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(原文:雅恵)
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(原文:智明)
[前編][後編]
[前編]
俺はほとんど生まれながらに施設に預けられた。
物心がついた頃からずっと、家族のことを聞いても施設長をはじめ、みんな苦笑いするだけで決して教えてくれなかった。
そんな事もあり、いつかはここを抜け出してやると思うような、ひねくれ者に育っていった。
そんな俺を引き取った時、養母はまだ20代半ばと若かった。
まあ正確には、彼女の両親が彼女のために引き取ったと後から聞かされた。
それでもなぜか戸籍は入れず、元のままだった。
彼女や、初めの頃に一緒に暮らしていた彼女の両親の援助を受けて、ひねくれ者でも成績はそこそこ良かったので、それなりの学校に入れてもらうことができた。
そこでようやく許されて、彼女と2人だけで暮らす生活がスタートしたわけだ。
「送り迎えしてあげるから、無理しなくてもいいのよ」
彼女には反対されたが、通学に必要なバイクの免許を取るとき、戸籍謄本を取った。
知りたかった親の欄は、なぜか空欄のままだった。
それでも彼女との2人きりの生活はそれなりに楽しかった。
20代半ばだが、彼女は少女のような愛らしい雰囲気を持っていた。
服装や髪型、時おり見せる仕草も可愛らしく、そのせいで実年齢よりもずっと若く見えた。
そんなところをちょっと誉めたりすると、恥ずかしそうにはにかんだりして、養母というよりも実の姉のように接してくれて嬉しかった。
親の愛情を知らずに育った俺は、甘い想いに胸を弾ませながら、ぼんやりと彼女の姿を眺めてはトランクスの中のモノを疼かせていた。
ある日、風呂上がりでバスタオル1枚を身体に巻いて、濡れた髪を拭いている場面に出くわし、脱衣所の廊下で思わず立ち止まり、彼女の後ろ姿に見入ってしまったことがあった。
「なに見てるの?」
すぐ俺の視線に気付き、養母は振り向きざまに笑顔で俺に言ってきた。
養母にそんな事を言われてパニックになった俺は赤面するしかなかった。
そんな俺を、しばし無言で俺の顔を覗き込んでいた養母は、ふいに囁くような声で言った。
「女の人の体に興味があるの?そんなに私の体を見てみたい?」
真剣な表情で、養母は俺を見据えてくる。
とても嘘をつけず、俺は素直に頷いた。
すると養母は何も言わずに俺を脱衣所に引き入れると、バスタオルの前をハラリと開いて桃色に火照った裸身を見せてくれた。
それを見た途端、思わず呼吸が止まるかと思った。
愛らしい外見とは裏腹に、美しい曲線を描いて成熟した大人の女性の裸身が目の前にあった。
「満足した?これでいい?」
「う、う、うん・・・!」
「男だから女の体に興味を持つのは自然なこと。恥ずかしがったりしなくていいのよ」
優しく諭すような口調で、養母は静かにゆっくりとタオルの前を閉じた。
俺の密かな憧れの視線に彼女が気付いていたのを知り、もう頬が焼けるように熱くて、上げられなかった顔を両手で挟んで持ち上げた彼女は、そんな俺の頬に擦り付けながら軽く口づけをしてきた。
彼女はすぐに離れたが、俺はまたパニックを起こしてしまった。
(なぜ・・・なぜ・・・なぜ?)
なぜの嵐が頭の中をグルングルンと回っていた。
以後も目に焼き付いた彼女の裸身。
そしてとても柔らかかった唇は俺の心を捉え続けた。
彼女にしてみれば何気ないその行為だったのかもしれないが、前々からくすぶっていた俺の心に火をつけてしまい、それは恋愛感情へと成長していった。
もちろんとても許されないことだという自覚もあったが、血が繋がっていないという思いもあり、甘い苦悩に心身を焦がし続けた。
そんな俺の心中を知らない彼女は、いつも心からの笑みを俺に浮かべてくれていた。
それから間もなくのこと、性器を養母に突き立てている姿を夢に見るようになった。
今思えば、その頃から2人の関係は動きはじめていたのかもしれない。
彼女と一緒に居られるだけ、それだけで満足して呑気に喜ぶ俺。
俺の面白おかしく話す馬鹿な話を、何でも可笑しそうに笑ってくれて聞いてくれる養母。
仕事の愚痴など何でも話してくれる彼女も、俺を癒しに感じてくれているようだった。
ある日、かなり夜深くなってから帰ってきて、泣き腫らした瞼で部屋にやってきた養母と初めてベッドの中で抱き合った。
彼女は腫れた頬を擦っていた。
どうやら彼氏らしき男と大ゲンカして、奴に叩かれたらしかった。
俺はといえばすごく不思議な感覚の中にいるようで、彼女と抱き合ってキスをして体を愛撫しあっていた。
「気にしなくていいわよ。私も・・・」
そう言いかけたところで、口から出そうになった言葉を飲み込んでいるのが、なんとなくわかった。
(ああ、彼氏への当て付けなんだな・・・)と。
そんな彼女に気付かないふりをしていると、「どうだった?」と聞くので、素直に「今までの中でも正直、一番すごかったよ」と答えると、顔いっぱいの笑みを浮かべて俺に抱きついてきた。
同居していた頃に、彼女の両親達の会話から、箱入り娘として育てられた彼女と本当の親子以上の関係になれたような気持ちがしていた。
胸はドキドキ高鳴っているのに、ほんわかとした幸せ感があった。
これも彼(?)への当て付けなのかもと少しビビってしまったところもあったが、泣き出しそうな顔で嬉しそうに俺の唇を吸ってくる養母の高ぶった様子に打ち消されてしまった。
彼女は俺にただ純粋な温もりを欲しがっていただけだったから、そんな養母に俺も思いっきりできるだけ精一杯の温かな気持ちで応えてやっていた。
毎晩のようにそんな儀式が続いて、ひとつのベッドで身体をくっ付け合って眠る日々の中、俺の中で沸々と湧き上がっていた何かが、堪え切れずにとうとう爆発してしまった。
養母にそれとなく匂わせて、それまでもアピールしていた俺。
彼女も日増しに大胆になっていく俺に、焦りを隠せないでいる様子がありありだった。
それはもう無言の脅迫にも似たことだったのかもしれない。
しかし、養子という弱い立場にいる俺には、それしか手立てがなかった。
そんな中でも、何処の馬の骨かわからない俺みたいなヤツを進学校に入れてくれた彼女の両親や彼女に報いるために、塾へ行ったり彼女を家庭教師代わりに受験勉強したりと、夜中の儀式行為以外の時間は惜しみなく、そのことに費やしていた。
お陰で目指す大学に行けそうな感じになってきた頃だった。
それまで心の繋がりを求めていたやさしい彼女が、とうとうあの一言を言ってきた。
「智明Kも男だから・・・もしかしてずっと我慢してきたんじゃない。気にしないでいいわよ、怒ったりなんかしないからハッキリ言ってみて。ねぇ、さあ」
「さあ」といきなり言われても、「はいそうです」というわけにはいかなかったが、いつになく真剣な目差しで真顔を近づけてこられて、俺からの返答を待っている彼女から逆に目に見えないプレッシャーを受けた俺は、とうとう開き直って今まで溜め込んでいた彼女への恋愛感情を・・・愛する雅恵Kへの想いの丈を、吐き出すように打ち明けた。
気持ちを抑えられず、気づけば雅恵Kを力強く抱き締めていた。
俺の勢いに押されたのか、それとも今までの関係を維持するために色気づいた少年をなだめるしかないと覚悟していたのか、さしたる抵抗もなく・・・。
「わかったわ・・・でもあまり強くしないでね。優しくしてね」
そう言って身体の力を抜いた雅恵Kは静かに瞼を閉じた。
俺は天にも昇るような気分で瞳を閉じている雅恵Kにそっとキスをした。
ゆっくりとベッドに寝かせ、組み伏せるように上になると、大きく波打っているパジャマの胸元を大きく拡げるように引き剥がしていった。
水着姿なんかでは見慣れてはいたけれども、その時とは比べものにならないくらいに初めて見た全裸は抜群のスタイルだった。
しっかりと付く所にはお肉が付いており、それでいて細からず太からず、オッパイも形良く盛り上がっていて、本当にキレイな身体だった。
ブラから形のいい少し大きめサイズのまん丸オッパイがこぼれ出てきた。
キレイな桃色な乳輪がツヤツヤと部屋の灯りに反射して、その中心からはすでに乳首がピンとそびえ立っていた。
仰向けになっているのにオッパイも左右にたわむことなく形崩れもせず、その桃色の塔も真上に乗っていて、ツンと上向いたままに存在感を主張していた。
そんな熟れはじめてきた雅恵Kの裸身を、俺はところかまわず愛撫し始めた。
養親子以上の感情をそのキレイな裸体にぶつけるように、雅恵Kへの愛情表現を示していった。
口唇をしゃぶり、吸い合い、体を愛撫し合い、気持ちの盛り上がりが苦しいくらいの喘ぎ声になって唇から迸っていた雅恵Kは、別世界にトリップしたみたいな虚ろな瞳をして身体全体を苦しそうに波打たせていた。
お芝居ではない雅恵Kの喘ぎを見て、普段の儀式とはまるで違う反応を見せられて、それが雅恵Kの中にある本当の女の素顔なんだということを思い知らされた。
「はっ・・・はっ・・・はっ」
どんどん小刻みに速まる喘ぎ声が2つの乳房を波打たせて、俺にパジャマのズボンを下げられた時には、そのままアクメに達しそうなくらいにヒクヒクと体を痙攣させていた。
俺もすごく興奮していた。
初めて相手が養母でもある彼女、雅恵Kになったわけだから、全身の毛細血管がことごとく弾けていくような感覚だった。
雅恵Kのツンと立った乳首にねぶり付き、オッパイをグニュグニュと揉み込んだ。
スラリと細長い雅恵Kの両脚を肩に担ぎ上げるようにして形のいいお尻を浮かしてみると、広く透けるような白い肌のまん中から真っ赤なワレメがせり出してくる。
そこだけお肉を詰め込んだみたいに、こんもりと膨らんだ肉付きのいいワレメで、陰唇はちょこっと覗いているだけの小さなサイズだった。
なんたって箱入り娘だから、彼氏らしい男ができたのも20歳を過ぎてかららしいし、大して遊んでいないのは、色素沈着もない雅恵Kのお肉や陰唇の色からも見て取れる。
腫れぼったいワレメの肉の奥に垣間見える谷間は、愛液でキラキラと光っていて、ワレメ全体を押し潰すように揉み込むと、グニュリという音を立てて膣肉が捲り返った。
喘ぎ声のボリュームを一段と上げていく雅恵Kに俺のペニスもコチコチになった。
雅恵Kの手が恐る恐るといった感じで伸びてきて、俺のペニスを握る。
「智明K、私の中に入れてみたい?」
喘ぐ声が途切れ途切れになり、雅恵Kは自分の股間を弄っている俺を見据えて聞いてきた。
こうなってしまえば俺には禁忌の意識もそれほどなかった。
この時の雅恵Kも同様だったらしく、挿入を誘ってきたとしても不思議なことでもなかっただろうと思う。
もはや行き着くところまで行くしかない・・・。
いつの間にか俺は身を乗り出していた。
「智明K・・・して」
恥ずかしそうに俯いていた雅恵Kは、目の前で立ち膝だった俺にそう言葉を投げてきた。
もはや断りの言葉も見つからない。
もちろん初体験ということもあり、そうそう上手くはいかなくて、何度も俺は試みた。
しかし、逆にこの焦れったさが互いの気持ちをより強く高揚させてくれる。
ようやく亀頭の半分を入れると、雅恵Kは耐え切れないというような悲痛な声を漏らした。
かなりの痛みを伴っていることを窺わせた。
自分では普通サイズか並以下だと思っていたが、雅恵Kのサイズには合わなかったようだ。
それでも俺は夢中になって挿入を続けて、ソレを埋め込んでいった。
雅恵Kは眉間辺りに幾筋もの皺を寄せて、かつて見たこともない顔をしていた。
あまり悲痛な声を上げることもせず、雅恵Kはひたすら瞼を閉じて痛みに耐えているようで、まるで嵐が過ぎ去るのを待っているかのようだった。
雅恵Kにとってはただ痛いだけの時間だったようだが、熱い膣肉の感触がじんわりと頭の天辺まで伝わり、俺はこの初体験に至福の時を感じていた。
俺はどうやら遅漏らしく、これ幸いと雅恵Kの両脚を持ち上げてマングリ返しの格好にすると、雅恵Kの美しい身体を揺さぶりつつ叩き付けるように腰を打った。
無意識のうちに快感の声を上げる雅恵Kの柔らかな膣肉がペニスに猛烈な快感を送り込んでくる。
雅恵Kとは、もはや恋人同士のような関係だった。
お互いに全身に鳥肌を立ててしまうような、こんな気持ちのいいエッチをしてからは、余計にそんな気分か強くなっていった。
「もうこれで養親子に戻れなくなっちゃったね」
養子として迎え入れた男性に自らの身体を与えるように預けたというのに、あっけらかんと言ってきた雅恵Kを見た俺は、唖然としながらも悪魔のような言葉を吐いた。
「ということは・・・これからも男と女としても付き合ってくれるの?俺に抱かれてくれるってこと?でもどうして?」
暗に、今後も雅恵Kを求める意志を見せながら、疑問に思ってることを口にした。
しかし雅恵Kから答えは返ってこず、なぜか苦笑いを浮かべて俺を見つめるだけだった。
俺も、彼女がセックスを許してしまった負い目を、それ以上強く責めたりはしなかった。
もちろん雅恵Kがとても魅力的な女性だったことも無関係ではなかった。
毎夜ではないが、雅恵Kからお許しが出た夜は、リビングでペッティングをし、その勢いで寝室になだれ込み、まるで盛りのついた犬のように抱いた。
初めて雅恵Kを四つん這いにしてバックから結合し、激しく腰をぶつけていった時も雅恵Kは心ここにあらずといった面持ちで・・・。
「あ、やだ、こんな格好・・・させ・・・て・・・んっ、ああっ!」
よがり泣くその声の調子は抗らってなどなく、むしろ雅恵Kの妖艶な甘さを含み、しっとりと柔らかく響いてくる。
そこにはもう普段の洗練された大人の女性といった雰囲気はなかった。
雅恵Kとの大人のセックスにすっかり魅入られてしまった俺は、雅恵Kと激しく愛し合うことに夢中になった。
オモチャのようにコロコロと体位を変えられ、そのたびに乳房が艶めかしく弾み、長い黒髪を乱れさす雅恵K。
股間を熱く疼かせる白い肉体に俺は没頭した。
「あっ・・・!ああっ・・・!」
耳元で響く押し殺した声。
目を潤ませた雅恵Kが頬を汗ばませていた。
[後編]
俺が20歳になった頃、養母の両親が彼女を交えて、あらたまったようにこう切り出してきた。
「まだ若い娘が、あまり年の違わないあなたを養子にしたことを、ずっと不思議に思っていたでしょう。娘は子供ができにくい・・・というかできない可能性が高いらしい体みたいなの。そうお医者様に言われたの」
両親が言うには・・・。
・そんな彼女を不憫に思い、彼女と話し合って養子をもらうことにした。
・でも、まだ若い彼女にいきなり赤ちゃんでは、彼女が可哀想すぎる。
・だから彼女に合う、せめて話し相手になるような年の男の子を探していた。
「そして色々捜して、あなたを見つけ出したってわけ」
両親の言葉を受けて、彼女がそう付け加えた。
「今さらなんですけど!そんな大それたこと、俺にはとても」
「あら、そうかしら?隠さなくてもいいのよ。みんな娘から聞いているから」
目眩を覚えながら彼女の方を見ると、雅恵Kは笑みを浮かべているだけだった。
「だから、これからも娘のことを宜しくお願いね!」
彼女の両親に笑顔で言われて、俺は再び目眩を覚えた。
だがそれは、さっきとはまるで違う目眩だった。
雅恵Kの両親が俺の返事も聞かずに自分達だけ盛り上がって勝手に納得しながら帰っていった後、雅恵Kは神妙な目つきでグラスに残っていたビールを一気に飲み干した。
「・・・ふぅ!これくらい勢いをつけておかないと!」
「これくらいって、勢いをつけてどうしようって言うんだ?」
「愛の告白!!」
(!?)
「私、智明Kが大好きなの・・・本当に・・・本気で・・・。もちろん家族としても好きだし、1人の男としても智明Kが大好きなの!こんな私のことは嫌い?」
愛の告白を聞いただけではなく、雅恵Kから漂ってくる甘い濃厚な匂い・・・女の匂い・・・身体の芯から燃え上がった若い女だけが放つ匂い圧倒された俺は、一層強い目眩を覚えた。
「どうしたの?」
雅恵Kに話しかけられ、俺はしどろもどろになってしまい、嬉しさのあまり雅恵Kを抱き締め、そのままソファーに押し倒していた。
だがその時、俺は気付いて急に恥ずかしくなってしまった。
「智明Kが好きだから・・・大好きだから・・・私の気持ちを、こんな身体にした責任取ってよね」
先ほどの告白の後、雅恵Kは俺をじっと見つめて、こう言ったのだった。
「だから・・・あの時から、自分をぜんぶ預ける気で智明Kに抱かれていたの」
雅恵Kは呆気に取られる俺に、お姫様抱っこをするように促して寝室に運ばせた。
「女だって・・・私にだって性欲はあるのよ」
ベッドの上でクスクス笑う雅恵Kは、そう言いながら服を脱いでいる。
やがて暗くした灯りの下、雅恵Kの全裸姿がぼんやりと浮かび上がった。
可愛い雅恵Kの裸身を見ただけで、体がジリジリ疼き出してしまうほどだ。
「智明K・・・どこ見ているの?」
俺の視線に気付いた雅恵Kはプッと吹き出した。
「もう・・・しょうがない子なんだからぁ〜」
養母に向けるには不謹慎過ぎる視線を悟られたものの、当の本人は全く怒る様子もない。
「そうよね、智明Kも男だもの・・・そんなに私のオッパイが好きなの?」
「うん、雅恵Kさんのおまんこと同じくらい!」
面と向かって俺に言われた雅恵Kはカッと頬を赤く染め上げた。
「私とあんなにエッチしといて、まだオッパイが恋しいの?いいわ、タッチさせてあげる」
手を掴み、自らオッパイに押し付ける。
冗談のつもりで、ゴムボールのような感触の膨らみの頂点を2本指で挟み、強弱をつけながら揉み込んでいった。
「きゃ・・・ヒィ〜〜ッ」
雅恵Kは声を上げて、とっさに押し付けていた腕を引っ込めてしまった。
「なんだよ?触らせた本人の顔が真っ赤じゃねえかよ。いつものことだろ?そんな顔しないでよ」
「・・・ごめんね、心配かけて。ちょっとビックリしちゃったみたいなの」
その場には不釣り合いなくらいのやさしい声で言い、肩を叩いてきた。
雅恵Kも自らの敏感な反応に改めて自分が1人の女として見られていたことを実感したようだった。
雅恵Kの匂いと言葉のせいか、俺は夢の中にでもいるような不思議な感覚を味わっていた。
「あ、何・・・キャッ・・・!あんっ」
俺は出し抜けに雅恵Kを強く抱き締めていた。
高い体温が伝わってくる雅恵Kは、すでにじっとりと汗ばんでいた。
その汗はあの匂いを放っていた。
男をくすぐる、あの匂い。
「ああ・・・そんなに・・・智明Kも」
雅恵Kが嬉しそうに呟き、腕を背に回してきた。
俺は雅恵Kを抱き竦めながら、下腹部にへばり付いていた下着ごと下に落とした。
「智明K・・・大好き!!」
その軟らかい唇に口を押し付けていった。
趣味のいい香水と、雅恵Kの身体から放たれる体臭が混ざり合った甘い香りが鼻孔をくすぐる。
舌を押し込むと、雅恵Kはそれを吸って自らの舌に絡ませる。
雅恵Kをベッドにそっと寝かせ、手を伸ばして女性器に触れた。
「うっっ!くぅ〜ん」
雅恵Kが鼻を鳴らすように息を詰める。
雅恵Kのそこは、とっくに潤んでいた。
全体的にプリッと張って、硬かったひとつひとつの部品がそれぞれをはっきりと主張している。
相変わらずの薄い恥毛の奥に見え隠れする花弁は開くほどに膨らんでいて、軽くなぞった指が、そのまま飲み込まれてしまうくらいだった。
「いい!やっぱりいい!私の身体が智明Kの身体に溶けそうになる!」
喘ぐ声の中、途切れ途切れに言ってくる雅恵Kは、早くも腰がもじもじと揺れはじめていた。
雅恵Kの花弁の奥を掻き回す指先からはクチュクチュと淫らに音を立てている。
「あっ、あっ・・・も、もう大丈夫みたい。・・・欲しいの。私・・・今すぐ智明Kが欲しい」
雅恵Kの言葉を心地良く聞きながら、狙い定め、グイッと腰を突き出した。
「く・・・くっ」
雅恵Kが眉間に皺を寄せ、喉から声振り絞るように漏らし、歯を喰い縛って挿入に耐えている。
ペニスは確かに愛液が溢れる雅恵Kの膣中へ、徐々に少しずつ潜り込みつつあった。
だが、当たり前だが相変わらず雅恵Kの膣は狭かった。
それになぜか膣肉も硬かった。
ギチギチに噛み締められているようだった。
俺はさらに腰に力を込めて前に進めていった。
奥行きもそんなにないので、雅恵Kが上半身を仰け反らせたのと同時に、ひょろひょろと細長いペニスは、ズブッズブッと一気に根元まで埋まっていって、カリ先もすぐに子宮口に当たってしまっているようだった。
間を置いて雅恵Kの膣が俺のペニスに馴れてきた頃、ゆっくりと腰を前後させ始めた。
「あっっ・・・ああっ・・・智明K〜」
雅恵Kが切れぎれに呟く。
ふっくらと柔らかい雅恵Kの唇がフルフルと震えている。
見ると、目尻から涙を溢れさせている雅恵Kのその唇が何かを言いたげに開こうとしていた。
俺はそこに耳を寄せていった。
「智明K・・・私・・・嬉しいの、すっごく!」
途端に俺の中で愛しさが爆発した。
俺の最愛の女、雅恵K。
そう、昔から俺は雅恵Kを愛していたのだ。
今も・・・これからも、俺の女である雅恵Kをとことん愛し抜く。
俺は猛然と腰を振り始めた。
雅恵Kが呻きながら身を仰け反らせる。
「あん!智明K・・・智明K・・・くっ・・・!」
雅恵Kは虚ろな目をして、うわ言のように俺の名を呼んでいた。
そんな雅恵Kへの愛を改めて自覚した俺のペニスは、すぐにも暴発しそうになっていた。
そこに強烈なピストン運動を与えたのだから、それは一気に膨らんだ。
「ど、どうしたの智明K!震わせて。ううん、違う。私の中で・・・中で智明Kが震えてる!あ、あっ、ああっ・・・どうしょう。私も・・・私もイキそうなの!どうすればいいの?智明K!」
雅恵Kがそう喘ぎ叫ぶ声を聞きながら、お互いに高みへと駆け上っていった・・・。
翌朝目覚めた時、俺は左胸にずっしりした温かい肉体の存在を知って多少うろたえた。
「おはよう!私の御主人様。そう今日から改めて智明Kは、私のいい人なのね。そうなの、私が仕えるべき最愛の男の人になったんだよね。不束ですがこれからも末永く宜しく御願い致します・・・なんてね」
いつものように笑みを浮かべて肩を寄せると、雅恵Kは身体を預けるように寄り添ってきた。
セクシーな香りが、俺の体のどこかを刺激する。
握ってきた手に力がこもった時、肘に弾力のある乳房をグニュリと潰れるくらいに押し付けてきた。
雅恵Kの心臓が爆発しそうに高鳴っているのがわかった。
「触っても・・・いいよ」
なんだかんだ言って、主導権はまだ雅恵Kが握りたいようだ。
朝の明かりの下、ミルク色の乳房肉の谷間が映り、そこに引き寄せられるように谷間に掌を潜り込ますと、雅恵Kがフーンと鼻鳴らし、小さく首を仰け反る。
その乳首に触れた指先を動かしていくと吐息はますます甘く高まり、小さな乳首を悩ましいくらいにプルンと震わせた。
そんな雅恵Kはまるで俺を誘うように切なげな瞳と表情で見上げてくる。
微かに汗か愛液かわからない汁で光って、雅恵Kの恥部はプックリと楕円形に盛り上がっていた。
それを見て、もう迷いもなく青い欲情は一気に燃え上がり、俺は雅恵Kに覆い被さっていった。
「落ち着いて、ゆっくり・・・そう・・・ゆったりと・・・ね」
喘ぎながらも雅恵Kが自から浮かせてきた腰を手で確かめながら、柔らかな女の肉の裂け目に痛いほど隆起したペニス押し当て、潜り込める箇所を探った。
雅恵Kのワレメはふかふかしたお肉で、どこを突いてもクチュリと飲み込みそうな深層部なのだ。
そのうちヌルンと亀頭が埋もれるところを発見して、一気に腰を前進させていった。
「はあぁ・・・!智明Kぅぅ・・・は、入ったーっ」
「はああぁ、雅恵K〜!」
ジ〜ンと込み上げてくるような熱く脈打つ粘膜の感触に、俺も湿った吐息を漏らしていた。
まだどこか夢の中の出来事のようだった。
すっかり明るくなった朝日の下に横たわる雅恵K。
まん丸く程良い大きさの乳房を弾ませるように上下させながら、ハァハァと息を乱している雅恵Kがそこにいた。
スラリと伸びた脚をV字に折り曲げ、これまた程良く肉づいた太腿を大きく割り広げて俺を迎え入れてくれている姿の淫靡さと、こんな時にしか見せない雅恵Kの恍惚とした表情が重なる。
いつもは清楚でまるで聖母のような女性が、とろけそうな目をして、フゥフゥと唇を震わせている・・・。
それが雅恵Kなのだから、気が遠くなるようだった。
「は・・・早く・・・早く・・・来て・・・」
雅恵Kが腰をグンと突き上げてきて、ペニスがギュッと根元まで飲み込まれる心地良さに俺は思わず腰を揺すり始めた。
ゆるやかなるピストン運動だったが、雅恵Kと結合していることが快感以上の興奮で俺達を包み込んでいるようだった。
結合したまま唇をチュッと吸うだけのキスなのに、ものすごく気持ちが高ぶった。
雅恵Kの身体がベッドで乳房と一緒に揺らめくたびに、ペニスが溶けた肉のうねりの中でキュウキュウと締め上げられ、海綿体がどんどん膨張していき、俺の肉体ごと昇りつめていった。
そして今、雅恵Kと出逢ってから十数年の時が流れた。
雅恵Kは31歳、俺は24歳になり、娘も5歳を数える。
「子供ができたみたい」と聞かされた俺は、嬉しさのあまり玄関で雅恵Kを抱き締め、そのまま押し倒した。
雅恵Kも胸の思いを吐き出すように激しく俺を求めてくれた。
普段は娘の母として、そして妻として俺の傍らに寄り添う彼女。
燃え上がる妖艶な愛はまだまだ消えそうにない。
---END---