している様子から想像すると二人の仲はいいようです。私よりも親しげな雰囲気が漂っています。夫婦なので当然のことですが、栄一さんとしっかり結ばれてしまうと、それすら苦痛に思えて仕方無いんです。 ようやく金曜になりました。私はその日の午後、栄一さんの携帯に電話してしまいました。三回だけ呼び出して電話を切りました。こうしておけばいずれ時間が出来た時に掛け直してくれるはずです。 栄一さんがコールバックしてくれたのは五時を少し過ぎた頃でした。 「ごめんなさい。今日は残業があるんで、遅くなります」 「遅くなるって、何時頃」 「九時半、いや十時過ぎるかな。食事はこっちで済ませます。なるべく早く帰るようにしますから、待ってて下さい」 「はい、待ってます」 食事を済ませて帰って来る栄一さん。何も無ければ寝るだけですが、お互いに胸に期するものがあるので、その時間が待ち遠しくて堪りません。 栄一さんの車が家の前に止まったのは夜中を過ぎた頃でした。待ち焦がれたその時間が私を燃え上がらせ、玄関で栄一さんの胸に飛び込んでしまいました。栄一さんも思い切り私の身体を抱きしめてくれました。 離れていた四日の間、私は色々悩みました。これっきりにしようと頭では考えましたが、その度に身体がむずがりました。深々と貫かれたあの感触を棄てることなんてどうしてもできません。だとしたら、これまでのように嫌々抱かれる振りを続けるなんてもう出来ないと思いました。 「お帰りなさい。待ち遠しかった」 私は自分の気持ちを正直に伝え、栄一さんの手を引いてお風呂場に向かいました。これまでは恥ずかしかった裸も見て欲しいと思いました。 栄一さんは私の変わり様に驚いています。望んだ結果だと思いますが、クスリが効きすぎたとでも思っているのでしょうか。 でも、そんな心配は杞憂に終わりました。自分も素早く裸になると私を浴槽の縁に座らせ、脚の間に顔を差し込んで来たのです。 「駄目、ちゃんと洗ってから」 そう言って抵抗したのですが、栄一さんはお構いなしに口を付けてしまいました。ついさっきトイレに行ったばかりなのでカーッと顔に血が上ってしまいました。 栄一さんはそんな私には無頓着に両手で襞を目一杯開き、舌の先で探って来ます。時々口の中一杯に吸い込まれ、腰が溶けて来ました。 浴槽に二人向き合って浸かると栄一さんが私の手を取り、自分の方に導きました。そっと握ると栄一さんが手の中で暴れます。考えてみたら男の人に触れたのはこれが初めてでした。 「ねえ、一つだけ聞いてもいい?」 握りしめた感触を確かめながら聞きました。 「何ですか?」 栄一さんはまだ馴れ馴れしい口の利き方はしません。 「あなた達、つまり、里江子とは上手く行ってるの?」 栄一さんは暫く黙り込んで私の顔を見ていました。 「僕たちが上手く行ってないと、美津子さんとも終わっちゃいますよ」 それが栄一さんの答えでした。 「どういう意味?」 「僕と美津子さんの関係は里江子抜きでは成り立たないってことです」 「えっ、分からないわ」 「いずれ、分かる時が来ます」 「それまでは?」 「このまま、何も考えずに僕のことを愛して下さい」 「そんなの無理よ。だって・・・・・・」 思わず栄一さんをきつく握りしめてしまいました。 その晩、私は思い切って心の鎧を脱ぎ捨てました。言われる前に脚を広げ、両手で栄一さんを迎えました。貫かれると自分の方から腰を振り、思い切り栄一さんを確かめました。 「素敵、もっとちょうだい」 すぐに身体の芯が痺れて来ます。これまでは歯止めが掛かって腰を退いたのですが、今日は反対に自分からお尻を押し付けました。痺れが震えになり、目の前が真っ赤に燃えました。 「い、いい・・・・・・」 結ばれている時に声を上げたのは初めてです。声を出すことで余計に身体が反応します。とうとう意識が遠退いて行きました。栄一さんが耳元で何か囁いていましたが、それも聞こえなくなりました。 どのくらい時間が経ったのでしょう。ふと目を開けると目の前に栄一さんの優しい目がありました。思わずその目に口付けしてしまいました。 「気が付いた」 栄一さんがそう言いながら耳たぶをそっと噛みました。 「私、どうなったの?」 「いったみたい」 「いったって?」 「気持ち良かったんでしょ?」 「うん、凄く」 「それをいくって言うんですよ。初めて」 「うん。こんなこと、一度も無かったわ」 「良かった。これで本当に一つになれた」 「そうなんだ」 いつの間にかお互いにしゃべり方が変わってました。 「あなたのこと、本当に好きになっちゃったけど、大丈夫。後悔しない」 きっと真剣な目で栄一さんを見てたんだと思います。栄一さんも真顔になって頷いてくれました。 「もう後戻りできないわよ。私、何があってもあなたとは離れないから」 「離れるなんて、考えないで」 「でも・・・・・・」 娘のことを言いたかったのですが、一つになったままでは何も言えませんでした。 翌朝、朝ご飯の支度をしていると栄一さんが後ろからそっと抱きしめてくれました。両手が優しく胸を包みます。そっと両方の乳首を摘まれ、思わず呻いてしまいました。 こういう戯れって恋人同士や新婚時代には当たり前なんでしょうが、処女のままお見合いで結婚した私には経験したことが無い麻薬のような一時でした。 朝食の時、これまでのような向かい合わせではなく、隣に座りました。栄一さんは私の肩を抱きながら嬉しそうにコーヒーをすすります。私があーんと口を開けると口移しにそのコーヒーを飲ませてくれました。 今回の三日間はあっと言う間に過ぎてしまいました。土曜の晩は明け方まで一睡もせずに抱き合って過ごしました。もう、何があっても栄一さんとは離れられないと覚悟を決めました。 次の月曜、私は婦人科を訪ねて避妊の相談をしました。既に閉経したと思うのですが、かと言って何もせずに万一妊娠してしまっては取り返しが付かないと思ったのです。検査の結果は当面避妊は必要無いだろうとのことでした。来週はそのまま栄一さんを受け入れようと思いました。 まだ栄一さんに抱かれたのは四回だけです。そんな私が何でそこまで心配するのかと思われるかも知れませんが、単に身体だけではなく、心も含めて栄一さんのものになってしまったのです。言ってみればこれが初めての恋であり、初めて自分から求めたセックスなのです。 勿論、娘のことは大きなわだかまりです。栄一さんはいずれ解決するようなことを言ってますが、そんな簡単なことでは無いはずです。 四日間がノロノロと過ぎ、ようやく金曜を迎えました。今回は遅くなることも無く、八時過ぎに栄一さんが到着しました。 「お帰りなさい」 玄関で迎えた私は迷うことなく栄一さんの胸に飛び込みました。狂おしいキスの雨を降らせ、思い直して夕食の支度をします。早く食べ終えてお風呂に入りたい。それだけでした。 食事を終え、風呂もそこそこに布団に潜り込みました。コンドームを着けようとする栄一さんを制してそのまま一つになりました。その部分が直に触れるのは最初の晩以来です。 すぐに身体が痺れ、夢の世界に入ろうとしたその時、栄一さんが耳元で囁きました。 「里江子が妊娠しました」 「えっ、何?」 一瞬意味が分かりませんでした。 「子供が、美津子さんの孫が出来たんですよ」 「子供、孫・・・・・・」 頭をハンマーで殴られてたような気がしました。 「子供・・・・・・」 一番聞きたくない言葉でした。勿論、喜ばなければいけないことなのですが、貫かれているまさにその時に聞くような言葉ではありません。 「いつ仕込んだの」 咄嗟にそんな言葉が出てしまいました。 「去年の暮れだと思います」 「去年の暮れ・・・・・・」 それは私が酔って正体を無くし、気が付いたら栄一さんに抱かれていた、そのすぐ後ということです。 「非道い、そんなの非道い」 私は栄一さんの胸を叩き、押しのけようとしました。 「落ち着いて下さい。美津子さんにとっても悪い話じゃ無いんです」 「嘘、私の身体が欲しかっただけなのね」 私は泣きじゃくりながら栄一さんの胸を両の拳で何度も叩いていました。 その時、足元の襖がスッと開きました。 「えっ、誰?」 一瞬私は強姦魔が来たのかと背筋が凍りました。でも、入って来たのは娘の里江子でした。 「何で里江子が・・・・・・」 慌てた私は栄一さんを押しのけようと藻掻きましたが、無駄な抵抗でした。 「非道い、非道すぎる」 私は声を上げて泣きじゃくりました。 「ママ、落ち着いて」 里江子が枕元に来て私の頬を撫でました。 「いい報せでしょ。ママ、お祖母ちゃんになるのよ」 「そのどこがいい報せなのよ?」 思わず語気を荒らげてしまいました。 「だって、これで私たち、切っても切れない家族になったのよ」 「そりゃあ、あんた達はそうだけど、私はもうお仕舞いだわ」 「ううん、全然お仕舞いなんかじゃないの」 「どういうこと?」 「彼の答えをしっかり味わって」 その言葉を待っていたように栄一さんが腰の動きを再開しました。 「えっ、駄目。何考えてるの。里江子がいるのよ」 焦った私が栄一さんのお尻を抱えて動きを止めようとしました。それを振り解くように栄一さんの動きが強くなりました。 「駄目、駄目だってば」 そう言いながらも、いつの間にか私も栄一さんに合わせて腰を振っていました。 「ママ、良くなって」 耳元で里江子が囁きました。 「む、無理よ」 そう答えたのですが、言葉とは裏腹に身体の奥からその瞬間が始まりました。娘がいることなど、もうどうでも良くなってその感覚に没頭しました。 「え、栄一さん・・・・・・」 気が付くといつの間にか娘も裸になっていました。栄一さんはまだ私の中に留まっています。 「ママ、どうだった?」 娘が意地悪な目で私を見ました。 「もう、あなたって子は」 娘をにらみ返しました。 「良かったわよ、死ぬほど」 「うん、そんな感じだった」 「でも、あなたはこれでいいの?」 「うん。こうしてって私が頼んだんだもん」 「えっ、嘘」 「ほんと。これがプロポーズの条件だったの」 頭が混乱して何も考えられませんでした。 「栄一さんはね、私一人じゃ絶対に我慢できない人だって分かってたの。私と付き合ってる間も別の二人と浮気してたし。あ、一人は私より先に付き合ってたから、私の方が浮気か」 里江子が可笑しそうに笑いました。 「何で栄一さんがいいのか、ママにも分かってるでしょ?」 里江子はそう言って私たちの間に手を差し込み、栄一さんを摘んで揺すりました。その拍子に栄一さんがピクンとはねました。 「それで、真っ先にこの人をママに会わせたの。あの日のこと、憶えてるでしょ?」 「まさか、栄一さんをけしかけたの?」 「ううん、何も言わずに会わせて、様子を見たの。そしたら、ママが真っ先に一目惚れしたでしょ?この人も見え見えでママに興味持ったし」 栄一さんがまた私の中で元気を回復しました。 「それで、これからどうするの?」 私は半分開き直っていました。下から腰を突き上げると挟まったままの娘の指がしこりに擦れました。 「これまで通り。しっかり愛し合ってね」 娘が指先でしこりを摘みました。 「そう言えば、今日、あんたはどうやって来たの?」 栄一さんが車で着いた時は一人だったんです。 「途中のファミレスで降りて、時間をつぶしてたの。その後はタクシーで来たのよ」 「ふうん。また手の込んだことしたのね」 「だって、最初から一緒だと抱き合ったりしなかったでしょ?」 「当たり前よ」 「だから別々に来たの」 「でも、あんたは本当にこれでいいの?」 「うん。相手がママならよそで浮気される心配無いし、ママだって満更でもないでしょ?」 「見てれば分かるでしょ」 栄一さんとの営みに没頭しながら、私は最初の晩のことを考えていました。もしかしたら、あの時も娘がどこかに隠れていたのかも知れません。脱がされた服をきちんと畳んだのも娘の仕業、そんな気がして来ました。 正直言ってホッとしました。実は、うちの周りで栄一さんのことが噂になり掛けていたんです。毎週のように娘の旦那が一人で泊まりに来る。田舎の暇な女達には格好の話題だったのです。 「最近若返ったわね」 「羨ましいわ」 そんな言葉が私の周りで飛び交っていました。 「ねえ、毎回じゃなくてもいいけど、時々はあんたも一緒に来てね」 娘の手を握って頼みました。 「あっ、やっぱり噂になってるんだ」 里江子が可笑しそうに笑います。 「田舎だからね。半分はやっかみだろうけど」 「言えてる。欲求不満のオバサンだらけだからね」 話している間も栄一さんは私の中で動き続けています。今回はゴムが邪魔しないので気持ち良さがどんどん膨らんで来ます。やっぱり生の方が感じます。特に入り口まで抜かれる時が最高なんです。 「ありがとう」 私は里江子の手をきつく握りしめました。娘はニコッと笑って私に優しく口付けしました。 ---END--- |
42]筒抜け | 2022/10/22(Sat) | 2022/10/22(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「ママ、気持ちいい」
突然頭の上から若い男の声が聞こえて来た。それは蚊の鳴くような微かな響きだったが、静かに湯船に浸かっていた弘信は十分聞き取ることが出来た。慌てて見上げると、その声は天井の換気ダクトから漏れて来るらしい。 「駄目、出ちゃう」 弘信が耳を澄ませたので、今度は更にハッキリと聞こえた。切羽詰まった声だった。 弘信がこのアパートの造りを頭の中に思い描いた。メゾネットタイプの二階建て3DKが左右二世帯振り分けに三組つながった構造である。見てくれはそれなりだが、地主が相続税対策に急遽建てたものだから実態はプレハブアパートと大差無い。恐らく風呂場の換気ダクトが隣とつながっており、そのダクトを伝って秘めやかな会話が漏れて来るのだろう。 隣には三十代半ば位の女が中学生の息子と一緒に住んでいる。表札には田中とだけ書かれていた。玄関先でこの女と顔を合わせれば会釈くらいはするが、言葉を交わしたことは一度も無かった。この近所では一番と言える位の美人で、毎日夕方になると出掛けて行く。帰りは深夜である。多分水商売だろう。 暫く静かだったダクトから今度は揉み合うような気配が聞こえて来た。続いて肉と肉のぶつかり合うリズミカルな音が響いて来る。二人が裸で抱き合っている姿が弘信の目に浮かんだ。音の激しさから想像すると、後ろから激しく突き立てているような気がした。 (ママって言ってたよな) どう考えても二人がただならぬ仲に陥っていることは間違い無さそうである。中学生の息子ともなれば、恐らく毎日のように母親の身体を求めているに違いない。 (まさか、美佳は聞いてないだろうな) 弘信が不安を覚えた。弘信自身が夕食前のこの時間に入浴することは滅多に無いが、娘の美佳は早めに風呂を済ませていることが多かったのである。 (注意せんとまずいなあ) 隣から女の絞り出すような呻きが聞こえて来た。 「い、いい・・・・・・もっと、もっと強く・・・・・・」 弘信はいつになく前が固くなっている自分に苦笑した。一定だったリズムが加速し始めた。女の喘ぎがそのリズムに合わせて一段と強くなって来た。 「あー、い、い、いー」 一際大きな声が響き、ピタッと気配が止んだ。二人同時に目的を遂げたようである。 「もういいでしょ。続きは帰ってからね」 「うん。寝ないで待ってるから、早くね」 弘信はなるべく音を立てないように気を遣いながら風呂場から出た。あれだけ声が筒抜けと言うことは、当然こちらの物音も隣に聞こえているはずである。 (何と言って注意すればいいかな) 弘信も隣と同じように高校生になった娘の美佳と二人暮らしである。妻の芙美子は五年前に子宮ガンでこの世を去っていた。 (あっちは母親と息子、うちは娘との二人暮らしだからなあ) チラッと美佳の姿を思い浮かべた弘信が慌てて首を横に振った。ここ一、二年でやけに女っぽくなって来た娘との二人暮らしが急に息苦しいものに感じられた。 「ただいま。パパ、今日は随分早かったのね」 玄関のドアが勢い良く開いて娘が帰って来た。白いカーディガンに赤いチェックのミニスカート。足下はルーズソックスである。絵に描いたような女子高生ルックだが、スカート丈が極端に短い。最近は膝上何センチ等という規定は無くなったのだろうか。弘信がソファーに座った視線だと下着がほんの僅か見えていた。これでは町を歩いていてもちょっとした拍子にパンチラになってしまうはずである。 「スカートが短すぎるぞ」 弘信が笑いながら言った。 「いいじゃん、これ位。この方が脚長く見えるのよ。それに、下だって見せパンなんだから」 美佳がそう言ってスカートを捲って見せた。リボンがあしらわれたデザインである。それでもピンク色のレース地から下の翳りがうっすらと透けていた。 「分かった、もういい」 弘信が顔をしかめて横を向いたので美佳が可笑しそうに笑った。 「独身のパパには目の毒だった?」 「馬鹿言え。小便臭い小娘なんかに興味ないよ」 途端に美佳が目尻を吊り上げた。 「悪かったわね、小便臭くて」 美佳が鞄をテーブルに置き、服を脱ぎ始めた。狭い3DKのアパートに脱衣所は無いのである。 「おい、風呂場に入って脱げ」 慌てて背中を向けた弘信が声を荒らげた。 「小便臭い小娘に興味なんて無いんでしょ!」 美佳が脱いだものを床に投げ散らかして風呂場に消えた。 翌日、弘信が夜中に入浴すると、また隣から二人のじゃれ合う気配が聞こえて来た。何となくこちらの入浴に合わせているようで、それも気になる弘信だった。この調子だと娘の入浴中にも同じ事が起きている可能性が高い。 隣の女は大抵夜中の一時過ぎに帰宅する。恐らく毎晩終電で戻るのだろう。次の日、弘信は終電近くなってから駅に向かった。暫く待つと電車がホームに入って来る。この駅が終着なのでタクシーが何台も客待ちしていた。すぐに女が姿を現した。 「あのう」 弘信が女に声を掛けた。 「はい、何でしょう?」 女が一瞬身構えた。 「お隣の安藤です」 「ああ」 女が弘信の顔を思い出したようで、幾分表情を和らげた。 「ちょっとお話したいことがあるんですが」 「こんな時間にですか?」 女がもう一度きつい目で弘信を睨んだ。 「いえ、今でなくても構いません。よろしければ明日の午前中に半日休みを取りますので、いかがですか?」 休みまで取ると言う弘信の言葉に女がちょっと考えてから頷いた。 「結構です。明日、お宅に伺いましょうか?」 「ええ。息子さんが学校に行かれたらいらして下さい」 息子さんと言われて女が表情を硬くした。 「お嬢さんもいらっしゃらない方がいいかも知れませんわね」 女にそう言い返されて今度は弘信が表情を曇らせた。女は弘信が何を言いたいのか察したらしい。 翌日、約束通り弘信は午後からの出社を会社に連絡して女が来るのを待った。美佳が学校に出て暫くすると玄関のチャイムが鳴った。 「失礼します」 「どうぞ、お入り下さい」 女が改めて田中晴美だと名乗った。弘信がお茶を出し、用件を切り出そうとすると晴美が機先を制した。 「お風呂場の、ダクトのことですわね?」 「知ってたんですか?」 弘信が驚いて晴美の顔を見詰めた。 「ええ、気になったので調べたんです。管理人さんに頼んでここの設計図見せて貰ったら、お風呂場のダクトは二軒ずつ一組になってましたわ。お風呂場の声が筒抜けになるのはうちとお宅の間だけだったので、ちょっと安心しましたけど。他にも聞こえてたら大変だわ」 「えっ、うちなら構わないんですか?」 「だって、お互い様でしょ?」 「はぁ?」 弘信が当惑した顔で晴美を見た。 「もう、とぼけるのはお止めになったら?」 晴美の意図を察しかねた弘信は二の句が継げなかった。 「元々うちがあんなことになったのはお宅のせいよ」 「どう言う意味ですか?」 その言葉に晴美は気を悪くしたらしい。 「何だか話しても無駄のようね」 晴美が席を立とうとした。 「待って下さい。貴女の仰ることが分からないんです、本当に」 「もう、おとぼけもいい加減にして頂戴。貴方がお嬢さんとイチャイチャしてる声を聞いて、息子があんなことしたのよ!」 「私と娘が。言い掛かりは止めて下さい」 「私が嘘言ってると仰るの?お話になりませんわ。パパ、パパって、それはそれは凄かったのよ」 「娘が、ですか?」 「貴方のことをパパって呼ぶ人、他にいるのかしら」 「うちの風呂場でパパって呼ぶのは美佳以外にいないでしょうね」 「ほら、そうでしょ。そこ、そことか、もっと奥までとか、聞いてる私たちが赤面するようなことなさってたくせに」 「本当ですが、美佳がそう言ってたんですね?」 突然、晴美がハッとした顔になった。 「まさか、お嬢さん、美佳ちゃんの一人芝居?と言うか、貴方のこと思い浮かべてオナニーしてただけ、なんてことがあるかしら?」 「どうもそのようですね。少なくとも私には全く心当たりがありません」 「やだ、どうしよう。そんなことって」 晴美の狼狽え振りは哀れな程だった。 「その時のことを聞かせて下さい。まず、最初に聞いたのはいつですか?」 「先月ですわ。日曜で休みの日だったから、二十五日の晩だったと思います」 「時間は何時頃?」 「夜の八時過ぎだったと思うわ」 「先月の二十五日ですね。私が家に戻って来たのは夜中の一時過ぎでした。正確に言えば翌日の午前一時です。土日で実家に戻ってたから、間違いありません」 「嘘、だって美佳ちゃんがパパ、パパって・・・・・・」 「それで、困ったことになったんですね?」 「最初に気が付いたのは俊樹だったんです。あ、息子です。ママ、ちょっと来てって風呂場に呼ばれたら美佳ちゃんの声が聞こえて。二人で息を殺して聞いてたら、俊樹が私の身体を触り始めて。抵抗したんだけどお宅に筒抜けだと思うと声出せなくて、パジャマ姿で下には何も着てなかったし、脱がされて、とうとう入れられちゃったの。ハッキリ言ってお宅を恨んだわ。俊樹だってあんな声聞かなかったら、私としようなんて思わなかったと思うし」 一部始終を聞いた弘信が溜息をついた。 「いけないのはうちの美佳ですね?申し訳無いです」 「いいえ、俊樹にされちゃったのは私の責任です。兎に角、一度美佳ちゃんの声を確かめて下さい。それで全てがハッキリします。来週、俊樹が修学旅行で一週間留守にしますから、その時うちに来て下さい。美佳ちゃんには内緒でね。こっちで私たちがじゃれ合ってるように聞かせたら、きっと美佳ちゃんの方も何かすると思います」 「じゃあ、いつもお互いに聞きながらだったんですか?」 「恥ずかしい話、そうなの。だから、昨日話があるって言われて、そろそろお互いにハッキリさせた方がいいかなって思いましたの」 「何だかとんでも無い話になって来ましたね」 「困ったのはうちの方よ。俊樹はもう夢中で、後戻り出来そうもないし」 「私は誰にも言わないから安心して下さい」 「ありがとう。残るは美佳ちゃんね?」 「来週、美佳の様子を見てから今後のことを考えましょう」 晴美を部屋から送り出した弘信がその後ろ姿をジッと見詰めた。三十代半ばだろうか。顔立ちは元より体の線も全く崩れていない。ツンと盛り上がった尻のラインが肉感的だった。これなら実の息子がその気になっても不思議は無いな、と弘信が思った。 俊樹が修学旅行に出た翌日、弘信は定時に退社して娘と顔を合わせないようにそっと隣の部屋に入った。既に美佳が帰宅しているのを晴美が確認していた。弘信が部屋に入ると晴美が浴室のドアを開けて暫く待ったが、何も聞こえて来なかった。 「こっちから誘わないと駄目かも」 晴美がそう言いながら風呂に湯を入れ始めた。湯の栓を止めると隣からも水音が聞こえていた。美佳も風呂の準備をしているらしい。 「じゃ、お風呂に入りましょうか」 弘信の耳元でそう囁いた晴美が服を脱ぎ始めた。 「えっ、入る振りするだけじゃ駄目ですか?」 驚いた弘信が目を丸くして晴美を見た。 「無理よ。私、そんな演技できないし。貴方は俊樹になりきって」 確かにお湯の中での戯れを演出するには実際に入るしか無さそうである。二人で湯船に浸かると晴美が戯れて来た。前を握られ当惑する弘信だったが、声を出したり抵抗すれば隣の美佳に気付かれてしまう。晴美が無言でウィンクした。ね、今みたいな状況だったのよ、と言ってるようだった。 湯船の外で晴美が弘信に尻を向けた。晴美の気持ちに確信が持てぬまま弘信が宛った。入れた瞬間、ダクトから美佳の声が響いて来た。パパ、と呼ばれて弘信の動きが止まった。 「凄い、パパ、凄い」 確かに美佳のあられもない声だった。そのパパ、弘信は壁一つ隔てたすぐ隣で晴美の中に押し入っている。弘信が微かな音に気が付いた。バイブの音らしかった。 弘信はかなり慌てていた。誘われるまま一つになってしまったのだが、このまま続けていいものか、確信が持てないである。久しぶりに絡み付くの女の感触が頭の芯にズンズン響いて来る。すぐ隣に娘がいると言う意識も弘信の興奮に拍車を掛けていた。 動かない弘信に、晴美が焦れたように尻を何度も突き出した。本気になっていいものか、弘信はまだ半信半疑だったが、段々晴美のペースに引き込まれて腰の動きを強めて行った。 「パパ、イク・・・・・・」 ダクトから美佳の切なそうな声が響いた。その瞬間、弘信の自制が外れた。堰を切った熱い流れが晴美を満たす。晴美が満足そうに呻き声を上げた。 「ねっ、聞いたでしょ?」 リビングに戻った晴美が弘信の目をジッと見詰めながら言った。 「聞いたよ。まさか美佳があんなこと」 「悪い気はしないでしょ、あんな可愛い娘に、パパ、イク、なんて言われたら」 「しかし、美佳の奴、本気で言ってるのかなあ」 「バイブの音、聞いたでしょ。父親を思い浮かべてオナニーしてるんだから、結構本気だと思うわ。でも、バイブ使ったの、今日が初めてなのよ。もっと前に聞いてればオナニーだって気が付いてたのになあ」 「信じられないよ。美佳のような若い娘がこんなむさ苦しいオヤジに抱かれたがってるなんて」 「あら、弘信さんってむさ苦しくなんかないわよ。魅力的だと思うわ」 「一つ聞いていい?」 「何?」 「さっき、本気で感じてた?」 「その位、言われなくても分かるでしょ。私ね、本気で感じると中が動くらしいの」 「うん、動いてた。凄く良かった」 「今晩、どうする?」 「さあ、まだ決めてない」 「私はまだ帰したくないわ。あれじゃ中途半端で切ないの」 「俊樹くんの留守に、いいの?」 「私も少しは考えてるのよ。このまま息子とずるずるしてちゃまずいし、あなた方のことが勘違いだって分かった今は尚更だわ」 「今度は俺が美佳のことで悩む番だな?」 「そうね。うまくやらないと」 「俺たちのことか」 「うん。下手なばれ方したら、私が恨まれちゃう」 「それは俊樹くんも同じだろう。いや、寝ちゃってる分、そっちの方がよっぽど深刻だよ」 「言えてるわ。スケベオヤジあしらう方がよっぽど簡単。若い子、それも息子じゃ後が怖い」 「事の起こりは美佳の奴だよ。あいつに責任取らせるか?」 「えっ、どうやって責任取らせるの?」 「俊樹くんを晴美さんから引き剥がすのさ」 「うーん、美佳ちゃんなら俊樹も満更じゃないみたいだけど。でも、その前に貴方の方も何とかしないとまずいんじゃない?」 「何を?」 「美佳ちゃんはあなたに抱かれることを想像してあんなことしてるのよ。それに、美佳ちゃんには私たち親子のこと筒抜けだし」 「何が言いたいんだ?」 「分かってるくせに」 「俺が美佳と、ってこと?」 「うん。そうなればお互い五分五分になれる」 「美佳となあ」 「嫌じゃないでしょ?さっき美佳ちゃんが、パパ、イクって言った途端にイッちゃったじゃない」 「分かった?」 「当たり前よ。男って内も外も単純だから。俊樹が修学旅行から戻ったら実行しましょう。私たちがこっちで始めるから、頃合いを見てあなたが美佳ちゃんのところに行けばいいのよ。声出せないから、きっと上手く行くわよ」 「無理矢理する気は無いよ」 「大丈夫。私たちのこと盗み聞きしながらオナニーしてる現場に踏み込めば言い訳なんか出来ないし、さっきみたいに、パパ、パパって言ってれば余計よ。あなたもこっちにいて、美佳ちゃんが始めたの確認してから行けば間違いないでしょ?」 「それだと俊樹くんが問題だよ」 「あっ、それもそうね。うーん。じゃ、携帯繋ぎっぱなしにして、こっちの様子があなたに聞こえるようにしておけば?」 「それならいいかも」 「ところで、あなた、さっき平気で中に出しちゃったけど、もしかして?」 「うん。美佳ができた後でカットしたんだ。カットしたら随分強くなったよ」 「あら、じゃあまだまだ出来るわね?」 「あと三回くらいなら」 「ひゃあ、壊れそう」 そう言いながらも晴美が弘信の手を取って嬉しそうに立ち上がった。 「ベッドで、ねっ」 改めて正面から向き合ってみると晴美の身体は信じられない位抱き心地が良かった。贅肉は無いが、間に挟まった胸の膨らみや擦り合う腿の滑らかさが女を抱いている実感を全身で味合わせてくれるのである。 弘信が顔を上げると枕元にピルケースが置かれていた。入れるとすぐに晴美の内部が蠢き始めた。この感触を息子にも直に味合わせている。そのためのピルである。昨日まで同じところに晴美の息子が収まっていたと思うと弘信は何ともくすぐったい気分を禁じ得なかった。 俊樹が修学旅行から戻るまでの毎晩、弘信は娘の切ない声を聞きながら晴美と抱き合う毎日を過ごした。二晩目からはすぐに果てず、出来るだけ長く晴美の感触を味わう余裕さえ生まれていた。美佳の方もそれに合わせているようだった。頭の中では既に晴美と美佳が入れ替わっている。毎回、娘の「イクー」に合わせて果てる弘信に晴美が苦笑した。 ようやく俊樹が修学旅行から戻って来た。一週間ご無沙汰だったので当然激しく晴美を求めることが予想された。弘信はここ数日美佳の機嫌が悪いのが気になっていた。 会社を定時に切り上げた弘信が近所の公園で携帯を耳に当てて待機した。既に電話はつながっている。美佳が戻ったのを確かめた晴美がはやる俊樹を風呂場に誘った。 「ママ、修学旅行の間、僕がいなくて寂しくなかった?」 携帯から聞こえて来た俊樹の言葉に思わず弘信が目をつぶった。その一言で留守中の芝居が全て美佳にばれてしまったのである。慌てて家に帰り、弘信がこっそり玄関を開けた。目の前に裸の美佳が待ち構えていた。 「やっぱり!」 美佳がきつい目で弘信を見た。 「ねえ、どうして分かったの?」 「何が?」 必死でとぼける弘信だが、気が動転して娘が裸でいることを叱るのも忘れていた。 「私が今、お隣の様子を聞いてたこと。こうなったら何もかも話してくれないと許さないからね」 美佳の目が吊り上がっていた。 ダクトからの気配が途絶えたので隣では晴美が気を揉んでいた。 「お隣なんかどうでもいいじゃない」 上の空の晴美に俊樹が抱き付き、股間に顔を埋めた。まだ濡れてもいないのに赤く腫れぼったい晴美の襞に俊樹が首を傾げたが、すぐに母親の身体に没頭して行った。 「昨日まで毎晩お隣にいたの、パパでしょ?」 こちらでは美佳の鋭い質問が飛んだ。弘信が上の空でモゴモゴ何か呟いた。ハッと気が付くと目の前の娘の茂みを凝視していた。 「パパ、鈍感過ぎるよ。この一週間、最初の日以外はいつも私のお風呂が終わるとすぐに帰って来たじゃない。やけにサッパリした顔してさ。おまけに石鹸の匂いまでさせて。パパ、この一週間、うちでお風呂に入ってないのよ」 「そうか、そこまで気が回らなかった。いつ俺だって気が付いたんだ?」 「三日くらい前。一昨日はそうっと窓から見てたの。そしたら、パパがお隣から出て来た」 そこまでまくし立てた美佳がハッとしたような顔になった。 「そっか、私が、パパ、パパって言いながら一人エッチしてたの、全部聞かれちゃったんだ」 弘信が頭の中で今後のことを素早く計算した。ここで中途半端にお茶を濁したら計画は全てご破算になる。お隣との関係もまずくなることは間違い無い。 そうは言っても、ここで娘とどうにかなれるような気分ではなかった。裸の娘と服を着たままの父親。妙な格好の二人が押し黙っていると玄関のチャイムが鳴った。弾かれたように美佳が風呂場に消えた。 「はい」 弘信が怖ず怖ずドアを開けた。晴美がガウン姿で立っていた。後ろからパジャマを着た俊樹が弘信を睨んでいる。 「いいかしら?」 「えっ、ええ、どうぞ」 部屋に通された晴美が風呂場の方に呼び掛けた。 「美佳ちゃんも出て来たら?」 「えっ、私、裸だから」 美佳が戸惑った声で答えた。 「大丈夫よ。何なら私たちも裸になりましょうか?」 そう言って晴美がガウンを脱ぎ捨てた。下は素肌だった。俊樹も晴美に促されてパジャマを脱いだ。ソーッとドアを開けて様子を見た美佳が裸の二人を見て怖ず怖ずと出て来た。弘信一人が服を着たままで、何とも滑稽な四人だった。 「パパも脱いだら?」 開き直った美佳が笑いながら言った。 「これで大体分かったわ」 「とは思うけど、一応説明させてね」 晴美がこれまでの出来事を掻い摘んで説明した。ちょっとためらった弘信が自分も服を脱いで裸になる。一部始終を聞き終えた美佳が照れ臭そうに弘信を見た。 「私の一人エッチが発端だったのね?」 「美佳、お前、本気でパパって言ってたのか?」 弘信が確かめるように聞いた。 「半分はね。本当にそうなるとは思ってなかったけどさ。でも、最近は本気かな?」 「何で?」 美佳が晴美と俊樹を見た。 「お隣から二人の声がするから、あっ、ほんとにやってるって分かったし。ちょっぴり惨めだった。私は一人エッチなのに。それに、パパと晴美さん、お芝居じゃなかったわね?」 俊樹が晴美の前を覗き込んで頷いた。 「旅行に行く前と全然違う。僕の留守中、毎晩してたんだ」 「今更隠しても無駄ね。その通りよ」 晴美が悪びれた様子も見せずにサラッと答えた。 「分かってはいたけど、晴美さんにハッキリそう言われると何かやだな」 美佳がすねてみせた。 「ごめんなさい、私が誘ったの。弘信さんのこと、嫌いじゃなかったから」 晴美が俊樹の方を見た。俊樹も面白くなさそうな顔をしている。 「今すぐどうこうって話じゃないけど、俊樹とはいずれけじめを付ける日が来るでしょ」? 「無理に付ける必要、あるの?」 美佳が口を挟んだ。 「いずれの話だけどね」 「嘘。晴美さんとパパ、違うシナリオを考えてたんじゃないの?」 「えっ、どう言うこと?」 「俊樹くんが久しぶりなんて言わなければ、パパが私のところに来る手筈だったんじゃないかしら?でも、昨日まで俊樹くんが留守だったことがバレちゃった。だからパパが慌てて帰って来た。それに、パパが帰って来た時、私、素っ裸だったけど、パパったら不思議そうな顔一つしなかったじゃない」 「白旗上げましょ」 晴美がそう言って両手を上げた。 「降参だわ。美佳ちゃんがパパと思い通りになれば万事上手く行くと思ってたのよ」 「それって、もしかして、私と俊樹くんをくっつけようって魂胆?」 「弘信さん、何か言ってよ。私じゃ美佳ちゃんには太刀打ちできないわ」 晴美が立ち上がってガウンを羽織った。 「俊樹もパジャマ着なさい。私たちは帰りましょ。後はこちら次第ね」 俊樹も立ち上がってパジャマのズボンを履いた。玄関を出るときに俊樹が美佳に振り返った。 「僕、美佳さんのこと、好きだよ」 残された弘信と美佳が裸のまま向き合った。二人ともなかなか言葉が出て来ない。たまりかねて口を開いたのは美佳の方だった。 「パパはどうしたいの?」 「俺の口からそんなこと言えるか」 「ってことは、私を抱きたいの?抱いてもいいって思ってるの?」 「美佳はどうなんだ?」 「パパから先に言って」 「だから、俺の口からはそんなこと言えないって言っただろ」 「駄目、ちゃんと言ってくれなくちゃ」 「その前に美佳の気持ちを聞いておきたい」 「そんなの狡い」 仕方ないと言った顔で弘信が美佳の目を真っ直ぐに見詰めた。 「分かった。物凄く後ろめたいけど、娘を欲しがるなんてとんでも無い父親だけど、美佳が欲しい」 「本当に?嘘言ったら許さないわよ」 「本当だ。ついこの間まではそんなこと夢にも思わなかったけどな」 「小便臭い小娘には興味無かった?」 「許せ。まさか娘の下着見て喜ぶ訳にも行かんだろう」 「照れ隠しにあんなこと言ったの?」 「うん」 「もう。あれで私、もの凄く傷付いたのよ」 「何で?」 「パパが正直に言ったから私も言うわ。晴美さんと俊樹くんのこと聞きながら、私も本気でパパを誘惑しようと思ってたの。だからスカートも捲って見せたのに、小便臭いなんて言うんだもん」 「最後に一つだけ聞いておきたいな」 「何?」 「何で俺なんだ。他にもっと若い、格好いい相手が幾らでもいるだろう?」 「ふふ、それ言う前にパパに謝らなくっちゃ」 「何を謝るんだ?」 「私、バージンじゃないよ」 「そんなこと分かってる。一昨年くらいだろ?」 「うん。分かった?」 「急に女っぽくなったからな」 「謝るのはそのことじゃないの。私、これまでに二十人くらいと寝てるんだ」 「はあ、二十人か?半端な数じゃないな」 弘信が溜息をついた。 「そんだけ寝ても、この人ならって男は一人もいなかったの。パパと同じくらいの人とも寝たけど、最悪だった」 「おいおい、まさか援交じゃないだろうな?」 「そこまで墜ちてないよ。凄いレストランでご馳走して貰ったり、シャネルのバッグとかは買って貰ったけどね」 弘信が美佳のお気に入りらしいショルダーバッグを思い出した。どんなに安く買っても十万以下と言うことはないだろう。現金貰わなかっただけマシだと弘信が自分に言い聞かせた。 「やれやれ、そんな話聞くと、ますます元気が無くなって来ちゃうな」 「だから、ごめんなさいって最初に謝ってるの」 「それで、何でパパなんだ?」 「パパの、あれが気持ち良さそうだから」 「パパの何が?」 「お・ち・ん・ち・ん」 美佳が弘信の前を指差しながら言った。 「馬鹿言うな」 「ううん、これまで見た中では中くらいだけど、形がいいから」 「変なとこ比べるな」 「へへ、ごめん。それと、パパなら自分勝手じゃなく、優しくしてくれるでしょ?晴美さんとのエッチを聞いてたら、絶対そうだと思った。正直、物凄く妬けちゃった」 「しかし、恐ろしい娘を持ってしまったもんだ」 「そうよ。こうなったらもう逃げられないから覚悟してね」 「美佳はそれでいいのか??」 「うん。俊樹くんも私のこと嫌いじゃないって言ってるし、私も一人は年下の男がいいし」 「で、年上がパパか?」 「うん。パパだって晴美さん、満更じゃないんでしょ?美人だし」 「まあな。それに、もう抱いちゃってるし」 「後は私とパパね。その後に俊樹くんも控えてるけど」 「改まってそう言われてもなあ」 弘信が眩しそうな目で娘の身体を見た。 「大丈夫。私がリードして上げるから。ところでパパ、何人知ってるの?」 「美佳より大分少ないよ。そうだな、晴美さんが五人目で、美佳が六人目になる」 「でしょ、私の方がきっと上手だよ」 美佳が立ち上がって弘信の手を取った。その手を自分の胸に導いた。風呂場に入ると美佳が弘信の身体を洗い始めた。石鹸を塗りたくった手で握られた弘信がようやく頭を持ち上げた。 「お待たせ。パパったら往生際が悪いのよ」 美佳がダクトに向かってそう言うと晴美と俊樹の笑い声が返って来た。 ---END--- |
41]遠い花火 | 2022/10/ 7(Fri) | 2022/10/ 7(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「花火に行こう」
そう言って姉の芙巳子が僕の服を脱がせました。 「花火見に行くんだから、浴衣でね」 姉と言っても十四歳になった僕とは一回り歳が離れています。一昨年結婚して家を出たんですが、先月戻って来ました。姉はその訳を一言も喋りませんでした。 元々僕の家に両親はいません。姉も僕も年老いた養父母が引き取って育ててくれたのですが、その養父母も去年、相次いでこの世を去りました。姉も僕もそれぞれの実の親を知らないんです。 「潔は学校いつまで?」 「十八日が終業式」 「あと一週間か。夏休みはどうするの?」 「別に」 「二年生には林間学校とか、臨海学校は無いの?」 「あるみたいだけど、今年は申し込んでない」 「全員参加じゃないの?」 「よく分からないけど、希望者だけみたい」 実は参加費が結構高かったんです。僕は姉に負担を掛けたくなかったので家の事情だと断りました。 「行けばいいのに」 「もう締め切りだよ」 「そう」 話している間に姉はパンツまで全部脱がせてしまいました。 「何でパンツまで脱ぐの?」 「浴衣だから」 「落ち着かないよ」 「ここが?」 姉は笑いながら僕の小さなものを指で摘んで左右に振りました。 「戻ったらお風呂で剥いて上げる」 姉は僕に浴衣を着せ、自分も裸になりました。今年二十五歳の姉の身体。隠そうともしないので前の黒い毛を透かして何かが見えてました。 姉も下着は履かず、そのまま浴衣を羽織ります。朝顔の柄で帯はピンクの絞りでした。 「行こう」 姉は場所取り用の積もりなのか、小さな花ござを小脇に抱えました。 「まだ早いんじゃない?」 時間はまだ七時過ぎ。空にはまだ明るさが残っています。花火は八時からです。 「早く行かないといい場所取られちゃうから」 花火大会のある河原まではうちから歩いて十分も掛かりません。表に出てみると駅の方からぞろぞろ人が歩いて来ます。姉の言う通り、皆いい場所を取ろうと考えているようでした。 仕掛け花火の正面は満杯で入り込む余地はありませんでした。姉は僕の手を引いて上流の方に移動します。段々人の姿が見えなくなり、河川敷の藪に入ると途端に静かになりました。姉はそこに持って来た花ござを敷きました。 「ねっ、ここなら静かに見られるでしょ」 敷いたござの上に腰を下ろすと周りの藪でスッポリ覆われてしまいました。目の前はゴロタ石の河原で、少し先の流れに明かりが反射しています。 「潔と花火見るなんて、何年振りかしら」 「憶えてないよ」 「そうだよね。潔がまだ三つくらいだったかなあ」 その時、合図の花火が数発上がりました。音だけの花火です。パン、パン、パンと三発。その音が向かいの山にこだましました。 「この方が良く見えるかも」 姉はそう言ってござの上に寝ころびました。 「潔も寝た方が楽よ」 「うん」 僕も姉の隣に横になりました。姉の浴衣の胸元が弛み、白い胸の膨らみが見えました。暫く見ない間に姉は随分女っぽくなっていました。結婚すると変わるのかも知れません。 「姉ちゃん」 「何?」 「何で戻って来ちゃったの?」 「戻って来ない方が良かった?」 「ううん。でも、離婚しちゃったの?」 「うん」 「何で」 「潔には説明しにくいかな」 姉が首を曲げて僕を見ました。また合図の花火が上がりました。もうすぐ始まりのようです。 「後で」 そう言って姉は僕の手を握りました。柔らかな指でした。何が後でなのか、僕には分かりませんでした。 最初の花火が上がりました。かなり大きな花火です。きっと尺玉と呼ばれるものでしょう。新潟の方では二尺玉とか三尺玉というとても大きな花火があるそうですが、東京近郊のこの辺では無理のようです。 「きれいね」 姉がそう言って僕の身体を引き寄せました。肩を抱かれ、姉の柔らかい身体がぴったり寄り添って来ました。 「暑くないよね?」 「うん」 川風が少し肌寒い位でした。 「姉ちゃん」 「何?」 「僕がいるから、戻って来ちゃったの?」 「そんなことないよ」 「でも」 「何でそんなこと聞くの?」 「だって、和男さん、僕のこと嫌いみたいだったから」 和男さんは別れた旦那さんです。僕がそう言うと姉は黙ってしまいました。 「ねえ、そうなの?」 「そんなこと聞かないで」 やっぱりと思いました。 「花火見に来たのよ」 姉の声がちょっと鼻に掛かってました。もしかしたら泣いてるのかも知れません。 「うん」 姉が僕をきつく抱きしめました。 花火は思ったより呆気ないものでした。去年の半分ちょっとで、暫く待っても次が上がりません。 「もう終わりかな」 顔を上げてみると土手の上をぞろぞろ人が歩いています。花火大会はこれでお仕舞いのようでした。 「帰る?」 僕が聞くと姉が頷きました。 帰り道、姉は僕と手をつなぎました。ちょっと恥ずかしかったのですが、姉の手の柔らかさが心地良く、そのまま握り続けました。きっと手のひらが汗ビッショリだったと思います。 「姉ちゃん、これからどうするの?」 「どうするって」 「ずっとおうちで暮らすの」 「うん。もうどこにも行かないから」 「それじゃ、お嫁に行けないじゃない」 姉は答えませんでした。黙って歩いていると家に着きました。 「汗かいちゃったね。お風呂入ろう」 姉がそう言って浴衣を脱ぎ捨てました。下は素肌です。 「潔も脱いじゃいなさい」 「うん」 姉が嫁いで家を出るまではいつも一緒に入っていましたが、戻って来てからはこれが初めてです。二年振りに見る姉の裸が眩しくて思わず目を逸らしてしまいました。 「何、恥ずかしいの?」 姉がおかしそうに笑いました。 僕の身体を流し終えた姉が両手に石鹸を塗りたくって前を握りました。 「潔もそろそろ大人にならないとね」 剥かれるんだと思いました。 「早いほどいいのよ」 姉の指先がクネクネ動き、少しずつ剥けたところが多くなって行きます。ヒリヒリして痛かったのですが、姉の柔らかな指で触られていることがドキドキして何とか我慢しました。 「我慢して」 そう言った途端、姉が勢いよく皮を根元の方に引っ張りました。コチコチになっていたので途中で止まりました。 「もう一度」 一旦全部が被るところまで戻された皮が再び引き下ろされました。 「痛っ」 恐る恐る見下ろすと見たこともない形になっていました。 「わっ、汚い」 姉が笑いながら指先でなぞりました。 「姉ちゃん、痛い」 「ごめん」 姉が僕の足元にしゃがみ込みました。目の前に今剥けたものが揺れています。姉がチョロッと舌を出して舐めました。 「これなら痛くない?」 黙って頷きました。きっと顔が真っ赤になっていたと思います。姉がゆっくり僕をくわえました。口の中で舌がこそぐように動いています。目も眩むような心地よさがそこに生まれ、僕は何度も姉の口を突き上げてしまいました。 それはあっと言う間でした。何が起こったのかは分かってました。怒ってないか、恐る恐る姉の顔を覗き込むと目が笑っていたので安心しました。 「どれ、きれいになったかな」 口を離した姉がすぐ喋ったので驚きました。飲んでしまったようです。 「まだ残ってるわね」 姉がもう一度口に含みました。今度は舌の動きがきつかったのですが、まだ余韻が残っていたせいか痛みはありませんでした。すぐに気持ち良くなりましたが、今度は遠慮しないで姉に全てを任せました。 「潔がもうちょっと大人になったら、お嫁さんにしてくれる?」 ようやく口を離した姉がそう言って笑いました。 「うん。姉ちゃんが良ければ」 「なれれば嬉しいけど」 剥けたままの僕を指先で摘みながら姉が言いました。 「また来年も花火見に行こうね」 今日だけよ、と姉が言ってるような気がします。風呂から上がると姉が薬箱を持ってきて、剥けたところに荒れ止めのクリームを塗ってくれました。 「戻らないように、いつも剥いておくのよ」 最後にキュッと握りながら姉が笑いました。 八月に入ると隣の市で花火がありました。僕が行こうと誘うと姉は苦笑いしながら頷きました。今度は河原ではなかったので寝ころんで見る訳には行きませんでした。 それでも花火から戻ると姉は一緒に風呂に入ってくれました。 「もう慣れた?」 剥けたところを握って聞きます。僕が黙って頷くと同じように口に含んでくれました。その日は三度、姉の口を満たしました。 姉は自分の身体を隠しませんでしたが、決して手を触れさせません。怖ず怖ず胸に手を伸ばしたら、思い切りその手をひっぱたかれてしまいました。 花火の季節が終わると姉は何事も無かったように元通りの生活に戻りました。歳の差はどうにもならず、僕の魂胆など全てお見通しで全く手が出ません。秋になってもどこかで花火があるのですが、姉は笑うだけで行こうとは言ってくれませんでした。 冬休みが始まり、クリスマスも過ぎたある晩、突然姉が台所でうずくまりました。 「大丈夫?」 姉は返事が出来ません。慌てて僕は救急車を呼びました。点滴をされながら運び込まれた姉に付き添って病院に行きました。集中治療室に入った姉は長い間出てきませんでした。 「他に家族は?」 治療したらしい白衣の先生が僕を呼びました。 「いえ、姉と僕、二人きりです」 「そうか」 先生は僕が中学生なので話していいものか迷っているようです。 「先生。姉は、姉は大丈夫ですか?」 「今すぐどうと言うことはないが・・・・・・」 先生の表情から、かなり具合が悪そうだと思いました。 「お姉さんには話してあるから、後で聞きなさい」 「はい。それで、いつ頃退院できるんですか?」 「様子を見てからだが、来週くらいかな。連絡するよ」 「はい、よろしくお願いします」 その日はまだ見舞いは無理だと言われて家に帰りました。 翌日、姉が集中治療室から出て一般病棟に移ったとの連絡があり、取るものも取り敢えず駆け付けました。思っていたより姉は元気でした。 「ごめんね、心配掛けて」 「ううん、大丈夫なの?」 「落ち着いたら退院出来るって。それまで我慢してね」 「我慢なんて、何でもないよ。それより、早く良くなって」 「うん」 姉がちょっと寂しそうな顔をしたのが気になりました。 予定より少し遅れた十日後に姉は退院しました。少し痩せたような気もしましたが、自分で歩けるし、辛そうな様子はありませんでした。 「やっぱりうちが一番ね」 家に戻って来た姉はこれまで通りの生活に戻りました。明るく家事をこなし、具合が悪そうな様子はありませんでした。変わったのは夜寝る前です。花火を見に行かなくても一緒に風呂に入り、寝る時は僕をベッドに呼びます。 姉の身体が心配だったので僕は何もせず、柔らかい姉の身体を身体中で味わいながらじっと姉に抱かれて眠りました。それでも時々胸の膨らみに顔を押し付けることもありましたが、姉は何も言わず、黙って僕を抱きしめてくれました。 姉と一緒に寝るようになると僕は自分で始末することが出来なくなりました。一週間くらい我慢したんですが、姉の身体の柔らかさに堪えきれず、下着を汚してしまいました。姉は匂いで気が付いたようです。笑いながら僕を風呂場に連れて行き、花火の晩のように口で可愛がってくれました。その日からお風呂でくわえて貰うのが日課になりました。 長い冬も終わり、三月末で僕は十五になりました。誕生日の晩、姉はご馳走を作ってお祝いしてくれました。少し痩せた姉が心配でしたが、大丈夫よと笑いました。 「今晩はもう一つお祝いがあるのよ」 寝る前に一緒に風呂に入ると姉が嬉しそうに言いました。 「何のお祝い?」 「まだ。秘密」 姉は丹念に僕の身体を洗いましたが、その晩は口に含んでくれませんでした。 「これを着て」 風呂から上がると姉が真新しいベージュ色のブレザースーツを出しました。 「どうしたの、これ?」 「大事な日だから、私が縫ったのよ」 姉は洋裁が出来るんです。きっと僕が学校に行っている間にミシンを掛けていたのでしょう。 「ありがとう」 「さ、着てごらん」 「うん」 袖を通すとピッタリの寸法でした。何となく柔らかな感じです。 「ごめんね。男物縫ったの、初めてなの」 「ううん、とっても素敵。大人になったみたい」 姉が頷きました。 「そう。大人になるのよ」 ニコッと笑った姉が今度はピンク色のドレスを出しました。 「何、それ」 「私の。これ、着るの」 それはピンク色のウェディングドレスでした。シンプルなデザインです。 「少し痩せちゃったかな」 これも姉が縫ったのでしょう。着終わった姉が僕の腕を取って階段を登り始めました。 「ねえ、結婚式みたい」 姉の横顔を見ながら言いました。 「そうよ。お嫁さんにしてくれるって言ったでしょ」 「うん」 「今晩、潔と結婚するの」 寝室に入ると真新しいベッドカバーが掛けられていました。姉は僕と並んで等身大の姿見に二人を映しました。 「写真、撮れる?」 「うん、ちょっと待ってて」 僕は部屋からデジカメを持って来て、まず姉のドレス姿を撮りました。フラッシュも焚いて十枚くらい撮りました。 「今度は一緒に」 二人並んだ写真はもっと沢山撮りました。最後に姉が僕にキスをしながら撮ってと囁きました。 「さ、これで私たちは夫婦になったのよ」 「うん」 「今年の花火まで待つつもりだったけど」 姉が一瞬寂しそうな顔をして、すぐにニコッと笑いました。 「脱がせて。皺にならないようにハンガーに掛けてね」 「う、うん」 夫婦になった。それが何を意味するかは勿論分かっています。僕は震える手で姉のドレスを脱がせました。これを着る前の姉は裸だったんですが、改めて服を脱がせるとドキドキしました。下着はつけなかったので、ドレスが足元に落ちると姉はまた裸になりました。僕はそのドレスをハンガーに掛けました。 「潔も」 僕の方が手間が掛かりました。脱いだ服を姉が順番に片付けて行きました。 「寝よう」 姉がベッドカバーを捲りました。シーツも枕カバーも真新しいものに替えられていました。 「私の言う通りにしてね」 僕は黙った頷きました。 「来て」 ベッドに仰向けになった姉が両手を前に差し出しました。僕が上から被さろうとすると、姉は僕の肩を掴んで下に押しました。今度は僕が口でする番だと思いました。 口に含んだ姉の襞は信じられないほど柔らかいものでした。薄い茂みからは微かに石鹸の匂いがします。舌の先で中を探ると甘酸っぱい匂いが広がりました。 「舌で確かめて」 これから姉の中に入る。それを教えてくれているのでしょう。入り口は思ったよりも奥の方にありました。 一つになっても姉は何も言いませんでした。僕は果ててしまいたくなかったので殆ど動きませんでした。こうして姉と僕は抱き合って一つになったまま朝を迎えました。気持ち良くなってしまったら姉を汚してしまうような気がしたのです。 「ありがとう」 陽も大分高くなった頃、姉がそう言って僕にキスしました。 「そろそろ、いって」 「大丈夫なの?」 「夫婦になったんだから、そんなこと心配しないで」 それでも僕が動かないので姉が下から腰を突き上げました。本当は我慢も限界だったんです。 「姉ちゃん」 「潔」 僕と姉が夫婦になった朝でした。 姉が旅立って十二年になります。今年も花火の季節がやって来ました。タンスの奥に仕舞っておいた浴衣を二着、ハンガーに掛けて部屋に飾ります。僕の浴衣は丈が短いのでもう着ることが出来ませんが、こうして二つ並べるとあの日の想い出が蘇って来ます。 花ござを持って、また河原に行きました。二人で寝そべった場所はもうありません。工事が入って広場に変わってしまったんです。もう少し上流に似たような藪が残ってました。そこにござを敷き、寝ころんで空を見上げました。 僕は今年二十六になりました。いつも姉の面影を追い掛けて来ました。あと一年で僕は姉の歳に追い付いてしまいます。 「いい人見付けなさい」 姉が言い残した最後の言葉ですが、まだ実現していません。姉に操を立てている訳ではないのですが、心が動くような相手にまだ巡り会っていないのです。 僕の誕生日。つまり姉と僕との結婚記念日にはベージュ色のブレザースーツとピンクのウェディングドレスを並べて飾ります。命日には線香を上げるだけです。 姉は僕たちの子供も一緒に連れて行ってしまいました。後になって、それが姉の命を縮めたことを初めて知りました。そこまでして僕たちの結婚を成就させたかった姉。生き存えて子供と一緒に暮らせる日を夢見ていたに違いありません。 毎年、花火の季節になると姉を思い出します。 ---END--- |
40]固い絆で結ばれた兄弟姉妹の温泉旅行 | 2022/ 8/25(Thu) | 2022/ 8/25(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[前編][中編][後編]
[前編] 私は5人兄妹の次女、美紀と言います。 18歳の高3です。 兄・健司25歳、姉・葉子23歳、弟・優太15歳、妹・愛美14歳の5人家族です。 両親は3年前に事故で他界しました。 それからは兄と姉が、まだ学生の私たち3人のために両親に代わって生活費や授業料を稼いでくれています。 高校生になってからは、私もバイトをして生活費の足しにでもと考えていました。 姉「美紀ちゃんまで働きに出たらお家のことをやる人がいなくなっちゃうから、お金のことは私とお兄ちゃんが頑張るから、美紀ちゃんは、お家のことお願いね」 おっとりしておしとやかな姉に憧れがある私としては断ることができず、私は家事全般をすることになりました。 もともと共働きの両親に代わって、炊事洗濯と掃除は姉と交代でやっていたので、苦にはなりませんでした。 とにかく兄妹5人力を合わせて頑張ってきました。 そんなある日、兄が突然言い出しました。 「おーい、今度の週末、みんなで1泊2日の温泉旅行行くぞ!」 私たちが、「どこにそんなお金があるの!?」と兄に突っ込むと、「大丈夫だ!任せろ!じつはな・・・」と。 ナンバーズ4という宝くじで10万円ほど当選したということでした。 兄「これはきっと天国の母さんと父さんが頑張ってる俺たちのためにささやかなプレゼントをしてくれたんだと思う・・・」 本当にそうだなと私は思いました。 そして週末、さすがに5人分の宿泊費となると、高級な所に泊まることはできず、ごくごく普通な、それでいて温泉はしっかりした所を兄が見つけてくれました。 その旅館は家族風呂があり、事前に予約しておけば時間無制限で利用できるという、とてもいい旅館でした。 兄の運転する車で2時間ほど、予約していた旅館に到着すると、早速チェックインを済ませ部屋へ案内してもらいました。 ここは緑に囲まれた静かな所で、当然近所にコンビニなんかはなく、時間の流れる早さがここだけ遅いような錯覚さえ感じました。 まさに大人が癒しを求めて普段の喧騒から解放されるためにあるような場所でした。 そんな場所ですから、中学生の弟と妹は少々物足りなさがあるようで、なんかつまらなそうな表情でした。 正直、私もちょっと退屈だなと思いましたが、今日は洗濯も掃除も料理もしなくていいと思うと、それだけでちょっと嬉しい気分になり、今日くらいはのんびりしようと思いました。 部屋は本来4人部屋なのですが、今回は特別に5人1部屋で泊まらせてもらったそうです。 部屋は純和室で結構広くて、8畳間が2つにトイレと部屋風呂があり、6畳ほどの広さのテラスがありました。 畳の香りがなんだか懐かしく感じ、昔、まだ両親が生きていた頃、夏休みにどこかの民宿にみんなで泊まったことを思い出しました。 夕食の時間までにはまだ3時間ほどあったので、温泉に入ることにしました。 兄「みんな!じつは家族風呂を予約してあるんだ!貸切で時間制限はないから、ゆっくりできるぞ!」 そう言って兄は全員で入るように言ってきました。 私「えー、マジでぇ〜、私はパスっ!」 兄「ダメダメ!今日はみんなで仲良く、父さん、母さんに感謝して一緒に入るんだ!」 兄に両親のことを言われてしまい、強制的に入ることになりました。 (どうせタオルを巻いて入るだろうから、まぁいいか) そう思ってぞろぞろと貸切家族風呂へ行きました。 入口の札を『使用中』にしてノブに吊るし、鍵を掛けます。 脱衣場は当然一つ。 私が戸惑っていると兄と弟はさっさと裸になり浴室へ向かいました。 私がそろそろと脱ぎはじめると、妹は無邪気に裸になるとタオルも巻かずそのまま浴室へ入っていきました。 まだまだお子ちゃまだなと思いました。 残った私と姉は脱ぎ散らかした兄妹の服を簡単に畳み、それぞれの籠の中へ入れると、姉が裸になりはじめました。 久しぶりに見る姉の裸は昔見た時よりも白さが増しているのではないかと思うくらい、眩しい白い肌をしていました。 裸になると姉はそのまま浴室へ向かいます。 私「ちょ、お姉ちゃん、タオルは!?」 姉「え?タオルなんていらないじゃない、お風呂に入るんだから・・・それに兄妹なんだし♪」 なんとそのまま入っていってしまいました。 私はいくら兄妹でも・・・と恥ずかしさがあったので、タオルを巻いて浴室に入りました。 兄「なんだ美紀!タオルなんかして」 お湯に浸かっていた兄が言ってくるので、「だって恥ずかしいんだもん・・・」と、恥ずかしくてまともに顔を見れずに答えると、姉が湯に入り、そっと兄の隣に肩を寄せるように浸かりました。 それはまるで恋人同士か夫婦が、一緒にお風呂に入っているような光景でした。 その光景を見た私は一瞬、(えっ!?)と胸が苦しくなるものを感じました。 浴槽は露天風呂によくある形の石で縁取った円形の岩風呂っぽい浴槽で、広さは直径3メートルくらいで、大人5〜6人が同時に浸かれるほどの広さでした。 お湯は無色透明で透き通っているので、湯の中の身体まではっきりと見えてしまいます。 それでも水面が揺れているので光の反射で細部にまで渡っては見えないのが唯一の救いです。 しばらく立ったままでいると、「早く美紀も浸かれよ・・・タオル外してな♪」と兄に促されました。 「え〜・・・」とちょっと抵抗する、と「なに恥ずかしがってるんだよ!散々一緒に入ってたじゃんかよっ!」と言ってくるので、「だって、それは子供の頃の話じゃん!」と反論しましたが、「優太!愛美!やってしまえっ!」と、私に向かって指差すと、弟と妹は勢いよく湯から飛び出して私へ向かってきて、「美紀ネエも早く入ろうよ!」と弟にタオルを剥ぎ取られ、「ほら!早くー!」と妹に腕を引っ張られ、落ちるように湯の中へ。 諦めた私は素直に裸で湯に浸かりました。両側に可愛い弟と妹に挟まれて。 こんなアットホームな出来事の中、まさかあんな重大発表をされるとは夢にも思いませんでした。 それは兄の口からでした。 兄「美紀、優太、愛美、聞いて欲しいことがあるんだ・・・」 そう言うと兄はそっと隣にいた姉の肩に腕を回して自分に寄せるように抱くと・・・。 兄「じつはな、兄ちゃんと姉ちゃんは愛し合っているんだ」 (え?何かの冗談でしょ?) 一瞬何を言っているのか分からず、しばらくボーっとしていました。 すると兄と姉が顔を見合わせて、目を閉じるとそっとキスをしました。 それを見て我に返り、冗談ではないと理解すると私は超驚いて、「えーっ!」と浴室内に響き渡る大声を上げてしまいました。 すると隣りにいた弟と妹がハモるように、「美紀ネエうるさいよ〜」と耳を両手で塞ぎながら言います。 私「あんたたち、なんでそんな冷静でいられるの!?」 弟「え〜、だってぇ〜、そんな気がしたから・・・な、愛美?」 妹「うん。ケン兄ちゃんとヨウ姉ちゃん、いつも仲がいいから、たぶんそうなんだろうなぁって」 いともあっさり言うので、私は唖然としてしまいました。 ちょっとパニクッてる私。 私「えっ?えっ?いつからなの?いつからお兄ちゃんたち・・・」 自分でも何を言っているのか分からなくてオドオドしていました。 兄「まあ落ち着け!」 とても落ち着けるわけがありません。 心臓はバクバクしていました。 兄「父さんと母さんの葬儀の後、しばらくしてな・・・。お前たちには強がって見せてる様子だったけど、本当はすごく寂しくて、毎晩夜中に1人でひっそり泣いていてな・・・。それを見たらなんとかしてやりたくて毎晩慰めていたら、いつの間にか兄妹以上の感情が芽生えちまって・・・」 最後はちょっと嬉しそうな表情で答えました。 それを聞いた私は、全然そんなこと知らなくて、今になって申し訳ない気持ちと、兄との関係も仕方ないのかなと思えました。 でも、そんな2人にちょっと嫉妬している自分もいることがなんとも言えずモヤモヤした気持ちに拍車をかける形となりました。 とりあえず納得(?)した私が弟たちに聞いてみると、「別にいいんじゃない、愛し合ってるなら・・・な、愛美」と弟は妹に同意を求め、それに同意する妹。 なんだか私1人が蚊帳の外な感じがして悔しかったです。 兄「ところで、優太と愛美はどこまでしてるんだ?」 突然、また訳のわからないことを言い出す兄。 私「はぁ?何言ってるの、お兄ちゃん・・・」 兄「何って、優太と愛美もお互いに好きあってるから、どこまで進んでるのかと思ってさ」 私はまさに目が点になりました。 いつの間にか私から離れていた弟たちの方に振り向くと、2人で肩を抱き寄せ合って、「イエーイ!」と私に向けてピースをするではないですか! 私はもうこのまま湯船で溺れてしまいたい気になりました。 私「あんたたちはいつからなの?」 半ば呆れたように聞きました。 弟「いつから?ん〜、いつからだろう?気が付いたらこんな感じになってたな!愛美?」 妹「うん。私、ケン兄ちゃんも好きだけど、ユウ兄ちゃんのがいつも一緒にいてくれるし色々話もするし、好きだから気が付いたら、ね」 確かに両親が生きていた頃は共働きで、上の3人とは少し年が離れているせいもあってあまり2人には干渉していませんでした。 物心ついた頃には2人はまるで双子の兄妹のようにいつも一緒に行動していましたから、そういう関係になっててもおかしくはないよなと無理やり納得させました。 私自身、兄と姉とは少し年が離れているから、2人のことはちょっと憧れ的な存在であったのも事実です。 兄「で、どうなんだ、優太?」 兄が再び弟に尋ねます。 弟「ん〜、まだ最後まではしてない。っていうか様子を見てる。無理やりすると愛美が可哀想だから。今は指が2本やっと入るくらいになったところ」 聞いてる私のほうが恥ずかしくなってきました。 兄「そうか。でもそろそろイケるんじゃないか?」 まだ15歳の中3の弟になんて卑猥なことを言うのかと兄を少し軽蔑しましたが、実のところ、それは嫉妬だったのかもしれないと後で思いました。 兄「よしっ!せっかくだから今からやるか!」 そう言って勢いよく立ち上がった兄の股間のモノは信じられないくらいの大きさで反り立っていました。 すると今まで黙っていた姉が、「ちょっとお兄ちゃん、美紀ちゃんが・・・」と私の方を見ながら気を遣っている姉。 温泉のせいか恥ずかしさのせいか姉の頬はピンクに染まって、心なしか瞳が潤んでいるようにも見えました。 兄「おお、そうか美紀か・・・」 そう言いながら浴槽の真ん中辺りにへたり込んでいる私へ近づいてくると、そっとしゃがんで両肩に手を置き、私の目を見つめて聞いてきました。 兄「美紀はお兄ちゃんのこと、嫌いか?」 私は首を振って否定しました。 たとえ姉と関係していても私にとっての兄は変わらない存在で、嫌いになるなんてことはあり得ないことでした。 兄「そうか、俺も美紀のことが好きだぞ。葉子も好きだし、愛美も妹としてだけでなく1人の女としても好きだぞ」 自分の妹たちをそんな風に思っている兄はどうなの?と後で冷静に考えてみると、ちょっと・・・って思ってしまうけど、あの時の私は温泉のせいもあったのか全然嫌な感じはせず、吸い込まれるように兄に唇を捧げていました。 それを合図に弟たちも抱き合いはじめ、姉は私たちをやさしい目で見守るように眺めていました。 私は処女でしたので正直怖い気持ちが強く、でも兄になら処女をあげてもいいと心のどこかで思っていたのも事実でした。 両親が亡くなった時、ちょうど思春期だった私は恋愛に対する気持ちが今一つ湧きあがらなくて、ただただこれからの生活が心配でした。 いくら兄や姉が助けてくれるとは言え、自分だけ男と楽しいことをしようなんて気にはなれなく、周りの友達はみんなどんどん経験をしていく中、私1人処女のまま高校を卒業することになるところでした。 唇が離れると、兄はそっと私を抱き締めて頭を優しく撫でてくれました。 兄「ごめんな、美紀1人に寂しい思いをさせて・・・」 耳元で囁くように言ってきました。 それに対し私は無言で首を左右に振るだけ。 兄の体をギュッと抱き締めるとなぜか涙が溢れ、兄の肩に顔を埋めるようにしばらく泣いていました。 どのくらい泣いていたでしょう、5分とそうしてはなかったと思います。 何か吹っ切れたように私も兄の唇へ押し当てて再びキスをしました。 今度は舌を絡めた濃いキスを。 キスをしながら兄の手は胸を揉み、大事な所へも伸びてクリトリスを優しく撫でられると、私の腰は自然にビクッと反応してしまいました。 そこからは兄にされるがままの状態でした。 半分のぼせていたのか、そこら辺からの記憶が曖昧で、気が付くと浴室の洗い場の床で仰向けに寝かされて足をM字に開脚させられた体勢でした。 (いよいよ来るのね・・・) そう思っていたら、兄は私の股間に顔を近づけ、割れ目を舌で撫ではじめました。 「はあ〜ん」 その初めての感触に私は今まで出したことのない喘ぎ声を上げてしまい、恥ずかしくなり両手で顔を覆っていました。 兄のクンニはしばらく続きました。 いつまで続くのかなと思い兄を見ると、なんと四つん這いになっている兄の股間の下には姉が仰向けで寝そべり、兄のチンチンを咥えているではありませんか! 驚きと快感とで、まさに思考停止って感じでした。 兄の舌が私の中へ入ったり出たり、それだけでも十分気持ちが良かったのに、さらに兄は指を1本、ゆっくりと挿入してきました。 たぶん中指だったと思います。 処女の私にとっては指1本でもかなり太いモノが入っている感覚でした。 でも普段のオナニーでも同じように指を1本を挿入しているのだから、そんなはずはないと思いましたが、兄と私とでは指の太さが違います。 でもそんなに大きな違いがあるわけじゃないので、恐らく緊張していたため、自分でも気が付かないうちに身体に力が入っていたのだと思いました。 兄は指を出し入れしながら舌でクリトリスを舐めてきました。 中に入れた指は曲げながら出し入れを繰り返し、さらに回転も加わり、私の膣内は兄の指により広げられていきました。 ふと横を見ると、弟と妹も同じような格好で行為をしていました。 妹は、とても中学生とは思えない大人びた表情で快感を味わっていました。 [中編] どのくらいの時間が経ったのか、半分意識が朦朧としている私に向かって兄が聞いてきました。 兄「そろそろ入れていいか?」 私はもう指で十分に解されていたので、兄のモノを受け入れることにしました。 私はそのままの体勢で兄が私の上に覆い被さるような格好になると、兄の硬くなったチンチンが私の膣口に宛がわれました。 ゆっくりと挿入がはじまりました。 最初は入り口を無理やり押し広げられる感覚でしたが、一度中に入ってしまえば、その押し広げられてる感覚が気持ちのいいものだと分かりました。 さらに奥深くにチンチンの先端が当たると・・・。 (何?この感じ・・・。セックスってこんなにも気持ちのいいものだったの!) 私は喘ぎながら心の中では感極まっていました。 特に奥深く・・・たぶん子宮口に当たる時が人生の中で初めて味わう気持ち良さで、何度も兄に、「奥が気持ちいい!もっと奥に当てて!」と叫んでいました。 それに応えるように兄は奥深く入れると、腰を回すように奥をかき回しました。 私は意識が飛んでしまいそうに気持ち良くて、とうとう初めて“イク”という経験をしました。 気が付くと私は気を失っていたようで、兄が優しく、「美紀?大丈夫か?」と声をかけてきました。 私「お兄ちゃん・・・ゴメン・・・気を失ってたみたい・・・」 兄「ああ、突然動かなくなったからビックリしたぞ。そんなに気持ち良かったか?」 私「うん!超〜気持ちいい♪どのくらい気を失ってた?」 兄「ほんの1分ほどだよ」 兄のモノはまだ私の中に入ったままです。 一度イッたことで少し落ち着いてきた私は、さっきまで横で同じような行為をしていた弟たちが気になりました。 横を見ると、姉のサポートを受けながら弟が妹と一つになろうとしている最中でした。 しばらく私がそっちを見ていると、それに気付いた兄が言いました。 兄「俺たちを見てて優太たちも初体験実施だってさ!」 嬉しそうに言っている兄の顔を見て、(世間から見たら危ない兄妹かもしれないけど、私たちにとっては唯一のかけがえのない兄妹・・・こんな兄妹愛の形があってもいいよな)と思いました。 姉「いい、優ちゃん。最初はお姉ちゃんがサポートするけど、次からは自分でするのよ」 姉は弟のピンピンになってるチンチンを掴み、妹の膣口へ導きました。 姉「愛美ちゃん、いい?痛かったら我慢しなくていいのよ」 そう言いながら、「優ちゃん、少し押してみて」と言うと、素直に弟は腰を前に押し出し、「うっ!」と妹が声を上げた瞬間、先端が入ったんだと直感しました。 姉「愛美ちゃん、大丈夫?痛くない?」 姉が我が子を心配するかのように尋ねます。 妹「うん・・・大丈夫・・・ちょっとキツかっただけ」 妹は少し引き攣った笑顔で答えていました。 たぶん相当キツいんだろうと思いましたが、妹は誰にも心配をかけまいと我慢しているに違いありません。 なんて健気で可愛い妹なんでしょう。 それを知ってか知らずか、弟は徐々に挿入深度をあげ、とうとう根元まで入れてしまったようです。 弟「やった!入ったよっ!愛美!全部入ったよっ♪」 それはもう嬉しそうにはしゃいでいました。 妹「ホント!?やったぁ。ユウ兄ちゃんと一つになれたんだね♪」 その笑顔は若干引き攣っていましたが、素直に喜んでいるようでした。 ひと通り貫通式を見届け終わると兄も安心したのか、「よし!じゃあこっちも再開するか」と言い、再び腰を動かしはじめました。 浴室内は私たちの喘ぎ声が響き渡り、この声が外に漏れていないか一瞬心配しましたが、セックスの快感を味わっている間はそんな事は気にもなりませんでした。 セックス慣れした兄は、私と繋がった状態で1時間近くもいました。 それに対して初めての弟は、フェラチオこそ経験していたようですが、さすがに膣内の感触には勝てず、ものの数分で果ててしまいました。 しかも思いっ切り中出しです。 外に出す余裕がなかったのでしょう。 幸い妹は生理前だったので安心しましたが、安全日でもない限り生で挿入すること自体危険ですからね。 かく言う私もその時は生理前で安全日でしたので生挿入されていましたが、あの状況で「ゴム付けて」と言うのは無理な話でした。 すぐに果ててしまった弟ですが、さすが若いだけあってそのまま2回戦に突入です。 後で聞いたのですが、弟が出し入れするたびに繋がった部分の妹の中から精液が溢れて泡状になっていたとか。 一度射精した弟は少し余裕ができたのか、兄が射精するまでの間に2回、計3回の射精をしたそうです。 弟が3回目の射精をする頃、兄もそろそろ限界だと私の耳元で伝えてきました。 兄「美紀、そろそろ出そう・・・中に出していい?」 散々生で挿入していたので今さらって感じですが、一応兄なりに私への気遣いだったのでしょう。 安全日の私は初体験の快感に酔いしれていたのもあり、素直に「いいよ」と答えていました。 3回目の射精をした弟の直後、兄も射精をし、私の初体験が終了しました。 初体験の相手が実の兄で、しかも生挿入、さらに中出し。 こんな異常な経験をした人は私以外にもいるのでしょうか? しばらく繋がったまま兄は私に覆い被さって余韻に浸っていましたが、ゆっくりと身体を起こしてチンチンを抜くと、膣内から兄の精液が流れてきたのを感じました。 それを見ていた姉が、「美紀ちゃん、いっぱい出してもらったのね」と嬉しそうな顔で私に言いました。 そんなのほほんとした姉を見ていたら、「もう、お姉ちゃんってば」と、なんだかおかしくなり笑ってしまいました。 そんな私を見ていた姉の表情が『なんで笑うの?』みたいになって、さらにまたおかしくなり笑ってしまいました。 私は兄に身体を起こされ、膣に再び指を入れられて、中に溜まっている精液を掻き出されました。 兄「優太、中出しをしたらちゃんと掻き出して、綺麗に洗ってやらないとダメだぞ」 兄に言われ、素直に弟は妹の膣内に指を入れて掻き出しはじめました。 妹「ユウ兄ちゃん3回も出したから、愛美の中がいっぱいになっちゃった♪」 無邪気な顔で卑猥なことをサラッと言ってしまう妹の将来が心配になりました。 私たちの膣内から精液を掻き出して洗い終わると、私と妹は湯船に浸かりました。 すると今度は兄と弟が2人掛かりで姉の身体を弄りはじめました。 弟「ヨウ姉ちゃんのオッパイ大きい〜」 顔を埋めて両手で挟むようにしています。 兄「よしっ!優太はオッパイな!俺は割れ目ちゃんを舐めるからな」 姉を床に寝かせて、弟はオッパイを、兄は股間をそれぞれ舐めはじめました。 その直後から姉は気持ちよさそうな表情でうっとりとしはじめ、次第に喘ぎ声を漏らしだしました。 姉「あっ、ん、優ちゃん、乳首もう少し強く噛んでもいいわよ」 そう言われて弟は素直に従います。 姉「あっ!ふ〜ん、そう、そのくらい・・・あ〜ん♪」 兄「おっ!葉子、いつにも増して今日は濡れ方がすごいな!」 姉「だってぇ〜、みんなが一緒にエッチするなんてぇ、私すごい興奮しちゃって〜」 頬を赤く染めながら姉は言いました。 弟は3回も射精したにも関わらず、姉のオッパイに吸いついている間もチンチンはギンギンで、ちょうど私たちのいる湯船にお尻を向ける形で四つん這いでいたので丸見えでした。 何を思ったのか、私はそろりそろりと近づいて弟の後ろからそっと手を伸ばし、股の間にぶら下がっているチンチンを掴みました。 その瞬間、弟は「えっ!?」と股の間から私を見ましたが、すぐにまた姉のオッパイに吸いついて、私のすることはお構いなしといった感じでした。 今思えば、初めて触った男の人のモノが初体験をした兄ではなく弟のモノだったと思うと、なんだか変な感じです。 弟のモノを掴んで、その形や硬さを確認するように弄っていると妹が近づいてきました。 妹「ユウ兄ちゃんのとケン兄ちゃんのと、どっちが大きいかな?」 私「えっ?そりゃお兄ちゃんのが大きいでしょ〜、大人なんだから・・・」 妹「そっかぁ・・・やっぱケン兄ちゃんのが大きいかぁ・・・」 妹はちょっと残念なような複雑な表情をしました。 私「どうしたの?」 妹「じつはさっきのユウ兄ちゃんとのセックス、正直キツくて。気持ち良かったけどキツかったから・・・ケン兄ちゃんのだと、もっとキツいのかなって・・・」 私「愛美はお兄ちゃんともセックスしたいの?」 妹「そりゃあケン兄ちゃんともセックスしたいよ〜」 すごいことをさらっと言ってしまう妹は、正直恐ろしいと思いました。 そんな話をしている間も私は弟のチンチンを弄っていました。 弟「ミキ姉ちゃん、もう出ちゃうよ〜」 弟が訴えるように言ってきたので、「あっ!ゴメン・・・つい、ね」と苦笑いをして手を離しました。 弟「兄ちゃ〜ん、僕もう我慢できないよ〜」 兄「んっ?おう、そうか!よし、じゃあ、いいぞ。葉子はいつでもOKみたいだから」 弟が姉の股間の前に座り、片手で自分のモノを掴んで姉の膣口に宛てがいました。 姉「優ちゃん分かる?そう、そこそこ・・・そのまま押して・・・あ〜ん♪」 弟は姉の言葉に導かれるように腰を押し、見事挿入を果たしました。 姉「はぁ〜ん、優ちゃんの立派になったわ〜」 姉は嬉しそうに弟の首に手を回して顔を引き寄せると、唇を合わせて舌を絡めていました。 弟も嬉しそうに腰を動かしつつキスをしてセックスを楽しんでいました。 その間、兄に後ろから抱っこされる形で、妹は兄の手で成長途中のまだ小さなオッパイを揉まれていました。 妹「あんっ♪ケン兄ちゃん上手〜、気持ちいい」 兄「そうか、気持ちいいか?」 突然兄は妹を抱っこした状態で立ち上がり、湯からあがると床に寝かせ、足を開かせて股間に顔を近づけて舐めはじめました。 妹・・・っていうか、我が家の女は陰毛が薄いようで、姉はもちろん私も薄く・・・っていうか、毛の1本1本が細くて柔らかいので、割れ目の周りに少しだけある状態で、妹に至ってはほぼ無毛状態。 兄「愛美のオマタは舐めやすいなぁ〜♪」 上機嫌の兄にペロペロと舐められる妹。 妹「ユウ兄ちゃんも気持ちいいけど、ケン兄ちゃんはプロだね」 しばらく舐めていた兄でしたが、今度は中指を入れながら妹の様子を窺っていました。 指1本では何も問題がないと分かると、今度は人差し指も入れ、2本の指で妹の膣内をかき回しはじめました。 兄の指2本と弟のチンチンの太さでは若干兄の指2本のほうが太いけど、チンチンのような筒状ではないぶん余裕があるのか、妹は兄の指使いに酔いしれていました。 兄「どうだ愛美?気持ちいいか?」 妹「あんっ!あんっ!うん・・・い、いいよ・・・あんっ♪ユウ・・・兄ちゃんの・・・あんっ・・・オチンチンが・・・入って・・・る・・・あんっ♪み・・・たい・・・あんっ!」 本当にチンチンを入れられているような感じ方の妹。 兄「そうか!じゃあそろそろ本物のオチンチン入れてみようか?」 そう言うと兄は妹の膣内から指を抜き、すでにピンピンになっているチンチンを手を使わずに妹の膣口へ宛てがい、ゆっくりと腰を押し進めました。 妹「うあっ!」 妹は呻き声にも似た喘ぎ声をあげ、歯を食いしばり、必死な形相で兄のモノを受け入れていました。 妹の膣はまだ成長途中なのか単に身体が小さいせいなのか、兄のモノを根元まで収められず、若干の余裕を残して奥へ到達したようでした。 妹「はっ!はっ!・・・ケン・・・兄・・・ちゃん・・・はっ!・・・の、お、大き・・・はっ!過ぎ・・・はっ!」 荒い息でやっと話す妹の顔は、嫌がっているでもなく痛がっているでもない、とても満足そうな幸せいっぱいって感じでした。 兄「そうか、ちょっとキツかったか。兄ちゃんも正直、愛美の中ですごく締め付けられて痛いくらいなんだ」 姉「お兄ちゃん、無理しないでよっ!いくら愛美がいいからって、まだ中学生なんだから!」 兄「そうだよな。愛美、本当に大丈夫か?少しでも辛いなら無理するな!今すぐはできなくても、お兄ちゃんはどこにも行きやしないし、いつでも愛美のことを愛してやるからな」 妹「ありがとう、ケン兄ちゃん・・・それから、ゴメンネ・・・やっぱりきつくて無理っぽい」 兄はすぐに妹らモノを抜き、そっと身体を起こすと抱き締めました。 兄「よーし、いい子だったぞぉ」 兄は頭を撫でて半泣きの妹を慰めていました。 その頃、弟は懸命に腰を振って快感を味わっていました。 弟「ヨウ姉ちゃん・・・もうイキそうだよ・・・出ちゃうよ!」 我慢の限界を告げる弟でした。 [後編] 姉「あんっ♪あんっ♪いいわよ!優ちゃん、イキなさい♪いつでもいいわよ、優ちゃんのイキたい時にイッて!」 弟「うん!わかった・・・このまま出していいよね?」 姉「もちろん・・・そのまま中に出していいわよ・・・あん♪」 姉と弟のセックスを目の前にし、横では兄と妹が湯船の中で抱き合いながらキスの最中・・・。 私「ねえ、お兄ちゃん・・・」 兄「ん?なんだ?」 兄と妹が2人して私の方を見ました。 私「お兄ちゃんはお姉ちゃんとする時、いつも最後は中に出してるの?」 兄「まぁ基本中出しだな。葉子はピルを飲んでるからまず付けることはないね。ちょっとヤバいかなって時は外で出すくらいかな」 正直、呆れました。 私「いくらピルを飲んでても妊娠しないわけじゃないでしょ?」 兄「まぁ葉子も分かってて、できたらできたで構わないって言ってるからさ」 もう気を失いそうでした。 兄妹でそんな事を決めていたなんて・・・。 私だって兄とのセックスは嫌じゃなかった。 むしろ幸せさえ感じたけど、さすがに兄の子供を授かるとなると、それは話が別です。 しかし、ついさっき、兄の精子を受け止めた自分がいるわけで・・・正直どうしたいのか自分でも分からなくなっていました。 そんな事を思っていると、弟がいよいよ姉の膣内に射精しました。 行為が終わってもしばらく繋がったまま弟は姉の上でぐったりとして、そろりそろりと身体を起こすと、ゆっくりモノを引き抜きました。 弟はすでに3回も出しているくせに、姉の膣からは白い液が溢れ出して床に5センチほどの円を描きました。 弟が少しよろけながら私たちのいる湯船に入ってきました。 すると兄が、「お疲れ!よくやったな!」と、激励を飛ばすではないですか。 姉は床にぐったりしたまま、しばらく呆然と虚ろな瞳で私たちの方を見ていました。 兄は湯から上がると姉のもとに行き、中に出されたばかりの精液を膣内から掻き出すと、「優太!ちゃんと掃除をしないと次の人に失礼だぞ!」と訳の分からないことを言いました。 それに対して弟も、「あっ!ごめんなさい。気持ち良過ぎて忘れてたよ」と。 この兄にして、この弟です。 兄は床に力なく横たわっている姉の膣に自分のモノを手も使わずに宛てがうと、一気に奥深く挿入しました。 その瞬間、「はっうっ!」と姉の口から苦しそうな声が漏れたかと思うと・・・。 姉「はあ〜ん♪やっぱお兄ちゃんのが一番いいわ〜♪」 それはもう幸せいっぱいの表情で兄の首に腕を回し、弟とはちょっと違う大人なキスをはじめました。 私「お姉ちゃん、あんなこと言ってるけど・・・?」 弟「だから?僕は別になんとも思わないよ。事実なんだし。僕は僕が気持ち良くて、お姉ちゃんもそれなりに気持ち良くなってくれれば自分が何番目だろうと気にしないよ」 やけに冷静なコメントを頂きました。 弟のがっついたセックスとは違い、兄と姉のセックスは熟練したカップルによる落ち着いた感じの行為で、見てる方は何か演劇鑑賞しているような、性的興奮というよりも幸せを感じるようなものでした。 しかし、弟は単純に性的興奮が湧きあがっているだけみたいで・・・。 弟「ミキ姉ちゃんとヨウ姉ちゃん、どっちがオッパイ大きい?」 などと問いかけながら、私の胸を揉みはじめました。 思わず私は、「あ〜ん・・・ちょっとぉ優太ぁ〜」と甘い声をあげてしまいました。 無理もありません。 弟の揉み具合ときたら、普段妹にしているマッサージのような揉み方で、絶妙な快感が胸から伝わってくるのです。 弟「ねえ、どっち?」 私「そんなの知らないよ〜。優太のほうが分かるんじゃないのぉ。さっき散々お姉ちゃんのオッパイを揉んでたんだからぁ・・・あん♪」 不覚にも私は喘ぎ声をあげてしまいました。 弟「ん〜・・・どっちもどっちかなぁ。でもちょっとだけミキ姉ちゃんのが大きいのかなぁ?」 生意気なことを言うわりに、ちょっと嬉しいことも言ったりして。 弟「ヨウ姉ちゃんのはすごく柔らかいんだよね!で、ミキ姉ちゃんのは少し硬い?」 私「それは私のほうが張りがあるってことよっ!」 今度は私が弟のチンチンを掴みました。 もうチンチンは硬くなっていました。 私「ねえ、チンチン硬くない時ってあるの?」 弟「そりゃ何もしてない時は小さいよ。でもこの状況で、可愛い妹や綺麗なお姉ちゃんの裸を見てたらチンチンが小さくなるなんてありえないよ!」 可愛いことを言う弟を、私は思わず後ろからギュッと抱き締めました。 私「もう!なんて可愛い弟なんだ!♪」 ふざけてホッぺにチュッチュしてたら、弟がキスをしてきました。 一瞬(えっ!?)と思いましたが、すぐにディープキスの開始です。 再び弟の手が私の胸に来て揉みはじめ、唇が離れると乳首をチューチュー吸い、手はクリトリスを弄ります。 (今度は弟とセックスしちゃうんだ・・・。でも弟にされるって姉としてどうよ?) そう思った私は逆に弟を押し倒し、自らセックスする形に持っていきました。 ピンピンになっているチンチンを掴みながら弟に馬乗りになり、自分で膣口へ宛てがい、そのまま腰を落としました。 弟のは兄よりも若干小さいけれど、2度目の私にとっては十分なサイズでした。 弟の両肩を掴んで身体を上下に動かして快感を味わいました。 私「あんっ♪あんっ♪優太・・・気持ちいいよ♪あん♪優太も気持ちいい?」 弟「うん!気持ちいいよ、ミキ姉ちゃんの中、温かくて、ヨウ姉ちゃんよりも締め付けが強くて、でも愛美ほどはキツくないかな・・・あっ!あっ!」 弟も私の中が気に入ってくれたようです。 私も兄ほどのキツさがなく、ちょうどいい圧迫感で癖になりそうな感じでした。 私は湯船の中で弟と対面座位になり、快楽を求めて腰を振り続けました。 どのくらい経ったのでしょう、突然弟が、「あっ!ダメッ!」と言って私の身体をガッと抱き締めて動きを止めたと思うと、そのまま動かなくなりました。 射精してしまったのだと悟り、私は優しく弟の身体を抱き締めて、「優太、気持ち良かったよ♪」と耳元で囁きました。 私たちの行為が終わる頃、兄たちもクライマックスに突入したようでした。 最初の頃のようなまったりとした大人な雰囲気のセックスから一転、激しく腰を打ち付ける兄にこれ以上にないといった感じの喘ぎ声をあげて感じている姉。 普段からは想像もできないほど、姉が乱れていたのには驚きました。 弟「お兄ちゃんたちすごい・・・」 私「ヨウ姉ちゃん、すごく感じてる」 妹「私も早くして欲しい・・・」 それぞれが感想を述べていると・・・。 兄「うっ!出る!葉子!出すぞ!中に出すぞ!」 姉「出して!いっぱい出して!お兄ちゃんの精子をいっぱいちょうだい!」 叫ぶように2人が声を荒げた後、兄の動きがピタッと止まり、2人の性行為は終わりました。 ゆっくりと兄がモノを引き抜くと、姉の膣口から白い精液が溢れ出しました。 みんなスッキリした顔で貸切風呂を出ると、ちょうど夕食の時間となっており、この後はいつも通りの仲のいい兄妹として過ごしました。 ---END--- |
39]罪悪感の逃避行* | 2022/ 5/12(Thu) | 2022/ 5/12(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロイン(妹)の名前を記入して下さい
(原文:春香) [前編][中編][後編] [前編] 大学生になった俺は都内で一人暮らしをはじめていた。 俺には今まで彼女がいなかった。 女も知らなかった。 今まで、付き合うチャンスがなかったわけじゃない。 実際、告白されたこともあった。 でも、いつもそんな気になれなかった。 あれは中学の頃だ。 気の毒なくらい緊張して告白する、今にも泣きそうな女の子を前にしても、俺はなぜか冷めている。 こんなとき、なんて答えりゃいいんだよ。 とりあえず今週の土曜にでもどっか遊びに誘うか? 適当に付き合おうと思えばどうにでもなっただろう。 なのに俺にはそれができなかった。 俺には『春香(仮名)』がいたからだ。 春香は妹だ。 ひとつ下の正真正銘の俺の妹だ。 それが嘘であって欲しいと何度思ったことだろう。 何度呪ったことだろう。 戸籍? そんなもの何度も調べたさ。 でも、その薄っぺらい紙切れのほんの一行に、俺はいつも打ちのめされる。 大きな期待の代償は大きな絶望だ。 なのに、何度絶望に打ちのめされても、春香とひとつ屋根の下で暮らす俺は、次の日にあいつの顔を見るだけで、またささやかな期待を持ってしまう。 俺が中学2年になり、春香が同じ中学に入学してくると、俺たちはよく一緒に帰った。 入学式の帰り。 「お兄ちゃん、一緒に帰ろ」 屈託なく笑いながら俺の顔を覗き込んでくる春香が無性に愛しかった。 (・・・可愛い) そして、そのぶん俺は苦しくなる。 罪悪感からなのか、あまりの幸せに戸惑ってなのか、俺は必死に自分を抑え、極力冷静に対応する。 その努力の成果か、同じ学校のやつらには、ただの仲のいい兄弟くらいにしか思われずにすんでいる。 「今日からお兄ちゃんと同じ学校だね。毎日一緒に帰れるね」 幸せにぶっ壊れそうになる自分がいた。 思わず緩んだ表情を春香に気取られたのではないかと心配だった。 「おい、毎日は勘弁しろよ」 そういうのが精一杯だった。 喜んでもいけなかったし、かといってそれ以上春香を突き放すなんてできやしない。 春香の表情が一瞬曇った。 そう感じたのは、俺の気のせいじゃない俺の妄想でもない。 「なによケチ。あー、彼女と一緒に帰るのかなあ?」 でもすぐに笑顔に切り替える。 それが俺にはちょっと残念だったりする。 まったく、自分でそうしてるのに、つくづく勝手な男だと自己嫌悪に陥る。 そのあとはとりとめものない話をしながら家に帰った。 実際、ただの仲のいい兄妹なんだ。 いわゆるブラコンとかシスコンっていう部類には入っちまうかもしれないが、普通の枠内の仲のいい兄妹ってだけ。 外から見ればね。 問題は俺の中身。 春香を、実の妹を抱きたいと思ってしまう。 でも、そのたびにその気持ちを押し殺してきた。 理性、罪悪感、背徳感・・・理由はなんでもよかった。 今の関係が最高であり、欲を出してこいつを壊しちゃいけないんだ。 『現状維持』 それが俺を押さつけ繋ぎ止めておける唯一の楔だった。 鬱積する気持ちを他の女で埋めることもできた。 なのにしなかった。 できなかった。 そんなの代償でしかないと、割り切れたほど大人だったわけじゃない。 身代わりとなる相手の女の子に悪いと思ったからでもない。 ただ、俺には春香が一番だった。 自分の気持ちに正直でいたかったんだろう。 真面目で融通が効かないとこがあるのは俺の性分だ。 でもそうすることが罪悪感に対する唯一の罪滅ぼしのように感じていた。 それに、笑っちまう話だが、春香に操を立てていた部分もあった。 (馬鹿だよな、一生結ばれることのない女に操なんて) よく俺はそんな自分を嘲笑っていた。 でも、その時すでに俺は春香を女として見ていたし、春香のことを強く意識していた。 春香と一緒にいたかった。 春香を守ってやりたいと思った。 そういうのを「愛している」というのなら、俺は春香を愛していた。 中学を卒業し、俺は進学校に進んだ。 高校時代は「推薦を狙う」という言い訳をつけて勉強に打ち込んだ。 相変わらず女は作らなかった。 春香とは、前より一緒の時間は減ってはいるが、依然仲良くやっている。 春香は女子校に行った。 結構モテるみたいだ。 俺の知ってる限り(たぶんそれで全部だが)、数人の男から告白されてる。 いずれも断っていた。 そういう話も春香は俺に話してくれた。 俺を信頼して話してくれるのだろうが、そのたびに俺はヒヤヒヤして、最後に胸を撫でおろすパターンが続いた。 推薦をとれてのんびりできた後は他の奴らは受験だし、俺も1人になりたかった。 免許をとった後は、よく1人でふらっと旅行したりした。 1人になって色々考えたかった。 春香のことをどうするべきか。 俺の進む大学は1年のときのキャンパスは家からなんとか通える距離にあったし、俺も家から通う気でいた。 そうすれば春香と一緒にいられるし。 だから高校を卒業したあとの春休みも暇で、旅行する計画を立てていた。 すると春香が、一緒に連れてって欲しいと頼んできた。 俺に拒む理由はなかった。 旅行は楽しかった。 幸せな時間というのはこういうものだろうと、本気で思った。 普段は抑えていたぶん、2人っきりになるといつもよりベタベタしたしていた。 2人でバカな話をして盛り上がっているうちに、お互い面白がって、旅館に泊まるときに春香の方の姓を偽り、恋人同士だと言って泊まった。 その夜だった。 風呂あがりで浴衣に着替えた後、2人で話していた。 「おかみさん、本気で恋人同士だと思ってたね」 「そうだな」 「そう見えるのかな?」 「ああ・・・見えたんじゃないのか?」 旅行の開放感がそうさせるのか、俺はいつもと違う返事をしていた。 「・・・うん。そだね」 そう言って春香は微笑んだ。 ちょっと赤らんで見えるのは湯上がりのせいか? その笑顔に突然恥ずかしくなった俺は、窓のところに行って障子を開け、窓を開け、冷たい空気に当たった。 情けない話だが顔が火照ってた。 夜空には奇麗な月が出ていた。 「わあ!きれいな月!」 春香の座ってるところから見えたらしく春香も窓際に寄って来て、俺の後ろにピタリとくっついた。 俺の肩越しに顔を覗かせて月を見ようとする。 胸が背中に当たってドキリとした。 そしてなにより、春香の顔がすぐ横にある。 (こんな間近で見たのはいつ以来だろう?) いや、そんなことはどうでもいい。 風呂あがりの春香のいい匂いがした。 その匂いに誘われるまま顔が自然と春香の方を向いた。 ふと春香と目が合った。 (・・・) 長い沈黙。 さっきの沈黙より、ずっとずっと長く感じられた。 (よせ) 俺の理性が叫ぶ。 (実の妹なんだぞ。それ以上近づくな) その一方で俺は春香が目を瞑るのをしっかりと見ていた。 胸が高鳴る。 (もう少し・・・あと少し・・・まだか・・・もう少し・・・) 柔らかい唇の感触だけが遠くなる俺の意識を繋ぎ止めていた。 (実の妹にキスしてるんだぞ!ばか野郎!離れろ!早く離れろ!) 一度離れる。 でも、それはもう一度触れる合うための息継ぎに過ぎない。 今度は舌を入れた。 すでに春香の背中と腰にまわしていた俺の腕は、一瞬の強ばる反応を逃さなかった。 しかし、それもすぐに和らいでいくのがわかる。 俺は舌を絡ませる。 この時をずっと思い描いていた。 描いては破り捨て、それを何度も繰り返してきた。 よくスポーツ選手が言うイメージトレーニングの重要性とその効果を改めて実感した。 初めての俺がこんなキスをしている。 春香への想いが自然とそうさせるのか、舌を絡ませ、時に歯茎を刺激し、俺の唾液を流し込む。 春香もぎこちなく対応する。 初めてみたいだ。 いや、そう思いたい。 時折漏らす春香の甘い吐息が、いよいよ俺を狂わせる。 調子に乗った俺は左手を腰にまわしたまま、右手で春香の胸を触る。 柔らかい。 暖房の効いた旅館だからか、俺とこうなることを見越してのことか春香はブラジャーをしてなかった。 浴衣越しに何度か揉んで感触を愉しむと、いよいよとばかりに浴衣の中に手を滑り込ませる。 その時だった。 春香は震えていた。 嫌がってたわけじゃないだろう。 初めてであることの恐怖心からくる震えだろうとは十分わかっていた。 でも、その一瞬で俺の理性が蘇った。 俺は突然、我に返ったように春香から離れた。 2人の唇を繋ぐ透明な橋が一瞬架かって消えた。 2人を繋ぐ最後の接点は月明かりにキラキラして幻のように儚かった。 ビックリした顔で互いに見つめ合った。 すぐに罪悪感や背徳感どもの総攻撃を食らう。 たまらず俺は目を逸らした。 どんな顔をすればいい? 俺は実の妹にキスをしたのだ。 しかもディープキスを。 春香はどんな顔をしてるのだろう? そんなとき、春香の右手が俺の頬に伸びてきて優しく触れた。 俺はハッと我に返る。 そうだ。 ちゃんと向き合わなくては。 ここで逃げるのは卑怯だ。 あまりに情けない。 春香の手をとって両手で握る。 勇気を振り絞って春香の瞳を覗き込み、途方もない罪悪感に苛まれながら、やっとのことで一言いえた。 「もう寝ようか」 「・・・」 長い沈黙。 ただでさえ苦しんでいる俺にとって春香の沈黙は、心臓を一刺しされるようなものだった。 どれくらい経ったろう? 実際には数秒だろうが、俺にはただ張り裂けそうな想いしか思い出せない。 もう耐えられなくなった頃、俯いていた春香がコクリと頷いた。 その夜は、そのまま一言も交わさず寝た。 眠りに就くまでは時間がかかった。 次の日、眠ってもすぐ目が覚めてしまったため、俺のほうが先に起きていた。 窓際の椅子に座って外を見てるうちに春香が起きてきて、春香の方が先におはようを言ってきた。 何食わぬ顔で俺も返事をした。 その後は普通だった。 いつも通りに仲良く話し、笑った。 でも昨夜のことには結局一度も触れなかった。 旅行から帰るとき、春香は、「楽しかったね」と何度も言っていた。 俺は大学生になったが、1年のうちはキャンパスの関係で、家から通うことになっている。 今まではそれでよかった。 でも、あの旅行の一件以来、俺の気持ちは変わってきていた。 (このままではいけない) 春香との関係をなんとかしなくてはならなかった。 キスだけで満足したとかってわけじゃない。 むしろ逆。 前より求める気持ちが強くなっていた。 歯止めがきかなくなる自分が恐かった。 あの一件以来、俺は少しずつ春香を避けはじめていた。 俺は春香から逃げ出したかった。 いつかは来ることだったのだ。 いつかは別れなければならない。 俺たちは兄妹だ。 結婚できない。 それに春香はどうする? 俺と関係を持ってしまって、それで幸せなのか? 俺はよくても彼女は後悔するんじゃないのか? 彼女の将来はどうなる? アイツには幸せになってもらいたい。 春香は俺のことをどう思っているのだろう。 ただの仲のいい兄か? そんな兄に迫られて、つい唇を許してしまったってことか? わからない・・・。 でも、あの一件の後も、春香は前のままだった。 そう振る舞おうとしているようにも見えた。 俺が・・・俺だけが、やけによそよそしい。 今度ばかりは本気で女を作ろうと考えた。 でも、遠い電車通学に疲れてなかなか作る気になれなかった。 あるいは、それもただの言い訳で、春香にまだ未練があったのかもしれない。 現に、離れようと思っていても、家に2人っきりになったときなどは、やはり2人でいる時間を喜び、楽しんでしまった。 どのみち2年になったらキャンパスが変わるので、家から通えず一人暮らしする予定だったが、俺は焦っていた。 早く春香から離れようとしていた。 6月、やはり長距離通学は辛いという理由をつけて、今すぐ一人暮らしすることを親に頼んだ。 今年は春香の受験があって金がかかるが、俺が推薦入学で受験費用が安く済んでいたこともあり、なんとか説得に成功した。 そうとなったら話は早い。 7月には物件を決めて引越しの準備を始めた。 [中編] 引越し数日前の夜、春香が俺の部屋にビールを持ってやってきた。 引越し前祝いってことで2人で飲んだ。 あんまり酒が強くない春香が今日は結構いいペースで飲む。 なんだか表情が暗い。 悲しんでいるのか? 確かに俺たちは仲良くてベッタリだったからな。 でも、仕方ないんだ。 お前の好意は嬉しいよ。 でも、仕方がないんだ。 俺はお前の好意に甘えすぎた。 会話という会話もすぐに尽きて、沈黙が支配していた。 そして春香が言った。 「ねえ、受験は私も都内の大学を受けるから、受かったら来年一緒に住もうよ」 天に昇るほど嬉しかった。 春香の精一杯の言葉に感じた。 少し沈黙して俺は答えた。 「・・・だめだ」 「なんで?」 今にも壊れちまいそうな顔になる。 非情な俺は追い討ちをかける。 「女を連れ込むから」 空気が凍りつくのがわかった。 沈黙が重かった。 俺の真剣な口調から、いつもの冗談とは違うと春香も悟っていた。 このまま冗談で流すこともできるが、俺の真剣な眼差しが春香をしっかり捕らえ逃さなかった。 もちろん女がいたわけじゃなかったし、春香を完全に振り切れる自信もなかった。 半分は自分に言い聞かせてた。 いい踏ん切りじゃないかと。 「・・・そう」 春香は部屋を出ていった。 ショックが見て取れた。 なんでショックを受けるんだよ。 でもいいんだ。 これでよかったんだ。 お前は俺以外の誰かと幸せになるべきなんだ。 お前の好意は感じている。 でも、俺はそれに長く甘えすぎた。 (春香を裏切った) そんな感覚が俺を襲った。 引越しは俺が自分で車を運転して荷物を運んだ。 初日は両親も同伴して、大家さんに挨拶をしたり、部屋の掃除を手伝ったりと、色々世話を焼きに来たが、途中から俺1人でやると言って帰らせた。 早く1人になりたかった。 まだ本棚も何もない、がらんとした部屋の畳の上に俺は大の字に寝転んだ。 天井を見ながら昨夜のことを考えていた。 春香の表情が頭から離れなかった。 今日、春香は来なかった。 もちろん受験生の夏は勉強で忙しいだろうが、それを差し引いても気まずかったのだろう。 その日は色々疲れたのですぐに布団を敷いて寝た。 次の日もやっぱり春香のことを考えていた。 家にまだ荷物が残ってるので、それから何日かは実家とこっちの家との往復が続いた。 実家に帰るたびに春香と会うのを楽しみにしている自分に気づく。 引っ越して初めて実家に帰ったとき、玄関先で春香にばったり会った。 「よう」 思わず笑顔が出てしまった。 春香はそれをどうとったかわからない。 こないだの夜の俺の突き放した態度がまだ頭に残っているのだろう。 俺も辻褄を合わせるかのように、陽気なのはそこまでだった。 その日、話したのはそれっきりだった。 俺が引っ越して5日が過ぎた。 引越しってのは引越した後も色々と手続きがあって面倒くさい。 ガス、電気、水道、電話代の口座振り替えの依頼など、うざったい手続きやら何やら色々な仕事でこの5日間が過ぎ、やっと一息つける。 思えば、多忙のおかげで少しは春香のことを紛らわせていられたみたいだった。 でも、それでも今、また思い出している自分がいる。 こんなにも女々しい野郎だったのかと情けなさを通り越して驚く。 もしかして今まで女を冷たくあしらってきたことの祟りかもしれないとすら考えた。 そんな気持ちでいたときだ。 8月24日の夕方、突然春香から電話があった。 「お兄ちゃん?今、◯◯駅(最寄りの駅)にいるの。今から行っていい?」 驚いた。 聞けば、ある予備校の模試の試験会場が近くだったらしく、その帰りがけに俺の部屋を見ておこうと突然思い立って寄ったらしい。 すぐに駅へ迎えに行った。 あとから考えれば、春香は突然思い立ったのではなく、“直前まで俺の家に来るのを迷っていた”のだ。 覚悟を決めるための時間が必要だったのだ。 駅は結構近い。 間もなく駅に着くと、春香が笑顔で手を振ってきた。 小走りで駆け寄ってくる。 (可愛い) 久しぶりに見て、本気でそう思った。 話しながら俺の家まで行き、部屋に入るなり・・・。 「わー、散らかってるぅ」 「仕方ねえだろ。荷物も整理してねえし、俺も忙しかったんだから」 「でもさ、洗濯物くらい片付けなよ。もう」 そう言っててきぱきと畳んで片付けてくれた。 その姿がやけに甲斐甲斐しくて嬉しくなった。 今まで自分から春香を避けていたくせに、久しぶりに会えたらとても喜んでいる自分がいた。 荷物を俺の家に置いて、2人で晩飯を食べに行った。 「何か作るよ」と張り切っていた春香だが、俺のうちにまだ鍋などの基本料理セットが揃ってないため、それもお預けとなった。 飯を食って家に帰る頃には7時を回っていた。 俺たちはすっかり会話を楽しんでいた。 春香は今日のテストのことから勉強のこと、成績のこと、家のこと、色々話してくれた。 俺も一人暮らしで大変だったこととか、気楽でよかったこととか、次々に言葉が溢れてきた。 俺の部屋で飲むことになり、近くのコンビニで酒を買って帰る。 「引越しの前祝いはやったけど、引越し後のお祝いはやってないもんね」 「そうだな。よし、お前の模試のお疲れ様の意味も込めて一緒に祝おう」 「引越し前祝い」という単語が出たとき、俺は一瞬ドキリとしたが、さらりと言ってのけた春香を見ると、もう気にしてないようで安心した。 そんな春香を見て、心のどっかがチクリとしたが、これでよかったんだと思った。 そうだよ、俺たちは兄妹なんだ。 今楽しく話してるのも、久しぶりに会った兄妹だからなんだ。 あんまり酒が強くない春香が今日は結構いいペースで飲む。 以前どっかで見たことあるような光景。 「もう、そのくらいにしとけって」 気づくべきだった。 いつしか会話もなくなって、心地よい沈黙が訪れる。 「・・・もう女の人は入れたの?」 冷やかすような勘ぐりじゃない、どことなく表情が深刻味を帯びている。 「・・・ああ」 「嘘。もう?」 「母さん」 春香の顔が目まぐるしく変わるのが面白かった。 「はは、あれは数に入らねえか」 「もう!・・・あたしが・・・初めてだよね、“女の子”では」 嬉しそうに屈託なく笑っていた。 俺は胸が締め付けられた。 「ああ、そうだな」 突き放そうと思っていた決心が揺らぐ。 ダメだと制止するほど求めてしまいそうになる。 再び沈黙。 ビールを飲み干して缶を潰した。 沈黙の中で、その音がやけに響いた。 「そろそろ帰るね」 不意に春香が切り出した。 「え?あ、ああ・・・って平気か?お前、まだ酔ってないか?」 少し残念に思いながらも玄関まで送るために俺が立とうとしたとき・・・。 「・・・もう、来ないね」 「え?」 ドキリとした。 聞き返す言葉も承諾する言葉も、何も後に続かなかった。 「彼女を呼ぶんでしょ?邪魔したくないし」 (・・・) 『馬鹿、気にするなよ』 その言葉を俺は必死に飲み込む。 彼女にそう思わせたのは俺なんだ。 恐くなった。 何かが壊れる。 何かを失う。 取り返しがつかなくなる。 恐くて恐くて、俺は動けなかった。 何も言えなかった。 (涙?) 今、春香の足元に落ちたのは、何だったんだ? 「ごめんね・・・取られるなんて思うの、変だよね・・・思い上がりだね」 (な、何言ってんだよ?どうして泣いてるんだよ?) 俺は訳が分からなかった。 でも泣いている春香をほっとけるわけがない。 それだけだった。 俺は抱き寄せた。 力いっぱい抱き締めた。 「・・・ごめんね・・・お兄ちゃんのこと・・・」 「ごめんな」 消え入りそうな声を俺の声でかき消す。 「俺が言う。ごめんな。こんな思いさせちまって。ごめんな」 腕の中で震えている春香がいる。 こんなにも小さかったのか。 こんなにも華奢だったのか。 そんな子をここまで追いつめたのか。 「俺、春香が好きだ」 春香の細い腕が、俺の背中にまわって力いっぱい服を掴むのがわかった。 [後編] 「昔から好きだった。お前も同じ気持ちでいてくれて嬉しかった」 すさまじい幸福感と解放感。 そしてこれまでの想いが溢れ出した。 俺まで込み上げてきそうだった。 「嘘だ・・・彼女・・・は?」 「あんなの嘘さ。いるわけねえよ。俺には・・・」 腕の力を少し緩めて顔を覗き込む。 「・・・ずっとお前がいた」 生まれて二度目のキスをした。 あの時とは違う。 もう理性なんて遠くの彼方に押しやっていた。 想いが溢れてくる。 どこをどうしたなんて覚えでない。 ただ溢れてくるものに正直に身を任せた。 春香も同じだった。 どれくらい経ったろう。 俺たちはもう止まらない。 セックスってのが何かって聞かれたら、俺たちが今してるのがセックスだ。 ただ抱き合ってるだけなのに限りなく満たされて、限りなく欲情してる。 唇を重ねるだけで俺たちの想いは果てしなく通じ合う。 畳にそのまま春香を押し倒す。 一度離れて顔を確かめる。 右手で春香の頬に触れてみる。 (本物だ) 感触がそう言っている。 再び唇の感触を貪った。 服の上から胸を触る。 もう春香に震えはなかった。 俺の理性の制止もなかった。 あっても、そんなものはクソ食らえだ。 春香が愛しい。 人はそれだけで、こんなにも強く、傲慢になれるものなのか。 ぎこちない手つきで服を脱がす。 まるで初めてもらった誕生日プレゼントを開けるときみたいだった。 ドキドキしてワクワクして。 ひとつ違うのは・・・ただプレゼントじゃ、俺のナニはここまでにならない。 春香が下着だけになる。 奇麗だ。 いつもの可愛いではなく、奇麗。 春香の肌はスベスベしている。 触ってるだけでイッてしまいそうになるのは、俺が初めてだからか? しばらくその感触を楽しんだ。 「ん・・・」 春香から声が漏れた。 くすぐったそうにも見えたが、俺の感情を煽るには十分過ぎる。 ブラをはずそうとする。 上手くはずれない。 春香の背中をただ弄っているだけ。 俺が焦りだした頃、春香が上半身を起こして俺を見下ろす形になった。 春香と目が合う。 頬が赤らんでいた。 春香が自分でブラを外す。 恥ずかしそうだなと察すると同時に、妙にサディスティックな感情が芽生える。 下から見上げる俺の視線に、一層恥ずかしそうに顔を赤くする春香。 思いっきりその眺めを楽しんだ。 春香は胸を隠しながらブラを脱ぐ。 恥ずかしいのだろうが、その仕草が俺の欲情を一層煽った。 昔見たAVにこんなシーンがあった気がする。 でも、これは演技じゃない。 女は本能で男を焦らし、煽る仕草を知っているのか? 俺も上半身を起こし、春香を抱き寄せながらキスをする。 緊張を解いてやろうと、相手を思いやるキスだ。 胸を隠す春香の手が緩む。 春香の手首を掴んで少しずつどかしていくと、春香の胸が現れた。 小さく可愛い乳首があった。 柔らかい胸の感触を直に楽しむ。 それだけでも感動なのに、俺はその先端へと手を進める。 優しく触れる。 春香が緊張しているのは十分伝わってきていたが、かまわずに摘まんでみた。 ビクッとする反応が面白かった。 また帰ってくるよと、そう囁くような軽いキスをして、俺は頭を胸へ移動する。 舌で転がして頬で胸の柔らかさを満喫する。 谷間に顔を埋めた俺の頭を春香の華奢な両腕が優しく包んできた。 気持ちいいだけじゃない。 気の遠くなるほど安らかな気持ちになれた。 けれど俺の欲望が更なる欲望に俺を駆り立てる。 そこに留まることを許さない。 胸を愛撫しながら次第に右手は彼女の内股を弄っている。 そして下着越しに、春香の大事な部分を触った。 春香の体が強ばって、ただでさえ恐る恐る開かれていた腿が固く閉ざされた。 春香を見つめる。 目が合う。 言葉はいらなかった。 春香は、俺の顔を確かめるとだんだん力を抜いた。 その瞳が俺を捕らえて離さなかった。 見守っててやるから安心しろと俺は心の中で呟く。 言葉にしなくても伝わっていると確信できる何かがあった。 だんだんと開いていく腿の間に右手を滑り込ませ、改めて触る。 春香の顔が一層赤くなり、恥じらいの表情になる。 目を伏せたその表情が妙に色っぽかった。 濡れていた。 下着に染みていた。 嬉しかった。 俺はキスをする。 キスで嬉しさを伝えようとする。 春香もそれを一生懸命受け止める。 俺は下着の中に手を入れた。 濡れが一層実感できた。 温かい。 指に優しくまとわりついてくる。 割れ目に沿って指でなぞった。 感じているというより、くすぐったそうだ。 でも必死で耐えている。 その姿がいじらしい。 俺はキスをしながら春香を横たわらせると、自分の身体を春香の足の方にずらして、最後の1枚を脱がしにかかった。 まだ誰にも見せたことのないであろう、春香のアノ部分を、今見ようとしている。 胸が高鳴る。 ゆっくりゆっくりと脱がしていく。 脱がした。 そして・・・ゆっくりと足を開いていく。 春香の膝に乗せた自分の手に力が入りそうになる。 けれど、春香を思いやる気持ちが必死に焦る自分を抑えようとする。 春香の中で決心つくのを待っていてやりたいからだ。 少しずつだが力が抜けてくるのがわかる。 (まだか・・・もう少し・・・もう少し・・・見えた) 今思うと滑稽な姿だ。 食い入る俺を春香はどう見ていたのだろう? 顔を近づけながら春香の表情が視界の隅にチラリと見えた。 顔を真っ赤にして半分を手で覆っている。 けど、今の俺はそれどころではなかった。 間近で見た。 毛は思ったより薄かった。 ピンクみたいだった。 溢れる雫を一滴残らずこぼさぬかのように舐め始めた。 ドキドキした。 春香が思わず声を出す。 身体が強ばり、腰が逃げようとする。 柔らかい春香のお尻に俺の指を食い込ませ、逃がさない。 春香はすすり泣く。 でも俺はやめない。 春香の手が俺の髪の毛を掻き毟る。 でも止まらない。 俺は貪る。 何か今までずっと大事にしてきた物を壊したくなるような、そんなドス黒い感情が俺の中で渦巻きはじめてた。 「イヤ!!・・・」 その声が俺を正気に引き戻してくれた。 我に返って春香の顔を見る。 泣いていた。 今まであんなに大事にしていた春香が泣いていた。 「ご、ごめんな。春香。あの・・・俺さ・・・」 今思い出しても情けない声だった。 あの時、どんな顔してたか考えたくもない。 今すぐ果ててしまいそうなくらいだった俺のナニも萎えてくるのがわかった。 自己嫌悪の念が俺の中で暴れる。 「・・・初めてなんだから・・・」 消え入りそうな声が聞こえた。 狂ったような喜びが俺をぶち壊すのではないかと思った。 もちろん初めてじゃなくったって、俺は春香を受け止め、愛するだけの覚悟があった。 春香が自分の意志で選んだことなのだから、そりゃ多少の嫉妬はあっても、男なら受け止めてやるくらいの器がなくてはと思っていた。 その上での出来事であったが、やはり嬉しかった。 たまらなかった。 春香を抱き締めて謝った。 俺も初めてなんだと伝えた。 少しビックリしていたが、俺の正直な告白は誠実な気持ちを伝えてくれたらしい。 「お前が愛しくて愛しくてたまらなかったことだけはわかってくれ」 春香の涙を優しく拭ってやる。 ありきたりだけど目尻に優しくキスした。 「・・・うん。・・・わかってたよーだ」 そう言って抱きついてきた。 たまんねえと思った。 今思い出しても愛しくなる。 可愛くてたまらなかった。 もう一度、今度こそ優しく愛撫する。 ありったけの想いを込めて愛撫する。 春香も少しずつだが、“感じる”という感覚を覚えはじめてきたらしい。 勉強熱心な子だからな、春香は。 頭もいい。 すぐ適応できる。 先ほどくらいに濡れてきた頃、ついに俺のアレをあてがった。 途端に強張ったのがわかる。 しばらく入り口の辺りに擦り付けるだけにする。 それだけでイッてしまいそうだった。 「恐いか?」 「・・・うん・・・でもね、嫌なんじゃないんだよ。あのね・・・」 「わかってる」 言葉にしなくても伝わる想い。 あの時は確かに感じた。 初めての出血に備えて、春香の腰の下にタオルを敷くことにした。 ちょうどすぐそばに春香が畳んだタオルがあった。 俺だって不安だった。 なんだかんだ言っても初めてだから。 でも、それ以上に女の春香のほうが不安だろうと思った。 そう思ったら、兄貴としての義務感みたいな気持ちが出てきた。 いや、それは、男として愛しい女を守りたいって気持ちなのかもしれない。 もしかしたら両方なのか、俺にはわからないが、とにかくあのときは必死だった。 挿入しようと力を込める。 少しずつ入り口のありかを探りながら力を込める。 (ここか?) 春香の方にも反応があった。 俺はゆっくり進み始めた。 春香の顔が苦痛に歪む。 どうやら一発でビンゴだったらしい。 そのまま少しずつ進もうとしたが、苦しそうな春香に見かねて一気にやることにする。 「いくぜ」 春香の腕に力がこもった。 それが答えだ。 俺は一気に挿入した。 春香の必死に押し殺して叫ぶ声が聞こえた。 俺は春香が慣れるまで、しばらく動かない。 苦悶の表情が少しだけ和らぐと春香の目線が俺を探しはじめる。 ここだよと言う代わりに軽くキスをした。 春香は泣いていた。 その涙の意味はお互いに理解していた。 深くキスをした。 幸せだった。 お互いの手を握り締める。 こういう行為は知っていたが自分たちも自然にそうしていた。 そのままどのくらい経ったろう? ずっとこのままでもいいと思った。 でも、俺が耐えられそうになくなってきた。 春香の締め付けに俺は必死でイクのを抑えてるが、もう限界が近い。 上体をあげて春香の表情を見ると、前よりだいぶ痛みが和らいでいるようだ。 春香も察したらしい。 軽く膝を上げて受け止める準備をする。 俺は少しずつ動き始めた。 春香はまだ感じるのは無理らしく、痛さをこらえるので精一杯のようだった。 でも、俺を心配させまいと必死で耐えている、その姿が無性に愛しかった。 間もなく俺は果てた。 少し中で出してしまったが、すぐに抜いてお腹の辺りに残りを出した。 (後で聞くと安全日ぽかったらしい) お互い上気している顔を見つめ合って深いキスをした。 ティッシュで拭ってやりながらも、ずっとキスをしていた。 親には、オレの家に寄った春香が疲れて寝ちまったから今日は泊めると電話した。 そのときも俺たちは裸で抱き合っていた。 その夜、俺たちは何度も求め合った。 そしてその後、ものすごい幸福感の中で、俺たちは眠りに就いた。 結局、春香は俺の大学と近い大学に進学した。 家から通っているが、ときどき俺の家に泊まっていく。 後悔なんかしていない。 春香もそうだ。 前までの、春香から逃げようとしていた俺はもういない。 今は春香を支えられる男になろうと頑張っている。 ---END--- |
38]息子の余韻* | 2022/ 4/ 5(Tue) | 2022/ 4/ 5(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒーローの名前を記入して下さい(原文:尚哉)
最初に誘ったのは私の方からだった。 「一緒にお風呂入ろう」 息子の尚哉を、そう誘った。 尚哉は何を言い出すんだという様子で、頑として「いいよ」とは言わなかった。 しかし、しつこく食い下がる私に、押しに弱くやさしい尚哉はついに折れた。 尚哉の背中を洗ってあげる。 いつも見てるはずなのに、いつの間にか肩幅がガッチリしている・・・。 ついこの前まで、私が見下ろしていたはずの尚哉。 背中を洗っていたら私の目線には尚哉の首。 中学入学直後の身体検査では、まだ私の身長に追いつくには時間かかるだろうと思っていたのに、わずか半年で追いつかれ、抜き去られていたんだ。 そう思うと、尚哉に男を感じた。 立って洗われていた尚哉の正面にある鏡は尚哉のオチンチンを映してした。 数年前見たときは、まだ象さんのお鼻みたいなオチンチンだった。 でも今はその面影すらない。 (ごつい・・・) もうオチンチンとは呼べない、立派なペニスとなっていた。 私は背後から、そのごつくて立派なペニスを握った。 「ちょっと、お母さん!」 手で私の手を振り払おうとした尚哉。 お構いなくニギニギする私との攻防が少し続いた。 振り払おうとする尚哉だが、でも私は手の中で、尚哉のペニスの硬さと熱を感じとっていた。 尚哉の手が抵抗力を失っていった。 ボディソープまみれの手とペニス。 クッチャクッチャと音を立てて、私は手を前後に動かした。 自然と私の乳房は尚哉の背中に押し付けられた。 尚哉はおそらく背中で柔らかい乳房と、硬く勃起した乳首を感じていただろう。 そして背中越しに鏡を見ると、完全に勃起した尚哉のペニスがあった。 私の内股を一滴、また一滴と痴液が伝っていった。 尚哉は太ももをブルブル、お尻をビクビクさせていた。 「我慢できないよ」 蚊の鳴くようなボソッとした声がした。 「出して」 無言だった私は尚哉に答えた。 その直後だった。 「ダメだ!気持ちいい!」 尚哉が強い声で言った。 次の瞬間、尚哉の正面の鏡は白く濁った。 そして浴室に充満する独特の香り。 私の内股は立て続けに痴液が伝わって落ちていった。 真っ白いボディソープに混じり、尚哉の白濁液がよくわかる。 体は私を追い抜いて大人でも、出した後の尚哉を見ると、まだ子供で可愛いと思った。 今まで感じたことがない感情が湧き上がっているのがわかった。 尚哉は出した後、とても恥ずかしそうな様子で慌てたように身体を流して浴室を出た。 私は尚哉のペニスの手の感触の余韻に浸った。 その後、帰ってきた主人と3人で夕食。 尚哉は普通に会話をして、いつもの態度と変わりなし。 でも私はあの興奮をまだ引きずったままだった。 その夜、私は主人におねだりしてセックスをした。 でも頭の中では尚哉としているのを想像した。 乱れに乱れた私に主人は驚き、喜んだ。 私も身体は満足したが、頭の中は満足しなかった。 翌朝、尚哉は普通に学校に行った。 「いってきます」 いつもの言葉。 私も仕事に向かった。 仕事を終え、帰宅したら尚哉はすでに帰っていた。 「早かったのね」 「部活、休んだ」 そう言うと尚哉は立ち上がり、学生ズボンをズルリと下げた。 すでにペニスは立派に立ち上がっていた。 「昨日みたいに・・・」 私は尚哉に言う。 「そんなに良かった?」 「うん・・・」 私は尚哉の前に膝をついて手でペニスを包んだ。 そしてその手を動かす。 尚哉の鼻息が早くも荒くなった。 ちょっと汗とおしっこの香りが私の興奮を後押しして下着を汚すのがわかる。 ペニスの先から透明な液が滲み出す。 それを指先につけると糸を引き、西日を浴びキラキラと光った。 私はペニスを口に入れた。 「あっ!そんな!お母さん!」 尚哉は驚いた様子で私を見た。 私は口に入れたまま尚哉を見上げた。 「お風呂に入ってないから汚いよ」 私は口から離した。 「じゃあお風呂に行く?」 「うん」 前日のように一緒に入る。 再びフェラをした。 前日と同じように尚哉のお尻や太ももがブルブル震える。 今にも出そうな尚哉。 「このまま出して」と言おうと口を離した。 「このまま・・・」 突如、私の顔に白濁液が降り注がれた。 鼻や目にもビチャビチャ当たる。 いつまで出続けるのかというくらいだった。 「ごめん」 そう言って私の顔にシャワーをかけた尚哉。 やっと目を開けた私の視界に飛び込んできたのは、まだ立ったままの尚哉のペニスだった。 私は前夜の主人とのセックスで想像したことをしたくなった。 「大丈夫よ」 私は尚哉の手をとり、浴室を出た。 尚哉は私に手を引かれ、そのまま2階の尚哉の部屋へ。 尚哉をベッドに寝かす。 「え?なに?お母さん」 「したいことをするの」 私は立ったままの尚哉のペニスを掴み、跨がった。 尚哉は待てと言う。 いけないことだから嫌なのか。 そうではなかった。 「もしお父さんが帰ってきたら・・・」 時計を見たらすでに6時に近かった。 確かに、早ければ6時半くらいに帰宅する。 でも私に迷いはなかった。 「大丈夫」 私はそう言って尚哉のペニスに腰を落とした。 脳や心臓が破裂しそうな初めて感じる快感みたいなものが、全身に突き刺さる。 体内から何かが突きあげ、噴き出してきそうだった。 尚哉は何かを私に必死に訴えているようだったが、私の耳には届かなかった。 尚哉が私の右手をガチッと掴んだ。 私は動くのを止めた。 「で・・・あ・・・」 尚哉はぎゅうっと強く目を瞑った。 ビクン!ビクン! 尚哉のペニスは私の中で激しく動いた。 そのとき、私の頭はす〜っと白くなって力が抜けた。 過去のセックスでは経験のないことだった。 「お母さん、お母さん!」 揺り動かされ、異様な虚脱感の中で身体を起こした。 時計を見た。 時計の針はほとんど動いていない。 僅か数分あったかないかの行為。 でも私は何時間もされたかのような満足感を身体に感じた。 「ごめんね」 自然に出たのがこの言葉だった。 「時間だよ。それにお腹が空いた」 こんなにいけない行為をしたのに、「お腹が空いた」だなんて。 ようやくの思いで腰を上げると、内ももにドロドロと白濁液が落ちてきた。 それを拭き取り、ヨロヨロと私は階段を下り、部屋で着替えた。 尚哉も着替えて下りてきて、何事もなかったようにテレビを見ていた。 夕食の準備をしている途中で、残っていた白濁液がドロリと出てきたのがわかった。 私は浴室に向かい、シャワーで流し、下着を取り替えた。 台所に戻ると尚哉が私に言った。 「大丈夫?あの・・・中だったでしょ」 「心配しないで」 ちょうど夕食の支度が終わった7時くらいに旦那が帰宅した。 前日したせいか、すごく私に優しく、そして上機嫌だった。 私はなんとなく落ち着かなかったが、そんな様子には旦那は気づかないようで、尚哉は実に落ち着いていた。 私の中にはまだ尚哉のペニスの余韻がありありと残っていた。 ---END--- |
37]祭りの夜 | 2022/ 3/ 4(Fri) | 2022/ 3/ 4(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「さ、着てるものを全部脱ぎなさい」
奥座敷に呼ばれた肇に母親の真沙美が強い口調で言った。真沙美は床の間を背に正座している。 「えっ、パンツも?」 肇が慌てたように聞いた。 今日は一月の十五日。昔風に言えば小正月である。ちょっと前までは成人の日と呼ばれる休日だった。今宵は地区の裸祭りがある。 肇が母親の実家で年を越したのはこれが初めてである。五年前に両親が離婚し、肇は父親に引き取られていた。その父親が再婚することになり、相手の女が肇との同居に難色を示した。肇と同い年の中学二年になる娘がいたのである。結局肇は実家に戻っていた母親と暮らすことに落ち着いた。 「ほら、早くしなさい」 母親の傍らには白い布が畳まれていた。どうやら六尺褌のようである。この場合の六尺は着物の仕立てに使われた鯨尺なので二メートル三十センチくらいである。 「はい、分かりました」 肇が着ているものを次々に脱ぎ捨て、最後にパンツも下ろした。寒さで縮み上がったものがプルンと飛び出した。 「あらあら」 真沙美の手がサッと伸びた。 「こんなんじゃみっともなくって、人様に見せられないわよ」 真沙美の指が皮を摘んで強引に引き下ろそうとした。 「痛いっ!」 肇が慌てて尻を退いた。 「駄目。男の子でしょ」 真沙美の平手が肇の尻を思い切りひっぱたいた。肇が大人しくなると真沙美がもう一度皮を掴んで剥こうとした。肇は真っ赤な顔で我慢している。 「あんた、一度も剥いたこと無いの」 「えっ、うん」 「しょうがないわねえ」 真沙美が肇の前ににじり寄った。 「とにかくこれを剥かないと話にならないわ」 そう言うと真沙美が肇の前をパクッと口に含んだ。 「えっ、マ、ママ・・・・・・」 真沙美が口を離して肇を見上げた。 「いいから、じっとしていなさい」 もう一度息子を口に含み直した真沙美が舌の先で皮の隙間を探った。その間も握った手は皮を引き下ろそうとしている。なかなか上手く行かなかった。何しろ生まれて初めてだから無理もない。真沙美が舌の先をこじ入れて回すと肇が焦った声を上げた。 「マ、ママ・・・・・・」 次の瞬間、真沙美の口が青臭い滴で満たされた。 「ン、ン・・・・・・」 真沙美が声にならない呻きを上げながらその滴を受け止めた。ようやく肇が治まったところで目を白黒させている。暫く迷った後、真沙美の喉が鳴った。 「ごめんなさい」 肇が真っ赤な顔で謝った。 「フーッ」 ようやく口を離した真沙美が息を吐いた。 「仕方ないわ。それより、これを何とか剥かないと」 改めて真沙美が肇を口に含んだ。首をうなだれたものが少しだけ柔らかくなっていた。また膨らんで来る前に、真沙美が一気に皮を引き下ろした。 「いっ!」 肇が一声呻いた。剥き出しになったところが赤くなっている。くびれの周りに黄色いカスがこびり付いていた。 「ね、ちゃんと剥かないと汚れてるでしょ」 真沙美がその汚れを舌の先で擦り始めた。あっと言う間に先端が元通りに膨らんだ。そこを真沙美の舌がこれでもかと撫で回す。真沙美が口を離した。出て来たものが赤く光っていた。 「きれいになったわね」 真沙美が笑いながら褌を締めようとした。しかし、大きく上を向いたものが邪魔になって上手く行かない。 「肇、あんた、まだ女を知らないね」 「女って?」 「あんた達の言い方ならエッチかな」 肇が赤くなって首を何度も振った。 「そっか」 真沙美が剥き出しになったものをジッと見詰めた。剥けた皮がくびれに引っ掛かっている。 「もう一度くらい出しておいた方がいいかも。あんまり早いと馬鹿にされるからね」 また肇が口に含まれた。今度は荒々しく唇で擦られる。舌もクルクルと押し付けられた。肇は今回も五分くらいで我慢できなくなってしまった。真沙美がその全てを飲み込んだ。 「さ、褌巻くわよ」 真沙美がまだ小さくならないものを無理矢理押し下げ、包むように褌を巻き始めた。肇には結び方が分からなかったが、真沙美がキリキリと締め上げ、最後に後で結んだ。 「いい、ジッとしてなさい」 真沙美が後に飛び出した褌の端を思い切り引いた。あれほどきつく締められていた褌が一瞬で解けた。 「分かった」 「えっ、何が?」 「褌は端っこを引っ張れば解けるようになってるの」 「うん、そうみたい」 「肇は初めてのお祭りだから、必ず誰かが引っ張るわよ」 「えっ、見えちゃうじゃない」 「それが目的なの」 「何で?」 「裸祭りはね、元々お婿さん選びが目的だったの。だから褌が簡単に解けるようにするの」 「お婿さん選びって、解くのは女の人」 「そうよ。気に入った男の子がいたら、しっかり働けるような身体をしてるか、おちんちんも立派かどうかを確かめるの」 「それで剥いてくれたの?」 「うん。中学二年って言ったら、もうすぐ十五でしょ。今から剥いておかないと駄目なのよ」 真沙美がもう一度顕わになった肇の前を摘んだ。少し縮んでいたものがまた上を向いた。 「何とか戻らないようにしなさい」 褌がもう一度巻かれた。 「もし褌を解かれたら、その人とエッチしなさい。相手が誰でも断っちゃ駄目。お祭りではそれが決まりなの」 「だって、エッチしたことないから、分からないよ」 「恥ずかしがらずに初めてだって言えばいいの。相手がちゃんと面倒見てくれるから」 「ふうん」 「いいわね。じゃ、行って来なさい」 真沙美が思い切り肇の尻をひっぱたいた。 祭りの行われる神社から太鼓の音が聞こえて来る。まだ陽は暮れていない。この小さな地区の祭りには地元のテレビ局も取材に来なかった。同じ日に近くでもっと大きな祭りがあるからである。 既に褌姿で集まった男が数人、やかんでお燗された茶碗酒を煽っていた。 「確か、三好んとこの倅だったな?」 年配の男が声を掛けて来た。 「はい」 「祭りは初めてか?」 「はい、初めてです」 「じゃあ、これをグッと行け」 男が酒の入った茶碗を差し出した。 「お酒ですか?」 肇が不安そうに聞いた。 「今日は特別だ」 男が笑った。 お神楽が始まり、やがて陽も暮れて来た。褌姿の男達が杉の大木の下に集まり始めた。どうやら今日最後の神事らしい。 太鼓の合図と同時に吊り下げられた蔦に男達が一斉に群がった。頭上十メートルくらいのところに何かがくくり付けられている。どうやらそれがご神体で、これを奪い合うらしい。最初の何人かが蔦を登り始めたが、すぐに引き下ろされた。中には褌を引っ張られて裸になってしまった者までいる。その様子を下から見上げるので全てが丸見えだった。 「行けっ!」 誰かが肇の背中を押した。余りの凄さに足が出なかったのである。我に返った肇が団子になった男達の背中を駆け上がった。元々身は軽く、高いところに登るのは得意である。 真っ先に一番上まで登り着いた肇だったが、手を伸ばした拍子に後から足を引っ張られた。ズルズルと男達の間を下まで滑り落ちた。 ふと気が付くと目の前に何かがあった。丸い玉のようである。握ってみると樫の木で出来たソフトボールくらいの玉で、裏側がパックリ割れていた。その玉をしっかり握りしめた肇が男達の中から離れた。 「おい、玉がねえぞ」 一番上の男が空になった袋を振って見せた。肇は自分が握っている玉がご神体だと気付いた。 「あいつだ、あいつが持ってる」 蔦の上から声が飛んだ。肇が慌てて神社に駆け込む。後から誰かに褌を掴まれた。間一髪、褌だけが後に残り、肇が社の中に駆け込んだ。誰かが後で扉を閉めた。ワーッと言う歓声が聞こえた。 荒い息を吐きながら肇が社の奥を見た。そこに紅白の装束を着た女が座っていた。 「まさか肇が来るなんて」 母親、真沙美の声だった。社の外からは男達の「ヤレヤレヤレヤレ」という大合唱が聞こえて来た。 「しょうがない、いらっしゃい」 真沙美が赤い袴を外し、白い襦袢も脱ぎ捨てた。下には何も着けていなかった。 「早くしなさい。さもないとみんなが来るから。その前にお前が出来れば今年は豊作。出来なければ不作。あと五分も無いわよ。さ、早く」 真沙美が肇を引き寄せた。 「こんなことなら、昼間あんなに出させるんじゃなかったわね」 真沙美がもどかしそうに肇を寝かせ、上から跨った。ヌルリと飲み込まれた肇が思わず呻いた。 「我慢しないで」 真沙美が凄い勢いで腰を振る。肇はすぐにおかしくなって来た。 「ママ、出ちゃう」 「早く出して。早く、早く・・・・・・」 入り口の扉がギシギシ音を立てている。かんぬきが折れれば男達がなだれ込んで来る。 「で、出る」 肇が尻を突き上げた。 「ン、いいわ、もっと、もっと」 肇が治まるのも待たずに真沙美が立ち上がった。そのまま急いで扉に向かう。 「退けっ!」 真沙美が甲高い声で叫んだ。表から押していた男達が静まりかえった。 「扉を開けよ」 真沙美が左右に控えた巫女に命じた。静かに扉が開くと男達が一斉にどよめいた。社の入り口は男達で取り囲まれて周りからは見えない。一人残らず褌を脱ぎ捨てていた。 「杯をこれへ」 男の一人が前に進み出て、杯を真沙美の股の間に差し込んだ。 「印を受け止めよ」 真沙美が両足を開いた。肇が注ぎ込んだ滴が音を立ててこぼれ落ちた。 「おめでとうございます」 男達が一斉に唱和した。真沙美がその杯を受け取り、後に控えた巫女に渡した。巫女がその杯をぐっと飲み干した。 「間違いない。今年は豊作じゃ」 巫女が言い放つとワーッという歓声が上がった。あっと言う間に男達が散って行く。その先で女達が逃げまどっていた。いよいよ無礼講の始まりである。逃げまどう女達も顔は笑っていた。 真沙美が肇の傍に戻って来た。 「無事にお役目果たせたわね」 真沙美が横になって肇を引き寄せた。いつの間にか社の扉が閉まっている。 「今晩は寝ちゃ駄目。明日、日が昇るまで頑張るのよ」 真沙美が肇を引き寄せて腹の上に乗せた。その上から自分が着ていた装束を被せた。 「自分で入れてごらん」 肇が無事収まると真沙美が笑った。 「あんたと年男年女になるなんてねえ」 「年男?年女?」 肇が首を傾げた。 「今年一年。来年のお祭りまで毎晩あんたとこうするの。一日も休まずに。ま、しっかり鍛えて上げるから、これで良かったのかも」 真沙美が笑いながら腰を振るわせた。 ---END--- |
36]呪縛の時は過ぎて | 2022/ 2/21(Mon) | 2022/ 2/21(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「ねえ、いい加減に会うだけでも会ってみない?」
そう言って光代が象牙色のホルダーに収まった写真を政夫に差し出した。これがもう六度目の見合い話である。その都度断って来た政夫なのだが、光代が諦める気配は全く無かった。 「あんた、まさかホモって訳じゃないんでしょ」 光代は政夫の叔母に当たる。十五年前に自ら命を絶った母親の末の妹で、今年三十になった政夫とはちょうど十歳違いである。 「叔母さん、よっぽど暇なんだね。殆ど毎週来てるじゃない」 「えっ、別に暇こいてる訳じゃないわよ。兎に角政夫がうんと言うまで何度でも足運ぶからね」 「無駄だって。そんな気、全然無いんだから」 「それが腑に落ちないのよ。どう見たって女っ気ないし、まさか三十面下げて毎日オナニーって訳でもないでしょうに」 光代のズケズケした言い方に政夫の方が照れたように横を向いた。その視線の先に仏壇があり、若くしてこの世を去った政夫の姉、芙美子の写真が飾られている。 「芙美ちゃんが生きてたら、一緒になってあんたを説得すると思うわよ」 光代も芙美子の写真を見ながら言った。 「ま、まあね」 政夫が視線を光代に戻した。光代は芙美子の面影を色濃く宿している。むしろ姉の芙美子を追ってこの世を去った母親よりも似ている位だった。 「今日こそハッキリした返事貰うまで帰らないからね」 光代はそう言うと台所に立って後片付けを始めた。男の独り所帯は雑然としている。光代は一々文句言いながら調味料やカップ麺を並べ替えて行った。 「叔父さんが文句言うから、帰れば」 「ううん。ここ何日も家に戻ってないのよ」 「何で?出張?」 「うん、彼女の家にね」 「まさか」 「本当なの。バレてることも承知だわ」 「やだなあ。自分のことは棚に上げて、俺には結婚しろって言うの」 「はは、確かに矛盾してるわね。でもさあ、女っ気無しで寂しくないの?」 「たまにはね。でも、もう慣れちゃった。十五年こうしてるんだから」 何気ない政夫の一言に光代がハッとしたように仏壇を見た。政夫が一瞬困ったような顔をした。 「十五年ねぇ・・・・・・」 片付けを終えた光代が手を拭きながら戻って来た。 「十五年間、全く女っ気無しなの?」 「うん」 「いい人、いたでしょうに」 「全然。叔母さんみたいな人でもいれば話は別だけど」 政夫が珍しくお世辞を言った。 「何言ってるの、こんなオバサン掴まえて」 「自分でもそう思ってる?」 「えっ、いえ・・・・・・」 光代がちょっと照れたような顔になった。 「もう、やあねえ。オバサンからかって」 はにかんだ光代の顔を政夫がジッと見詰めている。透き通るような白い肌。クッキリとした大きな瞳。ちょっと突き出た薄い唇。その全てが姉の芙美子そっくりだった。 「さて、また出直すとするか」 慌てたように光代が立ち上がった。 「えっ、帰らないって言ったばかりじゃない」 「だって、このままだと政夫に襲われそうな雰囲気なんだもん」 「まさか」 「嘘嘘、冗談よ。ま、この写真は持って帰るわ。でも、また来るから。そうねえ、来週にでも」 「何度来ても同じだよ」 「そうみたいね。今度は手ぶらで来るか」 光代の雰囲気は明らかにこれまでとは違っていた。その重苦しい感じに気圧された政夫は光代を引き留めようとはしなかった。 それから一週間もしないうちに政夫の家に大きな荷物が幾つも届いた。驚いて送り状を見ると光代からだった。衣類が入っているらしいトランクが三つ。布団袋やドレッサーまで、丸で引っ越し荷物のようである。その日の夕方、光代が更に二つトランクを抱えてやって来た。 「ねえ、どう言うこと、この荷物?」 「ごめん、前もって言ったら断られると思ってさ」 「まさか、引っ越して来たんじゃないだろうね?」 「ピンポーン」 「困るよ、勝手に決めちゃ」 「いいじゃない、お願い」 「叔父さんと何かあったの?」 「うん、別れて来たの」 「えっ、別れたって。何で?」 「だから言ったでしょ、女がいるって。いずれ別れるのは目に見えてたんだけど、踏ん切りが付かなかったのよ。でも先週政夫の顔見たら、ここだって思ったの。ね、ここに置いて」 「しょうがないなぁ。部屋が見付かるまでだよ」 「空いてる部屋、あるんでしょう?」 「片付ければね」 「それなら任しておいて。明日から早速始めるから」 「もう、強引だなあ。襲っちゃっても知らないよ」 光代が急に真面目な顔になって政夫の目をジッと見詰めた。 「ほんとにその気あるの?あるんなら今晩からでもいいわよ」 慌てて政夫が視線を逸らせた。 「冗談だよ、冗談に決まってるだろ」 「兎に角、今晩からこの家にご厄介になります。よろしく」 光代が自分の荷物を解き始めた。本当に衣類から身の回りまで、全て持って来たようだった。 その晩から政夫の生活が一変した。これまでは夕食と言えばコンビニ弁当にインスタントみそ汁が定番だったが、光代が近所からお総菜を買って来たお皿が何枚も並ぶ。みそ汁も作りたてでいい香りがした。 「弁当ばっかしじゃ野菜不足になるわよ。明日からは私がちゃんと作るからね」 「ねえ、本当に帰らないの?」 「そうよ。離婚届に判ついて置いて来たんだから。預金通帳は勿論持って来たわ。家は賃貸だからどうでもいいし」 「そんなにあっさり別れられるもの?」 「ここまで来るのに何年掛かったと思うの。旦那に女が出来てもう四年、いえ五年近いのよ。美佳も大学生になったし、学費はちゃんと出させることにしたから問題ないし」 美佳は光代の娘で、政夫の従妹に当たる。 「そうか。美佳ちゃん、もう大学生なんだ。どこに行ってるの?」 「生意気にアメリカ留学してるわ。卒業しても、戻って来ないかも知れない」 「美佳ちゃんは離婚のこと、知ってるの?」 「離婚しろってけしかけたのは美佳なのよ。この間帰ってから美佳に電話したら、さっさと別れればって」 「それで、うちに来るって言ってあるの?」 「勿論。美佳もそれがいいって」 「変な親子。俺と美佳ちゃんならいとこ同士だから問題ないけど、叔母さんと俺じゃやばいのに」 「へえ、そう言うとこ見ると、少しは私とする気あるんだ」 「いや、表向きの話だよ。一緒に暮らしてればどうしてもそう見えるじゃない」 「まあ、叔母と甥ならまだ罪は浅いわよ」 光代の言葉に政夫がギクッとした顔になった。 「ねっ、芙美ちゃん」 光代が仏壇の写真を見ながら追い打ちをかけた。 「変な言い方しないでよ」 政夫が文句を言ったが、その語気は消え入りそうな位弱々しいものだった。 夕食が済んで光代が先に風呂に入った。 「背中流して上げようか?」 光代が笑いながら言ったが政夫は黙って首を横に振るだけだった。 政夫も風呂を終えて上がって来ると光代の部屋の電気が消えていた。ホッとした政夫が自分の部屋に入ると光代が既にベッドに入っていた。 「な、何だよ!」 慌てた政夫が光代を追い出そうとしたが動く積もりは無いらしい。 「いいじゃない、私の腕枕で寝れば」 そう言って光代が布団を持ち上げる。薄いネグリジェにうっすらと乳首が透けていた。仕方なく政夫が一緒のベッドに入った。 「ほら、こっち向いて」 政夫が背中を向けようとすると光代が両手で腰を掴んで強引に振り向かせた。 「観念しなさい」 光代がネグリジェの前を開いた。両袖を抜いて素肌になると今度は政夫のパジャマを脱がせに掛かる。僅かに身体を硬くした政夫だったが、諦めたように力を抜いた。 光代の手がスッと伸びて政夫の前を握りしめた。暫く指先で揉み続けたが、殆ど変化は現れなかった。 「私のこと、芙美ちゃんだと思って」 政夫の肩がギクッと揺れた。 「急に言われても無理か」 政夫は答えなかった。握った手はそのままに、光代が空いた方の手で政夫の顔を撫でた。 「何もかも話しちゃえば」 政夫は答えずに天井を見上げている。 「芙美ちゃんが永遠の恋人か」 政夫が小さく頷いた。 「あの頃のこと、話して」 光代がまさぐる指に少しだけ力を込めた。政夫がコクッと頷いた。 政夫には四つ違いの姉、芙美子がいた。二十歳の成人を迎えることなくあの世に旅立ってしまったが、十五年経った今でもその面影を忘れることが出来ないのである。 政夫の父親は外国航路の船長をしていた。そのため政夫には父親の記憶が殆ど無い。年に一ヶ月も家にいた試しが無いからである。 政夫には母親の記憶もそれ程無い。一年の大半を独り身で暮らすので三味線や長唄の習い事から町内会、ボランティアなどで家を空けるのが多かったのである。政夫が一歳の誕生日を過ぎると母親は姉の芙美子に世話を任せることが多くなった。 政夫の父親は仮性包茎だったらしい。そのせいか、母親は政夫が生まれて半年くらいからおむつを替えるときに小さなものを指で剥くようになった。一歳になると剥けた銀杏のような先っぽを指で擦るようになった。幼い内から剥く癖を付け、鍛えようと思ったらしい。 母親から政夫の世話を引き継いだ姉の芙美子も同じように政夫の前を剥き、指先でこね回した。 政夫が二つになると芙美子は小学生になった。午前中は母親が面倒を見るのだが、午後に芙美子が帰って来ると入れ替わりに外出した。 学校から帰った芙美子がまずするのが政夫のおむつ替えである。母親が替えた直後なので殆ど濡れていないのだが、それでも政夫の下半身を裸に剥き、既に剥けている先端を指先で揉み始めた。 指先で揉まれた政夫が嬉しそうな顔をした。幼いなりに気持ちがいいらしい。ニコッと笑った芙美子が顔を寄せてそっと口に含んだ。小学一年の芙美子だからその意味を理解しているはずがない。勿論母親はそんなことはしていない。芙美子が偶然見付けた遊びだったのである。 政夫は既に離乳していたが、芙美子は胸も膨らんでもいない自分の乳首を政夫に吸わせることが多かった。政夫も自分から芙美子の胸に手を伸ばした。 芙美子の口での戯れは政夫が小学生になっても続いた。芙美子は五年生になっていたので、それが性的な遊技で、いけないことだという認識はしっかり持っていたはずである。 それだけではない。同級生から仕入れて来た知識なのか、自分も下着を脱いで政夫に触らせ、その年の夏には口で舐めさせるようになった。 政夫が三年生になったある日、芙美子に舐められた政夫が尻を持ち上げて歯を食いしばった。芙美子は目を白黒させたが、それでも口は離さなかった。 政夫が治まって尻を落とすとようやく芙美子が口を離した。両手のひらを顔の前で揃え、そこに何かを吐き出した。それは白濁した薄い糊のようなものだった。 「芙美ちゃん」 政夫が困惑した顔で芙美子を見た。 「ごめん」 謝る政夫に芙美子がニコッと笑った。 「大丈夫よ。心配しないで」 手のひらをティッシュで拭った芙美子がまだ固いままの政夫を摘んだ。 「気持ち良かった?」 「うん、すっごく」 「晩ご飯が済んだら、またして上げるね」 「うん」 政夫が嬉しそうに何度も頷いた。 芙美子は生来細身で、肌が抜けるように白かった。顔立ちはドキッとするような美少女である。中学に入るとモデルのスカウトもあったらしいが、母親は決して許さなかった。身体が弱いので耐えられないと言うのがその理由だった。 芙美子が高校生になった夏の日、突然早く帰宅した母親が政夫を口に含んでいる芙美子を見て大声で叱り付けた。慌てて飛び起きた芙美子の口から飛び出した政夫が見る見るうちに萎んでしまった。 その後は母親の監視が厳しくなったのでなかなか戯れるチャンスが無かった。そんな中、芙美子が高校三年の冬に突然倒れた。緊急入院した芙美子が退院したのは三月になってからだった。 母親も芙美子も政夫には病名を告げなかった。芙美子はそのまま自宅療養になり、大学進学を諦めた。 芙美子の体調が良くなった梅雨のある日、政夫が姉の部屋に行くと母親もベッドサイドに腰掛けていた。芙美子が政夫を手招きした。 「何?」 政夫が枕元に立つと芙美子の手が伸びて政夫のチャックを下げた。 「えっ?」 驚く政夫に構わず、芙美子がパンツの中から少し固くなったものを摘み出した。 「芙美ちゃん・・・・・・」 芙美子が口に含んでしまったので政夫が困ったように母親の顔を見た。母親は何も言わず、黙って芙美子の口元を眺めていた。 母親に見られていると思うと政夫はなかなかいくことが出来なかった。それを見た芙美子が毛布を剥ぎ、寝間着を広げた。寝間着の下は素肌で、薄い茂みが見えた。 「ベッドに上がって」 芙美子が手招きした。政夫が足下から芙美子の脚の間に首を入れようとすると首を振った。 「上に来て」 「上に・・・・・・」 政夫は意味が分からなかった。まさかここで、母親の見ている前で姉とセックスをすることなど想像も出来なかったからである。 「いいから来て」 芙美子が脚を大きく開き、尻の下に枕を差し込んだ。薄い茂みと割れ目が上を向いた刺激的な姿勢だった。 「いいの」 恐る恐る政夫が聞くと芙美子がしっかり頷いてニコッと笑った。政夫が母親の顔をチラッと盗み見た。母親は無表情のままベッドの足下近くに座っているだけで、出て行く様子は無かった。 政夫が裸になって芙美子の脚の間に腰を入れた。芙美子の手がスッと伸びて政夫を握る。割れ目に宛がった先を何度か擦り付け、ジッと政夫の目を覗き込んだ。 「来て」 最早疑いようが無かった。母親が傍にいるのが気になる政夫だが、これから姉とセックスをすることになるらしい。その理由までは分からないが、姉の芙美子が全ての政夫が拒む理由はどこにも無かった。 「芙美ちゃん・・・・・・」 政夫が腰を進めると先端が入り込んだ。想像していたような抵抗は無かった。芙美子は既に経験済みなのだろうか。政夫の脳裏に一瞬疑いが浮かんだが、次の瞬間何かが行く手を阻んだ。それは名前から想像した膜のようなものではなく、通路の途中が狭まった、肉の土手のような感触だった。 「大丈夫。しっかり押して」 芙美子が政夫の背中を両手で抱いた。夢中で尻を突き出す政夫だが、なかなか先に進むことが出来なかった。 「もっと、強く押して」 もう一度芙美子に促され、政夫が思い切って体重を掛けた。 「キャー」 芙美子が大きな声で叫んだ。気が付くと根元まで全部が埋まっていた。 「大丈夫?」 政夫が心配顔で芙美子の目を覗き込んだ。両目から涙がこぼれていた。 「大丈夫よ。しっかり入ったね」 「みたい」 「動いてもいいよ」 「でも、痛くない?」 「我慢するから」 「無理しないで。口でもいいから」 「ふふ」 芙美子が笑いながら政夫の頭を撫でた。 「じゃあ、このまま抱いてて。動きたくなったらいつでも動いていいから」 「うん」 芙美子は下から尻を回して政夫の動きを促した。抜き差しではないが、それでも政夫は夢心地だった。 「痛くない?」 政夫が聞くと芙美子が首を振った。 「回すだけなら痛くないから」 「いいの?」 「口じゃなく、中でいって」 「うん」 夢心地の政夫は芙美子の表情を窺いながら腰を回し続けた。時折芙美子が眉根に皺を寄せるが、苦痛の表情では無さそうである。 「いい、政夫。気持ちいいよ」 芙美子がきつく政夫にしがみついた。 「ぼ、僕も・・・・・・凄い・・・・・・」 それから一時間、きつい動きは無理なので政夫は辛抱強く尻を回し続けた。気が付くと母親の目が政夫の尻に注がれている。 「芙美ちゃん、いきそう」 「いって。しっかりいって」 少しだけ動きを強めた政夫が芙美子を思い切り抱きしめた。 「芙美ちゃん、いく・・・・・・」 「政夫!」 政夫が弾けるのと同時に部屋に酸っぱい匂いが立ちこめた。政夫には記憶の無い匂いである。 「い、い、い・・・・・・」 芙美子が声を上げた。芙美子が声と同じタイミングでヒクヒクと政夫を締め付ける。政夫にはそれが芙美子も一緒にいったように思えて嬉しかった。 「落ち着いたら晩ご飯持って来るね」 そう言ってため息をついた母親が立ち上がった。 「今五時だから、六時過ぎでいいわね」 それはもう一度二人が愛し合う時間をくれたような言い方だった。 その日から政夫は芙美子を抱くのが日課になった。学校から帰った政夫が芙美子の部屋に行くと必ず母親が先に来ていた。 二人が初めて結ばれてから五日。痛みを訴えなくなった芙美子はあらゆる姿勢で政夫を受け入れた。既に激しく達するようになった芙美子が痛いほどの強さで政夫を締め付ける。政夫は出来るだけ我慢して、芙美子が最低でも三回は達するように心掛けた。 そんな暮らしが一年以上続き、芙美子は十九に、政夫も高校に進んだ。病気のせいか折れそうな程に細い身体だったが、芙美子の美しさは他に例えようが無かった。 いつの間にか自然に一日の時間割も決まっていた。政夫は朝起きて芙美子に挨拶の口付けをして高校に行く。午後四時に政夫が帰宅すると二人の濃密な時間が始まる。夕食までの三時間、二人は思い切りお互いの情熱を確かめ合うのである。 夕食は芙美子の部屋で一緒に摂る。午後に二人が抱き合っている時は必ず立ち会う母親だが、食事を運んで来ると後は二人だけにしてくれるのである。 夕食が終わると政夫の勉強時間。芙美子が家庭教師になり、大学受験に備えた勉強をみっちり三時間。就寝はそれぞれが部屋に戻る午前零時だった。 休日や学校が休みの時は抱き合う時間が長くなった。午前中は勉強に充てられたが、午後は丸々セックスである。休日の前日は夕食後から寝るまでの三時間も抱き合って過ごした。 初めて結ばれてから一年以上、芙美子と政夫は一日も欠かさず交わり続けた。それでも芙美子が妊娠することは無かった。 外出出来ない姉に代わって実の弟と交わるためのピルを母親が手配していたのは間違い無いだろう。そこまでして母親が二人を交わらせる意味がどこにあるのか。政夫は口にこそ出さなかったが、ずっとその疑問を持ち続けた。 勿論、姉と交わること自体は文句があるどころか、そんな素敵な時間を持たせてくれる母親に感謝の念を抱くほどだった。 その頃、父親は殆ど家に帰って来なかった。どことは言わないが定期航路の寄港地に現地妻を作り、子供も二人生まれているらしい。それでも月々の給料はきちんと送られて来るので母親は気にしていないようだった。 芙美子があと二ヶ月で二十歳の成人を迎えるというある晩、政夫に勉強を教えていた芙美子が突然意識を失った。慌てた政夫が母親を呼び、すぐに救急車が呼ばれた。 「芙美ちゃん!」 縋り付く政夫を母親が押し留めた。 「あんたは家にいなさい。明日、学校が終わったら病院に来なさい」 それでも政夫は一緒に病院に行きたかったが、母親は頑として譲らず、家に残された。 翌日、学校が終わるのも待ち切れずに最後の授業を早退した政夫が病院に駆け付けた。芙美子は集中治療室からは出ていたが、意識は戻っていなかった。 「覚悟しなさい」 母親が小さな声でそう言って芙美子の額を撫でた。 「覚悟しろって、駄目なの?」 政夫が涙声で聞いた。 「今日まで生きられたのが奇跡だって」 「ねえ、芙美ちゃんって、何の病気なの?」 「骨髄性の白血病。あんたも検査したでしょ。私もあんたも駄目だったけど」 「ああ、それで」 「ドナー探してるんだけど、芙美子に合うドナーは難しいのよ」 政夫は必死で芙美子の回復を願ったが、入院して三日後、芙美子は呆気なく旅立ってしまった。 棺に収まり帰宅した芙美子は今にも目を開けそうなくらいに若々しくきれいだった。政夫が泣き泣き芙美子の身体を清めた。母親がいるのも構わず、薄い茂みの中を拭って口付けした。 葬儀の業者は既に帰り、政夫と母親だけの通夜だった。母親が棺の前で喪服を脱ぎ捨てた。ポカンとした顔で見ている政夫の手を取り、母親が政夫の服を脱がせた。 「ママ・・・・・・」 「いいの。芙美子を見送るにはこれが一番でしょ」 政夫を裸にすると母親が上から跨って来た。ひ弱な芙美子が唯一試みることが無かった体位である。 「芙美子・・・・・・」 そう呟いた母親が政夫をしっかり身体の中に収めて行った。 「ママ・・・・・・」 「政夫。目をつぶって。私を芙美子だと思って・・・・・・」 「ママ・・・・・・芙美ちゃん・・・・・・」 その晩は葬儀屋が来る六時少し前まで、母親が政夫を離すことは無かった。 航海中の父親は当分戻って来れないと行って来たので、政夫と母親が四十九日を待って先祖からの墓に芙美子の骨を納めた。法要も何もない、静かな納骨だった。 翌朝、政夫が目覚めると母親の姿が無かった。心配になった政夫が仏間に行くと欄間にしごきを掛けて母親がぶら下がっていた。身体は既に冷たく、開いた口からぶら下がって長く伸びた舌が不気味だった。 「ママ・・・・・・」 思わず呟いた政夫だったが、涙を流すことは無かった。 「やっぱりそうだったんだ」 光代が大きなため息を吐いた。話を聞きながら政夫の前をまさぐっていたのだが、そこはピクリとも反応しなかった。 翌日、光代が一枚の写真を政夫に見せた。政夫の目が釘付けになった。 「これ、誰?」 「美佳よ。芙美ちゃんそっくりでしょ」 そっくりどころか、まるで芙美子の生まれ代わりだった。 「夏休みになったら日本に戻って来るわ」 光代がそう言って美佳の写真を芙美子に並べた。 その晩、美佳の写真を見入っている政夫の前を光代が探ると激しく反応した。 「いって」 光代が布団にもぐり、政夫を口に含んだ。あっと言う間に政夫が達した。 「リハビリね」 顔を上げた光代が笑い、もう一度政夫を口に含んだ。 次の日から政夫が家に戻ると光代が裸で出迎えた。 「あんたも裸になって」 光代は政夫から聞いた通りに芙美子との戯れを再現した。ふとした弾みに芙美子の面影が政夫の脳裏をかすめ、政夫が美佳の写真無しでも光代の手で果てることが出来るまでに回復した。 ある日、珍しく政夫が光代を組み敷いた。少しだけ光代の中に入って来る。光代は部屋の隅に誰かいるような気がした。その影が政夫の背中を押した。 「政夫」 「芙美ちゃん」 二人が一つになったまさにその時、光代の携帯が鳴り出した。美佳からの国際電話だった。 「ママ、何か無かった?」 政夫にも聞こえるくらいの音量で焦った美佳の声が聞こえて来た。 「ううん、何もないわよ」 光代が答えたが、まだ政夫に貫かれたままなので声が上ずっている。 「何か変ねえ。今、何してるの?」 不審そうに美佳が聞いた。 携帯の受話器から漏れて来る美佳の声に政夫がますます勢いを増した。突き上げられた光代が思わず吐息を漏らした。電話口の美佳があっと叫んだ。 「ごめん、今そっちは夜中だったわね」 光代が今、どう言う状況なのか、美佳は悟ったようである。電話を切ろうとする美佳を光代が止めた。 「待って。何でもいいから話して。そうだ、政夫、あんたが出て」 「えっ、私が政夫さんと喋るの?」 電話の向こうで美佳が戸惑っている。実は美佳の声、芙美子そっくりなのである。光代はその声の効果を期待したらしい。 美佳の声に政夫が十五年前に戻った。激しく動き、光代の奥深くで果てた。 「ママ、大丈夫?」 美佳の心配そうな声が聞こえた。 「大丈夫、心配しないで。ありがとね。毎晩この時間に電話してちょうだい」 政夫から携帯を取り戻した光代が娘に礼を言って電話を切った。 「さ、いいわよ。私を芙美ちゃんだと思って、思い切り楽しんで」 「ありがとう、おば・・・・・・芙美ちゃん」 政夫が再び腰を振り始めた。一度果てた直後なのに萎む気配すら無い。二度目の交わりに光代も情熱的に応じた。 一週間経ったある晩、美佳が文句を言った。 「もういい加減にして。ママと政夫さん、今、エッチしてるんでしょ?電話してる私の身にもなってよ」 本当に怒っている訳ではなく、美佳が苦笑した。 「もうすぐ私、日本に帰るから」 「いつ?」 「夏休みになったらすぐ、七月の頭に帰るわ」 美佳は言葉通り七月最初の週末に帰国した。光代に連れられて政夫の前に現れた美佳はまさに芙美子に生き写しだった。 「芙美ちゃん」 政夫が思わずそう呼んでしまったほどである。 「政夫、さんですね?」 美佳がわざと呼び捨てにして取り繕ったようにさんを言い足した。多分、光代がそう頼んだのだろう。 夕食が済み、美佳が風呂に入ると光代が小声で言った。 「二階の部屋でいいわね」 それは政夫が芙美子と目眩く一年を過ごした部屋である。 「えっ、そんな、美佳ちゃんに悪いよ」 「悪くないわよ。美佳には全部話してあるの」 「余計まずいよ」 「まずくなんか無いってば。晩ご飯が済んだら、政夫も二階に行くのよ」 「いいのかなあ」 「政夫のこと話したら、出来ることは何でもするって。もし政夫のことが気に入ったら、一緒になってもいいって言ってるの。だから気にしないで、しっかり抱いてやって」 政夫が一瞬考えてから目を見開いた。 「それって、もしかして叔母さんも込み?」 「込みはご挨拶ねえ。ま、その通りだけど」 「やっぱり」 「嫌じゃないでしょ。芙美ちゃんが生きてれば、今ごろきっと、私そっくりになってるわよ」 「うん、そんな気はして来たけど」 美佳が風呂から上がり二階の部屋に上がって行った。 「さ、あんたもお風呂入れば」 光代が政夫の尻を叩いた。 「私も一緒に入ろうか」 光代がニヤニヤしながら聞いた。 「今日はいいよ」 「美佳の方がいい?」 「まあね」 「仕方ない、今日は許して上げる。でも、私も後で行くわよ」 「えっ、何で?」 「政夫が芙美ちゃんとしてる間、姉さんはずっと見てたんでしょ?」 「えっ、姉さんって、あ、ママのことか。うん」 「私がいた方が、しっかり思い出すわよ」 「うん」 政夫が真っ赤になって頷いた。 風呂から上がった政夫が二階の部屋に行くと美佳が寝間着姿でベッドに寝ていた。羽織っている寝間着こそ違うが、その姿は芙美子に生き写しだった。 「本当にいいの?」 政夫が怖ず怖ず聞いた。 「よくなかったら、こんな格好してないわ」 美佳が寝間着の裾を開いて見せた。下着は無く、芙美子と同じような薄い茂みが見えた。 政夫が美佳の足下からベッドに上がり、寝間着を開いて顔を寄せた。美佳が自分からは脚を開かないのでそっと手で分ける。現れた割れ目も芙美子そっくりだった。口を付けるとあの懐かしい匂いと舌触りが蘇って来た。 「芙美ちゃんって呼んでもいい?」 顔を上げた政夫がそう聞くと美佳が何度も頷いた。 「芙美ちゃん・・・・・・」 政夫がずり上がって一つになろうとした時、ドアがスッと開いた。入って来た光代は何も身に付けていなかった。ママは裸じゃなかったんだけどな、と政夫が苦笑しながら美佳に重なった。先端が捉えた美佳の割れ目はしっかり濡れて熱かった。 「芙美ちゃん」 腰を突き出した政夫が面食らった。あの日、初めて芙美子を抱いたときと同じバリケードがそこにあったのである。 「美佳ちゃん、まさか・・・・・・」 初めてと聞こうとした。美佳が一度頷いてから思い直したように二度、首を横に振った。立ち上がってベッドの傍まで来た光代が政夫の尻を叩いた。 「私が頼んだの。後で説明するから」 半信半疑で政夫が我が身を進めると何かが弾けたような感触に出会った。 「大丈夫よ、そんなに痛くないから」 美佳が耳元で囁いた。その声は芙美子そのものだった。 無理をせず、腰を回すだけに終始した政夫を美佳は優しく包み込んだ。全てがあの日の再来だった。政夫は何度も美佳の中で果て、美佳も情熱的に応じた。 翌日の夕食後、光代が昨日のことを説明し始めた。美佳は光代に頼まれて処女膜再生の手術を受けてから帰国したらしい。 「政夫のためだけじゃないのよ」 光代がニコッと笑いながら付け加えた。 「美佳はね、向こうの大学に入った最初の年にレイプされて身ごもったの。でも、住んでた州が例えレイプでも中絶出来なくて、日本に帰って手術したの」 「美佳ちゃん、レイプされたんだ」 政夫が美佳に聞いた。 「うん。その時が初めてだったんで、もの凄く痛かった。怖かった。相手は黒人で、私の腕よりも太いのを無理矢理突っ込まれて。おまけに三人に輪姦されて、最悪だった」 「三人も・・・・・・ひどいね」 「それで、それ以来、誰とも付き合わなかったの。だから、セックスがどんなものかなんて、昨日まで全然知らなかったのよ」 「えっ、それじゃ、自分から進んで抱かれたの僕が最初だったの?」 「そうよ。ママに色々聞いて、政夫さんなら安心かなって。それに、いとこ同士なら結婚だって出来るし。それで、もう一回バージンに戻って抱かれようと思ったの」 「叔母さん、本当にありがとう」 政夫が光代に振り向いて頭を下げた。 「そうよ。たくさん感謝してちょうだい。でも、あんたんとこに持って来た見合い話が決まらなくて良かったわね」 「本当にそうだね」 その晩、美佳の見ている前で政夫が初めて光代を抱いた。 「相手が美佳じゃなかったら、こうして私が抱いてなんか貰えなかったわね」 光代が笑いながら美佳を引き寄せた。 「ちょっと助けて」 光代が美佳に目配せした。どうやら政夫が勢いを失ったらしい。気が付いた美佳が政夫に口付けした。美佳の舌が絡むと途端に政夫が回復したので光代が苦笑した。 「芙美ちゃん、これでいいのね?」 光代が仏壇の写真に向かってそっと問い掛けた。 三週間の滞在はあっと言う間に過ぎ、美佳の帰国日が来た。 「卒業したら戻って来るから、それまでママをよろしく」 美佳がそう言い残してアメリカに帰って行った。 美佳を成田まで送った政夫が家に戻った。待ち構えていた光代が政夫と一緒に二階に上がった。 「一番いけないのは姉さんよね」 裸になった光代が政夫の前をまさぐった。 「勝手に芙美ちゃんの後追わないで、政夫をしっかり可愛がるのが姉さんの義務だったのよ。そうすれば政夫がこんなに悩んだりしなかったのに」 「いや、ママは芙美ちゃんの病気は自分のせいだと思ってたんじゃないかな。だから、病気だって分かった途端に僕たちのセックスを許したんだと思う。と言うか、ママがそうしろと芙美ちゃんに言ったのかも知れない」 「かもね。政夫と芙美ちゃんは姉弟だけど愛し合っていたし、姉さんはそんな芙美ちゃんに身体で愛し合うことも経験させたかったのよ。だとしたら、その相手は政夫しかいないでしょ?」 「うん。それで、抱き合ってる間もずっと傍にいて見届けたのかな」 「でしょうね。姉さんは芙美ちゃんが逝っちゃったんで、政夫に抱かれたんだと思うけど、だったら、とことん政夫と向き合って、政夫が嫌と言うまで抱き続ければ良かったのにね」 「叔母さんみたいに?」 「馬鹿。もう叔母さんなんて呼ばないで。みっちゃんって呼んで。美佳が戻るまでは私が政夫の相手なんだから」 光代が逆向きになり、政夫を口に含んだ。政夫も光代の割れ目に舌を差し入れた。 「さっ、今晩から芙美ちゃんの代理じゃなく、私を光代として抱いてね」 口を離した光代がそう言うと政夫の前がスーッと萎んでしまった。 「もう、許さないわよ」 光代が焦れたように含み直して政夫をもみくちゃにした。それでも政夫が元気になるまでに大分時間が掛かってしまった。 「しょうがない、美佳の写真を大写しにして天井に飾るか」 光代が美佳と言った途端に政夫がグーンと頭を持ち上げた。 「もう、少しは私にも気を遣ってよね」 光代が笑いながら尻を政夫の顔にグリグリと押し付けた。 「罰よ。しっかり可愛がって頂戴」 濡れた割れ目を頬張りながら、政夫が心の中で光代に頭を下げた。この叔母がいなかったら自分は寂しい暮らしを続けるしかなかったのである。姉という呪縛からこの叔母が見事に解き放ってくれた。おまけに姉に生き写しの美佳という素晴らしい夢まで与えてくれた。 そう思った途端、光代の口の中で政夫が目一杯膨らんだ。光代が満足そうに鼻を鳴らした。 ---END--- |
35]兄嫁は覗き魔 | 2022/ 1/31(Mon) | 2022/ 1/31(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[第1話][第2話][第3話][第4話(終)]
[第1話] ゴールデンウィークを間近に控えた平日の昼下がり。白く柔らかな肌が知治の日焼けした筋肉質の体に絡んでいる。この季節には珍しく暑い日で、知治は二重ガラスのサッシを閉め切ってエアコンをガンガン掛けていた。 白い肌の持ち主は知治とは大学同期の幸子。小柄だがポッテリとした体付きで、胸も腰もかなりふくよかである。顔立ちはどちらかと言えばアイドル系よりもお笑いに近い。決して崩れている訳ではないのだが、どこか愛嬌のある、気軽に声を掛けやすいタイプである。知治も軽いノリで学内ナンパしたのだが、その日の内に行くべき所まで行ってしまった。それ以来、幸子の方がむしろ積極的に知治に付きまとっている。 だからと言って、二人が恋人同士かと言えば、そうでもなかった。幸子はたまに一年先輩の郷田と言う、どちらかと言えばチャラチャラした男と遊びに行っている。知治と会えば何も無しでは済まない幸子のこと。男と二人でお子さまデートのはずがない。そんなことは知治も十分承知していたが、それはそれで余り気にしないで幸子と付き合っていた。ルックスもそこそこだし、それなりに抱き心地が良かったからである。 その日、家には誰もいなかった。庭続きの別棟には知治の母親が暮らしていたが、普段は殆ど行き来が無い。母屋には一年前に結婚した兄の和正と妻の奈月が居を構えている。和正の結婚を機に母親の可南子は離れを建てて別居した。 「ねえ、後に」 幸子が知治に向かって尻を突き出した。幸子は後が好きである。しっかり収まった状態で自分の指を前に入れ、肉の壁一つ隔てた知治を探る。きつい上に指先でまさぐられると知治がそれに反応して暴れまくる。それが幸子には堪らないらしい。その間、知治は両方の手で幸子の乳首を揉み続ける。三所責めならぬ四所責めである。その内の一カ所、一番肝腎な部分は幸子が自分の指でまさぐっている。もうかれこれ三時間。幸子は知治に休む間も与えず、ありとあらゆる方法で知治との行為に没頭していた。 ようやく知治が果て、一息入れていると幸子が脚の間に顔を埋めた。ついさっき、自分の後に入っていたことすら気にならないらしい。唇も、舌の動きも巧みで、知治はすぐに回復した。 その時、知治はベランダで何かが動いたような気がした。表は既に暗くなっている。じっとその暗がりを見詰める知治の視線を感じたのか、ベランダに蹲った黒い影がピタリと動かなくなった。 知治が十分に回復したのを確かめ、幸子が顔を上げた。そのまま知治の上に跨り、自分から導いて一つになる。コクコクとリズミカルに動く腰。それに合わせて幸子の大きめの胸がユサユサ揺れた。知治がもう一度ベランダに視線を送った。その時、表を通る車のライトが壁に当たって一瞬反射した。その僅かな光の中に、しゃがみ込んで息を殺している兄嫁、奈月の姿が浮かび上がった。 奈月の方からだと二人が結合している部分が見えているはずである。距離は二メートルも無い。大きく口を開け、知治にまとわり付く濡れた襞も、そして幸子の身体から湧き出た滴りも、その全てがハッキリと目に入っているに違いない。 奈月に全てを見られてる。そう思った瞬間、知治が常に無い勢いを見せた。それを感じた幸子が狂ったように知治に腰をぶつけた。 知治の目が必死で奈月を探した。まるでそれに応じるかのように、暗がりの中にぼんやりと奈月の顔が浮かび上がった。さっきよりも前に来たので部屋の灯りが奈月の顔に当たるようになったのである。 奈月の目が知治に粘っこく絡んだ。思わず知治の背筋に何かが走る。実際に交わっている相手は幸子なのだが、知治は奈月と抱き合っているような錯覚を覚えた。 奈月が感極まったように目を閉じた。それは、その瞬間の表情に似ている。見ているだけで登り詰めたのだろうか。知治が今までに経験したことの無い強さで炸裂した。幸子が乗り遅れたとでも言いたげに激しく身を揉んだ。 次の土曜日、兄の和正が出張で留守になった。出張と言っても中味は接待で、ゴルフの後で温泉、その後は恐らく芸者でも呼んで騒ぐのだろう。美女の姿盛りだのワカメ酒なんかが売り物の温泉だから、芸者と言ってもどうせ枕芸者。和正も付き合いで少しは楽しんで来る筈である。奈月には大体見当が付いていたが、特に文句も言わなかった。悪い病気さえ貰わなければ少しくらい他の女と遊んだって大騒ぎするようなことではないと思っているらしい。 その日は奈月がいるのを承知の上で、知治が昼間から幸子を部屋に連れ込んだ。幸子の声が荒くなった頃、再びベランダに奈月の姿が現れた。知治は常に幸子の視線が窓の方に行かぬよう気を配りながら、前から後から、色々な体位で交わる姿を奈月に見せ付けた。二人の結合部をわざと見せる知治の目を、奈月の濡れた瞳が捉えて離さなかった。 夕方遅くなって幸子が帰って行った。部屋に戻った知治は夕食ができても部屋から出て来なかった。奈月は用意した食事に紙ナプキンを掛けた。 翌朝奈月が起きてみると食事には手が付けられてなかった。どうやらあのままぐっすりと寝込んでしまったらしい。 その後、チャンスがあっても知治が幸子を連れて来ることは無かった。 「ねえ、最近、彼女来ないわね」 久しぶりに知治と二人きりの夕食を摂りながら、奈月が悪戯っぽい目で聞いた。 「ああ、彼女とは別れちゃった」 「何で?」 「先輩に結構な金持ちのボンボンがいてね。どうもそっちに乗り換えたらしい。最近は真っ赤なポルシェで送り迎えだよ」 「ふうん、そんなんでコロッと彼氏替えるのかしら」 「俺は元々彼氏って訳じゃなかったみたい。まあ、俺の方もそんなに入れ込んでた訳じゃないけどさ」 さほどでもない幸子との関係を補っていたのが他ならぬ奈月の視線なのだが、知治がそれを口に出すことは無かった。 一月ほどして、知治が別の女を家に連れて来た。二階の窓から覗いていた奈月は、その女がサングラスを掛け、スカーフで顔を隠している様子を見て何となく違和感を感じた。 (芸能人じゃあるまいし) 奈月はわざと挨拶には出なかった。その方が要らない気を使うことも無いだろうし、また、知治が自分に見せる積もりかも知れないからである。 ベランダに回った奈月が知治の部屋を覗いて息を飲んだ。ちょうど新しい彼女が全てを脱ぎ捨て、白い背中をさらしたところだった。彼女の名前は佳子。女の奈月から見ても惚れ惚れするような見事なプロポーションで、しみ一つ無い背中から尻に掛けての優美な曲線が目を引く。奈月は何故か胸が騒ぐのを感じた。それは多分嫉妬に似た感情なのだろう。 知治が佳子の身体を抱きしめ、肩越しに奈月の方を見た。よく見ると知治の指先が白い尻の間から覗いている。佳子が腰を知治の方に突き出した。 ベッドに佳子を運んだ知治が、その白い肌に唇を這わせた。佳子の背中が奈月の方を向いているので好都合である。奈月は窓のそばまで近寄った。 知治が佳子の膝を割り、その間の顔を埋めた。寝ても形の崩れない胸が時折揺れる。知治は口を押し付けたまま殆ど動かない。佳子の身体が反応しなければ知治の動きが分からない程の穏やかな愛撫のようだった。それは奈月の身体に微妙な変化をもたらした。 もしそれがこれ見よがしの、あからさまな動きだったら奈月の気持ちは恐らく醒めていたことだろう。知治は奈月の方に視線を送って来ない。佳子に没頭している。それがひしひしと伝わって来て奈月は思わず唇を噛み締めた。佳子に嫉妬の気持ちすら抱いた。 知治が佳子の身体を持ち上げて、窓の方に尻を向けた形で四つん這いにさせた。佳子の女の部分は回りが黒ずみ、知治が指先で広げると濃いピンクの肌を顕わにした。顔立ちや体付きからは想像できないような淫らな姿。襞の先は殆ど尻の穴まで達している。 知治が宛うと、佳子の襞が自分から絡み付くように見えた。入り口はかなり狭いらしく、知治の先端が潜り込むと同時に、濃いピンクの肌も巻き込まれた。 「あっ」 佳子が小さな声を上げた。それは辺り構わず奇声を発し続けた幸子とは対照的な、いかにも女っぽい、切なげなものだった。 奈月は知治が何も付けないで交わっていることに気が付いた。そう言えば、幸子との時もゴムを付けていたようには見えなかった。もし、できて仕舞ったらどうするんだろう。奈月自身、まだ子供を作るつもりは無いので、夫の慎一にもしっかりゴムを付けさせている。今までに一度も男の全てを直に自分の身体で受け止めたことは無かった。 今、目の前で見え隠れしている知治の姿に奈月は言い知れぬ嫉妬の気持ちを募らせて行った。知治に、直に自分の中に入って来て欲しいとさえ思った。 奈月が音を立てないようにベランダから自分の部屋に戻った。これまで、自分自身の身体に触れることには抵抗があった奈月だが、今日はそんな余裕すら無い。思わずスカートの中に手を入れる。もどかしげに下着の中に入り込んだ指が濡れた肌に出会った。 「あー」 思わず奈月の口からため息が漏れる。中指の先を僅かに送り込むと、まるで赤ん坊が乳首に吸い付くように滑らかな肌が指先にまとわり付いた。人が交わっている姿を見て、これ程までに自分が取り乱すとは思ってもいなかった。身体が疼く。その意味が初めて分かったような気がした。もどかしい。奈月は初めて自分の指でも達することができることを知った。 「今度の彼女、美人ね」 翌日、奈月が知治を掴まえて言った。 「うん」 案外沈んだ答えに奈月が首を傾げた。 「彼女も大学生なの?」 「ううん。あれでも人妻なんだ」 「えっ、結婚してるの?」 開いた口が塞がらないと言った表情で奈月が知治の目を覗き込んだ。 「うん。僕も最初はそんなはずないと思ったけど」 「ふうん、人妻の浮気か」 「浮気って感じでもないんだけど、やっぱり旦那とは別れられないみたい」 「何で?」 「さあ、その辺は僕にも分からない」 「何してる人?彼女の旦那って」 「銀行員らしいよ」 「ああ、エリートなのね」 「うん。それも出世コースに乗ってるらしい。毎晩終電だってさ、帰りは」 「子供は?」 「それが、幼稚園に通ってる娘がいるんだ」 「子持かあ。だったら別れるの、きついわね」 「だよね」 「でも、旦那は仕事が忙しくて相手にしてくれない。女盛りの身体が黙ってない。それで学生の知治さんに白羽の矢が立ったって訳ね」 「うん。僕の方から付きまとう心配無いからね」 「分からないわよ。あんな美人じゃ」 「うん。幸子の時とは全然気持ちが違うんだ」 「そうでしょうとも!」 奈月がそう言ってほっぺたを膨らませて立ち上がった。覗き、覗かれる関係が二人の距離を近いものにしていた。奈月には知治の言葉がお惚気に聞こえたらしい。 奈月の心に芽生えたのは嫉妬心に他ならない。知治は心底佳子に惚れている。その気持ちが一つ一つの愛撫に形となって表れていた。 奈月は夫、和正との交わりを思い浮かべた。和正も指や、時には口で奈月を可愛がってくれることもある。しかし、目の当たりに見た知治の愛撫は丸で別物だった。恋い焦がれて、それでも自分のものにはならない。その切なさが知治を袋小路に追い込み、それが肌を交える一分一秒を悲しく、狂おしく燃え上がらせている。 一度でいいから、あんなに狂おしく求められてみたい、奈月は知治を恋の対象として考え始めていた。 暫くして、奈月は知治が塞ぎ込んでいるのに気付いた。 「どうしたの?湿気た顔して」 振り向いた知治を見て、奈月は、知治が痩せたなと思った。 「うん、暫く逢えないんだ」 「この間の彼女、えーと何て言う人だっけ」 「佳子さん」 「そうそう、その佳子さん。何で逢えないの?」 「旦那が薄々勘付いたんだって。出掛ける時はどこに行くってしつこく聞かれるらしいし、急に帰りが早くなったんで出て来れないって」 「まあね、女は好きな人に抱かれるときれいになるから、結構それでバレちゃうんだよね」 「そんなに変わるの?」 「そりゃあ、変わるわよ。うちに来てる時の佳子さん、そりゃあ輝いてるもん」 「切ない」 「分かるけど、人妻じゃねえ」 「うん」 翌日、和正が来週から海外出張になると奈月に言った。 「あら、海外って、どこ?」 「ドイツなんだ。ついでにスイスとか、フランスにも回って来る」 「素敵ねえ、もしかして私も一緒に行けるの?」 「考え中なんだけど、今回はお袋を連れて行ってやろうかと思ってる」 「あら、お義母さまが一緒じゃ、私は遠慮しておくわ」 「何で?」 「考えても見てよ。あなたは昼間お仕事でしょう。その間ずっとお義母さまと二人。一週間くらいならいいけど、もっと長いんでしょう?」 「うん。一月弱だ」 「ごめんなさい。ちょっと無理。お義母さまだって、きっと気詰まりに思うでしょう」 奈月と義母の可南子は特別不仲と言う訳ではないが、さりとて実の親子のようにとまでは行かない。お互いに普段から気を使っているので、一月も鼻を突き合わせて暮らすとなると敬遠しても当然だった。 「じゃあ、今回はお袋と行って来るよ」 「そうしてくれる?でも、この次は私よ」 「分かってる」 旅行好きの可南子は和正の話に小躍りして喜んだ。早速ガイドブックや観光案内のビデオを買い込んで、どこは景色がいいとか、泊まるならこのホテルとか、毎日眺めては悦に入っている。 「母さん、遊びじゃないんだよ」 堪りかねた和正が小言を言う程だった。 「ええ、分かってますよ。でも、週末くらいはどっか連れてってくれるんだろう?」 「はいはい」 そんな二人を尻目に奈月は別の意味でわくわくしている自分を抑えるのが大変だった。夫と姑が一月留守になる。それは知治と奈月が二人だけでその一月を過ごすと言うことなのである。 「じゃあ、奈月さん。留守を頼みましたよ」 可南子は上機嫌で息子と出掛けて行った。 次の日、久しぶりに知治が佳子を家に連れて来た。物陰から様子を窺う奈月の目にも佳子のやつれた表情が見て取れる。 部屋に籠もった二人は暫く話し込んでいた。 突然、佳子が知治にすがって泣き出した。佳子の背中を知治があやすように軽く叩いている。佳子が涙でクチャクチャになった顔で知治の唇を求めた。 佳子がもどかしそうに着ているものを脱ぎ始めた。これまでの物静かな感じは消え失せ、自分から全てをかなぐり捨てた佳子が知治のズボンを手荒く下ろす。泣きながら知治のものを口に含み、そのままベッドに押し倒した。 奈月は佳子の後ろ姿をベランダからそっと覗いた。尻を後に突き出しているので女の部分がその姿をしっかりと曝している。パックリと口を開いたその部分が何か言っているように見えた。 口を離した佳子を知治が軽々と抱え上げた。立ったままの姿勢で、両膝から回した手で佳子の身体をゆっくり下ろして来る。奈月の方からは知治が収まって行く様子が手に取るように見えた。知治が佳子の身体を上下させると、その度に知治の逞しいものが現れては又吸い込まれて行った。 女がここまで淫らになれるのか。奈月は佳子の乱れ方に同じ女として驚きを隠せなかった。ベッドに移ると佳子が知治に跨って暴れ回る。激しく動きすぎて外れた知治を佳子の手が素早く導き、更に動きが速くなった。形のいい尻が前後に動き、その度に佳子の口から悩ましい呻きが漏れた。それはガラス窓を通して奈月のいるベランダの方まで聞こえて来た。 一旦知治から離れた佳子が奈月の方に尻を向けてベッドの足元に跪いた。知治がチラッと奈月の方を見てから両手で尻を掴む。ゆっくりと知治が腰を押し付けた。 奈月は不思議な光景を目にしていた。知治は既に佳子の中に収まっているはずなのだが、奈月の目にはまだ佳子の女の部分が見えている。 (えっ、もしかして、後) 奈月はまだ後に入れられた経験が無い。夫の和正は決してしないのである。そう言う行為もあるらしいとは聞いていたが、目の当たりに見たその姿は少なからぬショックを奈月に与えた。 離れがたいと言う風情で佳子が知治にしがみついていたが、時間は無情に過ぎて行く。八時を回ったところで佳子が急に立ち上がり、服を着始めた。風呂も使わずに帰るのかと奈月が心配したが、どうやらその時間すら残っていないらしい。もう一度知治に抱き付いて激しく唇を求めた佳子が逃げるように家から出て行った。 三十分ほどして、ようやく知治が部屋から出て来た。目が腫れぼったい。 「今日はまた一段と凄かったわね」 奈月がわざと明るく言った。 「お別れだから」 知治がポツンと言った。知治もシャワーを使っていないので、奈月が苦笑するほど佳子の残り香が体から漂っていた。 「何でお別れなの?」 「旦那にばれたんだって。俺を諦めるか離婚かって迫られたらしい」 「そうか。どうりで今日の彼女には凄味があったわ。美人があそこまで乱れると、女の私でも思わず見入っちゃった」 「義姉さんだったらどうする?やっぱり離婚はできないかなあ」 「そうねえ。娘がいるんじゃ、やっぱりきついかな」 「かもね」 「それに、離婚って大変みたいよ。親兄弟から会社から、みんな巻き込んじゃうって、この間離婚した友達が言ってたわ。それに、旦那は銀行員でしょう?滅多な事じゃ別れられないわね。その辺のスキャンダルは結構出世に響くのよ」 「佳子さんもそう言ってた。旦那は佳子さんのことが大事だから目をつぶるんじゃない。自分の立場に響くのを一番怖がってるって」 知治が顔を上げて奈月の目を見た。 「もし義姉さんに彼氏ができたらどうする?」 「さあ、その時になってみないと、何とも言えないわ」 「浮気したこと、無いの?」 「当たり前でしょう。もしそんな人がいたら、和正さんが留守なのに家にいるはずないわ」 「それもそうだね」 「まして、知治さんにあんなに見せ付けられてさ」 「ごめんなさい」 奈月が吹き出した。 「別に、知治さんが謝るようなことじゃないわ。私が勝手に覗いてたんだから」 「ねえ、女の人も覗いてると感じたりするの?」 「言いにくいこと聞くわねえ。何も感じなかったら何度も覗いたりしないわよ」 そう言うと奈月が立ち上がった。 「ご飯は?」 「ああ、もしあるんなら何か食べたいな」 「へえ、胸が一杯で食事も喉を通らないんじゃないの?」 奈月が意地悪い顔で知治の目を覗き込み、含み笑いしながら台所に行って仕度を始めた。 「少し時間が掛かるから、その間にお風呂入っちゃえば」 奈月が振り返って言った。 「凄い匂いよ」 「あっ、そうだね」 知治が頭を掻きながら浴室に消えた。 [第2話] 翌日、知治は昼過ぎになってからようやく起きて来た。昨日あんなに頑張ったのだから無理もない。奈月が苦笑した。昼食を摂った知治は二時過ぎに出て大学に行ったらしい。帰って来たのは夕方六時過ぎだった。 「ねえ、暫くは彼女作るの、無理かしら」 二人で向き合って夕食を摂りながら奈月が聞いた。 「何で?」 「いえ、彼女とあんな別れ方した直後だからさ」 「そう言う意味じゃなくって、何で義姉さんがそんなこと気にするの?」 「ああ、そう言うこと」 奈月が意味ありげな目で知治を見た。 「私さあ、知治さんがしてるとこ覗くようになって、自分って変じゃないかって思うのよ」 「何が変なの?」 「何か、見てたら凄く感じちゃって。だから知治さんが早く彼女作らないかなって」 「また覗くの?」 「うん」 「困った義姉さんだ」 「そう言う知治さんだって、わざと見えるようにしてくれてたんじゃないの?」 「まあね」 「やっぱり、見られてると感じる?」 「うん。何か、同時に義姉さんともしてるみたいな気分になる」 「私も知治さんにだったら、覗かれてみたいなって思うことあるわ。和正さんが戻って来たら一度覗いてくれない?」 「えっ、やだよ。兄貴と義姉さんがしてるとこなんて」 「そっか。確かに兄弟じゃ嫌かもね」 「覗いて欲しかったら、義姉さんも彼氏作るんだね」 「彼氏ねえ」 奈月が知治の目をジッと見詰めた。 「怖い、怖い」 知治が首をすくめたので奈月が笑い出した。 「でも、それじゃ覗けないか」 今度は知治もつられて吹き出した。 次の日、奈月の妹、伸代が訪ねて来た。歳は奈月よりも三つ下だから今年二十歳になったばかり。ポッチャリタイプの奈月とは対照的に細い体をしている。 「珍しいわね、伸代が遊びに来るなんて」 妹を迎えた奈月が意味ありげな視線を知治に送った。 「で、何しに来たの?」 「何しにはご挨拶ねえ。ちょっと時間ができたから、たまには姉さんの顔でも見ようと思っただけよ。ほら、ケーキ焼いて持って来て上げたんだから」 伸代がほっぺたを膨らませて奈月を睨んだ。 「あら、それはそれはご馳走様。あんたのケーキは美味しいから、いつでも歓迎だわ」 「もう、現金なんだから」 話している間中、奈月は時折意味ありげな視線を知治に送っていた。それは妹の伸代を何とかしろと言っているように思えた。知治がそうなのか、と視線で問うと、奈月が目を伏せて頷いた。 夕食が終わって、そろそろ伸代が帰りそうな気配を感じて奈月が言った。 「ねえ、伸代。あんた、今晩泊まって行けば」 「えっ、今晩?」 「うん。明日は土曜だし、折角だからゆっくりしてけば」 「そうねえ、特に予定も無いし、そうしようかな」 「そうしなさいよ。じゃあ、私は伸代のベッド準備するから、知治さん、先にお風呂入って」 「じゃあ、お先に」 知治が風呂に入り、暫くすると奈月が戻って来た。 「義兄さん、いつまでなの?」 「まだ行ったばかりよ。帰って来るのは来月の半ば過ぎ」 「今回はお義母さんと一緒なんだって?」 「うん。たまの親孝行も悪くないんじゃない」 「それはいいんだけど」 伸代が風呂の方をチラッと見た。 「その間、知治さんと二人だけなんでしょ?何か危ないなあ」 「大丈夫よ。私達、結構仲いいんだから」 「余計危ない。夜、こっそり忍んで来たりしない?」 「知治さんが?まだ無いわよ」 「変な言い方。まるで待ってるみたい」 「そう言う伸代こそ、何で週末に暇こいてるのよ。彼氏はどうしたの?」 「彼氏なんかいないわよ」 「嘘。ほら、あの背の高い、ガッチリした人」 「やだなあ、何で知ってるの?」 「あんた達が腕組んで歩いてるの、偶然見ちゃったんだなあ。あの時は歌舞伎町の裏の方に消えてったわよ」 「嘘。いつの話し?」 「もう暫く前ねえ。確か雨が降ってたと思うけど」 伸代がちょっと考えた。その間が全てを物語っていた。 「結構年上に見えたけど」 「そうなの。もう四十越えてるわ」 「ってことは、不倫?」 「うん。中学生と小学生の子供までいるわ」 「今でも続いてるの?」 「続いてるような、切れたような、どっちつかずなの」 「ふうん。でも、何でそんな年上と?」 「自分でも分からない」 「いつから?」 「去年から。去年のゴールデンウィークくらいからよ」 「大学に入った年じゃない。もしかして教授とか?」 「まだ准教授」 「やっぱり。もしかして手が着いてるの、伸代以外にもいるんじゃない?」 「そうみたい。最近冷たいし」 「それでうちに来たって訳か」 「うん」 「そんな男、忘れるのが一番なんだけどねえ」 「忘れられたら楽になれるわ」 「ま、少しのんびりして行くんだわね。あら、知治さん出たみたいだから、あんた入って来れば。着替えは出しておくから」 「うん。そうする」 伸代が風呂を終えて出て来ると着物がなくなっていた。代わりに奈月のものらしいネグリジェが一枚置いてある。これに着替えろと言うことらしいが、殆どシースルーで乳首は勿論、下の毛までが透けて丸見えだった。 「ねえ、これしか無いの?」 伸代が不満そうな声で奈月に文句言った。 「いいじゃない。それで」 「下着くらい貸してよ」 「もう寝るだけでしょ。あんた寝るときはいつも裸だっだじゃない」 「自分の家ならそうだけど」 伸代は知治が来ないか、そればかり気にしていた。 「知治さんは?」 「もう寝たみたいよ」 そう言って奈月が立ち上がった。 「じゃ、私も入って来るわね。冷蔵庫からビール出して飲んでいいわよ」 奈月が出て行ってすぐに、入れ替わりに知治が戻って来た。伸代が慌てて胸を抱えた。 「まだ起きてたんですか?」 伸代がオロオロと聞く。そんな伸代には無頓着に知治も冷蔵庫からビールを出して来た。 「今日は暑いね」 向き合って知治が座ってしまったので伸代が下を向いた。耳まで真っ赤に染まっている。 「あの、テレビ点けていいですか?」 間が持てなくなった伸代がテレビのリモコンを取った。 「どうぞ。もうすぐニュースかな」 伸代がスイッチを入れると画面から女の怪しい声が流れ始めた。 「やだ、何?」 伸代が思わずリモコンを押してチャンネルを替えようとしたが、何故かボタンが反応しない。 「あっ、それCSだから」 それはCSの映画専用チャンネルだった。どうやら夜の時間帯で日活ロマンポルノの古い映画を上映しているらしい。 「こんなの、姉さんと二人で見てるの?」 伸代が開き直ってリモコンをテーブルに置いた。画面の上に出たタイトルは奇しくも『団地妻、燃える兄嫁』だった。 「いや、たまたまだよ。今日は金曜の晩だからこんなのやってるんだろう」 画面では義弟に迫られながらも徐々に受け入れて行く兄嫁の姿が映されていた。 「でもさあ、二人だけで何も無いなんて、ちょっと信じられない」 伸代が上目遣いに知治を見た。 「うん。俺も信じられない」 「変な気持ちになったりしないの?」 「しない、と言ったら嘘になるかな。奈月さん、魅力的だからね」 伸代がその言葉にチラッと反応した。 「そうよね。姉さんは私と違って出るとこ出てるから」 伸代が組んだ腕の上から自分の胸を見下ろした。 「私、あの人くらいしかないし」 ちょうど画面では兄嫁が上半身を剥かれて、胸が顕わになったところだった。 「あれだけあれば十分じゃない?俺、巨乳はあんまし好きじゃないし」 そう言って知治が伸代の胸を覗き込んだ。 「やっ、見ないで」 伸代が腕に力を込めた。 「あっ、ごめん」 伸代は複雑な気分だった。義弟とは言え、元々は赤の他人。そんな知治に体を見られるのが無性に恥ずかしい反面、男として殆ど反応らしい反応を示さない知治に何となく女としてのプライドが傷付けられていることも確かなのである。 (何でこんなに余裕があるのかしら) 伸代はそれが奈月と知治の関係を暗示しているように感じていた。 (でも、姉さんは知治さんの奥さんと言う訳じゃないし) 元々、伸代は知治に好意を持っていたのだが、知治は伸代を女として、恋人の対象として見たことは一度も無かった。それが伸代を意識的に知治から遠ざけていたのだが、その知治と姉が、と考えると奇妙な競争心がわき上がって来る。 伸代がテーブルの缶ビールに手を伸ばした。胸を抱えていた手が落ちる。乳首が透けているが、最早伸代は気にしていないようだった。 「伸代さんの方がいい形してるよ」 知治がニッコリ笑ってそう言った。 「そうかしら」 もう一度自分の胸を見下ろした伸代が両手で胸を持ち上げた。 「これくらいあれば理想なんだけど」 「いや、形もいいし、乳首の色がきれい」 「でも、小さくない?それに、普段は埋まってるし」 「吸えば出て来るでしょ?」 「うん」 知治は廊下に奈月の気配を感じた。 「あっ、あ・・・・・・」 画面では二人の体が絡み合っていた。 「ねえ、こう言うのって、実際は入れてないのかしら?」 「いや、入れてるみたいだよ。流出物って言うのがあって、それにはモザイクなんか掛かってないんだ。そう言うの見るとしっかり入ってる」 「でもさ、これってカメラマンとか監督とか、みんなが見てる前でするんでしょ?凄いなあ」 「伸代さんはできる?」 「さあ、そんな経験無いから分からないわ」 伸代が時々脚を摺り合わせた。いつの間にかネグリジェの下で乳首がピンと突き出ている。伸代も廊下の方を気にして、時々ドアに目をやっていた。 知治が飲み終えたビールの空き缶を潰してからテーブルの上に置き、隣のソファーに移動した。伸代は一瞬どうしていいか迷ったようだったが、自分も知治の向かいに移動して来た。今度は下の茂みが目に入ってしまうが、伸代はそれを隠そうとはしなかった。 「まだ寝ないの?」 伸代が聞いた。 「ううん。伸代さんは?」 伸代も首を横に振る。怪しい空気が二人の間に流れた。 「こっちの方がテレビよく見えるよ」 知治が誘った。 「ふふ」 伸代が知治の目をまっすぐに見詰めた。 「それ、誘ってるの?」 「嫌?」 「嫌じゃないけど」 再び伸代がドアの方をチラッと見た。その後には息を殺した奈月がいるはずである。 「義姉さんならもう寝てるよ」 「そうかしら」 暫く考えて、ようやく伸代が立ち上がった。知治の隣に座ると肩にそっと頭を預ける。知治がそっと伸代の肩を抱き寄せた。 「何でかなあ」 伸代が呟いた。 「こうしてること?」 伸代が知治のパジャマのボタンをまさぐり始める。それは外していいかと聞いているような仕草だった。 「うん。姉さんが泊まってけって言ったときから、何か変な雰囲気ではあったのよね」 「それでも泊まって行くことにした」 「うん。不思議ね」 パジャマのボタンを一つ外した伸代が中に手を入れて知治の胸を撫で始めた。 「ねえ、姉さん、本当に寝たと思う?」 「静かだし、気を利かせたんじゃない」 「ううん、そんな姉じゃないわ。何か、その辺で聞き耳立ててるような気がするんだけど」 「だとしたら、落ち着かない?」 「そりゃあそうよ。ね、知治さんの部屋に行かない?ここじゃ落ち着かなくて」 「いいよ。でもその前に」 知治が伸代の顎に手を掛けて自分の方を向かせた。唇が重なると伸代の方から舌が伸びて来る。知治は奈月がベランダに移動する時間を稼ぐ積もりだった。 [第3話] 足音を忍ばせた二人が知治の部屋に入った。奈月は既にいつもの場所に蹲っていることだろう。その暗闇に向かって軽く目配せした知治が伸代のネグリジェに手を掛けた。前のボタンを外すとスルリと足元に滑り落ちる。伸代をベッドに寝かせた知治がそっと乳首を口に含んだ。ベランダに向かって投げ出された脚が僅かに開いている。奈月の方からはその姿が目に入っているはずである。 奈月の視線を意識しながら、知治がそっと下に指を這わせた。慌てて閉じた脚が、また徐々に開かれて行く。奈月も似たような感触なのだろうか。暗闇を見詰めながら知治の指先が濡れた襞を分けてあちこち彷徨った。 知治の顔が胸から離れて下に向かった。伸代がそれを待っていたように脚を大きく広げる。まさか、そんなあられもない姿を姉の目に曝しているなど、夢にも思っていないのだろう。伸代が目一杯自分の体を開いて知治の口を受け入れた。知治の尻がベランダの窓の方を向いていた。 思わず知治が声を出しそうになった。誰かが後から知治の体を探って来たのである。奈月が音を立てないように窓を開いたらしい。奈月の手が動き回る。そのしなやかな手の感触に知治の口が疎かになった。焦れたように腰を揺する伸代。慌てて知治が口の動きを再開した。 知治が片手で奈月に合図を送った。そろそろ一つになるよ、と言ったのである。奈月の手が知治を思いきり握りしめ、名残惜しそうに離れた。 知治が机の引き出しからコンドームのパックを取り出した。 「大丈夫よ」 それを見た伸代が言った。 「本当に?」 「うん。大丈夫。そのまま来て」 半信半疑な顔で知治が伸代の上に重なった。 「ピル、飲んでるの?」 知治が耳元で聞くと伸代がコクリと頷いた。 知治が伸代の両足を肩に担いだ。こうすれば奈月の方からは全てが目に入る。知治が先端を襞の中に擦り付けた。その度に押しやられる左右の襞が、まるで知治をしゃぶっているように見えた。 奈月が思わず唾を飲んだ。知治がゆっくりと妹の中に入り始めたのである。そこは見るからにきつそうで、奈月の方からも押し広げられて行くピンク色の肌が引きつったように見えた。 「すっ、凄い・・・・・・」 思わず伸代が呻く。奈月はまるで自分が貫かれたように下腹部がズキンとなった。さっき知治に触れた時の感触がまだ手の平に残っている。最早、奈月は自分が限界に来ていることを悟った。妹に知られてもいい。今晩こそ知治に抱かれよう。 知治がスッと伸代から離れた。何をするのかと固唾を飲む奈月の前で、知治が今度は反対向きに伸代の上にのし掛かって行った。やや不自然な姿勢で二人がもう一度交わる。窓ガラスのすぐ前に知治の顔が来た。 吸い寄せられたように奈月が窓に近寄り、音を立てないように顔を寄せて来た。二人の唇がそっと重なる。知治の下で喘いでいる伸代は全く気付いていない。 知治の腰が激しく波打ち、奈月への口付けが疎かになった。そっと唇を離した奈月が窓を元通りに閉めて自分の部屋に帰って行った。 「い、いい、い・・・・・・」 伸代は押し寄せて来る波に必死に堪えていたが、一声高く悲鳴を上げ、ガクッと体から力が抜けた。知治がだめ押しの一突きを加えるとその体が再び硬直する。暫くそれを繰り返した伸代がとうとう動かなくなった。知治がそっと離れると折り曲げていた足が勢い良くベッドに投げ出される。その拍子に溢れ出たものがベッドを汚しても気付かぬようで、やがて伸代が静かな寝息を立て始めた。 知治が奈月の寝室に入った。奈月はベッドに寝て待っていた。 「大丈夫、伸代は?」 「うん。そのまま寝ちゃった」 「起きて来ないかしら」 「起きて来た方がいいんじゃないの」 「うふ、本当はね。でも、知治さんに抱かれるの、これが初めてよね。何だかそうは思えないわ」 「散々見て来たからだよ。それに、さっきは触ったし」 「どうだった?刺激的だったでしょ」 「うん。ハラハラしたけどね。それが良かった」 「ねえ、妹にしたようにして」 そう言って奈月が両足を振り上げて膝を抱えた。重なる代わりに知治がそこに口を付ける。 「あっ」 奈月が驚いたような声を上げたが、そのまま腰を振り上げた。 「いい気持ち」 奈月の襞は伸代とは対照的にかなり薄く、頭巾のような鞘もかなり小さめだった。その代わり、そこから顔を出した粒は大きめのピーナッツ程もあり、艶やかに赤く光っている。知治が唇で挟み込むと奈月が奇声を発した。もし目が醒めていれば伸代の耳に間違いなく届いていることだろう。 「お願い、もう駄目、来て」 奈月が喘ぎながら言った。 「そう言えば、義姉さんもピル飲んでるの?」 「うん、大丈夫。そのまま来て」 知治が最初から反対向きに奈月にのし掛かって行った。奈月の目に、その部分がはっきりと見えている。すんなりと入り口を突破した知治が何かに包まれた。 「義姉さん、凄い」 知治が思わず驚きの声を上げた。 「とっ、知治さんも・・・・・・」 ヌメヌメと絡み付く感触を楽しみながら知治がゆっくりと腰を前後に動かしている。ふと見上げると、ドアが僅かに開いていた。伸代に違いない。奈月の思惑通り覗きに来たのである。 「来てるよ」 知治が小さな声で言った。分かった、と言うように奈月が知治の手を握りしめる。見られている。そう思った途端に奈月の動きが激しくなった。知治もそれに応じるように腰をぶつけ始める。肉と肉が当たる鈍い音が響き、それに粘っこい音が混ざり始めた。 「駄目ーっ、イクー・・・・・・」 奈月の体がガクガク揺れた。知治も思いきり腰を押し付ける。まるでねじ込むように、知治の熱いものが奈月の奥深くに注ぎ込まれた。 奈月が目を開けると目の前に伸代が立っていた。 「やっぱり、姉さん達・・・・・・」 口では恨めしそうに言うのだが、顔は笑っていた。 「知治さん、若いだけあってタフねえ」 不自然な姿勢のままつながっている二人が体を起こそうとした。 「いいわよ、そのままで」 そう言って伸代が奈月の尻を撫でた。 「いやっ」 奈月が身を揉む。 「まだ入ってる」 伸代が知治の根元を指で摘んだ。 「二度目なのに、まだ固いわ」 伸代が奈月の体を確かめ始めた。 「ふうん、女の体って、こんな風に男の人を受け入れてるのね」 「ちょっと、人の体おもちゃにしないで」 「だって、こんなの見たの初めてだし。大体、男の体なら少しは知ってるけど、女がどうなってるかなんて全然知らないのよ。自分のだってよく見えないんだから」 「分かってるけどさあ、今触られると切ない」 「って言うより、気持ちいいんでしょ?」 伸代が奈月の大きめな塊を探り当てた。 「わっ、姉さんって、こんなに大きいんだ」 「だ、駄目だってば、そこは」 「こんなに大きかったら、余計感じるんじゃない?」 「もう、知らない」 知治はそんな二人のやり取りを頭の後で聞いていた。伸代の手が触れたので、知治は既に回復し始めている。 「知治さんも気持ちいいみたいよ」 伸代がそう言ってクスクス笑った。 「ねえ、二人ともいつからこう言う関係になったの?」 伸代が指の動きをやめずに聞いた。 「信じて貰えないと思うけど、こうなったのって今日が初めてなのよ」 「嘘だぁ。信じられると思うの?」 「自分でも無理だと思うけど、本当なのよ」 「何か裏がありそうな話ね」 「まあね。後でゆっくり話すから、ちょっといい」 奈月が再び腰を動かし始めた。呆れた伸代が見え隠れする知治の根元に奈月の襞を擦り付ける。 「いやぁ・・・・・・」 奈月がますます強く腰を降り始めた。その様子をちょっと恨めしげに見た伸代が肉の突起を思い切り摘む。 「キャアァァァ・・・・・・」 奈月の体が硬直した。物凄い締め付けに遭った知治の背中を冷や汗が伝う。 「大丈夫?義姉さん」 後の様子が分からない知治が体を起こそうとしたが、しっかりとくわえ込まれたものはビクとも動かない。笑いながら見ていた伸代も真顔になった。 「姉さん、大丈夫?」 医者を呼ぼうか、その思いが知治の頭を駆け巡った。その瞬間、僅かに奈月の体が弛んだ。腰を持ち上げた知治が少しだけ出て来る。再び締め付けが強まって動きが取れなくなった。 ようやくあと一歩のところまで来た。最後に引っ掛かった顎が外れると、スポンと言う音と共に知治が解放された。 「やだ、冗談みたい」 その音に伸代が笑い転げた。 「抜けたからいいけど、あのままだったら笑い事じゃないよ。二人一緒に担架で運ばれるにしても、姿勢が姿勢だから」 さらに大きな笑い声を上げて伸代が腹を抱えて蹲る。 「あの焦った顔、写真に撮っておけばよかったわね」 奈月は振り上げていた脚を大の字に下ろして目をつぶっていた。伸代が脚の間を覗き込んだ。 「まだヒクヒクしてる。でも、大丈夫みたい」 伸代が知治が出たままに口を開けている姉の体の中を指で探った。 「本当。すごくきついわ」 知治がその様子を不思議そうに眺めていた。 「ねえ、女同士って、そう言うの平気なの?俺は兄貴のものなんか触りたくないけどなあ」 「私もさっきまではそう思ってたの。でも、こうやって目の前で見たら気持ちが変わっちゃった。ほら、こんなことだってできるわ」 そう言って伸代が姉の体に唇をつけた。 「何だか病みつきになりそうね」 「何が?」 「こうして三人でするの。他の女じゃ嫌だけど、姉さんなら平気。私、変かしら?」 「うん。少なくとも人に言えるようなことじゃ無いね」 「当たり前よ。ところで、姉さんとのこと聞かせて」 「うん。ちょっと変わってるんだな。俺も義姉さんも」 知治がこれまでの奈月の覗きの話を始めた。 「ねえ、こうしながら聞いていい?」 伸代が知治に跨って来る。 「いいけど」 「姉さんの体舐めたら、急に変な気分になっちゃったの。私、もしかしてレズの気もあるのかしら」 伸代が知治を自分で導き入れた。 「さ、聞かせて」 「うん」 知治は、奈月が自分とガールフレンドの交わりを覗くようになったこと。そして、二人ともそれを楽しんでいたことを、かなりリアルに説明した。 「ふうん、それで私が来たときに、姉さん、泊まってけって言ったんだ」 「うん。義姉さんは最初からそのつもりだったと思うよ。実はさあ、さっき伸代さんとやってる時に、義姉さんに握られちゃったんだ」 「えっ、どう言うこと?」 「あのさ、口でやってる時、俺の尻が窓の方向いてたでしょ。義姉さん、こっそり窓開けて後から握ったんだ」 「やだ、全然気が付かなかった」 「その時かなあ、義姉さんを抱く決心がついたの」 「あら、姉さんとは迷ってたの?私には迷わなかったくせに」 「だって、伸代さんとは義理の姉弟だけど、他人じゃない。二人とも独身だし。でも、義姉さんは曲がりなりにも兄貴の嫁さん。別に覗かれたりするのはいいけど、抱くとなると話は別だよ」 「そっか、そうだよね。それって私が和正さんに抱かれるようなものか」 急に奈月が起き上がった。 「そうだわ。伸代、うちの人、仕込んでくれない?」 「えっ、急に何言い出すの」 奈月が二人の横に来た。 「いえね、これで伸代が和正さん誘惑してくれれば全てが丸く収まるような気がしてさ」 「やあねえ、姉さんもやっぱり後ろめたいの?」 「まあね。気にならないって言ったら嘘になるわ」 「その尻拭いを妹にさせようって訳?それ、虫が良すぎない?」 「うん。無理にとは言わないわ」 「ちょっと待って。今返事できるようなことじゃないから」 口をつぐんだ伸代が腰を強く動かし始めた。 「お返しよ」 奈月の手が二人の間に伸びた。 「わあ、伸代のって、凄く嫌らしい」 奈月が面白がって妹の分厚い襞をこね回した。伸代は何も言わず、更に激しく体を上下させ始めた。 [第4話(終)] 和正が出張から戻って最初の金曜日、伸代が再び遊びに来た。結局、伸代も和正を引き入れることに同意したので奈月と知治が色々お膳立てをしたのである。 風呂から上がった伸代が知治の時に着せられたのと同じネグリジェ姿でリビングに戻って来る。入れ替わりに奈月が風呂に入り、知治も自分の部屋に引き上げた。 和正は黙って新聞を読んでいたが、ネグリジェから透けて見える伸代の体には気が付いたらしい。時々横目で眺めては、ハッとしたように新聞に目を戻す。女房がいるので露骨に見ては悪いと思ったのだろう。それでも額にうっすらと浮かんだ汗を伸代は見逃さなかった。 その時、奈月が風呂から上がって来た。 「私、ちょっと頭が痛いんで先に寝ます。伸代、悪いけど冷蔵庫のビール出して二人で飲んで」 「はい。お休みなさい」 和正は義妹の格好に無頓着な奈月が信じられないと言う顔をしていた。伸代が立ち上がってビールを取りに行く。冷蔵庫の扉を開けて前屈みになると、その部分がはっきりと和正の目に飛び込んだ。 「何か摘み無いかしら」 伸代がそう言いながら、わざと尻を和正の方に突き出した。伸代の意図が分からない和正だが、目はそこに釘付けになっていた。 「お摘み、何にします?」 伸代が首だけを和正に向けた。慌てて視線を逸らした和正がもう一度伸代の顔を見た。 「い、いや。何でもいい」 「じゃあ、ピーナッツでいいかしら」 「あっ、ああ。それで十分」 伸代が缶ビール二本とピーナッツの袋を持って来た。 「はい、どうぞ」 「あっ、ありがとう」 ビールを飲みながらも和正は時々伸代の方をチラチラ盗み見ていた。 「ねえ、さっき見たでしょ?」 突然伸代が言ったので和正がビールに咽せた。 「見、見たって、何を?」 とぼける和正に伸代が立ち上がって見せた。 「ほら、後から見たら丸見えだから」 和正はどうしていいか分からないらしく、言われるままに伸代の尻を見詰めた。 「ねっ、見えてるでしょ?」 「なっ、何が言いたいんだ?」 「別に。いい眺めでしょうって聞いてるの」 伸代が和正のパジャマの前を見てクスッと笑った。 「ほら、体は正直よ」 伸代が和正に近付いて来た。 「ねえ、背中掻いて」 「あっ、ああ」 和正がネグリジェの上から腰の少し上を掻いた。 「そんなんじゃ駄目。直に掻いて」 上からは手が入らないので、和正が裾をまくって手を入れる。白い尻が剥き出しになった。 「もうちょっと下」 和正の手が腰の辺りに降りる。 「もっと下」 とうとう手が尻に届いた。 「あっ、そこ。もうちょっと奥が痒いの」 そう言って伸代が尻を突き出した。さっきネグリジェ越しに見えたところが目の前にあった。和正の指が恐る恐るそこに触れた。 「あっ、そこ。そこよ」 その時、階段を下りて来る足音が聞こえた。慌てて和正が手を離す。伸代は落ち着いた様子でネグリジェを元に戻し、椅子に座り直した。 「明日の予定は?」 顔を出したのは奈月だった。 「いや、別に無い」 和正が読んでいた新聞で前を隠しながら、ぶっきら坊に答えた。 「じゃあ、久しぶりにゆっくり朝寝しましょうか」 そう言って奈月が和正に見えないように伸代にウィンクして出て行った。 「俺達も寝るか?」 「うん」 立ち上がった伸代が和正にそっと耳打ちした。 「後で来てね。待ってるから」 伸代に見詰められた和正が答える代わりにそっと頷いた。 寝室に戻った和正がベッドに潜り込んだ。普段なら一分もしないうちに高いびきの和正がジッと息を殺して自分の様子を窺っている。そう思うと奈月は可笑しさがこみ上げて笑いを堪えるのが苦しかった。 三十分ほどしてようやく和正がそっと起き上がった。奈月の顔を覗き込んで寝ているのを確認すると、そっと忍び足で出て行った。暫く横になっていた奈月も起き上がり、そっと廊下に出る。伸代が寝ている客用の寝室から押し殺したような声が聞こえて来た。 「姉さん、寝た?」 「うん」 「来てくれないのかと思ってた」 「ごめん。奈月が寝るのを待ってたんだ」 「元気?」 「えっ、別に悪いところ無いけど」 「馬鹿ねえ、こっちの話よ」 伸代が和正の前を握った。そこで会話が途切れた。 奈月が足音を忍ばせてベランダに出た。二階の寝室は全てベランダに通じている。カーテンは開けたままになっている。ちょうど裸になった二人がベッドに倒れ込んだところだった。 和正が伸代の脚の間に顔を埋めた。それを見極めた奈月が窓に顔を寄せる。伸代が奈月に向かってウィンクした。 和正は奈月が呆れるほど貪欲に義妹のその部分に没頭していた。 (私にはあんなにしてくれたこと無いのに・・・・・・) いつもとはまるで違う夫の姿に奈月の胸が妬けた。 「どう、上手く行ってる?」 危うく奈月が声を上げるところだった。いつの間にかすぐ後に知治が来ていたのである。返事の代わりに奈月が親指を立てて見せた。 ガラス一枚隔てた向こうで、和正が伸代を執拗に責めていた。伸代が何か言ったが表までは聞こえて来ない。窓の二重ガラスが音を遮っているのである。そのお陰で奈月と知治の声も中までは届かない。 知治の手が奈月のネグリジェの裾から入って来た。奈月は尻を後に突き出した格好でベランダのテーブルに寄りかかっている。すぐに知治の指が赤々と濡れた肌に辿り着いた。 「うふふ」 奈月が小さく笑った。 「何?」 「ただ覗いてるだけより、されながら覗くのってワクワクするわね」 「いけない義姉さん」 そう言いながらも知治は奈月のネグリジェを捲り上げ、顕わになった尻の間に唇を寄せた。 「あー」 奈月の遠慮の無い声が出る。最早伸代はベランダの方を見ていなかった。顔を上げた和正が何か聞いている。恐らく避妊のことだろう。伸代が頷くと和正が被さって行った。それに合わせるように知治が後から宛って来る。和正が伸代に飲み込まれると同時に奈月も深々と貫かれた。 「最高」 奈月が脚の間に手を伸ばして結合している部分を確かめた。 和正は奈月が驚くほどの強さで、何度も何度も伸代を求め続けた。知治も負けじと奈月を責め続ける。その晩、奈月は何度自分が達したか分からなかった。ようやくガラスの向こうで二人の体が離れた。ちょっとした隙を見付けて伸代がサインを送って来た。慌てて離れた知治が奈月を自分の部屋に入れる。奈月が後から戻るわけには行かないのである。戻る前に奈月が自分の体に指を宛い、匂いを確かめた。 「イッてないの?」 驚いた顔で奈月が知治を見た。 「だって、僕の匂いプンプンじゃまずいでしょ」 奈月が知治の唇にかじりついた。 「ごめんね、埋め合わせするから」 奈月がベッドに潜り込むのと間一髪、和正が戻って来た。そっと奈月の様子を窺い、寝ているのを確かめると、ホッとため息をついて自分も潜り込む。今、和正に手を伸ばされたら、自分が濡れているのに気付かれただろうが、和正はいつもよりも更に早く、一分はおろか、十秒もしないうちにいびきをかき始めた。 (全く・・・・・・) 苦笑した奈月もすぐに眠ってしまった。 翌日は四人とも朝寝坊した。特に和正の寝起きが悪く、昼過ぎにようやく起きて来た頃には他の三人は既に昼食を済ませていた。 「お早うございます」 伸代が真っ先に声を掛けた。 「お早う」 照れたように和正が答える。これじゃ夕べ何があったか、一発で分かっちゃうわね、と奈月が内心苦笑した。その気持ちは知治も同じだろうが、こちらは済ました顔で食後のコーヒーを楽しんでいた。 その晩も伸代が泊まって行くことになった。勿論、和正を除いた三人にとっては予定の行動である。伸代は一転して和正にはつれない素振りを見せた。昨日の今日で和正は大分期待していたようだったが、諦めて寝に行った。 「さて、いよいよ本番ね」 伸代が知治にウィンクした。奈月も既に寝室に引っ込んでいる。今日は和正と知治がかち合わないように、奈月が時間を稼ぐことになっていた。 知治が伸代と一緒に客用の寝室に入った。わざとドアを半開きにして、二人がガウンを脱ぎ捨てた。今日は和正に聞かせるのだから遠慮は要らない。まず知治が伸代の体に唇を這わせた。背筋にそって舌の先で擦り上げると伸代が押し殺したような笑い声を上げた。やがて知治の唇が乳首を捉えると伸代が派手な喘ぎ声を連発し始める。知治が腿の付け根から中に舌を差し込むと伸代があられもない声を上げた。 廊下で人の気配がした。どうやら声を聞き付けて和正が出て来たらしい。伸代が知治に目配せすると、知治がベッドに横になる。その上から伸代が跨いで、自分の手でゆっくりと知治を収めて行った。 「あっ、ああ・・・・・・」 伸代の腰が忙しなく前後する。時々わざと知治に倒れかかった。こうすればドアの方から結合している部分が丸見えになるのである。抜けないように気を遣いながら、伸代ができるだけ知治を外まで導き、後少しで外れると言うことろから勢い良く腰を沈めて行く。 知治が少しだけ顔を上げてドアの方を窺った。そこに、兄、和正の驚いたような顔があった。ショックを隠せないと言った顔付きだが、和正に文句を言う筋合いは無い。暫くすると和正の横に奈月の顔が並んだ。慌てて部屋に戻ろうとする和正を引き留めている。 「覗いてるわよ」 伸代が知治の耳元で囁いた。 「これだと丸見えよねえ」 実際に伸代のその部分が知治をくわえ込んでいる姿は、和正と奈月の目にしっかり映っていた。熱帯魚のヌメヌメとした唇のように、伸代が知治にまとわりついてその形を歪めている。知治の手がそこに伸び、真っ直ぐに和正達の方を向いた後の入り口を指先で探り始めた。一旦引っ込んだその手が再び戻って来る。今度は指先が後に潜り始めた。伸代が背中をエビ反りして、大きな声を上げた。 知治が伸代の肩越しにドアの方を窺った。呆然と立ち尽くす和正。その和正のパジャマの中に奈月が手を差し込んでいた。 「行こう」 奈月が知治達にも聞こえるくらいハッキリそう言って、和正の前を握ったまま引っ張って行った。すぐに奈月の切なそうな声が聞こえて来た。 「ねえ、行ってみない?」 伸代がニヤニヤしながら知治に言った。 「まだ。このままじゃ落ち着かない」 知治が焦れたように下から腰を突き上げた。 「いいわ。いつイッてもいいわよ」 伸代がグリグリと腰を押し付ける。知治がその腰を両手で掴み、激しく前後に揺り動かした。 「あ・・・・・・あ・・・・・・」 伸代の余裕はすぐに無くなった。二つの部屋から、まるで呼び交わす鳥達のように、伸代と奈月の切ない喘ぎがいつまでも続いていた。いつに無い激しさで奈月を求めていた和正が、ふと顔を上げた。もう立て続けに三回、和正は奈月の中で果てている。こんなことは結婚する前でさえ無かったことである。 「これで淡泊なの?」 和正が驚いて振り向くと、伸代と知治が枕元に近寄って来た。 「こんなの初めてよ」 髪を振り乱し、顔を真っ赤に上気させた奈月が、まだ自分の中に入ったままの和正を手で確かめた。 「もう三度もイッたのに、まだこんなに固いの」 「ふうん、まだできるんじゃ、ちょっと交代しない?」 伸代も二人の体の間に手を差し込んで、姉の言葉を確かめようとした。 「おい、どう言うことなんだ」 和正が、どうしていいか分からないと言う戸惑いの表情で奈月と伸代の顔を交互に見比べた。 「ごめんなさい、事後承諾なんだけど、私、知治さんに抱かれちゃった」 奈月がケロッとした顔で言った。和正が弟の顔をチラッと見た。 「大体想像はしてたけど。まあ、一月近く二人っきりにしておいたんだから、そう言うこともあるだろうとは思ってた」 「ふうん、あなたはそれでも平気だったの?」 奈月がちょっとだけ唇を尖らせた。 「そう言うお前だって、伸代さんをけしかけたんじゃないのか?」 「まあね。でも、誤解しないで。私が知治さんと寝たことへの言い訳けじゃ無いいのよ。私が知治さんに抱かれたのは、知治さんが伸代を抱いた後だったの」 「一つ聞いていいか?」 和正が三人の顔を一人ずつ眺め回した。 「お前達、何でも筒抜けみたいだけど、例えば知治が伸代さんを抱くときに、奈月はそれを見てたのか?」 「うん。って言うか、最初から全部話しちゃった方がいいわね」 奈月が、最初は偶然に知治とガールフレンドが抱き合っているところを見てしまったこと。奈月が覗いていることに知治も気付いたこと。徐々にその関係がエスカレートして、伸代を巻き込んだこと等を、順を追って和正に説明した。 「私達さぁ、覗いたり、覗かれたりしてると、凄く感じちゃうんだ。ね、伸代?」 「うん。こんなになるなんて、自分でも思わなかった」 伸代が和正の手を引いた。 「ねっ、マジで交代しよう」 「ここでか?」 それでも和正にはためらいが残っているようだった。 「私達って、それぞれが景帝姉妹だから、この先もずっと変わらない関係じゃない?だから、いいでしょ?」 伸代が二人の間に差し込んだ手で和正を強引に奈月の中から引っ張り出した。 「やあねえ、一応断ってからにしてよ、そう言うことは」 残された奈月が苦笑した。 「何か、ここが寂しくなっちゃった。知治さん、来て」 知治がスッと奈月に重なった。 「ああ、落ち着いたわ」 奈月が腰を回し始める。それを見て伸代が和正の前を握り直した。 「ここ、それとも向こうに行く?」 奈月と知治の動きをジッと見詰めていた和正が、伸代を奈月の横に座らせた。 「ここがいい」 和正がそう答えると奈月が体制を入れ替えて知治に跨った。隣り合わせになった和正の顔を自分の方に引き寄せる。 「ねえ、たまには浮気してもいいの。でも、必ず私の見てる前でしてね」 「馬鹿、そんなことできるか」 「じゃあ、相手は私か伸代しかないわね」 奈月が喉の奥でククッと笑った。 「そうすれば、お互いに覗き合えるしさ」 和正が諦めたように伸代を抱き寄せた。 「それしか無いんだろ、最初から」 「多分ね」 奈月が和正に口付けして知治の方に戻った。 「お袋が何て言うか」 和正がポツンと言ったが、他の三人はそれを無視して腰を動かし始めた。 ---END--- |
34]父の遺品 | 2022/ 1/20(Thu) | 2022/ 1/20(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
もう随分前から和子は一言も口を聞いていなかった。息子の紀久夫もなるべく母親と目を合わさないよう気を遣いながら黙々と片付けを続けている。
(こんなことなら紀久夫に頼むんじゃなかったわ) 和子が小さくため息をついた。 二人は紀久夫の夏休みを利用して和子の実家に来ている。先月和子の父親が病死したので遺品の整理に来たのである。和子がこの家を相続するので取り敢えず何があるかを調べる必要があった。 亡くなった和子の父、紀久夫の祖父に当たる謙吉は骨董や古道具を集めるのが唯一の趣味だった。それらの遺品が土蔵に詰まっている。この地方で小さな医院を営んでいた謙吉は収入の殆どを骨董の収集に注ぎ込んでいた。和子は母親からそう聞かされていた。その母も二年前に墓に入っている。 息子の紀久夫は今年高校一年生。どうせ暇なんでしょ、と和子が頼んで一緒に連れてきた。家具や壷と言った大物はすぐに調べがついた。とは言っても素人の和子や高校生になったばかりの紀久夫にはどの程度の価値があるものなのか、皆目見当が付かなかった。 三日目、奥に積み上げられた葛籠を開けた時から二人の気まずい時間が始まった。最初の葛籠から出てきたのはいわゆる春画の数々。次の葛籠からは枕本と呼ばれる当時のポルノが山のように出てきた。最初の春画を開いた紀久夫が息を飲んだ。何、と覗き込んだ和子もその場で凍り付いた。その絵には明らかに息子と思われる十歳くらいの男の子を抱き寄せた母親の生々しい姿が赤裸々に描かれていた。特に股間が誇張され、その部分だけが不自然なほどに大きく描かれている。父親が娘に迫っているものも出てきた。墓場で坊主に犯される後家、大旦那が女中に手を出しているもの、その他ありとあらゆる春画がきちんと油紙に包まれていた。 (もういいわ) 和子は何度そう言おうと思ったことか。少なくとも高校生の息子と二人きりで一枚一枚確かめるような代物ではないのだが、そうは言っても中身も改めずに捨ててしまうことは出来ない。仕方なく全てを確かめ、中身をメモした紙を葛籠に貼り付けてから横に動かした。 枕本の次に葛籠から出てきたのは淫具の数々。その殆どが張り形、つまり男のシンボルを型取ったもので、正面から見ただけでは観音様や人形にしか見えない。しかし、一旦裏返して見ると血管まで浮き出たリアルな姿が和子の頭をクラクラさせた。何のためか分からないが根元に紐が付けられている物も多かった。珊瑚で出来たビー玉くらいの丸い玉も出てきた。張り形と一緒に仕舞われていたのだからやはり淫具なのだろうが、どう言う使い方をするかまでは分からなかった。 その日の夕方、和子は父親が生前最後まで使っていた机の中を改めた。出て来たのは収集した骨董の目録だった。所々に墨で×印が付けられているのは売り払ったか手放したものなのだろう。これで調べが楽になったと喜んだ和子が引き出しの底に別のノートが隠されているの見付けた。開いてみると父親の筆跡ではない。どうやら死んだ母親のものらしかった。 簡単に夕食を済ませ、先に風呂に入った和子が寝床にさっきのノートを持ち込んだ。母親が日記を付けていたなんて知らなかった。どんなことが書かれているのか興味があった。その日記は今から四十年前、和子が生まれる二年前から始まっていた。 「三月九日、長男信孝誕生。体重二千九百三十グラム。五体満足。髪の毛やや薄い」 最初の一行を読んで和子が思わず微笑んだ。兄、信孝の誕生を機に母親が日記を付け始めたのである。日記によると信孝は結構大きくなるまでおねしょの癖が抜けなかったらしい。小学校入学の日にも「信孝、またおねしょ」と書かれていた。次のページへ読み進んだ和子の目が点になった。「信孝、立つ。指で」と書かれていたのである。まさか、とは思ったが、母親は兄のものを指で触って上げたらしい。「今日は二度」とか「三度立て続け」等の記述も見られた。 この指での戯れは信孝が小学校三年になるまで続いていた。最後の頃はわざとおしっこを漏らして母親におしめを替えさせていたようである。母親もそれを承知していたのだろうが、何も言わずに息子の可愛いものを揉んで上げていたらしい。それも、たた揉むだけでなく、きちんと皮を剥いて上げたと日記には記されていた。 信孝が小学校三年の暮れ、母親の日記にはただ一行、「信孝精通、味無し」と書かれていた。どうやらこの頃、母親は兄のものを口に含んでいたらしい。 「呆れた。兄さんが小学校三年だったら、私も小学校に上がった年よね。確か一緒の部屋で寝てたはずだけどなぁ」 和子が思わず独り言を言った。 「何?」 横で寝ている紀久夫が和子の方に顔を向けた。その紀久夫も何か古そうな本を一冊寝床に持ち込んでいる。恐らく出てきた枕本の一冊だろう。筆で書かれた文字は読めなくても随所にどぎつい挿絵が描かれていた。 「ううん、何でもないの」 息子に話し掛けられた和子の身体が思わず熱くなった。母親と兄、それが自分自身と紀久夫にダブっていた。 「もう寝る?」 和子が自分に言い聞かせるように言った。 「ううん、もうちょっと」 紀久夫がまた本に目を戻した。横目でチラッと見ると「淫母狂乱」の四文字が目に入る。どうやら紀久夫は母子相姦ものを選んで持って来たらしい。物こそ違え、和子自身も母と兄の赤裸々な日記を読んでいる。しかもこちらは実話である。和子は電気を消すのがちょっと恐いような気分になって来た。 もう一度日記に目を戻すと、精通の日以降おねしょの記述は無くなっていた。具体的なことは何も書かれていないが、「味薄し」「やや濃いめ」などと殆ど毎日書かれていた。つまり、兄は毎日母の口の中に日々生長してゆくものを吐き出していたらしい。 読み進むうちに何故か和子はむかっ腹が立って来た。事の善し悪しはともかく、兄は目一杯母の愛情を受けて暮らしていたことになる。それに引き替え、自分のことは全く日記には書かれていない。代わり映えしない内容に辟易した和子が少しページを読み飛ばした。するとまた驚くべき文字が目に飛び込んできた。 「信孝、中学入学。筆下ろし。六度果て、そのまま眠る」 まさか、と和子が我が目を疑った。口で吸ってやる位なら苦笑で済ませていたが、母と兄が実際に交わったとなると話は別である。本当だろうか。和子は当時のことを思い出してみた。その頃兄妹の部屋は別々になっていた。定かでない記憶を辿ってみると、兄の部屋は両親の隣。襖一枚で仕切られていたような気がする。そう言えば、その頃父親は海外留学で日本にいなかったのではないか。確かその筈だ。つまり、二人が交わるチャンスは毎晩あったのである。 それ以後の日記は飛び飛びになっていた。その殆どが「今日は何々で外出」とか「信孝体調悪し」だった。つまり、何かの理由で二人が交わらなかった日と読み取れる。そう言う日は月に二日か三日しかなかった。 (え、もしかして生理の時も) 全く記述のない月もあったので恐らくそう言うことだろう。それにしても母親と兄が毎晩交わっていたと言う事実が和子の心を混乱させた。母と兄の思わぬ秘密に接して全身汗びっしょりになっていた。 その兄、信孝は和子が中学に入った年にこの世を去ってしまった。当時の和子には病名までは知らされていなかったが、生来の持病で長く生きることは出来なかったらしい。日記の最後には「信孝、旅立つ」としか書かれていなかった。 そこまで考えた和子が思わず頷いた。母は兄の寿命が長くないことを知っていた。恐らく生まれてすぐにそれを医師である父親から告げられていたのだろう。だから毎日のように息子の精を吸い、中学に上がったのを機に身体も許したのではないのか。 恐らく父親もそれを知っていたに違いない。いや、黙認と言うよりも、むしろ父親がそうしてくれと頼んだような気がする。あの父親なら有り得ることだ。口に出すことの出来ない二人の交わりを母親に日記として報告させていたのかも知れない。 突然、和子が黒雲のような疑問に突き当たった。父親はなぜこの日記を処分しなかったのだろう。これが父親の机に入っていたと言うことは、自分の死後、当然それが娘の目に止まることを承知していたはずである。今回、遺品を調べてみると父親が自分の死期を悟り、身辺を整理していたことは明らかだった。とすれば、娘に読ませるために残して置いたとしか考えられない。しかし、今更秘密を明かしたところで、兄も、そして両親も既に墓の中。一体、父親は何が言いたかったのだろう。 日記を閉じた和子が仰向けになり、そっと目をつぶった。一言も言わずにあの世に行ってしまった両親。母と兄の人には言えない秘密が父親の春画や淫具の収集と関係があったのだろうか。 隣の布団からは相変わらずページを捲る音が聞こえて来る。必死に読めない筆文字を想像しながら母と子の淫らな姿を想像する息子。その傍ら、手を伸ばせば届くところに彼自身の母親が寝ている。それも寝間着一枚の無防備な姿で。 (いったい私にどうしろって言うの、お父さん) 和子がそっと天国の父親に訊ねた。いや、あの父親が天国に行くはずがない。母と兄が待っている地獄にいそいそと出向いたことだろう。 和子は兄と紀久夫を重ね合わせて考えていた。紀久夫は兄と違って身体が悪い訳ではない。ただ、生まれつきの引っ込み思案で小学校の時からいじめに苦しんで来た。ようやく高校生になった今もガールフレンド一人出来ない。それどころか、むしろ女の子達が寄ってたかって紀久夫をいじめているらしい。 「気の弱い子は要注意よ」 幼なじみの麻樹が見るからに引っ込み思案の紀久夫を見てそう言った。 「下着泥棒とか、幼い女の子に手を出すのは決まって気の弱い子なの。あんたのとこも注意しなさい」 和子はいつの間にか免罪符を求めていた。勿論、自分ではそれに気付いていない。夫との営みはもう何年もご無沙汰だった。母と兄の交わり、頭の中に思い浮かべたその情景が和子の身体の奥底に眠っていた何かを呼び覚まそうとしていた。 (私も地獄に行こうかしら) 和子がそっと息子の方を盗み見た。その目が紀久夫と出会った。どうやら紀久夫はずっと自分の方を見ていたらしい。何かに憑かれたように和子がそっと頷いた。紀久夫が確かめるような視線を送って来た。もう一度和子が頷いた。 (これで私も地獄行きだわ) 和子はいつでも受け入れ可能なほどに潤っていた。それに気付いた和子が思わず苦笑した。 (私も日記つけようかな。さしづめ今日が筆下ろしね。でも、いったいその日記、誰が読むんだろう) 紀久夫が怖ず怖ずと和子の薄い夏掛けを捲った。それに気付いた和子がそっと寝間着の帯を解く。半信半疑だった紀久夫の顔がにわかにほころんだ。最早引き返すのは不可能だった。 (お父さんのせいよ) この期に及んでも和子はまだ自分自身に言い訳していた。 ---END--- |
33]お漏らし | 2022/ 1/ 8(Sat) | 2022/ 1/ 8(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
前方にハザードランプの点滅が見えた。昭夫もスイッチを入れて後方の車に合図を送り、徐々にブレーキを踏んで行く。バックミラーで確認すると後ろのトラックも同じようにハザードを点滅させていた。車高が高いので先に渋滞に気付き、昭夫より早めに合図を始めたようである。
「こんな時間じゃ、多分事故だね」 昭夫が助手席の母親にうんざりした顔で言った。 「嫌んなるわね。全然動かないじゃない」 時間は深夜零時近い。昭夫と母親の絵美子は帰省先から東京に戻る途中である。十一月末の連休なのでわざと時間を遅らせ、東京に午前二時頃に着く積もりで出て来たのだが、それも怪しくなって来た。 明夫は今年大学二年。それなりに気楽な生活を送っている。父親は既に亡く、母親の絵美子、姉の美登里との三人暮らしである。 とは言っても、昭夫は絵美子の実子ではない。生まれて一ヶ月にも満たない内に絵美子夫婦に引き取られたのである。実の母親は当時中学生。昭夫を育てることができなかったらしい。昭夫がそれを知ったのはつい二年前のこと。まだまだ気持ちの上では親子のままである。 姉は用があると言って今回は一緒に来なかった。折角の連休、彼氏との旅行を選んだのだろう。 「座席倒して、寝てれば」 昭夫が諦めたように絵美子に言った。 「眠くならない?」 「ちょと」 「こんな時、私が運転できれば交代するんだけど」 「仕方ないさ。明日、大学休むから」 「大丈夫なの?」 「一日くらいなら平気だよ」 「そんな呑気に構えて、留年したらどうするの?」 「大丈夫。どうせ明日は大した講義無いし。連休の後だから休講なんてこともあり得るよ」 さっきから車は全然動いていない。事故、それも道を完全に塞いでしまうような非道い事故の可能性が高い。 「ラジオ点けてみたら分かるんじゃない」 絵美子がそう言ってスイッチを探った。 「さあ。この辺じゃ道路情報も無いし、山の中だからFMも入るかどうか」 昭夫がラジオのスイッチを入れて何度もボタンを押し直した。雑音混じりだが、何とか放送が飛び込んで来た。 「こんな時間で道路情報やってるかなあ」 スピーカーからは呑気な対談が聞こえている。どうやら新作映画の話題らしい。絵美子が答えないので昭夫がチラッと横を見た。絵美子が深刻な顔をしていた。 「ママ、どうしたの?」 「う、うん。さっきから、ちょっとお腹の具合がおかしいの」 「下りそう?」 「何とか我慢できるとは思うけど」 「この辺じゃ次のパーキングまで結構あるよ」 「いざとなったら、その辺でしちゃってもいいんだけど、ここじゃ無理そうね」 車の横はコンクリートの壁。反対側は中央分離帯である。生け垣ならまだしも、ガードレールの上に対向車のライト遮蔽板が並んでいるだけで、身を隠すような場所は見当たらなかった。 「そう言えば反対側も車が来ないわね」 「うん。もし両側止まってるとしたら、大事故だな」 暫く黙り込んだ絵美子の額に脂汗が浮かんで来た。 「大丈夫?ママ」 「分からない。ああ、早く動いて・・・・・・」 無情にも前方のテールランプが動く気配は無かった。 「きゃああ」 突然、絵美子が奇声を発した。次の瞬間、ブリブリッと言う音が車内に響いた。 「あっ、いやー」 絵美子が泣き出した。絵美子の腰の下から鈍い音が二回聞こえた。 昭夫が窓を開いた。車の中にこもった臭いを少しでも外に出そうとしたのである。絵美子は下を向いて泣きじゃくっている。 「仕方ないよ、ママ。泣かないで」 「だって・・・・・・」 「ちょっと待ってて」 昭夫が車から降りて後ろのハッチを開けた。荷物の中には二人の洗濯物が入っている。この際、汚れた下着やスカートでも構わないだろう。昭夫がタオルと一緒にスカートと下着を持って車に戻った。 「ほら、着替えたら」 「ありがとう」 絵美子が両脚を踏ん張って腰を浮かせた。その場でスカートを脱ごうとしたが、狭い車の中ではうまく行かない。 「ほら、手を離して」 昭夫が横から手を出してファスナーを下ろした。スカートを下ろすと、ベージュの下着が見えた。 「向こう向いてて」 絵美子が慌てて両手で昭夫の視線を遮ろうとした。 「平気だってば。ほら、パンツも脱いで」 「だって、汚れてるから」 「汚れてるから着替えるんだろ。ほら、早く」 絵美子が仕方ないと言う表情で目をつぶった。汚れた部分が表に出ないように注意しながら昭夫が脱がせたスカートの中に汚れた下着を下ろした。 「足上げて。片一方ずつ」 絵美子が不自然な姿勢で足を振り上げた。メーターの僅かな光の中に絵美子の白い腹と黒い茂みが浮かび上がった。左の足を抜くときに絵美子の女の部分が目に入った。 絵美子の神経は汚れた下着とスカートに集中しているようである。ゆっくりと足を上げ、注意深く下着を足首から抜いた。 「ほら、タオル」 「ありがとう」 絵美子が尻の下にタオルを差し込み、何度も拭ってはタオルの汚れを確かめた。 「恥ずかしいったらありゃしない」 「平気だよ。これが親子じゃなかったら大変だろうけど」 「全くだわ」 「もう大丈夫?」 「出るものが出ちゃったから、少しは落ち着いたみたい」 後ろから救急車のサイレンが聞こえて来た。昭夫がバックミラーを覗くと赤いランプが点滅しながら近付いて来た。 「事故、それも直後みたいだね」 「昭夫、タオル、もう一枚貸して」 絵美子が慌てて剥き出しになった下半身をタオルで隠した。暫くして路肩を救急車が通過して行った。 「当分無理そうだね」 昭夫が絵美子に下着を渡した。 「下着はいいわ。それより、スカートちょうだい」 「はい、これ」 「サンキュー」 座席が汚れていないことを確かめた絵美子が着替えのスカートに足を通した。また、絵美子の微妙によじれた襞が昭夫の目に入った。 「タオル、まだある?」 「あと一枚」 「貸して」 絵美子が脚を開いて、尻の下にそのタオルを敷いた。 「お漏らしなんて、幼稚園の時以来だわ」 「それとこれとじゃ訳が違うだろ」 「まあね。でも、臭くてごめんね」 「いいさ。それより少し寝たら?」 「そうしようかな。寝れば少しはお腹が落ち着くかも知れないし」 絵美子がリクライニングを倒して目をつぶった。まだ車が動く様子は見られなかった。暫くすると絵美子の規則正しい寝息が聞こえて来た。 すぐ後ろの大型トラックが近付いて止まった。ヘッドライトは消しているが、スモールランプがちょうどリアウィンドウの高さに来る。そのせいで車内が結構明るくなった。 絵美子が足を動かした。無意識で片膝を立てたのでスカートが腿の上の方まで捲れ上がる。昭夫がチラッと横を見ると黒い毛が再び姿を見せていた。複雑な思いで昭夫が覗き込む。母親の生々しい女の姿を目にすることなど、普段なら全く考えられない。 絵美子のその部分は襞が大きくはみ出していた。真ん中を摘んで捻ったような感じである。この角度でもしっかり全てが見えている。かなり前についているようだった。足をピッタリくっつけて立っても隠しようが無いだろう。飽きもせず昭夫がジッと覗き込んだ。 昭夫が顔を上げてハッとした。いつの間にか絵美子が目を開けていたのである。その目が昭夫をしっかりと見据えている。昭夫が照れたように前を向いた。絵美子は何も言わなかった。 気まずい空気が漂う。息苦しくなった昭夫がチラッと母親の顔を窺った。絵美子はまた目を閉じていた。下に視線を落とすとさっきよりも脚が開いている。身繕いをしない絵美子の真意を計りかねた昭夫だったが、再び母親のその部分に目を向けた。さっきよりも襞が厚ぼったくなっているような気がした。 一時間以上経ってようやく車がノロノロと動き始めた。カーブを何度か曲がったが、まだ先頭は見えて来ない。車が止まる度に昭夫は横に目をやった。絵美子はそのままの姿勢で目を閉じていた。 赤いランプの点滅が見えて来た。発煙筒が焚かれている。絵美子が膝を戻してスカートを整えた。辺りが明るくなって来たのが気になったらしい。 ようやく事故現場にたどり着いた。何とか一車線だけ空けたようで、交互に車が進んでいる。車数台の玉突き事故らしい。前に行くほど車の損傷が激しくなっている。先頭の一台は原型を留めないほどにつぶれていた。多分、スピンしたか、ガードレールにぶつかった所に後続の車が突っ込んで来たのだろう。運転席の潰れ方からすると命があればめっけ物だなと思った。 対向車線にも車が数台止まっていた。こちらの方は大した損傷ではない。見物車に後続の車が追突したのだろう。そちらの車線にもパトカーが止まっていた。 事故現場を過ぎると当然その先はガラガラだった。勢い良く走り出したせいで風が吹き込んで来る。昭夫が窓ガラスを閉めると絵美子がすまなそうに言った。 「ごめんね。臭い、我慢して」 「大丈夫だよ。今度のパーキングで止めるから」 「それより、どこかで寝てかない?このまま帰っても四時か五時でしょ。それならどっかで眠って帰った方が楽じゃない?そうすれば私もお風呂に入れるし」 「そうだね。その方が気分いいかも」 「インターのそばに結構ホテルがあるでしょ」 「あるにはあるけど、その手のホテルだよ」 「この際、贅沢言ってられないわよ。それに、普通のホテルじゃ今時分入れないし」 「まあね」 昭夫は何となく胸がドキドキした。何もなければ別にラブホテルに母親と入ったところでそのまま寝られるだろう。しかし、さっきあれだけ母親の身体を覗き込んでしまったので、嫌でもその姿が脳裏に浮かんでしまう。それに、昭夫が覗いていたことを絵美子も知っている。そんな二人がラブホテルの一室で一夜を過ごそうとしている。 次のインターで降りると目の前にまがまがしいネオンが幾つも輝いていた。幸い空室ありの看板に灯りが点っていたので最初に目に付いたモーテルに車を入れた。後ろからもう一台車が続いた。 そこは一棟ずつ別れた離れになっていた。ガレージが空いたところを見つけて車を入れる。すぐにシャッターが降り始めた。どうやら料金は後払いらしい。昭夫がインターホンで泊まりだと告げた。 中に入ると丸いベッドが置かれていた。湯船はガラス張りでベッドの方から覗けるようになっている。この手のホテルでは仕方がないことである。 「ねえ、お風呂入っちゃおう」 絵美子がそう言って浴室のドアを開けた。 「一緒に?」 昭夫が思わず絵美子の顔を見た。 「だって、外から覗かれる方が嫌だもの」 「見ないようするから」 「それでも嫌。さ、入ろう」 絵美子は汚れた下着とスカートを手に持っていた。風呂場で汚れを洗うつもりらしい。少し寝たせいか、腹の具合は治まっているようだった。 裸になった絵美子が真っ先に汚れた服を洗い出した。昭夫が先に身体を流して湯船に浸かる。ボタンを押すと勢い良くジェットが吹き出した。これなら湯に入ればお互いの身体が見えなくなる。下半身を念入りに流した絵美子が浴槽の縁を跨いだ。間近に見た母親のその部分が眩しかった。 「ああ、ようやく落ち着いたわ」 湯の中で絵美子が両手を上げて身体を伸ばした。 「ごめんね」 もう一度、絵美子が謝った。 「気にするなって。具合が悪いときは仕方がないさ」 「そう言ってくれるとありがたいわ」 昭夫がニヤニヤしながら母親の顔を見た。 「お陰で目の保養もさせて貰ったし」 「みたいね。いい眠気覚ましになったでしょ?」 「うん。でもママ、見られても気にならないの?」 「全然」 「その方がよっぽど変わってるよ」 「女ってね、変なところがあるの。身体を見られるよりも下着を見られる方が恥ずかしいし、それが汚れてたりしたら尚更なのよ」 「ふうん」 この手のホテルにしては浴槽が広かった。流し場にマットと妙な形の椅子が置かれている。腰掛ける部分の真ん中が凹んでいた。 「変な形の椅子ね」 絵美子が笑いながら言った。 「下から手が入るんじゃない?」 「ってことは、女用?」 「どっちでも行けそうだよ」 「昭夫、ちょっと座ってみて」 「えっ、やばいよ」 「こんなとこに来るチャンスなんて、滅多に無いでしょ。後学のために」 「誰と来る積もり?ママはラブホとか、入ったこと無いの?」 「ある訳無いでしょ。これでも浮気なんて、一度もしたこと無いんだから」 「パパが死んだ後も?」 「無いわよ」 「じゃ、もう五年以上使ってないんだ」 「やな言い方、使うなんて。確かに使ってないから癒着してるかも。いいから、座って見せて」 「しょうがないなあ」 昭夫が湯船から出て椅子に座って見せた。絵美子がジッと覗き込むので昭夫の前が少しずつ持ち上がって来た。 「男だと無くても良さそうね。あっ、他のところも洗ったりするんだ、きっと」 絵美子がクスクス笑った。 「私が座ってみようか?」 「えっ、ママが?」 「うん」 絵美子が湯船から出た。仕方なく昭夫が立ち上がり、入れ替わりに湯に入った。絵美子が腰を下ろした。 「下がスースーする。やっぱり女用みたいな気がするなあ」 絵美子がその窪みに手を入れて擦って見せた。 「さっき汚れちゃったから、洗ってくれる?」 「えっ、マジで?」 昭夫が呆れ顔で絵美子を見た。 「うん」 昭夫が浴槽から出た。思いも掛けない状況に前が固くなり始めている。 「終わったら昭夫も洗って上げるから」 「えっ、いいよ、俺は」 「遠慮しなくていいわよ」 どうなってるんだと首を捻りながら昭夫が膝を付いた。 「前からだと恥ずかしいから、後ろから」 絵美子が椅子ごとクルッと後ろを向いた。昭夫が手のひらに石鹸を塗って下から右手を差し込んだ。さっき汚れたところなので尻の穴を指先で擦った。 「ほんと、いい具合だわ」 昭夫が石鹸を流そうとした。 「そこだけ」 振り向かずに絵美子が言った。 「勘弁してよ」 「いいじゃない。もうちょっと前も」 昭夫が仕方ないと言う顔でもう一度両手に石鹸を塗りたくった。手を伸ばすとそこはヌルヌルだった。 「気持ちいい」 絵美子が笑いながら尻を振った。 母親でも女の身体である。昭夫は絵美子の年代とは付き合ったことが無い。指先の感触は若い子と変わらなかった。指を前に送ると突起に触れた。今までで一番大きい。指先で摘むと絵美子が嫌々をした。少し痛かったのかも知れない。慌てて昭夫が手を離した。 昭夫が入り口にそっと指を宛がい、スッと離した。何度も繰り返すと絵美子の息が荒くなって来た。無理矢理指を差し込むよりも好む女が多い。 「ちょ、ちょっと、それヤバイかも」 絵美子が昭夫の手を握って止めさせた。最後まで行くつもりは無い。そう言っているような気がした。暫くジッと座っていた絵美子がようやく立ち上がった。 「はい、交代」 振り返った絵美子の目の前で昭夫が目一杯大きくなっていた。昭夫が頷いて座ると絵美子が後ろに回った。すぐに指先が尻の穴を擦り始めた。 「昭夫も気持ちいいの?」 お互いに顔が見えないので絵美子が平気で聞いて来た。 「うん」 「ここは?」 絵美子の手が段々前に来る。目一杯上を向いた昭夫なので手が届かない。諦めた絵美子が前に回った。 「やっぱり女用みたい」 絵美子が笑いながら昭夫の前を握りしめた。 「立派になったわね」 絵美子の手がクネクネ動く。それは洗っているようでもあり、同時に息子の反応を楽しんでいるようにも見えた。 「どうせ自分でするんでしょ?」 絵美子がそう言って指の動きを強めた。 「一度じゃ済まないかも」 昭夫が母親の指先を見詰めながら答えた。里帰りの間、何もすることができなかった昭夫が絵美子の手の中で暴れた。 「ふう」 絵美子が溜息をついて手の動きを変えた。昭夫が苦笑した。絵美子は男のことが殆ど分かっていないらしい。どちらかと言うと根元に刺激が集中している。肝腎のくびれや先端にも時たま指が当たるのだが、何ともまだるっこしいことこの上ない。 「ママ、そこじゃないよ」 昭夫が苦笑しながら言った。 「えっ、何で?」 「男は先の方が気持ちいいの」 「先って、この辺?」 ようやく指がくびれに巻き付いた。 「だって、痛くない?」 「はあ?」 どうも話が噛み合わない。 「ねえ、もしかして、パパって包茎だったの?」 「ホウケイって、何?」 「ここに皮が被ってるの」 「うん。そう言うもんじゃないの?」 「僕は被ってないでしょ」 「うん。何だか違うなって思ったけど」 とうとう昭夫が笑い出した。 「それじゃ、エッチしても、あっと言う間だったんじゃない?」 「さあ、五分位だったわよ」 「やっぱり」 「えっ、五分じゃ短いの?」 「と思うよ」 「昭夫は?」 「まあ、一回目だと三十分くらいかな」 「何、その一回目って?」 「ママ達は五分一回でもう終わりだったの?」 「そうよ」 「結婚する前から?」 「前なんてしなかったわよ」 「じゃあ、パパだけしか知らないんだ」 「当然でしょ?」 「ふうん。でも、さっき僕が触ったら、感じてたみたいだけど」 「あれが感じるってことなの?うん、何かムズムズして変だったから止めさせたのよ」 絵美子の手が根元から上に移動して来た。 「この辺?」 「もうちょっと上」 「ここ?」 ようやく絵美子の指が先端に触れた。 「うん、そこ」 絵美子の指が確かめるように包み込んだ。 「ママ、恥ずかしくないの?」 「ううん。昭夫のおちんちんなんて何度も触ってるから。こんなに剥けてなかったけど」 「それって小学校に上がる前でしょ」 「うん。そう言えば、こうして大っきくなったおちんちんに触ったの、昭夫だけだわ」 「パパのは?」 「触ったこと無い」 「ふうん」 昭夫は車の中で絵美子が恥ずかしい部分を見られても平気だった理由が何となく分かったような気がした。絵美子は男と女のことを全く知らない。今、こうして触っているのも単なる好奇心からだろう。勿論知識としては知らないはず無いのだが、実感が伴っていないのである。 「何か変な感じ」 昭夫が笑った。 「えっ、これじゃ駄目?」 絵美子が指の動きを止めた。 「ううん、そういうことじゃなく。こうしてママに触って貰っても、全然エッチな気分にならないから」 「エッチな気分って?」 「うーん、説明しにくいな」 昭夫が腰を前に突き出した。絵美子の指がまた動き始めた。 「こう言うのって、エッチする前の雰囲気なんだ。でも、ママにこうして貰ってるとそんな気分じゃなくって、何か当たり前のことみたい。気持ちはいいけど」 「別に、昭夫の身体ならどこだって平気よ。お尻の穴だって舐めて上げたことあるんだから」 「調子狂うなあ」 とうとう昭夫が吹き出した。 「じゃあ、ここも舐められる?」 昭夫が絵美子の手元を指差した。 「勿論平気よ。立って」 昭夫は少し意地悪な気分になっていた。母親がどこまで今の調子を続けるのか、試してみたくなったのである。 考えてみたらこれまでも絵美子は昭夫にアッケラカンとした接し方をして来た。殊更見せ付けるようなことは無かったが、何かの拍子に裸を見られても気にする様子など全く見せなかった絵美子である。 昭夫の予想通り絵美子は握りしめたものをパクッとくわえてしまった。これでいいと言う顔で上目遣いに昭夫を見上げた。 「クチュクチュして」 頷いた絵美子が口を動かし始めた。時々歯が当たるが、痛いほどではない。指よりもむしろ気持ち良かった。 「もっと、強く吸い込んで」 昭夫が指示するたびに絵美子は頷いて言う通りにした。 「舌でクルクルして」 すぐに昭夫は先端の痺れに堪えられなくなって来た。 「いっても、いい?」 何、という目で絵美子が見上げた。 「出そう」 昭夫が言い直した。暫く考えた絵美子がコクンと頷いた。 「あっ、ママ・・・・・・」 そう呟いた昭夫の中で何かが変わった。冗談の続きとは言え、今、自分を含んでいるのは母親の口である。エッチな気分にはならないと言ったその言葉とは裏腹に、淫らな気分が身体全体から湧き上がって来た。 「ママ、いく・・・・・・」 絵美子の口の中で昭夫が目一杯膨らんだ。少し抜き気味に昭夫が腰を退いた。喉に入らないように気を遣ったのである。 「ん、ん・・・・・・」 絵美子が喉の奥でくぐもった声を上げた。その度に熱い流れが絵美子の口を満たして行く。 「あー」 ようやく口を離した絵美子が何度も息を弾ませた。 「苦いのね」 口の中には何も残っていなかった。 「ママ、大丈夫?」 「うん。でも凄い勢いだった」 絵美子が目を細めて昭夫を見上げた。 「ごめん、ちょっとエッチな気分になっちゃった」 昭夫が照れたように笑った。 「それ、気持ち良かったってこと?」 「うん」 昭夫は幾分落ち着いた気分になっていた。 「ママにもして上げようか?」 「私にも、お口で?」 「うん」 「ちょっと待って」 絵美子がしゃがんだまま自分の身体を探った。指先を確かめるとニコッと笑った。 「そろそろ始まりそうなんだけど、まだ大丈夫みたい」 昭夫が半ば呆れた。当然嫌がると思ったのである。そうなると、どこで絵美子が止めようと言うのか、逆に興味が湧いて来た。それでもまさか最後まで行くとは思っていない。 「じゃあ、ベッドに行こう」 「うん」 絵美子が素直に頷いてドアを開けた。 ベッドに仰向けになった絵美子がスッと脚を開いた。恥ずかしがるような素振りは全くない。男の経験が殆ど無いに等しい絵美子がここまで開けっ広げになれる。昭夫が首を捻った。 絵美子の茂みは濃く、襞の周りまでビッシリ生えている。昭夫が両手でその茂みを左右に開いた。捩れた襞が割れ、濡れた肌が広がる。思っていたよりも淡い色をしていた。 「こんなことされるの、初めてなのよ」 昭夫が唇を付けても絵美子はされるがままだった。舌の先を往復させても特に変わった様子は見せない。性格同様のアッケラカンとした割れ目である。 昭夫は意地でも母親に感じさせようと思った。このままでは男としてのプライドが許さない。 昭夫が舌の先で襞を分けた。小さめの銀杏くらいの粒が固くなっている。と言うことは全く感じていない訳でもないらしい。すくうように舌の先で持ち上げると一瞬絵美子の呼吸が乱れた。ここぞとばかりに昭夫が舌の動きを強める。同時に唇でその粒を挟み込んだ。匂いが変わって来たような気がした。 昭夫が両手を伸ばして絵美子の乳首を摘んだ。膨らみの割に小さな乳首である。そこも既に固くなっていた。三つの粒を口と両手で責め続けるとあごが濡れて来た。舌を下げると割れ目から滴が溢れていた。とうとう絵美子が身体を震わせた。 昭夫は迷っていた。絵美子は大きく脚を開いたまま喘ぎ続けている。彼女相手なら当然ここで一つになるのだが、母親とそこまで行ってもいいものか、踏ん切りが付かないのである。とは言っても、既に昭夫ははち切れそうな勢いを取り戻していた。もう一度絵美子の口でとも思ったが、もうすぐ生理が来るという絵美子の言葉が昭夫の背中を押している。昭夫がずり上がって絵美子の上に重なった。先端が触れた。 「するの?」 絵美子が目を開けた。 「駄目?」 絵美子の手が昭夫の首に回された。 「いいわ」 この期に及んでも冷静な絵美子に昭夫が呆れた。勢いで身を任せるのではなく、しっかり意識して息子に身体を開いている。その訳を聞いてみたいと思ったが、今ここで中断すると始めからやり直しになってしまう。暫く迷った末、昭夫も覚悟を決めた。 先端が少しだけめり込んだ。僅かな抵抗があった。その感触が初めての相手、明美を思い出させた。中学二年の時である。明美は初めてだと言っていたが、想像していたような出血は無かった。今、母親に感じているような微かな抵抗が同じ場所にあった。 「ん」 先端が潜り込んだ瞬間、絵美子が眉を寄せた。 「痛い?」 昭夫が耳元で聞くと絵美子が首を横に振った。太い輪ゴムを巻かれたような感じだった。 「大丈夫。もっと来て」 潰れた細いチューブが徐々に膨らんで行く。そのチューブを満たしているのは昭夫自身である。ザラついた天井が擦れて頭の芯が痺れた。抱きしめる絵美子の肌が柔らかく昭夫を包んでいる。 「凄い」 絵美子がそう言って大きく息を吐いた。 暫く無かったせいか、それとも経験が少ないのか、絵美子の中は信じられないほどのきつさだった。昭夫は無理をせず、ゆっくり腰を沈めて行く。ようやく先端が奥まで届き、コリッとしたものが当たった。 「ち、違う・・・・・・」 恐らく父親とは違うと言いたいのだろう。昭夫が腰を回し始めると絵美子が足を振り上げて腰に絡めた。昭夫が更に奥へと進み、こね回す先端が捩れた。 昭夫はついさっき絵美子の口で果てたばかりである。それに動きも緩やかなので十分余裕があった。二人の間に挟まった大きな粒が拠れて左右に揉まれている。それは昭夫にとっても新鮮な感触だった。 「ん、ん・・・・・・」 絵美子の様子が変わった。これまでの落ち着いた雰囲気が影を潜め、身体全体が反応し始めたのである。昭夫が唇を求めると一瞬戸惑ったようだったが、すぐに応じて舌を絡めて来た。ようやく二人が男と女になった。 「えっ、何、駄目・・・・・・」 突然絵美子が悶えた。きつい入り口がキュッキュッとリズミカルに昭夫を締め付けた。 「クー」 絵美子が背中を仰け反らせた。昭夫が目の前に来た乳首を口に含んだ。 「駄目ー」 絵美子の腰がガクガク震えた。明らかに達したのである。昭夫がホッとして力を抜いた。自分はまだ達していない。するからには最後まで絵美子を楽しませて上げよう。その目的は十分に遂げたのである。 暫く抱きしめていると絵美子の背中からガクッと力が抜けた。虚ろな目が昭夫を見上げている。 「ねえ、こんなに凄いの?」 「良かったの?」 「良かったなんてもんじゃないわ」 絵美子の身体がまだ小刻みに震えていた。 「ねえ、何でそんな気になったの?」 昭夫が絵美子の目を見詰めながら聞いた。 「何でかなあ。女の勘かも」 「女の勘って?」 「上手く言えないけど」 絵美子が尻を振った。まだ貫いたままの昭夫を確かめているようだった。 「まだ固いわ」 「いってないから」 「えっ、嘘。こんなにしたのに」 「まだまだ」 「そうなんだ」 絵美子が昭夫の背中を何度も撫でた。 「私、こういうこと、もう一生無いと思ってた」 「何で?」 「今更再婚なんてする気無いし、したところで大したこと無いと思ってたし」 「違った?」 「うん。こんなの、想像もしてなかった。お蔭で吹っ切れたかな?」 昭夫が絵美子を抱えたまま寝返りを打った。絵美子が上になった。 「えっ、どうするの?」 昭夫の跨った形になった絵美子が戸惑った顔を見せた。 「もう一度、今度はママが動いて」 ママがという言葉に絵美子がサッと顔を赤らめた。 「ママって呼ばないで」 「えっ、何で?」 「できなくなっちゃう」 そう言いながらも絵美子の尻が動き始めた。その動きはかなりぎこちない。昭夫が両手で尻を挟んで動きを示した。 「いや、感じちゃう」 暫くすると絵美子の動きが滑らかになって来た。徐々に激しくなって行く動きの中で、昭夫は抜けないように必死で腰を突き上げた。すぐに絵美子の締め付けが来た。動きを止めた絵美子を昭夫が下から突き上げる。絵美子が悲鳴を上げた。その悲鳴の中で昭夫も自制を解く。絵美子の中で昭夫が暴れた。それを感じたのか、絵美子の身体がバタッと倒れて来た。 「もう一度お風呂に入ろうか?」 昭夫が絵美子の背中を軽く叩いた。 「もう寝るの?」 絵美子が笑いながら聞いた。 「まだ、もう少し」 「壊れそう」 絵美子が照れたように笑った。 風呂から上がると並んで寝た絵美子が昭夫の前を摘んでしげしげと眺めた。 「ごめんね」 「何?」 昭夫が頭を上げて絵美子の指先を見た。 「こうなっちゃったこと」 クリクリと指先が動き、昭夫が勢いを取り戻した。 「まだ固くなるんだ」 「普通だよ」 「ふうん」 絵美子が昭夫の顔を見た。 「昨日、車でお漏らししちゃったじゃない。あれでおかしくなっちゃったの。あれ以上恥ずかしいことなんて無いでしょ?その後で昭夫が見てたけど、もうどうでもいいって思ったの」 「漏らした方が恥ずかしいの?」 「うん。それで、見られてるうちに変な気分になっちゃった。あの時、こうなるのかなって予感がしたの」 「抵抗無かったの?」 「全然。昭夫は?」 「ちょっと、いや、かなりかな」 「みたいね。だからごめんねって謝ってるの」 「僕に謝ることなんか無いよ。これからママがどうなるのかなって、それが一番気になってた」 「うん、もうちょっと軽く考えてた。まさかこんなんだとは思わなかったから。そうね、一人だけでこっそり美味しいもの食べちゃったような、そんな感じかな」 絵美子が身体を起こした。 「ねえ、もう一度上になってもいい?」 「いいよ」 絵美子が跨って昭夫を宛がった。 「ねえ、たまにでいいから、時々可愛がってくれる?」 「たまにでいいの?」 「意地悪なこと聞かないで」 絵美子が腰を下ろした。今回は殆ど抵抗無く昭夫が飲み込まれた。 「ちょっと慣れて来たみたい」 先端だけが入ったところで絵美子が細かく腰を上下させた。 「これ、気持ちいい」 まるで遊んでる子供だな、と昭夫が呆れた。昭夫自身はまだ母親という意識を完全に捨て切れた訳ではない。開放的な母親だとは理解して来た積もりだったが、ここまで屈託の無い様子を見せられると今後が怖くなって来た。 家に戻ってもこの調子だと遅かれ早かれ姉に気付かれてしまう。一度悦びを知った女がいかに貪欲になるか、昭夫は十分承知していた。その相手が母親のような年増となれば尚更である。 「いい、とってもいい・・・・・・」 絵美子が一気に腰を落とした。 「喉から出て来そう」 絵美子がはしゃぎながら言った。外が明るくなっていたが、絵美子にやめる気は全く無いようである。 翌朝、昭夫が目を覚ますと目の前に絵美子の顔があった。 「お早う」 「ママ、よく寝られた?」 「うん。昭夫は?」 「僕も寝ちゃったみたい」 いつ眠ってしまったのか、全然記憶が無い。昭夫はまだ絵美子の中に留まったままだった。 「知ってたの?」 絵美子の目が笑っている。 「何?」 「分かるでしょ」 絵美子が腰を振って昭夫を確かめた。 「知ってるって言ったら、気が楽になる?」 「やっぱりか」 絵美子が体勢を入れ替えて上になった。 「もう一回。いい?」 昭夫が黙って頷いた。ぎこちなかった絵美子の動きが滑らかになっていた。 絵美子はその日会社を休んだ。事故渋滞で戻れなかったと告げたので問題無かった。昭夫は勿論大学を休んだ。二人が家に戻ったのは夕方だった。 「非道い事故だったみたいね。テレビでもやってたわ」 先に戻っていた昭夫の姉、美登里が二人を出迎えた。 「夕飯の支度、できてるわよ」 そう言いながら美登里が絵美子の顔をしげしげと眺めた。 「ママ、きれいになったね。疲れてゲッソリだと思ってたけど」 昭夫がギクッとした。姉の言う通り、絵美子の肌はピンと張り詰め、特に目の輝きが違っている。 「そう。ぐっすり寝たせいかな?」 絵美子がとぼけた。実際は二時間くらいしか寝ていない。 「どこに泊まったの?」 「ホテルよ」 「だって、夜遅かったんでしょ。そんな時間に開いてるホテルなんてあったの?」 「あったわよ。ちょっとケバケバしいけど」 「やだ、二人でラブホに泊まったの?」 「うん。他に開いてなかったから」 絵美子が隠し立てもせずに平気で答えた。横で聞いている昭夫の方が気が気でなかった。 「ふうん、二人でラブホか」 美登里はそれ以上詮索しなかった。 翌朝、少し遅めに昭夫が起きると絵美子は既に出掛けた後だった。歯を磨いて食堂に降りるとなぜか美登里が家にいた。 「姉貴、会社は?」 「今日はお休み。これから忙しくなるのよ」 「何で?」 「彼が急にアメリカに行くことになったの。それも二年だって」 「転勤なんだ。アメリカのどこ?」 「ロスよ」 「へえ、羨ましいな」 「遊びに行く訳じゃないのよ。それで、この際一緒になって付いて行こうかなって」 「だよね。二年間も別々じゃ、向こうで彼女作るかも。博之さん、もてそうだし」 「別に、そんなの心配してる訳じゃないのよ。アメリカじゃ奥さんがいた方がいいんですって。家庭を持ってる方が信用されるの。遊んで来る位なら我慢できるけど、あっちで結婚なんかされたら目も当てられないわ」 「そっか、姉貴はアメリカか。で、いつから?」 「年が明けてすぐ。あと一ヶ月しか無いわ」 「それまでに結婚して、行く支度して、忙しいね」 「それで、今日はお休み。どうせあと半月で辞めるんだから、溜まってる有休使わないと損でしょ」 大学は午後からなので昭夫がのんびり朝食を摂り始めた。 「ま、後のことは心配無さそうだし」 美登里が昭夫の目を覗き込んで笑った。 「何、後のことって?」 「昨日、ママとエッチしたんでしょ?」 昭夫がコーヒーを咽せた。 「何でそんなこと言うの?」 「ママの顔にしっかり書いてあったわよ。昨日は昭夫とたっぷりエッチしましたって」 「やっぱりか」 昭夫が頭を掻いた。 「僕もやばいなって思ったんだ。あの顔じゃバレバレだなって。でも、ママも姉貴も相当変わってるね」 「どこが?」 「だって、ママと僕ができちゃったなんて聞いたら、普通なら驚くはずだし、クソミソに言われても不思議無いじゃん」 美登里が意味ありげに昭夫を見た。 「うちは違うでしょ?」 「えっ、姉貴も知ってたの?」 「私がパスポート取ったの、もう三年前よ」 「そっか、僕より先に知ってたんだ」 「うん」 美登里がニヤッと笑った。 「今晩もするの?」 「さあ、ママ次第」 「メロメロだから、我慢できないかもね」 「かなあ」 「気にしなくてもいいわよ。遠慮無くやって」 「そう言われても、ねえ」 「ま、来年になれば私はいなくなるし」 「でもさあ、ママ、何でそんな気になったのかなあ」 「ってことは、ママの方から迫ったんだ」 「うん」 「私のせいかな」 美登里が二人のカップにコーヒーを注ぎ足した。忙しいと言いながら、その割にはのんびりしている。どうやら昭夫と話をするのが目的だったらしい。 「昭夫も私も、とっくに経験してるじゃない」 「うん。姉貴は早かったね」 「何言ってるの。あんただって中二でしょ。同じよ」 「えっ、何で知ってるの?」 「澄江は私の友達よ。って言うか、私が頼んで上げたの」 「やっぱりそうだったんだ。そんな気はしてたんだ。それで?」 「ちょっと前にママとエッチの話になったんだ。その辺、ママはオープンだからね」 「オープン過ぎるよ」 昭夫が苦笑した。 「うん。それで、ママにエッチってどうなのって聞かれたの。それで、とっても気持ちいいって言ったら、どうするのって聞くじゃない。仕方ないから色々教えて上げたのよ」 「それでか。ママ、何されても平気だった。そのくせ、初めてだって連発してた」 「あんた、何したの?」 「一通り全部。だって、夜中から昼過ぎまで、殆どやりっぱなしだったんだから。寝たのは二時間くらい」 「ひゃあ、ママは兎も角、あんたの方がよく持ったわね」 「えっ、それ位普通じゃないの?」 「何回いったの?」 「四回、ううん、最初に口でして貰ったから、五回だな」 美登里がケラケラ笑った。 「それじゃママに我慢しろなんて無理よ。きっと人生観変わってるわ」 「大袈裟だよ、人生観だなんて」 「ううん、女にとっては大変なことなのよ。男と違って、最初から気持ち良くなれる訳じゃないんだから」 美登里が立ち上がって後片付けを始めた。 「そろそろ大学に行く時間でしょ」 「うん」 「話の続きは今晩聞くわね」 「えっ、話の続きって?」 「ちゃんと聞きたいから」 「えー、何で姉貴にそんなことまで話す必要があるの」 「聞きたいの。そこまでママが夢中になる理由を」 「もう、やだなあ」 昭夫が苦笑いしながら立ち上がった。 「まったく、うちの女たちは二人とも何でこうも開けっ広げなんだろうね」 「さあ。ママと昭夫は遅かれ早かれそうなるとは思ってたけど」 美登里が笑いながら昭夫を送り出した。 夕方昭夫が家に戻ると絵美子は既に戻っていた。食事が用意されたテーブルで二人が賑やかに笑っていた。 「お帰りなさい。クシャミしなかった?」 絵美子が可笑しそうに笑った。 「どうせ僕の噂してたんでしょ」 「勿論」 美登里がニヤニヤしながら答えた。 「飯くらい落ち着いて食わせてよね」 昭夫が二人の顔を見比べながらテーブルに付いた。 「何これ?」 テーブルに並んでいたの山芋やおくら、それに生卵の載ったユッケだった。どれもこれも精が付くと言わるものばかりである。 「昨日、頑張ったんでしょ」 美登里が笑いながら飯をよそった。 食べ終えた昭夫が先に風呂に入っていると脱衣所に二人が入って来た。昭夫は最早驚かなかった。すぐに二人が裸で入って来た。 「美登里はもうすぐアメリカに行っちゃうんだから、こうして家族水入らずもあとちょっとよ」 絵美子が笑いながら身体を洗い始めた。狭い洗い場に三人なので昭夫が慌てて湯船に浸かった。 「こっちは水入りにして貰いたいね」 昭夫が二人の身体を見比べながら言った。昭夫とは一つ違いの美登里は流石に若いだけあって張り詰めた肌である。被った湯が滑らかな肌で小さな玉になっていた。一方の絵美子も四十半ばとしては瑞々しい肌である。 「さ、代わって」 美登里が昭夫に出るよう手招きした。 「入ったばかりなのに」 渋々昭夫が立ち上がる。代わって二人が湯船に浸かった。 「昭夫、ちょっと来て」 美登里がまた手招きした。 「何?」 「ちょっと見せて」 美登里の手がサッと伸びて昭夫の前を掴んだ。 「何だよ」 姉の手で握られた昭夫がムクムクと頭を持ち上げた。 「ここんとこがパパと違うんでしょ」 美登里の指がエラのくびれをなぞった。 「うん。もっとノッペリしてたような気がするわ」 「長さは」 「似たようなものかしら。でも、昭夫の方がここが太い」 絵美子が剥けたところに指を当てた。 「ちょっと、人をおもちゃにしないでよ」 昭夫が口を尖らせた。 「こんなことできるの、あんただけだから我慢しなさい」 「しょうがないなあ」 とんでもない家族だが、確かにこんなことができるのは昭夫以外にないだろう。 「ここは固いけど、こっちは思ったより柔らかいのね」 絵美子があちこち触って確かめた。 「人によるんじゃない。あ、昭夫はまだ若いから元気なのかも」 「いい加減にしてよ」 昭夫が二人の手を払った。 「はいはい。続きはベッドでね」 美登里がキュッと握ってから手を離した。 「昭夫、今は彼女いないんでしょ」 「うん。もう一年近く」 「だったら、次の彼女ができるまでママと付き合って上げれば」 「言われなくてもそうなるだろ」 「嫌なの?」 「嫌だったらこうして一緒に風呂なんか入ってないよ」 「だったら、もっと嬉しそうな顔しなさい」 昭夫が手早く身体を洗って先に上がろうとした。 「私の部屋で待ってて」 脱衣場に出る昭夫の背中で絵美子が笑いながら言った。 開き直った昭夫が絵美子のベッドに裸のまま大の字になった。ひょんなことでこうなってしまったが、昭夫自身決して嫌な気持ちではない。こうも開けっ広げに迫られると拒む気持ちなんか全然湧いて来ないのである。 「お待たせ」 ドアが開いて絵美子が裸で入って来た。全然待ってないと言おうと思ったが、辛うじて口をつぐんだ。 「美登里が後で見に来てもいいかって」 「ご自由に」 苦笑しながら昭夫が絵美子を抱き留めた。 「お口でして」 絵美子の身体がずり上がった。どうやら口でされるのが気に入ったらしい。茂みを分けると既に中はヌルヌルになっていた。 母親の濡れた襞を目一杯頬張りながら昭夫が自分達の将来を想像してみた。これまで保って来た親子の距離が呆気なく崩れてしまった。 こうなってしまうと、少なくとも絵美子が飽きるまでは関係が続くのだろう。かつての女たちを思い出してみると、少なく見積もっても一年くらいは掛かりそうに思えた。 「ごめんね」 そんな昭夫の気持ちを察したのか、絵美子が小さな声で呟いた。昭夫がそれを打ち消すように口を左右に振るわせた。幾つになってもこのアッケラカンとした母親との関係は続くような気がした。 絵美子がゆっくり足元に下がった。腰の上に跨ると自分から導こうとする。狭かった入り口がスムースに昭夫を受け入れた。 「いいわ。入れる時が一番気持ちいい」 絵美子が嬉しそうに昭夫を飲み込んで行く。絵美子が腰を揺すり始めて暫くするとドアが開いたような気がした。美登里が覗きに来たのだろう。いずれ、この姉とも同じような日が来るのかも知れない。もしかしたら、今晩。 「変な気分」 絵美子を見上げながら昭夫が言った。 「何が変なの?」 「頭ではこれでいいんだって納得してるんだけど、気持ちのどっかには、ママとしてるって後ろめたさが残ってるんだ」 「言ったでしょ。ママって呼ばないで」 「うん。でも、ママはやっぱりママだから」 「じゃあ、やめる?」 「ううん」 「狡い」 絵美子が腰をグリグリ押し付けた。 「ふふふ」 ベッドの足元で美登里が含み笑いした。 「やっぱり気になってるんだ」 「そりゃあそうだよ。つい二年前までは普通の親子だったんだから」 「そうだよね。ママだって気にしてるわよ」 絵美子が後を振り返って美登里を睨んだ。 「別に、見てるのは構わないけど、ゴチャゴチャ言わないで」 「はいはい」 美登里が真後ろから二人を見ている。その角度では全てが丸見えである。姉に見られているというあり得ない状況が昭夫をいつになく奮い立たせた。それを見た美登里がクスッと笑った。 絵美子の身体がガクガク揺れ、甘酸っぱい匂いが立ち込めた。 「ママ、いった?」 美登里が手を伸ばして絵美子の尻をそっと撫でた。 「見てれば分かるでしょ」 絵美子は昭夫の胸の顔を埋めたままである。 「ねえママ、何でその気になったの?」 美登里が枕元に移動して来た。 「何であんたも裸なの?」 絵美子が眉をしかめた。 「だって、二人とも裸でしょ。私だけ服着てるのも変じゃない?」 「変じゃないわよ」 「ううん、どうせ私も脱ぐんだし」 「まだよ」 「えっ、まだするの?」 「昭夫、まだいってないから」 「それなら大丈夫。ちゃんとピル飲んでるわよ」 「そう言うことじゃないの。まだしっかり楽しんでないんだから」 美登里が口を尖らせた。 「絞りカスじゃ嫌よ」 「大丈夫。昭夫はそんな位じゃ萎まないから」 「いいわ。もう一回しても。ところで、何でその気になったのか、まだ聞いてないわよ」 暫く黙り込んだ絵美子が美登里を見た。 「車の中で、お漏らししちゃったのよ」 「えっ、おしっこ?」 「ううん」 「やだ、何で?^ー^−^−^−^−^-^\^\^\^\^\」 「お腹が下ったんだけど、渋滞でどうにもならなかったの」 絵美子が掻い摘んでその時のことを説明した。 「ふうん、何か分かるかも」 美登里がうんうんと頷いた。 「でしょ」 絵美子が起き上がった。残された昭夫が真上を向いている。 「いいわよ、交代」 絵美子が美登里の肩を叩いた。 「えっ、まだ準備できてないわよ」 慌てて美登里が昭夫の顔を跨いだ。 美登里は絵美子よりも毛深い。昭夫が両手で茂みを分け、唇を差し込んだ。 「うん、やっぱり上手」 美登里が満足そうに腰を振った。 「何がやっぱりなの?」 絵美子が昭夫の口元を覗き込んだ。 「ママもこうして貰ったんでしょ」 「うん」 「気持ち良かった?」 「うん。とろけちゃった」 「でしょ。だから上手だと思ったの」 美登里は両手で自分の乳首をまさぐっている。早く気持ちを高めようとしているらしい。 「ありがと。もういいわ」 美登里が身体を起こした。 「上になって」 昭夫を起こし、代わって自分が仰向けになった。 「手加減しないでいいわよ」 「本当に?」 母親譲りのアッケラカンとした姉に昭夫が苦笑した。早くに父親を亡くしたからかも知れない。それにしても、殆ど男の経験が無い絵美子がセックスに関して全然抵抗が無いのが意外だった。 「来て」 「あっ、ごめん」 上の空になっていた昭夫が美登里に重なって行った。 「ん、きつい」 美登里が声を上げた。昭夫が慌てて力を抜いた。 「ごめん」 今度は美登里が謝った。 「思ったより大っきいみたい」 昭夫は苦笑したが、うんうんと二度頷いた。美登里には近々結婚する相手がいる。その姉との交わりは恋愛とは別物である。 もしかしたら、絵美子と昭夫の間に楔を打ち込んでおく積もりかも知れない。あと半月で美登里はこの家から出て行く。一ヶ月後はアメリカで、昭夫と絵美子は二人きりになる。袋小路に追い込まないために、そんな二人の間に敢えて割り込んで来たようにも思えた。 「いい、昭夫、すごくいいよ」 昭夫がようやく収まると美登里がしがみ付いた。 これで良かったのかな。ゆっくり姉を突き上げながら、昭夫がそう思った。口にこそ出さなかったが、自分が養子だと、貰われっ子だと知った時、一抹の寂しさを拭うことができなかったのは事実である。知らなければ良かった。そう思った。 しかし、今、こうして母や姉と一つになれた。違う意味で三人の間に絆が生まれた。こうなれたのも、血がつながっていなかったお蔭である。 「ママ」 昭夫が絵美子を呼んだ。 「何?」 ベッドサイドに来た絵美子を昭夫が引き寄せ、美登里と一緒に抱きしめた。 「ママって呼んでもいいでしょ」 暫く考えた絵美子が目をつぶって頷いた。 「姉貴」 今度は美登里の耳元で呼び掛けた。 「何?」 「姉貴も姉貴のままでいいよね?」 美登里も暫く考えてから頷いた。 「ありがとう」 昭夫が絵美子と美登里に口付けした。 「ママ」 「何よ。もう少し身を入れて美登里を可愛がったら」 絵美子が苦笑した。 「これも、お漏らしのお蔭だね」 絵美子が一瞬絶句してから吹き出した。 ---END--- |
32]酒の勢い | 2022/ 1/ 6(Thu) | 2022/ 1/ 6(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「ちょっと、ママ、やばいよ」
栄介はかなり焦っていた。酔って帰って来た母親の里美が抱き付いて離れないのである。唇が押し付けられ、酒臭い息が口一杯に流れ込んで来た。栄介が思わず戻しそうになった。何か言おうとした隙に里美の舌が割り込んで来た。絡み付いた舌がヌメヌメと動き始めた。 これまでにも唇を合わせるだけのキスなら経験があった。中学校の卒業式が終わった後のことである。ガールフレンドとのお別れのキスだった。それに比べると母親の舌は遥かに生々しく、まだ経験したことが無いセックスを連想させた。 栄介は高校二年である。母親の里美は三十四歳。スナックの雇われママをしている。シングルマザーなので父親はいない。栄介を産んだのが十七の時。高校生で身籠もったのだが、結局父親は分からず仕舞いだった。逆算すればちょうど付き合っていた彼氏と別れた頃だった。同じ時期に別の男の子二人にも抱かれた。 里美の両親は栄介の父親を突き止めようとしたが、皆、自分ではないと言い張った。分かったところで相手も高校生。反対に親たちからふしだらな娘だとなじられた。 里美は元々身持ちのいい方ではない。ルーズと言う訳ではないのだが、男に甘えられるとついつい身を任せてしまうのである。勿論、寝ること自体が好きなことは言うまでもない。一旦抱かれてしまえば夜が明けるまで離さない激しさで男を求める。そのせいか、男ができても余り長続きしなかった。 栄介はちょうど風呂に入っていた。何度もチャイムを鳴らす里美に呆れながら腰にバスタオルを巻いてドアを開けた。足元もおぼつかない程グデングデンに酔った里美が栄介に抱き付いて来た。 「ほら、駄目だってば」 ようやく口を離した栄介が里美を家に入れようとした。しがみついた里美が腰をグリグリ押し付けた。腰に巻いたバスタオルが外れて足元に落ちた。 「しょうがないなあ」 栄介の前が固くなった。相手が母親でもこんな状況では無理もない。それに、里美は服を着たままでも栄介は素っ裸。固くなったものがスカートの窪みに食い込んだ。 「ちょっと、駄目だよ、ママ」 里美の手が栄介ほ前を握りしめたのである。指先が固さを確かめるようにクネクネ動く。里美の空いた手がスカートのホックを外した。あっと言う間に下着も下ろしてしまった。黒い毛が栄介にまとわり付いた。 口とは裏腹に栄介の身体が勝手に反応し始めた。膝を曲げて体制を落とすとヌルッとしたところに先端が滑り込んだ。堪らずに腰を前後させる。その心地よさに栄介が思わず溜息をついた。 「危ない」 よろけた腰を抱えながら栄介がリビングのソファーに里美を寝かせた。里美は手を離さず、脚を大きく広げて栄介を自分の方に引き寄せた。 「早く、早く」 里美が握りしめたものを自分に宛った。栄介の抵抗もここまでだった。突っ張った手から力が抜け、里美に体重を預けるとあっと言う間に全てが飲み込まれた。 (初めてがママになっちゃった) そのこと自体に後悔はなかった。ただ、殆ど意識も無い程酔いつぶれた母親が相手なので一抹の寂しさは拭い切れない。例え母親でも、お互いにしっかり意識しながらこの記念すべき瞬間を迎えたかった。 栄介にとって里美は反面教師のような存在だった。勿論、大して強くない酒を無理に飲みながら必死に働いて自分を育ててくれる里美を母親として大切に思っていた。里美に男ができて朝帰りが続いても、そんな母親に苦笑しながら静かに見守って来た栄介である。 栄介がぎこちない動きで腰を振り始めた。こんな形で迎えてしまった初体験だが、一旦腹を括ってしまえば気持ち良さが自然に身体を動かしてしまう。 栄介はさっき風呂場で一度放出した直後だった。風呂好きの里美が最近据え付けたジェットバス。その激しい泡の中に前を委ねると何とも言えない心地良さに包まれる。最後の最後まで我慢して、その瞬間に立ち上がり、洗い場に勢いよく放出する。それが日課になっていた。里美が帰って来たのはその直後だった。 里美の中は燃えるように熱かった。栄介はツルッとしたホースのようなものを想像していた。しかし現実はもっと複雑で、グニョグニョと何かが先端にまとわり付いて来る。頭の芯がツーンと痺れるような心地良さだった。 栄介が角度を変えて腰を振ると里美の口から押し殺したような呻きが漏れた。腰に回された足に力が籠もり、入り口がヒクヒク締め付ける。 あと一歩の痺れが紙一重のところで留まっていた。こじ入れるように腰を押し付けるとコリッとした何かが先端に触れた。里美の腹が激しくうねり、荒い息が栄介の顔に何度も当たる。その酒臭い息が栄介を寸前で押し止めてしまう。風呂上がりの身体に玉のような汗を浮かべながら、栄介は生まれて初めての感触に神経の全てを集中させて行った。 突然、里美が身体を硬直させた。背中が逆エビに反り返る。キリキリと痛い程に締め付けられた栄介が思わず声を上げた。時間が止まった。行き場を失った熱い流れが出口を求めてさまよっている。 ようやく里美が弛んだ。次の瞬間、解き放たれた熱い流れが音を立てて母親の胎内に注ぎ込まれる。今まで自分で慰めて来た時とは比べものにならない熱い流れが嵐のように栄介の身体を駆け抜けて行った。 里美が絡めていた足を解いた。栄介が腰を退くとヌルッと押し出された。抜けた後がポッカリと口を開けている。栄介が床に落ちたバスタオルで拭った。 母親のその部分を間近に見るのは初めてだった。厚ぼったく左右に開いた襞が歪んでいる。頭巾のような襞の始まりが小さな肉の塊を包んでいた。栄介が顔を寄せた。その肉の塊に舌の先が触れた。里美がピクンと身体を震わせた。 もう一度襞の中をバスタオルで拭い、口全体で襞の感触を味わってみる。自分の匂いが鼻を突いたが、それもすぐに気にならなくなった。舌の先をこじ入れると里美が尻を揺すった。 夢にまで見た女の柔肌。相手は母親だが、こうして思う存分味わうことができる。初めての夜をこのまま終わらせる積もりなどまるで無かった。突然訪れたこの幸運を栄介は目一杯利用する積もりになっている。幸い、里美はまだ正気に戻っていない。 里美の身体を抱き起こした栄介が風呂場に向かった。このままベッドに運んでもいいのだが、自分の手で母親の身体を隅々まで洗って上げたかった。 里美を椅子に座らせ、シャワーを勢いよく脚の間に注ぎかけた。暫くすると流れ出て来たものが濁ったピンク色に染まっていた。 「あれ?」 栄介が首を捻った。二人とも出血などするはずがない。これが生理というものかも知れない。これまで頭の片隅に引っ掛かっていた妊娠への不安がスーッと消えて行った。母親が生理になったからと言っても、栄介には何のためらいもなかった。むしろ妊娠を心配せずに思い切り母親を味わえる。栄介は喜びさえ感じていた。 里美を抱えた栄介が風呂場から出た。迷った末、母親の寝室を選んだ。そちらの方がベッドが広い。湯を浴びたせいか、里美は幾分正気を取り戻して来たようだった。 栄介が里美の胸に口を付けた。乳首が固くなっている。口に含んで転がすと小さな呻きを上げた。栄介の指が襞に触れると里美が慌てて脚を閉じた。 さっきまで開いていた両目がしっかり閉じられている。酔いが醒め掛かっている証拠である。自分が今、何をされているのかをハッキリ意識しているに違いない。 「ママ」 栄介が里美の耳元で囁いた。里美の身体が強張った。それでも栄介は指の動きを止めない。身体をズリ下げて里美の膝を割る。少しだけ抵抗した里美が諦めたように力を抜いた。そっと口に含んだ襞は石鹸の味がした。 再び母親の中に全てを埋め込んだ栄介がゆっくり腰を動かし始めた。大分コツが飲み込めて来た。栄介が思いきり尻を突き出した。 「い、いい・・・・・」 里美が初めて悦びを口にした。背中の手が首に回り、栄介をきつく抱きしめた。 「ママ」 里美がその呼び掛けに答えることは無かった。それでも栄介の首から手を離さない。足を巻き付けた里美の腰が回り始めた。 ようやく栄介が里美から離れたのは明け方の三時過ぎだった。スルッと抜け出た先端がほんのり赤く染まっている。持って来たバスタオルを里美の尻の下に敷き、自分は風呂場で身体を洗った。 このまま一緒に寝たいと思ったが、朝、里美に何と言っていいか分からない。それに、この調子だと里美は昼過ぎまで目を覚まさないだろう。 栄介が自分の部屋に戻り、目覚ましを七時にセットした。ベッドに入った瞬間、枕元でその目覚ましがやかましく鳴っていた。やっとの思いでベッドから這い出した栄介が朝飯も食べずに家を出た。里美が起きて来る気配は無かった。 その日、栄介は授業が全く頭に入らなかった。母親の身体が目の前に浮かんで来る。午後になると治まっていた下半身が疼き始めた。 放課後すぐに戻れば母親はまだ出勤前。まっすぐ戻って顔を合わせるか。それとも遅く帰って入れ違いになろうか。最後の授業が終わっても栄介は決め兼ねていた。 何となく時間を潰した栄介が家に戻る。里美は既に出掛けた後だった。半分ホッとした栄介が母親の寝室を確かめた。ベッドはきちんと整えられ、シーツも真新しいものに換えられていた。食堂のテーブルには夕食の支度が用意されていた。 家の中はいつもと同じ。果たして今夜も同じことが起きるのだろうか。落ち着かないまま自分の部屋に戻った栄介がパソコンのスイッチを入れた。メールをチェックしてすぐにスイッチを切った。今日はヌード写真や動画など見る気にもならなかった。 「ただいま」 いつもの通り十二時過ぎに里美が帰って来た。酒の匂いは全くしない。昨夜のことなど無かったように明るい里美がケーキの箱をテーブルに置いた。 「昨日は酔っぱらってて、ごめんね」 「えっ、うん。別に」 言い訳のように聞こえた。栄介が自分の部屋に戻ろうとすると里美が笑いながら言った。 「今日は生理がきついんだけど」 「えっ?」 栄介には意味が分からなかった。最後まで言わない母親の顔を栄介がジッと見詰めた。 「ケーキ食べて待ってて。お風呂入って来るから」 栄介が自分の耳を疑った。最早寝るだけなのに、里美は待てと言っている。 「明日は土曜だから、お休みでしょ?」 「うん」 「じゃあ、待ってて」 どうやら昨日のでき事が二人の暮らしを変えてしまったらしい。 「それとも、もう一度お風呂に入る ?」 「うん」 反射的に栄介がそう答えてしまった。 「ふふふ」 里美が笑いながら風呂場に向かった。残された栄介は暫く迷っていたが、意を決して里美の後を追った。パジャマを脱ぎ捨てて風呂場に入ると里美が湯船に浸かっていた。 「昨日が初めてだったの?」 里美が栄介の前に視線を落としながら聞いた。あんなに酔っていた里美だが、昨日のことはしっかり憶えているらしい。 「うん」 「ごめんね、そんな大事な時に、ママ、ベロンベロンに酔っぱらってて」 「ううん。そうじゃなかったら、ママとなんて無理だったでしょ?」 「多分ね。まさか私も栄介となんて思ってもいなかったし」 里美が湯から上がって浴槽の縁に腰掛けた。大きめの胸から雫が幾つも滑り落ちた。その雫が微かな翳りに吸い込まれた。合わさった襞のくすんだ色が目を引く。里美の身体は殆ど崩れていない。弛み一つ無い腹に縦長のヘソ。腰から腿にかけての白い肌がはち切れそうだった。 「洗って」 里美が栄介の前に立った。タオルを取ろうとした栄介の手を里美が押さえた。 「駄目、手の平で」 これまでの厳しい母親は姿を消していた。息子の手に全てを委ね、その手が腰から下に伸びると自分から脚を開いて受け入れた。指先が襞を分けると腰を前に突き出す。そこは既にヌルヌルだった。 「今日は仕事が辛かった。ずっと栄ちゃんのことばっかし考えてたの」 里美が切なそうな目で栄介を見た。息苦しさを覚えた。これまでにも淡い気持ちを抱いた相手は何人かいたが、母親程愛おしいと思った相手は他になかった。心の底からきれいだと思った。 里美も手の平に石鹸を塗りたくって栄介の身体を擦り始めた。四本の手が交錯して二人の身体が密着した。胸の柔らかさ、滑らかな腿。その感触に栄介が身震いした。 「ベッド、新しいの買おうね」 里美がそう言いながら栄介の前を握りしめた。 「もう、お客さんとは寝ないから」 栄介が里美の身体をきつく抱きしめた。 「ママ」 「栄ちゃん」 唇が重なり、里美の舌が滑り込んで来た。酒の匂いはしなかった。里美は今夜に備えて一滴も飲んで来なかったらしい。里美のベッドに栄介が仰向けになると、里美が上から跨いで来た。 「今日はママに任せて」 栄介が頷くと里美が後退りした。 「食べちゃうぞー」 悪戯っぽく笑った里美が栄介を口に含んだ。その様子を栄介が食い入るように見詰める。母親の小さな口。そこに飲み込まれた自分の姿。見るだけで震えが来るほどに刺激的だった。 小学生の時に憶えたオナニー。その時、母親の口に含まれている自分を想像して何度も登り詰めた。それが今、現実となって栄介の目の前で起きている。 里美の舌が忙しなく動く。このまま口の中に出してしまっても怒らないだろうか。すぐに高まって来た心地良さの中で栄介が身を揉んだ。それに気付いた里美が更に激しく栄介を吸い込む。里美の顔が上下に動き、上あごの感触が最早耐え難い状態になって来た。 「ママ・・・・・」 栄介が何か言おうとした瞬間、里美の舌が勢いよく絡み付いた。 「ん、ん」 栄介は限界まで我慢したが、それも長くは続かなかった。 「ママ」 一声叫んだ栄介が里美の口の中で弾けた。熱い流れが容赦なく里美の口に注ぎ込まれる。里美の喉が鳴った。 「飲んじゃったの?」 ようやく息が戻った栄介が喘ぎながら聞いた。里美が上目遣いに栄介を見た。まだ口を離そうとはしない。舌の先が執拗に絡み付く。その動きが萎えるのを許さなかった。 里美がようやく口を離した。今度はずり上がって栄介に跨る。里美の襞の中が少しだけ赤く染まっていたが、栄介は全く気にならなかった。里美の手が栄介を導き、先端がスルッと飲み込まれた。 「ああ・・・・・・」 里美が抱き付いた。唇が重なり、舌が絡む。その間も里美の腰が回っていた。奥まで届いた先端が絡み付く襞の中でもみくちゃになる。目も眩むような気持ち良さの中で栄介が母親の顔をジッと見詰めた。腰を突き上げて母親の動きに応じた。 「い、いい・・・・・」 里美の腹が波打った。夜が明けても二人の激しい息遣いが途切れることは無かった。 「栄ちゃん」 里美が栄介の目を覗き込んだ。 「何?」 「良かった?」 「うん、すごく」 「これからもしたい?」 「うん」 里美が少し考え込んだ。 「いいわよ。これからもずっとして。でも、一つだけ約束して」 「何?」 「ママ、何でも教えてあげる。いっぱいママとエッチして、上手になって。でも、ママだけを見ちゃ駄目。他の女の子にも目を向けて」 「うん。でも、ママ、そうしても怒らない?」 「大丈夫よ」 里美が腰を振った。また栄介が元気を取り戻した。 「ママが女の子のこと、全部教えてあげる。口説き方からエッチまで、全部よ。好きになった子ができたらママに言って。どうすればいいか、しっかり教えてあげるから」 里美が腰を回し始めた。 「エッチも、女の子の口説き方も、ちゃんと勉強しないと上手にならないの。でも、そんなこと、誰も教えてくれないでしょ?」 「うん」 「エッチビデオなんて嘘ばっかり。あれがエッチだと思ったら大間違い」 「うん、それはママとエッチして分かった」 「でしょ」 里美の動きがきつくなって来た。 「彼女ができるまで、毎日でもいいわよ」 栄介も下から尻を突き上げた。もっともっと上手になろうと思った。 ---END--- |
31]初夜 | 2022/ 1/ 4(Tue) | 2022/ 1/ 4(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「何とかならないの?」
雅代が荷造りに余念の無い娘の美紀子に食い下がった。 「よりによって、何であんたが結婚式の晩に出張に行かなければならないのよ」 美紀子は旅行代理店で添乗員をしている。この仕事は結婚しても続ける積もりである。会社には休暇願を出して受理されていた。 「仕方無いじゃない。予定していた人が急に入院しちゃったんだから」 「だったら、他の誰かに頼めばいいじゃない」 「それが出来る位なら引き受ける訳、無いでしょ」 「だったら、せめて喜久夫さんも一緒に」 「何度言わせるの。もう、どうやったって飛行機の座席が取れないんだから。ゴールデンウィークのドピークなのよ」 「でも・・・・・・」 「もう言わないで。一番辛いのは私なんだから」 予想通り、翌日の結婚式は慌ただしいものになった。披露宴がはねてすぐに花嫁が成田に駆け付けねばならない。それも、花婿を置いて一人きりで。 新婦の美紀子も、母親の雅代も、二人とも感慨に浸る余裕など無く、ただただ時計と睨めっこの披露宴になってしまった。 「じゃあ、時間だから。後のことはよろしく」 呼んであったタクシーに乗り込んだ美紀子があたふたと出掛けて行った。去りゆくタクシーを新郎と新婦の母親、そして列席者が見送るという例のない形で披露宴がはねた。 新郎の喜久夫と雅代が列席者の一人一人に非礼を詫び、ようやく落ち着いた頃には午後六時を過ぎていた。美紀子は既に搭乗の手続きを終えて機内に乗り込んでいる頃である。 「ごめんなさいね。こんなことになってしまって」 キャンセルせずに取っておいた都心のホテルの一室に戻った雅代が和服の帯を弛めながら喜久夫に謝った。 「仕方無いですよ。仕事ですから」 「そうは言ってもねえ」 雅代と美紀子はこれまで親子二人暮らし。美紀子には父親がいない。いわゆるシングルマザーなのである。 喜久夫の方はアパートの独り暮らし。両親はいるのだが、喜久夫が生まれてすぐに離婚してしまい、どちらも喜久夫の面倒を見なかったので父方の祖父母が喜久夫を育て上げた。資産家だった祖父は息子を勘当し、代わって喜久夫を養子にした。その祖父母も今は亡く、新郎側の親類は誰一人として今日の式には並ばなかった。 「どうします?家に戻りますか?それとも・・・・・・」 喜久夫も礼服の上着を脱ぎ、ネクタイを外しながら雅代に聞いた。留守がちな美紀子が雅代との同居を希望したので喜久夫は既に自分のアパートを引き払っている。 「帰っても食事とか大変でしょう。今晩はここに泊まって、せめて食事くらい豪勢に行きましょう」 喜久夫がベッドに腰掛けながら言った。 「そうねえ、私はその方が有り難いけど。でも、新婚初夜に、娘の代わりに一緒の部屋に泊まるなんて、ばつが悪いわ」 結婚初夜に取った部屋だから当然ダブルである。 「大丈夫ですよ。代わりを勤めろなんて言いませんから」 「まさか」 雅代が照れたように喜久夫の顔を見た。 「花嫁の代わりがこんなおばあちゃんじゃ、それこそ幻滅よねえ」 「いえいえ、まだまだ捨てたもんじゃありませんよ」 「変なこと言わないで。おばあちゃんがその気になったって責任取れないくせに」 「さあ、お義母さん次第かも」 雅代が一瞬熱い視線を喜久夫に送り、すぐに真顔に戻った。 「冗談は兎も角、着替えましょう。お風呂用意するわね」 浴室に入って行く雅代の後ろ姿を見送りながら、喜久夫は落ち着かない気分でワイシャツのボタンを外し始めた。 雅代は十代で娘を産んだのでまだ四十前。大柄な体付きの割には贅肉が付いていないので、後ろ姿だけなら十分二十代で通る。顔立ちもどちらかと言えば童顔で、娘の美紀子と並んで歩いていると姉妹に間違われることが多かった。 美紀子との付き合い始め、家に遊びに行って雅代に会う度に、喜久夫の胸に何となく甘酸っぱい気持ちがこみ上げて来ることが何度もあった。その雅代と、よりによって新婚初夜を同じホテルの一室で過ごすことになったのである。当の雅代自身も嫌がるどころか、むしろそんな状況を楽しんでいるようにさえ見えた。 「さ、用意が出来たから先に入って。何なら背中くらい流しましょうか?」 「い、いえ。そんなことまでさせては申し訳けないです」 「遠慮しなくてもいいのよ。でも、その申し訳けないって、誰に申し訳けないのかしら?」 「えっ、そりゃあ、お義母さんに」 「じゃあ、私がいいって言えば?」 「困らせないで下さい。お義母さんの身体見て、平静でいられる自信なんて無いですから」 「やだ、私まで裸になって、一緒に入ると思ったの?」 「えっ、いや、そんな訳じゃ」 「いいわ、お望み通りにして差し上げるわよ」 「もう勘弁して下さい。じゃあ、お先に入らせて頂きます」 風呂に入りながら、喜久夫はいつ雅代が裸で入って来るか気が気では無かったが、流石に雅代もそこまではしないようだった。 ホッとした喜久夫が備え付けのガウンを羽織って部屋に戻る。雅代はその間に和服を脱いで同じガウンに着替えていた。 「じゃあ、私も入っちゃうから、その間に出掛ける支度しててね。夜は何食べようか。和食?洋食?」 「和食がいいかな。洋食じゃ披露宴の料理と代わり映えしないでしょう」 「そうね。じゃ、お寿司食べに行こう」 「あっ、いいですね。そうしましょう」 風呂から上がって来た雅代は化粧を落としていた。その方が可愛く見えるな、 と喜久夫がジッと見詰めた。 「やあねえ、そんなに見詰めないで。お化粧落として来たから、化けの皮が剥げちゃってるでしょ?」 雅代が恥ずかしそうに笑った。 「いえいえ、雅代さんはスッピンの方がずっといいですよ」 喜久夫がそれまでのお義母さんという呼び方をやめた。名前を呼ばれた雅代が一瞬ギクッと肩を震わせた。 「からかわないで。さ、食べに行きましょう。どうも宴会料理って苦手なのよね。それに、慌ただしくて食べてる暇無かったし」 「僕もです」 ホテルを出て最初に目に付いた寿司屋に二人が入った。 「お任せで。ちょっとお腹空いてるから、多めに。あ、シャリは普通でいいよ」 喜久夫がそう頼むと雅代がニコッとした。 「お任せって言うのが気に入ったわ」 「その方が今日のお勧めを出して貰えるでしょ?」 板前が二人の前に上がりの湯飲みを置いた。 「お飲み物は」 「生ビール」 「私も」 「かしこまりました」 二人がビールのジョッキで乾杯した。 「これ、摘みにどうぞ」 小鉢に入ったアワビの肝が出された。 「今頃美紀子は飛行機の中ね。機内食じゃ味気ないだろうなあ」 「ツアーだからエコノミーでしょう。こっちばっかり寿司で悪いかな」 「しょうがないわよ。それがあの子の仕事なんだから」 板前はどう言うカップルなのか値踏みしているようだった。続いて出て来たのは白身だった。 「美味しいわ。これ何?」 雅代が板前に聞いた。 「クロソイじゃないかな、この甘味は」 板前がチラッと喜久夫を見て頷いた。 「ふうん、ソイってこんなに美味しいんだ」 次ぎに出て来たのは生サバだった。 「旨い。関かな?」 喜久夫が聞いた。 「関じゃないんですが、同じ豊予海峡で捕れたものです。岬って一文字でさきサバって呼ばれてます。お値段は関ほどじゃないんで、いいのが入った時は使うんですよ」 正直な店だなと喜久夫が思った。これなら関サバだと言っても文句を言う客はいないはずである。 「お寿司にして正解だったわね。これなら幾らでも食べられそう」 雅代も喜久夫と同じペースで寿司を口に運んで行く。中トロに続いて生ホッキが出た。喜久夫は貝の中では生ホッキが一番好きである。 「すいません、生ホッキもう一つ」 「私も」 コハダ、ネギトロなどが次々に出された。 「まだ何か握りましょうか?」 板前が聞いた。 「そうだな、さっきの岬サバでしめようか。雅代さんは」 「私はもうお腹一杯」 寿司屋を出ると雅代が喜久夫の腕を取った。 「お寿司屋さんに、それも二人で行ったのなんて、何年振りかしら」 「そう言えば僕も久し振りです」 「お蔭でいい思いさせて貰ったわ」 部屋に戻った二人が顔を見合わせた。食事の間はそれなりに話題もあるのだが、後は風呂に入って寝るだけである。 「疲れたでしょう。ゆっくりお風呂に入って寝たら?」 「そうですね。お湯、溜めて来ます」 十分ほどで湯が溜まったので喜久夫が先に入った。浅めの洋式バスタブで身体を伸ばしているとドアが開いた。 「えっ、雅代さん・・・・・・」 姿を現した雅代は裸だった。 「もう後は寝るだけでしょ。お約束通りに背中を流して差し上げますわ。嫌じゃなければ他の所も」 喜久夫が腰を退いた。湯が浅いので前が丸見えだったのである。 後ろ手にドアを閉めた雅代がバスタブの縁まで来た。前を隠さない雅代に戸惑った喜久夫が顔を背けた。 「はい、奥方様からよ」 雅代が携帯を差し出した。 「えっ、美紀子から?」 喜久夫が信じられないという顔をした。美紀子は既に飛行機の中。今頃はロシア上空のはずである。 「飛行機が故障して、今夜は飛べなかったんですって。成田からよ」 雅代が笑いながら携帯を渡した。 「もしもし」 「喜久夫さん、私。うん、ママの言う通りなのよ。今晩は成田泊まり。エンドースしようにも他のキャリアも全部満席だから、整備を待って明日の朝一番で出ることになったの」 そこまで一気に喋った美紀子が一息ついた。 「飯は済んだのか?」 「うん。キャリアが申し訳無いってまともな料理を用意してくれたわ」 「こっちはさっき寿司を食って来たところだ。悪いな」 「わっ、悔しい。帰ったら私にもご馳走してね」 「うん」 美紀子がまた一息ついた。 「ところで、新婚旅行の宿のことだけど」 「ああ、キャンセルできないのか?」 「ゴールデンウィークよ。全額戻って来ないわ。勿体ないから、行って」 「行くって言っても、一人じゃ面白く無いよ」 「二人で行けばいいじゃない、ママと」 「えっ、雅代さんと?」 「うん。目の前にいるんでしょ」 「あ、ああ」 美紀子がクスッと笑った。 「何だ?」 喜久夫が不機嫌そうに聞いた。 「えっ、うん。私とは今更だけど、ママとは初めてでしょ?」 「何の話だ?」 「勿論、初夜よ」 「初夜・・・・・・」 言ってしまった喜久夫が慌てて雅代の顔を見た。雅代がニッと笑い返した。 「勿論、私が戻るまでの期限付きよ。言ってみれば代打かな」 「雅代さんが代打・・・・・・」 「うん。ママに代打満塁ホームランなんか打たないでって言っといてね」 「う、うん」 話している間に雅代が喜久夫の空いた手を取った。その手がソッと茂みに押し付けられる。 「ねえ、これからもきっと代打の機会って、一杯あると思うんだ。妊娠とか出産とか、あっ、その前に私の添乗とか」 美紀子が話を続けた。喜久夫はその話を聞きながら指を動かし始めた。雅代がそっと脚を開いた。 「ねっ、そんな機会って結構ありそうでしょ?今回はその予行演習のつもりで頑張ってね」 「ほんとにいいのか、それで?」 「ふふ、喜久夫さんもママのこと、満更じゃ無さそうね」 「あ、ああ。雅代さんは美紀子の二十年後のようなもんだろ。嫌な訳無いさ」 「かもね」 美紀子がまた一息置いた。 「ねえ」 「何だ?」 「二時間したら、また電話してもいい?」 「何で二時間なんだ?」 「それだけあれば、しっかりできるでしょ?どんなだったか、二人に感想が聞きたいんだ」 「おい、ちょっと悪趣味だぞ」 「ううん、私が戻ったら、三人でしようね」 「おいおい」 そこまで黙って聞いていた雅代が湯船の縁を跨いで喜久夫の上に腰掛けて来た。 「あれ、ママもお風呂に入ってたの*」 美紀子が水音に気付いたらしい。 「う、うん」 喜久夫が生返事をした。 「そうよ。私も今、お湯に入ったところ」 雅代が嬉しそうに口を挟んだ。 「わっ、これからなんだ。ねえ、実況しながらできない?」 雅代が真上を向いた喜久夫を握りしめた。 「喜久夫さんは無理みたいね。ちょっと待って」 雅代が何回か腰を上下させて喜久夫の強張った先端を自分に擦り付けた。 「ん」 雅代が角度を変えて尻を後ろに突き出した。先端がスルッと潜り込んだ。 「電話、貸して」 そう言いながら雅代が体重を掛けると喜久夫が雅代の中に根元まではまり込んだ。 「入ったわよ」 喜久夫から携帯を受け取った雅代が報告した。 「入ったって、どんな風に?」 「喜久夫さんがお風呂に入ってて、その上から私が後ろ向きに跨いでるの」 「どんな感じ?」 「何、感じって?」 「彼のおちんちん」 「ああ、いい具合だよ。もう長いことしてないせいか、ちょっときついけど」 「奥まで届いてるの?」 「うん」 「そっか、私とママって、中まで似てるのかも」 「あんた、何で私に報告させるの?」 「だって、初夜だもん」 「あんた達のでしょ?」 「うん。でも、私のせいで台無しになったんだから、せめて彼には目一杯楽しんで貰いたかったの。うまいことに、ママも一緒にホテルにいてくれたし」 「それでいいの?」 「そうして欲しいの。新婚旅行も二人で行ってね」 「はいはい。電話、回そうか」 「うん、そうして」 雅代が後ろ手に携帯を喜久夫に渡し、湯船の縁に両手を突いて腰を動かし始めた。その拍子に湯が大きく波打った。 「ねえ、しゃべれる?」 美紀子が様子を窺うような口調で聞いた。 「あ、ああ」 「ママが動いてるの?」 「うん」 「どんな感じ?」 「何が?」 「ママの中」 「うーん、ちょっときつい。このままだと、あんまり長持ち、しないかも」 「でも、まだまだ出来るでしょ?」 「多分」 喜久夫の答え方は切れ切れで、それが余計に臨場感を出している。 「そのまま、続けながら聞いて」 「う、うん」 「本当はママとあなたを二人にして、それで私の代わりになって貰おうと思ったんだけど、それじゃ単なる浮気みたいなものじゃない。いっそのこと私が割り込んだら、三人一緒になると思ったんだ」 「う、うん」 「ねえ、覚悟してね」 「何だ?」 「あなたは私とママ、二人と結婚したのよ。だから、これからもずっと二人一緒に愛してね。ママとする時は私に知らせて。私とする時はママに伝えるから。勿論、三人とも家にいる時は三人一緒に愛し合うの。ねっ、素敵でしょ?」 喜久夫はすぐに答えられなかった。暫くして電話に出たのは雅代だった。 「喜久夫さん、あんたの声聞きながらいっちゃったよ」 「えっ、もう。早過ぎない?」 「三人一緒にって想像して、興奮したみたいね」 「ああ、そうかも。じゃあ、一度切るわ。二度目を始めたら、また電話ちょうだい。出来れば十一時までに。明日の朝は四時起きだから」 「はいはい。今何時?」 「九時半よ」 「十一時ね。頑張ってみるわ」 「大丈夫。一時間もあれば、彼、元気になるわよ。ママとは今夜が初めてだし。じゃあ、電話待ってるね」 電話を切った雅代が辺りを探したが、携帯を濡らさずに置けるような場所は見当たらなかった。仕方無く腰を上げる。喜久夫がスルッと抜け出し、雅代からこぼれ落ちた滴がゆっくりと湯の中に沈んで行った。 「さ、ベッドで休みましょう。十一時までに二度目を始めてって美紀子が言ってるから」 「また電話しながらするんですか?」 「ええ。飛行機が出ちゃったらもう話せないって」 雅代の茂みに喜久夫がそっと口を寄せた。雅代はまだ湯船の中で立ったままである。 「そう言えば、さっきは何もしないで入れちゃったわね。今すぐ電話する?」 雅代がクスッと笑いながら携帯を振って見せた。喜久夫が首を横に振り、舌の先で雅代の茂みをかき分けた。 ---END--- |
30]受験生の息子 | 2021/12/22(Wed) | 2021/12/22(Wed) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[第1話][第2話][第3話][第4話(終)]
[第1話] 17歳になる息子の気が違ってしまったのかと思い、1年ほど前から悩んでいました。 じつは、あの子が高校2年生になった頃から、だんだん口数が少なくなり、何を言っても「うん」とか「あー」とか言うだけで、すぐに部屋に籠もってしまうようになったのです。 主人がいた頃は、なんでも話し合えるとても良好な関係でした。 というのも、3年前に主人を山の遭難事故で亡くした私は、生活のためにどうしても働かなければならず、元働いていた薬局で働きはじめました。 幸い薬剤師という職業は今とても条件がよく、息子1人くらいはなんとか育てられるお給料をいただけます。 でも主人が生きていた頃とは違い、私がいつも家にいるわけではありません。 朝は私が用意はしますが、夜は息子1人のことが多く、ひとりぼっちの夕食が多くなってしまいました。 遅番が続いた時は私が帰宅しても自分の部屋で勉強していて、何日も親子で会話がないこともありました。 ですから息子との距離が少しずつ広がっていったのかも知れません。 半年ほど前、洗濯かごに入れておいた下着に男の人の体液が付いていたのです。 私はびっくりして、一瞬頭の中が真っ白になりました。 私には男の兄弟はいませんので、男の子のことはよくわかりません。 医学書に男性の性に関する部分はありますのでそれを読みましたが、このようなケースは載っていませんでした。 もし主人が生きていたら、こんな時にどうすればいいのか話せたのにと思うと自然と涙が出てきました。 私は、このことには触れず、自然に振る舞うことにしました。 でも、下着はまとめて洗うことはせず、お風呂上がりにすぐ洗濯をして干すようにしました。 しばらくは何も起こりませんでした。 あれからひと月ほど経った頃、お風呂で髪を洗っていた時、脱衣場に人の気配を感じました。 たぶん息子の晃がタオルでも探しているのだろうと思い気にも留めませんでしたが、しばらくゴソゴソしていたので・・・。 「どうしたの?タオルは右の引き出しよ」 そう声をかけると、「うーん」という返事が返ってきて、戸が閉まる音が聞こえました。 別に気にも留めませんでしたが、着替えようと脱衣場に行くと、今まで穿いていた下着がなくなっていました。 もう明らかです。 息子しかいません。 私は絶句してしまいました。 どうしていいのかわからず頭が真っ白でした。 母親の下着に興味を持つなんて、息子は気でも狂ったのではないかと・・・。 一晩中考えましたが、結局いい考えは浮かびませんでした。 でも、このままではいられません。 次の日の朝、普段通り朝食の支度をして朝7時半、まだ起きてこない息子にメモを置いて出勤しました。 『今日、お話があります。母』 その日はずっと頭がいっぱいでした。 仕事で失敗しないようにするのが精一杯でした。 その晩、息子と2人で無言のまま食事を終えて、後片付けをした後、晃と向かい合いました。 「なんであんなことしたの?」 「・・・」 「私はあなたの母親なのよ。男の子が女性に興味を持つのは仕方がないことだと思うけど、なんでお母さんの下着にあんなことしたの?」 「・・・」 晃は今にも泣きそうな顔をして俯いていました。 「あなたと同じくらいの女の子がいっぱいいるでしょう?そっちに気持ちが向くのが普通だと思うわ?なのにあんなことして!」 「・・・ごめんなさい」 消え入るような声でした。 「でもお母さんが好きなんだ。お母さんとエッチがしたいんだ」 大粒の涙がぽたぽたとテーブルに落ちました。 私はあまりの衝撃でしばらく言葉が出ませんでした。 「あ、あなた何言ってるの?私たちは親子なのよ。そんなことできるわけないでしょう。何を馬鹿なことを言っているの!」 何がなんだかわからなくなって怒鳴ってしまいました。 「今度変なこと言ったらお母さん知らないから。もうあきちゃんのこと面倒見ないからね」 晃は泣きながら自分の部屋に行ってしまいました。 私の心臓はバクバクです。 学生結婚で22歳で晃を産んで、なんの問題もなく育ててきたはずの可愛い息子が、まさかそんなふうに自分の母親を見ていたとは・・・。 一晩中、色々と考えました。 思春期だから? 学校で何かあった? 父親がいないから? 色々と思いを巡らしても原因は見当たりません。 その日はまったく眠れませんでした。 ようやく眠くなってきたのは明け方でした。 幸い明日は祝日です。 その安心感でようやく悪夢な1日が終わることができました。 例の話し合いがあってからは、お互いにぎこちない状態が続きました。 息子はますます口をきかなくなり、私はあの子の目をまともに見られなくなりました。 何か言いようのない不安と、息子の悲しさを救えない苦しさと、昔だったらぎゅっと抱き締めてあげられたのにそれが出来ないもどかしさと。 色々ないまぜになって私の心を切り刻みます。 私はどうすればいいのでしょうか? それから1ヶ月ほど経ったある日。 同僚の送別会で慣れないお酒を飲んで帰った時、足がふらついて玄関で躓き、壁に頭をぶつけちょっとの間気が遠くなりました。 気がつくと私はベッドに横になっていました。 晃が心配して運んでくれたのに違いありません。 頭には濡れたタオルが置いてあります。 やはり晃はやさしい子なんだ。 あんなに怒鳴って可哀想なことをした。 急に息子を愛しく思えるようになりました。 いつも仏頂面をして何も言わない子だけど、きっと私の愛情が欲しくて悩んでいるんだわ。 なのに、あんなふうに言って傷つけたんじゃないかしら。 そんなふうに思えるようになったのです。 次の日は日曜日、少し酔ったせいもあって起きるのがずいぶん遅くなってしまいました。 10時過ぎ、ゆっくりお風呂に入ってリビングに行くと、晃が珍しくテレビを見ていました。 私はできるだけ自然に振る舞うようにしました。 「お母さん、昨日飲み過ぎちゃった。ベッドに運んでくれてありがとう。重かったでしょう?最近太っちゃったから」 「ううん、そうでもないよ」 「あきちゃん、今日は模試はないの?」 「うん。今日はない・・・」 「この間話したときからあんまり話さなくなったじゃない?だからお母さんのことが嫌いになっちゃったのかって心配しちゃったのよ。ごめんね」 「ううん」 「でも昨日、あきちゃんがお母さんをベッドに運んでくれて、とっても嬉しかったの」 「だってほっとけないじゃん」 「だから今日はあきちゃんと色々話したいな。お母さんとどこか出かけない?ねぇ、お食事を外でしましょ」 「出かけるの?いいけど」 「ね、行こう。ね」 「うん」 晃は渋々承知しました。 普通の高校ですが、医学部を目指しているので勉強が大変で、いつも日曜日はゼミや模試に出かけてしまいます。 こんなことはあまりありません。 いい機会だと思いました。 「どこに行こうか?映画でも見る?」 「そうだね。ハリーポッターがいいな」 「じゃあそれにしよう。お母さん、すぐ支度するね。あきちゃんも用意して」 映画なんて主人と行って以来でしたが、息子は原作を読んでいるようで映画が始まると顔色が変わりました。 私も久しぶりの映画でなんかうきうきしてきました。 晃と心が繋がったような気がしたせいかも知れません。 電車に乗っているときは少し離れていましたが、映画館では隣の席ですから、肩は自然にくっつきます。 でも普通のことだと思います。 場内が暗くなり、映画が始まってしばらくしたとき、晃が私の手をぎゅーって握ってきたのです。 私はびっくりしました。 言葉は出せません。 やはり息子は私を欲しがっているんだと、一瞬の出来事で理解しました。 その時から映画の内容は頭に入ってきませんでした。 心臓はバクバクでした。 じつは主人にも同じことをされたことがあったからです。 親子なんですね。 息子から離れられなくなる未来を予感しました。 映画が終わって映画館の外に出たときも、私は息子と手を繋いだままでした。 私の頭はずっとぼーっとした状態でした。 「母さん、大丈夫?どうしたの?」 「だって、あきちゃんがあんなことするんだもん」 「あんなことって?」 「手をぎゅーって握るんだもん。お母さんドキドキしちゃうじゃない。あれって恋人同士がするのよ」 「だって恋人同士みたいじゃないか」 「え?」 「ほら、まだ手だって繋いでるし」 はっとしました。 まだ手を握っていることさえ忘れていました。 「大丈夫だよ。恋人同士に見えるよ。母さんすごく若く見えるもん。20代だよ」 そんなはずがないのはわかっていますが、そう言われて悪い気はしませんでした。 「ま、いいか。今日は特別に恋人同士になってあげる。ね、あきちゃん」 少し甘えて見せたら晃はとてもニコニコしました。 そんな隙を見せたのがいけなかったんだと思います。 男の子ですからものすごい量を食べるんですよね。 ですから夕食は、あるホテルのディナーバイキングに連れて行きました。 客席はものすごく広く、あちこちで家族連れやサラリーマン風の人たちがてんでに楽しんでいました。 寿司やカニ、中華、サーロインなど普段はあまり口にしないご馳走をたくさん食べました。 晃の前にはお皿がみるみるうちに重なっていきます。 私たちの席は鉢植えの陰になっていて、ちょうど死角になるところに案内されたので、晃もそれをいいことに、事あるごとに私の手を握ってきます。 私も晃との心の繋がりができたという気安さから晃の求めに応じて手を握り返したりして、少し浮ついていたのかも知れません。 「やっぱり母さんってすごくきれいだよね」 「何言ってるのよ。もっときれいな人はいっぱいいるでしょう。それにもう年だし」 「きれいな人はいっぱいいるよ。でもきれいなだけでインテリジェンスをあまり感じないんだ。だけど母さんは違うんだ。だからつい見ちゃうんだよ」 「何言ってるのよ、ふふふ」 私もそう言われて悪い気はしません。 少しワインも飲んだせいで胸のあたりまで肌が紅潮しています。 「母さんって少しお酒を飲んだ時ってとってもきれいだよね」 「そう?まだいけるかな?」 「いけるよ。ほら、1年くらい前に家に泊まった中井が言ってたよ」 「なんて?」 「『お前のお母さんってきれいだよなあ。ほんと羨ましいよ。家の母ちゃんなんかトドだもんね。ぶくぶく太っちゃってさ。昼寝している時なんかグーグーいびきなんかかいてると、まるでゾウアザラシだぜ』って(笑)」 「そんなこと言ってたの。でも中井君のお母さんが可哀想よ、そんなこと言ったら」 「でも本当なんだもん」 晃は真顔です。 「中井君のお母さんも中井君を育てるために一生懸命なのよ。だってパートにも行ってるんでしょう?今はお父さんだけの給料では暮らせない時代だもんね」 「その中井が言ってたけど、『彼女にするならお前の母ちゃんみたいな人がいいな』って。だから、えーっと思ったんだけど、よく見るとそうだなって思ったんだ。それからだよ、母さんのことを意識し始めたのは」 そういえば、あの頃から晃がよそよそしい態度になってきたと思い当たりました。 「でも、あきちゃん。私はあきちゃんのお母さんなのよ。恋人にはなれないわ。そこは越えられないの。わかるでしょ?私もあきちゃんのこと好きだけど、それはお母さんとしてよ」 「わかっているけど、でも好きなんだもの、しょうがないよ。母さん、今日は恋人になってくれるって言ったよね?」 私も迂闊でした。 お酒のせいでしょうか。 この時点でやめておけば良かったんです。 「うん、言ったわよ」 「じゃあ本当だね?」 「本当よ。でもさっき言った通りよ。今日だけよ」 千鳥足でタクシーに乗り、郊外の家まで帰りました。 車中、やっぱりずっと手を握っていました。 運転手さんもあまりべたべたしているので変に思ったかも知れません。 いくら若く見えると言ってもやっぱり親子ですから、恋人にしては年が離れすぎています。 家に着いて、リビングのソファーにへなへなと座ると急に睡魔が襲ってきました。 晃が遠くで何かを言っていることはわかりますが、だんだん意識が薄れて、何もわからなくなってしまいました。 目が覚めたときは10時を少し回っていました。 隣で晃がコーヒーを飲みながらテレビを見ています。 「お母さんつい居眠りしちゃった。ごめんね」 「よく眠っていたよ。やっぱり疲れるんだね、仕事」 本当にやさしい子です。 確かに私は子供の時から虚弱で、疲れやすい体質です。 だから私の両親も頭を使う職業に就けさせようと思い、それで薬学部に行きました。 でも現実は肉体労働です。 1日中立ちっぱなしの仕事ですから足はむくむし、腰は痛くなるし、かなりハードなものです。 そんな私を気遣ってくれたのだと思います。 本当にやさしい子なんだなあと思いました。 そんな時、晃の顔が近づいてきました。 次の瞬間、唇を奪われてしまいました。 「あきちゃん、何するの?」 私はびっくりして立ち上がりました。 「だって母さん、今日1日恋人になってくれるって言ったじゃない。恋人同士ならキスくらい当たり前じゃない」 「恋人になってあげるとは言ったけれど、キスをするような本当の恋人になれるわけないでしょう!あなた正気なの?」 「正気さ。じゃあ母さんは僕に嘘をついたの?それならいいよ!」 そう言って目に涙を浮かべながら家から出ていってしまいました。 どうすればいいのか途方に暮れてしまいました。 晃は本気で私と結ばれたいと思っている。 でも、そんなことが許されるわけありません。 しかし、ある程度の妥協をしなければ、晃は自分を見失って将来を棒に振ってしまうのではないか。 一晩中息子の帰りを待ちながら考え続けました。 聞いた話では、受験に集中できるように母親が性の処理をするケースもあるそうです。 でも、そんな背徳的なことができるわけありません。 まったく眠れないまま夜が明けましたが、晃は帰ってきませんでした。 一睡もしない状態で仕事に出かけては、仕事で失敗をすることもあると思い、その日は休むことにしました。 とにかく晃のことが心配で、学校にも連絡を取ってみましたが無断欠席をしていました。 「無断欠席ですね。彼、初めてですよ。どうしたんでしょうね。お宅でなんかありましたか?学校ではいつも通りでしたが、なんかあったのかな?仲のいい友達にそれとなく聞いてみますよ」 そう担任の先生が仰ってくれました。 私も予備校や図書館など晃が行きそうな所を見て歩きましたが、手がかりは掴めませんでした。 でも、半分は馬鹿なことはしないだろうという気持ちもありましたので、気持ちを切り替えて夕食の支度をして待っていることにしました。 6時過ぎ、地元の警察から電話がありました。 「◯◯警察ですが晃君のお母さんですか?」 一瞬心臓が止まるかと思いました。 「あ、心配なさらないで下さい。本人はだいぶしょげてはいますが無事ですので。手続き上、身柄を引き受けて頂かないといけませんので、お手数ですが本署までご足労頂けないでしょうか」 なにより無事であったことで一安心しましたが、やはり警察には驚かされました。 人様に迷惑をかけるようなことをする子ではありませんので、何があったのか・・・。 とにかく急いで警察に向かいました。 「あ、お母さんですか?」 「晃の母です。ご迷惑をおかけしました」 「いやいや、このくらいのことはよくあるんですがね。ソープランドの呼び込みの兄ちゃんに絡まれていた酔っぱらいを助けようとして一緒に喧嘩をしたらしいんですよ。本人はボコボコにされたと思ってしょげてますけどね。大した怪我じゃないんで心配はいらないと思いますが念のために病院を紹介しましょう。ま、診断書が出れば傷害事件で立件できますが、ただ、やったやつが逃げちゃったらしいんで。今捜査中ですけど、ちょっと時間がかかるかなあ。あ、本人はこっちです、どうぞ」 薄暗い警察署の長い廊下の奥の取調室に案内されたとき、しょげ返った晃の後ろ姿が目に飛び込んできました。 「晃、大丈夫?」 「あ、母さん。ごめんなさい」 目には薄っすらと涙が浮かんでいます。 「あんな所をうろついて怪我してもつまらないから、もう行かないように。先週もあの辺でやくざが1人刺されてるんだ。もうお母さんに心配かけたらだめだぞ、いいね。じゃあ帰ってよろしい」 やさしいお巡りさんでした。 警察からの道すがら、なんでそんな所をうろついていたのか問いただそうと思うのですが、とても声をかけられませんでした。 私が原因であることは明らかなのですから。 家に帰ると晃は自分の部屋に籠もってしまいました。 あの子のことだから自分のとった行動の愚かさを恥じているのでしょう。 私は無事に帰ってきたことの安堵感でやっと食欲が出てきました。 「あきちゃん、ご飯食べよう」 「・・・」 「どうしたの?大丈夫?」 「・・・」 「お部屋に入るわよ。いい?」 晃の部屋に入りました。 整然と片付けられている部屋の半分をシングルベッドが占領しています。 そのベッドに座って晃が泣いていました。 「ソープランドに行って女の人とエッチすれば母さんを忘れられると思ったんだ。でも、できなかった。だって、母さんとああいう女の人とが同じになっちゃうような気がして。だからできなかったんだ」 そうだったのか。 そんなにも私のことを求めているのかと思うとすごく愛おしくなって、ベッドの横に座り思わず抱き締めてしまいました。 「あきちゃんの気持ち、すごくわかったわ。あきちゃんは私の大事な息子よ」 そう言って私は晃の唇に唇を重ねました。 まだ本格的なキスの仕方を知らない晃はぎこちなく唇を吸います。 私がリードして挨拶のキスからディープキスに移りました。 舌と舌が絡みます。 もう頭が真っ白になってしまいました。 すると私の中に変化が起こりました。 (これ以上したら一線を越えてしまう、私は・・・) 「さ、おしまい。ご飯食べよ」 そう言って強引に唇を離しました。 「うん」 晃の頬にはまだ涙の跡が残っています。 「さ、顔を洗ってらっしゃい。美味しいカレーを作って待っていたんだからね」 お互いに気まずい雰囲気でしたが、努めて明るく話しかけました。 たぶん、これからは普通の親子としての生活ではなくなっていくような気がして・・・。 そんな不安と亡くなった主人に申し訳がないような後悔とが交錯します。 「ねえ、あきちゃん。さっきお母さんとキスしたけど、それはあきちゃんがとても大事な息子だからなの。だからあきちゃんもお母さんのことを大事にしてね。いいわね」 「うん」 やっぱりいい子なんだ。 私は安堵しました。 「さ、お風呂に入っちゃいなさい。もう無断欠席はだめよ」 「うん、わかってるよ」 晃が風呂から出た後、私もお風呂に向かいました。 下着を脱いだ時、恥ずかしい部分に染みが付いていました。 やはりあの時に・・・。 女は不本意でも濡れるんですよね。 実の息子とキスをして体が反応してしまったのです。 [第2話] お風呂から上がると晃がリビングのソファーに座っていました。 私は髪を拭きながらバスローブ姿でその横に座り、晃が用意してくれたコーラを飲んでいると・・・。 「母さん、膝枕していい?」 「いいけど、どうしたの。甘えん坊ね」 きっとあんな事件があったから甘えたいのかなと思い、気安く許してしまいました。 晃の洗いたての髪がシャンプーの芳香を放ちます。 その時、はっと気がつきました。 バスローブの下に何も着けていないことを。 でも大丈夫だと思いました。 「母さん、またキスしてよ」 「しょうがないわね、そんなにお母さんのキス良かった?」 「うん」 「じゃあちょっとだけよ」 膝に乗せた頭と顔に軽く触れると、昔主人に同じことをしたときのことが思い出されました。 ほんの一瞬のつもりでしたが長いキスでした。 でもさっきと同じように、体の中心部に電気が走ったような変化がありました。 「どうしたの、母さん?」 「ううん、別に。ただ私も女だから、あまりしてたら変になっちゃうわ」 「何が変になっちゃうの?」 「体がよ」 「僕はもうとっくに変になっちゃってるよ」 「え?」 晃の下半身の方を見ると、すでにトランクスを大きくしていました。 「そ、それはできないのよ。いい?」 「だって母さんのことを大事にしたいんだもの」 晃は『大事にする』という意味を完全に履き違えていました。 「あきちゃんとセックスすることがお母さんを大事にすることじゃないの」 「僕は母さんとセックスすることが母さんを大事にすることだ思う。だって一生母さんを守るんだから」 「そ、そんなこと言ったらだめでしょ?だって、あきちゃんは大学を出て立派なお医者さんになって、お嫁さんをもらって子供を作って幸せな家庭を作らなくちゃ。お父さんにちゃんと報告できないでしょ?」 「それじゃ母さんはどうするの?知らない人と再婚するの?僕、そんなのヤダ。母さんとずーっと一緒にいたいんだ。そして母さんに僕の子供を産んで欲しいんだ。だから結婚式も挙げたいんだ」 「な、何を言ってるの。気は確か?そんなことできるわけないでしょう?」 「どうして?親子で子供を作って夫婦生活を送ってる人たちだっているんだよ」 「え?そんなのあるわけないでしょ?第一奇形が産まれちゃうわ」 「本当だよ。この間ネットサーフィンしてたら偶然変なサイトに入っちゃって、近親相姦のサイトなんだけど、子供だって医学的に大丈夫なんだって」 頭がクラクラしてきました。 晃は本気でそんなことを考えているのです。 おろおろしているうちにいつの間にか晃の手はバスローブの間から私の胸に侵入していて、私の胸を優しく揉んでいました。 私の頭と体はますます錯乱していきます、耐えられないほど。 胸を優しく揉まれ、恥ずかしい部分から愛液がじわっと出るのがわかります。 「ね、ちょっと頭をどかして。もうこれ以上はダメ。手もダメよ。ほら」 「いいじゃない、もう少しだけ」 「ダメだったら。ほら、ね、ね」 私は必死に晃の頭をどけてバスルームに駆け込みました。 もう心臓はバクバクです。 もう一度シャワーを浴びてあの部分をきれいにしていると、晃が全裸で男の部分を大きくさせて入ってきました。 犯されると思いました。 たぶん恐怖で顔が引き攣っていたのだと思います。 声すら出ませんでした。 「母さん、そんなに怖い顔しないでよ。母さんとエッチしたいけど、母さんが悲しむようなことはしたくないんだ。だから母さんが僕とエッチしてもいいと思うまで我慢するから」 そう言うと晃のその部分は急速に小さくなっていきました。 本当に私を気遣ってくれているんです。 でもこの一線だけは越えられないし、越えてはいけないことです。 しかし・・・私の女の部分がいつまでこの責め苦に耐えられるか自信がありません。 晃のあまりにも大きなモノを見てしまった今では・・・。 主人のそれを凌駕するほどのそれが目に焼き付いてしまいました。 晃は、そう言うとさっさとバスルームから出ていってしまいました。 私はどうしていいかわからず、涙だけが止め処なく溢れ出て、言いようのない悲しさを感じました。 「あきちゃん、ちょっといいかな?」 「うん」 ノックした手が震えます。 「ちょっとリビングに来てくれる?」 「うん」 晃はトランクスにTシャツ姿で現れました。 「お母さんね、あきちゃんの気持ちを大事にしたいの。でもお母さん、心の準備がまだできていないの。わかるでしょ?だって、これってとってもいけないことだし、絶対にしちゃいけないことなのよ。わかるでしょ?」 「じゃあ僕、母さんの心の準備ができるまで待つよ」 しまったと思いました。 つい口を滑らしてしまったのです。 心の準備さえできれば晃とセックスをしてもいいと言ってしまったようなものでした。 「あきちゃんはとてもいい子だからお母さんの言うことを理解してもらえると思ったんだけど、やっぱりダメ?」 「ううん、わかってるよ。母さんが僕としてもいいなと思えるまで待ってる。僕だって母さんをレイプなんかしたくないし、母さんを悲しませたくないもの。だから、いつまでも母さんの気持ちが決まるまで待ってるよ。それでいいんでしょう?」 晃は私をレイプしてまで強引に関係を結びたいと考えていたんです。 でも晃は私を気遣って、合意の上でのセックスを望んでいるのです。 私はどうすればいいのでしょう。 「と、とりあえず今日はもう寝ましょう。明日話すことにしましょ」 私は強引に話を中断して晃を部屋に追い返しました。 もう後には引けない所まで追いつめられたような気がしてきました。 その夜は昨日の疲れもあってぐっすり眠ってしまいました。 2時過ぎにトイレに起きると、晃の部屋の電気がまだ点いていました。 僅かに開いた扉の向こうでベッドに座り、さかんに体を揺すっています。 それが何を意味しているかはすぐにわかりました。 晃は絶頂に達したとき、「母さん」と小さく叫びました。 私の心臓はバクバクです。 手は震え、足取りもおぼつかない状態で部屋に戻りました。 なんらかの結論を出さなければならないと悟りました。 翌朝、朝食の準備をし、まだ起きてこない晃を残して職場に向かいました。 電車で1時間30分の通勤時間はかなり辛いものがあります。 晃が中学生になった時に今通っている職場近くのマンションから現在のマンションに移り住んで来ました。 まさかその翌年に主人が死ぬなんて夢にも思いませんでしたが、生命保険のおかげで借金もなく生活ができることは有り難いことだと感謝しています。 私の親も主人の親も、「いつまでも1人でいないで」と再婚を匂わせていますが、今の私はとてもその気にはなれません。 たぶん主人を今でも忘れられないからだと思います。 ましてや晃のことを考えたら、とてもそんな気にはなりません。 子供のために一生を終えるのだと、私は自分の運命を素直に受け入れていました。 でも、ちょっと違ってきました。 同じ子供のためにでも、我が子と夫婦同然の関係になる。 もう正常な思考が難しくなってきました。 私はどうすればいいのでしょうか。 もうわかりません。 ふとなぜか、「なるようにしかならないのさ」と言う主人の口癖が聞こえたような気がしました。 その時、私は覚悟ができたのかもしれません。 いずれ晃に抱かれる。 それも私の運命なのだろうと。 でもまだ心の倫理観は警鐘を鳴らしています。 その日、私は6時過ぎに帰宅しました。 晃はまだゼミに行っていて帰っていません。 夕食の準備をしているところに帰ってきました。 「ただいま」 「あれ、今日はずいぶん早かったのね」 「うん。とても勉強にならないんだ」 「どうして?」 「・・・」 私が理由であることは明白です。 それを聞く方が残酷です。 「じゃあ、お母さんがキスしてあげたら勉強に集中できる?」 私はそう言って晃の顔を両手でそっと包み、軽くキスをしました。 すると晃が強引に舌を絡ませてきたので、「あとはご飯の後ね」って、ちょっと意地悪をしちゃいました。 夕食後、ソファーでテレビを見ている晃の横に座り・・・。 「お母さん、あきちゃんにお話があるの」 「何?」 「お母さん、色々考えたんだけど、眠れないほど考えたんだけど、あきちゃんのことをとても大事に考えているの。だからあなたの求めに少しでも応えてあげたいんだけど、でもやっぱりあなたとセックスはできないのよ。お父さんに申し訳ないし、しちゃいけないことだから。だけどあなたがどうしても苦しいときは手伝ってあげる。それで我慢してくれない?」 「本当にいいの?」 「本当に悩んだんだから。でもあなたとセックスはできないもん、仕方ないわ」 「わかった。でもすごく嬉しい。やっと母さんが僕の気持ちをわかってくれて」 「じゃあお風呂に入っちゃいなさい。後でお部屋に行くから」 私はとうとう踏み込んではいけない領域に入ろうとしているのです。 もう自分では止められない所まで来てしまったようです。 晃はそそくさとお風呂に入り、出ると自分の部屋に行きました。 私は夕食の洗い物を終えてお風呂に入りました。 もう覚悟はできました。 臨月の頃、主人にしてあげたようにすれば晃も満足してくれるだろうと。 でもちょっと甘かったかも知れません。 私はあまり刺激的ではないパジャマを着て、晃の部屋の扉をノックしました。 「あきちゃん、入るわよ。いい?」 心臓が爆発しそうです。 「うん」 晃はすでに上半身裸でベッドに座っていました。 トランクスは完全に三角形になっています。 私はゆっくり晃の横に座り、優しく抱き締めました。 そして静かに唇を重ね、舌と舌とを絡ませ合いました。 そしてトランクスの上からいきり立ったそれをそっと握りました。 主人と比べて1回りほど大きいそれは私の手の中でドクンドクンと脈動し、トランクスに僅かな染みを作り、今にも爆発しそうな状態です。 私はゆっくりと晃のトランクスを脱がせ、その分身を上下に擦りました。 やはり息子は初めてだったようです、すぐにその時が来ました。 「か、母さん、で、出る。あー」 私は慌ててティッシュを取ろうとしました。 でも間に合いません。 すごい量でした。 右手は晃のそれを握り、左手は亀頭にかざしました。 手のひらにびゅっ、びゅっと次から次に当たります。 手のひらに見る見るうちに精液が溜まっていきます。 あっと言う間に手のひらからこぼれ落ちそうになりましたが、まだ射精は止まりませんでした。 ようやく終わったあと、手を洗おうとバスルームに行きました。 その大量の精液が実の母親に向けて放たれたものだと思うと、その栗の花のような匂いと相まって私の頭はクラクラしてきました。 「あきちゃん、いっぱい出たわね。びっくりしちゃった。お母さんとそんなにセックスがしたいのね。だからこんなにいっぱい出るのよね」 もう頭の中は真っ白です。 再び晃のそれをティッシュで拭いてあげようと触ると、分身が見る見るうちに硬く大きくなっていくのがわかります。 「もうこんなに硬くなって、すごいわね」 「だって、母さんがとてもきれいだから、どうしてもセックスがしたいから」 「あきちゃん、お母さんもあなたの求めには応じてあげたいけど、これ以上はできないのよ。わかってね。その代わりあなたがしたい時はしてあげるから。ね、これで我慢して。お願い」 でも、とうとう私は一線を越えてしまったのかもしれません。 いつか女性週刊誌で読んだ記事のように、とうとう息子の性処理の手伝いをする母親になってしまいました。 でも不思議と、その記事を読んだときのような嫌悪感はありません。 これから先、私と晃の関係は普通の親子の関係ではなくなっていくのでしょうか。 私は自分が堕ちていくような気がします。 いつ最後の一線を越えてしまうかわかりません。 晃の深い愛を受け止めてあげたいという衝動を抑えきれなくなる自分がとても怖いのです。 社会に背を向けて生きられるものなのでしょうか。 たとえ晃が私を求めても、それに応じてしまって彼の将来を台無しにしてはいけないのはわかっています。 私の考えはぐちゃぐちゃになっています。 [第3話] あれから少しずつ2人の生活は変わりはじめました。 かつてのような親子関係の和やかさではなく、親子を越えた緊張感が漂います。 帰宅すると必ず唇を重ねます。 そして息子は私を見るとトランクスを膨らませます。 ほとんど日課のようになってきました。 主人ともこんなことはしたことがありません。 仕事が遅くなったとき、「たまには外で食べようか」とレストランに誘うと、晃は喜々としてくれます。 レストランでは私の隣に座り、無理に体をくっつけてきます。 ウェイトレスが変な顔をしたこともありました。 「あきちゃん、もう少し離れなさい。人が見たら変に思うわ」 「だって母さんの側にいたいんだ」 「そんなこと言ったって周りの人に気づかれてしまうじゃない。だめよ」 「誰も気づかないよ」 「さっきウェイトレスさんが変な顔してたわ。変に思うわよ。ほら、離れて」 「わかったよ。じゃあお店を出たらキスしてくれる?」 「えー、そんな交換条件は変よ」 「じゃあもっと側に寄る」 「わかったわ。キスしてあげるから早く離れなさい」 もうほとんど恋人です。 家までの道すがら、暗い公園で恋人たちのように抱き合って長々と唇を重ねました。 誰かに見られやしないかと、とても落ち着いてはいられませんが、晃はなかなか唇を離しませんし、胸も触ってきてどんどんエスカレートしていきます。 「あきちゃん、人に見られるからお家でしましょ。もうだめよ」 「もうちょっといいでしょ?」 「もうダメ」 晃は渋々応じます。 でも、晃のズボンの変形は家に帰るまで元には戻りませんでした。 人とすれ違うときには買い物袋で隠したり、目立たないように私が前を歩いたり、とても大変でした。 先日、町に買い物に行ったときなどは、車の助手席に座って私の太股にずっと手を乗せて悪戯をします。 「もう、あきちゃん、手をどけてちょだい。運転に集中できないでしょ」 「母さん、買い物が済んだら◯◯山までドライブしようよ」 「そうね、お天気もいいし、山の上でおにぎりでも食べよっか」 「うん、そうしよ」 買い物を済ませて、コンビニでお弁当を買って、◯◯山の駐車場に車を停めました。 頂上まで10分ほどの山道です。 頂上までの道々、晃は私の手を離しません。 まるで恋人同士のように肩や腰に手を回します。 「ちょっとあきちゃん、もう少し離れてよ。人に見られちゃうわ」 「大丈夫だよ。見られたって僕らが親子だなんてわかんないよ」 「そんなことないわよ、わかるわよ」 「そうかなぁ」 渋々離れますが、手だけは離しません。 なんだかおかしくなって、つい笑ってしまいました。 「あきちゃん、なんだか子供みたい。さっきからお母さんの手を握ったまま離さないんだもの。子供の時の遠足を思い出しちゃった。あの時は丸太の橋が怖いって絶対に手を離さなかったものね。あの日は、『怖い怖い』って言ってお母さんにくっついたままだったのよ。あの時とあんまり変わらないわね」 「そうだったかな。あんまり覚えてないけど。でも母さんの手、あの時と同じだよ。とっても柔らかくて」 「そんなことないわよ。ガサガサになっているもの」 頂上には東屋があって海が一望できます。 幸い誰もいませんでした。 東屋のベンチに座り、海を見ながらお弁当を広げていると急に雲行きが怪しくなってきました。 私たちが急いで車に戻ると夕立ちのような土砂降りになりました。 「この土砂降りじゃ運転するのが怖いわね。ちょっと待ってよう?お腹もいっぱいだし、ちょっとお昼寝でもしようか」 私は日頃の疲れもあって、座席を倒すとしばらく居眠りをしてしまいました。 その間、晃は私にいたずらを仕掛けてきました。 私のスカートをずらしたり胸を揉んだり、もちろんすぐ気がつきました。 「あきちゃん、眠れないじゃないの。悪戯なんかして」 「だって母さんすごくきれいなんだもん。ねえ、エッチさせてよ。お願いだから」 「それはダメ。だから手伝ってあげてるでしょう?またこんなに大きくしちゃって。でも今はしてあげない。悪戯をした罰よ。さ、帰りましょ」 私は車のエンジンをかけ、林道を下りはじめました。 すると晃は諦めきれず、助手席でしごき始めたんです。 「ちょ、ちょっとあきちゃん、人に見られるわ。ちょっとやめてよ」 しかしやめる気はありません。 「お母さんを困らせないで。気になって運転できないでしょ。やめなさいったら」 オナニーを目の前で見るのは初めてです。 手伝ってはあげていますが、晃が自分でしているのを見るのは変な感じです。 「母さん、母さん、あー、出るー」 私は車を停めてティッシュを取ろうと思いましたが間に合いませんでした。 ダッシュボードやフロントガラスにまで飛び散りました。 否応なく独特の臭いが車内に充満します。 私はこの時ばかりは怒りました。 「何やってるのよ、もー。見境なくこんな事して。人に見られたらどうするの。犬や猫じゃあるまいし。本当に情けない、もー」 「・・・」 「自分の欲求を抑えることができなくちゃ大人として失格よ。それに、もし恋人ができても、恋人の前でこんなことしたら嫌われちゃうわよ。まったく。お母さんのことをエッチの道具みたいに考えていない?女をそんな風に考えるのって、お母さん嫌いよ」 「・・・」 晃も自分ではもう欲求を抑えきれなくなっているのでしょう。 飛び散ったものを拭きながら自然と涙が出てきてしまいました。 やっぱり射精の手伝いなんかしなければ良かったと思いました。 普通の親子では決してあり得ない息子とのこんなやりとりに、少しずつ慣らされていく自分に悲しさを感じます。 私達はルールを作りました。 外であのようなことをしたり、私を辱めることや、私の嫌がることはしないことを約束してくれました。 だから逆に、家の中では息子の言うことを少しずつ認めていかざるを得なくなってしまいました。 晃の欲求はだんだんエスカレートしています。 「母さん、週刊誌で見たんだけど、口でもするんだって」 「えー?何言ってるの?そんな汚いことできないわよ。前にも言ったけど、お母さんのことをエッチの道具みたいに考えていない?」 「そんなことはないけど・・・。だって母さん、エッチさせてくれないじゃん」 「当たり前でしょ!前にも話して、あきちゃんも納得したじゃない」 「母さんが僕としてもいいと思うまで待つと言ったんだよ。母さんとエッチしないなんて言わないよ」 「言葉の綾でそうなっちゃったけど、お母さん、そんな意味じゃなかったのよ」 「でも、心の準備ができたらエッチしてもいいって言ったじゃないか。だからそれまで待ってるんだよ」 「あきちゃんには女の子のお友達はいないの?お母さんばっかり見てないで、同年代の女の子には興味はないの?そっちの方が自然なのよ」 「母さんじゃなくちゃ嫌なんだよ。同級生の女の子なんか全然面白くないよ。話も子供じみてるし、なんかすごく見え見えなんだよ。僕が医学部を狙ってるのを知ってて、『私が晃君のエッチの相手をしてあげるから受験頑張ってね』なんて迫って来るんだよ」 「そんなこと言ったって、セックスしちゃったら近親相姦になっちゃうじゃない。もしも赤ちゃんができちゃったらどうするの?お母さん、産めないわよ。お父さんになんて報告するの?『あきちゃんの赤ちゃんができました。2人で育てます』なんて言えないわ」 「黙ってればいいんだよ。僕、母さんに僕の子供を産んで欲しいんだ。親子だって夫婦になったら子供を作ったっていいじゃないか。お父さんだって喜んでくれると思うよ。だって母さんが知らない人と再婚して、他の人に抱かれるのは嫌だと思うんだ」 「親子で夫婦になんてなれないし、お母さんは再婚もしないわ」 「だって母さんの言う通り、もし僕が結婚したら、母さん1人になっちゃうんだよ」 「お母さんはずっと1人でいるもん」 なんだか急に悲しくなってきました。 もうすぐ40歳。 晃が1人前になった頃、お嫁さんに取られちゃって、私は1人で暮らさなければならない。 もし主人が生きていれば、好きな山を2人で歩いたりして人生を楽しめるのに・・・。 急に涙が出てきてしまいました。 「母さん、泣いてるの?ごめんね。悲しませること言っちゃったみたいで」 「ううん、違うの」 私は気持ちを切り替えるつもりで・・・。 「じゃあ1回だけよ。口でしてあげるわ。お父さんにもしてあげなかったんだからね」 「ほんとにいいの?」 「1回だけ、1回だけよ。いいわね?」 「うん」 週刊誌で見て、やり方は知っているつもりですが、実際にするのは初めてです。 晃のトランクスを静かに脱がせると、いきり立ったそれが天井を向いていました。 ベッドに腰掛けた晃の前に跪き、それを間近に見たときは、その大きさに頭がクラクラしました。 晃のそれを口に含んだときは、顎が外れるかと思いました。 「母さん、い、痛い、歯を立てないで」 「うぐ」 一旦口から出しました。 「どうすればいいの、お母さんしたことがないから・・・」 「口に含んで、舌で舐めて、上下に動かすんだ」 だんだん要領がわかってきました。 「こうすると気持ちがいいんでしょ?」 言われた通り口に含んで上下すると、少し粘液の味がして、その直後・・・。 「か、母さん、で、出る。うっ」 生臭い精液が喉に向かってびゅっびゅっと数度放たれました。 初めは飲み込むつもりはなかったのですが、その瞬間、晃が腰を突き出したため喉の奥まで入ってきて、つい飲み込んでしまいました。 「うぐっ」 まだ硬いままです。 静かに口を離すと満足そうな晃の顔がありました。 ちょっと苦しくて、薄っすらと目に涙が滲みます。 「あんまり奥に出すから飲んじゃったじゃないの。もー」 「母さん、飲んでくれたの?嬉しい!どう?美味しかった?」 「何言っているのよ。美味しいわけないでしょ。あきちゃんが無理を言うからしてあげたのよ。お母さんには苦しいだけ。もう嫌よ。2度としないからね」 「母さんの顔、すごく可愛かったよ。ね、キスして」 「口を洗ってくるから」 「ううん、そのままがいい。そのままキスしよ、ね」 「本当にあきちゃんは・・・」 晃は自分の精液がまだ残っている私の口に吸い付きました。 「あー、母さん、愛してる」 ベッドに押し倒されて、ぎゅうっと抱き締められ、胸を優しく揉まれ、吸われ、愛撫されました。 私はまた一つ堕ちてしまった気がします。 夕食後、自分の部屋にいる晃に扉越しに声をかけました。 「あきちゃん、ちょっとお話があるの。リビングでちょっと話しましょ」 私は晃をリビングに誘い、ちゃんと話そうと思いました。 「何?」 「お母さん、もう耐えられないの。毎日あきちゃんのお手伝いをすることに。私だって女ですもの、したくなるときだってあるわ。だからあきちゃんの言う通りにしようと思ったの。私だって体の変化があるのよ、あなたのおちんちんを見ていると」 「それってつまり、僕とセックスしてくれるの?」 「そうよ。私、決めたわ。あきちゃんとする。でもこれだけは守ってちょうだい。必ずコンドームは使うこと。だってあきちゃんの子供は作れないもの。赤ちゃんにはなんの罪もないのよ。自分の出生を知ったとき、苦しむのは生まれてくる子供だもの。それから乱暴にしないでね。お父さんはすごくやさしかったのよ。あきちゃんは私にとっては2人目の男性なんだからね」 「うん、守るよ」 「それから・・・」 「まだあるの?」 「ええ。お母さんはあきちゃんがお嫁さんをもらうまでの間だけの恋人にして。あきちゃんにはちゃんとした家庭を持って欲しいから。それからもう一つ、お母さんとセックスをするのは家の中だけよ。外で変な真似をしたり2人の秘密を知られるようなことしたら、その時はお終いよ。お母さん、あきちゃんを置いて家を出ていきますからね。いいわね、約束できる?」 「わかった、約束する」 「あきちゃんにとって初めての女の人がお母さんになるのよ。本当にお母さんでいいの?こんなに年がいっててもいいのね?」 「母さんじゃなくちゃ嫌なんだ」 すごく甘かったと思います。 いずれ私に飽きて、若い女の人に心が奪われていくだろうと思いました。 だからそれまでの間だけ晃の自由にさせてあげよう。 そう自分に言い聞かせました。 いえ、そう正当化しようと思いました。 そうせざるを得ないのです。 愚かな母親だと思います。 たぶん、このまま行ったら晃が私から去っていく時のショックは耐えられないものになるのかも知れません。 だから私は、体の一線は越えても心の一線は絶対越えない。 割り切って関係を持とう。 私と晃のために。 そう心に誓い、私自身に言い聞かせました。 蒸し暑い夜でした。 いつも通り、お風呂に入った後、晃の部屋に向かいました。 バスローブの下には何も着けませんでした。 心臓はバクバクします。 喉は乾いて頭は真っ白です。 「あきちゃん、お部屋入るわよ」 「うん」 私は夢遊病者のように晃の横に座りました。 今日は昨日までとは違います。 実の息子に体を委ねるのです。 しかし私の体は今まで以上に反応しています。 「明かりを消して」 息子に全身を見られるのはあまりにも恥ずかしい・・・。 最後の羞恥心なのかもしれません。 明かりが消えると静かにバスローブを脱ぎました。 晃もトランクスを脱いで全裸になりました。 息子の部屋で全裸の母親と息子が向かい合いました。 薄明かりの中、晃のそれは張り裂けそうなくらい大きくなって天井を向いています。 「母さん、やっと僕の願いが叶うんだね。すごく嬉しい」 「私は望まなかったんだけど、あなたがお父さんからお母さんを奪うのよ」 私は晃にコンドームを渡しました。 「必ず付けてね。そして優しくしてね」 晃はぎこちなくコンドームを装着しました。 そして私を静かに抱き寄せ、深い深いキスをしました。 優しく胸を揉みます。 私と晃はキスをしながらベッドに横たわりました。 晃の唇は首筋を伝います。 そして耳たぶや顎に移ります。 「母さん、すごくいい匂い」 唇は荒い息を立てながら胸に、そして乳首に吸い付きます。 まだ女性を知らない晃の愛撫はぎこちなく、まるで赤ん坊のようです。 しかし時折、否応なく硬くなった乳首を舌先でコロコロと転がされると二の腕に鳥肌が立ちます。 「あー、母さんすごくきれいだ。入れるよ」 私は静かに頷き、そしてゆっくり脚を開いて晃を迎える瞬間を待ちました。 晃の鼓動が聞こえてくるような静けさが漂い、2人の呼吸だけが聞こえます。 私は晃が入りやすいように体を動かして分身を導きました。 晃が入ってきました。 とうとう入ってしまいました。 もう後戻りはできません。 晃は私に体重をかけないように肘で体を支え、私の肩を背中から抱えます。 私の目からは止め処なく涙が流れます。 「あっ・・・」 「か、母さん」 もう声にはなりません。 晃は本能的に狂ったように腰を振ります。 静かな部屋の中で母子が性器を交える音だけが聞こえます。 ほんの1、2分のことでした。 晃が絶頂に達しました。 晃の太股が伸びきり、そして思わず私も晃の体にしがみつき、両足で晃の腰を抱え込んでいました。 「うっ」 息遣いが荒くなっています。 とうとう息子としてしまったんです。 ものすごい後悔と罪悪感が交錯しました。 晃は私と体の一部を繋げたままキスを繰り返しました。 「ありがとう、母さん」 晃は満面の笑みです。 母子の関係から男女の関係になった瞬間でした。 私は涙が止まりませんでした。 ただ、私の心に僅かな安堵感があったのはなんだったのでしょうか。 晃は泣いている私を静かに抱き・・・。 「大丈夫だよ、母さん。僕が一生守るから。大丈夫だよ」 そう言ってくれました。 晃との新しい生活のために、お部屋の模様替えなどをやっていました。 あれからというもの、私達親子の関係は一気に変化してしまいました。 別々に寝ていましたが、晃が私の部屋に来ることで寝室が一つになりました。 夫の遺影の前で息子に抱かれるのはあまりにも後ろめたいので、寝室にあった位牌と遺影はリビングに移動しました。 これも問題は残るんですが・・・。 晃の若さを満たすのは大変なことです。 初めての時に買ったコンドームは次の日にはなくなり、別の薬局に行ってまとめて買ってきました。 その時もまだ罪悪感はありました。 しかし晃に体を許して、少しずつ晃にも落ち着きが戻るとともに、私の心も少しずつバランスがとれてきたように思います。 晃を愛するということは母親としてであって、妻としてではありません。 それと同時に私にわだかまっていた欲求が晃の欲求を口実に晴らしたのも事実だと思いました。 ここまで堕ちてしまった以上、私は心を切り替えようと思いました。 晃には少し可哀想だけど、夫婦のようにセックスはしても、夫婦のような心にはならないと誓いを立てています。 私も晃と交わる回数が増えるたびに、少しずつ感じるようになってきました。 初めの頃は仕方なくしていたこともあって、早く終わって欲しいという気持ちがありました。 今は晃ががむしゃらに求めるのではなく、少しずつ私の感じやすい部分を優しく刺激するようになってきていることもあって、思わず声をあげてしまうことが多くなってきました。 だんだん息子に愛されることに女としての喜びを感じるようになってきたのかも知れません。 昔、主人に毎日愛されていた時のように、今は息子に毎日愛されています。 なんだか自分が若返っていくような変な感覚に陥ることもあります。 生理との関係なのでしょうか、無性に下腹部が熱くなることがあります。 そんな時は大声をあげて失神することもありました。 「母さん、大丈夫?しばらく意識がなかったから心配しちゃったよ」 「恥ずかしいわ。お母さんイッちゃったみたい。あきちゃん、上手になったわね。お母さんを夢中にさせるなんて」 「母さん、イッちゃったの?そんなに良かった?嬉しいな」 確かに晃の愛撫は上達しています。 とても17歳とは思えません。 この頃は、口には出しませんが、私の方から晃としたくなることさえあります。 「ふふふ、良かったわ」 「母さんの体って本当にいいよね」 「そうかしら。若い時とは違うわよ。太ってきちゃったし」 「でも、胸やお尻の感触がとってもいいんだよね」 そう言いながら優しくタッチしてきます。 昔、夫に同じようにされたことを思い出しました。 「まあ、やらしいわね。おじさんみたいなこと言っちゃって」 「ねえ、母さん」 「なあに?」 「母さんのこと、真理子って呼んでいい?」 「それはダメ。私はあきちゃんのお母さんだから。エッチはしても私たちは親子なの」 晃は少しずつ私たちの関係に慣れてきて、私を妻のように考えはじめているのでしょう。 でも私の夫は亡くなった主人だけ、そこは譲れません。 晃のおちんちんは一度出してもすぐに私の中で大きくなります。 その時によってはそのまま続けたことがありました。 その時は中でコンドームが破れないか心配しました。 休日の前日は帰宅した時から朝までしたことがあります。 私もさすがに疲れ果てました。 「あきちゃん、もう勘弁して。お母さん死んじゃうわ。腰も痛くなったし」 「でも、母さんがとってもきれいだから、すぐしたくなるんだよ」 「そんなに母さんがいいの?でもこんなにたくさんしたらお母さんのあそこが壊れちゃうわ」 「ほんとに?」 晃はまだ硬い状態で私から離れると、精液が溜まったコンドームを付けたままで言いました。 「ほんとよ。そしたらもうできなくなるわよ」 「えー。そんなのやだ。ねえ、母さん」 「なあに?」 「母さんのあそこ、見せてよ」 「いやよ、そんなの恥ずかしいわ」 「だって、じっくり見たことないんだもん。見せてよ」 「・・・」 「ねえ、見せてよ」 「しょうがないわねえ。そんなに見たいの?」 私は膝を立てて両足を開きました。 昔、主人にも同じことをした記憶があります。 まだ新婚で、恥ずかしくて毛布を被って夫に見せたことを思い出しました。 「女の人のここってすごく複雑なんだね。ここが僕が産まれてきたところでしょう?こんな小さいんだ。あっ、液が溢れてきたよ」 見られたことで、また変な気分になってきました。 すると晃は私のそこに吸い付き、舌を入れ、そして愛液をすすりました。 「だめー、そんなことしちゃいやよー」 「ちょっとしょっぱいけど母さんのいい匂いがするよ。あっ、もっと出てきた」 「ちょっとだめよー、やめてー。お願い。あー、あっ、あっ・・・」 晃は最も感じる部分に舌を這わせ、優しく舌で転がします。 「ここってこんなに硬くなるんだ。気持ちいいの?」 私の一番感じる所を執拗に責められて限界に達しました。 「あー、いい。もうだめ、だめー。早くコンドーム付けて。お母さんもう我慢できない。早くー。いやー」 晃に新しくコンドームを付けさせ、仰向きにさせました。 初めて私が上になり、硬くなったモノをそこに当てると、一気に腰を沈めました。 そして夢中で腰を振ってしまいました。 こんなに感じたのは初めてでした。 背徳的な行為だからこそ余計に感じてしまうのでしょう。 「真理子、すごかったね。そんなによかったの?」 息の荒くなっている私に晃がそう言った時、私は我に返りました。 晃に溺れている自分を深く恥じたのです。 「前にも言ったでしょ。真理子なんて呼び捨てにしないで!いくらエッチしたって、私はあなたのお母さんでしょ!」 私にとって最後の拠り所なんです。 「わかった。もう言わないから、そんなに怒らないでよ」 私の剣幕に晃もちょっと慌てていました。 [第4話(終)] 夏休みに入って晃は塾通い。 私は仕事に追われています。 先日、塾の休みと会社の夏休みが偶然合ったので、近場の温泉に1泊2日旅行に行ってきました。 でも、ここでちょっと問題が起こりました。 宿は山間の温泉で、昔家族で泊まったことのある一軒宿です。 我が家から車で2時間30分ほどの所にありますが、渓流の音と雨上がりの緑が眩しい静かな宿です。 朝、私は裸で隣に寝ている晃を起こし、晃がしつこく着けるように懇願する紫色の下着を着けました。 前日、デパートに買い物に行ったときに目に付いた薄めのものです。 私はかなり薄いので恥ずかしかったのですが、晃があまりにもしつこく言うので買い求めたものです。 鏡に映った姿はかなり透けていて恥ずかしいものです。 男の人はどうしてこんな姿を望むんでしょう。 息子ながら呆れてしまいます。 薄めのノースリーブに短めのスカートも晃の指定です。 私は下半身が落ち着かないと言ったんですが、聞いてくれませんでした。 朝食の支度をし終えたのに晃は起きてきません。 眠い年齢なんでしょう。 再びベッドまで起こしに行って布団を剥ぎました。 「ほら、起きなさい。もう10時になるわよ。行かないの?」 隆々と大きくなったおちんちんが目に入りました。 少しそれを握って前後にちょっと擦った後、中指でピンと弾いて・・・。 「ほんとにこんなに大きくして」 「いてっ、今起きるよ。朝立ちはしょうがないでしょ」 「そんなことわかってるわよ。さ、ご飯食べよう。顔を洗ってらっしゃい」 「母さん、ちょっとだけ手でしてくれない」 「昨日あんなにエッチしたじゃない。またしたくなったの?もうあんまり出ないんじゃないの?あれだけしたんだもの」 回数を重ねる毎にその罪悪感はだんだんと薄らいでいくものです。 息子と関係を持つことへの抵抗がなくなってきました。 生理の数日間を除き、ほぼ毎日関係しています。 朝起きた時から夜寝るまでの間、休まずしたこともあります。 それと同時に色々な刺激を求めて、ベッドやソファーだけでなく、外から見えないかドキドキしながら立ったまま窓際で交わったこともあります。 キッチンやリビング、バスルームや玄関でもしました。 さすが玄関でしたときには声が外に漏れないか心配しました。 もう見境なく関係しているような感じです。 まるで新婚の時のようです。 「ちょっとでいいからやってよ」 「本当にあきちゃんたら」 晃のお手伝いをしながら彼の気持ちよさそうな顔を見ていると、なんだか幸せな気分になってきます。 私は晃がやはり可愛いんです。 しばらくするとイキそうな感触になったので、側にあったティッシュを被せて射精を待ちました。 若いってすごいですね、あっと言う間にティッシュがいっぱいになりました。 「さ、お終い。早く顔を洗って来なさい」 「ありがと、母さん」 「いいわよ。若いんだから」 身支度を終え、自宅を出たのは11時を回っていました。 急ぐ旅でもありませんので、のんびりとドライブを楽しみました。 いくつかの観光スポットを周り、宿に着いたときには5時近くなっていました。 仲居さんに案内されたお部屋は偶然にも昔泊まったことのある川の流れの見える角部屋です。 すごく懐かしい気がしました。 夕食までのひととき、晃はお風呂に行きました。 私がお部屋からのんびりと景色を眺めていたら、以前は開けなかった側の窓から露天風呂が見え、晃が入浴しているところが偶然目に入ってきました。 「母さん、ここ露天風呂があって混浴なんだってさ。後で一緒に入ろうよ」 「いやよ。混浴があるってことは知ってるけど、もしも知らない男の人と一緒になったら恥ずかしいじゃないの」 「大丈夫だよ、夜中なら」 「ダーメ。さ、お母さんもお風呂に入ってこようっと」 女性専用のお風呂は半分露天風呂のようになっています。 中には数人の若い女性達が、夜中に混浴に行く行かないでキャッキャッとはしゃいでいました。 最近の女性の開放的なのには驚かされます。 お部屋に戻ると夕食のお膳は整えられていて、晃はテレビを見ていました。 「母さん、遅いよ。お腹空いちゃったよ」 「ごめんね。ご馳走ね、さ食べよ。あきちゃんビール飲む?」 「えー、いいの」 「今日だけよ。1杯だけ飲ませてあげる。お母さん弱いから全部は飲めないもん」 「なんだよ、母さんのお手伝いか。ま、いいや」 ビール1本でしたが、食事が終わった時には2人の顔はもう真っ赤でした。 仲居さんが布団を敷きに来たときには頭がフラフラした状態でした。 「まあ随分お飲みになったんですね。いいお顔ですよ。お布団はどうお敷きしましょうか?お母さんはこちらのお部屋でよろしいですか?」 襖を隔てれば2部屋として使える入り口側を指差しましたが、晃が窓側のお部屋に敷くように言いました。 「かしこまりました」 いくらか驚いた様子で布団を離して敷いて出ていきました。 お酒を飲むとエッチな気分になります。 ついさっき見かけた露天風呂にいた晃の逞しい体と、今から交わるだろう光景が目に浮かびます。 「母さん本当にきれいだよね。肩から胸の所が赤くなって」 「何言ってんのよ。お母さんはお酒に弱いのよ」 「そうじゃなくて、顔から胸にかけて火照っている時の母さんは本当にきれいなんだよ」 そう言いながら晃は浴衣の前を開け、私の胸へ静かに火照った顔を押しつけてきます。 そして乳首を口に含み、舌で転がします。 右手は私の部分を捉え、中指がクリトリスを刺激します。 私はタオルを口に咥えて必死に声を抑えます。 しかし、抑えれば抑えるほど快感が増していきます。 晃は私の最も感じる部分に舌を這わせ、転がし、舐めあげます。 「もうダメ、早く来て」 ゆっくり晃が入ってきました。 いつもより硬く、そして強く子宮口に当たります。 「母さん、気持ちいい?」 「・・・ぅん・・・」 私は喘ぎ声が漏れないよう必死に耐えます。 恋人や夫婦ならまだしも、親子として泊まってるのですから、仲居さんに聞かれたら問題です。 それを知ってのことでしょう、晃は私に意地悪を仕掛けてきました。 「ねぇ、母さん。・・・エッチしてる時だけ真理子って呼んでいいでしょ」 「・・・だめよ。私はあなたの母親なんだから、絶対に呼び捨てなんかさせないか・・・」 私が言い終わらないうちにピストンを再開しました。 「真理子、ねぇ真理子」 「いやぁ、絶対にダメぇ・・・」 私がイキそうになると息子は腰を振るのをやめて問いかけます。 イキたいのにイカせてもらえない。 イカせて欲しい一心で私は息子の条件を呑みました。 「エッチの時だけよ。エッチの時だけは呼び捨てにしてもいいけど、普段は『母さん』って呼んで」 「ありがとう、母さん・・・」 晃はニッコリと微笑むと動きが速くなってきました。 今までにない快感が走ります。 「あっ、出るー。真理子・・・出るっ・・・」 晃の太股が伸びきり、同時に私も頂点へ達して晃を太股で抱え込みました。 「真理子」と呼び捨てにされることを承諾したことにより、最後の砦を打ち砕かれた後悔の念が頭の中を支配し、それと反対に肉体的快楽を満たされたことによる満足感が入り乱れて複雑な感じでした。 しばらく晃自身の余韻を感じていたとき、はっと我に返りました。 「あっ、コンドームは?」 「してないよ。持って来てないから」 「えー。できちゃうわよ」 「大丈夫だよ」 「だめよ。危ない日なのよ、今日」 最近の晃はコンドームをせずにセックスをしたがります。 この子は何を考えているんだろうと思うことがあります。 以前、私に自分の子供を産んで欲しいと真顔で言っていましたので、本気でそんな事を考えているのでしょう。 いつもベッドでは必ずコンドームを付けさせていますが、夢中になった時は本当に怖い・・・。 そう思っていた矢先、とうとうコンドーム無しでしてしまいました。 晃を信頼していただけに、女性として本当に迂闊だったと思います。 翌朝、私の気持ちは完全に打ちひしがれていました。 もし妊娠してしまったらと、心に不安がよぎります。 しかし晃は呑気に朝御飯を食べています。 「あきちゃん、もし妊娠したらどうするの?」 「産めばいいよ。僕と母さんの子供だもん。大事にするさ」 「だめよ、だって近親相姦なのよ。息子の赤ちゃんを産むなんて気が変になりそう。あなたとセックスをすることだって世間には明かせないことなのに、もしも本当に赤ちゃんができちゃったら・・・」 「母さん、まだわからないじゃない。だからそんなに落ち込まないでよ。それよりたまの休みなんだし、誰も僕たちのことを知らない所にいるんだからもっと楽しもうよ」 「それはそうなんだけど・・・」 でも私は、妊娠の確率はかなり高いと思っています。 宿を出た後は半ば強引に付き合わされる形であちこちを引っ張り回されました。 いつになくはしゃぐ晃とは裏腹に、『妊娠』という2文字が頭から離れませんでした。 やはり子供は産めませんから緊急避妊しかありません。 そう心に決め、今日1日は晃と楽しく過ごそうと思いました。 晃はまるで恋人のように私の腰に手を回したり手を繋いだり、まるで世間に恋人を自慢しているようです。 「そんなにくっついたら変よ」 「あ、そうだね。約束したもんね」 少しは分別がついてきたようです。 私も少しずつ大人びていく息子がとても嬉しい、そんな1日でした。 ---END--- |
29]帰郷〜母と息子の愛の絆 | 2021/12/21(Tue) | 2021/12/21(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
震災の影響で物不足になっているニュースを聞いて心配になり、『お米や水を送ろうか?』と母にメールを打つと、『そんなものはいらないから早く帰ってきて』とのメール。
昔から臆病で恐がりの母は地震が死ぬほど嫌いで、今も余震が続いている中でどれだけ怖い思いをしているのだろうかと考えると居た堪れなくなって、簡単な食料だけを積んでアパートを出た。 道路状況はさほど悪くもなく、3時間ほどで実家に辿り着いた。 すぐに家に入ると、玄関に出迎えに出てきた母は僕の顔を見た途端ほっとしたのか、泣きだしそうな顔で走り寄ってきて、僕にしがみついてきた。 華奢な肩を震わせながら潤んだ瞳で見上げる母に、「ばかだな」と笑って口づけた。 本当なら震災直後に帰ってやりたかったが、こちらも停電や仕事の絡みですぐに帰ってやることができず、今日まで延び延びになっていた。 「駄目だよ」と言えば我慢できる人だったから、電話やメールを送ってくることもなかったが、きっと母は一日千秋の思いで僕を待っていたに違いない。 久しぶりにメールをして悲痛な訴えを小さな液晶画面の中に見たら居ても立ってもいられなくなって、わずか1泊しかしてやることはできないが、久しぶりに実家に帰省したのだ。 「親父は?」と尋ねると母は、「仕事・・・」とだけ言い、僕の胸にしがみついたまま、もう甘えた顔になっている。 おそらく僕の帰郷を父には告げていないのだろう。 「じゃあ今夜は?」 「帰ってこないわ・・・」 水道会社に勤めている父は、3日に一度は夜勤になる。 今は震災の影響で、日勤でも帰れない日があると言う。 だが、あいつが家にいたところで、何も遠慮なんかするつもりはない。 「そっか・・・」 母の細い腰を引き寄せて、もう一度口づけた。 きれいにウェーブの掛けられた髪の毛の昔と変わらぬ甘い匂いを胸いっぱいに吸い込んでいたら、沸々と込み上げるものがあって、体は素直に反応していった。 唇を離すと、さっきまで泣きそうな顔をしていたくせに、もう嬉しそうに微笑んだりしている。 僕が帰ってくるとわかっていたからか、母は綺麗な格好をしていて、唇には薄いルージュも塗ってあった。 昔から若々しい顔立ちの人で、いまだにスタイルも維持している母は、見た目には30代くらいにしか見えない。 「お腹、空いてない?」と訊かれて首を横に振った。 母は僕の顔を見てほっとしていたが、僕だって、こんな間近に母を感じて嬉しいのは同じだ。 僕の荷物を運ぼうとしていた母を何も言わず抱きかかえた。 不意に体が浮いた母は「きゃっ!」と小さな悲鳴を上げ、一瞬だが怯えた目を僕に向けた。 もう母に乱暴なんかするつもりはない。 「まだ明るいよ・・・」 腕の中で恥ずかしそうに子供じみた言い訳をする母を、無言のまま2階へと連れて行った。 高校生の頃の僕は、お世辞にもまともな人間じゃなかった。 僕が犯罪者にもならず、こうして今でも真人間として生きていられるのは、母の献身的な支えがあったからに他ならない。 「恥ずかしいよ・・・」 小さな声でそう囁いた母は、耳たぶまで真っ赤にして本当に恥ずかしそうだった。 彼女の細い身体をベッドの上に横たえて、その傍らに胡座をかいて座り、ずっと眺めていた。 スカートは大きく捲り上げられ、僕のために穿いたのであろう洒落た模様の小さな下着が、すぐ目の前で露わになっていた。 ただ、ずっと眺め続けた。 焦ることなんてない。 血の絆のない女性には、僕はこんなことをしない。 彼女たちの腹の中が読めないからだ。 だが、母は違う。 と言っても、考えが読めるわけじゃない。 ただ、僕を絶対に裏切らないとわかっているから、僕は落ち着いて、思いつくままのことをするだけでいい。 すぐにでも母を抱いてしまいたかったが、久しぶりなこともあってじっくりと楽しみたかった。 むっちりとした太ももを、そっと撫でると・・・。 「んっ!・・・」 小さく呻いて、母は身体を震わせた。 まだ若々しく張って、脂の乗った肌だった。 その吸い付くような手触りの良さは、これまで抱いてきたどんな女も遠く及ばない。 高校生の頃は、この肌に取り憑かれたようになって、寝ても覚めても飽きることなく抱いていた。 あの頃は、自分の腹の下で悶えさせることだけが、母を、人を手に入れる方法だと思い込んでいた。 しかし、20歳を過ぎた今はそんなこともなくなった。 肉体だけではなく魂でも繋がっている。 そう思えればこそ、僕の中には不思議な余裕も生まれている。 母は目は固く閉じたままで、足もぴたりと閉じたままだった。 焦ることなんて全然ない。 じっくりと楽しめばそれでよかった。 ふっくらと盛り上がっている股間に手を伸ばした。 軽く触れて撫でてやると、さも切なそうな甘い声を出す。 荒々しさなんて必要ない。 そっと、そっと撫で続けた。 「お願い・・・」 今にも泣き出しそうな顔で見つめられて、優しく口づけた。 切なさを訴えるように口の中で母の舌が暴れる。 一生懸命、母は僕にしがみついていた。 こうなってしまえば、母はもう僕の言いなりでしかない。 まだ服は着たままだった。 仰向けに寝転がると、すぐに母が僕のシャツを脱がせにかかる。 少し怒ったように僕を睨んでいた。 意地悪をされて悔しいのかもしれない。 ボタンをすべて外し終えて、シャツの前を大きく開けると、中のTシャツをたくし上げて胸に唇を寄せてくる。 そうやって僕を気持ちよくさせながら、母の手はしっかりとズボンのベルトを弛めている。 ベルトを外してしまうと、パンツごとズボンを下ろしてしまった。 足先から抜き取り、下半身だけが露わになると、もう待てないと言わんばかりに手のひらに包んでいく。 いかにも大事そうに頬ずりを繰り返し、丁寧に舌を這わせてから、口の中奥深くまで味わうように飲み込んでいった。 僕はその様子を頭の後ろで両手を組みながら眺めていた。 本当に大事でならないという母の気持ちが、眺めているだけでもよく伝わってくる。 僕の視線など気にもせずに、ひたすらペニスに口づけていた。 自分の唾液で頬が濡れるのもかまわず、両手にペニスを握り締めながら何度も頬ずりを繰り返す姿は、オモチャを取られまいとする子供のようにも思えてひどく可愛らしかった。 きっと母は、僕が次のアクションを起こすまで、ずっと舐め続けていることだろう。 そんな風に躾けてきたのだから。 目を閉じて、しばらくは母の口での奉仕を愉しんだ。 股間が母の唾液でぐっしょりと濡れ、冷たさを覚えた頃に手を取った。 口の周りどころか頬まで、びっしょりと唾液で濡れていた。 顔を寄せ、舌できれいに舐め取ってやった。 母は気持ちよさそうに目を閉じていた・・・。 ---END--- |
28]姉と弟の淫靡なる撮影会* | 2021/11/18(Thu) | 2021/11/18(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロイン(姉)の名前を記入して下さい
(原文:美保) 2 にヒーロー(弟)の名前を記入して下さい (原文:晃) 3 にヒーロー(弟)の妻の名前を記入して下さい (原文:洋子) [前編][中編][後編] [前編] 私:美保、35歳。 弟:晃、30歳。 共に結婚していて子供もいる。 弟の晃は実家を継ぎ、母親と同居。 父はすでに他界している。 私は隣町に嫁いで暮らしていて、母親の顔を見に時々は顔を出してもいる。 お盆が近づくと思い出すことがある。 弟としてしまった禁断の行為だ。 お盆は家族を連れて実家に戻り、弟家族ともども会食をするのが習慣だったが、あの年は違った。 夫はたまたま同窓会があるということで自分の実家に行くことになり、たまには子供もと連れて行ったため、私は1人で実家に帰った。 実家に行くと、弟の嫁、洋子さんも今年はやはり同窓会に出たいとのことで子供を連れて自分の実家に帰ることになり、実家には母親と弟と私だけになった。 気遣いする人もいないこともあって、久しぶりに心から寛いだ気もした。 3人での食事もお開きになり、弟も手伝って片付けを済ませると、母親は自室で休むと引き上げ、弟と2人になった。 もう少し飲もうかということになり、私は最近弟が建てたという離れを見たくなり、そこに行くことになった。 弟はカメラの趣味があり、そのために小さな離れを裏庭の隅に建てていた。 自室に戻った母親にその旨を伝えると、母親は先に休むからお好きにと言う。 私と弟はビールやワインを持って勝手口から出て離れへ行った。 シンプルで落ち着いた部屋、数台のパソコン、机、ソファー、壁には風景写真やら草花やら沢山の写真があった。 久しぶりに寛いで、普段より多めのアルコールが心身を開放していくようだった。 私「晃、結構本格的なのね。人物は撮らないの?」 弟「子供のスナップくらいなら撮るけど、改まっては撮らないなぁ」 私「お姉ちゃんを撮ってみてよ、モデルになってあげる。熟した女も悪くないんじゃない?」 私はけして肉感的というか豊満体型でも巨乳というわけでもないが、まだ身体の線は崩れてもいないと自負していた。 胸はCカップでも、その隆起はしっかりしていて、ノースリーブブラウスを形よく突き上げていた。 腰は細く、お尻はやや大きく、丸みを帯びたままその形を保っている。 俗に言う『男好きのする体型』だと密かに思う時もあった。 お酒のせいもあってか、弟もふざけ半分で乗ってきて、高価そうなカメラを取り出して言った。 弟「それもいいね。熟した女を撮るなんて。姉貴は結構イケてるしね。洋子より色気もあるし」 私「これでも身体の線が崩れないように気を遣って運動だってしてるんだから。ふふふ、いい女でしょ?」 弟「じゃあ撮影会をしよう」 弟は向かい合って座る私にカメラを向けてシャッターを切り出した。 カシャ、カシャ・・・。 重みのあるシャッター音が部屋に響くと、私は顔をレンズに向けて笑顔や澄まし顔や、色んな顔をしてみたりした。 弟「姉貴、目が潤んでていい感じ・・・」 お酒のせいと解放感から、確かに顔は少し火照りだしてもいた。 弟「姉貴、立って・・・」 その言葉に従って立ち上がる。 薄い生地のフレアスカートは身体の線をよく見せていたと思う。 弟に向かい、細い腰に手を置いて斜に立って、片脚を少し前にして膝を少し折る。 私はモデルに似せた仕草で腰をくねらせた。 カシャ、カシャ・・・。 シャッター音が響くたび、なぜか経験したことのない空間に入り込む気がしていた。 私「晃、どう?私っていい線いってる?綺麗に撮ってよ」 そう言いながらモデル気取りで取るポーズは我ながら妖しげで、どこか妖艶さを醸し出すような仕草になっていったと思う。 両手を頭の後ろに上げてノースリーブの両脇を晒すと、レンズが脇の下に向けられた。 弟「姉貴、エロい・・・」 そう言いながらシャッターを切る弟。 私「たまにはいいんじゃないの?こういうのも・・・もっとエロくする?」 お酒の力もあってか遊び心が芽生え、そんな言葉が口をついて出た。 弟「いいねぇ・・・それも・・・ね、向こう向いて・・・後ろ姿を見せて・・・」 私は言われるまま弟に背を向けた。 背中に向けてシャッターが切られると、なぜか怪しい気分になる。 腰に手を置くと細い腰が余計に引き締まり、お尻が誇張される。 振り向いて、顔だけ弟に向け、お尻を少し突き出すポーズ。 薄手で柔らかい生地のフレアスカートはお尻の形をはっきりとさせていた。 カシャ・・・カシャ・・・。 そのお尻に向けて弟がシャッターを切っている・・・そんな気がした。 弟「姉貴、ホントいい線いってるって・・・義兄さんは自慢だろうな・・・」 私「あの人なんてもう私には関心なんかないわ」 不仲ではないにしても夫婦の営みは疎遠になる一方で、もういつのことかと思うほどだった。 私だって体の疼きを覚えないわけがない。 30代半ばの体は女として一番盛んな年代でもないだろうか。 自問自答しながらも、自らの手で癒すしかなかった。 そんな中でのこと、気分は怪しくなる一方だった。 弟に背を向け、顔だけ振り返って潤んだ視線を送りながら両手を頭の後ろに回し、少し突き出し気味のお尻をくねらせる仕草をした。 自ら妖しげなポーズをとることに言いようのない胸騒ぎを感じた。 私「晃、洋子さんの写真は撮ったりしないの?こんなふうに・・・洋子さん、いい身体してるんじゃないの、おっぱいだって大きいし」 弟「撮らないよ。こんなポーズ取らせたらバカにされるがオチだって。それに俺、巨乳とか好きじゃないし・・・」 私「2人とも若いんだし、あっちもお盛んじゃないの?」 弟「たまにしかやらないよ。姉貴こそ、そんないい身体、義兄さんが毎晩ほっとかないんじゃないの?」 私「言ったでしょ、もう関心なんかないって。ほっとかれっぱなし・・・」 意味深な、お互いの夫婦生活の不満が口をついて出た。 弟「じゃあ今日は姉貴の写真いっぱい撮ってやるから。グラビアモデルになったつもりで色んなポーズしてよ。まっ、遊びだと思ってさ」 私「遊びかぁ。たまにはそれも悪くないわよね。どんなポーズでもとってあげる。でも、洋子さんに言っちゃだめよ・・・」 弟「言えるわけないだろ。姉貴・・・こっち向いて、少しスカートを手繰って・・・脚、撮らせて・・・」 私は向き直ると腿の辺りに手を置いて指で少しずつスカートを手繰り上げていった。 白い太腿が露わになっていく。 カシャ、カシャ・・・。 シャッター音が部屋に響く。 そのたびに心の中に刺激を覚え、引き込まれていった。 私「これでいいの?・・・なんかエロい・・・」 弟「姉貴、色白いよね。洋子とは大違いだ・・・脚、キレイだ・・・。ね、もう少し上まで・・・」 私はカメラを構える弟に向かって、言われるままさらにスカートを手繰りあげると、太腿ばかりかショーツが覗ける位置にまでになった。 ラベンダーブルーのショーツはフルバックとはいえハイレグで、バックはレース模様があしらわれている。 そしてフロントは少し透けていた。 弟「いいねぇ・・・いいねぇ・・・姉貴・・・エロい・・・」 レンズは私の脚の付け根、ショーツの下部に向けられている。 私「どこ撮ってるの?・・・やらしいんだから・・・」 弟「秘密の撮影会ってことで・・・。もう少し上げて見せちゃってよ・・・」 私「もう、お姉ちゃんにこんな格好させるなんて・・・。今日だけよ・・・内緒なんだからね・・・」 そう言いつつ私は腰までスカートを捲り上げた。 ラベンダーブルーのショーツの下半身が露わになった。 カシャ、カシャ・・・。 シャッター音が響く。 弟「姉貴・・・パンティもエロい・・・。それは義兄の趣味?いつもそんなの穿いてるんだ・・・でもすごく綺麗・・・」 綺麗と言われて悪い気はしない。 私「晃、この写真、誰にも見られないでしょうね。もしも洋子さんに見られたら大変よ」 弟「大丈夫だって、洋子はここには入らないし、写真に興味もないよ。姉貴・・・透けてる・・・エロいってすごく・・・」 フロントの透けを口に出した弟。 少し濃い目だと思う陰毛の翳りが透けて見えていたと思う。 私「やぁね・・・恥ずかしいわ・・・もういいでしょ・・・」 私は慌ててスカートを下ろした。 弟「姉貴、向こう向いて」 私「また後ろから?」 そう言うも、また弟に背を向けた。 弟「さっきみたいにスカート上げて・・・」 シャッターを切りながら言う弟。 その言葉に押されるように、お尻に回した手はスカートを手繰り上げていた。 弟「いいよ・・・いい・・・もっと捲って・・・」 ショーツに包まれた丸いお尻がカメラの前に晒された。 シャッターが切られ続けている。 弟「姉貴、尻、すごくエロい・・・いいケツしてる、美尻って姉貴みたいな尻のこと言うんだな」 カシャ・・・カシャ・・・。 お尻に向けてシャッターが切られている。 私「やぁね・・・ケツだなんて・・・いやらしいんだから・・・」 美尻と言われ悪い気がしない、というか淫靡な嬉しさもあった。 なんて写真を弟に撮らせているんだろう。 まるでエロ写真ではないか。 しかし、非日常的なことをしているということが、どこか快感を覚えさせた。 (これは遊び・・・) そう自分に言い聞かせてもいた。 弟の要求はエスカレートしていく。 弟「姉貴、今度は座って膝を抱えてよ・・・」 言われる通り、スカートのまま座り、弟の前で膝を抱えた。 真正面からは私のスカートの中、太腿の奥・・・ショーツの股間が見える。 そこを狙うかのようにカメラを向けてシャッターを切る弟。 私「晃・・・どこ撮ってるのよ・・・いやらしいんだからぁ・・・」 そう言いつつ、この行為にのめり込む私がいた。 弟「ね、膝、開いてみて・・・ほら、M字って言うじゃん・・・」 もう歯止めは効かない状況になっていたと思う。 弟も、そして私も。 私「顔は写さないでね・・・いい?顔はダメよ・・・」 そう言って私は膝を開いた。 柔らかいフレアスカートは太腿を滑り落ち、白い太腿も露わになった。 私のショーツの下腹部・・・股間がカメラに向けられた。 覗き込む弟の前にショーツの股間、股布の部分が晒される。 そこに向けて切られるシャッター。 その音が鳴るたびに私の中に猥褻な思いが生まれていった。 弟「うん、顔は入らないようにする・・・結構ヤバいよね・・・姉貴、エロい・・・」 私「洋子さんには絶対見られないわよね?約束よ。晃、こういう写真が撮りたかったんでしょ?もうスケベなんだからぁ・・・」 そう言いながら私は股を開き、カメラの前に自ら突き出していた。 [中編] もう身体は反応を抑えることができず、奥深くから湧き出た泉はショーツのクロッチの部分を濡らしていた。 それに気づいても何も言わずにシャッターを切る弟。 弟「姉貴、ブラウスの前を開いて・・・胸も出した方がエロい・・・」 私は脚をM字に開いたままブラウスの前を開いた。 ショーツとお揃いのブラに包まれた胸を自ら突き出した。 私「洋子さんより小さいでしょ?」 弟「大きさじゃないって・・・姉貴、すごくいいよ、洋子よりエロい・・・」 そう言いながらまたシャッターを切る。 悪い気はしなかった、むしろ私を昂らせた。 私「すごい恰好よね?ねぇ、脱がない方がいいの?」 弟「着てた方がエロいと思うよ・・・。そのまま四つん這いになってみて・・・」 私「四つん這い?・・・このままで・・・?いいわ・・・」 私は四つん這いになった。 私「これでいいの?」 弟「いい・・・すごくいい。それでさぁ・・・スカート捲り上げて・・・」 私はお尻に手を回し、スカートを腰まで捲り上げた。 ショーツに包まれたお尻が露わになる。 またシャッター音が響いた。 弟はカメラを手に私の背後に来て、お尻を狙うようにシャッターを切っていた。 弟「尻、突き出して・・・」 言われるままにお尻を突き出した。 弟「姉貴、エロい・・・姉貴の尻ってエロ過ぎ・・・いいケツだって・・・たまんないって・・・」 そう言いながら弟はシャッターを切り続けていた。 カシャ・・・カシャ・・・。 その音がするたびに私はお尻を自からカメラに向けていたと思う。 私「晃・・・やぁね・・・またケツだなんて・・・お尻が好きなの?」 弟「女の尻が嫌いな男なんていないよ。姉貴・・・もっと過激な写真を撮ろうよ」 私「過激って・・・もう十分過激じゃない・・・。こんなの人に見せられないんだから」 弟「そのまま四つん這いでいて・・・正面から撮ってみたいから・・・」 弟はそう言うと、四つん這いになっている私の顔の正面に来て膝を床につき、シャッターを切る。 弟「姉貴、尻を高く突き出してみて・・・エロい・・・。こっちから見る尻もすごくエロいって・・・」 そう言いながらシャッターを切る。 ・・・カシャ・・・カシャ。 ふと顔を上げると、私の顔のすぐ前に短パンを穿いた弟の股間があった。 そこには短パンの股間を突き上げるモノがあった。 私「もうやぁね・・・晃、大きくなってるんじゃない?興奮してるの?お姉ちゃんで興奮しちゃうなんて変態よ」 弟「しょうがないよ・・・俺、男だもん・・・ほら・・・すごい?」 弟は私の顔の前すれすれに股間を寄せてきた。 私「どうしたいのよ?」 弟「このアングルもいいなぁ・・・」 そう言うと私の顔に向けてシャッターを切った。 弟の突き上がるモノと私の顔が触れんばかりの位置で写真が撮られている。 私「ちょっとダメよ・・・顔なんてまずいわよ・・・それにこんなのって・・・」 弟の勃起した股間に顔を寄せている写真。 私の顔は妖艶な表情になっていた。 遊び・・・誰にも言えない遊び。 ただの遊びだから・・・。 そうまた言い聞かす。 弟「こういうのって興奮しちゃうよね・・・姉貴の顔、すごくエロくなってる・・・」 私「晃が変なことばかりさせるから・・・。洋子さんにもさせてるんでしょ?」 弟「だから洋子とはないって・・・変に潔癖症でさ、面白味もないよ。姉貴、今日だけだから・・・秘密の撮影会・・・。大人の遊びってことでいいじゃん・・・言うこと聞いてよ・・・」 秘密の撮影会・・・。 大人の遊び・・・。 すでにあり得ないような写真を撮らせている。 それに刺激を覚えて快感さえ感じはじめている。 私「今日だけよ、こんなこと・・・。姉弟なのよ。姉弟でこんなことって・・・でもいいわ・・・晃の撮りたい写真を撮らせてあげる・・・。絶対秘密なんだからね・・・」 弟「わかってるって。そうと決まったら姉貴、俺の上に乗ってくれる?」 弟はそう言って仰向けに寝た。 私「上に乗るって・・・?」 弟「俺の股間の上に姉貴が乗るんだって・・・。ほら、姉貴だって騎乗位くらい知ってるだろ・・・その真似だって・・・」 騎乗位・・・。 いきなり弟の口から出たストレートな言い方に戸惑った。 私「き・・・きじょう・・・い・・・って。女の人が上でやる形のこと?そんな真似をお姉ちゃんにさせたいの?」 やる形・・・。 私までストレートな言葉が口をついて出ていた。 弟「大丈夫だって・・・写真を撮るだけ。結構エロいと思うよ・・・そのままでいいから・・・」 私「もういやらしいんだから・・・。でもいいわ・・・」 もう歯止めは効かない・・・。 そうどこかで思ったが、止めることができないばかりか、この行為を楽しんでいたと思う。 私は仰向けに寝た弟を跨ぎ、脚を開いて弟の上に跨がると、股間の上に腰を下ろしていった。 私の股間と弟の股間が押し当たることになると、股間には弟の確かな塊を感じることになった。 フレアスカートはふんわりとその部分を覆い隠していて見えることはなかったが、弟はカメラをそこに向けてシャッターを切った。 カシャ・・・カシャ・・・。 シャッター音は危ない感情を私の中に誘い込むかのようだった。 股間に当たる弟の股間・・・。 確かな強張りを持つ股間・・・。 私は自ら押し付け、それを確かめるように腰を前後していた。 私「いやらしい・・・晃のがわかる・・・こんなところを撮りたいなんて・・・」 弟「いやらしいからいいんじゃん・・・。姉貴・・・スカート捲ってみようよ・・・。くっついているところ・・・」 私「いやらしいんだから・・・」 スカートを少しずつ手繰り上げると、私のショーツの下腹部が露わになった。 そして、そこは弟の短パンの盛り上がる部分と触れていた。 弟「いいねぇ・・・エロい・・・姉貴とくっつけてるなんて・・・いいアングルだって・・・」 その部分に向けてまたシャッターを切る。 時折下から私の顔も撮っていることに気づいたが、何も言わなかった。 この行為が私に快感を呼び起こし、ショーツ越しにとはいえ接触することは、直接の強い刺激になってもいた。 弟に跨がり、股間と股間を擦り合わせる行為・・・初めての経験だった。 私「晃、こんなことどこで覚えたの?洋子さんとしたの?」 そう言いながら、自ら刺激を求めるかのように小さく腰は前後に動いていた。 晃「AVで見たことがあるくらいだよ・・・。気持ちいい。俺、なんかビンビンって感じ・・・」 私「わかる・・・」 弟がそこを硬くさせていることがよくわかった。 しばらくその刺激の中に浸っていると・・・。 弟「姉貴、俺、短パンを脱いでもいいだろ?擦れて痛いくらいだからさぁ・・・」 私「痛いの・・・。じゃあ脱いでいいわ・・・」 弟は素早く短パンを脱ぐとブリーフ1枚になった。 ブリーフのそこはよりはっきりと男のモノの形を表し、猥褻な感じが増した。 私「やらしい・・・大きくなっちゃってるし・・・」 弟はまた仰向けに寝て言った。 弟「来て・・・」 私は弟を跨ぐと、またそこに座るようにして股間を合わせていった。 すぐにスカートは捲り上げていた。 ブリーフだけになった弟の股間とショーツだけの私の股間・・・。 合わさる感覚は、視覚的な卑猥さだけでなく、物理的な刺激も増した。 弟はまたそこにカメラを向けた。 弟「エロい・・・俺、ガチガチ・・・ビンビンだって・・・」 言われなくてもわかっていた。 僅かな布を介しただけで私の陰部に伝わるモノ。 まるで鉄の棒に当たっているような感じだった。 私は溢れ出るものを抑えることができなかった。 私「やだわ・・・こんなところも撮るなんて・・・でも見たいわ・・・見せてね、後で・・・」 小声でそう言った。 弟「うん・・・後で鑑賞会をしようか。そのためにはもっとやろうよ・・・姉貴・・・俺のブリーフ脱がせてよ・・・。もうここまできたら脱ぎたい・・・」 私「脱ぎたいのね・・・いいわ、お尻を上げて・・・」 腰を浮かす弟。 私は弟のブリーフに指をかけ、それを引き下げていった。 下腹部を覆う黒々と繁る陰毛、そして生身の肉棒。 弟の男根が露出した。 思わず息を呑んだ。 反り返る肉棒だった。 私「晃って、すごいのね・・・」 正直、夫とは比べものにならないと思った。 弟「そう?普通だと思うけど・・・姉貴・・・さっきのようにしてみて・・・」 片手でスカートを捲り上げ、弟の生身の肉棒にショーツの股間を寄せていき、お腹につくほどに硬直している男根の上に自分の陰唇を合わせるようにして静かに当てていった。 触れると、そこでまた強く押し当てた。 カメラを向ける弟。 私「やらしい・・・すごくやらしい・・・撮るの?こんなところ・・・」 弟「すごい光景だよ・・・姉貴・・・エロいって・・・俺、気持ち良すぎる・・・」 私「晃、気持ちいいの?すごく硬いね・・・姉弟でこんなことするなんていけないのよ・・・でも、お姉ちゃんも気持ちいい・・・」 撮影会と称し、私をモデルにして撮り始めたことが、いつしかあられもない姿をカメラに向け、そしてお互いの性器を触れさせ、擦り合っていた。 その部分に向けて切られるシャッター音は、より淫靡で猥褻な空間へと変えていた。 弟「姉貴、こういうこと、なんていうか知ってるだろ?」 私「こういうことって?」 弟「今してること・・・姉貴のと俺のとを・・・合わせて擦ってること・・・」 私「知らないわ・・・なんて言うの?」 お互いの股間を擦り合わせるようにゆっくりと腰を動かし続けながらの会話だった。 弟「素股・・・って言うんだよ・・・素股・・・風俗じゃよくあるらしい・・・」 私「す・・・素股?・・・なんかやらしい言い方だわ・・・風俗だなんて、晃そんなところに行ってるの?」 弟「行ってなんかないよ・・・だた一度してみたかった。さまか姉貴とするなんて思ってなかっかけど・・・」 私「当たり前じゃない・・・姉弟でこんなこと・・・。ねぇ、お母さん、来たりしないでしょうね・・・こんなところ見られたら大変だわ」 弟「来ないって・・・絶対大丈夫・・・」 そんな会話をしながらも、私たちは腰を動かしていた。 私のクロッチには染みが広がり、弟の男根にそれが伝わらないはずはなかった。 弟「姉貴・・・熱いよね・・・それに湿ってて・・・姉貴も脱いでよ・・・その方がもっといいよ・・・」 私「え、脱ぐの?・・・脱いでするってこと?」 躊躇いはあった。 でも私の中にも、そうしたい・・・そんな思いがあって欲望には勝てなかった。 立ち上がり、下から見上げている弟の前でスカートの中からショーツを脱ぎ去った。 今度はスカートを捲ることはせず、弟の硬直した肉棒の上に静かに合わせていった。 秘部に沿うように押し当てると、弟の肉棒が挟まるかのようにして生身の陰部が合わさった。 弟「すごいよ姉貴・・・エロい・・・いい気持ち過ぎて・・・変になりそう・・・」 私「やらしい・・・こんなことやらしいんだから・・・でも・・・お姉ちゃんも気持ちいいの・・・」 スカートで隠されていることが余計に欲情を煽る気がした。 弟「スカートを捲って・・・見たいよ・・・撮らせて・・・」 私もその部分を見たかった。 私「撮るの?」 私は片手でスカートを捲っていった。 その部分が晒された。 赤黒く照り光る弟の肉棒・・・。 その陰茎を私の濡れ光る陰唇が挟むように包み、触れ合う2人の陰部全体が私から溢れ出た汁で濡れ光っていた。 2人の陰毛までもが濡れ光っているようだった。 私「あぁ・・・見ないで・・・お姉ちゃん、恥ずかしぃ・・・」 弟に陰部を晒す。 弟に女の一番恥ずかしい部分を見せるなんて・・・。 しかも、そこに弟の硬直しきった肉棒が陰唇に沿うようにして挟まれている。 カシャ・・・カシャ・・・。 シャッター音がまた響く。 そのたびに押し寄せる快感と増す刺激。 弟「姉貴・・・すごいって・・・エロいなんてもんじゃない・・・姉貴のキレイだよ・・・洋子のよりキレイだって・・・」 私「言わないで・・・そんなこと・・・」 自分の妻よりもキレイ・・・。 陰部を見てそう言われて悪い気はしない。 弟は下から手を伸ばし私の腰を掴んだ。 腰を掴むと私を前後させる仕草をする。 私はそれに呼応して腰を大きく前後させた。 溢れ出た私の汁と2人の汗でまみれた2人の性器がいやらしい音を立てて擦り合う・・・。 弟が大きく動かすと先端が私の陰核に触れる。 そのたびに強い電流が流れるようだった。 [後編] 弟「やってるみたいだ・・・姉貴とやってるみたい・・・」 私「晃、こうするだけよ、絶対にこうしてるだけ・・・姉弟なんだから・・・」 間違っても挿入などになってしまったらと自分に言い聞かせていた。 でも欲望と願望は心に残ったままだった。 弟「わかってるって・・・でもすごいよ、姉貴すごい・・・気持ちいいんだ・・・」 呻くように言う弟。 私「お姉ちゃんだって・・・気持ちいいの・・・やらしい・・・こんなことやらしい・・・」 弟「姉貴、向こう向いてみて・・・尻向けて、背面ってやつ・・・」 私「背面って・・・。晃にお尻を向けるってことね・・・わかったわ、ホントにやらしいんだから・・・」 私は弟がさせようとしていることがわかった。 少し立ち上がり、弟を跨ぎ直した。 そしてお尻を向けるようにして反り、硬直しきった肉棒をお尻の間に挟むようにして腰を落としていった。 スカートを捲り、お尻全体を晒すようにもした。 先程とは違う感触がお尻の間から陰部に伝わった。 思わず背筋を伸ばし、白いお尻を弟に向けた。 私「これでいいの?お姉ちゃんのお尻、見えてるよね?」 弟「姉貴・・・いい、すごくエロいから・・・姉貴の尻、エロ過ぎだって・・・尻の間に俺のが挟まってて・・・ヤバい・・・」 シャッター音が響いていた。 すごいアングルに違いない。 私はお尻の間と陰部で肉棒を擦るようにお尻を前後させていた。 陰部全体に弟の肉棒を押し当てようと、その位置を探るようにお尻を前後させる私。 自ら快感を求めていくと強い刺激が私を襲った。 私の中で悪魔が囁いた。 『欲しいんでしょ?挿れちゃえば。黙っていればいいのよ、バレなんかしないわ』 その時、弟が言った。 弟「姉貴、たまんないって・・・なぁ・・・挿れたくなっちゃうよぉ・・・ダメ?」 弟は後ろから私の腰に手を回し、前後するお尻に合わせて自らも腰を使い、私の陰部に硬直を強く密着させて擦り合わせていた。 ニュチャァ・・・ニュチュァ・・・。 猥褻な音がその部分から聞こえ、淫靡な匂いも感じて、欲情を掻き立てた。 (挿れたくなる・・・それは私も同じ) 私「・・・ダメよ・・・姉弟なのよ・・・だけど・・・だけど・・・お姉ちゃんだってこんなことしてたら・・・」 我慢できない・・・、そう口には出せなかった。 そんな間も性器を擦り合わせ続けているばかりか、より密着させようと、どちらからともなく強く押し当てようとしていた。 弟「姉貴、四つん這いになって・・・俺が後ろから擦るから・・・」 (四つん這い・・・後ろから・・・) それは私にとっても刺激的な姿勢だった。 夫とは以前からこのような姿勢で行為を持ったことはなかったが、お尻に自信があった私にはされてみたい形でもあった。 それを今、弟が求めていた。 私は四つん這いの姿勢を取った。 弟は膝立の姿勢で背後に来た。 すぐにスカートを腰まで捲りあげ、丸く白いお尻を弟の目の前に剥き出しに露出することになった。 弟の両手がお尻を揉むように撫で回してきた。 弟「姉貴・・・すごくいい・・・尻がエロいくてたまんないよぉ・・・」 弟は真後ろから私のお尻を揉み回し、お尻の山を左右に開いた。 お尻の間に、陰部に、弟の息がかかった。 私「ダメ・・・そんなことしたらダメよぉ・・・見ないで・・・恥ずかしいんだからぁ・・・」 後ろからお尻も陰部も間近で見られることは恥ずかしい。 なのに・・・言いようのない猥褻感、卑猥感が私を昂らせていった。 シャッターが切らた。 私「晃・・・ダメ・・・そんなところ撮っちゃダメ・・・」 そう言いながらも私はお尻を左右にくねらせていた。 シャッター音がしなくなったと思った直後、弟がお尻の間に顔を押し付けてきたかと思うと、唇が濡れた陰部に押し当てられた。 私「ダメ・・・何やってるの・・・そんなことダメ・・・お願い、そんなこと・・・」 そう言うも下半身は痺れ、トロトロと蕩ける感じに包まれていた。 弟「少しだけ・・・姉貴の尻・・・エロいから・・・匂いだってすごいから・・・」 私「言わないで・・・そんなこと言わないで・・・匂いなんて嗅いじゃダメ・・・ね・・・もういいでしょ・・・」 ほんの少しだけ残っていた理性がそう言わせた。 弟はようやく顔を離すと後ろに来て私の腰に手を回し、硬直した肉棒をお尻の間に挟むようにして押し当ててきた。 そして上下に擦りだした。 お尻の間に硬い棒があてがわれると、それを挟み込もうとお尻に力が入る・・・。 腰を掴んでいた手が離れたと思ったら・・・シャッター音が響く。 弟「姉貴・・・すごくエロいアングル・・・姉貴の白い尻の間に俺のが挟まってる・・・後で見せてやるから・・・」 また腰を掴むと、挟んだ肉棒をお尻の間で上下させてきた。 私「晃、気持ちいいの?お姉ちゃんのお尻、気持ちいいの?・・・わかる。すごく硬いね・・・お姉ちゃんも感じちゃう・・・」 弟「姉貴・・・姉貴の股に挟ませて・・・」 私「股に挟むって?」 弟は今まで私のお尻の間に縦に挟み込むようにして擦っていた肉棒を離すと、今度は私の太腿の間、脚の付け根に後ろから挟み込ませてきた。 太腿の間に硬い肉棒が差し込まれると、私は無意識に脚を閉じるようにして、肉棒を強く締めるようにしていた。 それはバックからの交わりの体位、そのものだと思った。 弟「姉貴、後ろからやってるみたいだ・・・俺、好きなんだ・・・。姉貴の尻を見てると後ろからやりたくなる・・・義兄さんも後ろからやるんだろ?」 そう言いながら挟んだ肉棒を前後させる弟。 私の濡れた淫裂に真下から押し当たり、そこで擦られると溢れ出る汁は潤滑剤の役目を果たすかのようだった。 下半身はすでに麻痺していて蕩けるようだった。 私「しないわ・・・こんなことしない・・・バックなんてしたことないの・・・晃、洋子さんとするの?」 晃「しないよ・・・洋子が嫌がるんだ・・・。言っただろ、変に潔癖症なんだって。姉貴・・・気持ちいいよ・・・すごくいい・・・」 私「同じね・・・うちの人もそう・・・後ろからなんてしたことないわ・・・」 弟「姉貴だってこういうのがいいんだろ?嫌いじゃないんだろ?後ろからされるのが好きなんじゃないの?姉貴、すごくいいケツだし・・・今だってすごく濡れてるから・・・」 後背位で性交をしているかのようにお互いに腰を動かしながら猥褻な会話をしていた。 私「したことないの・・・嫌いじゃない・・・好きよ・・・こういうの好き・・・いやらしい感じが好き・・・いい気持ち、お姉ちゃんだって気持ちいい・・・」 弟「あぁ・・・やりたい・・・やっちゃいたい・・・このまま姉貴と後ろから・・・」 弟が腰を動かす速さを増したと思ったとき、また心の中で悪魔が囁いた。 『やりたいんでしょ?やっちゃいなさいよ。誰も見てないのよ。黙っていれば誰にもわからないのよ・・・』 私「晃、やりたいのね?・・・お姉ちゃんも・・・したい・・・」 弟「もう我慢できないから・・・挿れていい?」 そう言いながら淫裂を擦り続ける弟の肉棒が私の理性を飛ばした。 私「内緒よ。絶対誰にも知られないようにしなくっちゃ。・・・秘密・・・今日だけよ・・・」 弟「黙っていれば誰にもわからないって。いいよね?姉貴・・・このまま後ろから挿れさせて・・・」 私「いいわ・・・挿れて・・・晃・・・挿れて・・・お姉ちゃんに挿れて・・・私も我慢できないの・・・来て・・・」 私の淫裂を擦る弟の肉棒はすでに私の秘口を捉えていた。 あっという間にその先が中に滑り込んできた。 すごい圧迫感が下半身を襲う感じがした。 その全てが嵌り込んだ。 弟「ぅぅ・・・」 弟が呻いた。 姉弟での禁断の行為。 もう後戻りはできないと思うと、(今日だけ、今だけ・・・)、そう何度も頭の中で自分に言い聞かせていた。 弟「姉貴・・・いい・・・すごくいい・・・こんなの初めてだ・・・姉貴の・・・いい・・・」 私「晃・・・いいの・・・お姉ちゃんもいいの・・・私も初めて・・・こんなの初めて・・・」 四つん這いになった私を後ろから犯す弟。 私は経験したことのない快感に包まれていた。 私「晃、ゆっくりよ・・・慌てないでいいから・・・ゆっくりして・・・」 弟の肉棒が私の中に寸分の隙間もなく嵌め込まれている。 無意識の中で弟の肉棒に私の秘肉が絡みつき、締め付けていた。 弟「あっ・・・そんなにされたら・・・俺、ダメになりそう・・・姉貴の・・・すごくいいからぁ・・・」 私「いいの?晃、お姉ちゃんのいい?・・・洋子さんよりいいの?」 弟「いい・・・洋子よりずっといい・・・」 私「私もいいの・・・あの人より・・・ずっといいの・・・初めてなの・・・こんなにいいの初めてなの・・・」 弟「ねぇ、姉貴・・・撮っていい?こんなこと誰ともできないから・・・」 弟は写真を撮りたいとせがんだ。 私「いいわ・・・撮って・・・私も見たい・・・」 シャッター音が背後で響く。 ・・・カシャ・・・カシャ・・・。 その音は私を狂わせた。 私「撮ってるの?・・・撮ってるのね・・・入ってるとこ・・・撮ってるのね・・・あぁぁ・・・やらしいぃ・・・」 弟「撮ってる・・・ハメ撮り・・・って言うんだ・・・嵌ってるところを写してるんだ・・・」 私「ハメ撮り・・・やらしい・・・やらしい・・・お姉ちゃんと嵌ってるところ・・・撮ってるのね・・・」 弟「姉貴の・・・オマンコに・・・俺のが嵌ってる・・・」 弟の口から出た猥褻な4文字・・・。 私の中で何かが音を立て崩れていく気がした。 私「オマンコだなんて・・・そんなこと洋子さんにも言うの?・・・お姉ちゃんの・・・オマンコに・・・晃のが嵌ってるの・・・お姉ちゃん・・・晃と・・・オマンコしてるのよね・・・」 私は味わったことのない刺激に狂っていた。 弟「俺・・・俺・・・もう・・・ダメ・・・もう・・・もう・・・」 私「出ちゃいそう?・・・晃・・・出ちゃいそう?・・・お姉ちゃんも・・・イキそう。イこ・・・一緒にイこ・・・大丈夫・・・このまま大丈夫・・・中に・・・いいから・・・」 頭の中で咄嗟に計算し、安全日だと確信してのことだった。 弟「いいの?・・・姉貴・・・ホントにいいの?・・・中でいいの?・・・俺、もう・・・」 私「いいの・・・大丈夫・・・出していいから・・・我慢しないで・・・いいから・・・お姉ちゃんの・・・オマンコに・・・いいから・・・出して!!」 その瞬間だった。 熱い樹液の噴出がはっきりとわかった。 私のお尻に深く押し当てたまま、弟は叫ぶような呻きとともに熱く濃い精液を噴射させていた。 その迸りがはっきりとわかり、私の中を満たしていった。 その時、私も一気に昇り詰めた。 腰を掴まれ、お尻を引き寄せられたまま背中を仰け反らせ、弟と繋がったままうつ伏せに崩れた私・・・。 お尻に弟が覆いかぶさったままだった。 強い快感の余韻が下半身から身体全体を包んでいた。 私の上に後ろから覆い被さって、まだ肉棒が嵌ったまま弟が言った。 弟「姉貴・・・すごかった・・・俺、今までで一番の快感だった」 私「お姉ちゃんだってそうよ・・・こんなの初めて・・・お姉ちゃん、死ぬかと思った・・・まだヒクヒクしちゃってる・・・」 弟「わかる・・・姉貴のがヒクヒクしてる・・・エロい写真、いっぱい撮ったから・・・楽しみ・・・」 私「やぁね・・・絶対に誰にも見られたりしないでしょうね・・・もし誰かに見られでもしたら大変なことになっちゃうわ。削除した方がいいわ・・・」 少しずつ我に返ると、あらぬ痴態を画像に収めたことが心配になってきた。 その反面、見てみたい気持ちもあった・・・。 弟「大丈夫だって・・・俺が責任を持って管理するから。せっかく撮ったのにすぐ消しちゃうなんて勿体ないよ・・・。見てみたいだろ、姉貴だって。編集しておくからさ、今度チャンスを作って見ようよ」 私「もう、ほんとにいやらしいんだから・・・。気をつけるのよ、絶対に。洋子さんに見られたら大変よ・・・。私、シャワー使ってくる」 弟「俺も後で浴びるわ、喉カラカラ」 私「お姉ちゃんもカラカラ。あんなことしちゃったんだもの・・・」 弟「さっぱりしたらビール飲もうよ。用意しておくから」 そんな弟の声を背に離れから出た。 後悔はなかった。 そして、今年もまたお盆が来る・・・。 ---END--- |
27]義兄に注がれる精液* | 2021/11/15(Mon) | 2021/11/15(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロインの名前を記入して下さい
(原文:◯代) W不倫の彼はいつも優しく抱いてくれる。 「イクッ」 「中に中に出して」 彼は男根を脈動させながらドックンドックンドクッドクッと温かな精液を私の中奥深くに注ぎ込み、耳元でいつも「◯代、愛してるっ」と囁く。 私も「嬉しい、イクッ」と彼を離さないようにしがみつく。 歓喜の最高の絶頂を味わうひと時です。 触られるだけで鳥肌が立つようになった家庭内別居中の主人に離婚を伝えると激しいDVが始まり、子供を連れ実家に戻りました。 実家近くにアパートを借り、仕事を探しながら彼に『逢いたい』とメールしたら来てくれた。 ファミレスで楽しい会話と美味しい食事を楽しみ、そしていつものように、「お茶、飲んでいって」とアパートに彼を迎え入れた。 部屋に入ると、「お茶はあとでいいよ」。 彼に抱き締められキスされると濡れてくるのがわかった。 「まっ、待って」 彼はスカートの中に手を入れ私の下着を剥ぎ取った。 「まだ外は明るいのよ、待って」 「フェラして」 彼はベルトを緩め、仁王立ちになると求めてきた。 すでに硬く反り返っている男根を唇と舌で久しぶりに美味しく味わった。 「フェラが上手くなったな、イキそうだよ」 「イヤッ、まだイカないで」 着衣のまま仰向けになりM字開脚になると彼はクニリングスを始めてくれた。 「久しぶりっ、気持ちいい、アッアアッ〜、そこっ〜」 彼の頭を掴んで歓喜の艶声を出しながら軽く達してしまった。 「入れるよ」 彼は覆いかぶさりながら私の中に生で入ってきた。 「アウッ、イッ、久しぶりね、アウッ、イッ、イイッ〜」 彼の腰の動きに合わせしがみついてしまった。 屈曲位で彼の腰の動きが激しくなった。 「イクッ!」 「中に頂戴っ!」 ドックンドックンドクッドクッ。 男根を脈動させながら彼は精液を私の中奥深くにたっぷりと注ぎ込み、いつものように「◯代、愛してるっ」と囁いてくれる。 「アウッ、イイッ、イクッ、イックゥ〜」 中に出された温かな精液を淫靡な快感の中しっかりと味わった。 落ち着いたところでお茶を煎れ、他愛の無い会話を楽しんだ。 「大丈夫なの?」 「何とかなると思うわ。仕事も探そうと思うの」 「大変だね」 「ときどき逢いに来てね」 彼の喜ぶフェラを始めた。 「もう離れられないわ」 硬くなった男根を騎乗位で私の中にすべて受け入れた。 男根の突き上げに頭が真っ白になりながら、彼のなすままいつも達してしまう。 そしてまた屈曲位で激しく私の中に注ぎ込まれる温かな精液を味わってしまう。 もう、癖になっているようだ。 彼も喜びながら「◯代、愛してるっ」と囁き、いつものように私の中に精液を注ぎ込んでくれた。 「大変だろうけど頑張れよ」 「また連絡するね」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 夕食の準備をしていると義兄が突然尋ねてきた。 「珍しいものを貰ったので入っていいかな?」 「ありがとう。もうじき子供たちも帰ってくるわ」 少し警戒しながらも義兄を部屋に入れた。 お茶を用意すると・・・。 「仕事見つかった?」 「まだよ。探しているけどなかなか無いわ」 「ところで、昼間誰か来ていたの?」 「えっ、友人が心配して来てくれたの」 「そうか・・・ならいいけど」 ひょっとしたら見られたかもと思いつつ、義兄を玄関まで送ると急に抱きついてきた。 「イヤッ、なっ何するのやめて」 「寂しくないのか?」 義兄は力任せにキスしてきた。 「イヤッ、ダメッ、姉に言うわよ」 強く抵抗したら諦めたようで、「昼間、見たよ」と言い残して帰って行った。 姉に言うべきか悩みつつ、仕事も探さなくてはならない中、時間だけが過ぎていった。 彼に連絡したが、「忙しくて来られない」と返事が来た。 義兄から知り合いの事務所で人を探しているとの連絡が来て、義兄の車に乗って面接に出かけ、途中のファミレスで昼食をご馳走になった。 「私からも頼んでおいたから採用されるよ。安心してていいよ」 「ありがとう」 義兄の眼差しは厭らしさを奥に秘めた感じがして不安になった。 食事も終わり、アパートに送ってもらった。 「喉が渇いたからお茶飲ませて」 義兄は強引に部屋に入ってきた。 「あの日、アパートに入った男は誰?」 「何?知らないわ」 義兄が抱きついてきた。 男の力には抗えない。 彼のことも脳裏をかすめたが、私の上を通り過ぎた男たちの一人と思うことにした。 「イヤッ、いけないわ」 そうは言ったものの、義兄の手が下半身を弄り、私の中に指を入れられると、「アウッ、アッ、アアッ〜」と艶声を出してしまった。 レイプ紛いな行為に義兄は興奮したみたいで、義兄は私を弄ぶようにたっぷりと舐め続けた。 「フェラして」 義兄の男根を口唇と舌で、彼にするのと同じようにフェラした。 男根の大きさは主人と同じ位でちょっと失望した。 やはり彼が一番いい。 「フェラ上手いな。彼に仕込まれたのか?」 仰向けにされ足を広げさせると義兄は生で私の中に入ろうとした。 「ゴムお願い、少し危ないの」 「大丈夫だよ」 覆いかぶさり、義兄は私の中に生で入り、腰を動かし始めた。 「アウッ、ウッ、アッ、ウッ」 感じないようにしていたが、久しぶりのセックスに彼に開発された体は素直に反応し始めてしまった。 正常位で激しく腰を動かし屈曲位になると義兄はさらに激しく腰を打ち付けてきた。 「アウッ、アッ、アアッ〜、イッイイッ」 「気持ちいいよ、感度がいいな・・・そろそろ」 「ダメッ外に、外に出して、アウッ、アアッ〜」 義兄から逃れようとしたが屈曲位で肩を掴まれ動きが取れない。 「イクッ!」 「アウッ、ダメッ、イッイヤァ〜、アアッ〜」 ドックンドックンドクッドクッと義兄は私の中に射精した。 「ダメッて言ったでしょ」 「感じすぎてしまって・・・ごめん」 「もうっ、責任とってよ」 「ああ、分かった」 久しぶりのセックスの心地よさの中で休んでいると、「もう一度」と義兄。 フェラで義兄の男根を硬くするとベッドの端で四つん這いにさせられ、バックで私の中に入ってきた。 「アッ、アアッ、アッ、イッイイッ〜」 激しく腰を押し出してくる義兄。 色々と体位を変え、屈曲位で激しく私の中を突きまくる。 「◯子より締りがいい」(◯子は姉の名) 「イヤッ〜、アッアアッ、イッ、イイッ、アウッ〜」 「イクぞっ!」 呻きながら義兄は2度目の射精を私の中奥深くに放った。 帰り仕度をしながら・・・。 「もうこんなことしないで。私には彼がいるの」 「そうか、でも彼が知ったら?」 「姉が知ったらどうするの?」 翌週、「面接のことで昼間会いたい」と義兄から連絡が来た。 採用すると連絡は来ていたが、義兄に会った。 ラブホに連れ込まれ、彼に仕込まれた淫靡な体を義兄に差し出してしまった。 「すごくいいっ」 安全日の中、義兄は2度、私の奥深くに精液を注ぎ込んだ。 気持ちとは裏腹に体は反応してしまう。 早く彼に会いたい。 彼の精液を奥深くで受け止めたい。 そして生理が遅れている。 義兄に遅れていると連絡すると動揺した返事が来た。 病院に行こうかしら。 彼には言えない。 ---END--- |
26]理性と欲望の笑み* | 2021/11/11(Thu) | 2021/11/11(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒーローの名前を記入して下さい
(原文:健一) [前編][後編] [前編] 4つ年上の26歳の姉とは仲がいい。 振られたばかりの俺を慰めようと、一人暮らしのワンルームに遊びにおいでと、電話をくれた。 「明日は日曜日だし、今日は泊まってきなさい」 お言葉に甘えることにする。 腕はイマイチだが一生懸命作った料理と酒を振舞ってくれた。 姉はあくまで姉であり、異性として意識したことはなかったが、その日はちょっと違った。 相手が弟という油断から、姉はあまりに無防備過ぎた。 デニムのミニスカートにキャミソールだけという服装なので、パンチラやブラチラ、胸の谷間までチラチラさせるのだ。 お互い酒も進み、いい感じで酔いも回っている。 一般的な常識と非常識、理性と欲望の境界線が徐々にぼやけていく。 やがて世間話から俺の元カノの話、そして男女関係の話にまで話は進んだ。 ほろ酔い加減の姉はガラステーブルに頬杖をつき、膝を崩して女座りをしている。 当然、谷間は目の前にあり、ガラス越しにショーツまで見えている。 ブラとショーツはお揃いの白だ。 目のやり場に困り、注意した。 「姉ちゃん、少しは隠したら?」 すると姉は自分の服装と格好を改めて確認すると、「あら、失礼(笑)。でも姉弟なんだから別に気にすることないでしょ?」と笑った。 無言で苦笑いしていると、「もしかして興奮しちゃう?」と、小悪魔の笑みを浮かべる。 俺は慌てて、そうじゃないと否定した。 しかし、いきなりそんな風に言われると、余計意識してしまう。 姉もそうなのだろうか、気のせいか妙に身体をクネクネさせている。 さらに酔ったせいかも知れないが・・・。 しかし彼女と別れてからひと月あまり、エッチしていない。 それどころか傷心のせいでオナニーすらする気になれずご無沙汰だ。 悩ましい姉を目の前に、久しく忘れていた男の欲望がムラムラと湧き上がってきても仕方ない。 一度スイッチが入ると止められない。 俺の股間はまるで封印が解けたようにムクムクと膨らんできた。 それを知ってか知らずか姉は、治りかけた傷口を抉るようなことを言う。 「彼女・・・久美ちゃんだったっけ?胸大きかったよね。私より大きかった?(笑)」 俺はチラッと姉の胸を見て、「さぁ、どうだったかな?」と、とぼけた。 でも、たぶん姉の方がデカい。 確かEカップだ。 彼女の胸を揉み、乳首を転がし、吸った記憶が鮮明に脳裏に甦る。 「何ボーッとして。あ、元カノの胸のことでも思い出してるの?(笑)」 姉に突っ込まれる。 どうして姉はこういつも鋭いのだろう? しかし・・・イチモツはすでにフル勃起しているし、このままでは気が狂いそうだ。 俺は意を決して、「なぁ姉ちゃん、胸触らせてくれよ」と言ってみた。 そして直後、我に返って後悔した。 しかし、意外にも姉は驚くことも怒ることもなく、少し呆れた感じではあったが、「もう、何言ってるの〜」と、ため息混じりに言った後、「しょうがないわね・・・ちょっとだけよ(笑)」と、言った。 俺は耳を疑った。 言ってしまった後にすぐ、「酔ってふざけただけだよ」と、笑いながら誤魔化そうと思っていたのに。 意表を突かれて茫然としていると・・・。 「どうしたの?触らないの?いいのよ、でも今夜だけね」 今度はやさしい笑顔でそう言いながら俺の隣に移動してきた。 すぐ手の届くところに姉のEカップがある。 姉ではあるが、胸は胸に変わりない。 横目で盗み見ると手に余るほど大きく、そして柔らかそうだ。 (触るだけなら・・・姉もOKしてるんだし・・・) 俺は生唾を飲んだ。 そして、考えがまとまらず、まだ決心もついていないのに無意識に手を伸ばした。 手に余るほどの乳房を指をいっぱい広げて包み込んだ。 姉は瞼を閉じて何も言わない。 俺も言葉が見つからない。 お互いに無言だ。 手だけをゆっくり動かした。 肩を揉んであげてるわけではなく、身内の、しかも血の繋がった姉の胸を愛撫している。 あり得ない。 あってはいけない状況に、これまで感じたことのない興奮を覚えた。 姉の女の部分をこれまで意識したことはなかった。 ・・・否、いけないことなので意識しないようにしてきたことに気付いた。 これまで、その胸や太もも、他に性的興奮を覚える身体の部分を本当は意識していたのだ。 姉は時々眉間に皺を寄せ、唇を噛んだ。 胸を揉みしだかれ、徐々に感じはじめているのではないだろうか? 声も吐息もあげない。 快感を耐えているように見える。 きっとタガが外れると、一気に崩れてしまうのを恐れているのだろう。 無意識に指先を乳首にずらしていくと、「だめよ・・・」と、俺の手首を掴んだ。 しかし強引に指先を伸ばそうとすると、自ら胸を手で覆ってガードした。 「それ以上はだめっ!」 「どうして?」 「わかるでしょ?」 「いいじゃん、別に」 「か、感じちゃうからだめ・・・」 俺は素早く姉の背後に回った。 「姉ちゃん、俺もう・・・」 両手を姉の脇の下から胸へ回す。 「だめだって、健一!こらっ(笑)」 半分笑いながら抵抗してきたが、その手を振り払い、胸を左右とも強く握った。 親指と人差し指で乳房を挟みながら頂上へ搾り込んでいく。 「だめっ!・・・いやっ、あっ・・・」 ブラの生地ごと乳首を摘んで抓った。 「あっ!あんっ!」 姉が身体をよじらせる。 引っ張り、抓り、転がす。 「あぁん、あっ、ぁぁああ〜〜・・・」 観念したのか、俺の手首から手を離すとダランと下ろした。 両手を同時にブラの中へ滑り込ませる。 勃起した乳首を直接転がした。 ピンっと尖った乳首を指先で上下に弾く。 「いやん、あぁん、気持ちいい・・・」 姉は悶えた。 ブラとキャミソールごと肩から下げ、上半身裸にする。 Eカップがプルンと飛び出した。 華奢な肩にキスをして乳房を揉みしだく。 勃起したモノを姉の背中に押し付け、擦り付けるよう腰を振った。 「背中に何か当たってるわよ(笑)」 姉は右手をこちらに回してくると俺の股間を弄った。 「こんなに膨らませて・・・」 ジーンズごと竿を握る。 「あっ、姉ちゃん・・・」 あまりの快感に思わず声が出てしまう。 「うふふ・・・感じる?」 「う、うん」 「抜きたいでしょ?」 「うん」 すると姉はクルリと回って俺に向き直り、「立って」と言った。 素直に従う。 すると姉はジーンズを脱がせてくれた。 足首まで下ろされたのでそのまま抜き去り、足先で引っ掛けて横へ放った。 ボクサーパンツの前は大きくテントを張っていた。 イチモツの形がくっきり浮き出たパンツの表面を手のひらで擦りながら・・・。 「もう立派な大人なのね」 そう言って姉は俺の顔を見上げた。 「子供だと思ってたのかよ?(笑)」 竿をキュッと握る。 「あっ、硬い。凄いわ・・・凄い」 そしてゆっくり扱く。 「先っちょもこんなに濡らして・・・」 カウパーで濡れたパンツの亀頭の辺りを握った手の親指で円を描く。 「あうっ!」 俺は天井を仰いだ。 もう片方の手で玉を包み込んで擦る。 「汚しちゃうといけないから・・・」 姉はそう言うとパンツを膝まで下ろした。 姉の目の前なのに見境なく勃起させているようで、少し恥ずかしさを感じる。 姉の手が直に竿を握る。 すると、これまでの何倍もの快感が全身を走り抜けた。 今度は、「座って」と言われた。 先ほどまで寄りかかっていたベッドに腰を下ろす。 パンツを両手で足首から抜かれ、同時に脚を開かされる。 姉は上体を屈めて俺の股間に顔を埋めてきた。 竿にそっと手を添え、玉にキスをした。 小さな尖った舌が玉の表面をチロチロと舐め回した。 あまりの快感に俺は声も出ず、されるがままになった。 (今は確かいないはずだけど、彼にもこうしたんだろうか?) ふと想像すると、どういうわけかさらに興奮した。 舌が竿の根元からゆっくり這うように上ってくる。 カリの周りをペロペロと舐め回したと思うと、やがて尿道口に舌を突き立ててクネらせる。 窄めた唇でカウパーをチュパチュパ吸い取って綺麗にしてくれた。 そして今度は口一杯に頬張った。 生温かい姉の口に含まれる。 柔らかな舌が絡み付いてくる。 これほどねちっこく濃厚なフェラは経験したことがない。 俺は思わず姉の頭に手を添えた。 姉の頭が上下し始めた。 「んぐっ・・・ジュルジュル・・・ん、ん、ん・・・」 口の脇から唾液が滴り落ち、竿を伝って下腹部を濡らす。 「す、凄いよ・・・姉ちゃん・・・」 すると姉は一度口から離すと同時に竿を扱きながら、「イク時は言いなさいね」と言った。 そして再び口に含んだ。 裏筋を舐め上げながら頭を上下させる姉。 その動きは加速し、かと言って強く吸引することもない。 まさに絶妙で、力加減が絶品だった。 やがて俺は耐えられなくなり、「で、出るっ!イクイク、イクよ」と姉に告げた。 しかし驚くことに、姉は口を離そうとしない。 「もうダメだ!口に出しちゃうよ!」 そう言っても離さず、とうとう・・・。 「あーーっ!イクっ・・・」 俺は射精してしまった。 「あっあっ・・・」 ビュッ・・・ビュルッビュルッ・・・。 溜め込んでいた欲望をすべて姉の口に吐き出した。 姉は何度か手で扱いてくれて、すべてを搾り出すと顔を上げ、「ふごいでたね(凄い出たね)」と、言いながらベッドの傍に置いてあった箱ティッシュを引き寄せた。 3枚重ねたティッシュに俺の液を吐き出すと・・・。 「相当溜めてたのね、どう?スッキリした?」 そう言いながら引き抜いた新しいティッシュで口を拭う。 自分の始末が終わると今度は俺のを拭いてくれた。 そして、「まだ勃ったまま(笑)。元気ね、健一」と、姉は微笑んだ。 射精直後なのに全然くすぐったくない。 それどころか快感は継続していた。 [後編] 「硬いまま・・・どうしちゃったの?(笑)」 「まだ足りないよ・・・」 そう言うと俺は体を起こして姉を抱き寄せた。 「こらこら、もうおしまい」 「姉ちゃんは平気なのか?」 姉の両脇の下から腕を入れて背中に回すと、強引に持ち上げて立たせた。 そのまま抱き締め、胸に顔を埋める。 そして勃起したままの乳首に吸い付き、舌を絡める。 「だ、だめーっ!」 顔を押し付け、激しく頭を左右に振る姉。 背中に回した手を右手だけ尻に下ろしてスカートを捲り上げた。 弾力ある大きめの尻を握り潰すほど強く握り揉んだ。 「あっ、あん・・・そんな激しくしちゃ・・・」 割れ目をなぞって指を股間へ滑らせた。 「やっ、そこはダメ!」 姉のショーツの表面はヌルヌルに濡れていた。 「姉ちゃんもこんなに興奮してるじゃん」 「そ、そんなに擦っちゃ・・・あ、ダメ・・・感じちゃう」 尻からショーツ捲り、下へずらした。 そのまま一気に膝まで引き下げる。 足の指でショーツを引っ掛け、足首まで下げてやると姉は自ら引き抜いた。 スカートを腰まで捲り上げ、下腹部を覗き込む。 姉のヘアは逆三角形で、しかも黒々と濃かった。 そこへ指を差し込みヘアをかき分け、具を弄る。 姉は抵抗しない。 指の腹に当たる突起に愛液を塗りつけるようにマッサージしてやる。 「あっ!あーーっ!」 姉が腰を引いたので、逃がさないように強く抱き寄せる。 「ここがヤバいんでしょ?」 クリトリスをクニクニ転がす。 「そ、そうそこ。あっ、あん、ぁああぁ〜ん、あ、あ、あ」 腰を抱き寄せたままベッドに倒れ込んだ。 ほぼ同時に上下入れ替わる。 姉の顔を見下ろすと涙目になっていたが、決して不快な表情ではなく、むしろ感じている表情をしていた。 両脚を抱え上げそのまま押さえ込んだ。 剥き出しの淫部に顔を近づける。 「何するの?ダメよ、汚れてるから」 「構わないよ、姉ちゃんも舐めてくれたろ」 ふっくらした淫部は愛液がヘアにまとわりついてベタベタしていた。 構わず口を付ける。 陰唇をこじ開けるまでなくニュルンと舌が入った。 微かなしょっぱさを舌に感じた。 鼻を突く欲情した雌の香り。 舌の面積全体を使い、ベロンベロンと舐め上げる。 「はぁ〜〜・・・そ、そんなこと・・・」 舌で割れ目から蜜を掬い上げ、飲み干す。 ピラピラ震える陰唇を吸い、舌でなぞる。 姉の両手が俺の頭を掻き毟る。 両手で乳房を中央に寄せつつ乳首を摘まんで引っ張りながら、時計回り、反時計回りと回転させて苛めた。 クリトリスを弾くように掬い上げる動きを何度も与えた。 「ダメ、ダメ、何それ・・・す、凄いわ」 包皮が剥けて真珠が剥き出しになる。 尖らせた舌先を上下左右に小刻みさせる。 「あっ、あん、あ、あ、あ、イク・・・」 姉は大きく仰け反り、ビクビクと両脚を痙攣させると同時に絶頂に達した。 「あぁぁ・・・はぁ〜ぁ・・・」 そしてぐったりとベッドに沈んだ。 いよいよ最後の一線を越える。 俺は起き上がり、姉の両脚を抱えた。 フル勃起したままの肉棒を握り締め、姉の膣口に亀頭を押し当てた。 「えっ!?それだけはダメっ!」 起き上がり掛けた姉を突き飛ばして寝かせた。 「ゴ、ゴムし・・・んぐっ」 覆い被さり、唇を奪う。 舌をねじ込むとすぐに絡めてきた。 その隙に腰を前へ突き出す。 ヌプッ・・・。 陰唇を押し開いて亀頭が飲み込まれた。 「あふっ!ダメっ!」 姉は俺の胸を押したが離さない。 「もう我慢できないよっ!」 そう言ってさらに腰を前に突き出した。 「あうっ!う・・・」 ズブズブと竿の半分が挿入される。 「ぁああぁぁ・・・健一・・・」 姉の腕が背中に回った。 そして、とうとう根元まで挿入を果たした。 姉の目が潤んでいた。 「こんなのいけないことよ・・・でも」 「でも?」 「もう挿入っちゃった・・・すごく気持ちいいよ」 俺は再び唇を重ね、貪るように舌を絡めた。 肉棒をゆっくり引き抜いて、再び力強く突く。 「あっ!!」 姉が仰け反る。 長いストロークでゆっくりと抽送を開始した。 腰を叩きつけるようなピストンにEカップが上下に激しく揺れた。 まとわりつくような姉の蜜壺は、抜こうとするとまるでそれを阻止し、吸い込まれるようだ。 「姉ちゃん、すごいよ」 俺の下で悶える姉は、もはや姉ではなかった。 欲望を貪る雌でしかない。 乳房を握ると、「もっと強く!もっと激しく!」と、髪を振り乱して叫んだ。 「吸って!強く乳首を吸って!」 俺の知らない姉の淫乱な一面を垣間見る。 えぐるように腰を突き上げながら大きな乳房を弄び、勃起した乳首を苛め倒した。 「すごいっ!すごい!ぁああぁーーーっ!いいーーっ!」 姉の背中に腕を回して起き上がり、対面座位になる。 途端に姉は腰を前後に激しく揺すった。 接合部を覗き込むように下を向き、「あぁすごい、挿入ってる!挿入ってる〜ぅぅ」と叫ぶ。 そのまま後ろに倒れ込むと、俺の上で上半身を直立させた姉は自ら乳房を揉んだ。 腰から下だけがいやらしく前後する。 きっと俺が弟であることも忘れ、快楽だけを一心に求めているのだろう。 倒れ込んできた姉は唇を重ねてきた。 大きく開いた口の中央に目一杯舌を伸ばして俺の舌を求めてくる。 垂れた乳房が揺れて俺の胸に擦れた。 下から高速で突き上げるよう腰を動かす。 「だめっ!いやっ!そんな速くしたらイッちゃうからぁ!」 尻を鷲掴んで広げる。 「だめーーっ!そんなことしたらホントにイッちゃう!あっあっあーーー!!」 姉は俺の上で弓なりになると、ブルブルと全身を震わせて絶頂に達した。 ぐったりと倒れ込んでくると肩で息をしながら、「健一・・・すごい・・・」と、耳元で囁いた。 姉を休ませることなく俺はピストンを続けた。 「やっ・・・あんっ・・・」 再び姉は感じ始めた。 「次は俺も一緒にイクよ」 俺は起き上がり、素早く姉をベッドに寝かすと正常位を取った。 姉を味わうようにゆっくりと抜き挿しを繰り返す。 「はぁ・・・ぁああぁぁ・・・強いのね」 「さっき抜いてるから(笑)」 フィニッシュに向けて徐々にストロークを速める。 「あっ、あ、あ、あん、あ、あ、すごい」 急激に快感が昂ぶり、一気に臨界点に達する。 「あぁ・・・イクッ!イクよ、姉ちゃん」 「わ、私も・・・イクッ!やーーーっ!イクイクイク」 「あーーー!!」 肉棒を素早く引き抜くと、飛び上がって姉に跨がった。 姉の手を取り、握らせる。 すると姉は激しく扱いてくれた。 「あっ・・・」 俺は姉の胸に射精した。 2回の射精を果たし、ようやく理性の欠片が戻ってきた。 無我夢中で姉弟のタブーを破り、姉を陵辱してしまった。 しかし不思議と罪悪感も後悔も薄かった。 姉とは気まずくなるのが怖かったが、姉はそうではなかった。 「お風呂に入ろっか(笑)」 笑顔でそう言うと、風呂にお湯を張りにベッドから下りていった。 一緒に湯船に浸かり体を洗ってもらっていると、俺の方が気恥ずかしくて姉の顔を見れなかった。 しかし・・・。 「ここは敏感なところだからね」 そう言いながら手で直に陰茎を洗われると、俺は再び勃起した。 「また元気になってきた(笑)。上がったらまたする?」 姉はそう言って小悪魔の笑顔で微笑んだ。 ---END--- |
25]娘への達成感 | 2021/11/ 9(Tue) | 2021/11/ 9(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
恥ずかしながら、うちの娘は高校を中退して水商売で働いている。
目元が自分によく似て、かなりの美少女に入る自慢の娘だったが、それを武器に男を相手にする仕事をしているのは、父として相当複雑だ。 できればやめさせたいが、嫁は好きなようにさせましょの一点張り。 毎晩酒に酔った状態で送迎係だとかいう男に送られて、フラフラになって帰ってくるから本当に危なっかしい。 娘は、もう少し稼げるようになったらすぐに家を出て一人暮らしを始めるつもりだそうだ。 父親が口うるさいから・・・。 娘のためを思っての注意も、もう無駄らしい。 引っ越しの資金が貯まり始めた頃、それなりに店でも売れてきた娘の帰宅時間はいつしか早朝になった。 嫁はパート勤めをしているから朝は早い。 逆に職場が近い俺はかなりゆっくりの出勤。 そのために娘の出迎えはいつも俺だった。 その日も娘はかなり泥酔した状態で、男2人がかりで家に戻ってきた。 ほぼ酩酊していて、意識はほとんどない。 男達はそそくさと逃げるように帰り、俺は娘を支えて娘の部屋まで連れていった。 ベッドに放り投げるようにすると、娘はそのまま寝始める。 いつものパターンだが、その日はちょっと様子が違った。 意識は辛うじてあるらしく、水をやたらと欲しがるので、ペットボトルのミネラルウォーターを与えてやった。 娘は口の端からボトボトと水を零してベッドを水浸しにしてしまい、「何やってんだよ」とペットボトルを取り上げようとしたら、いきなり抱きつかれた。 娘は俺の知らない男の名前を呼んでる。 どうやら俺をその男だと勘違いしているらしい。 おそらく娘が好意を抱いてる相手なんだろうが、とても複雑な気分だった。 とりあえず引き剥がそうとしたが、酔っているのに力は強くなかなか離れない。 それどころか、抱きつきながら俺の股間を揉んでくるではないか。 まずい。 完全に娘は父親である俺をその男と勘違いしている。 離れようとすると、「ヒロユキ君、行かないで」と泣きすがる。 もし嫁がいてくれれば手伝ってもらうことも出来ただろうが、嫁はもう仕事に出ていて誰の助けも借りられなかった。 俺が引き剥がそうとするほど娘はすごい力で抱きついてきた。 そしてジッパーを下ろして中のちんぽを掴みだした。 正直、娘に股間を揉まれている最中に、この展開を期待していた部分はあった。 実の娘だろうが、キャバ嬢が好きな自分としては、娘でもあってもそういう対象にちょっとはなってしまう。 それに、なんだかんだで娘の手のテクニックはなかなかのもので、すぐにムクムクと大きくなりだし、男の欲望が優先されてしまったのだ。 娘は躊躇なく父親のちんぽをしゃぶりだした。 口もかなりのテクニシャンだった。 このテクで今のポジションに昇り詰めたんじゃないかと思うほどで、男のツボを的確に刺激してくる娘のフェラチオに、嫁ともすっかりご無沙汰になった俺はあっという間に果ててしまい、娘の喉奥に射精してしまった。 あまりの気持ちよさに、最後は娘の頭を掴んで、自分で腰をガンガンに振ってしまったくらいだ。 娘は濃いザーメンを音を立てて飲み干し、「美味しい」とにっこり笑った。 完全にヒロユキ君とやらと勘違いしているらしい。 おまけに一発抜いただけでは俺のちんぽは収まらなかった。 もうなるようになれと、娘をベッドに押し倒すと、娘は自分から抱きついてきてディープキスをしてきた。 煙草と酒の匂い、それにたった今俺のザーメンを飲んだ口だったが、娘とのディープキスは背徳感が非常に強く、興奮もすごかった。 俺は娘のシャツを胸元まで捲り上げた。 嫁よりデカいサイズの胸を揉み、乳首に吸いついて愛撫をすると、娘は自分で脚を開いてもどかしそうにしていた。 パンツに手を伸ばしてみると、失禁したのかってくらいにぐしょ濡れだった。 もう解すまでもないくらいだったが、指を入れてクリトリスも弄ってやると、娘は腰をびくんびくんさせて、大声を上げてイッてしまった。 娘は相当に敏感でイキやすい体質のようだった。 もう我慢できず、俺はちんぽを娘の中に突っ込んだ。 すごく熱い。 そしてなかなかの締め付け。 俺はもう力の限り、腰を叩きつけた。 娘の喘ぎも絶叫レベルで、声だけで興奮した。 近所に聞こえたらさすがにヤバいのでディープキスで塞ぐが、娘は息苦しいのか時々逃げては吼える。 そろそろ家の前を小学生たちが通りすぎる時間帯だというのに・・・。 フィニッシュはいっそのこと中に決めたかったが、さすがにそれはまずいと思い留まった。 ぎりぎりで抜いて娘のマン毛にぶっかけた。 嫁とレス状態だったこともあり、実の娘とやってしまったという背徳や後悔も、なんとも言えない達成感と快感に変わっていた。 俺がフィニッシュを決めた数分後に娘は熟睡してしまい、俺は娘の身体を濡らしたタオルで必死に清め、きっちりして証拠を隠滅してから仕事に出かけた。 もちろん、その日はまともに仕事なんてできなかった。 もし娘が気付いたら、あるいは途中で俺だと気付きながらそれでもセックスをしたのか・・・。 色々と考えてしまい、あり得ないミスを連発してしまった。 翌日、いつも通りの日常に俺はホッとした。 ただ、あれだけ激しいセックスをして、本当に娘の意識はなかったのか、ヒロユキ君とは誰だったのか? 今も気になって仕方がない。 ---END--- |
24]性的対象化 | 2021/10/21(Thu) | 2021/10/21(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
俺の人に言えない趣味は、パンティでオナニーすることだった。
最初は隣に住む幼馴染のパンティの盗んで扱いたのがきっかけだった。 リボンの付いたコットンのパンティを、まだ剥けていないペニスに押し当てて、いつかその幼馴染とセックスすることを夢見ていた。 その幼馴染の母は、うちの母より少し若い。 かなり美人だったが、女手ひとつで2人の子を育てていることもあって、男らしく建設現場で働いているような気風のいい人だった。 だから初めておばさんの下着を見たときは、普段とのギャップに衝撃だった。 おばさんの部屋はその男らしい性格とは反対に落ち着いた女性らしい感じでまとまっており、タンスの中の下着はフリルの可愛いものからエロチックな透けたパンティまで、きれいに整頓されていた。 それからというもの、俺は幼馴染の家に遊びに行っては、幼馴染のパンティと共におばさんのパンティも拝借するようになった。 洗濯カゴから拝借し、おばさんとのセックスを妄想して、使い終わったら手洗いしてこっそり戻しておくということを繰り返した。 高2のときに幼馴染とキスを済ませて、その後、彼女もペッティングを受け入れてくれるようになった。 もうそのときにはどのタイミングでセックスするかで、その計画で頭がいっぱいだった。 しかしその夢は叶うことなく、幼馴染はある日、俺に手紙だけを残して引っ越してしまった。 “おばさんが再婚して街を離れる” 付き合う前から決まっていたことだけど言えなかったと、後悔の文章が並んでいた。 突然のことだったので、俺は拝借した幼馴染とおばさんの下着を返せぬまま何枚も持っていた。 時々2人のことを思い出しながら引っ張り出して、それでオナニーをする寂しい日々だった。 そんな中、俺は古本屋の店員のおばちゃんと初体験してしまった。 近親相姦ものや熟女のエロ本を買い漁る俺は、おばちゃんに目をつけられていた。 俺は、うちの母や幼馴染のおばさんよりもはるかに年上のおばちゃんに誘惑されて童貞を奪われた。 2ヶ月ほどの短い間だったが、俺とおばちゃんは互いにセックスに溺れて、孫と祖母のような関係を続けた。 夏が終わる前におばちゃんが俺の元から去ってしまうと、またつまらない日常が帰ってきた。 学校がはじまり残暑が残る中、たまたまガレージに干してあった、穿き古した母のパンティを手にとった。 日差しが強く濃い影を落とすガレージの中で、俺は初めて母を想像してパンティをペニスに押し当てた。 クロッチに染み付いた落ちない汚れにザーメンを吐き出して冷静になると、途端に後ろめたい気持ちになった。 おばちゃんと初めて経験したときのような、後味の悪い気持ちになるところが似ていた。 近親相姦ものは好きだったが、母親役として想像するのはいつも幼馴染の母だった。 自分の母を想像するのが、こんなに罪悪感があるものとは思わなかった。 しかし、母のパンティをペニスに包むのは止められなかった。 母に見つかったのは衣替えのときだった。 自室の衣装ケースの奥に、これまで盗んだパンティや古本屋のおばちゃんに使ったバイブなんかを隠していたのだが、それが見つかってしまった。 ついでに母は俺の部屋を隅々まで探したのか、近親相姦モノや人妻・熟女モノのエロ本と一緒に積まれていた。 おばちゃんと親しくなってからは特にエロ本が増えたので、高校生の趣味としては異常な数だったと思う。 母に問いただされたが、俺はなんて答えたのか覚えていない。 叱られながら、エロ本はわからないように新聞紙で包んで紐で縛り、母の目の前でパンティに鋏を入れて細かく刻んで捨てさせられた。 地味なパンティを手に取り、母の物だとバレないように鋏を入れようとすると、母が自分のパンティだと気づいて俺の手から奪い取った。 母は自分のパンティを広げて汚されているのを確認すると、「これは何?どうして?」と、パンティを汚した理由を聞いてきた。 俺は答えずに、エロ本と刻んだパンティが入ったゴミ袋を持って、とりあえず物置兼ガレージへ向かった。 持ちきれないエロ本の束を母が持ってくれて一緒に歩いた。 ほとんど日が入らない暗いガレージの奥にゴミを置くと、「もう二度と、こんなことしないと約束して」と母が言った。 俺が母に約束すると母は手を握ってきて・・・。 「ごめんね・・・。受験勉強で大変なのに、いつも家事の手伝いとかお願いして・・・ストレスが溜まってたんでしょう?だけどあなたは文句も言わず家事を手伝ってくれるし、お母さんの愚痴も聞いてくれた。お母さん、あなたには感謝してるのよ」 そう言って母は俺の顔を大きな胸に引き寄せて、俺の頭をクシャクシャにした。 「1回だけ。1回だけなら・・・絶対、誰にも言わないって約束できるんなら・・・」 そう言った母の目が何か異様に輝いて見えた。 外はまだ明るく、閉めきった薄暗い和室で俺は母のスカートを脱がせ、仰向けにした。 「本当にいいのか?」 母に改めて問いかけると・・・。 「やっぱり、やめよっか。無理にしなくても・・・」 母も決心が鈍っていたんだと思う。 俺は二度とないかもしれないチャンスだと覚悟を決めていた。 「お母さん」 「うん・・・」 俺の気持ちが通じたみたいだった。 俺は母のパンティに指をかけた。 母は尻を浮かして協力してくれた。 胸がドキドキと鳴りだした。 古本屋のおばちゃんより濃い陰毛が目に入り、俺は母の両足をM字に開いた。 指で触れると母の中心はもう濡れている。 「お母さん、濡れてるよ」 そう言うと、母は恥ずかしがって顔を座布団で覆ってしまった。 クチュクチュと指を膣を弄ると、母が切なそうな声を漏らした。 おばちゃんと違って深い陰毛に覆われているので、掻き分けて小さいクリトリスを探り当てた。 母が持ってきたコンドームをペニスに被せてくれた。 そして母は仰向けになって大きく股を拡げた。 ペニスを母の入り口に当てると、ヌルっと温かい熟女の柔肉に包まれた。 初めての母の中はキュキュと締まる感じだ。 柔らかくて密着した感じだった。 「入ってるのわかる?お母さんの中、気持ちいい?」 母が尋ねてきた。 母は服を捲り上げてブラをずらすと大きなおっぱいをボロンと出した。 その褐色の乳首に歯を立てて甘噛みしながら、母の深いところをペニスで突くと、「あっあっ・・・」と母は喘ぎ始めた。 それに合わせて膣の中がペニスを柔らかく包んできて、ものすごく気持ちよくなってきた。 目をぎゅっと閉じて耐えている母はますます顔を紅潮させている。 こんなに可愛い母をカメラに収めたくて携帯を構えると、「ダメよそんなの。内緒だって約束したじゃない」と抗議したので、絶対に顔は映さないからと約束して、母の顔を座布団で隠してムービーを撮り始めた。 母のおっぱいや股間、ペニスが出入りしているところ撮影していると、母の甘い喘ぎ声が聞こえる。 顔が映っていないことに安心したのか、母は自分から腰を動かしてきた。 携帯をそのままにして枕元に置くと俺と母は激しく愛しあった。 母の名前を呼ぶと、母もそれに応えてくれて唇を貪りあった。 母とのキスで興奮したのか、俺はあっという間に母の中でイッてしまった。 俺はコンドームを外して母のお腹にあたりに置くと、母の股間をティッシュで拭いた。 母はそんな風にされるのが初めてなのか、「すごく嬉しいけど恥ずかしい・・・」と顔を手で覆ってしまった。 中に指を入れた。 「ううっ・・・」と母が声を漏らした。 俺はもう1回と母にお願いした。 母は迷っていたが、構わず押し倒すとペニスを母の股間に擦りつけた。 ヌルヌルと擦ったり乳首をコネコネと摘んだりして母を弄び、母が何も言わないこといいことに生のペニスをズブっと深くまで入れた。 グチュグチュと音を立てて母と生セックス。 母も自分から腰を動かしてきた。 母が抱きついてきて、「イク」と言うと背中に強く指を食い込ませてきた。 母は立て続けに「イク」と大声を上げる。 俺も、もうイキそうだと伝えた。 びっくりしたのか、母はそれまでの喘ぎ声から、「お願い、コンドームをつけて」とお願いしてきた。 まだ妊娠もするし、今日はたぶん危ない日だと俺に言った。 俺はなかなか抜けずにいたが、母を妊娠させることの恐怖でようやくペニスを抜いた。 愛液でヌルヌルになったペニスは爆発寸前で、母がコンドームをつけようと手をペニスに伸ばすと快感が上がってきて、俺は暴発した。 すごい勢いでザーメンが吹き出し、母の服や顔、髪に飛び散った。 母はティッシュで俺のペニスを綺麗にして、使用済みコンドームを包むとそのまま部屋を出た。 冷静になって、またチクっとした罪悪感が湧いたが、母を初めて性的な対象にしてオナニーしたときのような嫌悪感は不思議となかった。 それよりも、これまで母には感じたことのない恋愛のような苦しい気持ちになっていることに気づいた。 セックスをはじめて1時間も経っていなかったが、それからしばらくすると弟、そして父が帰ってきた。 時間がなかったのか、母は着替えなかったみたいだ。 ザーメンがついた服で過ごしていた。 母の顔を見るたびに胸がときめき、同時に切ない思いが込み上げる。 近親相姦とはこんなに苦しいものなのかと思った。 ---END--- |
23]妹の献身的な膣 | 2021/10/ 8(Fri) | 2021/10/ 8(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
わざと足音を立てて階段を上がっていき、妹の部屋の前でちょっと咳払い。
自分の部屋に戻って灯りを落とし、ベッドに潜り込むと、すぐに扉がそっと開いて、足音を忍ばせた妹がベッドの中に潜り込んでくる。 きっと妹にも“いけないこと”というのはわかっている。 でも、大好きなお兄ちゃんとは一緒にいたいし、それにお兄ちゃんにされることも、最近はそんなに嫌いじゃない。 甘えるみたいに腕の中に割り込んできて、しっかりと包み込んでやると、本当に嬉しそうな顔をする。 この笑顔がたまらなく可愛らしくて、僕はすぐに妹にキスをしてしまう。 年の離れたこの妹が僕は大好きだし、妹も僕をとても好いてくれている。 お互いに好きな者同士が体を寄せ合いながら同じベッドの中にいるのだから、嬉しさはどうしたって隠しようがないし、それを態度で表現していったって、なんの不思議もない。 まだまだ『愛』や『恋』なんて言葉とは縁遠い年頃の妹だけれど、人を好きになるのに年齢は関係ないし、いつまでも好きな人に可愛がってもらいたいと願う気持ちは、たとえ子供であったって変わりはない。 いけないこととわかっていても、妹は僕の部屋に足繁く通ってくる。 僕のお腹の上に乗っかり、腕の中に包まれながら、妹は自分の気持ちを訴えるように甘えた頬ずりを繰り返す。 お風呂から上がったばかりの妹はとてもいい匂いがして、最近はシャンプーだけじゃなくてちゃんとリンスもするようになったから、優しく撫でている髪の毛も、とてもなめらかで、なんとも言えないくらい手触りがいい。 心地よい重みをお腹の上に感じながら、この豊かでなめらかな黒髪に触れていると、僕はどうしようもなく興奮するし、いつだって妹が欲しくなってしまい、それを実行に移してしまう。 でも無理強いをしたことはないし、妹が嫌がることをしたことは一度だってない。 「今日も頑張る?」 小さな頭を撫でながら耳元で囁くと、妹はちょっと照れたように笑い、小さく頷いてから、それが嘘じゃないよと教えてくれるように目を閉じて薄い唇を僕に重ねてくれる。 最初は遠慮がちなキスだけれど、僕が細い背中を抱き締めながら小さな頭を抱え込んであげると、すぐに夢中になって僕の舌を求めてきたりもする。 まだまだ子供で胸だって本当にぺったんこ。 お尻だって、そんなに大きくはなくて、とてもエッチなんかできそうな体じゃないけれど、でも妹はちゃんと僕とエッチができるし、それに時々だけど、「気持ちいい」って言うことだってある。 伸ばした舌をレロレロと舐め合いながら、呆れるくらい長い時間、唇を重ね合うのは、それが幼い妹には一番適した愛撫だから。 体を舐めたりアソコを弄ったりするよりも、執拗に舌を絡ませながら唇を重ね合ったりする方が、妹はずっと興奮するし、アソコを湿らせたりもする。 妹が僕を好きだというのはわかりきっているから、本当に焦りもしないで、僕はゆっくりと妹を気持ちよくさせていくことだけに専念すればいい。 長い長い時間、キスを繰り返して、その間も妹のお尻を撫で回したり、「可愛いよ」って頭を撫でながら褒めてあげたり。 すっかり気分が良くなった妹のアソコの濡れ具合を確かめるために、上に乗っていた体を下にして、またキスをしながら今度はパジャマの中に手を滑り込ませていく。 ふっくらとした陰門を撫でてから静かに指を埋めていくと、わずかだけど絡みつくような粘液が指先にしっかりとわかったりして、こんな小さな子でも必要とあらばちゃんと濡れるんだなぁと、人体の不思議さに妙な可笑しさがこみ上げてならなかった。 まだ子供だから、やっぱりびしょびしょに濡れたりはしなくて、どんなに頑張っても微かに潤む程度。 だから舐めて濡らしてあげるんだけど、僕の前で裸になるのなんか小さな頃から当たり前だった妹は、普通にアソコを舐めてあげたくらいじゃそんなに恥ずかしがったりもしないし、反応も鈍くてあまり面白くない。 それで最近は僕の顔を跨がせて下から覗きながら舐めてあげるのだけれど、これが妹にはすごく恥ずかしいらしくて、アソコにキスをしただけでピクピクと体を震わせたりするし、クリトリスを舐めてあげると、思わず声を出しちゃったりもする。 慌てて口を手で塞いだりして、その仕草がたまらなく可愛らしく、僕はますます興奮して、もっともっと妹を虐めてみたい衝動にも駆られるけれど、階下に両親がいる平日の夜には、やっぱり無理。 廊下のちょっとした物音にもビクビクしている僕たちだから、あんまり無茶も出来ないし、それを歯痒く思うこともあるけれど、無理をせずに大事に妹を可愛がってきたおかげで今の僕たちの関係があるのかもしれない。 妹は本当に僕のことを好きになってくれたし、本気で「お嫁さんになりたい」と願っている。 兄妹で結婚できないことは妹も承知しているし、それが法律で定められていることも知っているけど、それでも妹は僕のお嫁さんになると言って聞かないし、事実、妹は僕のお嫁さんになるために一番大事なものを僕にくれた。 そこに辿り着くまでには、ちょっとずつ慣らしながら、2ヶ月以上も時間がかかってすごく大変だったけれど、でも最後まで妹はとても献身的だったし、協力的でもあった。 決して無理はしなかったつもりだけれど、やっぱり最後は、あまりに痛くて妹は泣いた。 でも僕が優しくキスをしてあげると、妹は涙を湛えた目で嬉しそうに笑ってくれて、その笑顔を見たときには、僕も心の底から、この可愛い妹をお嫁さんに出来たらいいなと願った。 妹の献身さは今も変わらず、こうして今夜も僕のお嫁さんになるために頑張ってくれている。 やっぱりまだ痛いらしくて、たっぷりと舐めて濡らしてあげるんだけれど、妹だけ濡らしても痛みはそんなに変わらないらしい。 入りはじめが一番痛いらしくて、そこさえクリアすれば少しずつ痛みは薄れていくみたいだから、そこに気付いた妹は熱心に僕のを舐めてくれるようにもなった。 小さな手のひらに包まれて、いっぱい唾を付けながら短い舌でチロチロと舐めてもらうと、気持ちいいというよりは、とてもくすぐったい。 たまにいっぱい口を開いて中に収めようとしてくれるけれど、妹の口のサイズには、まだ合わなくて、舌だけで舐めてもらうのがほとんど。 それでも僕は満足できるし、そんなことをしてまで僕を受け入れようとしてくれる妹の姿には、ちょっと感動的にもなってしまう。 お互いに舐め合いっこをしながら、十分に濡れたところで最後の儀式。 指を添えなければ到底無理なくらい、まだ妹のアソコは固くて、すごく狭くもある。 それでもなんとか押し込んでいくと、ミシミシって骨の軋むのがわかって、ほんとに壊れるんじゃないかと、何度やっても心配になったりする。 妹も一生懸命に歯を食いしばったりしているから、とても可哀想な気持ちにもなるけれど、でもこの辛さを乗り越えるためには、やはり回数をこなすしかないんじゃないかと思うから、僕はやめたりしない。 メリメリってめり込んでいって、狭い隙間をこじ開けていくと、先の方がずるって妹の中に滑り込んで、ようやく難作業が終了する。 まだ半分も入らないけれど、それでも僕にとって妹の狭い膣は、とても魅力的で気持ちよくてたまらない場所。 肉体的な気持ちよさよりも精神的な快楽の方が圧倒的に強いのは、こんな小さな子が、それも実の妹が、僕のために辛い思いをしながら必死に頑張って受け入れてくれるとわかるから。 それは肉体的な快楽なんて目じゃないほどに僕を酔わせてくれるし、満足もさせてくれる。 妹の中に入るまでは、やはりどこか気持ちがそわそわして落ち着かなかったりもするけれど、妹の肌とはまた違う体温を体感できて、ちゃんと壊れないで今夜も僕を受け入れてくれたと実感できると、不思議なほどに満足感を覚えて、心に余裕も生まれたりする。 だから気持ちよさを追求するために激しく動いたりもしないし、体位を入れ替えて妹を責めたりもしない。 妹の中に入ったまま静かに胸を合わせながら抱き締めていって、大きなモノを入れられてハアハアと苦しげな息をしている妹にキスをする。 条件反射のように妹は僕にしがみついてきて、苦しさを紛らわせるかのように激しく唇を求めてきたりする。 ギュッと目を閉じているから心配になって「痛いの?」と尋ねると、妹は大袈裟に首を横に振る。 「大丈夫だよ」と、僕が心配しないように無理に笑顔を作ったりして、本当に僕を好きなんだなと実感できる瞬間でもある。 そのまま、いつまでも妹の中にいたいけれど、それは僕のわがままなだけであって、妹にしてみれば苦行でしかない。 「イクよ」と教えてあげて、僕は最後の高見へ向かっていく。 もちろん小さくゆっくりと。 とてもイケそうな速度じゃないけれど、それでも妹の狭い膣は難なく僕を昇天させてしまったりする。 ほんとに慣れってすごい。 今は自分の手ですることもほとんどないから、早漏になったんじゃないかとちょっと心配にもなるけれど、妹を苦しめないなら僕はそれでもかまわないかなって思っている。 いっぱい注ぎ込んであげると、妹はうわ言のように「熱い・・・」って無意識に口にする。 その熱いのを注ぎ込んでもらうのが妹には格別気持ちのいいことらしくて、セックスを嫌がらない理由の一つでもある。 ほんとに狭いから僕の注ぎ込んだものは蓋をしているにも関わらず、あっという間に溢れ出して僕のベッドを濡らしたりする。 しばらく余韻に浸ってから抜いてみたらどろっと出てきて慌てて拭いたりもするけれど、でも僕は僕で妹の可愛らしい性器から僕のものが溢れ出してくるのを眺めているのが嫌いじゃない。 ティッシュで綺麗に拭ってあげてから可愛いアソコにキスをしてあげる。 そこは、さっきまで僕の精液で汚れきっていたところだけれど、汚いなどとは思わないし、むしろそこが愛しくて、何度もキスをしたり舐めたりしてしまう。 それもまた妹にはご褒美のように思えるらしくて、妹は恥ずかしがったりもしないで、ずっと足を開いてされるがままになってくれている。 妹の隣に寝そべって、小さな頭を撫でながら「気持ちよかった?」と尋ねると、妹ははにかむように笑いながら、「うん」と答えてくれる。 そんなわけはないのに、妹は僕を喜ばせようと、いつだって一生懸命だ。 僕は妹が本当に愛しくてならないし、たまらなく素敵な女性に思えてならない。 妹が結婚できる年齢になるまで後7年。 果たして、その時まで妹が今と同じ気持ちでいてくれるかなんて僕にはわからないけれど、でも、もし妹の気持ちが変わらないでいてくれるのなら、結婚は出来なくても、お嫁さんはありかな?って、僕は真剣に考えている。 ---END--- |
22]邪淫の美貌 | 2021/ 9/28(Tue) | 2021/ 9/28(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
両親が離婚したのは、僕が高校1年生の時だった。
原因は、父の女癖だったようで、昔からそのことが原因で夫婦喧嘩が絶えなかった。 長距離トラックの運転手をしていた父は酒好きで、仕事の合間を縫っては飲み屋を回り、行く先々で店のママや客の女性と浮名を流していたようだった。 小学生中学生の時、父と母がののしり合い、時に父が母に暴力を振るうのを見るのは辛かった。 自分の部屋に逃げ込み、耳を塞ぎ、自分は親父のようなクソ人間にはならないと心に誓ったものだ。 母は離婚した後、郷里に帰り、僕の親権は父が持つことになった。 父子2人のおぼつかない生活が始まったのだが、近くに住んでいた祖母、つまり父の母が何かと身の回りの世話してくれたのでなんとかしのげた。 しかし、その祖母がしばらくして病に倒れ、呆気なく他界してしまったのだ。 僕が高校3年になる少し前のことだった。 トラック運転手の父は仕事に出かけると2、3日は帰宅しなかった。 家のことはすべて僕がやることになったが、大学受験を1年後に控えて心理的負担は大きくなっていった。 コンビニ弁当で日々済ませ、洗濯物も溜まりがちになっていき、家の中は荒れていった。 そんな状況にたまりかねた父の実家に住む叔母、つまり父の妹が声をかけてくれたのだった。 父の実家には、祖母が亡くなった後、82歳になる祖父と34歳になる叔母が暮らしていた。 叔母は末っ子で、長男で一番上の父とは年が16歳も離れていた。 市役所に勤めていた叔母は年老いた祖父の世話をしていた。 叔母は出戻りだった。 26歳の時に結婚したものの、何らかの理由で4、5年で離婚したのだった。 子どもはいなかった。 というわけで、1年後の大学受験を目指して、僕は祖父と叔母が暮らす家に居候することになった。 僕が生まれた頃、高校生だった叔母は、近くに住んでいたこともあって、よくうちに遊びに来て、僕のおむつを替えてくれたり遊んでくれたりしていたとのこと。 僕のことを年の離れた弟のように思っていたようで、成人した後も、お小遣いをくれたり何かと可愛がってくれた。 当然僕も叔母のことを姉のように思っていたので、気兼ねなく父の実家にお世話になることにした。 僕の勉強部屋には、父が昔使っていたという2階の南向きの6畳ほどの部屋があてがわれた。 1階には祖父が暮らし、2階の僕の部屋の廊下を挟んだ向かい側に叔母の部屋があった。 祖父と叔母との食事。 僕は久しぶりに、家族の団らんというものを味わった気がした。 祖父も僕が小さいときから、初孫ということで可愛がってくれていて、僕が希望の大学に受かるように心を尽くしてくれた。 しかし、そんな祖父も僕が居候をはじめて2ヶ月もしないうちに体調不良を訴えて病院に行き、そのまま入院してしまったのだ。 父の実家には叔母と僕だけが取り残された。 祖父が入院した日の夜。 疲れを感じさせる叔母の顔を見た時に居た堪れない気がした。 2人だけの食卓で、済まなさそうに夕食に箸をつける僕の気持ちを察したのか、叔母は「みっちゃん(僕)は気にしなくていいのよ。頑張って勉強して大学に受かって」と笑顔で言ってくれた。 僕はその時、意識した。 同じ屋根の下、叔母と2人きりだということを。 親戚だとはいえ、血が繋がっているとはいえ、叔母と僕は女と男だった。 僕はもう男と言える年になっていた。 この家に居候することになったときは祖父もいたし、叔母は僕が小さい頃から家族のように接してきた存在だったし、何の違和感もなかった。 しかし、突然祖父が入院して、叔母と2人きりで過ごすという予期せぬ展開に事は進んでいったのだった。 叔母はそれまでと変わらず、朝食を作り、弁当を作ってくれて、僕が学校に行くのとほぼ同じ時間に出勤した。 そして夕方、僕が帰宅するのとほぼ同じ時間、スーパーの買い物袋を下げて帰宅した。 祖父の病名は再生不良性貧血だった。 しばらく入院加療が必要とのことで、叔母は時々、家から車で20分ほどのところにある病院に見舞いに通った。 叔母は昔から美人だった。 有名人でいうと、女優の板谷由夏という人に似ている。 僕が小学生の頃、うちで友達と遊んでいた時、たまたま叔母がやって来て、友達から「きれいな姉ちゃんだな」と言われたことが印象に残っている。 僕は美人の親戚がいるということを誇らしく思った。 叔母は普段から化粧は控えめだったが、内面から滲み出るようなやさしさが、その美しさを引き立てていたと思う。 祖父が入院して、僕の中に叔母に対する邪念が湧いてきた。 それを振り払うように勉強に没頭しようとしたが、悪魔の囁きは、しぶとく強力に僕を邪な方向に引き寄せようとした。 「お湯冷めないうちに入れば」 パジャマを着て、濡れた髪のすっぴんでも美人な叔母が僕の部屋を覗く。 「うん、ありがと」 僕はさりげなく振り返り叔母の顔を見るが、心臓の鼓動の高鳴りをどうすることもできない。 叔母が入った後の湯船に浸かり、叔母の裸を想像した。 そして初めて、叔母のことを思い浮かべて自分を慰めた。 それまで想像もしなかったし、想像することもやましいくらいに思っていたであろうことだった。 しかし、ひとたびその川を渡ってしまえば、当たり前のように毎日毎日、叔母を脳内で愛し、凌辱した。 一緒に食事するとき、叔母の顔が直視できなかった。 「何か困ってることでもあるの?」と訊かれた。 しかし、とても本当のことを口にすることはできなかった。 深刻な事態となっていった。 勉強が手につかなくなった。 授業中も叔母のことが頭に浮かんで授業に身が入らない。 帰宅すればしたで、叔母が身近にいることを常に意識した。 いつか自分が暴走するかもしれないと思った。 僕は決心した。 この家を出ようと。 そのために叔母にすべてを打ち明けようと。 梅雨入り宣言された日だった。 夕食の後で思い切って叔母に、「話したいことがある」と告げた。 叔母は怪訝な顔で台所に立っていた。 「今まで言えなかったんだけど・・・」 僕がちらちら叔母を見ながら言うと、叔母は気遣うような目で僕を見つめた。 「叔母さんのこと、意識しちゃって・・・」 「私のこと?どういうこと?」 叔母はきょとんとした表情で言う。 「意識って?」 いつもと変わらず、すべて包み込んでくれそうな大らかな雰囲気の叔母に僕は安心していた。 「叔母さんのことを、女として見てしまうってこと」 「えっ?だって、親戚だよ、私たち。叔母さんだよ」 びっくりしたような表情の叔母。 「僕も、まさかこんな風に思うとは思わなかったけど、じいちゃんが入院して叔母さんと2人になって、なんか心が変になっていって・・・勉強も手につかない感じになって」 沈黙の時間が流れる。 「そうなんだ・・・それは困ったね」 叔母が本当に困った表情を浮かべた。 「だから、この家を出ようと思って」 叔母の目が一瞬、マジになった。 「帰っても大丈夫なの?」 「大変だろうけど、頑張ろうと思って」 「そっか・・・」 その後もしばらく叔母は、僕が家に帰ると父が心配するかもしれないとか、もうしばらくここに留まったほうがいいのではと、そんなことを言っていた。 僕は変な気分だった。 「叔母さんのこと、意識しちゃって」と告げたこと。 それは、はっきり言えば叔母に告ったのと同じことだったからだ。 叔母は、年の功か僕の告白をしっかり受け止め、また満更でもなさそうな風に見えた。 僕の中で、勉強に本腰を入れるために家に帰らなければという思いと、叔母が欲しいという思いが激しく交錯していた。 そして叔母を前にして話しているうちに、後者の思いが大きくなっていた。 衝動的だった。 「もう無理!」 その時、僕はそんな風に口走ったらしい。 気がつくと叔母に抱きついて押し倒していた。 しかし、どうしていいかわからず、叔母にしがみついたままだった。 「ちょっと、ちょっと。どうしたの」 叔母は慌てて僕を引き離そうとしていた。 しかし僕は、いい匂いのする叔母の温かい体に密着していた。 その時、それまでの親が離婚したこととか、祖母が急に亡くなったこととか、ここに居候することになったこととかの、どこにも吐き出せなかった思いが溢れてきて泣けてきた。 しゃくりあげる僕に叔母は驚いた様子だったが、僕を抱き締めたまま頭を撫でてくれた。 僕が無意識に叔母の胸に顔を埋めると、しばらく叔母は僕の頭を撫で続けていたが、おもむろにシャツをたくし上げてブラを外すと、おっぱいを差し出してくれた。 僕は赤ん坊のようになって叔母の乳首を口に含んだ。 「私とみっちゃんの秘密。だから『帰る』なんて言わなくていいから」 叔母が静かに諭すように言った。 別々に風呂に入った後、叔母の部屋に初めて入った。 常夜灯だけ点けて、ひとつの布団に入り、布団の中で互いにすべてを脱いだ。 叔母のしっとりした肌触りと体の温もりと、そして僕のどうしようもなく硬くなったチンチンが叔母の陰毛の辺りに当たった感触が忘れられない。 「すごいことになってるよ」 叔母が笑った。 あの叔母と裸でこんなことになっている。 気絶しそうなくらい非現実的な気分だった。 過呼吸のようになって苦しかった。 罪悪感というものはほとんど消え失せていたと思う。 生まれて初めてのセックスというものを叔母としたい、ただそれだけだった。 叔母の柔らかい指が僕の敏感すぎるチンチンの先端に伸び、こねるように動いた。 フフッと叔母が笑った。 我慢汁というやつでヌルヌルになっていたのが自分でもわかった。 叔母が小鳥のくちばしのように口をすぼめて、チュッチュとやってきた。 叔母に合わせてやりながら僕が、「ほんとは僕たち、まずいよね、こういうこと」と言うと、叔母はそれまで見たことのないような悪戯っ子のような表情で、僕のチンチンの先端を強めに摘んできた。 普段は市役所勤務で、地味で真面目で毅然としていた叔母。 でも、その時は別人のように見えた。 僕を誘惑するように舌を絡めてきて、乳首を弄り、チンチンをいやらしく触ってきた。 僕はそのとき初めて、男も乳首が感じるということを知った。 叔母は息を荒げ、「吸って」と言いながら、僕の頭を自分のおっぱいに引き寄せた。 さっきと同様に僕は叔母の乳首を口に含んだが、さっきとは違って叔母の乳首は硬くなっていて、僕の舌が動くたびに叔母はビクンビクンと感じた。 叔母は何かが乗り移ったかのようにせわしなく僕の頭や背中を撫で回し、「もっとして」と繰り返した。 僕が叔母を喜ばせたいと夢中でおっぱいを舐めていると、叔母は僕のチンチンを掴み、自分の股間にあてがった。 その直後、急になんとも言えない温かい、そして柔らかい感触に僕は包み込まれた。 腰を沈めると、僕のチンチンが熱くヌメヌメしたものでギュっと締め付けられた。 呆気ない童貞喪失の瞬間だった。 叔母は待ちきれなくて何の予告も前触れもなく、僕を食べたのだった。 「入ったの?」 呆気にとられてそう訊いた僕を叔母は悪戯っぽく見上げながら、艶かしく腰を動かした。 くねくね回したり、前後に動かしたり、突き上げたり、中に入ったチンチンを食いちぎらんばかりに締め付けたり・・・。 あっという間に僕は限界を迎えた。 「出るよ」 一気に激しい波が押し寄せてきて、腰を数回振っただけで出してしまった。 叔母の中に・・・。 「大丈夫・・・?」 息も絶え絶えに心配そうに訊く僕に叔母は、「今日は大丈夫」と。 僕が一旦叔母から離れようとすると、叔母は僕の尻を掴んで制止した。 そして、さらに腰を動かしてくるのだった。 「おばさん、それダメだって。それより色々したい」 僕は無理やり叔母から離れた。 意外な叔母の夜の姿だった。 後から思い返すと、叔母も当時、離婚して間が無く、寂しかったのかもしれなかった。 甥からの突然の告白によって、我慢に我慢をしていた思いが堰を切ったように溢れたのだろう。 僕は女性のあそこが見たくて仕方がなかった。 常夜灯だけだと見えないので、部屋の明かりを点けていいか訊くと、叔母はあっさりと「いいよ」と言った。 嫌がると思ったが、意外な答えだった。 叔母は僕の興奮ぶりを楽しむように、自ら長い脚を大きく開き、見せてくれた。 叔母の整った顔立ちと、なんとも言えずいやらしい股間の対比が凄かった。 「初めてなの?見るの」 「うん。ネットとかでは見たことあるけど」 なんだか叔母とそんな会話をしていること自体が夢のようだった。 叔母は自分で指で開いて丁寧に説明してくれた。 僕がふざけて「市役所でも窓口でお客さんにそうやって説明してるの?」と訊くと、「バカ」と言われた。 叔母が開いた割れ目の奥から、トロっと透明なものが溢れてきた。 それを指で拭い嗅いだが何の匂いもしなかった。 僕はもともと潔癖症のようなところがあって、他人の食べかけ、飲みかけのものには口をつけられない性分なのだが、その時は叔母のそこを気が済むまで舐めたいと思った。 一旦閉じられた叔母の脚を強く開き、僕はそこに食らいついた。 「みっちゃん、だめ」 叔母が声を震わせた。 最初はやり方は分からなかったが、すぐにどこをどうすれば叔母が喜ぶか分かってきた。 叔母が教えてくれたクリトリスは鉄板だと思った。 ひどく感じた。 ずっと舐め続けるより、緩急をつけたり、意表をついて舐めたりすると余計に感じた。 その夜、僕はすごく大人に近づいたと思った。 あそこだけでなくアナルも舐めた。 足の指も舐めた。 潔癖症の自分が信じられなかった。 2回目は余裕を持って叔母とひとつになった。 水が体内に浸透して体の一部になっていくように、叔母と僕の細胞が合わさっていくような、そんな感慨を覚えた。 恋人のように夢中でキスをし、壊れるくらい抱き締めながら汗だくで愛し合った。 叔母は「もっと、もっと」と言いながら、両脚を僕の尻に巻き付けてきて求めた。 その日は朝刊が届けられる時間まで愛し合った。 何回ひとつになったかは覚えていない。 そして、次の日もその次の日も叔母とセックスした。 「勉強が身に入らないから、この家を出る」と言った僕だったが、そう叔母に告げたことがきっかけとなって、さらに深みにはまりこみ、さらに勉強が手につかなくなった。 授業中も叔母とのセックスのことばかりを考えていた。 叔母のことを本気で好きになってしまった。 許されなくても、駆け落ちしてでも結婚したいと思った。 しばらくして噂が立った。 「あの家で夜な夜な変な声が聞こえる」と。 祖父が入院して、叔母と居候の甥が2人で暮らしていることは近所の人々も知っていた。 その家から夜な夜な・・・。 朝家を出るとき、夕方帰ったとき、近所の人の目がどこかよそよそしく感じられた。 その噂がついに父の耳に入り、父から激しく叱責された。 僕はあくまでしらばっくれていたが、罵られ、ボコボコに殴られた。 叔母も父から厳しく問い詰められたようだ。 僕は実家に連れ戻された。 翌春、大学受験に失敗した僕は家を出て、新聞奨学生として働きながら、その1年後に再受験して晴れて希望の大学に合格できた。 叔母は、祖父が入院して半年ほどして亡くなった後、知人の紹介で実業家の男性と知り合い、再婚して実家を後にした。 その家も今は解体されてコインパーキングになってしまった。 僕は23歳になり、就職活動真っ只中だ。 40歳を迎えた叔母は、旦那になった人の仕事の関係でタイに移住してしまった。 もう会うことはないかもしれないが、叔母への想いは炭火のようにくすぶり続けている。 ---END--- |
21]淫水に濡れた車内 | 2021/ 9/26(Sun) | 2021/ 9/26(Sun) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[前編][後編]
[前編] 自分の母親とキスしたらどうなるか、考えたことってある? ほんのちょっとしたタブーへの好奇心だったんだ。 免許をとったばかりで、まだ母が同席しないと車が貸してもらえなかった頃の話。 週末のたびに実家へ帰り、練習のために母とドライブに出かけていた。 自分で言うのもなんだが、運転が下手で、ひとりで運転させるのは危ないと母が車を貸してくれなかったからだ。 普段は兄弟がいるし、母と2人きりというのもなんだか新鮮で結構楽しかった。 母はごく普通の主婦だけど、顔がちょっと江角マキコに似てて、息子視点ではまあまあ美人だし、連れ回すのも悪くなかった。 その日は天気が不安定で、朝から降っていた小雨がやんだと思ったら、ものすごく濃い霧が出てきた。 ただでさえ慣れない田舎道でどうにもならないと思い、追突されるのを防ぐために広い路肩に車を停めて天候回復を待った。 県道なので割と車が通るところだったけど、その日は全然車が走っていなかった。 まだお昼を食べたばかりの時間で明るかったけど、静かなところで母と2人きりでいるのは、なんだか変な気分だった。 俺はよく母の愚痴に付き合っていた。 この日もこんな天気のせいか湿っぽい話で、少し前に酔ったオヤジとセックスして妊娠してしまったとこぼした。 バカなオヤジは外に出すからと言いながら思い切り中に出してしまい、母は15年ぶりに妊娠。 結局、堕胎したそうだ。 母は俺に避妊だけはしろと説教したが、セックスどころかキスさえも遠退いてたってこともあって、つい母を性的な目で見てしまった。 母はシャツにジーンズと色気のない恰好だったが、夫婦の性生活についてこれだけオープンにしゃべれば興味も湧く。 「母ちゃん、まだオヤジとキスしたりすんの?」 なんかそんなことを聞いてしまった。 母もさすがに恥ずかしいのか黙ってしまったが・・・。 「キスなんかずっとしてないよ〜。まあ夫婦生活は月に1回くらいはあるけど。たまにしてあげないと・・・男は浮気するから」 俺は「ふーん」とか言いながらも興味津々だった。 避妊はコンドームなのかとか、俺ら子供たちに見られたことはないのかとか、そんな話をした。 「溜まってるときなんかはね、まぁ疲れてるときとか生理のときもあるし、お父さんのをね・・・口でしてあげたりとか」 「マジ?母ちゃん、フェラチオできんの?」 そう言うと母はバツが悪そうな顔をして、「なに、お母さんのこんな話を聞いて面白いの?」と笑った。 なんだかシーンと静まり返ってしまった。 もともと運転中は気が散るのでラジオや音楽もかけてなかったし、黙ってしまうと静かすぎて気まずかった。 「ま、キスなんかもう10年くらいしてないかなー」 「母ちゃん、ちょっとお願いあるんだけど・・・」 俺は小さい声でゴニョゴニョ言ったつもりだったけど、母にははっきり聞こえたらしい。 「なに?もう・・・別にいいけど、本当にしたいの?」 俺が返事もせずに母に顔を近づけると、母がじっとこっちを見ていた。 「目、開けてるとやりづらい」 「だって、こんなとこでしたことないし」 母は照れまくった。 ムニっとした唇の感触。 少しだけ開いた口から母の吐息が流れ込んでくる。 母から一度、唇を離すと・・・。 「こんなんでよかった?キスなんてずいぶん久しぶりだし・・・」 母の目もなんかウルウルしてる。 「もっかい・・・」 今度は少し長く、そして母の唇を軽く舐めてみた。 そして唇を離すと母が薄目を開けた。 嫌な顔はしていなかった。 今度は断りもせずに唇を重ねて、舌を母の口の中へ入れてみた。 歯の表面を舐めると母も歯の隙間からそっと舌を突き出してきた。 舌先をチョンチョンと合わせると頭がガツンと痺れるような感じがして、母の口の中へ舌を滑り込ませようとすると・・・。 「ちょっと待って」 母が唇を離した。 母は手を突き出して乱れた呼吸を整えると・・・。 「こんなのするって思ってなかったから・・・いいよ、もう大丈夫」 シートベルトを外して顔を寄せてきた。 唇を合わせると口を貪るように母の中に舌を入れた。 ガチガチと歯をぶつけながら舌を絡めて唾液を啜った。 母は俺の頭を抱いて何度も舌を絡ませ、時々深呼吸のために離れても、また黙ってキスに応じてくれた。 俺の手も母のシャツの裾を捲りあげて肌着の下に手を差し込むとブラをずらした。 柔らかい乳を絞るように揉んでも、母は俺の舌の動きに応じて絡ませてくれた。 それでも硬く勃起した乳首を弄っていると、「強くすると痛いから」と服の上から手を重ねた。 「うん、そう・・・それくらいね」 母の言う通りにそっと撫でると母から唇を重ねてきた。 顔に当たる鼻息が荒く、母は眉間に皺を寄せて目を瞑っていた。 胸に差し込んだ手を下へずらしてジーンズのファスナーを下げた。 ベルトはしていなかったので、ホックを外すと柔らかい生地の感触があった。 ぽっこりと膨らんだ下腹部を擦っていたけど、意を決して手をウエストのゴムの下へ潜らせた。 しゃりしゃりした茂みの奥へ指を進めると、じっとりと陰毛が湿っていて、中指が温かい泥のような感触に包まれた。 もうAVなんかで得た知識なんかは吹っ飛んでしまい、俺は母と舌をねっとり絡ませながら母の中を探った。 母が膝を閉じたりしなかったので、茂みをかき分けて深く指を沈めると、奥から染み出てくる温かい汁で手がびしょ濡れになった。 下着はもうぐっしょりで、邪魔になったのでジーンズごと足元まで引き下げて、膝を開くと指をもう1本増やして母の穴で躍らせた。 夢中になって母の性器を弄っていると、母の手も俺の股間に伸びてきてファスナーを下げた。 「母ちゃん、入れるよ」 「そんなことしたら・・・お母さんでいれなくなる」 母は啜り泣くように拒否したけど、俺はズボンを下げるとシートを倒して母に覆いかぶさった。 車内は狭くて位置を合わせるのも大変だったが、母の膝の間に入ると、何度かヌルっと母と接触した感じがあった。 「ダメ・・・これ以上はほんとに困るから」 母の困惑をよそになんとか母と繋がろうと頑張ったけど興奮しすぎてて、そのまま母の陰毛のあたりにたっぷり精液をこぼした。 それでもすごく気持ちよかったが、余韻に浸る間もなくクラクションが鳴った。 曇り空だったがすでに霧も晴れていて、いつの間にか後方の少し離れた路肩に車が停まっていた。 きっとこっちが何をしてるのかわかって、クラクションを鳴らしたんだと思う。 からかうようにまたクラクションが鳴って、俺は慌ててエンジンをかけると下半身すっぽんぽんのまま走り出した。 母も服を直したが、自宅へ着くまでほとんど言葉を交わさなかった。 しかし駐車場で母を引き寄せて肩を抱くと、また長いキスをした。 母は何も言わずに俺を受け入れて、舌を絡めてきた。 自宅で弟たちを見ると罪悪感で胸がチクチクしたが、母と秘密ができたことがなんだか誇らしかった。 バイトがあったのでこの日は帰ったけど、また翌週に母とドライブの約束をした。 母は返事をしなかったが、帰り際にキスで応じてくれた。 こんな経験をしたら、誰だって次はセックスをしたいと思う。 それが実の母親だとしても。 けど、ラブホに誘うってすごく難しい。 だって初めてだし、相手は実の母だから。 近くとはいえ、大学のそばで一人暮らししてるので、母とは次の週末まで会わなかった。 いつも通り、母を連れてドライブへと出掛けた。 この日の朝、実家へ着くと母は部屋着のワンピースにエプロンをして家事をしていた。 母に「行くよ」と声かけると、「着替えるから少し待って」と言った。 けどメイクはしてたようだったし、胸元が広く開いたワンピース姿が新鮮だったので、エプロンも付けたまま母の手を引いて連れ出した。 この1週間ずっと考えていたいくつかのラブホが頭に浮かんだ。 とりあえず一番知り合いに会わなさそうな県境のラブホへ向かおうと考えた。 母は、「こんな恰好で出掛けるのは嫌よ」とぶつくさ文句を言ったけど、母のエプロンに手を置くとぎゅっと握ってくれた。 こんな風に手を繋いだことなんて小学生のときの記憶すらほとんどない。 運転してる間はずっとドキドキだった。 国道を走らせていると母は、「どこへ向かっているの?」と聞いてきた。 「内緒。まあそのうちわかるって」 それだけ答えた。 目的地への案内看板がデカデカと国道の脇に出ていたので、母に気取られるんじゃないかと気が散った。 それで曲がるところを間違えて、仕方なく次の交差点で曲がって細道を進むと、寂しい雰囲気の広場に行き止まった。 何台もの重機や砂利の山があり、どうやら護岸工事の現場のようで、車を停めるとカーナビで場所を確認した。 まさか目的地にラブホを入力するわけにはいかなかったので、拡大したりして探していると・・・。 「どこに行くの?目的地、入れてあげる」 そう言って母が顔を近づけてきた。 言えるわけもなく、ドキっとして黙っていると、母が「どうしたの?」と笑った後、なんだか急に車内が静かになった気がした。 この感じ、この前みたいだと思った。 唾を飲み込んでゴニョゴニョと小さな声で母に伝えてみた。 「え?」 母は聞き返した。 だけど、もう1回同じことを言う勇気がなかなか出てこない。 「ううん、なんでもない」 そう言ってカーナビの操作をしていると・・・。 「この前からね、お前がどうしたいのかなって、ずーと考えてたの。やっぱりね、セックスはごめん。それだけは母親として許したらダメだと思う。ごめんね、期待させといて・・・。でも、この前みたいにキスだけだったら・・・」 そう言うと目を閉じてくれた。 母と唇を合わせると、ニュルっと舌が俺の口の中へ入ってきた。 甘い歯磨きの匂いと唾液・・・。 女の人とのキスって、やっぱり想像していたよりもずっといい。 この年になるまで誰ともしてないことが、すごく悔しかった。 「俺、誰ともキスしたことがなかったんだ」 女に相手にされない自分が不甲斐ないやら恥ずかしいやら悔しいやら、色んな感情が爆発して母に告白してしまった。 「本当に初めて?コウのキス、上手すぎて、ぽーっと気持ちよくなっちゃって・・・」 俺のほうこそ、母のキスが気持ちよすぎると言うと・・・。 「キスなんてずっとしてなかったけど、キスだけであそこが濡れたの初めてだった」 母は恥ずかしそうに、俺以外誰もいないのに小さな声で耳打ちしてきた。 俺はスカートの裾をたくし上げて、下着の一番柔らかいところに触れた。 母が少し股を広げてくれたので、しっとりと温かく湿ったところに触れると・・・。 「母ちゃん、本当にあれだけでこんなに濡れたの?」 「もう言わないで」 母は顔を手で覆った。 下着に指を引っかけて直接触ると濡れた毛が指に絡んだ。 そのまま先に進めて母の柔らかいところに触れると・・・。 「指を入れるだけだったらいいから・・・」 母はそう言って、前回のように俺のパンツに手を入れると、硬くなって先っぽをジクジクさせているペニスを握ってきた。 狭い車内で互いの性器を弄りながら歯をガチガチぶつけて激しいキスを繰り返した。 俺は母の手の中で何度も皮を剥かれてるうちに射精してしまい、母も俺の指でニュルニュルと膣の中を弄られて下着が濡れて冷たくなっていた。 射精して、一度は興奮も覚めかけたけど、俺の手を拒まずに喘いでる母を見ていると、本当は母もセックスを望んでいるんじゃないかと思った。 さっきと同じように今度は耳元で、「母ちゃんとセックスしたい」と恥さらしなお願いをした。 「ダメだって。お願い」 狭い車内でこれ以上の事に及ぶのは難しくて、俺は母とラブホへ行こうと何度も押し問答した。 母の急所を攻めながら何度もお願いすると、母の態度もグラグラに揺れて、「絶対ダメ」から、「お母さん、お前と男と女になれる勇気がないの。ごめんね、ごめんね」と何度も謝られた。 ラブホへは行かないと約束した代わりに・・・。 「その代わりに口でしてあげるから」 母は運転席のシートを倒して俺を寝そべらせるとズボンを下げた。 一度、母の手によって下着の中で射精していたので、パンツに張ったテントが濡れていた。 「お母さん、ぶきっちょだから、あんまり気持ちよくなかったらごめんね」 母は下着の上からテントを咥えて、前止めのボタンを外すと汚れたモノを咥えた。 母の口の中でチロチロと舌が動き、先の割れ目のところに舌先がねじ込んできて軽い痛みを感じた。 唇がヌメヌメと棒の表面を伝い、亀頭にキスするところを俺に見せてくれた。 俺は母の胸や乳首を弄っていたが、母はじっくりとフェラチオをしてくれた。 蕩けそうなフェラチオを受けながら、少し白髪が交じり始めた母の髪をかき上げて携帯のシャッターを切った。 俺は母が今まで見せなかった顔を何枚も撮って、そのまま口の中へ射精した。 母は口で精液を受け止めると、ごくんと飲み込んで口を開けた。 唾液と精液が交じって、少し舌の上に残っていた。 「母ちゃん、すげー気持ちよかった。ありがとう」 「ううん、下手だから、すごい時間がかかっちゃったね。ごめんね。でもコウがいっぱい出してくれたの、嬉しいよ」 今出した俺の精液の匂いが母の吐息に交じっていた。 母を引き寄せてキスしようとすると・・・。 「ダメだって、精子がまだ残ってるし」 そう母は断ったが、俺はどうしても感謝がしたくて、自分の精液の味がする母の舌と絡め合った。 ずっと母とシートの上で抱き合ってキスをした。 この日は母との約束を守った。 だけど、逆に母をラブホに誘うことが困難になった。 それを口にすると、母が今の関係をやめると言うからだ。 それからもひと月ほど毎週のようにドライブに行き、同じ場所で母とキスをして、お互いの体を弄った。 [後編] 母のツボが分かりはじめて、指で初めてイカせた日、とんでもないラッキーが降ってきた。 「母ちゃん、いい?」 母の荒い息が口の中に流れてくる頃、やっと母の許しが出た。 抑えていた手を緩めると、ようやく自由に母に触ることができる。 ストッキングを膝まで下げて、柔らかい内股に手を滑らせて下着に触れた。 湿った生地の上から陰毛のシャリっとした感触を感じつつ、肉厚な割れ目のあたりにキュっと指を食い込ませた。 下着越しでも母の入り口がぱっくり広がっているのがわかった。 指を引っかけて下着の中へ潜り込ませると、内側はもうヌルヌルだった。 たまたま見つけた護岸工事の現場は週末はまったく人気がないので、いつも2人きりの世界を満喫していた。 実際、ここで母とキスをしていちゃつくのは1時間もないくらいで、いつも俺が母の口の中で射精すると、その後は何もなかったようにドライブを続けて帰宅する。 3時間程度のささやかな恋人気分。 キスをしている母が薄目を開けて言った。 「ん・・・コウ、そこ、いいよ」 自分の気持ちいいところに触れると、それとなく俺に教えてくれた。 接近して母の性器を見たことがないので、指先だけでクリトリスを探っていたのだけど、やっぱりよく判らなかった。 母に聞くと、恥ずかしそうに自分で弄って教えてくれた。 無修正画像で見たのに比べて、皮に包まれていて剥かないとわからないくらい小ぶりだけど、感度はよかった。 先週なんかは、「感じすぎるから」と母に止められた。 だから、このときはあまり刺激しすぎないようにそっと触りながら、母の穴の中で指を躍らせた。 ニュルニュルと穴から溢れる汁を潤滑油にして、敏感な突起を指の腹でそっと撫で続けた。 本当にソフトタッチで、キスをしながらアソコを弄っていると、乳首が擦れて痛いからと、母はシャツを開いてブラを外した。 乳首がピンピンに尖っていたので吸い付くと・・・。 「あっ!ダメ・・・今、敏感すぎて痛いの」 そう言って俺を止めた。 先週の二の舞にはなるまいと、また唇を重ねて膣の中に舌を入れているようなイメージで指も舌の動きにシンクロさせてくねらせ続けた。 「コウ、イキそう・・・」 母が切ない声を出した。 思わず指の動きを激しくすると・・・。 「あっ!激しくしないで、うん・・・そのまま」 俺は母のアドバイスどおり、顔色を見ながら同じリズムで刺激し続けた。 「あ・・・ああ・・あっ!イク!」 母が俺に覆いかぶさって強く抱き締めて、股間にある手をぎゅっと太ももに挟んだ。 中で指を動かすと・・・。 「ダメ、指、動かしちゃ、またイク!」 母は体を震わせた。 ビクビクっと何度も母は体を震わせた。 手は母の汁でビショビショだった。 母がハァハァと息を乱して顔を近づけてきた。 額に汗がいくつも浮いてる。 唇を重ねて舌を絡めてくる。 母が「フェラチオする?」と聞いてきたので、その前に母のアソコをみたいとお願いした。 母の下着もストッキングも脱がせて、下半身裸の母に大股開きをさせた。 こんなに近くで見たことがなくて、母の太ももを引き寄せると茂みに口をつけた。 「あっ、コウ!嫌っ」 母が俺の頭を押さえたが、イッたばかりの小さなクリトリスを唇でついばんだ。 母は息を荒げて俺のクンニを受け入れたが・・・。 「だめだって、おしっこもしたし、ホントに汚いから。コウ、女のアソコを見るのは初めてなんでしょ?お母さんの綺麗じゃないし、なんか見せるのが悪いわ」 俺は構わず割れ目を広げると・・・。 「母ちゃんの中、すげー綺麗、薔薇の花みたい」 そう言って花の中心にキスをした。 「そんなとこ褒められても・・・恥ずかしい」 でも、母はなんか嬉しそうだった。 母に自分で広げてもらって、俺は初めての女性器をまじまじと観察させてもらった。 クリトリスや、指やペニスが入る膣口をじっくりと目に焼き付けた。 「こうすると気持ちいい?」 母に聞きながら、割れ目の穴に指を入れたり、尿道を弄ったりした。 母は黙って俺のしたいようにさせて、お願いすると指で自分のを弄ってくれた。 陰毛にも白髪を発見してしまったけど、母の性器は年齢を感じさせないくらい若々しい肉の色をしていた。 俺も母と同じようにズボンを脱ぎ捨てて下半身裸になった。 「我慢させてごめんね」 母は俺のペニスに赤ちゃん言葉で話しかけながらぎゅっと握って、舌に亀頭を押し付けた。 攻守交替をしたら母の好きなようにさせて、口の中に射精しておしまい。 母が口でしてくれるようになってからは、ずっとそんな感じだった。 だけど母のフェラチオは本当に気持ちいいし、何より全身に母の唇が這うのが好きだった。 母はペニスばかりじゃなくて、乳首や睾丸の裏まで舐めてくれた。 俺は女のように喘ぐ情けない姿を、母にだけは晒すことができた。 この日も母が手で扱きながら首や頬に口を這わせた。 母が俺の上に乗ってきたときに茂みが手の甲に触れて、ざらっとした毛の感触とグニっとした柔らかい肉の感触があった。 母の股間に手を被せると、指先が湿った陰毛が触れた。 「もう私はいいから」 母はそう言うが、触りっこしてるのが気持ちよくて、母を抱き締めて隣へ移動した。 助手席の狭いシートに向い合わせになって抱き合った。 母が唇を重ねてきて、舌を絡めながら手で肉棒を扱かれていた。 クチュクチュ・・・。 ペニスから音がする。 母が亀頭を指先で撫でると、ジーンと先端から何かが沁み出てる感覚があった。 俺も母に手を伸ばすと少し股を開いてくれて、濡れた茂みの中の突起を同じように撫でた。 窮屈な姿勢で母と密着して抱き合っていると、親子という後ろめたさと親父や弟への優越感でいっぱいだった。 それだけで気分が高まり顔や背中から汗が噴き出てきた。 母もきっと同じで、顔を真っ赤に高揚させて汗が浮いていた。 俺は胸の谷間に顔を埋めて褐色の乳首を舌で舐めた。 母にされるのと同じように優しく先っぽで転がすと、母が艶めかしい声をあげて体を捻った。 反対のほうも同じようにしてあげると、こっちのほうが敏感みたいで、俺から離れようと逃げる。 逃げる母を追いかけて、胸元、首、顎と母にされるように愛撫していく。 母の脚が俺の胴を挟み、茂みの柔らかいところに亀頭が当たる。 すりすりと前後に動かしていると・・・。 「コウ、ダメ!」 母が俺の首に抱きついた。 そして俺を引き寄せると・・・。 「抱き合うだけ、ね?」 そう俺を諭した。 亀頭が茂みにもぞもぞと触れているうち、割れ目らしき感触に何度か当たった。 俺が声を発すると・・・。 「じっとしてて。なんか言ったら、それでおしまい」 母は俺を黙らせた。 俺はじっとしていたが、母に当たっているところが少し開いた気がした。 母は何も言わず、俺の髪をくしゃくしゃにしながら抱き締めている力を緩めようとしない。 自然と腰が動く。 何度か探るように母の茂みを先でなぞると、隠れていた入り口に亀頭がヌルっと滑り込んだ。 「母ちゃん・・・」 「抱き合ってるだけ。何もしてないから・・・ね?」 母が俺に同意を求めた。 一番根元まで母の中に入って・・・、俺は童貞を喪失した。 密着したままセックスしていると暑くて俺も母も汗だくだった。 俺たちはキスを交わしながら繋がっているところ以上に互いの口と舌を貪った。 時折、唇をつけたまま「あぁ!」と響く声が母から漏れて、「感じる?」と母に聞くと、「なんのこと?」と知らんぷりを決め込んだ。 「もう余計なことは言わないの。わかった?」 そう言うと母は口を塞いできた。 繋がっているところがどんな風になっているのか、感覚でしか判らなかった。 最初は柔らかくて緩い感じだったけど、すぐに快感が襲ってきた。 母は手でするときはあれほど大きな声で艶めかしく喘ぐのに、今はじっと目を瞑って声を出さないようにしていた。 母はセックスをしていることを認める言葉は一切言わなかった。 しかし射精の波が来そうになったので動きを止めていると、耳元で本当に小さい声で、「外に出してね、お願い」と囁いた。 「ごめん、母ちゃん・・・」 俺は我慢するのに失敗していた。 俺だって母を妊娠なんかさせたくなかった。 耐えたつもりだったけど、母の中で精子を漏らしてしまった感覚があった。 ビュっと激しい射精ではなくて、間に合わずに少し出てしまったような・・・。 「ごめん、出たかも」 母が怒るかと思ったけど・・・。 「大丈夫。コウと2人でこうやってくっついてるだけ。何にも起きてないから、ね?」 俺のペニスは母の中でまだ雄々しいままだった。 そこからは普通にセックスした。 狭いけど俺と母のお腹の隙間から見えるヌルっとした繋がりが生々しかった。 ガチっと歯をぶつけて、母は荒い息を俺に注ぎ込んだ。 たぶん母もイッたんだと思う。 でも母は最後まで何も言わなかった。 俺は何も言わない母に甘えて、一番奥の深いところで射精した。 母の胎内に最後まで注ぎ終えると、ようやく長かった行為が終わった。 隣でぐったりと横たわっている母は俺に背を向けた。 母のお尻があったところはシートがぐっしょりと濡れ、俺が出したものがこぼれていた。 母は足元にあった下着とストッキングを拾うと、そのまま穿いた。 割れ目から精液が漏れてくるのも構わずに下着を穿くと、何もなかったかのように母は、「帰ろう」と言った。 「帰るの?」 「本当はまだ帰りたくないけど・・・ありがと」 途中、どこにも寄ることなく帰宅した。 母との初体験は、なんだか夢でも見ているようだった。 ---END--- |
20]鬼畜の背徳姦 | 2021/ 9/23(Thu) | 2021/ 9/23(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[前編][後編]
[前編] 小学生の時は全然女だと思ってなかったのに、妹が中学に入って制服を着始めた頃からちょっと異性を感じるようになった。 ある日、洗面台で髪を乾かしている後ろ姿、そのウエストのくびれとブラの線が偶然見えたとき、無性に勃起した。 エロ漫画のオナニーに飽きていた俺にとって、生の女が身近にいたというだけで興奮が収まらず、夜這いがはじまり、しばらくして強引に妹とエッチをした。 休みの前日はエロ本や漫画で明け方近くまでオナニー、何発か抜いて収まったら寝るのがいつもだったが、洗面台の後ろ姿が頭にこびりついて全然収まらず、興奮の赴くまま夜中の3時過ぎ、俺は妹の部屋に向かった。 普段の生活とは全く違う目的で妹の部屋に行く、というか女の部屋に忍び込むというのは、まじで緊張した。 抑えようとしても膝がガクガクして音を経てないように必死。 口の中がカラカラに乾いて、胃から胃液が出そうなくらいだった。 神経を尖らせ、細心の注意をしながらやっと妹の部屋に忍び込むと、常夜灯の薄暗い部屋の真ん中で、妹は酷い格好をしていた。 掛け布団は足元に追いやられ、着ているTシャツは捲れ上がっていて、お腹どころか片乳がちらりと覗いていた。 ズボンのジャージも腰から少しずれてパンツの横が生々しく見えていた。 寝相が悪いのは家族でも有名だったが、起こさないように布団を捲ったり、どうやって服の中に手を・・・と悩んでいただけに、ラッキー以外の何物でもなかった。 布団に近づいて、手を股に挟んで温めながら寝顔を見る。 口半開きで寝てる妹の寝顔はまだ小学生だったが、無防備に寝ている顔はなんだか可愛らしかった。 淡々と書いてるが、当時はバレたときの言い訳と、どうやってやろうか焦りながら、逸る欲望を抑えつけるので必死だった。 この期に及んで、妹で抜くというか手を出すというのは男として情けないというか惨めな気持ちもあったが、妹の部屋に充満したあの匂いと、薄明かりに照らされた妹の体で、もうやるしかなかった。 万が一目を覚ましたことを考えて明かりを消そうとしたが、真っ暗だと手出しができなくなることに気づき、懐中電灯くらい用意すればよかったと後悔したが、今さら戻れるわけもなく、そんときはそんときでなんとか誤魔化し通そうと腹を括った。 捲れあがってるTシャツの裾を左指でゆっくりと摘みあげると、片乳の乳首が見えた。 エロ漫画みたいな茶色のぷっくりした乳首だと想像していたが、薄い色をした乳輪に、乳首というより突起というか、男の乳首みたいに小さくて驚いた。 そのまま慎重に右手でおっぱいに触る。 さらさらした肌触り、そして見た目以上のふわふわ感。 以前、同級生のデブ男のおっぱいを友人たちとふざけて触ったことがあったが、手触りは全然違った。 初めて女として触った妹の感触に奮えながら妹ののんきな寝顔を覗くと、シュールというか奇妙な興奮が金玉をしゅわしゅわと刺激した。 おっぱいに触れたまま、このまま揉みしだきたくて堪らなかったが、とりあえず乳房をゆっくりと鷲掴みにした。 鷲掴みというほど当時は膨らんでたわけではなかったが、女のおっぱいは本当にふわふわしてて、それでいて芯がコリっとしていて、マシュマロとかベタな表現があるが、でもまさにその通りだと思った。 乳首に顔を近づけ、舌先で乳首をちろっと舐める。 この時になって、鼻息というか口でぜーぜー息をするくらい自分が興奮しているのに気づき、妹の寝顔を見上げた。 (まだ大丈夫だ) そのまま乳輪に吸い付いて、乳首を舌でじっくりと感触を確かめた。 小さくても女の乳首を舐めていることに鼻息が収まらない。 その時、妹がもぞっと動き、慌てて妹の目覚ましを取った。 いざとなったら、自分の壊れた時計の代わりに目覚ましを借りに来たと言い訳するつもりだった。 じとっとした汗を感じながら様子を見ていると、妹は渇いた口を湿らせるようにクチャクチャしただけで、大きく息を吐くと再び寝に入った。 (焦らせんなよ) 心で毒づき、じわっと湿度が上がったが、気を取り直して、妹のTシャツを全部捲って胸を露わにした。 漫画のようなロケット巨乳とは似ても似つかないおっぱいだったが、それでも顔は小学生のくせに女としての膨らみはそこそこあって、風邪を引いたときみたいに、興奮で顔全体に熱を感じた。 寝顔を警戒しつつウエストを両手で抱くように触ると、自分にはない細さと柔らかさ、そこから腰にかけて広がる女の体型に我慢できず、ジャージに手をかけ、ゆっくりと下ろした。 ただ、お尻が邪魔をして股下までで限界だった。 なんとかしようと考えたが、もう昂りが収まりつかなくなってきていて、もういいやと股を広げると、中学のくせに生意気にもトリンプみたいなパンツをゆっくり摘み上げ、わずかな隙間から指を滑り込ませた。 寝顔を見ながらゆっくり、ゆっくりと指を入れていくと、柔らかい肌の感触とは打って変わってざらざらしていた。 割れ目までは思った以上に距離があるなと思ったら、割れ目に到達した。 (あれ?陰毛がない) と思ったら、ジョリジョリと固い毛の手触りが、妹が陰毛を剃っていたことを伝えた。 予想外のことだったが、それ以上に、(これって、割れ目が丸見えだろ)という事実に、かーっと熱くなった。 気づいたら、パンツの中で漏らしたように先っぽが濡れていた。 しばらく割れ目に指を当てて妹が起きないのを確かめてから、指を割れ目の中に潜り込ませていった。 割れ目の中はヌルヌルではなかったが、じめっとしていてクチュッとした、力を入れたら破けそうな柔らかさだった。 何より妹の体温が直に伝わってくるような感覚に興奮した。 女のあそこを触ってやったと思った瞬間、射精したかのような錯覚に陥って焦った。 相変わらず妹は口を半開きで寝ていて、おっぱいを肌蹴て、ショーツに手を突っ込まれている見た目は変に生々しかった。 さらに割れ目の奥になんとか指を入れようと思ったが、パンツが邪魔をして思うように入れられなかった。 起きないように指の腹で届く範囲で割れ目の中を弄りながら、家庭の医学で見た女のあそこの部分を思い出し、(これが包皮か。この中の豆みたいなやつがクリトリスか)などと堪能した。 そのまま割れ目の触り心地を愉しんでいると、すでに5時を過ぎていたので切り上げることにした。 変態心が湧いて、先っぽのカウパーを妹の唇に塗ってやった。 そして部屋に帰って、生々しい感触をネタに一発抜いて寝た。 休みの前日は寝てる妹の体を弄ってから部屋に戻り、生々しい感触が残っているうちに妹を犯す妄想をしながらオナニーするというのが普通になった。 起き出すか警戒しながらなので思う存分とはいかなかったが、それでも徐々に大胆にはなっていった。 ここは割愛する。 しかし、しばらくして妹にバレた。 その日、妹は膝丈ワンピみたいなTシャツで寝ていた。 こいつ余計なことをと脚を見たら、ジャージまで穿いていた。 ご丁寧に腰紐付き、脱げないように結んでいた。 (くそっ!) 頭に血が上ったが、おっぱいで我慢するかと胸を触ったら、妹はブラを着用したまま寝ていた。 ショックで身震いが止まらなかった。 ここまで来て、ついに妹に知られた。 (さすがに親にはバレてないよな)とか(これでもう女の体に触れないのか)とか、怒りと絶望と行き場のなくなった性欲に、その日は惨めたらしく諦めた。 しばらくは控えて様子を見ていたが、親にバレている様子はなく、もともとそれほどべったりでもなかったけど、妹の態度も特に変わったりはしなかった。 後でわかるのだが、それは妹の警告だった。 俺はエロ漫画オナニーに戻ったが、一度生身の興奮を味わうと、抜いても抜いても性欲は収まりがつかなくなっていた。 女とやりたいというより、(妹を犯したい)という夜這いの昂りと興奮、背徳の味に完全に毒されていて、『彼女を作ってセックス』という普通の願望はプライオリティが低くなっていたほど、俺は見境がなくなっていた。 この時期に、その後の性的嗜好を形成したんだと思う。 妹のおっぱいや割れ目を弄った感触を思い出し、妹を犯す妄想をしながらオナニーをしても、すぐ近くに生身の女がいるだけに生殺しというか、余計に性欲を掻き立てるだけだった。 もうやるしかなかった。 もう妹にはバレてるのもあって、それほど緻密に考えたわけじゃなかった。 本気で嫌だったら、すぐに親に告げ口をしてるはず。 態度だって変わらないし、押し切ればなんとかなるだろう。 この辺りの頭の弱さは今でもだが、犯すと決めたら今までが嘘のように、興奮に全身がぶるぶると震えて抑えられなかった。 俺は妄想でエッチのシミュレートをしながら、両親が不在になる機会を待った。 休みに入った日の朝。 両親が仕事に出かけ、ついにチャンスが来た。 妹にバレてからすでに数週間が経っているし、妹も油断して朝は寝ているはず。 それでもなるだけ音を経てないように妹の部屋のドアを開けた。 相変わらず寝相は悪かったが、やはり油断していて、お腹こそ出していなかったが、小学校のTシャツと短パンで寝ていた。 久々に嗅いだ女の部屋の特有の匂いに、すごく興奮した。 足音を忍ばせようにも体が震えて仕方がなかったので、四つん這いで這うようにしてゆっくりと布団に近づいた。 雨戸を閉め切ってるせいで窓の明かりは入ってこず、初めて夜這いした夜みたいに常夜灯の薄暗い明かりだけ。 息の音が荒くなってはっきりと自分でもわかるくらいで、妹が目を覚ますんじゃないかと思った。 呑気な妹の寝顔、半開きの口。 抑えようとしても制御できない震える手で、Tシャツの上からおっぱいを触った。 柔らかい感触に鳥肌が立った。 (ノーブラだ) さらにスーハースーハーと息が荒くなった。 このまま死ぬんじゃないかと思うくらいだった。 あそこがじんじんと痛みだして、もう我慢できずに両手でおっぱいを揉みしだいた。 妹の寝顔を見たと同時に妹が薄っすらと目を開き、一拍の間があって何が自分に起こったのか把握すると、胸から俺の手を退かそうと丸まるように横向きになりながら、「ちょっと何してんのよ!やめてよ!嫌だから」と声を荒げた。 懸命に腕で胸をガードする妹。 そのガードを振りほどこうとTシャツの中に無理やり手を入れた。 「嫌だって言ってるでしょ!ちょっと!出てってよ!重いって!」 それを無視し、足で暴れる妹の脚を押さえつけながら、さらに乱暴に妹のおっぱいを鷲掴みにした。 「ちょっと変態!出てってよ!嫌だって言ってるでしょ!まじでキモいから!」 さらに暴れ出すので、もう素っ裸にするしかないと腹に馬乗りなり、Tシャツの裾を引っ張って、伸びるのも構わず強引に脱がせた。 意外にするっと脱げた。 おっぱいが露わになると妹は、「馬鹿!死ね!変態!」と叫びながら胸を腕で隠す。 その隙にジャージに手をかけ、一気に脱がした。 「お兄ちゃんでしょ!妹に何してんだよ!変態!ほんとやめてよ!やだ!やだって!」 妹が喚く。 足首までだったが、ジャージだけに簡単に脱げた。 「何黙ってんの!?やだって言ってるでしょ!?ねぇ、ほんとまじ無理だから!お願い!やだ!」 再び覆い被さるとパンツの中に手を入れ、強引に割れ目の中に指を入れ、クネクネと動かした。 それを皮切りに、「いーやーだー!」と近所にも聞こえるかくらいの悲鳴に近い叫びを上げて号泣しだした。 慌てて口を塞いだが、暴れなくなった代わりに妹は「やだよぉ!」と腕で目を覆ってわんわん泣き出した。 このままでは近所に通報されかねないし、エッチどころじゃないと焦ってきて、頭を撫でたりしながら、「お前が好きなんだ。好きだからエッチしたいんだ」とか、なんとかしてなだめすかそうと必死になって、心にもない声をかけた。 「1回だけだから。本当にもうしないから、1回だけ」 問答無用でレイプすることもできただろうけど、そこまで鬼畜になり切れなかったのは、単にヘタレだったから。 妹の嗚咽が止むのを粘り強く待ちながら、できるだけ優しく言った。 「お前のことが好きだから。今日だけだから。もう二度としないから」 しばらくそんなことを続けてると、たぶんエッチするまでこいつは出ていかないと諦めたんだろう、ふいに妹が呟くように言った。 「・・・本当に1回だけ?」 (まじか!) それを聞いて何かに押されたように、「うん。1回だけだから」と返すと・・・。 「・・・もう絶対しない?」 「しない」 「あと、中には入れないで」 “挿入はするな”という意味にたじろいだが、こんな展開だし、もう頷くしかなかった。 やってるうちに有耶無耶に入れればいいやと思った。 成り行きを待っていると、「1回だけだから」と妹は呟き、顔を横に向けて目を瞑った。 意外というか、妹の急変に放心したというか、正直面食らったが、とにかく望んでいた通りになった。 あとはもう思いのままだ。 「わかった」と答える代わりに妹のおっぱいを掴むと、乳首に吸い付いた。 妄想では何度も揉んではいたが、生身はそれ以上に柔らかかった。 両方のおっぱいを揉みしだきながら、向かって左の乳輪を舌で舐めながら、時折乳首を漫画で読んだように舌先で転がした。 漫画のようにぷっくりとはしてない乳首だが、それでも小さいなりに勃起してくるのが伝わってくると揉みしだく手に力が入った。 乳首の下辺りにある、やや固めの部分をこりこりっとすると、少し仰け反るようにして妹が動いた。 「感じるか?」 聞くと、妹は下唇を噛んで我慢しているように微かに首を縦に振った。 女を感じさせているという小さな喜びが、さらに股間と頭に性欲を滾らせた。 左の乳首を舐め回しながら反対側の乳首を指の腹で転がした。 ねっとりとやっていると妹がもぞもぞと動き、息もスースーと大きくなってきた。 AVのように、攻めたぶんだけ即反応というわけではなかったが、イカレタ童貞を興奮させるには十分だった。 ひとしきりおっぱいに満足すると、パンツを脱がして脚を広げさせた。 脚の間に顔を入れて見下ろすように妹を眺めると、顔と年齢の割に体のラインはいやらしく感じた。 ウエストを手で揉んだり擦っていると、男にはないくびれ具合が、洗面台で勃起したときのように女の体を強く意識させて金玉を疼かせた。 割れ目に目をやると、まだ当時は綺麗な縦筋、その周りにはごましお状の陰毛の剃り跡があった。 個人差はあるにせよ、たいていの大人の女にある、割れ目からはみ出すほどのビラビラはその時は見当たらなかった。 割れ目を分け入るようにして舌で筋を上下に舐めた。 ジョリジョリした陰毛が顔に当たったが、陰唇内部の外の肌とは別の柔らかさに興奮した。 探るように割れ目を舐めまくっていた舌先が膣口を捉えると、(ここに突っ込めば気持ちいいのか!)と体が震えた。 舐め回しながら妹の顔を見上げると、妹は枕で顔を隠すように押し当てていた。 自分のあそこを舐められている羞恥心からか、兄に犯されてる現実からの逃避なのか、どっちにしろ早く嵐よ過ぎ去ってくれと、じっと耐えていたのだろう。 びちゃびちゃと舐める音を遮るように、さっきまでのスースーという妹の荒い息は潜まって、時折鼻をすする音が聞こえたが、妹の股の間で唾をすするやらしい音が静かな部屋で一際響いて、脳を刺激した。 ぴちょぴちょくちゃくちゃと、大陰唇から脚の付け根をたっぷりと舐め、女のすべすべとした股の内側を、舌全体を使って卑猥な酸っぱさを味わった。 むしゃぶるように舐めていたら、鼻から下、頬までもうびっしょり濡れていて、唾だけでこんなにベロベロになるのかというくらい、妹の割れ目も涎を垂らしたような液がアナルまで垂れていて、その下の布団まで冷たい大きな染みを作っていた。 舐めても舐めても収まりつかず、鼻に液が入ってきても気にする余裕などなかった。 M字に広がった妹の股から覗ける光景は、エッチしているという卑猥な気持ちを揺さぶって、もう我慢できなくなり、そのまま舐めながら覗きながら、乱暴に自分のモノをしごいた。 すぐに射精してしまうと思ったが、一気に硬くなりすぎたのと興奮が追いつかず、なかなか発射はできなかった。 顔が見えないことが原因かもと気づき、妹から枕を奪って放り投げた。 「いやっ」と妹は顔を横に背けた。 悩ましげに眉を寄せてアヒル口を突き出した妹。 その顔にエッチをしている女の表情が見えると、じゅわーっと股間に温かいものが広がり、びくんとした刹那、布団の上に俺は精子を飛ばしていた。 興奮の割にそれほど快感はなくて、いつものオナニーより少しは気持ちよかったくらいだった。 ただ、おっぱいと女の割れ目をたっぷりと味わい、一発出してすっきりしたせいか、気持ちに多少の余裕が出てきた。 妹のおっぱいをプリンみたいにぷるぷる揺らして遊びながら、首、肩、鎖骨、顎と舐め、蛇のようにちろちろと妹の頬を舐めると、気持ち悪そうに「うぅ・・・」と呻いた。 そのまま続けながら、右手の人差し指をまだ湿ってる膣口にゆっくりと突き入れた。 「痛っ」 妹が小声をあげた。 膣の中のぬめっとした感覚が指の腹に伝わってきた。 さらに深く入れると、「痛いっ痛いっ」と騒ぐので、入口付近でくすぐるように前後に動かすと、ヌメヌメがやがてヌルヌルになってきた。 さっきまで痛い痛いと呻いていた妹の息遣いが、また「フー、フー」と激しくなってきた。 起き上がって妹の脇に座り直すと、左の乳房を揉みしだきながら右手の指の動きに集中した。 ヌルヌルが増してきて、微かにちゅぷちゅぷという音も加わると、「あっ」とも「んっ」とも聞こえる、鼻に抜けるような声を出し始めた。 妹の顔を窺うと切なげに表情を歪め、鼻だけでなく口で、「はぁ、はぁ」と荒い息を吐いていた。 腰から金玉にかけて波のような興奮が漲ってきている最中、ふいに妹が・・・。 「・・・感じる」 と、甘く漏らした。 その一言がとどめだった。 勃起が加速し、揉んでいたおっぱいを離すと、妹の手を掴んでチンチンを無理やり握らせた。 若干の抵抗を感じたものの、妹の手をしっかり押さえ、手コキの要領でしごいた。 同時に膣をピストンしている指の動きも加速させると、妹の鳴き声がいっそう切なく大きくなった。 もちろんAVとは程遠かったが、(本当にエッチしてる!)みたいな勢いに飲まれ、そのまま妹のおっぱいに精子をぶちまけた。 勢いに任せでしごいたせいか軽く疲労感が出て、吐く息も切れ切れになった。 妹も胸が上下していて、胸にかかった精液がその動きに合わせて乳房を伝わり、お腹や脇に垂れていった。 卑猥だった。 見た目でわかるくらい妹の顔は紅潮していて、半開きの口から、「はぁ、はぁ」と上気がこぼれている妹に、可愛さと少しばかりの女を感じた。 [後編] ティッシュを取って精子を拭き取りながら、「気持ちよかった?」と聞くと、妹は「うん」と微かに頷いたように見え、しばらくして、「少し感じた」と言った。 少しではあったが、それでも女を悦ばせたということが気分を昂揚させた。 それに加え、(なんだ。お前だってエッチが好きなんだろ)という共犯めいた奇妙な感じが起こって、免罪符を手に入れたような気分になった。 だから、妹が若干焦点のぼやけた目で精子のついた自分の手を見て、途端に汚物を掴んだみたいに嫌悪感を顔に出しても見逃すことができた。 (もっと感じさせてやろう) 性欲が満たされてきたせいで別の欲求が生まれて、妹に四つん這いになれと命令した。 「やだ、怖い」 妹ははっきりと抵抗してきた。 「じゃあ中に突っ込む」 それが効いたのか、めそめそと泣きながら、のっそりと妹は膝立ちになり、後ろに向きなりながら股を『ハ』の字に開くと、躊躇いがちにきゅっと丸い尻を上げた。 その尻を両手で包むように撫で回した。 おっぱいとはまた違ったムチっと弾かれるような触り心地がよかった。 眺めていると、ぷりっとした部分にぽつんぽつんとニキビらしきものがあったり、意外と長い脚だとわかったりした。 きゅっとくびれたウエストから腰にかけての急な湾曲、そのまま尻の辺りできゅっと広がる雌を感じる体の線にたまらなくなり、尻にしゃぶりついた。 妹からすれば、いつ挿入されるかもしれない恐さと、見えないところでされる行為の恥ずかしさがあるのだろう。 もじもじと腰を下げて尻を隠そうとしたが、さらに『ハ』の字に開脚させると、割れ目からアナルまで綺麗に見渡せた。 「まんこもケツの穴も丸見えだよ」 「やだよぅ・・・」 エロ漫画の真似を言葉にしたら妹の羞恥心を踏んだらしく、泣きそうな声で言った。 亀頭にどくんどくんと血が流れ込むのがわかった。 尻をぎゅうっと掴んで広げると、肛門に舌先を突き入れ、ぐりぐりと舐めた。 「あ!やだ!そこやだ!」 途端に妹が叫びだすので、逃げようとする尻を捕まえると・・・。 「今に感じてくるって」 そう言って脚で妹の腿を挟み、胸に尻を抱えるよう固定すると、再び肛門の入口をベロベロと舐め回した。 臭いはなかったが、割れ目よりしょっぱいような気がした。 「うぅ・・・やだ!・・・やだやだやだ!やめて!変態!やめて!」 噛み殺すような低い声で抗ったが、それを無視し、ベロベロぐちゅぐちゅと舌先でアナルを弄った。 「ぅう・・・やだ・・・お腹が気持ち悪い・・・吐きそう・・・変態やめろ・・・お腹むずむずするから・・・気持ち悪い・・・」 正体不明の感覚だったんだろう。 呻くように妹は罵声を浴びせてきたが、気持ち悪いって言葉に嘘はなさそうだった。 そこに、さらに膣に指を加えて、先程みたいにピストンしつつ同時に尻を攻めた。 妹は尻を振ったり、上体を捻りながら手で頭を押しのけようと抵抗したものの、いかんせん体勢が悪くて邪魔すらできなかった。 逆にそんな妹の仕草が悪戯心を刺激して、膣から指を抜くと、アナルにぐぐっと差し込むように突き刺した。 「いーたーいぃ!」 妹の絶叫に一瞬たじろいだが、重い一撃が腹にずーんと走った。 暴れた妹の蹴りを腹に喰らったのだ。 じーんとした鈍痛を抑え、逃げ出した妹を見ると、しゃがんで胸を腕で隠していた。 肩と口で大きく息をしながら中学生なりに殺意のこもった瞳で叫んだ。 「出てってよ!変態!もう出てってよ!」 「その変態の指で、お前もさっき感じてたくせに何言ってんだ」 俺の心の中にどす黒い渦がざざーっと満ちた。 妹の腕を掴み、「いやだ!離して!」と抵抗するのを押さえつけると、仰向けに押し倒し、そのまま胸の上に馬乗りになった。 「まじ重いから!どいてよ!どけよ!」 まだ噛み付いてくる妹の顔。 ほんの数センチもない目の前に、硬く膨張したチンチンを突き出すと、息を呑んで押し黙った。 「舐めてよ」 そう言いながら亀頭を妹の顔に叩きつけた。 「やだっ・・・いやっだっ・・・」 悪臭に鼻を歪めるような顔を懸命に左右に背ける。 嫌がる妹の突き出した唇に我慢汁で濡れた亀頭を押し込もうと、しばらく追っかけっこが続き、鼻を摘んでみたりしたが、歯を食いしばって全く受け付けなかった。 「そか・・・」 俺はため息をつき、妹の上から下りると布団に腰を下ろした。 妹は仰向けになったまま目に腕を当てて・・・。 「もうやめよう・・・あたし、お兄ちゃんの妹だし・・・」 涙声で、そんなことを諭すように言ってきたと思う。 それが無性にイラっと来た。 (ここまで来てやめられるか。くそ、くそ!) 何気なく見た先に、壁にかかった妹の制服があった。 紺のブレザーにチェックのスカート、赤のネクタイ。 まだ腕を目に当てている妹に気づかれないように、そっと制服のネクタイを取った。 そして妹に、「もう1回、まんこをじっくり見せて」と頼んだ。 「やだ」 鋭く即答されたが、情けないのを堪えつつ、「これで本当に終わりにするから」と何度かの押し問答の後、根負けしたように妹が言った。 「・・・本当にこれで終わりだから」 妹の股間に顔を埋めると、大陰唇を広げ、小陰唇に舌を押し入れた。 ぴちゃぴちゃと舐めながら包皮を捲り、小さな突起を舌先で突いたり、ぐりぐりしたりした。 しばらく唾液の滴る音だけが聞こえていると・・・。 「・・・ぅん・・・ん・・・」 スーと息を吸い、息を止め、そして吐く、といったテンポで妹が微かに、それでいて搾るような声を出し始めた。 舌は休めず、切なげに表情を歪めた妹の顔を窺いながらゆっくりと脚を持ち上げると、いわゆる『まんぐり返し』と呼ばれる格好になった。 「ごめん、よく見たいから、ちょっと脚を持ってて」 「・・・恥ずかしいって・・・」 「お願い、最後だから」 「・・・こうでいい?」 膝下で腕を組んで、太股を胸で抱きかかえるような格好になった。 「・・・もういいでしょう?・・・恥ずかしいって、まじ・・・」 恥ずかしさに焦らされたのか、妹の声も下の液もより潤いを増してきた。 そのまま舌先で攻めながら、妹に気づかれないようにネクタイを手繰り寄せると、一気に妹の腕に巻きつけて不器用に固結びをした。 「ちょ、ちょっと!」 妹が気づいた時はもう、まんぐり返しの恥辱的な体勢から解けない状態だった。 「・・・ねぇ何!?何するの!!ちょっとお兄ちゃん!?ねぇって!?」 これから何が起こるかわからない恐怖ではなく、何をされるか答えがわかっている恐怖からの妹の怯えだった。 「痛いから暴れてもいいようにしないとね」 ぶんぶんとばたつく妹の足を腕で押さえると、妹に跨がるようにして両足で妹の腰をぐっと挟んで固定した。 そして、最高潮に勃起した亀頭を膣口に押し当てた。 「・・・まじやめて、お願いやめて・・・やだ無理無理無理やだやだやだ・・・」 怯えた声で妹は懇願してきた。 当然逃れようと体を揺さぶったが、妹の縛られた体勢が体勢だけに、暴れても大して苦でもなかった。 エロ漫画がこんな風に役に立ったことに感嘆した。 そのまましゃがみ込むように腰を落とすと、チンチンが膣口にめり込んだ。 「いぃーたーぃいっっ!」 刃物に刺されたかのような悲鳴が鼓膜をビリビリさせた。 「きっつ!」 さっきたっぷり濡らしたはずなのに、亀頭は膣口に半分くらい入ったものの、それ以上は全然入っていかなかった。 ぐぐっと腰に力を込めると、わずかばかりに侵入してはいるが、あまりにもわずか過ぎた。 「やぁあだぁー!いぃたぁぃい!」 その間も妹は激痛に絶叫しながら暴れていた。 埒が明かないので一度腰を浮かせ、再度体重をかけて一気に刺した。 妹の絶叫が焦燥を掻き立てた。 だが、キツすぎて亀頭が入るのが精一杯で、動かすこともままならないほどだった。 「力抜けよ、腰の力を抜け」 「痛い痛い」と喚く妹に命令しながら、もう一度腰を浮かせ、また突き入れる。 その繰り返しを何度かやって、かなり汗をかいてきた頃、ようやく3分の2くらいが入った。 (くそ、エロ漫画は簡単に貫通してたのに) さらに奥へ差し込もうとしたとき、妹が一際大きく、苦痛の声をぶちまけた。 亀頭が粘りけのある何かに引っ掛かって、何度かぐぐぐっと挿し込んでも貫き切れないでいた。 (これが処女膜だ。これを破れば・・・妹は・・・) いまだかつてないほどの興奮が込み上げ、さらにぐっと押し込んだ。 だが、思った以上にしぶとく、なかなか破れそうで破れなかった。 破ろうと突き刺すたびに妹が耳をつんざく声をあげるので、中折れしそうになってきた。 エロ漫画では、『とろけるような快感』とか『三擦りでイク』とか『締め付けるキツマン最高』とか、そんなのばっかだったけど、現実は全然違った。 (とにかく最後までセックスだ) 一旦、膣口付近まで抜くと、亀頭が隠れるくらいのところで妹の足を掴みながらバランスをとるようにして、いよいよ腰を上下に動かした。 「・・・ほんとにお願いだから、ほんとにお願いだから・・・ね、ほんとにやめて・・・」 無視して続けた。 「痛いっ・・・。お願い・・・妊娠する・・・お兄ちゃん、妊娠しちゃうから・・・もうやめて」 嗚咽しながら妹が哀願してきた。 「中に出さなきゃ妊娠しねーよ。大丈夫だから」 もうその時は、手では感じたことのない温泉のようなじわじわと染みてくる快感に没頭しつつあった。 「できちゃう・・・できちゃう・・・妊娠しちゃう・・・」 妹も泣きながら訴えてくるものの、だんだん息が切れ切れになって、小さく、「あ、あ、あ・・・」と声をあげた。 その声が快感にさらに味を沿え、さらに膣がきゅうぅっと亀頭を揉むように収縮してきた。 (あ、やばい、これはやばい・・・) 思わず、「あ、いい」と声に出てしまった。 チンチンがビク、ビクっと発射準備に入った。 さすがに妊娠はまずいと思った。 犯す直前までは、エロ漫画みたいに中出しは当然と思っていた。 しかし、エロ漫画はもう半分も信用していなかった。 (気持ちいい、気持ちいい) じわりじわりとチンチンを侵してくる快感。 妹が一層大きく、「あぁっ!」とメスの鳴き声をあげた。 それに押されたように先っぽからポタリと漏らす感覚。 (やばい!) 慌てて抜くと、亀頭が姿を現した瞬間、視界がしゅわしゅわと狭くなった。 恍惚の衝撃にガクンと体が崩れ、精子がおしっこのように放出した。 ほんの2、3秒だったろうが快感の震えが止まらなかった。 性欲を吐き出し尽くした疲労がようやく、やっちまった感を連れてきた。 体育座りのまま寝転んだような格好で妹は俺に尻を見せていた。 鼻と息をすすり、何かを噛み殺すように忍び泣く妹の嗚咽が、事の重大さを責め立てた。 居た堪れなくなり、ネクタイを解こうとした。 拒絶されるかとビビったが、妹は泣いているだけだった。 出血の海はなく、チンチンは赤く染まったように見えるくらい。 後でわかるが、この時は妹は破瓜してなくて、実際に処女膜を貫通したのは2回目の時だった。 また他にも、相当きつかったのは膣がまだ狭いせいもあるが、入口にある処女膜が伸び切れていなかったせいでもあった。 妹の痛みは処女膜が伸縮される痛みもあるが、膣が拡張される際の毛細血管の出血によるものが大きかった。 もちろん個人差はあるだろうが、少なくとも当時に限定すればそうだった。 妹にかかった精子を拭き取りながら、「ごめんな」と謝ったが、答えはなかった。 ---END--- |
19]兄嫁の熟れた体 | 2021/ 9/ 3(Fri) | 2021/ 9/ 3(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
僕が中学時代に兄が結婚した。
兄嫁は高校卒業後2年ほどでの結婚だったから、僕より5歳年上ということになる。 兄が田舎の家に兄嫁となる女の人を連れて来た時、都会的な服装に包まれたスレンダーな体つきを眩しく見た覚えがある。 夏の暑い日だった。 当時はミニスカート全盛で、短めのスカートから露出する太腿、その上の翳りを覗き見するようにちらっと視線を向ける僕は、その頃は男女の営みとかも全然知らない状態で、若い女の人への憧憬が主な動機だった。 部屋に入ったとき、昼寝をしているその女の人を見つけたが、ピンクのサッカー地のワンピースの裾が肌蹴て、意外にむっちりした太腿を見てドキドキと胸が高鳴り、顔を上気させながら見つめていた。 いつ起きて変な目で見られるのも困るので、少しでも目に焼き付けようと足首から、膝、太腿の内側から脚の付け根の方にゆっくりと視線を移しながら、ワンピースに隠された部分がどうなっているのだろうと想像しながら、視姦した。 寝息に伴う、うねるようなお腹の動きを、汗ばんだ身体で見続けていた。 そんな兄夫婦のアパートに来て5日になる。 今回は大学受験のため、少し早めに居候を決めこんだ形となった。 競争率の高い学部の受験なのでイライラが募っていた。 昼間は追い込みの参考書に目を通し、気分転換に兄夫婦の小さな子供と遊んだりした。 初めて兄嫁を見たときに比べて、子供を産んでからは、兄嫁の体つきは腰のあたりに丸みを帯び、台所で炊事仕事をする後ろ姿を見ると、ふくらはぎから太腿、お尻から腰にかけて格段に若妻の熟れた体に変化してしまっていた。 保育所に子供を預けて帰って来た兄嫁は額に汗いっぱいで、「なんか冷たい飲み物でも一緒に飲む?」と本を読んでいる僕を覗き込んで微笑んだ。 「ちょうど喉が渇いていたんだ、ありがとう、お願いします」 本を置いて、テーブルに腰掛けて待った。 「はい、どうぞ、召し上がれ」 グラス全体が汗をかいたように水滴が一面についていた。 外出から帰ったばかりなので、兄嫁の首筋は汗でまだ濡れていた。 「ふ〜、疲れが飛んでいきそう」 一口飲んで微笑みかけてきた。 「毎日、ご苦労様です。主婦も本当に大変なんだ・・・。それに僕みたいな居候がいついているし」 申しわけなさそうに兄嫁に話した。 しばらくとりとめもない話をして、その間、兄嫁がしきりに首を左右に曲げたり、肩をすくめる仕草をするので、「お義姉さん、肩が凝ってそうだね。さっきから首を動かしてるから・・・」と聞いた。 「そうなのよね、最近、肩が重だるくて」 「僕はおばあちゃん子だから、マッサージに関しては結構鍛えられてるから、してあげようか?」 兄嫁の首筋から肩にかけて見た。 「う〜ん、お言葉に甘えて、お願いしちゃおうかな。でも、外出したばかりで汗いっぱいかいてしまってるけど、ごめんなさいね」 「それじゃあ、畳の上に座布団を敷いて座ってください。それとタオルがあれば、普通サイズとバスタオルを・・・」 兄嫁はタオルを用意して、座布団にお尻をつけるように座って、左右の足を外側に投げ出すような格好になった。 「それじゃあ、少しだけお願いね」 肩にタオルを置いて、まず首筋から親指で押さえながら揉んでいった。 「頭を前に倒して」 そう言うと、お腹の方を覗き込むように首の骨が浮き立つくらい頭を前に曲げた。 髪の付け根から4本の指をこめかみに置いて、親指でゆっくりと窪みを押さえた。 「んうう〜ん。それってすごく効く」 「やっぱり結構なものだよ。背骨を中心に首から腰まで凝っているんじゃないかなあ?たまには兄貴にマッサージをしてもらわないとだめだよ」 昼間の部屋で2人きりでマッサージを受ける兄嫁と、マッサージをする義弟の僕。 アパートの日当たりは悪く、昼でも電気を点けなければ少し薄暗い。 そういえば、兄嫁が帰ってから部屋には明かりを点けないまま、薄暗い部屋で兄嫁の首筋、肩を後ろから揉んでいる。 「それじゃあ、今度は少し痛いかも知れないけど、ちょっとだけ我慢してね。うつ伏せに寝てくれる。座布団の上にお腹を乗せて両肩の力を抜いて、両手は身体の脇に置いてね」 そして「バスタオルを背中にかけるから」と言い、ワンピースの上にバスタオルを重ねて置いた。 すると、背中の広がり、腰からの曲線、お尻の膨らみが強調されて目の前に横たわる兄嫁の体を上から見下ろす形になった。 肩先から腕の付け根にかけてゆっくりと揉み込んでいく。 何度も繰り返したあと、肩甲骨の内側を親指で上から下に動かしながら押さえていく。 ときどき、声にならない兄嫁の息遣いが聞こえる。 「痛かったら言ってね、少し弱めにするから」 「うん・・・」 気持ちよさそうに目を閉じて身を任せてくれている兄嫁。 「さっきも言ったように、腰のほうも相当凝っていそうに思うけど、どうする?今日は肩だけにしておこうか?」 「肩がすごく軽くなったから、お願いしようかしら。でも、貴重な時間だけど大丈夫?」 「気にしない気にしない」 手のひらを腰の窪みにあてがってしまってる僕。 「少しくすぐったいかもしれないけど、ちょっとは我慢して」 脇腹を、まずは軽くタッチするように腰骨から脇にかけてゆっくりと何度も往復させる。 「こうやると、だんだん緊張が取れてくるから・・・」 ときどき、お腹の方に手のひらを回して、腰骨の窪みまで揉み込むようにしながら少し強めにマッサージする。 微妙に太腿をくねらせて反応する兄嫁。 「腰の筋肉からお尻に繋がる部分のマッサージはどうする?これをやらなくっちゃ、ちょっと中途半端な感じになってしまうけど・・・」 「お願い」 小さな声の兄嫁。 腰骨の出っ張りから窪みにかけて何度も揉み込みながら、お尻の2つの膨らみに手のひらを被せる。 左右対称に右の膨らみは右回りに、左の膨らみは左回りにゆっくりとお尻の肉を回転させる。 お尻の谷間に両手の指を平行になるようにして並べて置き、左右にゆっくりと広げるようにお尻の膨らみを移動させる。 お尻の膨らみの頂上を親指を当てて、骨盤に向かって押し付けるようにして圧迫する。 お尻の膨らみを揉み込む手のひらが、ときどき太腿の付け根に触れるたびに、お尻の山が高くなるのがわかる。 お尻の膨らみの麓を手のひらで掴みながら、上の方にゆっくり移動させ、意識的にパンティーのクロッチの部分に親指が触れるか触れないかでタッチするように手の動きを持っていく。 じっとマッサージを受ける兄嫁。 「まだ腰の部分に凝りが残ってるけど、もう少し続ける?」 「もう少し、お願いするわ」 「それじゃあ少しだけ太腿を左右に開いてくれますか?僕が脚の間に入れるくらいに」 ゆっくりと脚を広げる兄嫁。 スカートが肌蹴てパンティーが露出する。 「それじゃあ、少し腰を浮かせてくれる。そう・・・そのくらい」 目の前に突き出されるお尻を見ながら、右膝を脚の付け根の根本から恥骨の前面に差し込んでいく。 「ちょっと抵抗あるかもしれないけど、この姿勢が一番効くから」 先程と同じように、お尻の膨らみに強弱をつけながら揉み込んでいく。 ときどきお尻をうごめかすようにして反応する兄嫁。 お尻の膨らみを押さえながら、差し込んだ右膝を少し浮かすようにする。 自分から恥骨を擦りつけるように動かしてくる兄嫁。 この頃には遠慮なく会陰部に指を走らしてしまっている僕。 手のひらを刀のようにして指先を揃えるようにして、会陰部を指を震わせながら後から前、前から後へと小刻みに動かしている。 ときどき洩れる吐息。 白いパンティーにほんのり滲む染み。 手のひらを会陰部にあてがって、押さえたり離したりして、ときどき中指の腹でちょうどクリトリスのあたりを関節を曲げながら押さえつける。 ビクンと身体を反応させてしまう兄嫁。 「肩から腰にかけて結構凝ってたけど、これで軽くなるんじゃないかな?」 そう言って、一旦兄嫁の身体から離れる。 僕のペニスはさっきからどうしようもないくらい怒張し、張り裂けるように律動を繰り返し、先走りが次々に出る感覚がさっきから続いている。 うつ伏せのままの兄嫁。 沈黙。 薄暗い部屋に2人。 「良ければ前のほうも凝ってそうだから、あと少しだけ続けようか?」 「お願いしようかしら・・・」 小さな声で呟く兄嫁。 「それじゃあ、仰向けになって」 ゆっくりと身体を回転させて仰向けになる兄嫁。 顔に両手のひらを置いて目を覆っている。 「それじゃあ前のほうのマッサージをするね」 まず脇を弄るようにしながら両手の指をうごめかす僕。 大胸筋の付け根の部分のスジから乳房の方向にゆっくり揉みしだいていく。 乳房の膨らみに手のひらを宛てがい、ゆっくりと揉み込む。 揉み込みながら、親指と人差し指で布越しに硬く大きくなった乳首を摘み、転がすように指を擦れ合わせる。 顎を浮かせてマッサージに身を任せ続ける兄嫁。 「胸は布越しでは効果が少ないみたいだから、リラックスする意味で上半身裸になってもらってもいい?」 返事も聞かずにゆっくりとボタンを外していく僕。 ブラジャーのホックを機用にねじって外して、するりと今まで包んでいた乳房から取り去る。 小ぶりの乳房、少し硬くなった乳首が、少し息が荒くなった兄嫁の胸の息遣いに同期して上下に切なげに動く。 直に触る兄嫁の乳房。 どれだけ長く憧れ、想像してきたことか。 その兄嫁の乳房が今、薄暗い部屋で、僕だけのために胸を肌蹴て、淫らな格好でほんのり上気している。 手のひらを右乳房に宛てがい、直に乳房を感じながらゆっくり回したり押したり摘み上げるようにして愛撫するかのようにマッサージする。 左乳房には指を爪を乳房の膨らみの麓から乳首にかけて指を震わせながら何度も往復させる。 ビクンとまた身体を動かす兄嫁。 僕も兄嫁の横に横たわり、首筋から耳たぶまで唇を這わしてみる。 乳房を揉みながら唇を重ねた。 歯と歯が当たるような兄嫁とのファーストキス。 ガチガチと音がするように兄嫁の口が震えている。 もう一度唇を重ねてみる。 今度は唇がまとわりつくようになる。 軽く口を開けるようにして、自然に唇の近くに舌が覗いている。 乳房を激しく揉みながら、重ねた唇に舌を差し込んでみる。 舌先と舌先が当たる。 兄嫁の舌の方から絡みついてきた。 目を見つめる。 微かに充血した目の兄嫁。 目を合わせて、今度はゆっくりと唇を重ねる。 兄嫁の両手が背中にまわってくる。 上半身裸の肌を擦り合わせながら、畳の上でキスを、激しく吸い取るようなキスを繰り返す。 顔から唇を離して、また目を見つめて、兄嫁の胸に顔を埋めていく。 乳房を掴みながら乳首を唇に含む。 舌先で乳首の形を何度もなぞりながら、ときどき甘噛みをする。 仰け反る兄嫁。 首筋、脇の下、お臍の周り、腰骨、腰の窪みに舌を這わせながら、太ももの内側をなぞる。 身を捩るようにして、ときどき腰をせり上げてくる兄嫁。 パンティーに指をもっていくと、すでにぐっちょりと濡れて、布の下の構造がわかるくらいに引っ付いてしまっている。 布越しに形をなぞってみる。 ビクンと反応する兄嫁。 一気に下着をおろす。 腰を上げて協力する兄嫁。 身体を下にずらして兄嫁の両脚を大きく開く。 目の前に憧れていた兄嫁のおまんこ。 我慢できなくて、顔を埋めてしまってる僕。 両太腿を抱えるようにして、思い切り左右に開いたまま兄嫁のおまんこにかぶりつくように顔を伏せて、舌を使って掘りさげるようにして舐めている僕。 中指をゆっくり挿入しながらクリトリスを舌先でつつく僕。 自分の乳房を両手で揉んでいる兄嫁。 挿入した中指をゆっくり動かす。 絡み付いて熱い粘膜に包み込まれてるのを実感する。 (こんなだったんだ・・・) 「・・・ちょうだ・・・。い・・・」 兄嫁からせがむような言葉。 焦らす僕。 「まだ凝っているところが残っているから、四つん這いになって」 肘と膝をついて四つん這いになる兄嫁。 真っ裸で、お尻のふたつの膨らみが強調されている。 後ろから顔を間に埋め込んでいく僕。 後の穴の周りから前の穴までクチュクチュいやらしい音を立てながら何度も舐め尽くすようにして、口の周りをいっぱい濡らして会陰部に口をつけ舐め続ける。 お尻をうごめかし始める兄嫁。 「早く・・・お願い。・・・頂戴、ね・・・早く・・・」 後ろから2本重ねた指を一気に挿入する。 背中を反らして顎をあげ、ヒーと声にならない息遣い。 指の関節を曲げ、絡み付いてくる粘膜をかき分けながら前の膨らみを見つける。 押さえつけるようにして揉み込む。 腰をグラインドし始める兄嫁。 下半身裸になる僕。 ペニスを掴んで、会陰のぬかるみにまぶすようにして前後に指で動かす。 クリトリスにペニスが当たるたびに、膝をがくんとさせる兄嫁。 宛てがう。 腰骨を掴み、後ろに引き寄せる。 小陰唇をかき分けるようにして僕のペニスが兄嫁のおまんこに納まっていく。 これまでに経験したことのないような熱いものに包まれるペニス。 兄嫁が自分から腰を使い始める。 擦れるペニスとおまんこ。 腰を動かすたびに漏れてくるいやらしいクチュクチュ音。 後ろから差し入れられ、抜き挿しされながら腰をくねらせる兄嫁。 お尻にお腹をぶつけるようにして何度も腰を叩くように打ち付ける僕。 兄嫁の顔が見たくて、上になるようにお願いする。 畳の上に横たわる僕。 兄嫁の膝が擦り剥けないように座布団を膝にあてがってあげる。 兄嫁が僕のペニスを掴んで、僕を見つめて、あてがってゆっくり腰を下ろす。 また兄嫁の体内に包み込まれる僕のペニス。 下から兄嫁の乳房を手のひらに包み、ゆっくりと揉み込み、腰を突き上げるようにする。 膝を立て、かかとを上げた兄嫁が背中を反らして恥骨を擦りつけながら腰を前後に使い始める。 「してしまったね」 と、兄嫁。 「すごく気持ちいいわ。まだまだ時間あるから、このままずっと続けましょう」 潤ませた目で僕を見つめながら、だらしなく口を少し開いたすごくいやらしい兄嫁の姿を僕は見た。 ---END--- |
18]膨らみかけた蕾* | 2021/ 8/23(Mon) | 2021/ 8/23(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロインの名前を記入して下さい
(原文:シホ) [前編][後編] [前編] 両親を事故で失ってから、僕は5つ下の妹と2人暮らしだ。 生命保険に入っていてくれたおかげでお金の面では困らないが、当然家事は自分たちでやらなければならない。 我が家では、昔からしっかり者の妹とダメ兄貴という構図になっていて、中3の妹の方が大学生の僕よりもずっと大人で、家事も結局は妹がほとんど引き受けてくれていた。 両親が亡くなって、僕が短絡的に「学校を辞めて働こうか?」と言った時も妹は冷静で、大学くらいは出ておいた方がいいと言い、「私も大学まで進学するつもりだから」と僕を諭した。 高校受験で勉強が大変な時期なのに、家事なんかやってられないだろうと思うのだけれど、授業に集中して、その場で全部覚えてしまうようにするのだそうだ。 だから友達が塾に行っている間も、妹は毎日、夕飯の買い物をし、炊事、洗濯をこなして風呂を沸かす。 「何か手伝おうか?」 「いいよ、お兄ちゃんは何にも出来ないんだから、せめて邪魔だけはしないで」 いたずらっぽくそう言うと、妹はなんでも自分でやってしまうのだ。 唯一、買おうと言われたのが乾燥機で、洗濯物を干したり取り込んだり、雨の心配をしなければならないのだけは時間的に厳しいのだそうだ。 そんな夏休みのある日、妹はいつも通り朝から精力的に家事をこなし、遅い朝食を済ませて一段落した頃、リビングのソファーでうたた寝をしていた。 タンクトップのシャツに、短いスカートから長い生足が伸びている。 呼吸に合わせて、ぺったんこの胸が静かに上下し、スカートの奥からショーツが覗いていた。 それまで妹のことを女性として意識したことはなかったけれど、無防備に眠る妹を見て、胸がときめいてしまった。 ゆっくりと妹に近づき、そっとと太ももを撫でてみると、一瞬、妹の呼吸が乱れたのでハッとしたが、妹の胸は再び同じリズムで上下し始めた。 僕は再び妹の身体に手を伸ばして、今度はもっと足の付け根に近いところに触れた。 妹の恥丘の盛り上がりを手のひらで感じた後、ショーツの裾から指を1本滑り込ませると、薄い陰毛のザラつきを感じた。 心臓がドキドキしてのぼせそうだった。 部屋に戻り、手のひらと指の感触を思い出しながら硬くなった自分のモノを扱くと、自分でもびっくりするくらい沢山の精子が飛び散った。 ごそごそとティッシュで後始末をすると、僕はしばらくベッドで眠った。 目を覚ますと、もうお昼を回っていて、(さっきのは夢だったか)という錯覚に陥った。 でも、だんだんと妹のすべすべした太ももの感触が蘇ってきて、僕は再び股間を膨らませた。 そのとき、「コンコン」と擬声語を発しながら妹が部屋に入ってきた。 「お兄ちゃん、パジャマ、洗濯するから脱いで」 そう言って手を差し出してきたが、僕は大きくなってしまっているので、すぐに脱げなかった。 すると妹はパジャマの上着のボタンを外し始めた。 「シホ、ちょっと待ってよ」 「早く早く、洗濯機、回っちゃう」 「ちょ・・・ちょっと」 揉みあっているうちに妹はバランスを崩して、「きゃっ」と小さな声を発して僕に覆いかぶさるように倒れ込んできた。 女性らしいふくよかさはまだないが、妹の身体は意外にも柔らかくて、僕は思わず妹を抱き締めてしまった。 その瞬間、妹は驚いた風だったが、身動ぎもせず、そのまま僕に身を預けていた。 兄と妹の胸と胸が合わさった状態でしばらくいたが、そのうちシホがゴソゴソと身体を動かして言った。 「硬いモノがお腹に当たってるよ」 シホを腕に抱きながら身体を捻って、今度は僕がシホの上になった。 咄嗟にシホの眉間に皺が寄るのが見えたが、ゆっくりと唇を近づけていくと、シホは目を閉じて僕の首に抱きついてきた。 嫌がりはしないけれど、身体はガチガチで少し震えていたので、抱きついているシホをそっと引き離して、シホの目を見つめながら、「舌を出してごらん」と言うと、素直に出した。 僕は、その舌にそっと口づけをし、舐め、絡めるようにすると、シホの方からも舌を伸ばしてきた。 一旦、シホの身体から下りて、腕枕をしながらシホの傍に横になると、タンクトップの薄い布の上から妹の胸に手を当てた。 かすかな膨らみしかなかったが、小さな乳首が硬くなっているのがわかった。 乳首を指の腹で撫でながら、「勃ってる・・・」と言うと、シホは初めて、「やだぁ、もぅ・・・」と声を出して頬を膨らませた。 その様子が可愛らしくて、僕は再びシホの唇を吸った。 僕は手を胸から腰へと移し、腰骨を撫でた後、平らな下腹に手のひらを当てた。 それでも何も言わないので、シホの腰を少し引き寄せてお尻の方に手を回して、ショーツをつるりと卵の殻を剥くようにして脱がせようとすると、身体が一瞬強張ってショーツの前布を掴んでみせた。 だが、チロチロと唇に舌を挿し込んでやるとすぐに力が抜けて、自分から足を抜いてショーツを脱ぐのを手伝ってくれた。 そのまま、もう一度覆いかぶさろうとすると、シホは僕の肩に手をやって動きを制し、「ちょっと、待って」と言って自分でスカートを脱ぐと、畳んで脇に置いた。 「皺になっちゃうから」 そう言ってシホは微笑むと、僕の横に身を横たえた。 その間にパジャマを全て脱ぎ去った僕は、シホの手を取って熱く硬くなった僕のモノへと導いた。 「触って」 「こう?」 「うん、もう少し強く」 「これくらい?」 シホの細い指が僕に絡みつき、シホはその感触を確かめるように指の腹を僕の分身の上に滑らせていく。 「お兄ちゃん、こう?」 シホの手の動きがだんだん速くなってきて、シホの唇が再び僕の唇に押し付けられた時、僕のペニスは大きく波打って妹の手の中で果てた。 ゆっくりとシホの手の動きが止まり、僕は倦怠感に襲われた。 「ねぇ、お兄ちゃん、もしかして、あんまり経験ない?」 僕は恥ずかしくて耳まで赤くなったのを感じたが、シホはティッシュで優しく僕のを拭ったあと、自分の指先の匂いをクンクンと嗅いで少し微笑むと、「よかった」と呟いて、タンクトップだけを頭から被って部屋から出ていった。 出ていくとき妹は、しっかりと僕が脱ぎ捨てたパジャマを持っていった。 「お兄ちゃん、ご飯できたよ」 シホの声で僕は目を覚まし、ダイニングに向かうと食卓についた。 シホはなんだかご機嫌で、鼻歌を歌いながら次々におかずを運んでくる。 「ビール飲む?」 そう言って冷蔵庫のドアに並ぶ缶ビールを指差す。 僕が黙って頷くと、シホはコップとビールを僕の前に並べてくれた。 食事が進み、ほろ酔いになった頃、僕はやっとさっきのことを切り出した。 「シホは嫌じゃなかったの?」 「ん?何が?」 シホは僕の方を見ずに問い返してきた。 「いや・・・、だからさ・・・」 僕が言い澱んでいると・・・。 「さっきのこと?」 (うわ、そんなストーレートに口にしちゃう?) 僕は心の中で驚きを隠せなかったが、頷いて言った。 「うん。・・・怒ってないの?」 妹は不思議そうに僕を見つめ、「怒ってないよ。どうして?」と今度はおかずを口に運びながら、また質問をする。 「どうして・・・って・・・」 「お兄ちゃんは怒ってるの?」 「いや・・・」 「それとも後悔してる?」 「いや・・・、それもないけど・・・」 シホは箸を置いてお茶を一口すすると、真っすぐに僕を見て言った。 「私は嬉しかったよ。ドキドキした。ずっと待ってたし」 「待ってたって、お兄ちゃんを?」 「そうだよ」 「いつから?」 「お兄ちゃんが高校へ入った頃からかな・・・。正確にはよく覚えてないけど」 「え?僕が高校の時って、シホ、まだ小学生じゃん」 「うん。でもその頃から、男の人と女の人の身体の違いとか話に聞くようになって、お兄ちゃんしかいないって思ってた」 「え?え?それって・・・」 「エッチのことだよ」 (うわぁ、これも変化球なし・・・。今の子ってすごい!) 「そっかぁ・・・」 シホは食事を続け、食べ終わる頃、追い討ちをかけるように言った。 「お兄ちゃん、お風呂にするから、早く食べちゃって」 僕は大急ぎでご飯を掻き込むと、「ごちそうさま」と手を合わせ、汚れた食器をキッチンの流しへ運んだ。 「じゃあ、お風呂入るよ」 妹にそう告げると・・・。 「え?まだ洗い物、終わってないよぉ」 (やっぱりこれは、一緒に入るってことだよな・・・) そう心の中で理解して、テレビを見ながらシホを待つことにしたが、何も耳に入ってこなかった。 [後編] 「お待たせ」 シホの声で我に返り、振り向くとシホが布巾で手を拭いていた。 家事をするようになるまで妹は陸上をやっていたので髪の毛はショートだったけど、最近だんだん伸びてきて、ぐっと大人っぽくなってきていた。 シホは、さっと衣服を脱ぎ捨てると先に湯船に浸かって僕を待っていた。 恥ずかしかったけど、僕のは早くも大きくなっていて、タオルで前を隠しながら風呂場に入っていった。 妹に背を向けて身体を洗いはじめると、背後でシホが湯船から上がる音が聞こえた。 「背中、洗ってあげる」 シホはそう言うと、僕の手からタオルを取って僕の背中を擦り始めた。 時々、シホの胸が僕の背中に当たるのを感じた。 「はい、こっち向いて」 言われるがままにシホの方を向くと、細くてしなやかな妹の裸体が目の前にあった。 陸上を辞めた今も体脂肪のついていない身体はすらりと細く、胸も小さくて円錐形だったが、思っていたよりは膨らんでいた。 シホに前も洗われながら聞いた。 「シホは、もう経験あるの?」 妹は一瞬手を止めて答えた。 「ないよ。でもたまにオナニーはしてるし、友達と話もしているから、色々知ってるよ」 「どうして、シホは、そんなにあっけらかんとしているの?恥ずかしいとか思わないの?正直、びっくりなんだけど・・・」 「うーん、どうしてかなぁ・・・。でも、昔一緒に部活をやってた子がいて、その子、お兄さんとのことで色々悩んでたんだけど、『自分の気持ちに素直になったら楽になった』って言ってたから、私もそうなろうかなって・・・」 シャワーで石鹸を洗い流してもらったところで、僕は浴槽の縁に座ってシホを膝の上に座らせると、身体を引き寄せて抱き締めた。 口では平気そうなことを言っていたが、微かに震えているのがわかって、ちょっと安心した。 「心臓がドキドキしてる・・・」 耳元で囁くシホの言葉を受けて、僕はまだ小さなシホの胸に手を当てた。 「ドキドキしてるの、わかる?」 「シホの心臓か僕の心臓か、よくわからないや」 正直にそう言うと、妹は大人っぽく微笑んで僕に唇を重ねてきた。 収まりかけてきていた肉棒が再び暴走モードに突入。 僕はシホの胸に吸いついた。 小さくても乳首はしっかりと硬くなっていて、舌で転がすとシホは小声で呟いた。 「お兄ちゃん、気持ちいい・・・」 次にシホの腰を少し浮かせて僕の両膝に跨がるように座らせると、両腕を僕の首の後ろに回してきたので、膨らみ切っていないシホの両胸が目の前に迫った。 今度は思いっきり乳房を揉んで、強めに乳首に刺激を与えた。 「あんっ・・・、あんまり強くすると、痛いよ」 シホは僕との間に少し距離をとって、手を僕の股間に伸ばしていくと、ゆっくりと僕を撫で始めたので、僕も妹の亀裂をなぞった。 「んっ、お兄ちゃん、そこっ!」 僕の指がシホの突起に触れると、シホはピクッと身体を震わせて指に力が入ったので、そこを中心に擦ったり、揉んだり、撫でたりした。 「もう少し強くして、あっ、そう・・・」 妹の肉壺からヌルヌルした液体が溢れてきて、それをすくうようにしてクリを擦ると、シホが再び首に強く抱きついてきたので、僕も妹の背中に腕を回してシホの身体を支えた。 「あ、あ、あ、あ、もっと・・・。あ、お兄ちゃん、そこっ!ん、ん、ん、んーっ、もっと・・・、あ、もっと・・・、あーっ」 シホは声を発し、細かく身体を震わせると僕に身体を預けてきた。 息が整い、耳元でシホが涎をすする音がする。 「お兄ちゃん、すごかった・・・、涎出ちゃった」 笑ってキスをしてきた。 「続きはベッドでして」 シホがそう囁いてきた時、(どっちが年上かわからないな・・・)と思ったが、素直に妹に従うことにした。 我が家では、何事においても兄よりも妹の方がしっかりしているのだ。 妹が先に風呂を出て、僕がバスタオルだけを腰に巻いて妹の部屋に向かうと、高校時代の僕の制服のワイシャツを身に纏ったシホがいた。 長すぎる袖を腕捲りしながら・・・。 「一度、これ着てみたかったんだ。このだぶだぶ感、エロくない?」 そう言って舌をペロッと出す仕草が、たまらなく可愛い。 シホを抱き締めて長い長いキスをすると、ベッドへと誘った。 妹は僕のバスタオルを取ると、ベッドの腰の辺りに敷いた。 「汚れちゃうからね」 そう言って、自分の腰がバスタオルの上に来ているのを確かめると、ワイシャツのボタンを外してベッドに横になると、両腕を僕の方に突き出してきた。 「お兄ちゃん、来て」 前を開いた、ぶかぶかのワイシャツから覗くシホの幼い乳房がエロくて、僕は妹に導かれるまま覆いかぶさり、そのまま入っていくことにした。 半分くらい入ったところでシホが、「ひいっ」と声を上げて腰を引いたので、僕はするっと抜けてしまった。 「いったぁい!」 シホは首を少し持ち上げて涙目になって僕のモノを見つめると・・・。 「お兄ちゃん、ごめん・・・、私、ダメかも・・・」 (ええーっ!?ここまで来てそれはないんじゃないの?) そう思った僕はシホの太もも抱えると、半ば強引に挿入しようとした。 「いたっ、いたたたた・・・、痛い!痛い!お兄ちゃん、タイム・・・、お願いだから、待って!」 シホの悲痛な声を聞くと気弱な僕はそれ以上は進めなくて、腰を引くと妹の横に寝転がった。 痛みをやり過ごそうと、じっと目を閉じて耐えているシホが痛ましくて、僕はベッドに胡坐をかくと、シホの首の下に腕を差し込んでもう片方の腕で上体を抱かかえ、子供をあやすように上体を揺らした。 しばらくそうしているうちに、シホが耳元で囁いた。 「お兄ちゃん、ごめんね・・・」 「うん」 「こんなに痛いと思ってなかったから・・・」 「うん」 「うん」しか言わない僕は、妹の目には拗ねているように映ったのだろうか。 妹は大きく息を吸い込むと、思い切ったように言った。 「お兄ちゃん、私、大丈夫だから、もう一度して」 「ホントにいいの?」 妹の顔を見つめて尋ねると、シホは僕の目を見つめながら頷いた。 その時、シホが頭の上にピコンと電球が点ったような顔をしてみせた。 シホはワイシャツを掴むとそれで前を隠しながら部屋を出ていくと、どこかからゴムを持って帰ってきた。 「お父さんのとこにあるの、取ってきちゃった」 そう言うと、またぺロッと舌を出して、「えへへ」と笑った。 「これ付けると、うまくいくこと多いんだって」 どこでそんな情報を仕入れてくるのかと感心しながらも、僕はシホを抱き締めた。 「ちっちゃくなっちゃったね」 妹はそう言うと僕をビンと指で弾いたので、「イタっ!」と大袈裟に痛がって見せると、真顔になって、「ゴメン・・・、そんなに痛かった?」と心配して見せた。 「うそだよ。そんなでもない」 シホは「ふふふ」と笑い、「ジュニアくーん、おっきちまちょうね」と赤ちゃん言葉で言って、そっと唇を寄せてきた。 舌先でチロチロと先っぽを舐められるだけで僕のジュニアは復帰を遂げ、シホの指に支えられなくてもそそり立った。 すかさずゴムを被せ、妹の足を割って入り、幼い割れ目に宛てがうと、少しずつ入っていった。 半分くらい入ったところでシホが固く目を閉じたのがわかったが、僕はそのまま押し込むと、後はすんなり根元まで入った。 すっぽりと入ったところで、シホは「うっ」と呻いたが、声が出ないようにすぐに手で口を覆った。 その後、シホが首にぎゅっと抱きついてきたので、僕はしばらくシホに包まれながらその温かさを楽しんでいたが、抱きついた腕の力が緩んだところで、「シホ、動くよ」と言うと、目を閉じたまま頷いて見せたので、僕はゆっくりと出し入れし始めた。 シホが痛がっているのかどうかわからないまま、激しく腰を打ち付けると、僕は今までに感じたことのないような快感に包まれて、ジュニアが大きく波打つと一気に放出した。 途端に気持ちが静まって、シホから出すと、腰の下に敷いたバスタオルが赤く滲んでいた。 どこからこんな情報を仕入れるのだろうと改めて感心しながら、僕は妹の頬を両手で包み、薄い唇に口付けをした。 5つも年下の妹にリードされて、僕と妹はその日、ひとつになった。 ---END--- |
17]夢のリゾートホテル | 2021/ 8/ 9(Mon) | 2021/ 8/ 9(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
俺が姉と初めてエッチしたのは俺が中1、姉が中3の時で、それから10年以上の関係がある。
今ではお互いに、気の利いたバター犬&ダッチワイフ程度にしか思っていない。 俺も姉もそれは公認している。 幼少の頃、父母のエッチを覗き見して『パパママごっこ』と称して父母の真似をして抱き合ったりしたのを含めると、もう20年近くになる。 なぜ幼少の頃からカウントするかというと、まだ挿入はしなかったがフェラはしてもらっていたからだ。 これも父母のマネに過ぎなかったが、気持ち良かったので姉にねだっては風呂の時や布団に入ってからしてもらっていた。 俺が中1、姉が中3の頃に挿入と射精をした。 明らかにセックスと言える行為に至ったのはその頃だった。 幼少期の頃というのは精巣は未発達だが、未発達なくせにしゃぶられるとたちまち勃起し、そしてイッた。 射精こそしないが、確実にイッていた。 しゃぶられた時の気持ち良さとイッた感覚は今も幼少期も変わらず、イッたあとで急速に勃起が減衰するのも今と変わらない。 ただ、幼少の頃に性欲があったかどうは疑問がある。 気持ち良さは追求していたが、女の裸に対しては特に強い関心を持ってはいなかったように思える。 が、姉にはよくフェラをねだり、そして姉も応えてくれていた。 だが、ものの分別がつく頃になると次第にその関係も解消されることとなり、両親が家を建てたのをきっかけにお互い自分の部屋をあてがわれ、関係解消は決定的なものとなった。 今までは一緒に風呂に入り、同じ布団で寝かされていたので機会はいくらでもあった。 しかし別々の部屋で寝ることとなり、唯一の機会は風呂ということになったが、その風呂も次第に一緒に入ることはなくなり、自然消滅という形になった。 解消された当初、自分でオナニーに挑戦したが、うまくいかなかった。 自分で自分の脇をくすぐってもくすぐったくないように、姉のフェラのようには気持ち良くはならず、次第に諦めることとなった。 姉との関係が再開されたのが、俺が高1、姉が高3の時だった。 その数年間で変わったことといえば、父が他界し、看護師の母がパートタイムの看護師からフルタイムで働きだしたこと。 俺も精通を迎え、オナニーも覚え、エッチに興味津々。 姉は一番身近な性の対象でもあり、幼少の頃の経験もあったせいか、よその家の姉弟よりも、俺の姉への思いは強かったのかもしれない。 転機が訪れたのは、俺が高1の秋の3連休だった。 母が勤める病院は大きな総合病院なので慰安旅行などが難しく、福利厚生の一環で職員には金額に応じた旅行券や商品券などをもらえる仕組みだった。 そんな母がディズニーリゾートのペアチケットを貰ってきた。 そして母は、俺と姉で行ってこいと言った。 俺はミッキーマウスなど全く興味はなかったが、姉はテンションMAXでホテルの予約、切符の手配など率先して段取りを行なった。 なんの期待もなく、姉のテンションに振り回され、出発を迎えた。 初日は移動もあったことから閉館時間が遅いディズニーシーへ行った。 男の俺でも楽しめたのは予想外だった。 姉は母子家庭の経済状況を鑑みて、リゾート内の高級ホテルではなく、電車で数駅離れたホテルを予約していた。 そこで問題が発生した。 姉はツインで予約したというが、ホテル側はダブルで承っておりますと言う。 俺はどうでもいいという素振りをしていたが、姉と同じ部屋で寝れることに内心ドキドキしていた。 ここで俺は大きな勘違いをしていた。 いやただの無知だった。 俺の中でツインとは、部屋の中に寝室が2つあり別々の部屋で寝ること。 ダブルとは同じ部屋にサイドボードを挟んでベッドが並んでいる、という認識だった。 ダブルベッドなどというものはラブホにしか存在しないと思っていた。 だから部屋に入って愕然とした。 狭い部屋に大きなダブルベッドがどんと据えてあり、ほぼ床面がなく、窓辺に行くにもカニ歩きしなければならないほどだった。 もはや居住空間はベッドの上だけと言っても過言ではなかった。 嬉しすぎる誤算だった。 姉に頼み込んでセックスさせてもらおうかと思い始めたのはこのときだ。 ホテルの手違いなのか姉の予約ミスかはわからない。 姉も「しょうがないね」みたいなことを言っていたが、俺と同じ勘違いをしていたのかもしれない。 結構遅い時間のチェックインだったせいか、「お風呂に行こっか」とベッドで姉はカバンから自前のスウェットを取り出して着替え始めた。 思春期以降、姉の着替えを間近に見るのは初めてだった。 胸の膨らみや、その膨らみを覆うブラジャーにお尻・・・すべてが新鮮だった。 今思えば、所詮女子中学生だからガキの体なのだろうが、その当時の俺の目に映った姉の体は十分に大人の体だった。 姉に急かされ俺もジャージに着替え、姉と一緒に最上階にある大浴場へと向かった。 着替えの最中はフル勃起状態だったので不自然な着替え方になってしまったが、姉は特に気にした様子はなかった。 どう姉に切り出すかということばかり考えていたせいで、大浴場では風呂どころではなかった。 施錠の関係上、先に上がった俺が大浴場の入り口で姉を待っていた。 少し気持ちが落ち着いてきた気がした。 姉が大浴場から出てきて、狭いエレベーターに乗り込んだ。 姉からはいい匂いが漂ってきていた。 普段から多少気になっていた姉の胸の膨らみだが、なおさら気になって正気を失いそうだった。 正気を失いそうな状態は部屋に戻ってさらに加速した。 居住空間がないせいでダブルベッドの上に2人寝転がり明日のディズニーランドの打ち合わせを行なう。 時折、触れる体や姉のシャンプーの匂い。 そうするうちに姉が、「もう寝ようか」と広げていたパンフレットなどを手早く片付けると、さっさとベッドに潜り込んだ。 俺もベッドに入り、枕元のスイッチで明かりを消した。 暗くなると姉は、「あんたと一緒に寝るなんて何年ぶり?」と意味深ともとれる発言をした。 なんと答えたかは覚えていない。 その後、2、3言葉を交わし、やがて沈黙が訪れた。 俺は覚悟を決めた。 俺は姉の方へ体を向け、姉の胸に手を伸ばした。 やがて俺の手のひらは姉の胸の膨らみを捉えた。 人生初のオッパイだった。 異常に興奮していたと思う。 ひょっとすると鼻息もかなり荒かったかもしれない。 俺は姉の胸の膨らみに乗せた手を動かし始めた。 最初は恐る恐るだったが次第に強く揉むようになっていった。 しかし特に姉が抵抗する様子も反応もない。 まるで気を失ってでもいるかのように無反応だった。 しばらく揉んだあと、俺は姉のスウェットの中に手を入れ、ブラジャー越しに胸を揉んだ。 ブラジャーも人生初。 俺は姉のスウェットの上着をずり上げ、姉の上に覆いかぶさり、両手でブラジャー越しのオッパイを揉みまくった。 そして顔を姉の胸の谷間から姉の顔へ移し、キスを強行した。 しかしここでも姉は無反応で、俺が一方的に舌を出し入れしているに過ぎなかった。 無反応な姉に少し不安を覚えたが、気を取り直し再びオッパイを堪能しようと、姉の胸へ移動した。 抱きつくように姉の背中へ手を回し、ブラジャーの取り外しにかかった。 初めてブラを外すぎこちなさと、姉の背中とベッドに手を挟まれる形での作業だったことで、かなり苦戦を強いられるはめになった。 そこへ来てようやく姉の反応があった。 姉は少し腰を浮かせるようにして肩をひねり、ブラジャーを外しやすいように背中とベッドの間に空間を作ってくれた。 嬉しかった。 作業しやすくなったということよりも、姉が自分を受け入れていてくれた意思表示が嬉しかった。 やっとの思いでブラジャーの取り外しに成功した。 姉の生乳房はブラジャー越しの乳房より、さらに柔らかくハリがあるように感じた。 その柔らかい乳房を揉みながらより堪能しようと俺は乳首を口に含んだ。 その瞬間、姉が、「ぁんッ・・・」と声を上げた。 初めて聞く声だった。 舐めれば舐めるほど、吸い付けば吸い付くほど、それに呼応するかのように小さくではあるが、はっきりと「ぁん、ぁぁんッ・・・」と喘いだ。 乳房、ブラジャー、喘ぎ声。 もはや俺の知らない姉がそこにいた。 姉の乳首はコリコリになり、ツンツンに勃った。 反対側の乳首も同様になるようしゃぶり尽くした。 その頃になると姉は、「はぁはぁ、ぁぁあんッ」といったような息切れ混じりの喘ぎ声になっていた。 俺は再びキスをしにいった。 今度は姉も迎えてくれ、俺の首へ手を回し、顔を左右に揺らし、俺の舌を受け入れては吸い、自分の舌を絡めては俺の口の中へねじこんできた。 最高潮に達していた俺は姉のスウェット(上下)と下着を剥ぎ取って全裸にし、俺自身も全裸になった。 全裸になった俺と姉は貪るように抱き合った。 普段はオナネタで姉とやっている妄想をしていたが、こんなに気持ちいいことだとは思わなかった。 そのギャップがさらに興奮へと導いた。 俺は手マンの真似事を始めた。 しかし、やり方がよくわからないのでマンコ全体に手のひらを当てて、振動するように動かした。 すると姉がさらに喘ぎ声をあげるようになった。 やがて俺の指先はべちょべちょに濡れて、やがて吸い込まれるように姉の体内へ誘われた。 マンコの入り口。 ここにチンポを入れるのだと直感した。 俺は正常位の体勢をとり、チンポの先端をマンコの入り口あたりに押し付けた。 が、なかなか入らない。 もたもたしていると姉が見兼ねたのか、俺のチンポの先端を掴み、マンコの縦スジに当て、チンポを上下に動かした。 それだけでイキそうになったが、やがて俺のカリ首はさっき指先が吸い込まれた場所と思しき所を捉えた。 ゆっくり腰を沈めた。 姉は大きな溜息のような声を出した。 チンポ全体に温かい何かがまとわりついた。 やがて俺は腰を動かしだした。 姉の喘ぎ声に呼応するようにだんだん激しく振った。 初めてということもあり、また中1の短小包茎チンポは何度も抜けた。 今度は自分で掴んで入れた。 抜けては入れを数回は繰り返したと思う。 やがて、ぎこちなくではあるが抜けない程度に腰を振れるようになった。 そして、腰を振るストロークを体得した俺は早い段階で絶頂を迎えた。 しかも外に出すなどという余裕はなく、姉の中で果てた・・・。 その時は達成感と満足感と安堵感に包まれた。 そのせいか、その後どうしたのか記憶がない。 マンコからチンポを抜いたのさえ覚えていない。 自分では抜かず、縮んで自然に抜けたのかもしれない。 そのまま眠りに落ちた。 次の日の朝、モーニングコールの音で目を覚ました。 一瞬、昨夜のことは夢かと思ったが、ホテルの備え付けの細長いテーブルの上で鳴っていたモーニングコールに全裸の姉が対応していた・・・。 ---END--- |
16]本能に堕ちる父娘* | 2021/ 2/ 8(Mon) | 2021/ 2/ 8(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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(原文:真澄) 私と義娘の真澄が関係を持ったのは2年前。 真澄が高校2年の夏だった。 再婚した妻が入院した日の夜だったので鮮明に覚えている。 嫁と再婚したのは、真澄が幼稚園に通う頃だった。 女手1つで真澄を育てていた妻を見初め、真澄もすぐに懐いてくれた。 私は真澄を我が子のように大切に育ててきた。 真澄も素直に育ってくれて、いい娘になってくれた。 残念ながら妻との間に子供は出来なかったが、夫婦仲も円満だった。 再婚するにあたって、子供は出来ない体だということは知っていた。 子宮筋腫で、子宮摘出手術を受けていたからだ。 お陰で何も気にすることなく中出しのセックスライフを楽しめていた。 妻との相性はとても良く、妻が体調を崩すまで週3ペースで営みがあった。 思春期の真澄も気付いていたかもしれなかった。 いや、おそらくは気付いていたのだろう。 小さい頃から常々、「パパのお嫁さんになる」と言っていた言葉を、もっと重く受け止めておくべきだった。 まさか妻が入院した夜に真澄と関係してしまうとは・・・。 体調を崩した妻は検査のために病院通いをしていた。 町医者では原因が分からず、推薦状を持って大学病院に検査しに行って1週間ほどした日、緊急入院を余儀なくされてしまった。 余命半年・・・。 医師から告げられた最悪の検査結果に、真澄も私も肩を落とした。 妻の前では笑って誤魔化していたのを覚えている。 入院の手続きを済ませ、面会時間終了まで病院で過ごし、真澄と一緒に帰宅した。 家に着くと、リビングで座り込んでしまった。 珈琲を入れて私の隣に座った真澄が泣き崩れながらすがり付いてきた。 涙をこらえて黙って抱き締めた。 「ママがいなくなっても、ここにいていいんだよね?」 真澄の言葉が胸を突き刺した。 「何を言ってるんだい?ここは真澄の家だろ。馬鹿なことを言うもんじゃない」 「ごめんなさい。でも、もうママが帰って来ないって思うと・・・。いい子でいるから捨てないで下さい」 「そうだね。これからは真澄と2人で生きていかないといけないんだもんね。一緒に頑張って生きて行こうね」 「うん。ママの分まで」 「そうだね。頑張ろう。ママを笑顔で送れるように」 そんな会話をしたのを覚えている。 その後、シャワーを浴び、寝室のベッドに横たわっていた。 ぼーっと天井を見つめていた。 そんな時、部屋のドアが開いて真澄が入ってきた。 「一緒に寝ていい?1人でいたくないから」 「甘えん坊だな。真澄は昔から変わらないね。いいよ」 一瞬で暗い顔から笑顔に変わり、真澄はベッドに飛び込んできた。 そのとき初めて、真澄の成長した身体の感触に驚いた。 横になり、とりとめのない会話を交わしていた。 突然だった。 「ママが亡くなっても、新しいママはいらないよ。嫌だもん」 「大丈夫だよ。再婚なんて考えてないから。真澄に最後まで面倒見てもらわないといけなくなるけど」 「うん。私ずっと家にいるもん。どこにもいかない。ママの代わりにいるもん」 「じゃあ、婿に来てくれる相手を見つけないとな」 「結婚もしないもん。パパのお嫁さんになるって言ってたでしょ。私がママの代わりになるの」 「えっ?真澄とは結婚出来ないよ。大事な娘なんだから」 「だから結婚しないの。ママの代わりにパパと暮らす。エッチもしていいんだよ」 「何を言ってるんだ?そんなこと出来ないよ」 「親子だけど血は繋がってないし、私はパパが好きなんだもん」 「そんなこと言ってると怒るよ。冗談でも言ってはいけないことだよ」 「冗談なんかじゃない。ずっとパパが好きだったの。ママがいたから我慢してた。真澄だってもう大人だよ。エッチだって出来る。パパが抱いてくれないならうちを出てく」 そう言って立ち上がった真澄の手を私は掴んでいた。 無意識の行動だった。 娘として見ていた真澄を女として捉えてしまったのかもしれない。 強く引き寄せた真澄を抱き締め、唇を重ねていた。 ぎこちない真澄とのキス。 私の中の理性はなくなっていたのだろう。 男を知らない真澄の身体を弄ぶように1枚1枚服を脱がせていた。 為すがままの真澄を全裸にして抱き締めていた。 交わす言葉もないままベッドに横たわらせた。 その横で服を脱ぎ捨てる私がいた。 真澄を娘としてではなく、これから処女を抱くんだと興奮している私がいた。 全裸になり、怒張したペニスを見せつけながら、ゆっくりと真澄に覆い被さり、愛撫を始める。 緊張から身体を固くし、小刻みに震える真澄。 その緊張を解きほぐす様に執拗なまでに愛撫を繰り返した。 男を知らない真澄の割れ目から愛液の滴りを手に感じ始め、徐々に身体をずらしていく。 首筋から胸、胸から腹・・・割れ目とクリトリスは右手が常に刺激していた。 くちゅ・・・じゅちゅ・・・にゅちゅ・・・。 淫靡な音が寝室に響く。 真澄の息遣いも荒く、時折喘ぐような吐息も漏れてきた。 溢れんばかりに愛液が滴る割れ目に舌を這わせる。 「あっ・・・うぅ・・・」 切ない声を洩らし、女としての本能に目覚めていく真澄。 丹念にクリトリスを舐めあげられ、男を知らない膣内に指を挿し込まれて、すでに感じ始めている。 充分感じてきたところで体勢を入れ替え、真澄の汚されたことがない割れ目にペニスを宛てがい、真澄の愛液を絡ませるように膣口をなぞってやる。 焦らすように、ゆっくりと尖端から少しずつ挿入していった。 「あぅ・・・ぅぅ・・・」 痛みがあるのか、時折眉間に皺を寄せながらもペニスを受け入れていく真澄。 時間を掛け、ゆっくりと全てを真澄の膣内に挿入してやった。 「パパと繋がってる・・・真澄とパパが繋がってる・・・」 「繋がったね・・・もう戻れないかも・・・後悔するかもよ」 「しないよ・・・パパのこと愛してるもん・・・誰にも渡さないもん。ママと私だけのパパだもん」 「真澄・・・パパも真澄が好きだよ。誰にも渡さない。ずっと一緒に暮らそう」 「うん。パパ・・・」 気持ちが重なった瞬間だった。 真澄と身も心も1つになっていた。 さらに、これから処女の真澄を開発していけるという抑揚感がこみ上げてきた。 私以外の男を知らない真澄を私だけが開発していける。 その悦びは背徳感さえ吹き飛ばしていた。 真澄の柔肌を楽しみながら弄んでやる。 初体験から感じさせてやるつもりになっていた。 「パパ・・・なんか変な気持ち・・・気持ちいいよぉ・・・」 少女から女へと変貌を遂げる瞬間であろうか・・・真澄は喘ぎだしながら痙攣を起こした。 なんと初体験でイッてしまったのだ。 大きく何度も痙攣しながら両腕を首に絡めてキスを求めてきた。 唇を重ね、舌を絡め、痙攣する真澄を抱き締めた。 抱き締め、唇を重ねながらも真澄の膣壁を容赦なくペニスが擦りあげる。 舌を絡めた口から喘ぎ声が洩れ、昇りつめていく真澄。 「あぁ・・・あぅ・・・また・・・変な気持ちぃ・・・あぐっ・・・うぐっ・・・」 再び大きく痙攣してイッてしまった。 ぐったりとして痙攣を繰り返す真澄。 真澄からペニスを引き抜き、優しく腕枕をしてやり横になった。 そのまま眠りに就いていた。 目覚めると隣で真澄が寝ている。 互いに全裸で、夢ではなかったのだと実感した。 真澄が目覚めた。 「おはよう。何か恥ずかしいね。パパ・・・」 「うん・・・そうだね」 「エッチって・・・想像してたより気持ちいいんだね。でもまだ何かが挟まったみたいで変な感じ」 「慣れたらもっと良くなるから。夕方、ママの病院に行くけど真澄はどうする?」 「行くよ。待ち合わせしよ。3人の時間を楽しく過ごしてあげたい。その後のパパは私が独占しちゃうから」 「真澄・・・」 どちらからともなく唇を重ねていた。 離れがたい気持ちを抑えながら支度をして、私は会社に、真澄は学校に向かった。 仕事を終え、病院に向かう。 真澄からメールが入った。 『もう会社を出た?どのくらいで着く?』 『今出たから1時間くらいかな?』 『分かった。病院にいるね』 そんな会話すらも楽しく感じ、私は病院へと急いだ。 病院に着き、妻の病室へと向かう。 妻と真澄が笑顔で迎えてくれた。 面会時間終了までの間、3人で楽しく過ごし、病室を後にした。 近所のファミレスで真澄と夕食をとり、家に帰る。 汗ばんだ衣類を脱ぎ、シャワーを浴びていた。 シャワーから上がりリビングで寛いでいると、真澄もシャワーを浴びて出てきた。 当たり前のように隣に座り、寄り掛かってくる。 どちらからともなく唇を重ね、舌を絡め合っていた。 「どうした?」 「パパが大好きなだけだよ」 「そうなんだ」 「うん。私って変かな?」 「何が?」 「今日、ずっとパパのことばかり考えてた。早くパパと繋がりたいって・・・。私ってエッチなのかな?どう思う?」 「変じゃないよ。パパも真澄とエッチしたいって思ってた。真澄の中に入れたいって」 「パパはどうすれば気持ち良くなれるの?」 「これから毎日、真澄に1つ1つ教えて行こうかな。パパだけの真澄にしちゃおうか?遊びにも行けないよ」 「いいよ。真澄もパパと一緒にいたいもん」 娘とセックスしてから会社に行く、病院に行く、夜はまた娘を抱くという毎日を繰り返していたある日。 妻が亡くなってしまった。 葬儀を終え、生活は一変した。 仕事を終えると真っ直ぐ家に帰り、真澄を抱く毎日になった。 休みの日は服すら着ないで求め合った。 女の悦びを知るようになった真澄の性欲は止まることがなかった。 そんな真澄に溺れていく私がいた。 高校を卒業した真澄は女子大へと進学した。 女の色気も他の追随を許さぬほどになっていた。 合コンの誘いも連日のように入ってくる。 しかし当の真澄は意に介さずで全て断り、私とのセックスに夢中になっていた。 どこで手に入れたのかピルを服用し、中に出されるのを楽しみにする淫乱な女に育ってくれた。 今の私達に出来ないプレイはないと言っても過言ではなくなっていた。 ただ1つ、複数プレイだけは互いにする気はなかった。 そんな関係を続けて2年が経ったある日。 変わらず真澄との行為を楽しんでいた。 いつにも増して恍惚の表情でイキまくる真澄。 もはや娘だとは思っていなかった。 1人の女として、これ以上の女はいないとまで思わせるようになっていた。 それほど愛しい女になっていた。 「パパ・・・好き・・・大好き・・・真澄の中に・・・沢山出して」 「真澄・・・イクよ・・・真澄の中に出すよ」 「あぁ・・・パパ・・・」 真澄がイクのを見届け、真澄に中出しした。 「パパ・・・今日は危ない日・・・もう1ヶ月前からピルを飲んでないんだ」 「えっ?出来たらどうするんだ?早く洗い流さないと・・・」 身体をどけようとする私の腰に真澄の両足が絡み付いて来た。 「赤ちゃん欲しい。パパの赤ちゃん欲しいから」 「真澄・・・せめて大学卒業まで・・・」 「今すぐ欲しいの、パパの赤ちゃん」 それからの2人は恐いもの知らずだった。 引っ越して、引っ越し先では年の離れた夫婦として、誰もはばかることなく禁断の関係にのめり込んだ。 そんな真澄の望んだ命が芽生えたと聞かされたのは、引っ越して半年後のことだった。 妊娠してからの真澄は、さらに性欲が増したようで、今でも毎日のような求めてくる。 最近はアナルでもイクことを覚えた。 私たちはどこまで堕ちていくのだろう・・・。 ---END--- |
15]欲望を満たす躾* | 2021/ 2/ 3(Wed) | 2021/ 2/ 3(Wed) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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(原文:愛美) 3ヶ月ほど前の深夜、突然の訃報に起こされた。 妹夫婦が事故で亡くなったのだ。 遺されたのは高校に通う姪の娘だけ。 下の男の子は、妹夫婦と共に亡くなった。 結局、私が姪を引き取り、同居することになったのだが、年頃だけあって扱いづらくて仕方がなかった。 家に来て2週間、学校から連絡がきた。 この1週間、無断で休んでいるとの連絡だった。 私は、「体調がすぐれなくてふせっている」と嘘をついてやり過ごした。 姪は、朝は普通に家を出ていくし、いつも5時には帰宅してくる。 学校にも行かず、どこでどうしているのかは分からないが、人見知りで大人しい姪のことだから、変なことはしていないだろう。 両親と弟を亡くした寂しさから身の置き場が無いのだろうと思い、姪が帰ると呼び止めて話を聞いた。 「愛美ちゃん、学校から電話が来たんだけど、どこに行って過ごしてるのかな?」 「マンガ喫茶・・・」 「何で学校に行かないの?虐めか何かあるの?」 「無いけど・・・行きたくなくて・・・」 「愛美ちゃんは叔父さんの家族だ。何でも相談してくれていいんだよ」 「ありがとう・・・心配してくれて・・・大丈夫だよ・・・ちゃんと学校行くから・・・」 そう言って部屋に閉じこもってしまった。 早くに妻と別れ、独り暮らしが長かった私だけに、愛美の扱い方に困っていたのも事実である。 やりきれない部分もあり、自然と酒の量も増えていた。 高校卒業まであと半年・・・希望の進路すらはっきり答えない愛美に正直参っていた。 ある日、学校に出掛けた愛美の後を確認の為につけてみた。 ちゃんと学校に着いたのを確認して、自宅に戻った。 いつものように5時頃に帰宅した愛美。 6時頃、リビングに行くと愛美の姿はなく、携帯が放置されていた。 覗こうかと思ったりもしたが、敢えて見ることをしないで夕食の支度に取りかかると、慌てるように愛美が入ってきた。 「携帯、見たでしょ!」 入ってくるなり言われた一言に、堪忍袋の緒が切れてしまう。 「何だその口の聞き方は?見てもないのに見ただ?ふざけるな!」 愛美は私の剣幕に吃驚し、硬直して私を見て立ち竦んでいた。 「愛美。座りなさい」 その言葉に畏まって座る愛美がいた。 よく見れば、女そのものの身体・・・。 キレていた私は分別をなくした獣になっていた。 手に包丁を持ったままの私に恐れおののく愛美は小刻みに震えていた。 私が近づくにつれて、その気持ちは増していたに違いなかった。 そんな愛美の表情は私から理性を失わせていった・・・。 恐怖に脅えた姪の顔が、これまで味わったことのない興奮を与えてくれたのだ。 次の瞬間・・・、私は無言のまま愛美にのしかかっていた。 必死の抵抗を試みる愛美に、私は自分でも信じられない言葉を浴びせていた。 「愛美・・・大人しくしてれば気持ち良くさせてやる。抵抗を止めないと怪我することになるぞ」 震えながら抵抗を止めた愛美を私は脱がしていった。 脱がしていくと、意外と胸が大きく、形も良いことが分かった。 ピンク色の可愛い乳首を口に含んでやる。 身体を硬直させ、歯を食いしばっているのが分かった。 涙を流してもいる・・・。 だが、それが更なる欲望を呼び覚ましてしまったとは思わなかったのだろう。 ズボンとパンティーを剥ぎ取った私は愛美の割れ目にむしゃぶりついていた。 クリトリスを乱暴に舐め、割れ目には指を挿し込んで掻き回していた。 すると姪のそこはジワジワと湿り気を帯び、ヌルヌルとした愛液が滲んできたのだ。 愛美の割れ目に舌を挿し込み、若い愛液を堪能するかの如く舐めすすってやる。 マングリ返しの体勢にして、愛美に見せ付けるように舐めてやった。 嫌がりながらも徐々に身体の恥からが抜けていく愛美を、甚振るように舐め続けた。 可愛い喘ぎ声を発し始め、感じ始めた頃合いを見計らって、愛美のピンク色の割れ目に欲望渦巻く肉棒を捩じ込んでいた・・・。 「あうっ・・・」 必死に耐えている愛美を弄ぶことが喜びに変わっていく・・・。 若い身体は弾けるような弾力と張りがあり、我が物にしたいという欲望に駆られる。 絶望の縁に追い込み逃れられないようにしてやりたくなっていた。 家族を失い天涯孤独になった姪の愛美・・・。 他に行く宛のない愛美を、私の欲望を満たす女に仕立てようと思った。 18歳の愛美。 私との歳の差は31歳・・・。 あと20年で私の寿命が尽きたとしても、愛美はまだ38歳。 財産も全て愛美の物になる。 なら、その間楽しませてもらう権利があるはずだ。 そんなことを勝手に思ってしまった。 気がつけば私は、必死に耐える愛美が絶望する言葉を浴びせていた。 「愛美・・・これから毎日躾けてやる。素直な女になるまで毎日な。進学も就職もさせない。叔父さんの仕事を手伝わせてやる。学校に行ってる時だけ外出させてやる。それ以外は家から一歩も出さないからそのつもりでいろ。愛美は叔父さんのペットにしてやる」 愛美は愕然とした表情で私を睨みつけてきた。 「反抗的な態度をしてると、余計に躾が厳しくなるんだからな。お前は素直に言うことを聞いていればいいんだよ」 普段から大人しい愛美は、自らの運命を悟ったかのように絶望し、耐え忍ぶだけになっていた。 たぶん、早く終わってくれと思っていたに違いない。 しかし、若い身体は私を夢中にさせていた。 弄ぶように、たっぷりと時間をかけて愛美を責め立てた・・・。 欲望の赴くまま愛美を貪ってやった。 絶望の中、女の性なのか、徐々にではあるが愛美の表情に変化が表れてきた。 耐え忍ぶだけの顔から・・・明らかに快楽に溺れていくのが分かる・・・。 そんな愛美を弄び続けてやる・・・。 挿入された割れ目からは、ぐちゅ・・・ぐちょ・・・くちゅ・・・と、リズミカルな音が鳴り響く。 私の動きに合わせるように腰を動かし始めた愛美は、明らかに快楽に逃れようとしていた。 先の見えぬ絶望感が、愛美の意識を快楽に逃れさせようとしている・・・。 私は、さらに追い討ちをかける。 「愛美は死ぬまで私のモノだからな。2人の愛し合った証を残そうな。私が死ねば、財産はぜんぶお前の物になるんだから、それまで毎日躾けてやるからな」 押し黙り、涙を流しながらも感じている自分を蔑む顔がたまらない。 私の身勝手な欲望の餌食になっている愛美の中に、容赦なく精子を降り注いでやった。 ピクピクと愛美の中で肉棒が弾けている。 汚されてしまった自分に自暴自棄になった愛美は天井を見つめて涙を流していた。 私は妊娠を促すように愛美から離れようとはしなかった。 身動き出来ぬように抱え込み、愛美の中に肉棒を納めたまま・・・。 愛美の唇、耳元・・・唾液を塗りたくるように舐め回した。 甚振るほど私の欲望は増すばかりで、萎えることのない肉棒が愛美の中で力強く脈打っている。 挿入されたままの愛美は為す術もなく私を受け入れるだけ。 私は、またゆっくりと腰を動かし始めた。 愛美の肉壁は私の肉棒を包み込み、蠢いている。 女の性か、諦めか・・・。 肉壁を擦られるたびに、愛美は可愛い喘ぎ声を発し、女の悦び味わっていく・・・。 「愛美・・・気持ちいいんだろ?身体が反応してるぞ」 押し黙る愛美だが、私を睨むことは止めたのか、それとも出来ないのか・・・。 私を見つめる瞳はだんだん穏やかなものになっていた。 私の背中に手を回し、快楽に爪を立ててくる・・・。 華奢な身体に恍惚した顔・・・。 愛美の全てを弄ぶ。 熱く迸る2度目の射精・・・。 その全てを愛美は受け止めた。 そのまま後戯に入り、愛美の中で萎えるのを待った。 萎えた肉棒を引き抜くと・・・溢れた精子が滴り落ちた。 だらしなく横たわったままの愛美・・・。 「これから毎日躾けてやるからな。家にいる時はその格好でいるんだ。寝室も一緒だからな」 告げられた愛美は、ただ黙っているだけだった。 その後、一緒に食事をとり、一緒に風呂に入り、身体を隈なく洗ってやった。 愛美は黙って為すがままになっている。 愛美を跪かせて口で肉棒を洗わせてやる。 丁寧な舌使いを躾けて、私好みの女に仕立てる・・・。 風呂から出ると、そのまま寝室に連れて行った。 執拗に愛美の身体を弄び、3度目の膣内射精を終えた私は眠りに就いた。 翌朝、目覚めると愛美は隣で寝ていた。 逃げることもせず、言いなりになる愛美を弄べることに悦びを覚えていた。 朝食をとり、身仕度を整えて学校に向かう愛美を見送った。 姪と関係を持って3ヶ月、少女の面影は消え去り、女になった愛美の姿がそこにある。 若い身体は私を奮い起たせる。 帰宅するなり服を脱ぎ、コスチュームの赤い紐を身に付け、私の前に跪いて肉棒にむしゃぶりつく愛美。 私好みのしゃぶり方だ。 あれから3年・・・。 愛美のお腹には今、2人目の子供がいる。 ---END--- |
14]母子相姦命令 | 2021/ 1/30(Sat) | 2021/ 1/30(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
[前編][後編]
[前編] 中学2年の夏、父の仕事の関係で俺はアメリカ南部の田舎町に住んでいた。 正規の授業はもう夏休みに入ってたが、俺は外国人向けの英語補習クラスに出席。 クラスは午前中で終わり、家で昼飯を食べようと帰宅した日のことだった。 マンションのドアを開けた。 いつも「お帰り」と迎えてくれる母さんの声がしない。 靴を脱ぎながら(あれ?)と思ってると、寝室のドアが開いて男が出てきた。 俺より頭一つデカい、体重も俺の倍くらいありそうな大男だった。 手には大きな銃を抱えてる。 目出し帽を被っていたが、肌は浅黒い感じだ。 (誰こいつ?) そう思った瞬間、アゴのあたりに衝撃を覚え、俺はぶっ飛ばされた。 痛みとショックでうずくまる。 考える間もなく髪を掴まれ寝室に放り込まれた。 事情が把握できないまま室内を見ると、母さんがいた。 ベッドに座らされてる。 「ユウ君!大丈夫?」 母さんが小声で心配そうに話しかけた。 恐怖で顔が引き攣っているのが分かる。 「たぶん大丈夫・・・でも何これ・・・?」 「落ち着いて。強盗よ!」 見るとさっきの大男が寝室の入り口に立ち、こっちに銃口を向けていた。 どうやら俺は銃の柄の部分で殴られたらしい。 アゴがまだジンジン痛む。 母さんの説明だと強盗は2人組で、大男とは別の女が他の部屋を漁ってるという。 説明する母さんの顔が少し腫れてるのに気付いた。 (殴られたのか?こいつ・・・) カーッと頭に血が上り、気が付いたら俺は大男に飛びかかっていた。 「銃を持った奴に襲われたら、とにかく抵抗せず金を出せ」と父には教えられていた。 格闘技経験もないガキが2メートル級の大人に飛びかかるなんて無謀を通り越して馬鹿もいいところだが、あの時は体が勝手に動いたんだ。 巨体はビクともせず、大男は再び俺の髪を掴むと難なく放り投げた。 俺がベッドにもんどり打った次の瞬間、大男の銃からバシュッという音が響く。 テレビや映画でよく聞く、パアァァン!という乾いた銃声じゃなかった。 俺のすぐ横、ベッド脇の電気スタンドが粉々になっていた。 本物の発砲を生で見たのは初めて。 恐怖とショックで全身がすくんだ。 「ダメッ!絶対に抵抗しちゃダメ・・・」 母さんが真剣な表情で窘める。 ようやく俺も父の言いつけを思い出した。 音を聞いたのか、寝室のドアが開いて目出し帽姿のもう1人が中を窺う。 相棒の女らしい。 大男と二言三言交わすと女は再び姿を消した。 大男に見張られ、ベッドの上で母さんと並んで座らされながら、まだ何か反撃する方法がないか、俺は混乱する頭を巡らせた。 常識で考えれば、大人しく嵐が過ぎ去るのを待つべきだったんだろう。 でも、あの時は何かしなきゃと、とにかく必死だった。 (そうだ!携帯!) 当時持ってたのは英文メッセージしか打てない機種だったが、誰でもいいから『強盗。警察呼んで』と送れば何とかなるかもと考えた。 大男が視線を外すのを待って俺はズボンのポケットから携帯を取り出すと、自分の体に隠すように後ろ手でメッセージを打ち始めた。 最悪の愚かな判断だった。 不自然な動きを目ざとく見つけた大男が俺に銃口を向ける。 「そいつを出せ・・・」 訛りが強いというか、アメリカ人じゃないような発音だった。 絶望的な気分でゆっくりと携帯を取り出し、言われるまま前に放り投げる。 大男は銃口を俺に向けたまま携帯を拾うと自分のポケットに入れた。 「まだ持ってるだろう?」 「ないよ」 「本当か?立って服を脱げ」 立ち上がってシャツのボタンを外そうとしたら、大男が銃を構えたまま遮った。 「待て。女、お前がやれ」 命令されたのは母さんだった。 俺が懐から銃でも出すと思ったんだろうか。 指示されるまま両腕を左右に広げて立つ。 母さんは俺のシャツのボタンを外しながら囁くように言った。 「とにかく・・・大人しくしてれば殺されやしないから」 粗相した小さな子供みたいにシャツとズボンを脱がされる。 脱いだ服を放り投げると、トランクス1枚で再びベッドに座らされた。 大男が今度は母さんに銃口を向けた。 「お前、携帯電話は?」 「持ってません」 「本当か?服を脱げ」 相変わらず簡単な単語しか使わない大男。 銃を構えたままアゴで俺に指示する。 「今度はお前が脱がせろ」と言いたいらしい。 「いいから言うこと聞きなさい」 母さんが囁く。 俺は震える指で母さんのブラウスのボタンを外し始めた。 中は白のブラジャーだった。 何とか脱がせ終わり、おずおずと大男を見る。 「下もだ」 銃を構えたまま指示を出す。 立ち上がった母さんのスカートのジッパーを下ろした。 夏だからストッキングは穿いてない。 上と同じ白のパンティーだった。 母さんは比較的若く俺を産んだから、当時まだ30代半ばだった。 家族だしエロい目で見たことはなかったが、まあまあ美人なんだろう。 胸は結構大きいし、ウエストは一応くびれてるし、ヒップラインも丸くてきれい。 グラビアモデルとは違うけど、同年代の日本人の中じゃスタイルは良い方だと思う。 もちろん観賞してる状況じゃないが、母さんの下着姿を見てなぜか緊張した。 ただでさえ恐怖でドキドキしてるのに、心臓の鼓動がさらに上がる。 「それも脱がせろ」 大男がぶっきらぼうに言う。 ブラのことらしい。 母さんは黙って俺に背を向けた。 (なんで俺と母さんがこんな目に・・・) 屈辱的な思いにまみれ、俺は背中のホックを外しにかかった。 女のブラを外すなんて初めてだったし、そうでなくても手が震えてる。 手間取って男を怒らせたら・・・と考えると、焦ってますます指が言うことを聞かない。 時間をかけてどうにかホックを外すと、母さんが自分で腕を肩紐から抜いた。 ブラがはらりと落ちる。 肩越しに見えるオッパイは、さっきより少し垂れた感じもしたが、それでもかなりのボリュームだった。 「坊主、触れ」 「・・・できません」 再び、バシュッ!という音が響く。 今度は壁に掛かっていた時計が砕け散った。 「ユウ君、いいから言う通りになさい」 泣きそうな声の母さんに促され、俺はおずおずと後ろから大きな膨らみに手を添えた。 十何年ぶりの感触。 とうに記憶から消えていたが、母さんのオッパイは柔らかかった。 弾力性のある肉に指が埋まる。 手のひらから母さんの鼓動が伝わってくる気がした。 「指を動かせ」 何をさせたいのか分からなかったが、とにかく白くて豊かな乳房をゆっくり揉む。 頭の中は相変わらず恐怖と緊張に満ちてるのに、なぜか興奮でクラクラした。 母さんは身を固くして耐えてるみたいだ。 俺も我慢しなきゃと思った。 必死で揉んでたら偶然、指先が乳首に触れた。 母さんが体をビクッとさせる。 ドキッとした。 置かれた状況を一瞬だけ忘れ、無性にもう一度触ってみたくなった。 両手で乳房全体を揉みながら、2本指で両乳首を挟むようにしてみる。 硬いような、でも少し柔らかいような不思議な感触だった。 指先で転がすようにすると、母さんが小さく、「あっ・・・」と声を漏らした。 あの状況で、どうしてそんなことをしたのか分からない。 今から思えばだけど、何でもいいから恐怖以外のことに気持ちを向けようとしたのかもしれない。 「坊主、腰を前に突き出せ」 訛りの強い英語で男が命令する。 一瞬薄らいでいた恐怖が蘇った。 銃口は俺の腰の辺りに向いてる。 正直焦った。 いつの間にか俺は勃起してた。 あんな状況で自分でも信じられなかったが、極限状態で神経がどうにかしてたんだと思う。 ゆったりめのトランクスだったから、大男からは俺の下腹部がテントを張ってるのがはっきり見えたはずだ。 さすがに、この状況で勃起するのが異常だという自覚はあったんだろう。 後ろから母さんの胸を触りながら、俺は無意識に腰を引いた体勢になっていた。 命令する大男の目は笑ってない。 俺は仕方なく乳房を揉みながら腰を前に出した。 当時、俺と母さんの上背は同じくらいだったと思う。 いきり立ったペニスがトランクスの布地越しに母さんの尻に触れる。 「あっ・・・」 母さんがまたビクッとした。 恥ずかしさと屈辱感で消えたくなった。 「ごめんママ、そんなつもりじゃ・・・」 「いいのよ・・・」 パンティーに包まれた張りのある尻に沿って、ゆっくりとテントの先端を動かす。 母さんが身をよじるように腰を小さく左右に振った。 股間から刺激が全身に広がる。 (この状況で気持ち良いとかあり得ないだろう?) 自分の体が信じられなくなった。 肉体的な快感を覚えたことへの罪悪感と、母さんに勃起を悟られた恥ずかしさ。 半ば破れかぶれになって俺はギンギンのペニスを母さんの柔らかい腰に擦りつけた。 母さんは尻肉の谷間に俺の肉棒を挟み、腰を後ろに突き出すように迎え入れてくれた。 「坊主、前から触れ」 抑揚のない声が俺を現実に引き戻す。 母さんは黙って俺の方に向き直った。 正面から見た2つのオッパイはヌードグラビアの白人モデルほど大きくないが、とてもきれいな形で扇情的。 乳首はピンクのような肌色のような色だった。 母さんは目を固く瞑り、頬が少し赤らんでる。 屈辱に耐えてるんだと思った。 ふるふる揺れる大きな乳房を下から支えるように持ち、ゆっくりと揉み始める。 軟らかな肉が手の中でひしゃげる。 さっきと同じように乳首を摘むと母さんは、「あ・・・んん・・・」と声を漏らした。 息が少し荒くなってるようだ。 「吸え」 相変わらず銃口は俺に向いてる。 恐怖感は変わらないが、母さんの体を触ることへの抵抗感は薄れていた。 自分で自分が分からなくなる。 目の前で、少し形の崩れた可愛い乳首がつんと上を向いていた。 俺はゆっくりと口に含む。 母さんの体がまたビクッとなる。 懐かさとも少し違う不思議な感覚。 俺は夢中になって突起を吸い立てた。 「舌も使え」 大男は目出し帽を少しまくって口の部分だけ出し、舌を突き出す仕草をしてみせた。 口元と肌の色から見て、やっぱり黒人のように思えた。 片方の乳房を揉み、指先で乳首を転がしながら、もう一方の乳首をペロペロ舐める。 母さんは歯を食いしばっていたが、時おり、「あっ・・・」「んっ・・・」と声が漏れた。 豊かなオッパイに吸い付きながら、舌をレロレロと回転させてみる。 口の中で乳首が大きく硬くなっていくのが分かる。 母さんの息がさらに荒くなった。 「女、坊主を脱がせろ」 女の声がした。 見ると大男の隣に、さっきまで家捜ししてた女が立っていた。 俺はトランクス1枚。 気張りきったテントの先端に黒っぽい染みが広がってる。 「こいつら狂ってるよ」 「ユウ君!いいから・・・」 母さんは意を決したように俺の前に跪くと、トランクスをゆっくり下ろす。 弾けるようにペニスが飛び出した。 (こんな大きかったっけ?)と自分で思った。 極限状態とはいえ、実の母親に勃起を見られる屈辱感は大きい。 だが銃口はこっちを向いたまま。 恥ずかしいとか言ってられる状況じゃなかった。 「吸え」 また女が命令した。 母さんはペニスに手を添え、顔を上げる。 俺と目が合った。 「我慢してね・・・」 硬い竿を握って何度かしごきながら母さんが顔を下腹部に近づける。 舌先のペトッとした感触。 今度は俺の体がビクッとした。 母さんは丁寧に竿全体を舐め回してから、亀頭をゆっくり口に含んだ。 「うっ・・・」 思わず漏れた声を俺は慌てて呑み込んだ。 ジュバ・・・ジュバ・・・。 音を立てながら、膨らんだ亀頭が母さんの唇を出入りする。 どうしようもなく気持ち良い。 もちろんそんな事態じゃないのは分かってるが、見知らぬ大男に銃を突きつけられながら、母さんが俺のペニスをしゃぶってる。 その異常な現実に興奮していた。 先端から先走り液がドロドロ流れ出した。 毎日2〜3回はオナニーする年頃だ。 これだけの刺激を受けたら1分ともたずに発射しても不思議じゃなかったが、なぜか射精感は襲ってこない。 恐怖と緊張で睾丸が縮み上がっていたせいかもしれない。 母さんが口を離す。 亀頭から唇まで唾液が糸を引いてて、たまらなくエロかった。 「坊主、女を脱がせろ」 パンティー1枚の母さんが立ち上がる。 ここまで来て抵抗できないのは分かってる。 俺は身を屈めてパンティーのゴムに指をかけ、少しずつ引き下ろした。 目の前に菱形のような陰毛が現れる。 小さな布地をゆっくり脚から引き抜いた。 [後編] 全裸でベッドの脇に立ってるのは、間違いなく俺を産んだ優しい母さんだ。 その目の前に立ってる俺もやっぱり全裸。 しかもギンギンに勃起させてる。 ほんの1時間前には想像もできなかった光景。 頭がどうにかなりそうだった。 いや、この時点で俺も母さんも壊れ始めてたのかもしれない。 「キスしろ」 母さんは俺の目を見ながら黙って頷くと、後頭部に手を当て顔を近づけた。 唇が重なる。 女性とまともにキスしたのは初めてだし、勝手が分からない。 棒立ちになってると、半開きにした歯の間から母さんの舌が侵入してきた。 どうすればいいか分からぬまま、半ば本能で俺も母さんに舌を挿し込んだ。 ジュル・・・。 小さな音を立てながら俺と母さんの舌が絡まり合った。 恐怖との相乗効果で興奮したんだろう。 柔らかな唇を夢中で貪りながら、俺は命令もされてないのに母さんの乳房を弄り、乳首を指先で転がす。 ピンク色の突起は、さっきより一段と大きく硬くなっていた。 母さんが俺の背中に手を回して引き寄せる。 俺も自然と腰を突き出していた。 唾液と先走り液でドロドロになった硬い竿が、俺と母さんの体の間に挟まれる。 何分くらい舌を絡めてたんだろう。 「オーケー」と言われて顔を離した。 少し充血した母さんの目は、心なしかトロンとしてる。 「女、横になって脚を広げろ」 感情の欠片も伝わらない大男の声が響く。 (こいつは何をさせたいんだ?) 母さんは言われた通りベッドに腰を下ろすと、ゆっくりと脚を広げた。 屈辱感でいっぱいなんだろう。 両手で顔を覆っている。 母さんをこんな目に遭わせやがって。 大男に対する殺意が湧いた。 しかし同時に、目の前に現れたアワビのようなマンコに俺の目は釘付けになった。 肌の色に比べ黒ずんでる気もしたが、初めてだから濃いか薄いか分からない。 「触れ」 女性器の構造も何も分からないが、とにかくアワビの中央付近に指を近づけた。 ぬたっとした感触。 真ん中と思われる辺りは粘液でヌルヌルになっていた。 「ユウ君、そっと・・・優しくね」 両手で顔を覆ったまま、母さんが搾り出すように囁く。 そうだ、こんな辛い思いをしてる母さんを傷つけるわけにはいかない。 俺はなるべくソフトに指を這わせた。 盛り上がった部分に指先を触れると、母さんがまたビクッと震える。 2本指で広げてみると、小さな突起のようなものが顔を出した。 「あああぁぁ・・・」 突起に指先が触れた瞬間、これまでより大きな声が母さんの唇から漏れた。 唾を飲み込んでそのまま刺激すると、切なそうな声を上げ身をよじらせる。 「指、入れろ」 横目で見ると、大男は片手で銃を構えたまま、もう片方の手でズボンのチャックを下ろし、自分のペニスをしごき立てていた。 黒ずんだ肉棒はぐにゃっとした感じだが、これが人間の性器かと思うほど長かった。 「指、入れろ」 今度は女が同じことを命じた。 こいつら完全にイカれてる。 恐怖が倍増した。 どこに入れればいいか分からずにいたら、母さんが体を起こして俺の手を取り、中央部のやや下に導く。 ヌメッとした感触と共に指先が洞穴に吸い込まれた。 母さんの中は粘っこい液体に溢れ、とても温かい。 俺は挿し込んだ人差し指と中指をゆっくり動かしてみた。 「いやああぁぁぁ〜〜!」 これまで聞いたことのない母さんの艶めかしい声。 俺の股間はさらに硬くなった。 母さんが痛くないよう注意しながら、俺は挿し込んだ2本指で中をこねくり回す。 愛液がどんどん溢れ、手首までベトベトになる感じ。 俺は2本指で中を掻き回しながら、さっきの突起を親指でそっと揉んでみた。 「あああぁぁ・・・いい・・・いいいぃぃ〜〜〜」 声が高くなったと思ったら、母さんが腰を押し付けるようにして俺の手首を掴んだ。 そのまま俺の手のひらを上に向け、指を抜き挿しするように前後に動かす。 母さんが指導する通り、上側の壁を指の腹で擦るように指を出し入れしてみた。 強く挿し込むたびに親指が肉の突起を弾く。 もう何が何だか分からない。 「はああんん!・・・ううっ・・・うっ・・・!!」 母さんが一段と大きく体を震わせ、上体を仰け反らせた。 腰がガクッガクッと痙攣し、指を差し込んだ穴から透明な液体がブシュッと噴き出す。 何度かに分けて液体を出し切ると、母さんは全身から力が抜けたように、だらりと両脚を広げたまま横たわった。 顔を横に向け、目の焦点は合っていない。 「舐めろ」 大男が指示した。 ここまで来たら、どこを舐めさせるつもりかは分かる。 母さんは放心状態。 俺はといえば、もう屈辱感も何もかも麻痺していた。 チラリと横目で見ると、大男は銃口を俺たちに向けたまま長大なペニスを一心にしごいてる。 女は黙ってその横に立っていた。 覆面で表情は分からないが、2人とも笑ってるような感じもする。 本当に気味が悪い。 俺はトロトロと愛液が流れ出す母さんのマンコにゆっくり顔を近づけた。 「ああん・・・ユウ君」 舌先がマンコに触れると母さんが甘い声を漏らした。 さっきまでみたいに歯を食いしばっても声が漏れるという感じじゃなくて、何というか快感に素直に反応したような。 緊張の糸が切れたんだろうか。 よく分からないまま俺は母さんの股間に舌を這わせた。 苦いようなしょっぱいような妙な味。 汗とは違う不思議な臭いも少しする。 マンコを両側から引っ張るようにすると、さっきの突起が顔を出した。 指先の感覚を思い出しながら、舌先でソフトにツンツン・・・チロチロ・・・。 「あん・・・素敵・・・」 異常すぎて事態を把握できなくなったのか、母さんは顔を隠そうともせず、恍惚の表情で俺の後頭部に手を置き、下腹部を顔に押し付けてきた。 「いい・・・また・・・イキそう・・・」 母さんの声が高くなった。 舌先すぼめてを股間の穴に出し入れすると、尽きない泉のように次から次へと粘液が溢れ出してくる。 俺は母さんの柔らかい尻肉を両手で持ち上げるようにして、粘液を吸い上げた。 ズズズ・・・ジュバジュバ・・・。 不思議な音が寝室に響く。 そのまま体を横に傾けると、俺は尻肉を掴んでた手を腰、脇腹へと動かした。 薄っすらと脂肪に包まれた柔らかな感触と曲線美がたまらない。 母さんは喘ぎながら俺の手を取り、片方のオッパイへと導いてくれた。 包み込む、柔らかな肉。 乳首は最初の倍くらいにまで大きく硬く張ってる気がする。 「あああん・・・そこよ・・・そこ・・・」 俺は母さんの股間の突起に口を当て、舌先で刺激しながら吸い上げた。 片手は豊かな乳房を掴んで乳首をこねくり回す。 もう片手は指先をマンコ突っ込み、さっき学んだように上側の壁を刺激するみたいに抜き挿しを繰り返す。 「あん・・・やだ・・・イク・・・イクイク・・・イッちゃう〜〜〜っ!」 悲鳴のような声と同時に母さんの体が二度三度とバウンドした。 マンコがキュッと俺の指を締め付け、ドクッドクッと粘液が流れ出る。 母さんは片手で乳房に置いた俺の手を握り、もう片手でシーツを掴みながら、まるで足が攣ったみたいに伸ばした爪先をピクピクと細かく震わせた。 俺は上体を起こした。 母さんは目を閉じ、気を失ったようにぐったりしてる。 ベッドサイドにいた強盗2人組は、いつの間にか姿を消していた。 股間を見る。 血管が浮き出たペニスは、お腹につきそうなくらい反り返っていた。 オナニーは週に何回もしてたが、ここまで大きく硬くなったことはなかった。 俺はだらしなく広がった母さんの両脚の間に体を入れると、先走り液でテロテロに光る亀頭に手を添え、陰毛に包まれたマンコにあてがった。 指先で穴の位置を確かめ、そのままゆっくりと腰を進める。 「ああ・・・ああ・・・ああぁぁぁぁぁ・・・」 母さんの艶めかしい声が響く。 まず太い亀頭、そして硬い竿が飲み込まれていった。 14年ぶりに戻った穴は温かくて柔らかくて、それでいて締め付ける感じがする。 根元まで挿し込むと、亀頭の先に少し硬い肉が触れた。 ゆっくりと前後に動かしてみる。 親に隠れて見たエッチな動画を思い出しながらぎこちなく出し入れすると、ヌチャ・・・ヌチャ・・・と粘膜の触れ合う音が響いた。 「ユウ君・・・いいわ・・・硬いわ・・・あああぁぁ・・・」 母さんは俺の尻を両手で包み込むと、引き寄せるように前後に動かしてくれた。 パンッパンッと肉のぶつかる音が響く。 気の遠くなるような快感が全身を包んだ。 体の下で2つの乳房が激しく揺れる。 俺は柔らかな肉を掴み、乳首に爪を立てた。 同時に体を預けて母さんの唇を求める。 母さんは尻に置いていた手を離し、俺の後頭部を掴むと、自分から唇を押し付け、舌を挿し込んできた。 さっきまであれほど興奮しながら不思議と催さなかった射精感が、ここにきて急激に込み上げてきた。 「ママ・・・何か出そう・・・」 「ユウ君・・・ちょうだい・・・あああぁぁ〜〜!」 自然と腰の動きが速まる。 硬いペニスがものすごい勢いで穴を出入りする。 「ああぁぁ〜〜!ママもイクうぅぅぅぅ〜〜〜!」 俺は母さんの肢体を強く抱き締め、唇を押し付けた。 母さんも俺を抱き返す。 ペニスを締め付ける力がグッと強まった。 その瞬間、亀頭の先端から熱い粘液が二度、三度と噴き出した。 数分間、俺と母さんはベッドの上で体を重ねたままぐったりしていた。 開放感と快感と恍惚と、何もかもが一緒くたになって全身を包む。 少し息が整ってから、母さんが頭を上げて部屋を見回した。 「あの2人・・・いないわ」 「うん、そうみたい・・・」 俺と母さんはベッドから下りると、寄り添いながらマンションの室内を見て回った。 廊下も子供部屋も、居間も台所も、トイレも風呂場もベランダも無人だった。 完全に安全だと確認してから、俺たちは元の寝室に戻った。 大男がいた場所の少し先にベトベトの精液が染みついていた。 「可哀想に・・・怖かったでしょ・・・」 母さんの優しい声を聞いた瞬間、俺の緊張の糸がプツリと切れた。 「怖かったよぉ〜〜!!」 小さな子供のようにオイオイ泣きながら俺は母さんにしがみついた。 自分でも滑稽だと思うが、銃を突きつけられてる間は本当に怖かった。 「ママもね、ママも怖かったのよ・・・」 母さんも涙をポロポロこぼしながら俺を抱き締めた。 2人とも全裸のままだ。 腕の中で柔らかな体が震えてる。 俺も負けないくらい震えてたと思う。 今はとにかく、この一番安心できる感覚から離れたくなかった。 きつく抱き締めながら母さんが俺に頬ずりする。 俺も負けじと顔を押し付ける。 一瞬、唇と唇が触れた。 俺は訳も分からず、そのまま母さんの唇を吸った。 母さんは少し驚いた様子だったが、そのまま受け止めてくれた。 舌と舌が絡まり合う。 とにかく恐怖から逃れるため、少しでも密着していたい。 俺も母さんもそんな気持ちだったんじゃないかと思う。 2人は抱き合ったままベッドに倒れ込んだ。 横たわった母さんの豊かな乳房に俺は顔を押し付け、まだ硬い乳首に吸い付く。 母さんは「あああ・・・」と喘ぎながら、優しく俺の頭を撫でてくれた。 オッパイをペチャペチャと舐め、チュウチュウと吸うたび、母さんが反応する。 俺は夢中で乳首を吸いながら片手を母さんの股間に這わせた。 ベットリ濡れてる。 母さんも手を伸ばし、俺の股間を掴む。 萎える間もなくギンギンに勃起していた。 俺は泣きながら上になって組み伏すと、母さんの目を見た。 母さんは目を涙で濡らしながら小さく頷いた。 それまで考えたこともなかったけど、本当に美しいと思った。 もう一度唇を重ねてから母さんの両脚を広げ、硬い肉棒を押し付ける。 母さんは俺と舌を絡めながら股間に手を伸ばし、亀頭を正しい場所に導いてくれた。 ニュル・・・という感触と共に、俺はまた母さんの中に飲み込まれていった。 さっきまでのような恐怖感とは違う、優しい安心感に包まれて俺は母さんを貫いた。 「ユウ君、ママね・・・ママ・・・気持ちいいの・・・」 俺の体の下で、母さんは何度も譫言のように呟いては唇を求めてくる。 俺は恐怖の残りカスを体から振り払うように腰を激しく打ちつけた。 腰の奥から何かが込み上げてくる。 俺は腰の速度をさらに上げた。 「ママ、また・・・また出る・・・」 「出して・・・出していいよ」 一番奥にまで挿し込んだペニスが再び強く締め付けられた。 次の瞬間、先端からドピュ、ドピュっと温かい液体が飛び出すのが分かった。 親子2人、極度の緊張と恐怖で気が触れたと言われるかもしれない。 実際、俺も母さんも頭がどうにかなっていたと今でも思う。 今から思い返せば、あの時はとにかく一番安心できる人と密着していたかった。 密着の究極形態がセックス。 母さんもそんな気持ちだったんじゃないかな。 恐怖から解放されると同時に、歪に膨らんだ性欲が歯止めを失ったんだと思う。 そのまま俺と母さんは何度も交わった。 3回目は母さんが上になって、俺のペニスを挿し込み、腰を激しく振った。 4回目は母さんの丸いヒップを抱えるように俺が後ろから貫いた。 最後にもう1回、俺が上になって、きつくきつく抱き合いながら挿入した。 何も考えず、全部中で射精。 文字通り精も根も尽き果て、睾丸が空っぽになった気分だ。 身繕いを整えて父と警察に電話した時、もう日は傾いていた。 警察から何度も事情を聴かれた。 被害は家にあった現金、宝石や貴金属、壊された電気スタンドと時計、大男が持って行った俺の携帯を入れて数千ドルだったんじゃないかな。 警察は俺や母さんにレイプされなかったかも聞いた。 寝室に犯人の精液が残っていたからだろう。 2人ともレイプ被害は否定した。 警察への通報が遅れたのは、怖くて寝室から出られなかったからだと説明した。 部屋に新鮮な精液が残ってたんだし、DNAで身元は特定できたかもしれないが、結局、強盗犯が捕まったのかは俺たちが知ることはなかった。 ---END--- |
13]若くて逞しい肉棒 | 2021/ 1/12(Tue) | 2021/ 1/12(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
その日、私の腕の中に抱かれて寝ていたのは、自分の息子より1つ下の男の子。
その少し前に彼の童貞をもらったのだ。 そう、筆おろし。 彼の最初の女になった瞬間。 まだ膣には彼の大きさが残ってる。 熱く放たれた精液も滴り落ちていた。 私は47歳。 20歳の息子がいます。 それだけに、胸に顔を埋めてスヤスヤと寝ている彼が息子のように見え、先程行われた淫らな性行為は、近親相姦してるようでした。 私が住んでいるのは愛知県。 名古屋市から北に位置する◯◯町というところに住んでいます。 彼は◯◯県立大学に通い始めた学生で、学校の近くに住んでいます。 私達が知り合ったのは出会い系サイトでした。 彼から『女を教えて欲しい』とアプローチされました。 まだ女性を知らない子からのメールで少しは嬉しかったけど、『本当にこんなおばさんでいいの?』と聞き返した。 でも彼は年上の女性に性的興奮を覚える熟女好き。 我慢できず、つい最近、なんと実の母親を犯そうとしたらしい。 『お母さんとなんて絶対にダメよ』 ・・・そう言ってしまった手前、私は断る理由も見つけられず、彼と会ったのです。 彼の寝顔を見てると息子を思い出す。 それは決して誰にも言えない体験・・・。 実を言うと私は以前、息子と肉体関係になっていたのです。 きっかけは彼と同じように半ばレイプのようなものでした。 強引に犯されたのです。 主人とは子供が小さいときに死に別れ、それ以来、一生懸命に子育てをしてきました。 その間は男性との交わりもなく、本当の私は男に飢えていました。 息子が中に入ってきた時、不覚にも感じてしまいました。 いや、その時にちゃんと言い聞かせておけばよかったのでしょう。 それもできず、それ以降も毎日のように近親相姦していたのです。 息子は私が職場の男性と飲みに行ってもヤキモチを焼き、その日の息子のセックスは激しいものでした。 そんないけない関係は息子が東京の大学に行くまで続きました。 そして、たとえ息子でも、抱かれなくなると寂しいもの。 出会い系に登録したのも寂しさを紛らわすためでした。 なのに・・・また私は・・・息子のような男の子とセックスしてしまった。 彼を腕に抱きながら、嬉しさ半分、後悔半分の気分でした。 そんなことを思っていたら彼が起きてしまった。 急に私にのしかかり、乱暴に身体を愛撫してきた。 短時間で男の精気を取り戻していた若いペニスを私の穴にぶつけて突いてくる。 ただがむしゃらに突いてるので膣にはなかなか入らない。 そして急に膣に挿し込まれ、私は快感に絶叫した。 慣れない腰使いで突かれる。 「だめ、今度はちゃんとゴム付けて!」 でも彼は動きを止めない。 「だめ!付けないともうさせないから・・・。困るの、まだ赤ちゃんができる体だから」 何を言っても聞いてくれなかった。 「あぁ!」 「えっ、出そうなの?」 頷く彼。 私は力を振り絞って彼を体から引き離し、急いでペニスを咥え、根元をしごいた。 口の中に若い臭いが充満し、飲みにくい濃い精液を飲み干した。 「出そうになったら外に出して・・・ね」 彼は申し訳なさそうに頷いた。 その日、彼に2回も抱かれ、私の中には女の自分しかいなかった。 女の喜びだけ感じていよう・・・そう決めた。 今は彼の部屋に遊びに行き、身のまわりの世話、そして性処理までしています。 本当の息子が知ったら・・・私はどうなるんだろう? ---END--- |
12]叔母と雨宿り | 2021/ 1/ 9(Sat) | 2021/ 1/ 9(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
叔母は小柄で痩せ型の、近所で評判の美人だった。
いつも笑顔の優しい叔母だった。 私が小さい頃から、我が子のように可愛がってくれた。 母よりも大好きな叔母だった。 しかし、私が我が家を離れて東京の大学に入学して、2年目の春に不幸は訪れた。 叔母のご主人が仕事中の事故で急死した。 私は母から知らせを聞いて、急いで実家に駆けつけた。 アルバイトばかりの生活で、実家に帰るのは2年ぶりだった。 葬議場の棺の前に愁傷しきった叔母の姿があった。 叔母の笑顔しか記憶になかった私には、悲しみに暮れるその姿に涙が溢れて止まらなかった。 少しでも叔母の悲しみを和らげることが出来るなら、何でもしようと本気で思った。 葬儀も無事終わり、数週間が経った。 叔母に子供はいなかった。 誰もいない家に帰っても誰も待つ人もいない、かえって寂しさが増すばかりだった。 叔母の家は、実家から1時間ほど離れた山間の村にあった。 私はしばらく実家で過すことにした。 大学は2月の中旬から3月いっぱいまで春休みなので、いつもこの時期は暇を持て余してはバイトに明け暮れていた。 どうせ暇潰しのバイトなので、休んでしばらく実家で過すことにしたのだ。 私は用事を見つけては、叔母と接する時間を増やすようにした。 買い物に行くときや遠方に用事があるときは家の車を借りて一緒に出かけた。 話題は東京での平凡な学生生活の話が多かった。 これといった目的もなく入った大学生活は平凡で退屈な毎日だった。 むしろアルバイトで経験する話の方が面白いことが多かった。 私の話に耳を傾けてくれる叔母の顔に、少しずつ笑顔が戻ってきた。 母も叔母の元気な姿に安心したようで、私に感謝の言葉をかけてくれた。 3月の終わり頃、叔母の家の掃除と庭木の手入れを兼ねて一緒に出かけた。 叔母の住む家の山間部には、ちょうど桜が咲き始めていた。 五分咲きといったところだった。 桜を見る寂しげな叔母の横顔を見ると、私まで悲しくなってきた。 桜の咲き始める頃には、ご主人と鶯の鳴く声を聞きながら山歩きを楽しんだそうだ。 日頃の庭木の手入れが行き届いていたせいか、意外に早く終わった。 時間は十分あったので一緒に山歩きをすることになった。 お腹が空いたので時計を見ると、ちょうど昼時だった。 家の冷蔵庫には冷凍食品意外ほとんど空の状態だった。 家には少しの缶詰と米しかなかった。 とりあえず、ご飯を炊いて弁当を作ることになった。 もちろん叔母の手作りである。 海苔巻きおにぎりに少しのおかずだった。 山歩きには十分な弁当だった。 2人分の弁当と水筒を持って、山桜の咲き乱れる山を目指した。 途中で数人と出会った。 ほとんどが高齢の方々で、すでにリタイアされて時間に余裕のある方のようだ。 時を惜しむかのように桜の花をカメラに収めていた。 少し登った山間の大きな桜の木の下に、ちょうど休憩できるスペースがあった。 桜の木の下で食べる弁当は、桜の花と山の空気が質素な弁当を美味してくれた。 食事を終えて、桜を求めて山間部を歩くうち、急に空模様が怪しくなってきた。 遠くに稲光が見えはじめると、ぽつりぽつりと雨が降ってきた。 雨足がひどくなるにつれ、落雷の音が近づいてきた。 引き返そうにも引き返せない距離に迷っていると、叔母が避難場所の話をした。 ご主人と山歩きをしてるとき、一度だけその洞窟に連れて行ってもらったことを思い出したと言った。 今は戦争を経験した高齢者の者しか知らない洞窟だそうで、戦時中は防空壕として使われていたそうだ。 主人のお父さんが戦時中は洞窟に避難していたことを聞いていたそうだ。 この山間部には、人の手で作られた避難場所ようの洞窟が点在するそうだ。 今では地元の人ですら、その存在を知らないそうだ。 確かにこの近くにあったはずで、大きな桜の木が目印だと言った。 叔母が話した洞窟は、大きな桜の木がある山の斜面にあった。 入り口は外からは完全に隠れていた。 山間部特有の急激な気温の変化は2人の体温を容赦なく奪っていった。 ずぶ濡れになった2人は、とりあえずは雨が止むまで雨宿りすることにした。 洞窟の中に入ると、濡れた衣服を通して体温を、さらに体力をも奪っていった。 寒さに震える叔母の姿を見ると、何とかしなければと焦る気持ちが空回りするばかりだった。 洞窟の暗闇にようやく目が慣れてきた。 洞窟の奥にうず高く積まれたカヤを見つけた。 積み重ねられた隅に、破れかかった毛布と、古びた寝袋らしきものがあった。 時間と共にさらに2人の体温は奪われていった。 この追い詰められた状況の中で、体を温める方法を色々考えた。 山や海などで遭難したときによくある映画のシーンを思い出した。 重ねたカヤをクッション代わりに敷き詰めて、古びた寝袋の中に毛布らしき物を敷き詰めて2人分の寝床を作った。 私は寒さに震えながらすべての衣服を脱ぎ捨て、手早く一枚のタオルで体の水気を拭き取った。 1人用の寝袋の中で、出来るだけ大きく開いて叔母が入るのを待った。 叔母は暗闇の中の片隅で躊躇いながらも衣服を脱ぎ捨て、残りのタオルで体の水気を拭き取った。 恥ずかしさより、冷え切った体の体温を回復させるのが先決だと判断した叔母は、寝袋の隅に震えながら静かに体を横たえた。 寄せ合った背中に感じる叔母の体温は氷のように冷たく感じた。 背中あわせの体温の回復は時間が経ってもあまり効果はなかった。 2人が向き合って抱き合うことでしか、体温の回復は望めないのはよく分かっていた。 しかし、2人の間に理性の壁が立ちはだかっていた。 私は拒否されるのを覚悟で、叔母の背中を抱きこむ形に体勢を変化させた。 全身に尋常でない冷たさを感じた。 両手の手のひらで、震える叔母の背中全体を繰り返し擦り続けた。 少しずつではあるが、ようやく背中に温かみを感じるようになった。 耳元から甘酸っぱい叔母の行き息遣いが伝わってきた。 今まで無言であった叔母が小さな声で言った。 「新ちゃん、ごめんね・・・ありがとう・・・」 そして叔母はいきなり体の向きを変えて、私と対面する形になった。 小柄な叔母は私の胸元に顔を伏せたまま、小さな声で「抱いて」と言った。 瞬く間に2人の体温は回復していった。 映画のシーンでしか見たことがなかったこの経験が嘘ではなかったことに感動した。 顔が火照り、心臓の高鳴りと共に抱き合う体に別の心地よい感触が感じられた。 叔母の小ぶりではあるが、形の整った乳房の感触、柔らかで女性特有の香り立つ体に思わず私の体の中心部に変化が起きた。 叔母に気づかれるのが恥ずかしかった。 狭い寝袋で抱き合う叔母に、その変化はすぐに気づかれた。 叔母は体勢を変えるわけでもなく、目を閉じたまま無言だった。 体の血液のすべてがそこに集中したかのように、その熱源は叔母の体を熱くした。 叔母は体勢を整えるように、ゆっくりと仰向けになった。 火照った顔でじっと見つめる叔母の眼差しの意味が、そのときの私には理解できなかった。 叔母は私の右手を胸元に抱きかかえるように、そっと下半身の中心部に導き入れた。 遠慮がちに開かれた叔母の中心部は熱く汗ばんでいた。 熱く膨張した熱源を叔母の片方の手のひらが、その大きさを確かめるかのようにゆっくり往復していた。 無言のまま叔母の両手が首に巻きつくように私を導いた。 導かれるまま叔母の上に重なりながら開かれた下半身に腰を入れるが、汗ばんだ中心部にそれ以上進むことが出来なかった。 痛がる叔母の口から、意外な言葉が返ってきた。 「私は主人が初めての人だったの・・・。男の人は主人しか知らないの・・・。主人以外の男の人のモノを触るのも、見るのも、今日が初めてだったの・・・。初めて手のひらで触れたとき、ドクドクと熱く波打つ感触と大きさに、別の生き物ではないかと驚いて怖くなったわ」 それを聞いたとき、自分の今までの数少ない経験では、一つになるのは無理だと思った。 しかし二度とこんなチャンスは来ないだろうと思う気持ちが、私を奮い立たせた。 幸いにも期待と恐れと思いやりが入り混じった叔母の言葉に救われる思いがした。 「私は大丈夫よ・・・遠慮しないで・・・新ちゃんのこと大好きだから・・・」 叔母の協力で二度三度と悪戦苦闘するうち、ようやく入り口に辿り着いた。 入り口は私の熱く波打つ先走り汁と熱が伝わり、さらに熱く湿り気を浴びた。 大きく開いた叔母の中心部に、躊躇うことなく腰を進めた。 そこはあまりに狭く、メリメリと引き裂くような熱い感触が鋭い快感となって伝わってきた。 子供を産んだ経験のない叔母にとっては、予想できない痛みかもしれないと思った。 全体の半分がようやく収まった。 痛みに耐えながらも健気に今のすべてを受け入れようとする叔母の肢体に思わず大きく腰を進めた。 髪を振り乱し、額に汗を滲ませながら、目に涙を浮かべ苦痛に耐え忍ぶ体を力いっぱい抱き締めた。 小刻みに震える女性の体を、これほどまでに愛おしく思ったことがあっただろうか? 叔母の体から少しずつ緊張がとれてきたのを感じた。 叔母の中に納まったままのそれは、緊張した状態を維持し続けていた。 耳元で叔母の今の気持ちと、これから思い望む自分の気持ちを聞いてみた。 「新ちゃん・・・少し出血してるかもしれないけど・・・大丈夫よ・・・ゆっくり優しくしてね・・・大丈夫よ・・・大好きよ・・・」 叔母の中に納まったままのそれは、時間の経過と共に馴染み、また心にも余裕が感じられた。 もしかしたら気づかぬうちに射精してしまったのではないかと思うほど余裕を感じた。 少しだけゆっくり出し入れをして、叔母の反応を窺った。 私の心配とは裏腹に、何かを期待するかのように、心臓の鼓動が激しく伝わってきた。 私の動きに重なるように叔母の肢体が小さく揺れだした。 背中を抱き締める叔母の手が落ち着きなく動き回り、時折訪れる未知の快感に戸惑いながらも、それを打ち消すためか私の背中に爪を立てて動きを止めた。 叔母の火照った頬の温かみを感じながら、初めて叔母の喘ぎ声を聞くことができた。 2人の動きにに合わせるかのように、擦れ合う熱い粘膜から小さな音がし始めた。 叔母の腰の動きを敢えて無視するかのように、奥まで届くように激しく腰を打ちつけた。 喘ぎが叫び声に変わるのに時間はかからなかった。 私の胸元で、なりふり構わず髪を振り乱し、背中を大きく反らして全身を震わせながら泣き叫ぶ叔母の姿があった。 叔母の中、奥深く、止め処なく送り込まれる精液に、コントロールできなくなった肢体の痺れと震えがしばらく続いた。 上気した叔母の生々しい顔には、焦点を完全に見失って恍惚の中をさまよう別の女の顔があった。 正気に戻った叔母の口から意外な言葉が返ってきた。 「新ちゃんありがとう・・・セックスがこんなにすごいとは・・・主人のときは何かが物足りない気がしてたの・・・こんなに深い喜びがあったなんて・・・初めて女に生まれたよかったと思ったわ・・・意識が遠のきながら、もう死んでもいいと思ったわ」 御主人しか知らなかった叔母が、女として初めて知った快感はなんだったのだろうか? 女でなくなる年齢に近づいたときに、あえて禁断の快感を知ったのはどういった意味があったのだろうか? いつの間にか雨も止み、山々は静寂な暗闇に包まれていた。 足早に自宅を目指して歩いた。 叔母の家に着くと、すぐに母に電話を掛けて事情を話した。 叔母は母と電話を代わり、安全のためにも今日はここに泊まるように話を進めてくれた。 叔母の用意した着替えを手に、風呂の沸くのを待ちわびた。 時計を見るとすでに10時を回っていた。 湯船の中では、今しがた2人の間に起きた情景が遠い昔の出来事のように思われた。 叔母がありきたりの食材で遅い夕食を作ってくれた。 台所から立ちのぼる食べ物の匂いに、忘れていた空腹感が急激に襲ってきた。 貪るように食べる姿に叔母は呆れたように、いつもの優しい笑顔で言った。 「若いっていいわね・・・羨ましいわ・・・」 食欲を満たした私はソファーに寝転んでなんとなくテレビの深夜番組を観ていた。 うつらうつらと船を漕ぐ私を見ながら、隣の部屋に寝床の用意をしてくれた。 ふかふかの寝床の心地よさと山歩きの疲れからか、知らぬ間に寝入っていた。 夢心地の中で、遠くに聞こえる水音にふと目が覚めた。 食事の後片付けを終えた叔母が風呂を使う水の音だった。 水の音に誘われるように、入浴する叔母の裸の姿が浮かんできた。 洞窟の中の2人の艶めかしい行為が甦ってきた。 奇妙な焦燥感に襲われながら、私はまた感情の高ぶりを覚えた。 ---END--- |
11]妹の制服* | 2020/11/27(Fri) | 2020/11/27(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロインの名前を記入して下さい
(原文:奈美) 2 にヒーローの名前を記入して下さい (原文:敏夫) [前編][後編] [前編] 大学生になって初めての夏休み。 世間がお盆休みになったのをきっかけに、敏夫は実家に帰ってきていた。 家から大学までは2時間ほどで、無理をすれば通えない距離ではないのだが、早起きが嫌な敏夫は一人暮らしをさせてもらっていたのだ。 帰ってきた息子を両親は喜んで迎えてくれたが、今日から親戚の家に行く予定になっているという事で、午前中に出掛けてしまった。 せっかく帰ってきたのにいきなり寂しい状態になったが、連絡をしなかったのだから自業自得と言える。 敏夫は仕方なく、居間でテレビを見ながらゴロゴロと過ごしていた。 「あれ?お兄ちゃん帰ってたんだ」 突然声がして振り向くと、そこには妹の奈美が立っていた。 「あ、ああ・・・」 敏夫は適当な返事をする。 というのも、妹の格好に目を惹かれてドキドキしてしまっていたからだ。 妹は別に怪しい格好をしている訳ではない。 ごく一般的な高校生の制服を着ていただけである。 だが、その白いブラウスに赤いタイ、深緑のチェックのスカートという姿が敏夫を動揺させる要因となっていた。 実は敏夫は、そういった格好に目が無かったのである。 いわゆる制服が大好きで、道ですれ違う女子高生の姿に見惚れてしまうほどだった。 短いスカートから少女たちの白い太ももが出ているだけで興奮し、思わず股間の一物を硬くしてしまうのだ。 特に夏服は、胸の膨らみが良く分かる点でたまらなかった。 AVビデオでも女子校生モノばかりを見て、いつかは自分も制服姿の女の子とセックスしたいと夢見ていたのだった。 その憧れの姿が今目の前にいる。 しかもヒラヒラとしたスカートから伸びる白い太ももが、顔に触れんばかりの距離にあるのだ。 ただ見るだけなら沢山の女子高生を見てきたが、これほど至近距離で見るのは初めてだった。 思わず生唾を飲み込んでしまう。 「ねえ、これ面白い?」 妹がテレビを指差しながら聞いてきた。 「あ、ああ・・・なかなか面白いよ・・・」 心ここにあらずといった感じで答える。 妹の制服姿は一人暮らしをするまではさんざん見てきた。 だがそれは中学の制服であり、今年高校生になった妹の制服姿、さらには夏服姿というのは見たことがなかったのである。 いつも憧れて見ていた格好を妹がしているというのは何とも言えない興奮があった。 「あはははっ、ホント、面白〜〜い・・・」 妹はそんな兄の思いなど想像するはずもなく、テレビ画面に見入っている。 しばらくすると敏夫の隣に来て寝転んだ。 その時フワッとスカートが捲くれ、その様に敏夫はドキドキしてしまう。 「あはははっ、あれ馬鹿だねぇ・・・」 可笑しそうに笑いながら体を震わせる。 その度にスカートが乱れ、白い太ももが動くのに敏夫は一々反応してしまう。 (ああ・・・いいなぁ・・・奈美のやつ、こんなに綺麗な脚して・・・) 久々に見る妹の肉体に、テレビそっちのけで敏夫は興奮していた。 しばらくそうして妹のスカートが乱れるのに心を躍らせながらテレビを見ていると、可笑しい場面で妹の笑いが起こらないことに気がついた。 見るといつの間にか妹は気持ち良さそうに寝息を立てている。 茶色の長い髪が顔にたれているのが何とも色っぽい。 「奈美・・・?」 声をかける。 妹の寝息に変化はない。 これはチャンスだ。 敏夫の心に囁く声があった。 ずっと女子高生にしたかった行為を妹相手にしてしまえ。 声は敏夫を急かす。 その誘惑を断るほど、敏夫は肉欲に満足しているわけではない。 しかもたった今、目の前でさんざん興奮させられてしまった。 その責任を妹に取ってもらうのだ。 そんな風に自分を納得させると、敏夫は妹の体に触れる決意をした。 数度声をかけ、完全に寝入っていることを確認する。 体を起こし妹の横に座ると、その白い太ももをジッと見つめた。 妹の脚は太すぎず細すぎず、実にいい太さをしている。 スカートの端を持つと勢いよく放り上げる。 フワッと広がったスカートは、股間の辺りに一瞬白いモノを見せながらすぐに元の状態に戻った。 ヒラヒラするスカートが興奮を誘い、敏夫は心臓をバクバクとさせながら再びスカートを持ち上げ放り上げた。 すると今度は、あまりにも勢いが付きすぎたのか、スカートが太ももを隠さず捲くれた状態になった。 目の前には、妹の股間を隠す白いパンティが見える。 敏夫はゴクッと生唾を飲み込んだ。 太ももに手を伸ばす。 触れるとスベスベとした気持ちのいい感触が伝わってきた。 たまらなくなり手を動かし始める。 (ああ・・・何て気持ちいいんだろう・・・) その肌触りはまるで絹を撫でるかの様だ。 片手だけで我慢できなくなった敏夫は、さわさわと両の手のひらを這わし始めた。 (うわぁ・・・すげぇ気持ちいい・・・) 少し力を入れて揉むようにもしてみる。 柔らかい肉の感触がたまらなかった。 しばらくそうして太ももを触った後、今度は上半身へと体を移動させる。 (大きい・・・) 目の前には、いつの間にこれほど大きくなったのか、ブラウスを押し上げる妹の豊かな胸の膨らみがあった。 ゴクッと唾を飲み、両手を乳房に当てる。 (触った・・・女の胸に触ったぞ・・・) 初めて触れた女性の乳房に感動しながら、徐々に手に力を入れていく。 (柔らかい・・・) 妹が付けているブラジャーは柔らかい材質のようで、乳房の感触がブラウスを通じて直接伝わってくる。 手のひらに感じる乳房の気持ち良さに、敏夫は夢中になって揉み始めた。 「ん・・・ふぅん・・・」 妹が息を漏らし、その声に驚いた敏夫は慌てて手を離した。 バレたのかとドキドキしながら寝息を聞いていると、その呼吸は特に乱れることはなく、一応数度声を掛けてみるが反応はない。 安心して息を吐き出すと、再び乳房を揉み始めた。 服の上からでも乳房の形が変わっているのが分かる。 張りのある妹の乳房は、敏夫の揉む行為に逆らうように何度も押し返してくる。 その感触に興奮し、はぁはぁと息を乱しながら、憑かれた様に乳房を揉みこんでいった。 「んっ・・・ふぅんっ・・・んんっ・・・」 妹の声が乱れる。 だが今度はそれを聞いても手を止めることはない。 興奮してしまった敏夫は、妹に気づかれる事よりも、自分の快感を満足させる方に意識が集中してしまっていたのである。 「んんっ・・・んんっ・・・ふぅ・・・」 妹の荒い息が響き、それに急かされる様に敏夫は乳房を揉んでいく。 しばらくそうして乳房を揉んだ後、いよいよ女の部分を見ようと再び下半身に移動する。 パンティの股間の部分に手をかけ、片側に布を寄せてみる。 妹の秘所が露わになった。 (こ、これが・・・) 敏夫は目の前にある秘所に目を奪われた。 男と違って突起物はなく、その代わりまるで貝の様な肉襞が広がっている。 (穴はどこなんだ・・・?) 男の肉棒を受け入れる穴があるはずだと、敏夫は指を這わせてその位置を探り始めた。 「あっ・・・んっ・・・ああっ・・・」 その刺激に感じたのか、妹が甘い吐息を漏らした。 (こいつって、こんな色っぽい声出せるんだ・・・) 敏夫は今まで聞いたことのない声を出す妹に興奮し、もっとそれを出させようと秘所を擦っていく。 「あっ・・・はぅっ・・・あっ・・・」 小刻みに動く指に、妹は体を微妙に動かし悶えている。 (あ、これか・・・ここが穴だな・・・) 指がにゅるっと入り込む場所があった。 少し出し入れしてみる。 「あぅっ・・・はんっ・・・ああっ・・・」 妹がビクビクと体を震わせた。 (確か・・・クリトリスが気持ちいいんだよな・・・) 敏夫の頭からは、もうすでに妹に気づかれるという事は完全に消えていた。 妹が悶えるたびに興奮が高まり、それをもっと感じたいという思いで一杯だったのである。 「あぅんっ!・・・はぁっ・・・んんっ・・・」 指がある部分に触れた瞬間、妹の体が跳ね上がった。 (ここか・・・ここがクリトリスか・・・) 女の男性器とも言えるクリトリスを見つけた敏夫は、そこを重点的に擦り始める。 「あぅっ・・・あんっ・・・はぁんっ・・・」 妹は体をブルブルと震わせ、喘ぎ声を上げ続けている。 (もっとだ・・・もっと悶えろ・・・) 興奮した敏夫は、このまま妹をイかせたいと思い始めていた。 自分の愛撫で女をイかせる、それを体験したくなったのだ。 (そうか、舐めれば・・・) AVビデオでは必ずこの部分を舐めており、そうすると女優は凄く気持ち良さそうにしていたのである。 舐めれば妹はイくのではないのか。 そう思った敏夫は、己の舌を妹の股間に向けた。 クリトリスを舐め上げる。 「あふぅんっ!・・・あぅっ、あっ、はぁんっ・・・」 それまで以上に妹の体が跳ねた。 舐め続けていると、妹の脚が頭を挟みグイグイと股間に押し付けてくる。 (気持ちがいいんだ・・・) 自分の愛撫で妹がよがっている。 それが支配欲を刺激して、興奮が高まっていく。 クリトリスに激しく舌を絡め、指を膣穴に入れると素早く出し入れする。 「あんっ、あっ、ああんっ・・・やっ、はぅんっ、いやぁんっ・・・」 可愛らしい声が響き、そのハッキリとした口調からどうやら妹が起きている事が分かる。 今まで寝たふりをしていたのかは分からないが、止めないということは、このまま続けてもいいという事なのだろう。 敏夫はそう思うと、さらに舌と指の動きを激しくしていった。 「あふぅっ、あんっ、ああっ・・・いいっ、いいよぉっ、お兄ちゃぁん、もっとぉっ・・・」 もう完全に目が覚め、兄に何をされているのか理解した上での言葉に、敏夫の興奮は高まり舌と指の動きに力が入る。 「やっ、はぅっ、ああんっ・・・おにぃ、ああっ・・・そこぉ、あんっ・・・駄目ぇ、あぅんっ・・・あっ、はぁっ、やぁんっ・・・もっとっ、もっとっ、もっとぉっ・・・あああああっ・・・!」 妹の体がビクビクと震え、やがて力が抜けていった。 どうやらイったようだ。 妹は兄の行為を受け入れる叫びを上げ、しかも「もっと」と愛撫の要求をしている。 これは行為を続けてもいいという事ではないのか。 妹の了解を得たと思った敏夫は、ブラウスのボタンに手を伸ばした。 先ほど直接触れなかった乳房を直接揉み、そして乳首を吸いたいと思ったのだ。 上から一つ一つボタンを外していく。 ブラウスを左右にグイと開くと、白いブラジャーに包まれた豊かな乳房が露わになった。 全てではないが、生の乳房が見えた事に興奮した敏夫は、とりあえずブラジャーの上から乳房を揉んでみる。 「ふぅんっ・・・はぁっ・・・」 乳房から伝わる微妙な刺激に感じているのか、妹が弱々しい声を漏らす。 ブラジャーを押し上げると、桜色をした可憐な乳首が顔を見せた。 (綺麗だ・・・) 妹の肌の色は元々白いが、日に触れることがない乳房はさらに白く、そこにポツンとある桜色の乳首は、乳房全体の美しさを高める役割をしていた。 敏夫は全くさえぎるものが無くなった乳房を直接揉み込んでいく。 手のひらに触れる感触がたまらない。 まるでゴムボールを掴むかの様に、押し返してくる弾力が気持ち良かった。 「んっ・・・あんっ・・・はぁっ・・・」 妹が甘い声を上げる。 敏夫はフルフルと揺れる乳首に唇を付けると、舌で乳首の周りを舐め上げ、チューっと激しく吸い上げて、ポンと離した。 ぽよよんと揺れる乳房がたまらない。 同じ事を繰り返しながら乳房を揉んでいく。 「あんっ、あっ、ああんっ・・・ふぅんっ、はぁんっ、はぁあっ・・・」 妹は体を震わせて悶えている。 微かに開いた口からは、小さな舌がチロチロと蠢いているのが見えた。 その様子に興奮した敏夫は、妹にのしかかる様にすると軽く唇を重ねてみる。 柔らかな感触が伝わってきた。 (キスしちゃった・・・奈美とキス・・・俺のファーストキスの相手は奈美か・・・) 妙な興奮を感じながら唇を一度離すと、舌を伸ばしてそのまま口の中に差し込み妹の舌と絡ませる。 「んんっ・・・んっ・・・んんっ・・・」 妹は自分から敏夫の舌に絡ませ吸い付いてきた。 両腕もいつの間にか首に回され、頭を左右に動かし激しく唇を擦り合わせてくる。 「んっ・・・んんっ・・・んんんっ・・・」 しばらくそうしてキスを続けた後、敏夫は唇を離して上から妹の顔を見た。 トロンとした目をしてこちらを見つめている。 その表情にたまらなくなった敏夫は、体を起こして服を脱ぎすてると、妹のパンティを脱がして両脚をグイと開く。 すでにギンギンに硬くなっている肉棒を手に取ると、妹の膣穴めがけて押し込んでいった。 にゅるりといった感じで肉棒が入り込む。 「あっ!・・・はぁんっ・・・」 その感触に妹が悶える。 一方、敏夫は身動き一つできなかった。 凄まじい快感が肉棒から押し寄せてきたからだ。 (くっ・・・凄いっ・・・) 初めて入った女の中は、予想以上の気持ちの良さだった。 あまりに気持ち良すぎてすぐに射精してしまいそうな状態に、敏夫は体を硬直させ、できるだけ肉棒に刺激がいかない様に努める。 そうしながら妹の顔を見ると、彼女は驚いた表情をして股間の繋がりを見ていた。 「お・・・お兄ちゃん・・・何てことしてるの・・・」 震える声で問いかけてくる。 「なにってっ・・・セックスだろっ・・・」 歯を食いしばりながら答える。 話すだけでもそれが響いて肉棒に刺激を与えてくるのだ。 「馬鹿っ!何やってるのよっ!」 突然妹は怒鳴り、体を後ろに引いた。 「馬鹿っ・・・出ちまうっ・・・」 同じ言葉を、こちらは弱々しく叫ぶ。 妹が体を引いたことで、凄まじい快感が発生したのだ。 だがそれが肉体に作用したのか、敏夫の腰が勝手に動き始めた。 「あぅっ・・・駄目っ・・・お兄ちゃん、あんっ・・・何やってるのっ・・・」 妹がそのことに抗議する。 だが、敏夫の腰は止まらない。 動くことで快感を得た肉体は、さらにそれを得ようと腰を動かし続ける。 「あぐっ、あっ、はぁんっ・・・動かしちゃ駄目よっ、動かしちゃ、あんっ、あっ、あぅんっ・・・お兄ちゃん早く抜いてっ、抜く、ああっ・・・だから動かしちゃ駄目って、あんっ・・・言ってるのにぃっ・・・」 しかしその言葉は敏夫の耳に届いていない。 勝手に動き出した腰によって発せられる快感に悶えていたからだ。 (すげぇ・・・すげぇ・・・なんて凄いんだぁ・・・こんな・・・こんな気持ちの良さ・・・信じられない・・・) 妹の膣内は凄かった。 肉棒を柔らかく包みこみ、そこにあるヒダヒダが射精を促そうと揉みこんでくるのだ。 入れた時にはすぐに出してしまいそうになったが、実際動き始めてみるとそれはある程度治まっていた。 敏夫はより快感を求めようと今度は自分の意思で腰を動かしていく。 「あんっ、あっ、ああんっ・・・バカバカっ、早く抜いてよ、あぅんっ・・・こんな、あんっ・・・しちゃ駄目なんだよぉっ・・・」 妹が敏夫の胸を叩いている。 だがそんな事は分からない。 敏夫は初めて体験する快感に頭が一杯で、それ以外のことは認識できなくなっていたのだ。 「駄目って、あぅんっ、あっ・・・止め、ああっ、はぁんっ・・・おにぃ、あんっ、ああんっ・・・」 妹も送られてくる快感に悶え、だんだんと発する言葉も喘ぎ声だけになっていく。 「やっ、ああっ、ああんっ・・・はぁっ、あぅっ、やぁんっ・・・あんっ、ああっ、やんっ・・・」 快感に慣れ、だんだんと周りの状況が認識できる様になった敏夫は、体の下から発せられる、普段聞いたことのない妹の可愛らしい声に興奮していた。 「やぁっ、あんっ、はぁんっ・・・おにぃ、あっ・・・お兄ちゃん、やんっ・・・おにぃ、ああんっ・・・あぅっ、はぅっ、やぁんっ・・・ああぅっ、はぁっ、ああんっ・・・」 妹が頭を激しく左右に振るたびに、茶色の長い髪が乱れ動く。 その追い詰められている様な妹の乱れぶりに、敏夫の我慢は限界に達した。 「うっ・・・出るっ・・・出るっ・・・出るぅっ・・・!」 叫びと同時に精が放たれる。 ドクドクドクと激しい射精が行われ、妹の膣内に精液が放出されていく。 「ああっ・・・ああっ・・・ああああっ・・・!」 それを感じたのか、妹も敏夫に抱きついて体に力を入れている。 ビクッビクッと脈打ちながら肉棒が最後の射精を終え、力が抜けた敏夫は妹の体の上に倒れこんだ。 (しちまった・・・) 興奮が治まると、自分が何をしたのか敏夫は怖くなってきた。 ちょっと触るつもりだけだったのが、セックスまでしてしまった。 それも血の繋がった実の妹に。 しかも寝込みを襲ってである。 言い訳はできない。 「おにぃちゃぁん〜〜」 しばらくすると、息を整えた妹がドスの聞いた低い声で呼びかけてきた。 「あ、あの・・・その・・・」 何と言っていいか分からない。 「どうでもいいから、とりあえず退いて。上に乗られてると重い」 「ああ、悪い・・・」 慌てて体をずらし、妹の隣に横たわる。 「ふ〜〜、何でこんな事したの?」 何でと言われても肉欲に駆られたとしか言いようがない。 「いや、その・・・お前が可愛かったから・・・」 「はぁ?何言ってるの?」 妹は呆れた様な声を出す。 「本当だよ・・・」 「お兄ちゃん、今まで私を可愛いなんて言ったことないじゃない」 それはそうだった。 妹のことはそれなりに可愛いとは思ってはいたが、面と向かって言った事はない。 「その・・・久しぶりに会って・・・お前の制服姿見たら・・・たまらなくなっちゃって・・・すまん・・・」 取り合えず頭を下げる。 妹はその様子をジトーとした目つきで見ている。 許してもらえるとは思えない。 だがひたすら謝るしかないのだ。 「ふ〜〜ん、まあいいわ・・・それよりお兄ちゃん、あんまり上手くないよね。もうちょっと上手くなった方がいいよ」 突然の言葉にカチンとくる。 セックスしてしまった事は全面的に悪いとしても、上手い下手は関係ないだろう。 「しょ、しょうがないだろ。俺、初めてだったし・・・」 言い訳するにも童貞だった事を妹に言うのは恥ずかしく、後半の声は小さくなってしまう。 「え?初めてだったの?嘘ぉ?」 妹は驚いた声を上げている。 「う・・・悪かったな初めてで。どうせ俺は彼女いない暦19年だよ」 そこまで言って、妹が処女でなかった事に気がつく。 (こいつ、もう経験してたんだな。いつの間に・・・) 中学時代は彼氏がいる素振りすら見せていなかった妹が、一体いつ処女を捨てたのか、敏夫は妹の相手の男に何やら嫉妬を感じた。 「ふ〜〜ん、初めてだったんだぁ・・・へぇ〜〜、お兄ちゃんがねぇ・・・そうすると私ってばお兄ちゃんの初体験の相手ってことかぁ・・・」 妹は何やら嬉しそうにしている。 「お兄ちゃん、いかがでした?初めての女の味は?」 ニタニタしながら聞いてくる。 その様子には実の兄に襲われたという悲壮感は欠片もなく、まるで他人事の様に楽しそうだ。 「良かったよ・・・凄く気持ち良かった・・・お前の体がこんなに気持ちいいなんて思わなかった・・・その・・・ありがとう・・・」 妹の明るい様子に敏夫は救われる思いだった。 そして正直に感想を述べると、初体験をさせてくれた事に感謝し礼を言った。 「そう・・・そうなんだ・・・ふ〜〜ん、そんなにいいんだ私の体・・・」 妹はまた嬉しそうに呟いている。 「じゃあ褒めてくれたお礼に、お兄ちゃんが上手くなるまで付き合ってあげるよ」 「は?」 突然の発言に、意味が分からず間抜けな声を上げてしまう。 「だからぁ、お兄ちゃんが上手くなる様に私がセックスしてあげるって言ってるの」 「お、お前何言ってるんだ。これは近親相姦なんだぞ。俺とお前は兄妹だからしちゃいけないんだ。分かってるのか?」 自分のした事を棚に上げてそう尋ねる。 「分かってるよぉ。でももうしちゃたんだから関係ないじゃん。こんな気持ちのいいこと、兄妹だからしないなんて勿体ないよ」 敏夫は妹の倫理観の無さに呆れた。 「それにぃ、お兄ちゃん今のままじゃ彼女できた時に大変だよ。もうちょっと上手くならないと」 再びカチンとくる。 「何言ってるんだ。お前あんなに気持ち良さそうにしてたじゃないか。あれだけ感じさせられれば十分だろ」 「違うんだなぁ。あの程度じゃ序の口。女はもっと気持ち良くなるものなの」 「う・・・そうなのか・・・」 性体験は妹しかないため、その相手にそう言われては反論のしようがない。 しかし気持ちの良さを比較できるというのは、その比較対照があるという事だろう。 「ってことは、お前いつもはもっと気持ち良くなってるのか?」 「え?あ、うん、そうだよ」 「誰だよ相手は・・・」 「もちろん彼氏に決まってるでしょ」 先ほど予測はしていたが、やはり妹には恋人がいたのだ。 しかもすでにセックスするほどの親しさで。 「いつできたんだ?中学の時はいなかっただろ?」 「高校に入ってすぐに告白されたの。一目惚れってやつ?私ってば可愛いから」 妹は嬉しそうに顔に手を当てて喜んでいる。 「セックスはいつしたんだ?」 「夏休み入ってすぐ」 「なんだまだそんなにしてないんじゃないか。だったら俺のが下手だなんて良く言えるな」 「ふ〜〜んだ、彼はお兄ちゃんと違って凄く気持ちいいんだもん。最初から凄かったんだから」 敏夫はまだ見たこともない妹の彼氏に完敗した気がして暗くなった。 「ま、まあ、そんなに落ち込まないでよ。今は上手くないけど、私が上手くしてあげるって言ってるんだから」 励ます様に言う妹の言葉に、またセックスができる、いや妹の言葉通りなら何度もできるという事に敏夫は気がつき、ムラムラと肉欲が湧き上がってくるのを感じた。 妹の体を見つめると、未だにはだけたままのブラウスから白い乳房が見え、その柔らかそうな膨らみを眺めているうちに、股間の一物が再び硬くなっていった。 「よし、じゃあ付き合ってくれよ。俺、頑張って上手くなるからさ」 起き上がると妹の体の上にのしかかる。 敏夫の頭からはすでに近親相姦の禁忌のことなど消えてしまい、自分を下手だと言う妹に一泡吹かせたい思いで一杯になっていた。 「ふんっ、頑張るだけじゃだめだよ、結果を出さないとね」 生意気なことを言う妹の口に唇を押し付け黙らせる。 舌を押し込み絡ませると、妹の方から吸い付いてきた。 「んんっ・・・んっ・・・んんっ・・・」 妹の舌の動きに負けまいと、激しく絡ませ吸い上げる。 しばらくそうして舌を擦り合わせた後、唇を離し妹の顔を見つめると、快感にボーっとしてきたのかぼんやりとした表情を浮かべていた。 たまらない顔だった。 こんないやらしい妹の表情は見たことがなかった。 興奮した敏夫は、一気に肉棒を膣穴に押し込む。 にゅるんと入り込んだ妹のそこは、やはりとてつもなく気持ちがいい。 あらゆる方向から柔らかく肉棒を包んでくる感触は、オナニーでは決して味わえないたまらない快感だった。 温かくてヌルヌルしているのも、自分が女という生物相手にしているのを実感させ気持ちの良さが増す。 敏夫はもう一度妹の顔を見ると腰を振り始めた。 「ああっ、あっ、あんっ・・・な、なかなかいい感じ、あっ・・・その調子で、ああっ・・・頑張って、あんっ・・・続けて、ああんっ・・・」 妹の自分を評価する言葉に苦笑する。 「あふっ、あっ、あんっ・・・だ、駄目だね、ああっ・・・その程度じゃ、あんっ・・・まだま、ああんっ・・・」 快感に悶えながら偉そうに言う妹に、もっと気持ち良くさせてそんな口をきかせない様にしようと敏夫は気合を入れた。 「あぅっ、あっ、はぁっ・・・だんだん、あっ・・・良くなって、あんっ・・・でもまだ、あっ・・・もっと頑張ら、あぅんっ・・・」 だんだんと腰の動かし方が分かってきた感じがして楽しくなった敏夫はさらに早く動かした。 「やんっ、ああっ、あんっ・・・ちょっと、あっ、やぁっ・・・そこは、ああんっ・・・やだ、あっ・・・そんなに、あんっ・・・したら、あぅっ・・・駄目だって、あっ・・・やぅっ、はぁっ、やぁんっ・・・」 コツが飲み込めたせいか、妹の喘ぎ声も可愛らしくなってきている。 それだけ快感が増しているのだろう。 だがこの程度では足りない。 もっと激しく悶えさせなければまた妹に馬鹿にされてしまう。 敏夫はさらに激しく腰を動かしていった。 「あぁうっ、やぁんっ、ああっ・・・何か急に、あんっ・・・激し、あっ・・・おにぃ、ああぅっ・・・やんっ、あっ、はぁっ・・・やぅっ、ああっ、いやぁんっ・・・」 妹の喘ぎ声が激しさを増してきた。 もう一息、とばかりにさらに腰を動かす。 「あぐぅっ、はぁぅっ、いやぁんっ・・・お兄ちゃ、あぅっ・・・おにぃ、ああんっ・・・」 「どうだっ・・・いいだろっ・・・気持ちいいだろっ・・・」 さすがにもう上手くないとは言わないだろうと思って問いかける。 「あんっ、あはぁっ、はぅんっ・・・なに、あっ・・・言って、やぁんっ・・・まだまだ、はぁんっ・・・全然だよ、あっ・・・」 どう見ても非常に気持ち良さそうにしか見えないのだが、妹はそう言って兄を認めない。 しょうがないヤツだ、と敏夫はさらに腰の動きを早くした。 「やんぅっ、あんっ、はぁんっ・・・ちょっと、あぅっ・・・そんな、あんっ・・・嘘っ、はあぅっ・・・やっ、あはぁっ、はぅんっ・・・お兄ちゃぁんっ・・・」 ギュッと背中に手が回されて引き寄せられる。 「良かったのかっ?・・・気持ちいいのかっ・・・?」 「あっ、ああっ・・・ま、まあまあかな、はぅんっ・・・今のは良かったよ、あんっ・・・この調子で、ああっ・・・頑張って、ああぅっ・・・何っ?・・・おにぃ、ああああっ・・・!」 まだ認めない妹に腹を立て、激しく突きこんでいく。 「ちょっと、あぅっ・・・いきなり、あんっ・・・激し、ああんっ・・・駄目、あぅんっ・・・こんな、やんっ・・・されたら、あふぅっ・・・わたしぃ、やっ・・・」 妹は頭を左右に振り、茶色の長い髪の毛を激しく揺らして悶えている。 「どうだっ?・・・いいだろっ?・・・いいって言えよっ・・・!」 激しく腰を動かす。 「はぐぅっ、あっ、はぁんっ・・・いいっ、いいっ、いいよぉっ・・・お兄ちゃんいいっ・・・やんっ、あっ、あぅんっ・・・激しい、激し、あぅんっ・・・お兄ちゃん、ああっ・・・おにぃ、やんっ・・・はぅんっ、ああっ、ああんっ・・・」 ついに言わせた。 その満足感からか、射精感が一気に高まった。 「出るっ・・・出るぞぉっ・・・出るぅっ・・・!」 「わたしもっ、あぅっ・・・イくっ、イっちゃうのぉっ・・・ああああっ・・・!」 兄妹は同時に叫ぶと抱きしめ合った。 その瞬間、敏夫は精を放つ。 ドクドクドクと激しい勢いで精液が放出されていく。 敏夫は妹の体にしがみつき、二度目の経験に打ち震えていた。 肉棒が最後の射精を終えると、荒い息を吐きながら力を抜く。 「どうだ・・・良かっただろ・・・今度のは・・・良かっただろ・・・」 「まあまあね・・・もっと頑張らないと・・・駄目だよ・・・」 「そうか・・・もっと頑張らないと・・・駄目か・・・」 そう呟きながら敏夫は、妹が駄目だと言うのは、自分ともっとセックスをしたいという意思表示なのではないかと思い始めていた。 セックスを上達させるという理由を付けて、単に兄と気持ちのいいことを続ける建前にしているだけなのかも知れないと思ったのだ。 でなければ、実の兄と何度もセックスするなど到底考えられないからだ。 果たしてそれでいいのか。 妹は倫理観が足りないようだが、自分にはある。 年長者である自分が止めないでいいのか。 だがそんな思いも、目の前に見える妹の肉体の魅力に消し飛んでいく。 「じゃあ、次はバックね。感じが変わるから上手くできるかもよ」 妹は明るく言って四つん這いになった。 ヒラヒラとしたスカートから太ももが見えている。 それはいつも道すがら見ていた女子高生の脚だった。 そのスカートを捲り上げ己の肉棒を押し込みたい、そう敏夫はずっと夢見ていた。 それが今目の前にあるのだ。 スカートに手をかけ捲くり上げる。 白い尻が露わになると、妹の腰を抱えて肉棒を押し込んだ。 至福の時だった。夢が叶う瞬間だった。 (奈美が高校生で良かった・・・) 制服姿でヤらせてくれる妹に感謝しつつ、腰を動かし始める。 「あっ、あんっ、いいよっ・・お兄ちゃんいいっ・・・」 妹は今度は最初から自分を認める言葉を発している。 だが敏夫はそれを聞かなかった事にした。 (自分はいつまで経ってもセックス下手。それでいいじゃないか・・・) 激しく腰を打ち付けていく。 「はぅっ、お兄ちゃん凄いぃ・・・こ、こんなの凄いよぉっ・・・」 頑張れば頑張るほど妹が褒め称えてくる。 「やんっ、はぁんっ、ああんっ・・・す、凄いよぉっ・・・こんな、あっ・・・お兄ちゃん、ああんっ・・・やっ、はぅんっ・・・凄いぃっ・・・おにぃ、やぁんっ・・・」 妹はすでに狂わんばかりに悶えている。 頭を左右に激しく振るたびに長い茶色の髪が乱れ動いた。 「奈美っ・・・俺っ・・・下手だろっ・・・全然駄目だろっ・・・だからっ・・・奈美が面倒みてくれっ・・・上手くなるまでっ・・・セックスしてくれっ・・・」 「うん、あふぅっ・・いいよ、ああんっ・・私がお兄ちゃんの、あぅっ・・面倒見てあげるぅっ・・やぁんっ・・だから、ああんっ・・私で、あぅんっ・・たくさん、やんっ・・練習してね、はぅんっ・・・」 セックスを自由にさせてくれる妹。 何と自分は幸福なのだろう。 「奈美っ・・・お前ってっ・・・いい妹だなっ・・・妹の鏡だっ・・・」 「やだ、はぅんっ・・・何、やんっ・・・言ってるのぉっ・・・」 背後から手を伸ばし、乳房を掴む。 「オッパイも最高だしっ・・・凄くいい体だよっ・・・」 乳房を激しく揉みながら、乳首をクリクリと摘む。 「いやぁんっ、あっ、はぁっ・・・ありがと、あんっ・・・」 「顔だって可愛いしっ・・・こんな可愛い女の子とできるなんてっ・・・俺は幸せだっ・・・お前が妹で良かったっ・・・」 「あぅんっ、あっ、はぁんっ・・・お兄ちゃん、あっ・・・褒めすぎ、あぅんっ・・・褒めすぎだよぉっ・・・」 妹は頭を激しく振って快感に悶えながら照れくさそうにしている。 「何言ってるんだっ・・・お前とだからっ・・・俺っ・・・こんなにチンチンが硬くなってっ・・・腰が激しく動いちゃうんだぞっ・・・」 「ふふ、あんっ・・・じゃあ、もっと頑張らないとね、ああんっ・・・私を満足、はぁんっ・・・させられる様に、あぅっ・・・」 「ああっ・・・頑張るっ・・・頑張るぞっ・・・だからっ・・・お前も付き合ってくれよなっ・・・」 「うん、ああんっ・・・付き合うよ、はぅっ・・・お兄ちゃんがセックス、やんっ・・・上手くなるまで、あっ・・・付き合うぅっ・・・」 これほど妹を可愛いと思った事はなかった。 「奈美っ・・・正常位でしよっ・・・」 「え?うん・・・」 敏夫は妹の顔が見たくなり体を反転させた。 頬は上気し、目は快感でせつなげな表情をしている。 唇からは小さな舌が蠢くのが見えた。 「うん、やっぱり奈美は可愛いっ・・・可愛いよっ・・・」 「おにぃ、んんっ・・・んっ・・・」 何か言おうとする妹の口を塞ぐように唇を押し付ける。 激しく舌を絡ませ吸い上げ、そのまま腰を再び動かし始める。 「んんぅっ、んっ・・・はぁうっ、あっ、ああんっ・・・やんっ、あっ、はんっ・・・」 上下に揺れる乳房を掴み揉み上げる。 「やぁんっ、あぅっ、はぁんっ・・・あぅっ、あっ、ああんっ・・・いいっ、いいよっ、いいよぉっ・・・」 妹のよがる声に励まされる様に腰を激しく打ちつけ続ける。 「あぅっ、やっ、やんっ・・・凄い、あっ・・・凄いよぉっ・・・やぁっ・・・お兄ちゃん凄いぃっ・・・いやぁんっ、はんっ、はぁんっ・・・もう駄目、あぅっ・・・私もう、ああっ・・・」 妹は頭を左右に振り、これまで以上に快感に悶えている様だった。 「あんっ、はぅっ、ああんっ・・・お兄ちゃん、あぅっ、はんっ・・・おにぃ、ああっ・・・お兄ちゃぁんっ・・・やっ、はぁうっ・・・おにぃ、ああんっ・・・あっ、ああああっ・・・!」 絶叫と共に妹が抱きついてくる。 その瞬間、膣内が収縮し肉棒を締め上げた。 肉襞がヌラヌラと絡みつき、精を吐き出させようと蠢く。 「ぐあっ・・・出るっ・・・出るぅっ・・・!」 耐え切れなくなった敏夫は妹の膣の中に精液を放った。 ドビュドビュドクドクドク。 今まで以上に激しい射精が行われる。 敏夫は妹の体に抱きつくと、激しく体を震わせながら快感に耐えた。 長い射精が続き、やがてビクビクと肉棒が震えると共に最後の放出が終わる。 敏夫は荒い息を吐きながら力を抜いた。 体の下で妹も同じ様に力を抜いている。 「今度のは・・・少しは・・・良かった・・・だろ・・・?」 一応尋ねてみる。 建前上、セックスを上手くするための行為だからだ。 「そうね・・・少しは・・・良くなってる・・・かも・・・」 敏夫は顔を上げると妹を見つめた。 「厳しい・・・先生・・・だな・・・」 「そうよ・・・私は・・・厳しいの・・・」 兄妹はお互いを見つめながら笑う。 「じゃあ・・・俺が・・・こっちにいる間・・・バッチリ指導・・・してくれよ・・・」 「うん・・・いいよ・・・誰としても恥ずかしくない様に・・・お兄ちゃんを・・・指導してあげる・・・」 再び笑い合うと、二人はどちらからともなく唇を合わせた。 [後編] 9月になり、敏夫は一人暮らしのアパートに戻ってきていた。 あれから毎日の様に妹とセックスしまくったのだが、さすがに休みが終わってしまうと、親の目を盗むのが難しくなったからだ。 妹の肉体の虜となってしまった敏夫は、また早く休みが来ないかと心待ちにしていた。 普通の土日でも構わないのだが、妹には恋人がおり、彼とのデートに費やされているため敏夫の入りこむ余地はないのである。 (ま、しょせんは兄貴だしな・・・) 恋愛対象ではない人間とのセックスを、恋人より優先するなどありえない。 敏夫にしても、いくら可愛いと感じても妹だという思いは抜けてはいなかった。 セックスの最中に愛おしく思うのも、兄としての愛情の延長でしかない。 妹もきっとそう思っているだろう。 兄妹愛としてのセックス。 世にあるセックスフレンドに近いセックス兄妹と言うべきか。 だからこそ、妹に恋人がいても嫉妬心はそれほどないのだ。 (恋人か・・・) セックスを経験し、女の肉体の気持ち良さを知った今では、以前より恋人が欲しい思いが強くなっていた。 無論、セックスのためだけではないが、やはりセックスもしたいのは確かだ。 (でもなぁ・・・奈美の制服姿には敵わないよな・・・) 制服フェチの敏夫にとって、制服姿の妹は激しく興奮する対象だった。 裸にせず、制服をはだけさせてするセックスは最高だった。 妹と何度かした中でも、やはり制服姿でする時は他の時より興奮が違っていた。 たとえ恋人を作るとしても、同じ興奮を味わうためには相手は高校生でなければならない。 しかし高校生と知り合うツテなど敏夫には無かった。 (う〜〜ん、コスプレしてもらうか・・・?) 高校生でなくても、制服を着てもらえば問題はないのだが、変態扱いされそうな気もする。 同じ様に制服好きの女の子と知り合うしかないのかも知れないが、それこそ高校生の恋人を作るより可能性は少ないだろう。 (ああ・・・奈美・・・奈美ぃ・・・) 妹の制服姿を思い浮かべ、股間の一物をしごく。 (そういや、他の制服姿とかも見たいなぁ・・・白いセーラー服とか似合いそう・・・でもそしたらやっぱ髪は黒くして欲しいよな、あいつ茶髪だからなぁ・・・) 敏夫が唯一妹の評価でマイナスにしているのが茶色の髪だった。 別に似合わないというわけではないのだが、やはり制服には黒髪の方が合う気がするのだ。 セーラー服では余計にそうだった。 (中学までは黒かったんだよな・・・) そんな事を思いながら、一物をしごいていた時だった。 ドアの呼び鈴が鳴った。 (ん?誰だ?) そう思いながら、玄関に向かいドアを開ける。 「やっほ〜〜、元気してた?」 そこに居たのは実家にいるはずの妹だった。 しかし驚いたのはそれだけではない。 妹が着ているのは、今の今まで敏夫が想像していた白いセーラー服であり、しかもあれほど残念に思っていた髪も真っ黒になっていたのである。 まさに理想の女子高生がそこに立っていた。 「ど、どうしたんだよ、それ・・・」 セーラー服を指差しながら尋ねる。 「え?ああ、これ?友達に借りたの・・・いいでしょ」 スカートを持ってポーズを決める。 (うわっ・・・か、可愛い・・・) その姿に思わず動揺してしまう。 「ね、取り合えず入っていい?」 「あ、ああ・・・どうぞ・・・」 妹を部屋に招き入れる。 「なんだ・・・結構綺麗なんじゃん・・・」 「綺麗で残念みたいな言い方だなぁ・・・」 「ちょっと掃除でもしてあげようかと思ってたんで。いや意外でした」 面白そうに笑う。 「暑かったろ、今冷たいお茶でも出すよ」 「うん、ありがと」 冷蔵庫からペットボトルのお茶を出し、コップに注ぐ。 「しかし、何で来たんだ?こっちに用事でもあったの?」 机にコップを置きながら尋ねる。 「いやだなぁ、そんなのお兄ちゃんに会いに来たに決まってるでしょ」 「そ、そうなの・・・?」 「うん・・・何でこんな格好してると思ってるの。お兄ちゃんに喜んでもらおうと思ってわざわざ借りたんだよ」 妹の言葉に飲みかけてたお茶を噴出しそうになる。 「って、何で俺が喜ぶんだよっ」 まさにその通りなのだが、なぜそれを妹が知っているのか。 「ふふんっ・・・お兄ちゃんの趣味なんかお見通しだよ。何回私とセックスしたと思ってるの?制服着てる時と着てない時の差で丸分かり。 「うっ・・・そうですか・・・」 妹に性癖を知られてしまい、敏夫は少々ショックだった。 「それにぃ・・・お兄ちゃん黒髪が好きでしょ」 「ぶぶっ・・・」 今度はお茶を噴出してしまう。 「汚いなぁ・・・」 「な、何で分かるんだよ・・・」 その趣味に関してはセックスで分かるはずがない。 「セックス終わった後、私が寝てると思って髪の毛触りながら、『黒髪にしないのかなぁ』とかぼやいてたもん」 確かに言った様な気がする。 「だからぁ、ほら、ちゃぁ〜〜んと黒くしてきたよぉん。いいでしょ」 肩にかかる黒々とした髪を妹は手で払う。 「あ、ああ・・・凄くいい・・・」 白いセーラー服を着た黒髪の美少女が目の前にいる。 ブラウス姿の妹も可愛かったが、この格好はあまりに強烈すぎた。 元々顔の作りが大人しい感じの妹がしていると非常に引き立つのだ。 「良かった・・・じゃあ、お兄ちゃんの興奮が高まったところで・・・さっそくするとしますか・・・」 妹がにじり寄ってくる。 「え?」 「『え?』じゃないよ。私が何しに来たと思ってるの?お兄ちゃんとしたくて来たんだよ」 妹はそういうと、敏夫のズボンを脱がし始める。 「ちょっ、おいっ・・・いきなりすぎないか?」 「いきなりも何もないよ。ここにはお母さんたちも居ないんだし、したい放題でしょ」 妹の言葉に興奮する。 したい放題。 このセーラー服姿の妹と好きなだけできる。 まさに天国だった。 実際、セーラー服の背中をこちらに見せながらズボンを脱がしている妹の姿はたまらないものがあった。 「あ、出た出た・・・おお、元気だぁ・・・お兄ちゃん凄いねぇ・・・」 しばらくしていなかった事と、あまりに強い視覚的刺激に敏夫の一物はギンギンになっている。 「そいじゃま、挨拶代わりに・・・」 妹がパクッと肉棒を咥えた。 「うぅっ・・・」 途端に凄まじい気持ちの良さが伝わってきた。 「んんっ・・・お兄ちゃん気持ちいい・・・?」 舌を激しく絡ませながら妹が聞いてくる。 「ああ・・・すげぇ気持ちいいよ・・・」 そう言いながら敏夫は妹の姿を見た。 白いセーラー服の上に黒髪が垂れ、頭が小刻みに動いている。 その姿だけで敏夫はイきそうになった。 「んんぅっ・・・んんっ・・・」 妹が肉棒を咥えながらこちらを見上げ微笑む。 ぺロリと唇を舐める舌がいやらしい。 それがトドメだった。 「がっ、出るっ・・・!」 一気に射精感が押し寄せ、精を吐き出してしまう。 「んぐっ・・・んんっ・・・んんっ・・・」 妹は突然放出された精液に驚きながら、それでも全てを飲み込んでいく。 ビクビクっと肉棒が震え最後の射精を終えるが、妹はその後も肉棒を離さず、綺麗に舐め上げながら思いっきり吸い込んできた。 「うぁっ・・・うぅ・・・」 その吸引にたまらず体を仰け反らせる。 腰を持っていかれるのではないかという強烈な吸い込みがようやく終わると、妹は嬉しそうな顔をしながらこちらを見上げてきた。 「ふふっ・・・すぐに出ちゃったね・・・そんなに私の気持ち良かった?」 「あ、ああ・・・たまらなかった・・・」 「やっぱり黒髪にして制服借りた甲斐があったかな。こんなに喜んでくれるとは思わなかったよ」 そう言いながら妹は肉棒をしごいている。 セーラー服姿の妹がしていると思うだけで、すぐに硬くなっていく。 「わぁ、凄ぉい・・・これほどまでとはねぇ」 妹は回復の早さに驚いている様だ。 「じゃあ、次は私も気持ち良くなろぉっと」 そう言いながら立ち上がってパンティを脱ぐ。 「お兄ちゃん、横になって・・・そう、じゃ、入れるよ・・・」 敏夫を横たえると、肉棒を手に取りながら腰を下ろしていく。 「あぅんっ・・・あぁ・・・入ったぁ・・・」 妹は目を瞑りながら気持ち良さそうな声を上げている。 セーラー服姿の妹が腰に跨っている。 それだけで敏夫にはたまらない快感があった。 それに久しぶりに入った妹の中はやはり最高だった。 ピッチリと締め付けてくる様でいて、肉襞がヌメヌメと蠢き揉みこんでくるのが気持ちいい。 妹が動き始めると、その快感はさらに増した。 「あんっ、あっ、ああっ・・・やっぱいいっ・・・お兄ちゃんのいいよぉっ・・・」 気持ち良さそうに悶える妹を見ながら、敏夫はふと今日が土曜日であることを思い出した。 いつもなら彼氏とデートしていたはずだ。 それがどうして来ているのだろう。 「うぅ・・・褒めてくれてありがたいけど・・・そういやお前、彼氏はどうしたんだ?」 「彼氏ぃ?・・・嫌なこと思い出させないでよぉ・・・」 妹は苦い物を食べたような表情をした。 「え?・・・どうしたんだ・・・?」 「あぅっ、あっ、はんっ・・・別れたのぉ、あんっ・・・先週っ・・・」 「別れたって・・・」 「だって、あんっ・・・セックス下手なんだもん、ああっ・・・」 (セックスが下手?) 確か妹の彼氏は自分よりセックスが上手かったはずだ。 それに比較されて上手くないと言われていたのだから。 「俺よりっ・・・上手かったんじゃないのかっ・・・?」 「そんな事ないよ、あぅんっ・・・お兄ちゃんの方が、ああっ・・・上手ぅっ・・・」 何だか訳が分からない。 「お前さんざんっ・・・俺は上手くないってっ・・・」 「あれは嘘、あんっ・・・お兄ちゃん、ああんっ・・・最高ぉっ・・・」 「何で嘘なんかっ・・・ついたんだよっ・・・」 「だってお兄ちゃん、ああっ・・・最初した時、あぅんっ・・・凄く辛そうにしてたから、はぁんっ・・・あのままだと、あんっ・・・もうしてくれないと思ってっ・・・」 「何ぃ・・・」 「私、あんっ・・・あんまり良かったから、ああっ・・・お兄ちゃんともっとしたくて、はぅんっ・・・あんなこと、あっ・・・言ったのぉっ・・・」 どうやら妹は、最初に自分としたセックスが気持ち良くて、それを続けるためにあんな言い方をしたということらしい。 「お兄ちゃんとしてから、あぅっ・・・彼としても、あんっ・・・全然気持ち良くないんだもん、はぁんっ・・・全然興奮しないのぉ、あっ・・・ドキドキしないんだよぉっ・・・」 「な、なんだそりゃっ・・・だってお前っ・・・彼氏のこと好きなんだろっ・・・好きなヤツとする時にっ・・・何で俺とする時より興奮しないんだよっ・・・」 「分かんないよぉ、はぅっ・・・お兄ちゃんとする時って、あんっ・・・凄く胸がドキドキして、あぅっ・・・彼とする時より、ああんっ・・・燃えちゃうのぉっ・・・」 妹は激しく腰を動かして身悶えている。 その様子は確かに激しく興奮しているように見える。 この妹の姿をその彼氏は見たことがないということなのか。 敏夫は今まで敗北感を感じていた妹の元恋人に勝った思いだった。 しかし、なぜ妹は自分とする時にそんなに興奮するのだろうか。 その元恋人と自分の差といえば、兄妹であること。 もしかして近親相姦による背徳感が興奮する原因になっているのではないのか。 「奈美っ・・・お前っ・・・俺とするのってっ・・・どんな感じだっ・・・?」 「え?・・・あんっ・・・そんなの、あぅっ・・・」 「マズイ事してるなぁとかっ・・・思ってないかっ・・・」 「あ、それはあるよ、はんっ・・・やっぱ近親相姦だもんね、あぅっ・・・兄妹でしちゃいけないと思うし、ああんっ・・・」 以前は気にしてない様なことを言っていたが、やはりそれは口だけだったのだ。 「それだよっ・・・お前が興奮する理由っ・・・」 「え?」 妹はきょとんとした顔をしている。 「俺とするのがっ・・・血の繋がった兄貴とするのがっ・・・いけないって思うからっ・・・それで興奮するんだっ・・・」 「嘘ぉっ・・・!」 「嘘じゃないっ・・・人間はっ・・・いけない事をする時がっ・・・一番興奮するんだよっ・・・バレやしないかとドキドキするんだっ・・・悪さする時とかっ・・・そうなった事ないかっ・・・?」 「ある・・・そう言えば・・・」 妹は腰の動きを止めると考え込む様にした。 「そうだろ。俺だって経験がある。まあ、そんなドキドキにセックスの快感が加われば、とんでもない興奮になるってことだな」 息を整えながらそう結論付けた。 「じゃ、じゃあ・・・こんな気持ちのいいのって、お兄ちゃんとじゃないと味わえないってこと?・・・いくらセックス上手い彼氏を見つけても駄目ってこと・・・?」 「ま、まあ・・・そうなるかも・・・」 「うわぁ、それ困るよぉ・・・どんなにいい彼氏見つけてもセックスしたら物足りないんじゃぁ・・・」 妹はガックリと肩を落としている。 「お前、別に恋愛はセックスが全てじゃないだろ。普通に人間としてだなぁ・・・」 「え〜〜、でもやっぱり好きな人と一番気持ち良くなりたいよぉ・・・お兄ちゃんも好きだけどさ、やっぱお兄ちゃんでしかないしぃ・・・でもお兄ちゃんだと思ってるから凄く気持ちいいんだよねぇ・・・う〜〜ん、分かんないっ・・・」 妹は頭を振って困った表情をしている。 その様子が何やら幼い頃の妹を思わせ、敏夫は思わず微笑んでしまった。 「あ、お兄ちゃん、笑ってるぅ・・・人が悩んでるっていうのにぃ・・・」 「す、すまんっ・・・あんまりお前が可愛いもんで、つい・・・」 「ふ〜〜んだ、何言ってるんだかぁ・・・もういいやっ、深く考えるの止めっ・・・気持ち良ければいいよもぉっ・・・」 妹はヤケになったのか腰を荒く動かし始めた。 「おいっ・・・そんなんでいいのかっ・・・?」 「あんっ、あっ・・・いいの、はぅんっ・・・彼氏とはセックスしなきゃいいんだもん、あんっ・・・セックスは、あっ・・・お兄ちゃんとだけする事にしたっ・・・」 「って、そんなっ・・・」 「いいの、あっ・・・だからお兄ちゃんも、はぅっ・・・私とだけセックスしてよねっ・・・」 無茶苦茶な事を言い出す。 「おいっ・・・なんで俺までっ・・・お前とだけしかしちゃいけないんだよっ・・・」 「いいじゃない、あんっ・・・どうせ彼女なんか、ああっ・・・できないでしょっ・・・」 酷いことを言いながら気持ち良さ気に腰を振る。 「馬鹿言うなっ・・・俺にだってそのうちっ・・・」 「でも、はんっ・・・こんな風に、ああっ・・・制服着てくれる、あんっ・・・彼女なんかできるのぉっ・・・?」 痛いところを突いてきた。 それはさっきまで敏夫自身も考えていた事だからだ。 その理想を叶えてくれている目の前の妹を見つめてみる。 腰を動かすたびに背中まである黒髪が揺れ動き、それが白いセーラー服と相まって清楚な印象をもたせている。 しかし実際している行為は、清楚さからは程遠い淫靡な行為である。 その相反する状態が激しい興奮を誘った。 たとえ制服を着てくれる恋人が出来たとしても、妹ほど可愛くも、清楚にも見えないかも知れない。 そうしたら今感じている興奮は味わえないという事になる。 いや、そもそも妹としているという背徳感が無くなれば、どのみち物足りなくなってしまうのではないか。 それは妹がすでに実証しているのだから。 ならばいいではないか。 妹の言う通り、セックスだけは妹としていれば。 兄妹仲良くお互いを気持ち良くさせ合うのだ。 これは兄妹愛だ。 しかも妹は、兄のために髪を黒く染め、制服まで借りて気持ち良くさせようとしてくれている。 何と素晴らしい妹なのか。 「奈美っ・・・お前ってっ・・・凄くいい妹なのなっ・・・」 起き上がると妹を抱きしめる。 「え?あんっ・・・何言って、んんっ・・・」 唇を押し付け、妹の舌と激しく絡ませる。 首筋を舐め上げながら、セーラー服の上から乳房を揉む。 「やっ、あんっ・・・どうし、やんっ・・・おにぃ、あんっ・・・」 妹を後ろに押し倒し、セーラー服を捲り上げる。 白いブラジャーに包まれた乳房が現れ、それも上に押し上げると乳首に吸い付き舐め上げていく。 「あんっ、あっ、やっ・・・お兄ちゃん、はぅっ・・・急に興奮しちゃって、あんっ・・・どうし、ああぅんっ・・・」 「お前があんまりいい妹だからだよっ・・・俺のために髪を黒くしてっ・・・セーラー服まで借りてきてっ・・・可愛すぎるぅっ・・・」 顔を乳房に押し付け、ブルブルと擦り付ける。 両手で乳房を揉みながら顔を動かし舐めていく。 「だったら、あぅんっ・・・もっとしてぇ、あんっ・・・私が満足できるくらい、あっ・・・気持ち良く、ああっ・・・気持ち良くしてぇっ・・・」 「ああっ・・・するさっ・・・俺はするっ・・・可愛い妹が満足できる様にっ・・・気持ち良くするぞぉっ・・・!」 敏夫は叫ぶと腰を激しく動かし始めた。 「あぅんっ、あっ、はぅっ・・・やっ、はぁんっ、あんっ・・・いい、あっ・・・いいのぉ、ああっ・・・お兄ちゃんいいぃっ・・・」 「そうかっ・・・いいかっ・・・いいのかぁっ・・・」 「あっ、はんっ、ああんっ・・・いいよ、あっ・・・いいから、あんっ・・・もっとしてぇっ・・・」 敏夫は妹の要求に答えんと、さらに腰の動きを早くしていく。 「やぅっ、あっ、はぁんっ・・・激しい、やんっ・・・激しいよぉ、あんっ・・・お兄ちゃん激しいぃっ・・・」 はだけたセーラー服から乳房が上下に激しく揺れるのが見える。 いつの間にか背中に腕が回され、腰に脚が絡みギュッと固定されている。 「あぅんっ、やぁっ、はぁんっ・・・凄い、あんっ・・・凄いぃ、やんっ・・・おにぃ、ああぅっ・・・」 妹は頭を左右に振り、長い黒髪を乱しながら悶えている。 その姿は、敏夫がずっと夢見ていたセーラー服の女子高生とセックスする妄想そのものだった。 それが現実になっている。 敏夫の心は、夢がかなった興奮とそれをかなえてくれた妹に対する感謝、そして愛情とで一杯だった。 「やんぅっ、はぁっ、あんっ・・・おにぃ、あっ・・・おにぃちゃ、ああっ・・・あんっ、あっ、やぁんっ・・・」 妹はもう快楽の虜になったかの様に激しく頭を振り、口からは涎を垂らし朦朧とした目をしながら悶え狂っている。 その姿と、そこまで妹を追い込んでいるという支配欲が刺激され、敏夫の興奮は最高潮に達した。 「あぅっ、はぁっ、あぁんっ・・・おにぃちゃ、あぅっ・・・あんっ、ああっ、やぁんっ・・・おにぃ、あぅっ、あっ、はぁっ・・・やんっ、ああんっ、いやぁんっ・・・いいっ、いいよぉっ・・・あっ、ああっ・・・イくっ、イくのぉっ・・・あああっ、おにぃちゃぁんっ・・・!」 両腕両脚でギュッと抱きしめられると共に、肉棒を包むヒダヒダが凄まじく蠢き、精液を出せと言わんばかりに締め上げてくる。 それに耐え切れなくなった敏夫は、一気に肉棒の栓を解放した。 「うっ、ぐがぁっ・・・」 叫びと同時にドピュドピュドクドクドクと激しい量の精液が放出されていく。 敏夫は妹に抱きしめられたまま、体を震わせ快感に耐えた。 果てしなく続くかと思われるほどの長い射精がようやく終わり、力が抜けた敏夫は、そのまま妹の柔らかい肉体に身を預けた。 二人の荒い息が重なる。 「お兄ちゃん・・・」 「何だ・・・?」 声を掛けられ妹の方を見る。 「あのね・・・すっごく良かったよ・・・」 妹は顔を赤くしながら恥ずかしそうに言った。 「そうか・・・俺も凄く気持ち良かった・・・」 「お兄ちゃんって最高♪」 ギュッと抱きつくと、唇を合わせてくる。 「ね、これから毎週来ていい?」 「え?いいけど、大丈夫なのか?その、母さんとか疑わないかな・・・」 今まで一度も来たことがないのに、急に毎週となったら怪しむだろう。 「そこら辺は大丈夫。こっちの友達と遊ぶのに都合がいいからって言ってあるから。それにそれは本当だしね」 妹の交友関係は広い。 そう言えば母は疑わないだろう。 「あ、その制服もその子のなのか?」 今身に着けているセーラー服を指差しながら尋ねる。 「ううん、これは違うよ。他の友達・・・そうだ、これから色々と制服借りてきてあげようか?」 「え?」 「だって、二種類だけじゃ飽きちゃうでしょ。有名な女子高通ってる子とかいるし、どう?いいアイディアでしょ」 何とも兄想いの素晴らしい妹だ。 敏夫は感激のあまり抱きしめた。 「やんっ・・・そんなに嬉しいのぉ?もうっ、この変態ぃ〜〜」 妹は笑いながら再び唇を合わせてくる。 「お兄ちゃんが興奮してくれた方がセックスも気持ちいいしね。これからどんどん借りてきてあげる」 敏夫は、自分の夢を叶えてくれる妹に思わず頭を下げた。 「奈美っ、お前ってすげぇいい妹だよっ」 「私はお兄ちゃんがセックスを上手くできる様に指導してるんだよ。忘れた?これはそのためのアイテムなの」 妹はクスリと笑うと、再び唇を近づけてくる。 敏夫は、白いセーラー服に身を包んだ妹を改めて見つめ、その姿に再び肉棒を硬くしながら、唇を合わせていくのだった。 ---END--- |
10]姉のバイブと俺のオナホ | 2020/11/23(Mon) | 2020/11/23(Mon) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「宅急便ですよー、△△さーんっ」
(や、やばっ。早くしないと・・・) 俺は慌てて玄関へ急ぐ。 「じゃ、こちらへサインお願いします」 ロクに伝票も見ずに品物を受け取り、宅急便業者を追い返すと、俺はそそくさと部屋へ戻った。 (ついに、買っちまったよ・・・) 宅急便の箱を持ちながら、俺は感動を抑えきれずにいた。 (これで俺のオナニーライフも一層充実するぞ・・・) インターネットの通販サイトで見つけた『オナホール』・・・。 毎日毎日飽きもせずにオナニーしている俺。 そんなサルのような俺に強力なサポーターの登場だ。 俺は震える手で荷物を開ける・・・。 興奮で胸がドキドキする。 カサカサ・・・。 丁寧にパッキンされた包装をほどき、ブツは出てきた。 (ふーっ、これか・・・) が、しかし、それは・・・。 「えーっ?何だよっ、これー?」 思わず声に出してしまった。 それは、あろうことか、バイブレーターだった。 太さ長さともに俺のヘタレちんぽとは比べようも無いシロモノ。 (ったく・・・、通販メーカーが間違ったのか・・・。よりによってオナホールとバイブなんて全然目的が逆じゃん・・・) ふと、同梱の納品伝票を見ると品名のところにはしっかりと『絶頂バイブレーター・アクメックス(ピンク)』なんて書かれている。 (・・・入れ間違いじゃないってことか。) 次の瞬間、俺は目を疑った。 納品伝票の送付先が何と姉の名前になっているのだ。 (え??何で??・・・) 慌てて、宅急便の箱に付いている送り伝票も確認する。 (ね、姉ちゃんの名前だぞ・・・。ってことは、コレって。姉ちゃんが頼んだモノなのかよ!) あの姉貴がバイブレーター・・・。 想像すると俺は興奮してしまった。 3歳年上の姉は、弟の俺から見ても美人だと思うし何よりそのグラマラスな身体がたまらないのだ。 (ね、姉ちゃんがバイブを・・・。これが姉ちゃんのオマンコに・・・) 考えただけでもう俺は堪らなくなってきた。 (姉ちゃんッ、姉ちゃんもオナニーしてるの?) 俺は頭の中で姉に話しかける。 同時にスウェットパンツの中で硬くなっていたチンポをさすり始める。 (ね、姉ちゃん。姉ちゃんのお尻、姉ちゃんのオッパイ・・・) 妄想を始めたその瞬間だった。 「トントンッ」 ドアがノックされ姉の声が聞こえる。 「◯◯?居る?ちょっとイイ?」 慌てふためいた俺はしどろもどろに返事をする。 「ちょ、ちょっと、ま、待って・・・」 「じゃ、ここからで・・・。あのサ、◯◯。私宛てに荷物届かなかったかな?」 「し、知らないよっ。荷物って、何の荷物?」 荷物を開けてしまってた俺はしらばっくれることにした。 「うん?別に・・・。大したもんじゃないんだけど・・・」 「それよりさ、俺宛てに何か届いてなかったかなぁ?」 「◯◯宛てに?」 「そ、そうなんだ。時間指定したからソロソロ来るはずなんだけど・・・」 「・・・・・・」 「ね、◯◯?お姉ちゃん、お部屋に入ってもイイかしら?」 「え?うん・・・。ちょっと待って。今部屋散らかってるから・・・」 「いいじゃない・・・、姉弟なんだから。少しぐらい散らかってても」 ・・・と、姉はドアを開けてきた。 俺はバイブの箱を隠そうとしたのだが、間に合わなかった。 「あ、待ってよ・・・」 「ふふっ。いいじゃない?◯◯、何か困ることでもあるの?」 「べ、別に。そんなこと・・・」 ふと気付くと、姉が何か箱を持っている。 「これさ、◯◯宛てに届いてたよ」 「え?あ、そう。ありがと」 「ううん。でさ、◯◯。ごめんね、本当にごめんね。◯◯宛てのこの荷物なんだけどさ、お姉ちゃん間違えて開けちゃったんだ・・・」 (えーー?マジで?) 「今日、私宛てに届く荷物があってさ、てっきりソレだと思って、よく確認しないで開けちゃったんだよね」 「み、見たの?姉ちゃん?その中身・・・」 「うん・・・。ちょっとだけ・・・」 (くぅーーっ。見られちまったぁ。大好きな姉に、よりによってオナホールなんてシロモノをーーっ。で、でもだよな、俺だって、見ちまったんだよな。姉宛てに届いた、バイブレーター・・・。) 「あ、それって、もしかして私宛てに届いた荷物だったりするかな?」 机の上の箱は、あっさりと姉に見つかった。 「あ、・・・。そ、・・・そうだよ」 「・・・やっぱり、届いてたんだ・・・」 「ご、ごめん。姉ちゃん・・・。そ、その隠すつもりじゃなかったんだ。ただ、・・・」 「見ちゃったよね?」 「え?」 「ナ・カ・ミ・・・」 「う、うん・・・」 「・・・びっくりした?・・・◯◯・・・。お姉ちゃん宛てにこんなモノが届くなんて・・・。でもね。お姉ちゃんだってびっくりしたんだよ・・・。◯◯がこんなモノ頼んでたなんて・・・。ま、お互いサマだけどさ。フフッ。ウフフッフ・・・。何かサ、変だね・・・。私たち・・・」 「ね、姉ちゃんっ。姉ちゃんがソレ、頼んだってことは、その、つまり・・・、何ていうか・・・」 「ナーニ?◯◯?お姉ちゃん、グズグズしてる子は嫌いよ・・・」 「そ、そのー、それ使ってお姉ちゃんもオ、オナニーするってこと?」 「んー、まぁ。これはそういうモンなんだし、やっぱり、お姉ちゃんだって、シタくなる時だってあるわけだし。そりゃあね。って、何言わせんのよ。それより、◯◯だってさ、こんなの買っちゃって・・・。こんなのあるなんて知らなかったワ・・・。もっと、大きくてさ、ビニール製で空気入れるヤツとかは何となく知ってたけど・・・。でー、もー、◯◯?こんなモノ使うなんて、◯◯、彼女とか居ないの?」 「う、うるさいなー。居ないよ。彼女なんて居ないよ。そんなこと言うならさ、姉ちゃんだってそんなの使って彼氏居ないのかよ」 「んーー、生意気言って。“今”は、居ないかな・・・。ちょっと前までは居たんだけどね。でー、ちょっと寂しくなっちゃった夜とかに、つい、こう、ねえ。わかるでしょ、◯◯にも・・・」 「お、俺・・・、オンナの人のことって、よく解らないから・・・」 「一緒。一緒だよ。女の子だって・・・」 「ところでさ、◯◯?それ、どうやって使うの?」 「え?ど、どうやってって・・・。解るだろ・・・、普通にココにあれを・・・。ば、ばか。何言わせるんだよ。姉ちゃん、いいから、もう部屋帰ってよ」 「ふーん。そんな強気なこと言うんだ。◯◯もエラクなったもんねえ」 「な、何言ってんだよ」 「思い出すなぁ。◯◯が小さかった頃・・・。いっつもさ、お姉ちゃんお姉ちゃんって言って私の後付いて来てさ。可愛かったなぁ、あの頃は・・・。それが、今じゃ、通販エロサイトでこんなもん買っちゃって・・・」 「そ、それを言うなら、姉ちゃんだって一緒だろう」 「フフフ。そうね。姉弟揃って、馬鹿なコトやってるわね。◯◯、そろそろ彼女でも作れよ、な」 「う、うん・・・」 「ねぇ。◯◯・・・。ちょっとさ、これ、試してみようか・・・」 「え?」 姉はバイブを手にしてそう言うのだ。 「ヴィィーーンンッ!」 姉はバイブのスイッチを入れた! クネクネといやらしく動き始めたバイブ。 それを手にした姉の顔はどこか紅潮している。 「ぁあん。何か、持ってるだけで、どうかなっちゃいそう・・・」 姉はそれを胸のあたりに持っていった。 「チクビがね、こうしてやると、感じるの・・・」 「ッッ!!」 姉がっ!俺の大好きな姉が俺の目の前でオナニーを始めたッッ!! バイブの動きに合わせるかのように姉は腰をくねらせている。 「あはっ。ぅんくぅっ。ねえ、◯◯。◯◯も、ソレ、試してみたら?ね?一緒にやろうよ」 姉と一緒に?? 「ね。◯◯。見せっこしよ。その方が恥ずかしくないじゃん」 姉がバイブを。 俺がオナホールを。 あり得ない!姉と弟でオナニーの競演? 「勃ってるんでしょう?もう。ほらっ」 姉がスウェットパンツの上から俺のチンポをさすり上げた。 「くぅっうう!」 危うく暴発するところだった。 さっきまでの姉との会話で俺の息子はもう張ち切れんばかりになっていた。 そこへ姉の手がタッチされたのだから堪らない。 「ちょ、ちょっと待ってよ、姉さん。こ、こんなことって・・・」 と、いきなり俺の前に姉は立ちはだかった。 姉の手が俺のスウェットパンツにかかる。 それを一気のずり下ろしたのだ。 しかも中身のパンツもろとも。 「あぁっ、ね、姉ちゃんっ!」 ビクンッ、ビクッ! 勢いよくパンツを下ろした反動で、俺のちんぽが跳ね上がる。 そして、下腹部へへばり付く様に、弓なりになっている。 「す、凄いじゃんっ。◯◯のって、こんなに大きかったっけ?それに、何か太くなってるぅ。あの頃はまだ皮カムリさんだったのに、今じゃ、何よ。コレ。こんなにテカテカしちゃって・・・。彼女が居ないなんて、勿体ないわっ」 俺のイチモツをさんざん鑑賞した姉は箱からオナホールを取り出し、俺の前に差し出した。 「ほら。◯◯。ココに◯◯のそのおちんちんを入れるのよ」 「ね、姉ちゃん。お願いがあるんだ」 「な、何?言っておくけど、セックスは嫌よ。近親相姦は絶対にイヤ」 「そ、そうじゃなくて・・・。コレさ、ゼリー状のローションが付いているんだけど、それじゃなくて、その、何ていうか、・・・、」 「〜〜ッッ〜〜、あー、じれったい、だから◯◯、何?お願いって?」 「ね、姉ちゃんの愛液をローションにしたいんだ!」 姉がバイブでオナニーする。 濡れ濡れになった姉のオマンコから流れ出るラヴ・ジュース。 その蜜液をオナホールに塗りたくる。 そこへ俺はイチモツを挿入する。 姉との擬似セックス。 何て変態的で倒錯的なんだ。 俺は考えただけでくらくらしてきた。 「姉ちゃん。いい?お願いだ。俺、姉ちゃんのこと大好きだ。でもセックスはできないんだよね。だったらせめて姉ちゃんの愛液だけでいいから感じていたい」 「◯◯・・・。いいよ。お姉ちゃんのでよかったら、いいよ。じゃ、今からオナニーするから、◯◯、よく見てるのよ」 スカートをたくし上げ、バイブをパンティの上から秘部へ押し当てる姉。 「くぅふぅっ、あ、はぁんっ」 眉間に寄せた皴が何ともセクシーだ。 俺は身を乗り出し、姉の股間へと近づく。 「ヴィィーンッ、ヴィー」 うなりを上げるバイブ。 的確に姉のクリトリスを刺激しているようだ。 姉の腰が前後に動き出した。 姉の蜜壺が早く早くと言っている。 もう我慢できない、とばかりに姉はパンティに手をやり脱ぎ去った。 すでに姉の秘部から蜜液は溢れ出て、ヘアーをしとどに濡らしていた。 「入れるからね。◯◯、見ててね。お姉ちゃんのヤラしいとこ。あぁーん」 バイブの先端が、姉の秘唇に触れたかと思うとすぐ様それは呑み込まれた。 「あぁうぅうっっ!」 バイブの感触を味わうかのように姉は舌舐めずりをする。 妖艶の極みだ。 「も、もっとよ。ここ、ここも当たるのよ」 そう言いながら姉はバイブの突起部分をクリトリスに押し当てた。 ヴァギナへの挿入感、クリトリスへの振動。 姉はもう快感の海に漂う、一艘の小船だった。 「あぁーん。もう、もう。来るの、来るわ!!あーんっ。はぁおうん」 姉の身体を大波がさらうかのように姉の身体が躍動する。 (こんなにも、感じちゃうんだな、女の人って。) 俺にとって初めて見る光景だった。 そして、驚くことに姉のバイブオナニーはまだ終わろうとしていない。 飽くなき性欲。 姉はもうオナニーマシーンだ。 「ね、姉ちゃん。俺も、俺もしたいよう。姉ちゃんと一緒に、オナニーしたいっ!」 「はうぅっ。あはッ。ご、ごめんね。◯◯。一緒に、一緒にしようね。ほら、今コレ、濡れ濡れにしてあげるから・・・」 姉はオナホールを手にし、秘唇からにゅるりとバイブを抜き出した。 テラテラと光ったバイブ。 それをオナホールへ入れ込んだ。 くちゃ、くちゃ。 姉の愛液で濡れそぼったオナホールがいやらしい音を上げる。 「コレくらいでいいかしら。早く、もう一度、欲しいの、これぇ」 トロンとした目つきでバイブを抜き、返す刀でもう一度自らの穴に挿入する。 「ぁは。これ、これがいいのぉ。溢れてるの、私のオマンコから、いっぱい出てるの、濡れ濡れなのよぉ」 姉はもう訳もわからず快感の言葉を口にしていた。 姉の言う通り、姉のオマンコからはこんこんと愛液が吹き出ていた。 これが潮吹きというものなのかとも思った。 姉からこぼれ出る愛液が勿体無かったので姉のお尻のあたりに、オナホールを持っていった。 更にオナホールが姉の蜜液で満たされていく。 「も、もう限界だぁぁっ!」 俺はオナホールを手に取り、イチモツをそっと押し当てた。 にゅるりぃ。 姉の愛液、俺のカウパー液。 混ざりあった二人の原液が俺のチンポにまとわり付いた。 「くぅぅふぅぅっ」 今までのオナニーでは感じ得なかった快感が俺を襲う。 「これ、これが、姉ちゃんのオマンコ?そうだよね、そうだよね。ね、姉ちゃんんーーっ」 俺は姉の愛液に包まれながら、絶頂へと高まっていった。 「◯◯?◯◯も感じてるの?お姉ちゃんもね、ダメなの。さっきからね、何度も何度もイイ気持ちなの」 「ね、姉ちゃんっ。俺もイイ。最高に気持ちイイよう。このオナホール、姉ちゃんだよう。姉ちゃんっんん、んもう、俺、イッちゃうよう」 「ねぇっ、◯◯。いいよ。一回だけなら。◯◯のおちんちん、お姉ちゃんのオマンコに入れていいよ。ね、入れて。◯◯。お姉ちゃんね、欲しくなっちゃったの。ホントのおちんちん・・・。バイブじゃダメなの・・・。熱い、堅い、オチンチン、欲しいのぉ・・・」 「ね、姉ちゃん。俺だって、姉ちゃんのオマンコに入れたいよぉ。いくら姉ちゃんの愛液で濡れてても、オナホールはオナホールだよぅ。でも、姉ちゃんっ、いいの?いいの?キンシンソウカンだよ?いいの?」 「来てッ!!◯◯!入れて!◯◯の堅くて熱いチンポ!欲しくてしようが無いのぉ!イイのよ、イイのよ。近親相姦でもいいの。だって、◯◯のこと、大好きだから!!」 「ね、姉ちゃんんっ!俺、姉ちゃんのオマンコに入れるよ。うぅっ、くふぅうっ!」 オナホールとは、比べようの無い快感がそこにあった。 腰から下が溶けて無くなってしまったかの様な浮遊感。 姉の身体の温かさが直かに感じられる。 姉の温もりが俺のチンポを包み込んでくれている! 幼かった頃、姉の胸で泣きじゃくったあの感じに似ている。 俺はもう堪らなくなって、姉の腰に手を回す。 「はぁんっ、はぁんっ」 俺が打ち付ける腰のリズムに合わせて、姉が甘い声をあげる。 俺は思わず上体ごと倒れこみ、姉に抱きつく。 キスをする。 柔らかい姉の唇。 絡みつく姉の舌。 俺は姉の顔じゅうにキスをする。 下半身が熱くなってきた。 もうすぐ、出る。 もう一度姉の唇にキスをする。 下半身同士でもキスをしている。 上下で同時にキスをしている。 もう限界だ。 「ね、姉ちゃん。イク。俺、もうイクよう。あぁあ、ううぅんあっ!」 「はぁんふうっ、◯◯っ、私も、私もイクぅっ、イクぅ、一緒に、一緒にぃ、いっしょよううっっ」 チンポが焼けるような感じがした。 体中のありとあらゆるエネルギーが亀頭の先に集結したみたいだ。 火口から吹き出るマグマのような射精が始まった。 ドクゥッ、ドクゥッ。 脈動に合わせて、姉の膣が収縮する。 キュゥッ、キュゥッ。 俺の全てを吸い取るかのようだ。 射精の間中、俺は姉にしがみつき、俺の舌は姉の舌に絡みついていた。 「うぅうう・・・。ね、姉ちゃん・・・。俺、好きだからね、姉ちゃんのこと、大好きだから。ずっと、ずっとだよ」 「◯◯・・・。お姉ちゃんも◯◯のこと、好き。ね、だからさ、コレとコレ、もういらないね」 姉はオナホールとバイブを指差して笑った。 ---END--- |
9]朝の目覚めはフェラチオで! | 2020/11/19(Thu) | 2020/11/19(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
(まだ起きてこないのかしら?◯◯・・・)
今年3回目の受験を失敗し、また浪人生活を始めた弟。 きっと昨日も遅くまで勉強していたに違いない。 ゆっくり寝かしてあげようかナ? でも朝ゴハンの用意しちゃったし、起こしに行ってこよ。 「◯◯、もう朝だよ。いいかげん起きたら?」 弟の部屋を開けると、むぅーんっとしたオトコの匂いが充満していた。 「ほらっ、朝ゴハンできてるよっ」 弟の寝息はまだ続いている。 その時、弟の腰に掛けられているタオルケットの一部分が突起しているのに気がついてしまった。 (あ、ヤダ。このコ、朝勃ちしてるワ・・・) 元カレと別れて3ヶ月。 日照りが続き、実は昨晩も自分を慰めてしまった。 (あぁっん、ナンか久し振りにオトコのモノ、見ちゃった) もうちょっと見ちゃおうかな。 見るだけ、だから・・・。 タオルケットをはだけると、そこに弟の勃起が目の前にあった! トランクスは穿いているというものの、はちきれんばかりの勢いで天を突いている。 (結構、大きいじゃない・・・) 弟のモノに顔を近づけてみる。 (クッサイ〜っ。きっとこのコ、昨日オナニーしたのよね。だから、こんなにイカ臭いんだワ・・・) で、でも嫌いじゃない・・・。 この匂い、私好きなの・・・。 弟の寝息からするとまだ起きそうにない。 (もう少し・・・。直に見たい。) 弟のトランクスに手をやり下にずらす。 若い勃起が邪魔をして下ろしずらい。 ビクンッと音を立てるようにして弟のモノが宙に躍り出た。 (あぁっ、これ、これよっ!) まさしく求めていたモノだった。 この大きさ、この角度、この匂い・・・。 もう、私どうかなっちゃう・・・。 そっと下半身の女芯に手をやった。 ヤダ。私、こんなに濡れてる・・・。 ぴちゃ・・・。 あぁっ、感じすぎるっ! 弟の部屋で弟のチンポを目の前にして自分を慰めている姉! 背徳的な気分が更に私の快感を高めた。 (見てるだけじゃ、ガマンできない・・・) はじめは見るだけのつもりだった。 だけど、どうしろって言うの? (お願い、ちょっとだけでいいから舐めたいの・・・。いいでしょ?) 返事をするわけもない弟にすがるように話しかける。 もちろん弟は何も答えない。 (いいよネ、お姉ちゃんにちょっとだけ◯◯のモノ貸してくれる?) そっと弟のモノに手をやる。 (ア、アツィッ!そして硬いワ・・・) このコの、大きいだけじゃなくて、こんなにスゴイだなんて・・・。 わたしはもう我慢できずに、弟のモノをいきなり咥え込んだ。 (むぅぐぅっ。くふぅぅん、もごっ・・・) 私は弟のモノを喉奥深く、咥え込んだ。 (あぁ。すごい。◯◯のチンポ、すごいのよ。お姉ちゃんのおクチの中で、あぁん・・・) ゆっくりと顔を前後させ、弟のモノをたっぷり楽しむ。 亀頭を重点的に攻めたり、サオをハーモニカの様に吸い上げたり。 弟のモノをしゃぶりながら、私の右手は私自身をいじくっていた。 (あぁん、私、弟のチンポをフェラチオしながら自分でオナニーしてるの・・・。あぁ!こんな姉っているかしら?) 自分へ向けて淫靡な言葉をつぶやくと興奮は否応が無く高まっていった。 (んっ、んむぅうんっ!あ、だめェッ!ク、クリトリスが感じるっう。) 私、もうイッちゃうわ・・・。 (ねえ、◯◯ッ。◯◯もイッていいのよ!) 私一人で絶頂を迎えるのは忍びなかった。 弟も射精させてやる! 私のバキューム、凄いんだから! 一段と激しく、弟のチンポを吸い上げた。 一瞬、弟の声が聞こえたような気もした。 でも頂点に達しようとしていた私にはかすかにした聞こえなかった。 「アァッ。イクゥッ。イイィ、イクゥウッ!」 思わず声が出てしまっていた。 イッた瞬間、弟のモノから口が外れてしまったが慌ててもう一度弟のチンポを頬張る。 (ちゅうぱあぁっ!しゅぽぉおうっ!) 私はあらん限りの力でバキュームした! (き、来たッ!) 私の口の中で、弟のモノが脈動を始めた・・・。 次の瞬間、ノドの奥にアツイものが突き刺さった。 ドクッ。ドクッ・・・ドクッ・・・。 何度も何度も弟の射精は続いた。 (こ、こんなに出るものなの?) その間も私は吸い続けた。 ようやく弟の射精が終わった。 私は弟のモノを咥えたまま、喉の奥に残っていた弟のザーメンを余すところなく飲み干した。 弟のチンポに残っていたザーメンも吸い尽くすと私は名残惜しかった弟のチンポから口をはずす。 私のよだれが糸をひいている。 (はぁうん。良かったよ。◯◯) 心の中でつぶやき、弟の顔を見つめる。 (このコ、ホントに目が覚めてないのかしら?) ちょっと不安にもなったが、そのまま部屋を出た。 朝食を終え、予備校に出かける弟。 玄関まで見送ると、弟は私に向かってそっと呟いた。 「姉ちゃんさぁ。オレって朝、全然起きれないからこれから毎日起こしに来てくれないかなぁ。頼むよ・・・」 そう言うと、弟は(ニタァーッ)と笑って出かけて行った!!! ---END--- |
8]姉の聖水* | 2020/11/ 7(Sat) | 2020/11/ 7(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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(原文:志織) 「まだかな?サービスエリア・・・」 焦れた感じで姉(志織)が父に尋ねる。 「そうだなあ、この渋滞だから少なくともあと30分は覚悟しなきゃならんぞ」 「我慢できそうにないの?志織・・・」 母(絵里)が心配そうに姉に聞く。 「ううん。大丈夫・・・」 そう言いながらも、姉は顔をしかめ、体をよじらせた。 (あんなに冷たいものばかり飲んでりゃ、そりゃあなあ・・・) 家族で伊豆の別荘へ行った帰り、渋滞にはまってしまった。 夏も終わりの頃であり、そんなには混まないだろうとの予測でいたが、高速で事故があり、その処理に時間がかかっているらしい。 実は家族とは言っても、父と母は再婚どうしで姉は母の連れ子である。 母は18の若さで志織を身篭ったが、25の時に夫は急死してしまい以後一人で志織の面倒を見てきた。 俺の母は、俺を産んで間もなく亡くなってしまった。 もとが病弱であったのに加え、難産だったらしい。 俺はおばあちゃんに育てられたが、その祖母も2年前に他界した。 父45歳。 母36歳。 姉18歳。 俺15歳。 これが今の俺の家族の構成だ。 初めて父が母と姉を連れてきたのは半年前のことだった。 長い間、乾ききった色の無い俺の家に原色が灯った瞬間だった。 母はアパレルのメーカーで働いていて、若々しくとても30代には思えない。 姉の志織は現在大学生。 スタイルもよく女優の山田優に似た感じだ。 3ヶ月前に挙式も済み、4人での新家族生活が始まった。 新しい暮らしにも落ち着き、みんなで別荘へ行こうという話しになった。 母が療養にも使っていた別荘が伊豆にあるのだ。 別荘で海水浴・バーベキュー・温泉を楽しみ、2泊3日の家族旅行は終わり、家路についた。 「んっ、んく・・・、っぅう・・・」 車の後部座席に俺と姉が乗っている。 その姉が俺の隣で、嗚咽を上げ始めた。 「志織さん・・・。ね、姉さん・・・。大丈夫?」 俺は姉さんのことを、まだ照れくさくて名前で呼んでいたりしていたのだが、最近ようやく素直に「姉さん」と呼べるようになってきた。 でも時たま、名前で呼んでしまったりする。 「う、うん・・・。っうく・・・。実は、結構ヤバイかも・・・。もうそろそろ、限界っ・・・」 「志織。駄目よ。我慢しなさい。この車、お父さんが私たちの為に買ってくれた新車なんだからお漏らしなんかしちゃ駄目よ。ね」 母が姉にそんなことを言うが、姉は半分うずくまってしまい返事が無い。 「あら、本当にしょうがない子・・・。ねえあなた。なんとかならないかしら?」 「なんとかと言ってもなぁ。さっきからピクリとも動かないだろ・・・」 父と母も困ってしまったようだ。 「・・・ふふふっ。ねえ、あなた・・・」 何を思いついたのか、母が父に耳打ちして話始めた。 「・・・それでね、・・・◯◯ったら・・・、・・・△◇※・・・、・・・でね・・・、・・・」 母は何やら父に話しているのだが、内容までは解らない。 ただ時々俺の名前(◯◯)ってのが聞こえるような気がする。 「ふふっ。そうか・・・。あいつ、そんなことを・・・。じゃあ、それもいいかもしれんな」 父が納得したように何度も頷くと、俺に話しかけてきた。 「なあ、◯◯。今、母さんから聞いたんだが、お前、中々変わった趣味を持ってるそうだな・・・」 「・・・??」 何のことを言ってるのか、さっぱり解らなかった。 「ふふっ、まあいい。なあ、◯◯。さっきから志織のやつ、オシッコに行きたくて仕様が無いんだよ。お前、何とかしてやれんか・・・」 「・・・ッッ??お、俺に何とかって言われても、ね、姉さんの問題だから・・・」 「そこを何とかっと言ってるのだ。お前ならできるだろ?例えば志織のオシッコを飲んでやるとか・・・」 「と、父さんっ?何言ってるんだよ!そんなことできるわけ無いじゃないか!」 「そうかしら?◯◯サン。◯◯サンならできると思うけど。っていうか、喜んでしたがるかと思って私が提案したのよ・・・」 「え、絵里さん?お母さんがどうして、そんなこと・・・」 「フフッ。知らないとでも思ったの?◯◯サンが毎晩シテること・・・」 「・・・ッッ?ま、まさか?」 「その、まさかよ。ねえ、◯◯サン。ザーメンの匂いってちょっと拭ったくらいじゃ中々落ちないのよ。解る?私の言ってるコト・・・」 (や、やっぱりバレてる・・・) 「私たちがこの家に来てからしばらくしてのことよ。志織のパンティを洗おうとしたら、何か精液臭いじゃない。あのコももう大学生だし、男のコと付き合ってそういうコトになってるのかなって思って、その時はそのまま洗ったわ。でも、それが何日も続いたのよ。いくらあのコでも変だわって。それで、ちょっと志織の周辺を気にかけることにしてたの」 父も姉も何も言わず、母の言うことに耳を傾けている。 姉はうずくまったままだが。 「そしたら、見ちゃったのよ。志織がトイレに入った後、◯◯サン、トイレのドアに耳を当てて中の様子を伺っていたでしょう?しかも◯◯サンったら志織が出た後のトイレにそそくさと入って行ったわね。随分出てこなかったから、私アナタみたいにドアに耳を当てて聞いちゃったわよ。◯◯サンったら、志織のこと呼びながらオナニーしてたのね。最初は何て言ってるか解らなかったけど、確かに、言ってたわ。志織さん、姉さんって・・・。それからトイレを出た◯◯サンは脱衣所へ向かって何やら、ズボンから丸めたモノを取り出して、洗濯カゴに押し込んだの。後で確認したら、やっぱり志織のパンティだったわ。しかもザーメンの匂いがプンプンの・・・。普段は優しそうな◯◯サンが実はこんな変態だったなんて・・・。◯◯サンが学校へ行ってる時、◯◯サンの部屋も調べさせてもらったわ。色々出てきたのよ。いつ撮ったんだか、デジカメで盗み撮りした志織の映像。お風呂上りの時のもあるし、ミニスカートで出かける時のもちゃっかり撮っちゃって。お布団の下からは如何わしい本もたくさん出てきて・・・。◯◯さん、おしっこモノとかお漏らしモノの本ばっかり持ってるのね。普通のグラビアとかヘアヌードに興味はないのかしら?」 全てばれていた。 俺の淫らな思い、そして変態行為の数々が・・・。 「ご、ごめんなさい・・・」 「あら?謝らなくてもいいのよ。だって◯◯サンは、志織のコトが好きなんでしょう?いいじゃない。本当の姉弟ってワケじゃないんだし。ねえ?あなた・・・」 「ふふ。まあ◯◯の気持ちも解らんでもないな。志織は本当に魅力的な女だからなぁ。スタイルは抜群だし、なんかこうオンナのフェロモンを感じるよ、わっはっは・・・」 「もう、あなた馬鹿言ってないの・・・。それより、問題は今の志織の状況よ。一刻の猶予も無いみたい・・・。さあ、◯◯サン。◯◯サンにとっても願ってもない状況よ。オシッコフェチのキミが大好きなお姉さんのオシッコを飲ませて貰えるのよ。こんな素敵なコトって無いじゃないっ!さぁ、志織も用意して」 (マ、マジかよ。両親公認で、志織姉さんのオシッコを飲めるなんて!!) 「俺、何でもするっ!ね、姉さんはいいのかな?」 「志織?いい?◯◯サンがオシッコ飲んでくれるから、足を開いてシートに上げるの」 母に促される姉。 だからといってすぐにそうするわけにもいかない。 仮にも俺は男であり、義理とは言え弟なのだ。 その男の前に、足をひろげて大切な部分を広げろと、母が命令する。 何て倒錯しているんだ。 母は俺以上の変態じゃないか。 「さ、早く。志織・・・」 「お、お母さん・・・。私、恥ずかしい・・・。で、でも、もう、本当に我慢できないの・・・。いいの?本当にしちゃっていいの?」 「いいのよ。◯◯さんだって本望なんだからさ、足を開いて・・・」 「こ、こう?」 「そしたら、パンティを脱ぐのよ」 「・・・はい」 姉の白い足が見える。 俺の胸の鼓動が高まる。 姉のパンティに手がかかりゆっくりと下ろされる。 「今度はかかとをシートに上げるの。できる?志織?」 「・・・うん、お母さん、・・・こう?あぁっ、やだっ・・・やっぱり恥ずかしいわ・・・」 (・・・ッッッ!!!) 俺の興奮は絶頂に達していた。 俺の横で、大好きな姉がM字開脚しているッッ!! (姉さんっ!志織姉さんこそが俺の最高の女王様だっ!) 「さ、◯◯サン。今度は◯◯サンの番よ。ちょっと狭いけど、志織の前にうずくまるのよ」 「・・・わ、わかった、母さん。俺、志織姉さんの前に座るよ。いい?姉さん?」 「・・・んっ、・・・ぅ、・・・ぅん・・・」 極度の放尿の我慢と、弟の前にM字開脚をさらしているという羞恥で、姉の顔は真っ赤になっていた。 俺は唾を飲み込みながら姉の前に移動する。 さすがに車の中は狭く姉の前に来ると前屈みになってしまい、必然的に俺の顔は、M字開脚している姉の秘部の前に押し出されてしまった。 (ふっふぅうぅ〜むぅ) 俺は鼻息を荒くして、姉の前に鎮座した。 (さあ、いつでもいいよ。姉さん。姉さんの大切な聖水、一滴残らず、飲み干すよ) 「志織、◯◯サン。準備はOKね。さあ、志織ッ!その変態ボウヤにオシッコをかけてやりなさい!」 (く、来るッ!姉さんのオシッコ!!) 姉の表情が歪んでいる。 もうこれ以上オシッコ我慢できない。 でも、こんな恥ずかしいことしていいの・・・? そんな思いが一緒くたになっている。 姉の眉間に皴が入っている。 口元がゆるみ始めた。 姉の柔らかそうな舌が見える。 これだっ。 この表情が俺はたまらなく好きなのだ。 俺がオシッコフェチなのは即物的に尿を好むのではなく、我慢して我慢してそれでもお漏らししてしまう時の女性の表情に猛烈に感動してしまうのだ。 しかも今はその女性が最愛の姉、志織姉さんだっ。 俺は至福の喜びで、姉の秘部に口を差し出した。 その、一滴をも、こぼさない様に思い切り口を広げた。 両手で姉の太ももにしがみついた。 「さぁ、来てッ!姉さんっ!姉さんの!俺にかけてくれぇえぇええ!」 その時だった。 姉の部分から、黄金色の液体が噴出された。 最初の1〜2滴こそ、下に垂れてしまったものの後は思い切り飛んできたのでそれを余すところなく口で受け止めた。 余りにも勢いがよく、俺の喉奥深く直撃し、むせてしまったがそれでも俺は姉の聖水を受け続けた。 この幸せな時がいつまでも続けば良いと、俺は思った。 その思いに応えてくれるかのように姉の放尿は続いた。 どれくらい経ったのだろう。 実際は30秒から1分の間だろうが、これまでの俺の人生の中で最大の喜びに満ちた時間だった。 だがそれも終わりに近づいていた。 姉の黄金水が描く放物線が段々と小さくなっていた。 (もう終わりなんだな・・・) 俺はしぶきを受けながら、口を姉の秘部に近づけた。 最後の一滴まで頂くために・・・。 ・・・と、その瞬間、最後の放尿が勢いよく放出された。 顔を近づけていた俺の口元を超え、それは鼻にかかった。 鼻の穴にも姉の聖水が入り込んだ。 最後の最後で姉の放尿は勢いを増し、俺の目に飛び掛った。 (あぁ、姉さんのオシッコが俺の目にぃ・・・) ちょっと染みるような感じもしたが、俺は最高に感動していた。 そして俺は涙を流していた。 「ね、姉さん。ありがとう。こんな俺に姉さんの聖水をかけてくれて・・・」 姉の聖水と俺の涙でぐしゃぐしゃになりながら俺は歓喜の声を挙げていた。 「・・・んぅ、・・・っく、・・・アリガト・・・、◯◯クン。姉さんの、・・・飲んでくれて・・・。美味しかった?」 「う、うん。美味しかった!志織姉さんのオシッコ、最高に美味しかったよ!」 「フフッ。二人とも楽しんだようね。でも◯◯サン?まだ終わりじゃないのよ。志織のオマンコ、オシッコで濡れたままでしょう。◯◯サンが綺麗にしてあげなさい。解った?」 「え?き、綺麗にするって?」 「わかっているでしょう。◯◯サンの舌で舐めて綺麗にしてあげるってことよ」 俺にとっては願ってもないことだった。 「ッッ?ね、姉さん、いい?姉さんのココ、舐めて綺麗にしてもいい?」 「・・・ぅん・・・。◯◯クンには、恥ずかしいところ全部見られちゃったから、いいよ。志織のココ、綺麗にしてくれる?」 「わ、わかった!じゃあ、まずはここから」 俺はM字開脚のままの姉の秘部を舐め始めた。 まずは水滴に濡れた、陰毛を舐め回す。 「ちゃぷっ、ちゃぷっ・・・」 「ぁあっ、・・・、そんなぁ・・・」 「次はここだ」 まだ、しとどに濡れている姉のクレヴァスに俺は舌をやった。 「ひいぃっっ、・・・、」 思わず身を悶えながら声をあげてしまう姉。 「ね、姉さん。じっとしてないと綺麗にしてあげられないよ」 「だ、だって、◯◯クンがいきなりそんなトコロを・・・」 「じゃあ、次はココを綺麗にしよう」 俺は姉のクリトリスに焦点を当てた。 指でつまみあげて、剥き出しにしたクリトリスに俺は舌を当てた。 「ちろっちろっ・・・、ちろっ・・・」 「はぅっっ!・・・」 姉の腰全体が俺の顔にぶつかってきた。 俺は姉の秘部に顔をうずめながらもクリトリスへの攻撃を続けた。 「ちゅぱっ、ちゅぱっ、れろぉ、れろぉ・・・」 「あん、あぁん、はぁあん、ふぅうん・・・」 俺の攻撃と同じテンポで姉の声が淫らにこだまする。 「あらあら、このコたちったら・・・。私は綺麗にしてあげなさいって言っただけなのに。仕様が無いわねえ。◯◯サン。こうなったら、ちゃんと志織のことイカせるのよ」 母の声が、うっすらと聞こえた。 俺は夢中になって、姉への愛撫を続けていた。 姉の体の様子が変わってきた。 腰が激しくグラインドしてる。 前後に、左右に、そして回転ぎみに。 俺は猛然と姉のクリトリス、クレヴァスに舌と指で刺激を与える。 姉の腰が宙に浮いたように硬直した。 俺の舌が姉のクレヴァス奥深く突き刺さる。 「ぁあっっ、・・・ぅくふぅっ・・・」 姉は絶頂に達していた。 ピクッピクッと姉の体が痙攣している。 「あら、志織。イッったのね。◯◯サン。志織にキスしてあげなさい。オンナのコはね、イッた時にキスされると最高に気持ちがいいのよ」 俺は姉の淫液でびしょびしょになった口を姉の唇に近づけた。 「ね、姉さん・・・」 「・・・ぅぅ・・・、◯◯クン・・・」 俺と姉はそのまま抱擁を続けた。 このままずっと、こうしていたい。 この時がずっと続けばどんなに素敵だろう。 俺は姉と舌をからめながら夢想していた。 恍惚としている俺に母が言った。 「ねえ、◯◯サン?私もオシッコしたくなっちゃったわ・・・」 ---END--- |
7]悪戯な母の手 | 2020/11/ 6(Fri) | 2020/11/ 6(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
忘れもしない高1の夏休み。
日焼けし過ぎ、その痛みで身体を洗う事すらままならなかったのが、嘘のように回復してくると次に猛烈な痒みが襲ってきた。 特に背中は火ぶくれのようになっていたのが回復してきたため、ありえないくらいに痒みがきつかった。 自分の背中ゆえ、自ら掻くこともできず、孫の手を使ってみるも痛みがまだ残っており、仕方なく柱の角に背中を擦り付けて、間寛平よろしく「かい〜の!」と身悶えしていると、買い物帰りの母が帰宅してきた。 母は、お笑い芸人の『クワバラ・オハラ』のクワバラによく似ていると言われる。 正直、授業参観に来られると友達から笑われてしまうので来て欲しくはないのだが、俺はそんな母が好きだった。 母のパンティでオナニーするくらい俺は母を“女”として見ていたので、何かと甘えるのだが、その時も母に甘えて「背中を掻いてくれ」とせがんだ。 「背中見せなさい」と言われたので、Tシャツを脱ぎ捨て背中を母に向けた。 「どこ痒いの?」と聞いてきたので、痒い部位を指し示したのだが、いきなりMAXパワーで母が背中を掻き毟ってきた。 「イデッッ!!」と飛び上がり、涙目で母に抗議したのだが、俺のリアクションがツボに入ったようで、母は大笑いし転がっていた。 ひとしきり大笑いした母が、「ごめんごめん」と言いながら、別室から持ってきた毛筆に液状の薬を塗りつけ、僕の背中に撫で付けだした。 最初は痒みが和らぐような心地よさを感じていたのだが、背中や腰、わき腹を毛筆でまさぐられているうちに妙な気分になってしまい、勃起してしまった。 性感帯を毛筆が走るとゾクゾクと電気が走るような感覚に襲われ、「もう少しそこを優しくして」と母にねだると、「こう?」と毛筆が皮膚に触れるか触れないかの微妙なタッチになり、否が応にも更なる勃起へといざなわれた。 「お腹の方も塗ってよ」 僕はそう母に甘えた。 背中に塗布した薬が畳や座布団に付かないように母は、バスタオルを座布団の上に敷くと、そこに仰向けになるように命じた。 みぞおちの部分から始まって、へその部分、乳首や首筋と母の操る毛筆がソフトタッチに僕の身体を滑ると「あっ!」という吐息が漏れてしまった。 母は少し悪戯な笑みを見せて、「気持ちいいんだぁ?」と聞いてきた。 僕は包み隠さず頷くと、母は乳首に毛筆を軽く走らせた。 「!!」 今までにない刺激に身体が海老反り、母はびっくりしたようだった。 「痛かった?」 「気持ちよくて、つい・・・」 母の顔がAVで見たような女優の目つきになっていたのを見た瞬間、勃起が限界に近くなった。 大きな盛り上がりに母も気がつき、ズボンの上から勃起を撫で回してきた。 「いつの間にか男になったのね〜ぇ」と感心したような、小馬鹿にしたような物言いで僕のペニスの形を確かめていた。 ここまでされたからにはもう理性など保てようはずもなく、僕は自らズボンを下ろした。 しかし、汗ばんだ脚からズボンがなかなか脱げずにいると母が手伝ってくれた。 パンツを勢いよく盛り上げたペニスを指で何度か弾いた母が、小声ながらはっきりと「美味しそうになって」と呟いた。 母が耳元に口を寄せて、まるで子守歌でも歌うかのように「お母さんの事、好き?」と聞いてきた。 僕はただ頷くだけだったが、「お母さん、知ってるよ」と言ってきた。 「お母さんのパンツでエッチな事しているでしょ?」 母のパンティでオナニーしていたのがバレていたみたいだった。 「ごめんなさい」 「彼女ができるまではお母さんので我慢してなさい」 母はそう言いながら、いつの間にかパンツを脱がされ、飛び出た僕のペニスを硬く握ってきた。 耳を舐めながらペニスを上下にゆっくり扱き出す。 「あっ!お母さん、気持ちいい!」 背中の痒みなどとうに忘れ、僕は母の舌先の感触と手のぬくもりに激しい射精感を感じた。 母の手技の速度が速まるにつれ、声すら出せない。 身をよじりながら「ふ〜ん、ふ〜ん」と女の子のように鳴いていたのを覚えている。 感極まって「お母さんとエッチしたいよ!」と言ってしまった。 母がペニスをしごく速度が急激に速くなった瞬間、絶えられないくらいの快感が身体を走ったのだけは覚えている。 「出るっっ!!」と叫んでしまった。 その後のことは記憶にない。 どれくらいであろうか、僕は射精後に気絶したようだった。 母が膝枕で僕の頭を撫でている時に気が付いた。 母の手技だけで大量射精してしまい、気絶までしたようだった。 母とのセックスはそれから約10日後の事だった。 父の出張時に母を相手に童貞喪失を演じた。 ---END--- |
6]合い鍵 | 2020/11/ 4(Wed) | 2020/11/ 4(Wed) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
頼子が久しぶりに深酒した。
午後六時に始まった小学校の同窓会が二次会に流れ、三次会に付き合ったところまでは憶えている。 でも、その後、どうやって家までたどり着いたのか殆ど憶えていなかった。 それでも酒には強い方なので足取りはしっかりしている。 玄関で鍵を差し込もうとするのだが、何度やっても上手く入らない。 おかしいな、と思いながら別の鍵を差し込むと今度はすんなり入った。 「何だ、こっちの鍵だったの。」 深くは考えず、玄関に転がり込んだ。 男物の靴が目にとまった。 「あら、やだ。帰ってるわ。泊まりだって言ってたのに。」 独り言を言いながら靴を脱ぐ。 ハンドバッグをテーブルに置き、次々と洋服を脱ぎ捨てる。 一刻も早くシャワーを浴びて体から酒を抜きたかった。 「何でシャワーがないのよ。」 浴室にあるはずのシャワーがない。 ぶつぶつ言いながら風呂の残り湯を立て続けに浴びた。 頭の芯にしみ通る水の冷たさが気持ちよかった。 「清さん、もう寝ちゃったの。」 浴室から出るとバスタオル一枚巻いた体で隣のドアを開ける。 夫の微かないびきが聞こえて来た。 「帰って来たんなら、起きて待っててくれればいいのに。」 バスタオルを床に落として生まれたままの姿でベッドに潜り込む。 「ただいま。」 夫の体に手を回した。 「よく寝てるわ。まったく。」 夫の手を取って自分の方に引き寄せる。 結婚して三年。 同窓会であらぬ期待をしていたせいか、今日の頼子は体の疼きを抑えることができない。 勿論、このままでは眠れなかった。 脚の間に引き寄せた夫の手を自分の体に擦り付ける。 それでもその手は動かない。 頼子が焦れたように腰を何度も振った。 暫くして夫の指が確かめるような動きを始めた。 寝ぼけているのだろうか、いつもと動きが違う。 「やだ、何やってるのよ。」 思わず腰をくねらせた。 指先が後ろを探り始めたのである。 そうされたことは一度もない。 夫は勿論、他の誰にも。 夫の腹に手を乗せた頼子が思わずドキッとした。 少し太り気味の夫には無縁の、固く締まった腹筋を感じたのである。 そのまま手を下着の中に差し入れてもどこか勝手が違う。 夫は結構毛深いのでお臍のすぐ下から毛が生えている。 しかし、頼子の手はいつまでたっても滑らかなスロープを下って行くだけだった。 ようやく指先に毛が触れた。 そのまま下ろした手で握りしめる。 その瞬間、頼子の体が冷水を浴びせられたように凍り付いた。 (違う、夫じゃない) 今、握りしめているものは夫よりも少し細めだが長さがはるかに長い。 そして、何よりも形が違う。 この手触りだけは間違いようが無かった。 (そう言えば、ここはうちじゃない) 頼子の頭がようやく回り始めた。 そうだ、ここは前に自分が住んでいたアパートに似ている。 玄関も、間取りもそれに間違いない。 だから違和感が無かったのだ。 (この人、誰) 手の平にじっとりと汗が噴き出す。 今、自分は見ず知らずの男のものを握りしめている。 そして、その男の指が頼子の体をリズミカルに刺激し続けていた。 (どうしよう・・・) 酔いが一度に醒めて手が震えた。 飛び起きて謝ろうと思ったが、何と言い訳けしていいか分からない。 間違えました、ごめんなさい、では済まされない状況なのである。 あれこれ考えながら、それでも頼子は握った手を動かし続けた。 男の体はそれに大きく反応している。 男の指が頼子の中に入ってきた。 上手な指の動きだった。 その指がスッと滑った。 後ろへの愛撫は経験がない。 恥ずかしさが入り混じり、それが頼子の身体から自由を奪って行った。 (このまま気付かない振りして、行くとこまで行っちゃえ) 頼子が決心するまでにそれ程時間は掛からなかった。 「来て。」 頼子が男の体を引き寄せた。 待っていたように男が上になった。 (長い) 貫かれた瞬間、頼子はそう思った。 夫の場合はかろうじて奥に届く程度だが、今は奥に届いた先端が更に深く頼子を貫いた。 それは頼子が初めて味わう感触だった。 頼子が思わず声を上げた。 一旦入り口まで戻ったものが今度は斜めに押し入って来たのである。 くねるように入り、再び奥に強い圧力が生じた。 今度は角度を変えて、また斜めに何度も押し入ってくる。 夫の場合は押し広げられる感じなのだが、奥までしっかり貫かれると、また別の快感がそこに生まれることを頼子は初めて知った。 気が付くと頼子の上から男の体が消えていた。 いつ離れたのかも憶えていない。 そんなことは未だかつて経験したことがなかった。 「素敵だった。」 頼子が甘えるように男の脇の下に顔を埋めた。 「え、」 男が驚いたような声を上げた。 「何、どうかしたの。」 「その声、もしかして、頼ちゃん。」 今度は頼子の背筋が凍った。 自分のことを頼ちゃんと呼ぶ男はこの世に一人しかいない筈である。 「マーちゃん、なの。」 男は暫く答えなかった。 「ねえ、本当にマーちゃんなの。」 頼子が男にしがみついた。 二人の間に挟まったものが少しだけ元気を取り戻していた。 「参ったなあ。」 「やっぱり、マーちゃんだ。」 頼子の中で全てがハッキリした。 ここは結婚前に自分が借りていたアパートである。 結婚した年にちょうど大学に入った弟の昌明が引き継いでこのアパートを使うことになった。 前後不覚になるまで酔ってしまった頼子は無意識の内にかつて自分が暮らしていたアパートに戻ってしまったのである。 余分に作っておいた合い鍵は、どうせ弟が使うんだから返さなくてもいいとキーホルダーに付けたままだった。 「まさかねえ。」 昌明が頼子の背中を撫でながら呟いた。 「頼ちゃんとしちゃうなんて。」 「言わないで。勘違いしてたんだから。」 「俺と清さん、間違えたの。全然体型が違うじゃない。」 「うん、変だなとは思ったけど。」 「いつ違うって分かったの。」 「ここ握った時。」 頼子の手が昌明の前を握りしめた。 「清さんじゃないって分かっても、しちゃったんだ。」 「だって、あそこまで行ってて、やめられる。」 「うーん、それも分かるけど。」 握りしめた頼子の手が動き始めた。 「だ、駄目だよ。」 「何で。」 「またしたくなっちゃう。」 「私もなの。困ったわねえ。」 口では困ったと言いながら、それでも頼子は手を離さず、握りしめた手を微妙に動かし続けた。 酔いが醒めてみると、ここが以前自分が住んでいたアパートだと気付いた時点で相手が弟だと分かっていた筈である。 頼子は自分自身に疑いの目を向けた。 果たして本当に見ず知らずの男に身を任せただろうか。 心のどこかで相手が弟の昌明だと分かっていたからではないのか。 「ねえ、もう一度したら、後戻り出来ないよ。」 昌明が戸惑ったような言い方をした。 「何で。」 「今は相手が頼ちゃんだって分かってるから。」 「分かってても、出来る。」 「昨日までなら出来なかったな。」 「私だって。」 「やめようか。」 「そうねえ。」 背中に回っていた昌明の手がいつの間にか頼子の尻を撫でていた。 少しずつ入ってくる指先が頼子にはもどかしい。 頼子も握りしめたものを強くしごき始めた。 「清さんは。」 「出張で留守なの。」 「そう。」 お互いに離れる切欠を探していた。 「でも、帰った方がいいんじゃない。」 「多分。」 言葉とは裏腹に昌明の指が後から襞の中に入り込んで来た。 思わず頼子の手にも力が籠もる。 頼子が片膝を持ち上げて昌明の上からのし掛かって行った。 握りしめたものが襞の中で昌明の指に出会った。 「困ったわねえ。」 頼子がもう一度同じことを言った。 昌明はそれに答えず、指先で頼子の襞を分けた。 待っていたように頼子が握りしめたものを宛った。 それきり、二人とも口を開こうとはしなかった。 これっきり、今日だけのことにしなきゃ。 そう思えば思う程離れがたい気持ちが募ってくる。 頼子の脳裏に幼い頃の日々が浮かんでは消えて行った。 五つ歳の離れた弟と遊んだ記憶は殆ど無い。 昌明が中学生になって男っぽい臭いをさせるようになってからは疎ましく思ったことさえあった。 肌と肌が触れ合うなんて思っても見なかった。 そんな弟が今、自分の中で動き回っている。 夜が明けても二人が離れることは無かった。 表が少しずつ賑やかになって来る。 そろそろ起きて家に戻らねば、頭ではそう思うのだが、自然に身体が弟を求めてしまう。 若い昌明も同じような情熱で応じてくる。 これで最後が三度続き、ようやく昌明が身体を起こした。 頼子も仕方ないと言った表情で頷いた。 「これ、置いてくわね。」 風呂から出て身繕いを済ませた頼子がキーホルダーから合い鍵を抜き取ってテーブルの上に置いた。 「持ってれば。」 昌明の言葉に頼子が身体を固くした。 「でも、」 「持ってなよ。」 暫く迷った頼子がコクッと頷いた。 「そうね、持っててもいいよね。」 昌明のアパートを後にした頼子の手に、その合い鍵がしっかりと握られていた。 ---END--- |
5]失恋姉弟の歪んだ欲情 | 2020/10/27(Tue) | 2020/10/27(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
その頃、姉は小学校の新米教員。
俺は大学浪人中で姉のアパートに居候していた。 イケてる・・・と言うほどの2人ではないが、姉と一緒に歩いているところを友達に噂されても悪い気はしなかった。 姉も姉の女友達が遊びに来ると、わざわざ俺を呼び出して披露するようなところがあった。 家に置き忘れた教材を届けに授業中の姉を訪ねたことがある。 遠くから気付いた姉はブラウスの胸を揺らしながら無邪気に笑って駆け寄ってきた。 風を受けて脚にまとわりつくスカートは無防備にデルタ部分の膨らみをエロっぽく露わにしている。 そんな姉に俺は欲情した。 長く付き合っていた彼氏と最近別れたらしいことは薄々気付いていたが、深夜の浴室の水の音に紛れて姉の啜り泣きが聞こえてくる。 すりガラス越しの弟の盗み見にも気付かないほど姉は取り乱していた。 俺も高校時代の1個下の彼女と別れたばかりで悶々としていて、残念ながら、(振られて凹んでいる姉をズリネタにしちゃいけない)と思うほどのナイーブさはなかった。 姉のランドリーバッグを漁り、ゴミ捨て場のカラスのように目ぼしいパンティを素早く手に入れると部屋に戻った。 獲物全体を眺め回し、汗溜まりのしやすい部分を入念に嗅ぎ、それからおもむろにクロッチを吟味した。 パンティーの姉の汚れに重なって、生乾きの男の戻り汁に出会うこともあったが、この数週間それはない。 薄黄色でジェリーっぽい汚れに短くか細い陰毛が貼り付き、太く縮れた陰毛は淫らに頭をもたげている。 俺はパンティーをかぶった。 尿臭を含んだ甘酸っぱい匂いを鼻腔いっぱいに吸い込み、ペニスをしごき始める。 ワレメから灰色がかった厚みのある陰唇がはみ出し、その奥の小さく開いたピンク色の膣口は処女の名残りの不規則な突起に囲まれている。 紅く膨らんだクリトリスを探り当て、舌の先で圧迫を繰り返し、舐め上げると姉の身体は大きく喘ぎ、長い吐息が漏れる。 我慢汁でヌルついた亀頭を膣口に宛てがい、一気に姉を犯す。 姉の中は熱く、潤い始めたばかりの膣はペニスを硬く握り締め、不規則に収縮を繰り返す。 俺はゆっくりと腰を振る。 『ああー気持ちいい、お願い、動いて、もっと動いて』 クチュクチュと音を立て始めた膣口から溢れ出た粘液を指ですくって一口舐め、姉の口元に運ぶ。 『いやよ、恥ずかしいわ』と姉は顔をそむける。 陰毛は黒く濡れそぼり、厚ぼったく膨らみ縮れた陰唇がペニスに絡み付き、膣口は大きく広がり、出入りするペニスを咥えている。 『いいの、すごくいいの、挿して、もっと挿して。あーだめ、もうイッちゃいそう、だめえ、イッちゃう、イッちゃうの、イクの、イクううう・・・』 ティッシュペーパーの中でペニスが跳ね上がり、いく筋もの精液が弧を描いて床に落ちた。 そのときだった・・・。 「何してるの?それ、私の下着じゃない。返してよ、お願いだから返して・・・」 バスタオルに包まって現実の姉がそこに立っていた。 ・・・かぶっていたパンティーを慌てて外し、姉に手渡した。 「恥ずかしいわ。汚れているじゃない、嫌な匂い。いつもこんなことをしていたの?変だと思った」 叱られるべきシチュエーションにいる俺と、詰問する姉が半裸に近い状態でいるのが滑稽で思わずニヤついた。 「何がおかしいの?まったくもう、エッチなんだから」 そう言う姉の口元は非難するのを諦めたように緩んだ。 「いつもこんなことをしているの?なぜなの?今、私の下着に何をしてたのか教えて、教えなさいよ」 バスタオル姿で近づき、ベッドの端に腰掛けた姉の身体からアルコール臭が漂った。 「そーいうことをすると、どーなるの?どーなるかもう一度見せて、見せてよ、許してあげるから」 怒りが収まった、というより酔いのせいか甘えるような口調に変わった姉を見透かし、少し図に乗って胸の谷間をふざけるように覗き込んだ。 「だめよ。まだ許していないんだから、どんなんだか見せて。あーそうなの、小さすぎて見せられないんでしょう」 それまで萎縮していたペニスは硬さを取り戻し、片手で隠し切れないほどの大きさに屹立した。 「すご・・・。今出したばかりなのに、こんなに大きくしてどーするの。痛くないの?私はこんなとき、どうしてあげればいいの?」 そう言いながら、躊躇なく伸ばされた姉の冷たい指は陰嚢をゆっくりと揉み、ペニスをしごきあげ、しごきあげては亀頭を露わにするのを繰り返した。 唇が俺の口を塞ぎ、ゆっくり覆いかぶさるように俺をベッドに押し倒し、それまで2人を隔てていたバスタオルを引き抜いた。 片膝立ちで跨がった姉は濡れた茂みの中にペニスを導き、ゆっくりと腰を沈めた。 一瞬、膣を貫くペニスの感触に姉の眉間には皺が走り、歯の隙間から短く音を立て吸い込まれた息が長い吐息として吐き出された。 「ああ、気持ちいい、大きくて気持ちいい」 暗く淫靡に潤った眼差しから普段の姉のあどけなさは消え、その変わりように知る術のない姉の世界を覗いた気がした。 姉の唐突な行為と日頃の妄想が現実となったことに俺は唖然とした。 姉は髪を振り乱し、腰の動きに合わせてオッパイが重そうに揺れている。 色白な肌に際立って見える茶色く大きな乳暈はちりめん状に勃起し、揉みしだく指の間から乳頭が硬く凝って見えた。 姉は腰を前後に激しく揺すって陰部を擦りつけ、俺はその動きに合わせて従順にペニスを突き立てた。 「ああいいの、すごくいいの。でも、姉弟でこんなことしちゃいけないのよね、絶対にいけないことよね。ああ、たまらなくいいわ。私なんかおかしいのよ、私なんかどーなってもいいのよね。あんな人、絶対に許せないわ」 酔って支離滅裂になりながらも姉はその男の身体を忘れられないでいる。 俺は嫉妬し、膣の中を掻き回すように腰を振り、激しく突いた。 「ああ、おまんこ気持ちいい。当たるの、おちんちんが奥に当たるの、当たるの。もうだめ、イキそうなの、おまんこ気持ちいい。イッてもいい?イクの、イク、イク、イクのおお・・・」 一瞬、姉は後ろに跳ね飛ばされるように仰け反り、次の瞬間、四つ這いになりガクガクと震え始めた。 腰から始まった痙攣は脇腹に伝い、やがて全身に広がり、姉は耐えられずに崩れ落ちた。 俺は繋がったまま体位を入れ替え、姉の回復を待ち、ゆっくりとペニスを送り込んだ。 最初は浅く小刻みに、合間を縫って深く差し込む動作を繰り返した。 「だめよ、そんなことしたらまたキちゃうから。ああいい、おまんこいいの、ああ、いいいい、そこそこ、いいの、そこいいの、おちんぽ当たる、おちんぽ当たるの。イッて、一緒にイッて、中に出していいのよ。私もイクの、イクうう・・・」 姉は腰に絡みつけた脚を締め、快楽を貪るように必死に尻をくねらし、ペニスを弄んだ。 俺は射精が始まったのを知った。 ペニスが力強く脈打ち、大量の精液が隙間なく姉の膣内を満たしていくのが分かった・・・。 ---END--- |
4]イブの恋人* | 2020/ 6/30(Tue) | 2020/ 6/30(Tue) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にヒロインの名前を記入して下さい(原文:恵)
会社からの命令で、関連の工場の事務担当として出向になった。 上司には、「リストラされなかったのを感謝して頑張ってこいよ、必ず呼び戻してやるから」と言われたものの、そこは都会育ちの私にはとてつもない田舎に思えた。 しかし、一軒家を借りて暮らしはじめると田舎もいいもので、2年も経つとすっかり田舎のペースで一人暮らしを満喫していた。 お盆の帰省時に、父と母から、妹の恵をしばらく預かってくれと相談があった。 短大を卒業したものの就職できず、派遣会社で働いていた妹の恵が軽い鬱病になり、会社を辞めて家に引きこもりがちになっているという。 鬱病になるようなことが色々あった場所よりも田舎暮らしがいいと思ったらしい。 年末の帰省の時に一緒に連れて帰る約束で話は決まった。 4つ離れた26歳の恵との同居は思っていた以上に楽しかった。 恵はこっちに来てから自転車であちこちに出歩き、もともと好きだった絵を描いたり、日がな一日好きなことをやって過ごし、思った以上に家事もこなしてくれた。 12月24日の夜、食後に恵の買ってきたショートケーキを食べた。 「兄妹でクリスマスってちょっと悲しくない?」 恵がそう言い出した。 「日頃の感謝を込めてクリスマスプレゼントです」 俺はあらかじめ買っておいたタートルネックのセーターを差し出した。 恵はびっくりしたみたいだが、すごく喜んでくれて、すぐに着替えて戻ってきた。 タートルネックのセーターは思ったよりタイトだったらしく、その細い体から恵の乳房がつんと張った形のまま前に突き出ていた。 「お兄ちゃんごめんね。私、何にも買ってないよ。散々世話になってるくせに」 「じゃあ兄弟だけの味気ないクリスマスでも許してくれるか?」 「うん。でも・・・もうすぐ終わりだね」 29日には恵と一緒に帰省する。 2人での生活も終わりを迎えるのだ。 恵は急に子供じみた態度で、“とりあえず今日は恋人”とばかりに、ソファーの端に座る俺に抱きつくようにもたれかかってきた。 恵の柔らかい体とそして化粧の香りが、部屋着のパンツの下を刺激した。 自分でコントロールできない事態に驚いたのが顔に出てしまったらしい。 『えっ?』と言う顔をした瞬間、恵も気づいてしまった。 しばしの沈黙が妙に長く感じた。 2人の距離だけが縮んでいった。 「恵が来てくれたおかげで楽しいクリスマスだよ」 「ううん、私ずっとお兄ちゃんの邪魔してる」 恵が涙目になっているのに気付いた。 妹とはいえ、女性の涙にちょっとおろおろして、恵の背中に手をやってなだめようとしている間に下半身は落ち着いてきたものの、2人でずるずると体勢が崩れてソファーの上で恵と抱き合う形になってしまった。 付き合っていた彼女とは転勤で遠距離恋愛になり、なんとなく自然消滅しかかっていた。 女性の体温を近くで受けとめたのは久しぶりで、人肌の温もりが心地よかった。 立ち上がって、この体勢から逃れることを躊躇させた。 すると、恵の手がジャージのパンツ上を滑るように動き、軽く擦り始めた。 あっという間に下半身は膨張した。 柔らかく揉むように私のモノを優しく包む手は、拒むにはあまりにも温かく心地よかった。 恵の背に回した手は柔らかな曲線を楽しんだ。 兄妹に許される境界があることを2人とも理解しているのに、止めることはできなくなり、2人の鼓動だけが大きくなっていった。 「お願い、私にもプレゼントさせて」 あっという間だった。 起き上がった恵が私の下半身を露わにすると、漲ったモノを口にすっぽりと咥え込んでしまったのだ。 「ああっ、恵・・・」 快感の中を漂っていると、恵は袋を優しく揉みだした。 どのくらいの時間が経ったのか、5分あるいは10分、快感の海で漂いながら巡るのは、中学生、高校生の時の恵の姿だった。 「恵、ありがとう・・・もういいよ・・・もう・・・」 最後の時が来るのが分かった瞬間、体の抵抗を押しとどめて、なんとか理性が復活した。 両手を突いて体を持ち上げたとき、恵と目が合った。 なんとも言えない恥ずかしげな目を向けた恵は、今までの倍以上のスピードで頭を振り始めた。 両手は力なく崩れ落ち、最後の瞬間を迎えた。 たぶん人生の中で一番吹き出したのではないかと思った瞬間、恵がそれを吸い込んでいった。 次々に溢れるものを恵みはすべて飲み込んでくれた。 朦朧としながら射精の余韻に浸っていると、恵が私の横に寝そべってきた。 「恵、ありがとう」 恵のキラキラしたいたずらっぽい目を見つめ、力いっぱい抱き締めた。 今までバラバラだった私の体と心がひとつになった。 もうすべてを受け入れて堪能するしかなかった。 「おいで、恵も・・・ね」 私は着ていたものをすべて脱ぎ捨てると、抱きかかえるように恵を私の寝室のベッドに運んだ。 薄暗い部屋で恵を下着だけにさせると、白く細い体がベッドの上で光り輝いていた。 真っ白で清潔感のあるレースの刺繍、お揃いの上下の下着は恵が大人の女性であることを改めて感じさせた。 ゆっくりと耳元からうなじにかけて唇を這わせながら、恵の胸を解放した。 決して大きくない少女のようにつんと尖った乳房は、薄い色の乳首が小さく頂上で花を咲かせていた。 ゆっくりと片方ずつ乳首を舐め上げていくと、恵は薄く開けた口から細い声を上げた。 前身を手と口で愛撫し、最後に恵を覆っているものにゆっくりと手を掛けた。 見てはいけないものを見てしまっている。 そこは懐かしく、狂おしい香りを放っていた。 私は薄い茂みの中に口をつけ、飽きることなくひたすら舐め続け、舌を這わせた。 突然、風を切るような声を出すと、恵は体を大きく波打たせた。 大きく息を弾ませている恵を抱き締めると、愛おしさが体をまた熱くさせた。 目を合わせるとお互いの心が解け合い、もう言葉はいらなかった。 ゴムを付けて恵の上に重なり、ゆっくりと中へと入っていった。 溶けてしまうかと思うほどの熱さと締め付けに思わず声を上げた。 今までの体験したセックスとは違い、テクニックとか駆け引きといったものは必要なかった。 ひたすら2人の気持ちを高めていくことだけに集中すればよかった。 恵の体が一気に熱を帯びた瞬間、私は動けなくなり、恵は大きく仰け反って頂点に達した。 動くのをやめて体を重ね合わせ、恵が落ち着くまで抱き締めた。 初めてのキスをした。 香水の匂いではない、恵の体全体から発する匂いが私を包んだ。 貪り合うように唇を重ね合わせ、舌を絡め合い、お互いを食べ尽くすような激しいキスになった。 私の怒張したモノはまだ恵の中にいた。 キスを終え、私はもう一度恵の上で大きく動き始めた。 恵はついにベッドが軋む音を掻き消すほどの大きな声を出しはじめ、2人で昇りつめていくのがお互いに感じあえた。 「お兄ちゃん・・・一緒に」 やっと苦しそうに喋る恵の声を聴きながら一気にスピードを上げた。 「あーーーっ!」 その声と同時に恵の体が私のモノにさらなる熱と締め付けをもたらした。 すべては解き放たれた。 そして永遠のように時間が止まった。 ---END--- |
3]禁断の艶声 | 2020/ 5/ 1(Fri) | 2020/ 5/ 1(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
お腹の子が元気よく動いている。
2年前、私は旦那と再婚してこの家に来た。 前妻はすでに他界し、私とひと回り違う社会人の息子(良樹)が同居している。 再婚当初、旦那は毎夜私の中に生で精液を注ぎ込み続け、子供が欲しいと言ってくれたが、不倫で不本意な妊娠をし、堕ろしたことがあるので内緒でピルを飲んでいた。 親子の会話はほとんどなかったが、夕食を3人でするようになると少し変わってきた。 旦那の夜の相手をする時は艶声は控えていた。 1年ほどして仕事が忙しくなり旦那の帰宅も深夜になることが多くなった。 良樹と2人の夕食で、「兄弟はいつ頃かな?」「親父は元気かな?」などとからかわれることもあったが、実は時々DVが始まっていた。 そして出張の多い旦那との夜の会話も3ヶ月ほどご無沙汰だった。 良樹から「何かあったら連絡して」と声を掛けられ嬉しかった。 夕食で少し愚痴を聞いてもらったら、ストレス発散にと外食に誘われた。 嬉しさと期待で繁華街での待ち合わせ場所に向った。 美味しいワインを良樹に勧められ、楽しい会話と食事で心地よい時間を過ごした。 少し酔い覚ましにウィンドーショッピングを楽しみながら、「年の離れた姉弟に見えるかしら?恋人同士には見えないわよね」と言いながら良樹の腕に寄りかかった。 「百合さんは綺麗だから恋人同士に見られると嬉しいな」 「まぁっ〜口が上手いんだから」 「有閑マダムと若い男の不倫に見えるかもよ」 「それもいいわね」 周りを見るとラブホのネオンが眩しく輝いていた。 「少し休んでいこうか」 良樹が予想通り誘ってきた。 「お父さんには内緒にできるの?」 答えを聞く前にラブホに入ってしまった。 シャワーを済ませベッドに誘われ横になると良樹の男根はお腹につくほど反り返り硬くなっていた。 久しぶりのクニリングスに軽くイッてしまい、つい艶声が出てしまった。 お返しにたっぷりと濃厚なフェラで男根を味わうと旦那より硬く太く大きかった。 「来てっ」 仰向けになりM字開脚で誘うと、反り返った男根を女陰に宛てがい良樹が一気に腰を押し出し挿入した。 「ウッアウッウッウウッ〜」 旦那より太く硬い男根を女陰で味見しながら艶声が出てしまった。 すべて挿入すると覆い被さり腰を打ちつけながら、「百合、生だよ」と囁いた。 「初めてね、イッイイッ〜、アウッ、いいわっ」 私も反応してしまった。 良樹の若く激しい腰の動きに任せていると、「百合、イキそう」とつぶやき激しく腰を打ちつけ始めた。 「ええっ、来てっ」 男根を奥深く受け入れるように大きく足を曲げ広げると・・・。 「中に出すよ」 「大丈夫よ、来てっ」 「イクっ、うっううっ・・・」 呻きながら女陰深く押し入っていた男根が脈動を始めると同時に、温かな精液が女陰奥にドックンドックンドクッドクッと注ぎ込まれてきた。 「アッイッイクッ〜イッイイッ〜」 良樹にしがみつき背中に爪を立て大きな艶声を出してしまった。 何度も何度も男根の脈動は続き、大量の精液を受け入れてしまった。 女陰から流れ出てくる良樹の精液を拭きながら・・・。 「一線を越えてしまったわね」 「百合、好きだよ」 「嬉しいっ、でも・・・」 「2人だけの秘密さ。今夜も親父はいないし」 家に戻り玄関の鍵を掛けながら、「後で寝室に行くよ」と言いながら良樹は先に自分の部屋に入った。 化粧を落とし、ネグリジェにパンティだけで夫婦の寝室で待っていると良樹が入ってきた。 「親父との時は艶声が小さいけど、俺の時は大きい艶声を出すんだよ」 良樹のパジャマはすでにテントを張っていた。 つい先ほどラブホで私の中にたっぷりと注ぎ込んだばかりなのに。 寝室の電気を暗くしようとしたら、「そのままでいいよ」と抱き寄せられ、ベッドに連れて行かれネグリジェをたくし上げパンティを剥ぎ取ると良樹は私の女陰と淫核に吸い付き舐め始めた。 「アウッアッアアッ〜良樹イイッ〜」 軽くイッてしまい大きな艶声を出してしまった。 「百合、美味しいよ」 執拗なクニリングスに体が反応してしまい大きな艶声を出し続けた。 「百合、フェラして」 仰向けになりそそり立つ硬く太い男根の亀頭を咥え込み、陰唇と舌でたっぷりと激しく味わった。 「百合、気持ちいい、親父にもするの?」 「こんなに激しくしないわ」 硬い男根は私の唾液でヌルヌルに輝いて見えた。 「入れるわよ」 騎乗位で良樹の男根を握り締め、女陰で味わいながらゆっくりと腰を沈めてすべてを受け入れた。 ゆっくりと腰を動かし男根を味わっていると良樹が腰を掴み下から突き上げ始めた。 「アゥッ、激しくしたらイッちゃうわ」 「百合のイク時の顔がいいよ」 「そっ、そんなっ、ウッアウッアッイッイクッイクッ〜」 大きな艶声を出しながら先にイッてしまった。 良樹に覆い被さりエクスタシーの余韻に浸っていると、体位を変え正常位、側位そして屈曲位で良樹は私の中で暴れまわってくれた。 「良樹またイキそう、アウッイッイイッ〜」 「百合一緒に」 「もうっ来てっ〜、イイッ、おかしくなっちゃう〜」 ベッドの軋む音の中・・・。 「百合イクッ、中に出す」 女陰深く突き刺したまま動きが止まると同時に、脈動する男根からドックンドックンドクッドクッと温かな精液を注ぎ込んでくれた。 「アッアアッ、良樹、イッイクッ〜」 良樹にしがみついてしまった。 「中に出してくれたのね」 「百合とは相性がいいみたいだね」 「まだ硬いわ、嬉しいっ」 言い終わらないうちに良樹は腰を動かし始めた。 「えっ?ええっ、またぁ〜」 「もう一度」 夫婦の寝室のベッドで若い息子の抜かずの2度目が始まった。 女陰も男根も2人の体液で濡れ輝いていた。 バックで腰を掴まれ突かれると頭の芯まで激しさが伝わり、大きな艶声を枕の中に出し続けてしまった。 快感の中ぐったりした体を仰向けにされ両足を広げられ、抱えられた屈曲位で良樹は私の女陰奥深くへの射精に向け激しく突きまくってくれた。 「もうっダメェッ〜、おかしくなる〜イッイクッイクッ〜、良樹〜中に中に頂戴〜」 エクスタシーを味わいつつ大きな艶声を出し良樹にしがみつくと・・・。 「百合、中に出す!」 ドックンドックンドクッドクッドックン。 男根を脈動させまた私の中に精液を注ぎ込んでくれた。 「イッ、イクッ〜」 仰け反りながら良樹を美味しく受け入れた。 この日を境に旦那が不在の時は、良樹の男根を思う存分味わい、温かな若い精液をたっぷり受け入れることになった。 リビングのソファでの淫靡なセックスや浴室でのセックスを楽しみ、常に生中出しされているうちに体が良樹なしでは持たなくなってきた。 「こんな体にしたのは良樹よ」 久しぶりの夫婦の夜の会話で旦那が「また子供が欲しい」と言い出したので、ピルを止め子作りの準備を始めた。 そして危険日に良樹が寝室で求めてきた。 「今日は危ないの。外に出してね」 濃厚なフェラのあと、騎乗位で受け入れながら良樹に告げた。 良樹とは淫靡な不倫のような興奮と最高なエクスタシーを味わうセックスで生中出しはいつも当たり前であった。 危険日で体が敏感に反応し、いつもより深いエクスタシーを味わった。 騎乗位では下から激しく突き上げられ、仰け反りながら艶声を出しながらイッてしまった。 「百合すごくいいよ」 正常位、側位、バックで良樹は女陰の中で激しく暴れまわった。 「良樹おかしくなっちゃう、イッアアッ〜」 屈曲位で奥深く激しく女陰を突きまくる良樹の男根を味わいながら・・・。 「もうっイッ、イクッ〜、すっすごいっ、イクッイクッ〜」 良樹の腰にしがみつくと・・・。 「百合、イクッ、うっううっ」 良樹が男根を深く押し込んだまま腰の動きを止めた。 「アウッアッ、アアッ、そっ外に、外にお願い、良樹イクッ〜」 ドックンドックンドクッドクッといつもの男根の脈動と温かな精液を女陰の中で味わってしまった。 「良樹できちゃうわ〜」 良樹にしがみつきながら叫んでしまった。 「ピル飲んでるんだろう?」 「今は飲んでないのよ、だから外って言ったのに」 女陰から大量の良樹の中出し精液が流れ出てきた。 この夜は、さらに激しくエクスタシーの大波の中、2度目の良樹の生中出しを受け入れてしまった。 2日後、出張から帰った旦那に寝室で甘えながらフェラし、騎乗位のアリバイセックスで中出しさせた。 今まで旦那も良樹も一度もゴムをつけず生で私の中で暴れまわり、奥深く温かな精液を注ぎ込み続けてくれた。 やはり生理が遅れていた。 「生理が遅れてるの」 ソファの前で良樹に仁王立ちフェラしながら言うと・・・。 「俺の子なのか?」 「そうよ、あの危険日に中出ししたのは良樹あたなだけよ」 「産むのか?」 「産みたいわ」 「親父は知ってるのか?」 「まだよ、病院に行ってからにしようと思って」 「本当は孫になるのか・・・」 スカートとパンストを剥ぎ取ると良樹はバックで挿入してきた。 「アウッ、激しくしないで、アッアアッ〜」 対面座位、正常位そして屈曲位で良樹は女陰奥深く精液を注ぎ込んでくれた。 病院に行くと「おめでとうございます」と告げられた。 旦那に連絡すると嬉しそうで、すぐに帰ると言ってきた。 3人で夕食しながら、「良樹、兄弟ができるぞ」と旦那が照れながら話し始めた。 「親父もなかなかやるね。百合さんは綺麗だからな、おめでとう」 「良樹さんありがとう」 芝居がかった会話にも旦那は喜んでいた。 そして旦那が出張の時は、良樹を美味しく受け入れている。 2人目ができたらどうしようなどと、楽しく想像している悪い継母です。 ---END--- |
2]姉はコスプレ戦士 | 2020/ 1/11(Sat) | 2020/ 1/11(Sat) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
「もう〜、○○。どうしてこんなに簡単な問題解らないのぉ?」
姉はあきれ返った様に俺に言う。 「そんなこと言ったって、俺チンプンカンプンだよ」 俺は現在中学三年。今年受験だというのに偏差値40そこそこという状況。 このままではロクな高校へ行けない、と心配した両親が姉を家庭教師に抜擢した。 姉は高校二年、俺とは違い、成績優秀、県内の進学校へ進み、そこでもトップクラスだ。 その上運動神経もよく、ルックスもいけてる。 同じ姉弟で、どうしてこんなにデキが違うのだろう。 そんな姉に俺はずっとコンプレックスを感じていた。 「もうっ。いつまでボンヤリしてるの?早く、次の問題っ!」 「わ、わかったよ…」 と言ったものの、すぐに行き詰ってしまう。 「ねえ。○○ってさぁ、高校行ったら何やるとか、将来何になりたいとかっていう、そう、夢とかってあるの?」 「えっ?何だよ、急に…。別に…。どこか無難な大学入って、適当に就職して……それぐらいかなぁ」 「そんなんだから駄目なんだよ。もっとさ、目標もって、それに突き進んで行かないと。」 「姉ちゃんはそう言うけどさ、それはデキル奴のことであって、こんな俺みたいな落ちこぼれには……」 「それが駄目なのっ。何事も決め付けちゃ駄目。○○だって、本当にやりたいこと見つけてそれに向かって頑張ればさ、絶対、夢かなうって。」 「でも、そのやりたいことってのが、俺、何か解らないんだよね」 「うーん。そうか〜。あっ、でもさ、○○。中学2年の時の実力テストですっごく頑張ってクラスで5番に入んなかったっけ?あれって何だったの。」 「あれはサ、親に、成績上がって5番以内に入ったらパソコン買ってくれるっていわれたから、俺、必死になって勉強したんだよね。」 「えー?じゃあ、その気になればデキルんじゃん、○○。」 「んん〜。でもあの時は相当必死だったからなぁ。」 「じゃあさ、また○○が必死になって頑張れるようなゴホウビがあれば良いってことだよね?何かあるかなーー?」 そう言うと姉は両手を頭の後ろに回して、背伸びするように回りを見渡した。 「ねぇ、○○。コレ、前から気になってたんだけど。○○って、こういうの、好きなの?」 姉が指差したモノはアニメのキャラクターのポスターとフィギアだった。 【コスプレ機動戦士リナ】 俺が今、最もはまっているアニメだ。 主人公のリナは、地球征服を目論む悪の組織と闘うセクシー戦士。 様々なコスプレに身をまとい、敵を油断させながら組織へ潜入し、敵の野望を砕く。 リナの衣装は、メイドに始まり、OL、セーラー服、レースクィーン、スクール水着、フライトアテンダント、ナース、バドガール、女教師、巫女、ブルマー体操着…と多彩だ。 毎回、次はどんな格好で登場するかと思いワクワクしている。 俺の部屋には、その【コスプレ機動戦士リナ】のポスターが何枚も貼られ、アクリルのケースにはリナのフィギアが幾バージョンも保管されている。 かなり痛い部屋だが、好きなのだから仕方ない。 「○○さぁ、こんな二次元キャラにばっか入れ込まない方がいいよ。ねぇ、彼女とか居ないの?」 「そ、そんなこと、関係ないだろう、姉ちゃんには。俺が何に興味あったっていいじゃんかよ。人の趣味に干渉しないで欲しいな…」 「ふ〜ん。シュミね。まぁいいか。で、さぁ、○○。○○って、こういうコスプレ衣装が好きなんだよね。それは、認めるよね。」 「そ、そりゃあ、好きだよ。じゃなかったら、こんなにフィギア集めたりしないよ」 「そしたらさ、○○の対象ってこういうアニメだけなの?リアルな女の子のコスプレには、萌えないのかなぁ〜?」 「えっ?そ、それは……」 「例えばだけどさ、こんな格好、お姉ちゃんがしてあげるって言ったら○○、どうする?」 そう言って、姉は、リナの【フィギアNo.4レースクィーン】を手にした。 (???姉ちゃんが??え?どうして?) 「ふふっ。でも、この問題が解けたらよ。」 姉は問題集をめくり、いかにも難しそうな問題を指差した。 「イイ?これがちゃんと解けたら、お姉ちゃんね、○○の前でこの格好してあげるよ。あ、でも迷惑かな?○○が好きなのは、コスプレのリナちゃんであって私じゃないもんね。どうする?やめとく?」 !!願ってもないことだった。 コスプレが好きなのはもちろんだ。 が、俺は実は姉のことが好きだったのだ。 何をやっても優秀な姉。そんな姉に俺はいつしか憧れていた。 1日に必ず1回はするオナニー。そこには、姉の面影があった。 リナのコスプレ衣装に身を扮した姉の姿を思いながら俺はオナニーする。 それは、大好きな姉を汚すようで、してはいけない事のように思えたが、逆にその背徳感がたまらなく快感を高めた。 その姉が、【フィギアNo.4レースクィーン】の格好をしてくれる!? 俺はもう嬉しさで飛び上がりそうになった。 「で、でも姉ちゃん。レースクィーンのコスチュームなんて持ってるの?」 「ふふっ。それがね。お父さんお母さんには内緒よ。実はこの間、友達に誘われてアルバイトしたの。知り合いの大学生が、同好会の仲間とやるレースにコンパニオンとして出たの。割りとイイ報酬だから、思い切ってやっちゃった。その時のコスチューム、貰ったの。」 「で、でも姉ちゃん。本当にいいの?俺の前で、そんな…」 「いいの。○○。お姉ちゃんはね、○○に頑張ってもらいたいの。私のこんな格好が、○○のゴホウビになるんだったらお姉ちゃん、いくらでもしてあげる」 「わ、わかった。姉ちゃん!俺、頑張ってみる」 俺は必死だった。 この問題を解けば、姉の、憧れの姉のレースクィーン姿が拝めるのだ。 俺の脳味噌はフル回転していた。 難問だと思えた問題ももう少しで解けそうだった。 夢中に問題に取り組んでいて、姉が俺の部屋を出ていったことにも気付かなかった。 いよいよ最後の計算も終わり、答えが出た。 「やった!解けたよ!姉ちゃん!これで合ってるかな?」 俺は満面の笑みで振り返り、姉に言った。 が、姉はそこに居なかった。 (え?どうして?何で、姉ちゃん、居ないの?) (やっぱり嫌やになったのかな?こんなデキの悪い弟に付き合ってられなくなって…まして、レースクィーン姿になってくれるなんて、あり得ないもんな…) 俺は肩を落とし、うなだれていた。 その時だった。 (トントンッ) ノックの音がする。ドアの向こうから姉の声。 「どう?○○?ちゃんと解けた?答え、言ってみて。」 「えっ?うん、えーと。158かな。」 「正解ぃっ!やっぱ、やればできるじゃん。じゃあ、約束通り、ゴホウビだよ」 ドアが開いた! そこには、姉が居た!眩しい位、素敵な姉が! ピンク色のハイレグカットのレオタードを身にまとった姉の姿は何とも神々しいものだった。 どう見たって、レースクィーンそのものだ。 しかも部屋の入り口で、姉はやや斜めに前傾姿勢で立ってる。 それも両手で姉の豊満なバストを挟みこむようにして! (すっ、すげえ。姉ちゃんの「決めポーズ」だ!) 実はアニメの【コスプレ機動戦士リナ】でも最後に盛り上がったところでその時のコスプレ衣装にぴったりのポーズで、敵をやっつける場面があるのだが、まさに、それを見る思いだ。 俺はリナにやられる悪役さながら、メロメロになってしまった。 (くぅぅっ。姉ちゃんっ、参ったぁあ!) 「どう?こんなので良かったの?あれ?○○?ねぇ、顔赤いよ。大丈夫?」 「うぅっ。くくっうぅ。姉ちゃん!ありがとう。最高だよ。姉ちゃんのハイレグ・レースクィーンの格好…。そ、そうだ。姉ちゃん。ねえ。写真撮っていい?撮っておきたいんだ。姉ちゃんのその姿。」 「いいよ。○○。ちょっと恥ずかしいけど。撮ってくれる?お姉ちゃんのこの格好…」 俺は慌てて、デジカメと三脚を用意した。 興奮のあまり手が震える。 ファインダーの中の姉がにっこりと微笑む。 猛然と連写する。色々とポーズを変え、姉と俺の二人きりの撮影会は進む。 ベッドの上にも乗ってもらった。よつんばいの姿勢。 こぼれんばかりの姉の乳房。 俺はものすごい勢いで近づく。接写・連写。 俺の荒い息とシャッター音だけが部屋に響く。 「ちょ、ちょっとぉ。近過ぎるゾォ、おヌシ。」 「ご、ごめん。」 慌てて身を引く俺。 が、懲りずに今度は姉のヒップにレンズの照準を合わせる。 「すっげぇ、ムチムチだぁ…」 心の中でつぶやいたつもりが、思わず口に出ていた。 「何よぅ。そんなにハゲシク見ないで。エッチねえ…」 そう言いながら姉はイヤイヤをするように腰を左右に動かす。 (ふぅーっ。たまんねえ。姉ちゃんっ。何てイイ身体してるんだっ。) 「ねえ。○○。もうそろそろ、いいかな?お勉強の続き、しなきゃ、だよ」 「う、うん。 それは、わかってるんだけど…」 「ほらほら、はいっ。早くイスに座って。じゃ、今度はこの問題やってて。お姉ちゃん、着替えてくるから。」 「えっ?着替えちゃうの?お姉ちゃん」 「当たり前でしょう。お姉ちゃんが、この格好になってあげたのは○○がちゃんとお勉強できるようになる為よ。いつまでもこのままじゃ、○○、お勉強に手が付かないでしょう?」 「じゃ、じゃあさ。こういうのはどう?お姉ちゃん。次の問題が解けたら、また別のコスチューム着てくれるっていうのは。」 「え〜?また別のぉ?」 「じ、実はさ、お姉ちゃんに是非着てもらいたいのがあるんだ」 「なに〜、それ?」 「通販で買っちゃったんだ。これ。」 俺は押入れの奥から箱を出し、姉の前に広げる。 【コスプレ機動戦士リナNo.12ドS女王様(実物大)】 それは、1/1モデルのリナのフィギアだった。 ウレタン樹脂でできた、実物大のリナ。 そして身にまとうのは挑発的なレザースーツ。 ご丁寧に右手には皮のムチ付き。 「バッ、バッカじゃないのぉ!何よ、コレ?○○、アンタ何買ってんのよ!」 「…………」 「ちょっとぉ、○○。コレはヤリ過ぎなんじゃない?お母さんとか見つけたらビックリするよ」 「………どうしても、欲しかったんだ………」 「いくら、欲しかったと言っても、普通は買わないよ、こんなの……で、何?○○。今度はお姉ちゃんにこのレザースーツ着て欲しいの?」 「う、うん。でもそれだけじゃないんだ。」 「何よ、それだけじゃないって?」 「それ着たら、俺を叱って欲しいんだ。もっと勉強しなさいって。何でそんな問題解らないんだって、姉ちゃんに叱られたいんだ。そうすれば、ボク、勉強すると思う。」 「なるほど。そういうことネ。でも、かなり屈折してるぞ、○○。まぁ、でも○○の言う通り、やってみようか。お姉ちゃんも一肌脱ぐぞ。よし、じゃあ、まずこの問題。これを解かなきゃ、着替えてあげないゾ。」 この問題を解けば、姉が俺の女王様になってくれる! そう思ったら、俺の頭は沸騰しそうになったが、何とか問題に集中した。 ジリジリと時間が過ぎる。 どうしても解らない。以前、試験で出た問題と似ている。 その時は解けたはずだが。 よーく思い出せば解るはずだ。 俺はいつの間にか、問題に没頭していた。 隣にいるはずの姉のことさえ、忘れていたくらいに。 ここに、確かあの公式を当てはめればいいはずなのに、その公式が思い出せない。ちくしょう。 ふいに姉の声がする。 「いつまでチンタラ、やってんだよ。そんな問題、さっさと解いちまいな!」 「??ね、姉ちゃん??」 慌てて振り返ると、そこにレザースーツを着た姉がいた。 右手にムチを持っている。 「ボヤボヤするんじゃないわよ!さっさとその問題をお解きっ!」 「は、はひ…」 いつになく、強い口調の姉。 そんな姉に圧倒されながらも俺は感動していた。 (あぁ、今、姉ちゃんに叱ってもらえてる。うぅ、姉ちゃんんっ!) 「ほ〜らほら。ちゃーんと集中して。できる子だろう、○○は。きちんと正解だったら、ご褒美をあげてやってもいいんだよ。」 (ご、ご褒美っ!正解したら、姉ちゃんからご褒美が貰えるっ!何だろう?一体どんな素敵なご褒美が?) その時だった。俺の頭に閃光が走り、忘れていた公式が思い出せた。解った! これさえ解ればもう簡単だ。 スラスラと鉛筆がすべる。できた。 「これで、いいかな?姉ちゃん?」 「ふふっ。正解よ。じゃぁ、これ。ご褒美。」 言うが早いか、姉はその豊満なバストを俺の顔に押し付けてきたのだ。 あまりの量感に俺は息ができなくなりそうだった。 「ね、姉ちゃんっ、ち、窒息しそうだよ」 「ふふ。○○。○○がちゃんとできたからご褒美なのよ。こんなご褒美じゃ、嫌かしら?」 「そ、そんなことないよっ!ね、姉ちゃんのおっぱい…気持ちいいよぅ…」 「ね。○○。さっき、お姉ちゃんのレオタード姿、たくさん写真に撮ったでしょう?あれ、どうするつもりなの?」 「ど、どうするって、見て楽しむだけだよ。」 「見て、楽しむって、具体的にどうするの?」 「そ、そんなこと。言えないよ。いくら姉ちゃんでも」 「知ってるわよ。オナニーするんでしょう?違う?○○…。正直に言いなさい。そうでしょ。○○、お姉ちゃんの写真見てオナニーするつもりだったんでしょ?イヤらしい子ね、○○は。」 「でも、そんな○○、大好きよ。ね、○○。よかったら、お姉ちゃんが手伝ってあげようか?今だって、もう大きくなっているんでしょう。ほら、見せてごらんなさい。」 「あうぅっ」 ふいを突かれた俺は思わず声を上げてしまった。 姉が、SMコスチュームに身を包んだ姉がこともあろうに俺のチンポをさすり始めた。 「あ、ぅう。き、気持ちいいぃ。」 「○○が悪いのよ。こんな格好にしてたら、何だか感じてきちゃうじゃない。思わず触りたくなっちゃったの。○○の。ね、こっちに来て。」 それまで椅子に座って、ズボンの上から姉に手コキされていた俺はベッドへ移動した。 「それ、脱いじゃって。」 「え?」 「ズボン。早く…」 言われるままにズボンをおろしてベッドに腰掛ける。 「ふふ。こんなになってる。」 姉はトランクス越しに俺のチンポをいじる。 「なんか、染み出てるゾー。ほら。ナニかなー。お姉ちゃんに見せられないものかなー。ほーら、パカッ。」 姉は思い切りトランクスを剥がし、一気に脱がしてしまった。 「ぅ、ぅう。恥ずかしいよぅ。姉ちゃんっ。」 「そんなことはないでしょう。 お姉ちゃんだって、随分恥ずかしい格好させられてるのよ、さっきから。 それより、なーに?これは。先っちょから何か、出てますよー。透明な汁ですね〜。ちょっと味見しちゃおうかなー。」 「え?」 と思ったら、その瞬間、もう姉の口は俺のチンポを咥えていた。 「あ、待っ、ちょ、姉ちゃんんんっ」 「ちゅぱぁあっ、くちゃっ、ちゅぱあぁ」 問答無用のフェラチオッ!! 童貞の俺にとって、憧れの姉のフェラチオッ。 しかも、姉は【コスプレ戦士リナNo.12ドS女王様】の格好だっ。 あり得ない快感。姉の口、舌が俺のチンポをしゃぶっている。 (あぁ、姉ちゃんの舌使い、いい、好いよう、気持ちいいよう…) 姉のフェラチオで半ば夢うつつ状態であった俺だが、更なる快感を俺は求めた。 「ね、姉ちゃん。お願いが…。俺のこと跨いでくれえ。」 俺のチンポを咥えていた姉の口が離れ、粘液が糸のように垂れる。 「やらしい子ねぇ。○○。どこで覚えたの?そんなこと…。こう?こうして欲しいの?こうされたいの?」 姉のスラっとした白い足が俺の顔を跨いできた。 同時に、姉のフェラチオが再開される。 姉の白い太ももが俺の顔に容赦なく打ち付けられる。 「ぅぅううぅぅっ」 俺は喜びの嗚咽を挙げていた。 (姉ちゃん、姉ちゃんの足、柔らかい…。甘い匂いがする。甘い蜜の匂い…何て幸せなんだろう。) 俺は姉の蜜の源泉を求めて顔をもたげた。 きっと、あそこに違いない。 姉の怒涛とも言えるフェラチオの集中砲火を浴びながらも、俺は姉の蜜処に辿り着いた。 レザーパンツ越しに感じられる、姉の女淫。もうムレムレだ。 迷うことなくファスナーをおろす。 姉の密林に俺は顔を近づけ、舌を伸ばした。 「ちゃぷぅ、ちゃぷぅ」 子犬のように俺は姉の秘芯を舐め始める。 俺の肉棒をほおばりながら姉はうめき声をあげる。 「んっんんぅむぅん〜、んぅんぉう」 俺は容赦なく責め立てる。舌に加え、指で姉の女淫をいじくる。 ねっとりした、甘い、オンナの匂いが充満している。 (こ、ここが、姉ちゃんの匂いの素のモトだ。) 俺は姉の蜜液で口の周りのだらだらにして、歓喜の声をあげていた。 「あぁあぅぅっ!姉ちゃんっ!姉ちゃんっ!」 童貞の俺にとっては、刺激的なことの連続だった。 やがて、快感の頂点は唐突に訪れた。 姉のバキュームが突然激しくなる。 それと同時に姉の腰が前後左右にグラインドする。 「ぅぅううぅーっ、いいっいっちゃうううぅぅっ!」 どうやら姉は絶頂を迎えているようだった。 あまりにも激しい姉の口技に俺も、我慢が利かなかった。 「あ、あぅうう、姉ちゃんっ、俺もぉ、俺もイクゥうぅ!」 俺のモノを口いっぱい頬張りながらも姉は喜びの声を挙げていた。 「んんむぅふぅっ、いくいぃくうぅっ、んんむふぅっ!」 俺が射精する、その脈動に合わせて姉が口をすぼめ、激しく吸いたてる。 これまでのオナニーでは感じたことのない快感。 最後の一滴まで、吸い尽くすかのようにして、姉のフェラチオは終わった。 姉の喉がゴクリと音を立てた。 俺のザーメンを全て飲み込んだのだ。 「けほっ。けほっ。っんふ。やだーっ。○○のすっごく、ねばっこいー。しかもニガいしぃ」 姉が顔を近づけてきた。 さっきまで俺のチンポを咥えていた唇が、俺の唇に重ねられる。 俺は姉の頭に手を回し、抱き寄せた。 「ね、姉ちゃんんっ。気持ちよかったよう。ありがとう。姉ちゃん。」 「さ、○○。これからも頑張って、成績上げよ。お姉ちゃんも応援するからさ。」 姉はニヤっと笑って、【コスプレ機動戦士リナ】のフィギアを指差した。 「今度はどの格好でやる?」 ---END--- |
1]近親告白* | 2015/ 4/ 9(Thu) | 2015/ 4/ 9(Thu) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
1 にあなたの妹の名前を記入して下さい
(原文:佑香) 2 にあなたの名前を記入して下さい (原文:隆史) 「ホントにあんたが帰ってて良かったわ。お母さん、今日の会議はどうしても休めないの。おかゆは作ってあるから、頼むわね」 「わかったよ、母さん。佑香のことはまかせて」 玄関先で、隆史は答えた。 冬休みがあけて、中学校が始業式の日、妹の佑香が風邪をひいて寝込んでしまったのだった。帰省中の隆史は下宿に帰るのを遅らせて、妹の看病兼留守番を引き受けることにした。 「佑香も、がらじゃないのに長風呂なんかしてるから、風邪をひくんだわ」 「まあ、あいつも年頃になってきたんじゃないかな。今日から学校だからきれいにしたかったんだろう」 「うーん、あの子も色気づいてきたのかしらね。じゃあ母さん行ってくるわ、お兄ちゃんなんだから、ちゃんと妹のこと看病してね。遊びに行ったりしちゃダメよ」 「わかってるって、いってらっしゃい」 バタン! ドアが閉まり、母が出ていく。 「さてと……」 隆史は本を抱えて、妹の部屋に向かった。 「うーん、うーん」 佑香は自分の布団で、うなっていた。 「大丈夫か?」 隆史がそっと声をかけ、頭の上のタオルを水でしぼる。 「あ……おにいちゃん、ありがと……」 「兄妹じゃないか、気にするなよ」 「ごめんね……ほんとは今日帰るんだったんでしょ……」 すまなそうに佑香がつぶやいた。 「いいから寝てろって。せっかく帰ってきたのに、お前の顔ゆっくり見てなかったからな。今日はおにいちゃん、ずっとそばにいてやるから」 「うん……」 佑香が弱々しく、それでも精いっぱい微笑んで目をつむった。布団をかけ直してやると、こもっていた少女の匂いが、ふわっと漂った。 背中まで伸ばした栗色の髪が、汗で顔にまとわりついている。隆史は前髪を指でそっとよけると、まじまじと妹の顔を見つめた。 (やっぱり、佑香、かわいいよなあ……) 大きな目、細い眉、小さい鼻、すべすべの頬、柔らかく、愛らしい唇。まるで、キスを待っている眠り姫のよう。 寝顔を見つめているうちに、隆史の顔はだんだんと吸い寄せられ、思わず唇が触れそうになった。 (いかん、いかん……風邪ひいてる妹に、こんなことをしちゃ) 隆史はあわてて離れると、持ってきた本を読み始めた。 「おにいちゃん……」 「ん?」 しばらくして、佑香のかすかな声が聞こえた。 のぞき込むと、唇が乾いて、大きな瞳がうるんでいる。少し熱があがったのかもしれない。隆史は妹に体温計を渡した。 「大丈夫か? なんかして欲しいことあるか?」 「あたま痛いし、苦しくって、眠れないの……なんとかして」 「うーむ……」 赤い顔をして、息づかいも荒い。体温計を見るとと三十九度もある。 隆史は濡れタオルを絞りながら、自分が風邪をひいた時のことを一生懸命に思い出していた。俺が苦しんでた時、母さんは何をしてくれたっけ…… 「そうだ、佑香、熱冷ましの座薬入れてやろうか?」 「……うん」 思いつきを口にして、妹が素直にうなずいたので、かえって隆史は心配になった。 「で、でも、いいのか……その、座薬入れるって言うのは、その……」 「……それで、らくに……なるんなら……」 あえぎながら妹がささやいた。佑香はそれだけつらいということなのだ。へんな気分になった自分を隆史は反省した。恥ずかしがってる場合じゃない。 「よし、わかった、待ってろ」 隆史は薬を取りに行った。 「今から、座薬入れてやるからな。昔、俺が熱でうなされてた時、母さんがしてくれたんだ。すごくよく効くんだから」 苦しそうな妹を楽にしてやるため、とはいえ、座薬を入れると言うのは、すごくえっちな行為だ。佑香の方としては、下着を脱がされるばかりか、おしりの穴まで兄の目にさらすことになる。隆史は罪悪感を感じていたが、少し興奮もしていた。 上半身は布団をかぶせたままで、下の方だけまくり上げる。ピンク色のパジャマをはいた細い足が出てくる。 隆史は、佑香の腰に手をやると、パジャマを膝の下までずり下ろした。 フリルとリボンのついたちょっぴりおしゃれな下着が目に飛び込んでくる。なんとなく湿っているみたいだ。 今から変なことをする訳じゃない、正当な医療行為だ。けれど、女の子の下着を脱がすというのは、やっぱりどきどきしてしまう。 隆史がショーツをつかむと、脱がされやすいように、佑香がふっと腰を浮かせた。動きに合わせて膝下までずるっと下ろす。 隠されていた女の子の部分があらわになる。 (佑香、まだ生えてないんだ……) 丘のところは赤ちゃんのようにすべすべで、産毛も生えていない。股間には、すっと入った縦線が見える。 隆史は妹の足をかかえると、でんぐり返しのように、上の方へ持ち上げた。ちょうど、おしめを替える時のようなポーズだ。 「はあ……ん……」 佑香がうめく。 「つらいか? もう、ちょっとだから、がまんして……」 そっと佑香の股間をのぞき込んで、隆史は息をのんだ。 閉じていると縦線一本にしか見えないのに、こうして足を開かせると、内側にある女の子の秘密まで見えてしまう。 始まりのところには、包皮にくるまれたかわいらしい肉粒がある。 (これがクリトリスかな……) その下にはピンク色の小さな唇。確か小陰唇と言うはずだ。 初めてじっくりと見る少女の性器。なんと愛らしく、エロティックなのだろうか。 真ん中には、身体の奥深くに導かれる神秘の入り口がある。子宮へとつながっている膣口。かすかに濡れて光っている。 (佑香もオンナなんだ……) その幼い身体の中に、すでに男性を受け入れるための器官が備わっている。 あたりまえのことなのだけど、すごく興奮してしまう。 (ちがう、ちがう……) こっちを観察しててはいけない。その下に目を移す。 少しだけ色付いたアヌスは、細かいしわが集まって小さな菊模様に見える。まわりのおしりも昨日のお風呂上がりのまま、とてもつややかできれいだった。 (座薬って、そのままずぶずぶって挿れちゃっていいのかなあ?) 隆史は悩んだ。自分の時はどうだったか覚えていない。 もしかすると、ワセリンとか軟膏とか使っていたのかもしれないが、そんなのは見あたらない。 (こんなにちっちゃい穴なんだから、濡らさなきゃ入らないよなあ) セックスからの連想で、隆史はそう考えた。 口の中に唾液を溜め、指に垂らす。そうして、佑香のアヌスに触れる。 くちゅ…… 「ふあっ!」 ぴくっと震えて佑香がうめいた。きゅっとおしりに力が入る。 「楽にして、もう少しの辛抱だから」 隆史は、佑香のアヌスとその回りに自分の唾液を塗り付けていった。おしりの穴を広げながら、まるで愛撫するかのように、濡らしていく。 つぷっ、くちゅくちゅ……、つぷっ…… 「はあ、はあ……ふぁ……んんっ」 おしりをいじる度に、妹の身体がふるえ、息が荒くなる。 かわいらしいアヌスが、てらてらと濡れてひくついている。異物の挿入を待ち望んでいるように見えて、何とも淫靡な感じがする。 隆史はティッシュで手を拭いて、座薬を持った。 「今から挿れるからな」 ぐっ…… とがった方を押し当てて、一気に中に押し込む。 「ふあっ……」 ちゅるんっ…… 入れてすぐに手を離したら座薬が外へ飛び出てしまった。佑香の方も力が入ってしまったようだ。 「ごめん、もう一回するから、力抜いて」 「んっ……」 ぐっ…… もう一度挿れ直して、ぐぐっ、と奥まで押し込む。今度は手を離さずにアヌスをそっと押さえる。 「んああっ……」 「ようし、おしりに力入れて、もうしばらくの辛抱だから」 「ん……ふうっ」 佑香がきゅっとおしりを締めるのが指にも伝わった。 「座薬は直接、腸から吸収するから、飲み薬より早く効くという話だよ。実際、小さい頃俺が熱出したときに母さんが入れてくれたこともあるんだ。ほんとによく効いたよ」 「……」 「これで、一眠りすれば治るから、安心していいからな」 黙っていると、気まずいので、隆史はいろいろと話をした。いや、黙っているとつい妹のその部分−−自分が押さえているより上の部分−−に目がいってしまうのだ。 妹の愛らしい割れ目、幼い性器。意識すまいとしてもかえって意識してしまい、興奮が高まって来る。 「も、もう、いいかな?」 今度は、ゆっくりと指を離しても、座薬は飛び出して来なかった。 足を下ろさせてから、ショーツとパジャマをずり上げた。そして布団を直す。 「隣にいるから、何かあったら、すぐ呼べよ。しばらく眠ってればいいから」 同じ部屋にいると、何をしでかすかわからない。ペニスがびんびんに固くなって爆発しそうなのだ。隆史は逃げるようにドアを開けた。 「……うん」 寂しそうに、佑香がうなずいた。 しばらくしてから、隆史は、妹の様子をうかがいに部屋に入った。自室に戻って落ち着いてから戻ってきたのだ。 佑香はぐっすり眠っているようだった。 ゆっくりと部屋を見回す、ファンシーな小物、大きなぬいぐるみ。本棚にはマンガ、参考書、まさに女の子の部屋という感じ。机には、隆史と撮った写真が飾ってある。 「おにいちゃん……」 佑香の声がした。 「あ、起こしちゃったか、気分はどうだ」 「うん、すごく良くなった……アレ、効いたのかなぁ?」 二人の間に思わず沈黙が流れる。 「……でも、良かったな。何かして欲しいことあるか。おかゆもできてるぞ」 「ごはんはあとでいいけど……パジャマ、汗でぐしょぐしょなの、おにいちゃん……着替えさせてくれる?」 「わかった」 隆史は、タンスから、きちんとたたまれたパジャマと下着を取り出した。そっと布団の脇に置くと、部屋を出ようとする。 「おにいちゃん、どこ行くの?」 「どこって、着替える間、外に出てるよ」 「おにいちゃん、着替えさせてよ。まだ頭くらくらしてるから、一人じゃ着替えられないの。それに汗かいちゃってるし」 「でも……」 「おにいちゃんになら見られても平気だから、お願い。身体だるくって、しんどいんだもん」 確かに熱があるときは関節も痛くなるし身体もだるい、頭もふらつく。しかし、さっき見た妹の股間がまだ頭に焼き付いているのに…… 「お願い……」 「わ、わかったよ」 隆史はタオルを絞るためのお湯を取りに行った。 プチッ、プチッ…… ひとつひとつ、パジャマのホックを外して、さっと両側に開く。妹のじとっと濡れた肌、ふわっとしたふたつの胸のふくらみ。 すっぽりと手で包み込めそうで、かわいらしい大きさだ。 上半身を起きあがらせて、腕から湿ったパジャマを抜き取る。 くたっとして、力の入らない佑香が自分に寄り掛かってくる。柔らかくて、暖かい、女の子の香りがふわっと匂ってくる。隆史は優しくおでこに手を当てた。 「うん、熱下がったな。よかったな」 黙って目を閉じてうなずく佑香。 隆史は妹を左手で抱きかかえながら、右手のタオルで汗を拭いていった。 腕からわきの下、背中、そしておなか、胸。 ふにっとして柔らかいが、みずみずしくて張りがある。ふくらみかけ発育真っ最中の佑香のおっぱい。 「こうしてもらってると、なんか気持ちいい……」 うっとりと佑香がつぶやく。 「そ、そうか……」 隆史の頭の中は、欲望と理性が渦巻いて、ぐちゃぐちゃになっていた。 部屋に戻ったとき抜いたはずのに、自分のモノは、もう固く勃起している。 ふと見ると、おっぱいの先っぽがつんととがっている。まだ小さく薄い色の乳頭だが、それだけに愛らしい。そっと口づけてみたい、直接触れてみたい、それをじっと 我慢して、替えのパジャマを着せる。 「あ……」 佑香が何か言いかけて、目を閉じた。 今度は下の方だ。 パジャマを脱がしてから、すねからひざ、ふとももと拭いていく。 新しいパジャマをはかそうとすると、今度は佑香が止めた。 「ショーツも替えて……」 「で、でも、これは……まずいよ」 「汗で気持ち悪いの。おにいちゃんになら見られても平気だから……さっきもう見られちゃったんだし……お願い」 「う、うん……」 隆史は知らず、唾を飲み込んでいた。 汗で張り付いた白いショーツ。さっきよりだいぶ濡れていて、割れ目の形がくっきりと透けて見える。引っかかりながら、そっとはがすようにして脱がす。 すっと、縦に切れ込んだスリット。サーモンピンクの秘肉が隠れている禁断の部分。 「ちゃんと、ふいて……」 手が止まっていると佑香が催促した。 少しだけ足を開かせて、股のつけねから、割れ目、おしりの間。すごく緊張しながら、隆史は手を動かした。全力でブレーキを踏んでいる状態。気を抜いたら、すぐに 暴走してしまう。 「あ……んんっ」 佑香がうめく。 「もっと……もっとふいて、汗で濡れちゃってるでしょ?」 「あ、ああ……」 濡れている。でも、これは汗だけじゃない。見つめれば見つめるほど、拭けば拭くほどあふれてくる幼い妹の愛液。 「はあ、はあ……もっと……」 佑香の声も熱にうなされる声ではなく、快感にもだえる声に変わっていた。 「も、もういいだろう」 隆史は妹の身体を拭く手を必死の思いで止めた。 これ以上やると理性が負けてしまう。いっぱいまで水を満たしたダムに、ひびが入ってきた、そんな気分。 「おにいちゃんの鈍感……」 隆史にもたれかかりながら、佑香が何かつぶやいた。 「な、なんだ? き、聞こえなかった」 「……おにいちゃん、なんで、わたしが風邪ひいちゃったか、知ってる?」 「えっ? き、昨日の長風呂で湯冷めしたんじゃないのか?」 「うん、わたし、昨日お風呂で……」 佑香は、そっとささやいた。 「おにいちゃんのこと想いながら、ひとりでしてたから……」 心の中に亀裂が広がって、理性が壊れていく。 「おにいちゃん……好き……」 「佑香っ!」 「あんっ!」 決壊してあふれだした欲望の流れは、もう止まらなかった。 隆史は佑香にのしかかると、むしゃぶりつくように、妹の股間に顔を埋めた。 「佑香、佑香っ! お前が、お前が悪いんだからな。一生懸命我慢してたのに、おにいちゃんを誘惑したりして」 「いい、いいよ……おにいちゃん、もっと……」 うっとりとした声で、佑香は兄の頭をそっと押さえた。 隆史の唇が佑香の性器にさらに押しつけられる。それに応えて隆史も、子犬がなめるように激しく舌を動かす。 「あっ、ああんっ」 佑香の性器の隅々まで、なめ尽くす。クリトリスを吸い、割れ目にそって舌をはわせていく。 「おにいちゃあん……きもちいい……」 甘えるような妹の声。 ぴちゅ…… 膣口の中にまで舌を差し込み、とろりとした幼蜜を味わう。小陰唇をついばむように、そっとくわえる。 ちゅぷっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ。 ひとしきりなめた後、隆史は顔を上げた。 「はあ……はあ……」 まるで、かけっこの後のような妹の息づかい。 「佑香……」 「おにいちゃん……」 二人が唇を重ねる。愛液の味のえっちなキス。 「ん……んんっ」 兄妹が激しく舌をからめあう、妹の甘い唾液が兄の中に流れ込む。 ぷは…… つーっと、糸をひいて二人の唇が離れた。 隆史が着せたばかりのパジャマをもう一度脱がす。髪をなでて、耳たぶに口づけする。首筋をゆっくり降りて、わきの下までなめる。 「きゃふっ!」 「くすぐったい?」 「ううん、ちょっとびっくりしただけ」 まだ未成熟な妹の身体。堅いつぼみを開かせるように、もう一度じっくりと上から下へと愛撫を繰り返していく。 「あっ……ふあっ……」 小さなおっぱいを手でゆっくりと揉みほぐしながら、ちゅっ、ちゅっと吸う。 舌でころころと転がすと、小さな乳首がむくむくっと固くなってくる。 「あふっ……いい、いいよぉ」 妹の切ないあえぎ声が聞こえる。まだ子どもの声なのにぞくっとするほど色っぽい。 おなか、おへそ、と下へ降りていきながら、なでまわし、頬摺りし、なめていく。 発毛のないまだすべすべの丘、内股の白く柔らかい部分。幼い性器をキスマークで飾るように強く吸う。大事なところをわざと後にする。 「あっ、ああん……お、おにいちゃあん」 懇願するような妹の声。 「じゃあ、もっと足開いて、おにいちゃんに佑香のすべてを見せて」 佑香は黙ってうなずくと、もう開かないくらいいっぱいに足を広げた。それからおずおずと手を添え、くにゅっと自分の陰唇を割り開く。恥ずかしい桃色の粘膜の奥まで 兄の目にさらす。 「佑香、そこまで……」 予想以上の妹のえっちな反応に、隆史は股間が熱くなった。佑香が待ち望んでいる部分に再度口づけてやる。 「はああん……んふっう」 ちゅばっ、ちゅぱっ。 「かわいいよ、佑香」 性器は、もう充分に濡れて潤っている。幼い花弁が、とろとろと蜜を分泌して、ペニスの侵入を待っている、そんな感じ。 くぷっ…… 指を入れてみると、きゅっと締めつけられる。 「痛い?」 「ううん、大丈夫」 体勢を変え、隆史は妹の上にかぶさった。佑香も足を開いたまま、兄を受け入れるようにして、そっと手を伸ばす。 「佑香っ! 好きだよ」 「おにいちゃん……」 「……いくよ」 隆史が身体をこすりつけると、佑香の愛液が二人を結ぶようにからみつく。 ちゅるっ、ぴちゅっ…… 自分のモノがぬるぬるになったところで、隆史はペニスをぐっと押し当てた。 小さい妹の粘膜を押し広げて、大きな兄の固いモノが入っていく。 ずにゅぅ…… 「んああっ!」 ぴったりと吸い付くように佑香の肉壁が隆史の先端を包み込んだ。 そのまま、ずずずっと、奥まで挿入していく。 暖かく、柔らかく、優しく、それでいて、きつく、狭い、そんな妹の体内。 「あ……うっ……い、いたっ……いたいぃ……」 「大丈夫か?」 「う、うん……なんとか……我慢する……あっ! 動かさないで!」 「わかった……」 つながったままで、兄妹がじっと見つめ合った。 「やっと……やっと、おにいちゃんと……ひとつに……」 涙をこぼしながら、小さく佑香がつぶやく。 「ずっと……ずっと好きだったのに……おにいちゃんったら……大学、行ったっきり……帰って……こないから……」 痛みをこらえながら、とぎれとぎれの妹の告白。 「本当にごめんよ、佑香」 隆史は謝った。今までのこと、今日のこと、今のこと、全てを含めて。 「俺だって、お前のことが好きだった。だから、こわかった。いつかこうして兄妹で愛し合ってしまうんじゃないかって、それで……」 「わたし……いつでも……待ってたのに」 「佑香……」 隆史は、こうして抱き合っているだけで、心が満たされていくのを感じた。動かさなくても、充分に心地よかった。 「なんか……あそこがじんじんする。おにいちゃんが、わたしの中に入ってるんだね……」 ぽつんと佑香が言った。 「まだ痛いか?」 「ううん、もう大丈夫……いいよ」 佑香も、まだつらそうな顔をしているが、最初よりはだいぶ楽になってきたようだ。 「動くよ……」 「あっ! ふぁ……」 隆史が腰を引いて、静かに動き始める。 ずるずるっと引き出して、時間をかけて、ぐぐぐっと突き入れる。 結合部分に目をやると、血がにじんでいるのがわかった。愛液で薄められているが、佑香のはじめてのしるしだ。 くちゅっ……ぬりゅっ…… 隆史は、気を使ってゆっくりと抽送した。男にとってはじれったいようなセックスだったが、自分の快感よりも愛しい佑香が痛がらないようにという思いが強かった。 「お、おにいちゃん……おにいちゃんっ……」 佑香がうわごとのように呼びかけてくる。 妹からあふれる愛液は、水飴のようにねっとりとからみつき、自らの痛みをも和らげるように隆史のペニスを濡らす。 狭い入り口はきゅっきゅっと根元を締めつけ、中は柔らかい微妙なヒダが、動かさなくとも、敏感な部分を刺激する。 相手が佑香だと言うだけで、もう爆発しそうなのに、その中の感触も恐ろしく気持ちよかった。 「ああん……、あふっ……」 ぐちゅ……、ぐちゅ…… こすれる愛液がえっちな音を奏でる。切ないあえぎ声と合わさって、隆史をフィニッシュへと導くメロディ。 「す、すごいよ……佑香、さ、最高だよ」 「あん……う、うれしい……」 やがて隆史の動きが速くなる。あまりの気持ちよさに自然に腰が動いてしまうのだ。急速に絶頂が近づいてくる。 「あっ……お、おにいちゃん、ゆっくり……いっ、いたあいっ、くふっ!」 ひとすじ、ふたすじと新しい涙がこぼれていく。妹のしがみつく手に力が入る。 「ご、ごめん、佑香、もう少しだから」 くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。 「んっ……くふっ……んんっ!」 隆史の中で、ほとばしりそうな感覚が腰から上ってくる。止まらない! 「……ゆ、佑香っ! くうっ!」 どひゅっ、どひゅっ、どひゅ…… 濃厚な液が身体の中をほとばしって、放出されていく。 中で出したらやばい。一瞬そう思ったものの、佑香のもたらす快感はあまりにも強烈だった。隆史は止める間もなく、ありったけの精液を妹の中に注ぎ込んでいた。 「……はあ、はあ、佑香ごめん……」 「……んっ」 つながったままで、二人はもう一度、唇を重ね合った。 翌日。 「じゃあ、隆史、おとなしく寝てなさい」 「ああ……」 「まったく、妹の看病して、移されるなんて、お兄ちゃんのくせに情けない、大学始まるから、今日帰らないといけなかったんでしょ?」 「……仕方ないよ、最初の講義は休むよ」 「じゃあ、行ってくるから」 説教だけして母親が出ていくと、入れ違いに佑香が入ってきた。パジャマのままの姿で心配そうな顔をしている。 「大丈夫? おにいちゃん。わたしの風邪が移っちゃったんだね?」 「コホッ、コホッ……気にするなよ、俺は大丈夫さ。昨日の今日だから佑香の方が心配だよ」 「うん、大事をとって休むけど、元気だよ……あそこも、もう痛くないし……」 照れながら、妹が付け加えた。 「そうか……」 「おにいちゃん風邪ひいてるのに、こんなこと言っちゃ悪いんだけど……」 佑香はちょっとうつむいてから言った。 「おにいちゃんがもう一日いてくれるの、すごくうれしいの」 「……佑香」 隆史は胸がいっぱいになった。 「俺、すぐまた帰ってくるよ。風邪治ったら、二人でどっか遊びに行こうな」 「うんっ」 佑香は嬉しそうにうなずくと、めいっぱい甘えた声で言った。 「ねえ、おにいちゃん……こっちの部屋で寝ててもいい?」 「いいけど、そばに来るとお前の風邪、またぶり返しちゃうぞ」 隆史が苦笑しながら答える。 「大丈夫だよ、おにいちゃんが治してくれるもん、じゃあお布団持ってくるね」 妹がにっこり笑って飛び出していく。 ケホッ…… 風邪のせいで、頭も喉も痛かったけれど、それを吹き飛ばすくらいに隆史は幸せな気分だった。 ---END--- |
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僕には三歳年上の姉が一人います。去年大学を卒業して現在は化粧品会社に勤めています。背が高く一メートル七十以上ありそうですが、本人は六十九だと言い張ってます。ちょっと細めで、胸はあんまりありません。
両親は長野の実家で暮らしています。僕と姉貴は東京暮らしです。元々は姉貴が大学に通うために借りたマンションなのですが、一時は親に内緒で恋人と同棲していました。仕方無くアパートを借りる積もりでしたが、僕が浪人している間に姉貴はその恋人と別れてしまいました。
どうせ一部屋空いてるからいいよと言われ、姉貴と一緒に暮らすことにしました。両親もその方が安上がりだと喜んでいます。
こうして一緒に暮らすようになった姉貴ですが、結構天然入ってて、こっちが慌てるくらいアッケラカンとしています。昨日も新しいビキニの水着買って来たって僕に見せたんですが、ハイレグ過ぎて両側から毛がはみ出してました。流石に直視できず、顔を背けたまま注意しました。
「姉ちゃん、ハミ毛、ハミ毛」
姉貴は自分の股を覗き込んで笑い出しました。
「ほんと、これじゃ丸見えだ」
慌てて自分の部屋に戻って行ったので着替えて来ると思ったら、今度はビキニの下だけ脱いで僕の部屋に来ました。
「あんたのひげ剃り貸して。ついでにクリームも」
「姉ちゃん、ちっとは気にしなよ。僕だって男だぜ」
「いいじゃない。見たいんでしょ。ネットなんかでコソコソ見てないで、ちゃんと本物で勉強しなさい」
「何の勉強だか」
姉貴が急に真顔になりました。
「あんたねえ、女のこともしっかり勉強しないと、折角大学生になってもいい女なんか絶対無理だよ。変な押し掛け女に捕まらないように、今から慣れておきなさい」
「えっ、うん。それは分かってるけど」
僕は今年二十歳になりますが、まだ女を知りません。高校三年の時も含めて三年間、受験に必死で恋人はおろかガールフレンド一人作る暇が無かったんです。その辺は姉貴にも筒抜けです。
話している間、僕は姉貴の茂みをチラ見してました。ほんとはガン見したかったけど、怒られそうで怖かったんです。
「そうだ、あんた、毎日ひげ剃ってるんだから上手でしょ。これ、全部剃ってくれない?」
「えっ、僕が剃るの?」
「うん。剃って」
「剃る時って、皮膚を引っ張らないと上手く行かないんだよ。そんなことしたら触っちゃうよ」
姉貴がクスッと笑いました。
「いいチャンスじゃない。許す。好きなだけ触っていいよ」
「ほんとにいいの?」
思わずマジ顔で聞いてしまいました。
「ふふ、食い付いて来たね。いいよ。この際、女がどうなってるか、しっかり確かめなさい」
何となくわざと見せてるんじゃないかと疑いましたが、渡りに船です。大学に入ってちょっといい雰囲気になった子がいたんですが、口説く切っ掛けが掴めないまま、いつの間にか駄目になってしまいました。正直言って、手が出せなかったんです。
「じゃあ、ベッドに寝て」
まずベッドの上でM字開脚させましたが、これだと腿の付け根にカミソリが入りません。仕方無く脚を大きく開かせ、お尻の下に枕を入れました。お尻の穴まで丸見えになりました。
「ふふ、他人にはこんな格好、絶対に見せられないね」
姉貴が笑いました。でも、僕ならいいのか、と突っ込みたくなりました。
シェービングクリームを塗る前にハサミで毛を二ミリ位にカットしました。長いのをそのまま剃るのは難しいんです。クリームをたっぷり塗り付け、離れたところから剃り始めました。姉貴は毛深く、お尻の穴の方まで黒い毛が取り囲んでいます。
前のプックラと膨らんだ辺りはまだ冷静でしたが、深く切れ込んだ割れ目からベロのような襞がはみ出しているところまで来ると手が震えました。
「そこが肝心だから、ちゃんと剃ってね」
姉貴が顔を上げずに言いました。
「う、うん」
思い切ってそのベロのような襞を摘み、反対の方に、皺を伸ばすように引っ張りました。毛の一本一本が見えるようになったので、遠い方から襞に向かってカミソリを動かしました。
難しかったのは前の割れ目とお尻の穴の間です。なかなか皺が伸びないんです。でも、剃り残しちゃいけないと思って前の襞を思い切り引っ張り、一本残らず剃り落としました。
「終わったの?」
姉貴が顔を上げて僕の顔を見ました。
「うん、大丈夫だと思う」
「剃り残しが無いか、舌の先で確かめて」
「えっ、舐めるの?」
確かにトゲを抜いた後で残ってないか確かめる時は舌の先で舐めます。でも、まだ女のそんなところを舐めたことなんか一度もありません。
「ついでに、毛が生えてないところも舐めていいよ」
どうも姉貴は僕に教えるのが目的みたいです。
まったく何て姉弟だと思われそうですが、うちは昔からオープンで、おちんちんを剥いてくれたのも姉貴でした。剥かれて大きくなるとローション付けて擦られ、初めて出してしまったのも姉貴の手の中なんです。
とは言っても、一度教えてくれると後は自分でしなさいと言われました。姉貴は単に教えてくれただけ。そのままやばい関係になることはありませんでした。
「ほら、早く」
姉貴に促され、恐る恐る舌の先を付けました。姉貴の言うことは間違っていませんでした。指だと分からない剃り残しが舌の先ならハッキリ分かるんです。舌の先で確かめては剃り直し、また舐めて確かめる。それを繰り返していると舌に当たらなくなりました。
「ご苦労さん。ご褒美に、中も舐めていいよ」
思わず唾を飲み込みました。目の前で姉貴の襞がパックリと割れ、濃いピンクの塗れた肌が光っています。ネットで見たモロ画像よりもきれいな割れ目です。
まず、襞の合わさったところに舌を入れました。この中にクリが隠れているはずです。予想通り、米粒くらいの小さな塊が顔を出しました。
「ふうん、一応分かってるんだ」
姉貴が含み笑いをしました。どうやら間違ってはいないようです。
体験告白などでは舐められた女は皆呻くように書かれてますが、姉貴はやたら冷静でした。告白での女の反応はワンパターンで嘘くさいと思ってたんですが、やはり人によって感度や反応は違うようです。
「舌の先で剥いて、吸ってごらん」
僕は頷いて言われた通りにしました。
「もうちょっと強く吸って。うん、そんな感じ。それで、ベロの先でコチョコチョして。うん、いい感じよ」
姉貴は間違い無く僕に女の可愛がり方を教えてくれているようです。僕は言われるままにあちこち舌の先で確かめました。穴の場所はすぐに分かりました。思ったより下の方で、お尻の穴のすぐ傍でした。
「指、入れてもいいよ」
姉貴にそう言われて人差し指を入れました。穴の向きが思っていたよりも上向きでびっくりしました。
「ねっ、想像とは違うだろ?」
「うん」
僕は返事をしてからまた口を付けました。すぼまったお尻の穴が可愛かったので舌の先でくすぐりました。
「馬鹿、そこは違うでしょ」
姉貴がコツンと頭を叩きましたが、僕は構わず舐め続けました。実は告白で読んだアナルに凄く興味があったんです。
「私ならいいけど、初めての子にそんなことしちゃ駄目だよ」
僕は頷いて舌の先を少しだけ中に入れました。
「んー」
初めて姉貴が反応しました。
その日、僕は一時間以上姉貴を舐め続けました。姉貴も嫌とは言いませんでした。時々身体を震わせてお尻を押し付けていたので、きっと気持ち良かったんだと思います。
ようやく僕の頭を軽く叩いた姉貴が言いました。
「もういいわ。交代」
姉貴は代わりに僕をベッドに寝かせ、部屋着のジャージをパンツごと脱がせました。勿論、僕は目一杯固くなって上を向いています。
「ふうん、結構おっきくなったじゃん」
僕は姉貴のお陰でしっかり剥けています。長さは大したことないんですが、剥けたあごが擦れて鍛えられたのか、先っぽが本当に松茸みたいなんです。
「これなら大丈夫だよ」
姉貴がそう言いながら先っぽを口に含んでくれました。すぼまった唇が張り出したあごを扱き、舌の先が裏の割れたところをくすぐります。散々姉貴をしゃぶった後なので五分も持たず、呆気無く爆発してしまいました。自分も楽しめるし、労せず僕にも目的を遂げさせる。姉貴にとっては一挙両得なのかも知れません。
こうして一日おきに僕が姉貴の毛を剃ることになりました。姉貴はその度にお礼だと口でしてくれます。最初は毎日でもいいと思ったのですが、姉貴は一日おきで十分だと相手にしてくれませんでした。
夏が近付いて来たある日、姉貴が友達を連れ来ました。凄い美人で驚きました。悦子さんと言う名で、会社の後輩だそうです。今年成人式を迎えたばかりの二十歳ちょうど。僕とは一つしか違いません。
挨拶が済んだので自分の部屋に戻ろうとすると姉貴が呼び止めました。
「まだ話は終わってないよ」
「へっ、何?」
「悦ちゃんも頼みたいんだって」
「何を?」
「毛剃り」
「嘘!」
思わず悦子さんの顔を見てしまいました。とてもそんな雰囲気の人とは思えません。顔はタレントでも立派に通用する美人です。スタイルも申し分無いんです。
「悦ちゃん、毛深くて悩んでるんだって。高校時代に初体験できそうなチャンスがあったんだけど、下着脱いだら相手の男の子が怖じ気付いて逃げちゃったんだってさ」
姉貴の言い方が無遠慮なので、悦子さんが下を向いてしまいました。
「姉ちゃん、そんな言い方しちゃ可哀想だよ」
「平気よ。もし本当に剃るんなら、全部見ることになるんだよ」
「それはそうだけど」
姉貴の言葉通りなら悦子さんはまだバージンと言うことになります。そんな人が僕に恥ずかしいところを見せ、触らせることになるんです。もし姉貴のように舌の先で確かめるとしたら、大変なことになります。
「どう、悦ちゃん。こいつでも良ければ剃らせるけど」
悦子さんは恥ずかしそうに僕を見ましたが、コクッと頷きました。僕は喉がカラカラになりました。
「ほら、ハサミとカミソリ持っておいで」
姉貴が笑いながら言いました。
僕が毛剃りの用意をして姉貴の部屋に戻ると悦子さんが下半身裸でベッドに横になっていました。姉貴を剃る時と同じように大股開きで、お尻の下にクッションを入れています。
悦子さんは確かに凄いジャングルでした。姉貴なんか足元にも及びません。ここまで脚を広げても茂みの中は見えませんでした。
「じゃあ、切りますよ」
僕は上の方から毛を摘んでハサミを入れました。ジョキ、ジョキと音がして少しずつ肌が露わになって行きます。ようやく顔を見せた割れ目は周りの肌と同じ色で、本当に可愛い姿をしてました。
「わっ、悦ちゃんのって、きれい」
姉貴が思わず覗き込みました。
「恥ずかしい。そんなこと言わないで下さい」
悦子さんの顔が真っ赤になりました。
ハサミで切り終わったのでシェービングクリームを塗りました。指先で塗るのでドキドキです。姉貴は家族だし、元々アッケラカンとしてるので気が楽なんですが、悦子さんとは初対面で、おまけに信じられない位の美人です。こんな人が彼女だったら最高だなって思いました。
不思議なもので、相手が余りにも理想の人だとエッチな気分にはならないものですね。悦子さんの襞やお尻の穴にもクリームを塗りながら、僕の胸は感動で一杯でした。
「剃ります。いいですか?」
悦子さんの顔を見上げながら聞きました。悦子さんは固く目をつぶったまま何度も頷きました。きっと僕の顔を見るのが恥ずかしかったんだと思います。
僕が襞を摘んで引っ張ると悦子さんが切なそうな溜息をつきました。よく見ると姉貴と同じ場所がポッカリと口を開けています。処女ってここに膜が張ってるんだと思ってましたが、そんな風には見えませんでした。
ようやく襞の周りが終わり、お尻の方に掛かります。お尻の穴を傷付けないよう指で蓋をすると悦子さんが嫌々をしました。
「もうちょっとだから我慢して下さい」
そう言うと頷いて大人しくなりました。
お尻の周りを剃り終わったところで姉貴の顔を見ました。舌の先に指を当てて、同じように確かめるのか聞きました。姉貴は何も言わずに頷きました。
もうドキドキでした。まだ会って一時間くらいしか経っていないのに、僕は悦子さんの虜になっていました。しかも、その憧れの悦子さんの一番恥ずかしいところを舌の先で確認するんです。
やはり襞の拠れた辺りに剃り残しがありました。お尻の周りにも数本残ってました。それを舌の先で確かめながら、時々襞の中やお尻の穴も探ります。悦子さんは何も言わずに唇を噛んでました。
剃り残しが無くなったところで姉貴を見上げました。相手が姉貴なら襞の中もしっかり舐めたり吸ったりするのですが、悦子さんにそこまでしてもいいものか、判断が付かなかったんです。
でも、予想に反して姉貴がしっかり頷きました。勇気を得た僕はまずベールの中のクリを探しました。それは意外な大きさで、小豆くらいありました。その塊を夢中で吸い、舌の先で転がします。
「むー、む、む・・・・・・」
悦子さんがうめき声を上げました。それでも構わず舌を動かしていると、とうとう悦子さんのお尻が浮きました。両足で踏ん張り、僕の口にクリを押し付けます。
「あ、あー」
あごに何か生暖かいものを感じました。口を離して覗くと悦子さんの歪んだ入り口から透明な滴が溢れていました。
これ以上どうしていいか分からなかった僕は悦子さんから顔を離して起き上がりました。ここまで来るとジャージの前は目一杯膨らんでいましたが、我慢することにしました。後で姉貴が何とかしてくれると思ったんです。
姉貴が悦子さんを立たせ、風呂場に行かせました。シャワーの音がし始めると姉貴が口を開きました。
「きれいに剃れたね。悦ちゃん、これから一日おきに来るからお願いね」
「えっ、ずっと剃るの?」
「当たり前よ。放っておいたらすぐジョリジョリになっちゃうじゃない」
「ってことは、姉ちゃんと交代で?」
「うん」
姉貴がニヤッと笑いました。
「悦ちゃんの気持ちが固まったら、卒業させて上げるからね」
「えっ、卒業って?」
「童貞の。しかも相手の悦ちゃんも処女と来てる。最高でしょ?」
「いいの?」
「良くなかったら、あんたに毛なんか剃らせないわよ。秘密を握られちゃうんだし、おまけにしっかり舐められて」
「うん、あれで良かったの?」
「大丈夫。悦ちゃん、目一杯感じてたでしょ。初対面の今日は無理だと思うけど、あと二、三回剃って上げたら、きっと覚悟が決まるわよ」
その時、風呂場のドアが開きました。
「お姉さんの言う通りよ。次の時に抱いて貰うかも」
「じゃあ、明後日ね。ところで生理はいつ?」
姉貴が確認しました。
「多分、来週くらい」
「じゃあ、念のためコンドーム用意しておくわ」
姉貴が僕を見ました。
悦子さんが帰ると姉貴が僕を裸にしました。
「良かったね。いい姉貴に感謝しろよ。さ、しっかり絞って上げる」
「えっ、何で?明後日悦子さんが来るのに」
「ばーか。悦ちゃん、明後日がロストバージンだよ。痛くて動くのなんか無理だってば。だから、明日もしっかり抜いて上げる」
「そんなもんなの?」
「人によるけどね。私は最初から全然痛くなかったよ。ま、相手がちいちゃかったってこともあるけど」
「僕のは大丈夫?」
不安になったので思わず聞いてしまいました。
「あんたのは姉ちゃんが剥いて上げたでしょ。そのお陰で人並みになれたんだよ。それもこれも、感謝しなさい」
「うん、ありがと」
ようやく姉貴が口にくわえてくれました。
「姉ちゃん」
何、と言うように姉貴が見上げました。
「僕、悦子さんと付き合えるのかな?」
ああ、と姉貴が頷き、口を離しました。
「付き合う気が無かったら、毛を剃らせたり、あそこを舐めさせたりしないってば。姉ちゃんがしっかり根回ししてやったんだよ。感謝しな。だから、これからずっと、姉ちゃんもしっかり剃ってよ。手なんか抜いたら承知しないから」
姉貴がまた口一杯に頬張りました。姉貴の天然って、もしかしたら僕に対する優しさの表れなのかな、と思わず嬉しくなりました。
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