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3]闇に消えた女 | 2020/10/23(Fri) | 2020/10/23(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
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2]天国への受刑 | 2020/ 5/ 3(Sun) | 2020/ 5/ 3(Sun) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
俺はある衣料品製造メーカーに勤めているんだが、ある日主任に呼ばれておごそかに宣告を受けた。
「○○君、すまないけど刑務所に行ってくれんかね。」 ・・・・。 もちろん、「はい。分かりました。」とは言えず、何のことか分からない俺はポケッと突っ立っていた。 どうやら俺の会社が刑務作業を指導することになったらしく、その指導員として刑務所内で受刑者に仕事を教えてくれ、ということらしい。 で、俺が指導にあたる刑務所というのが女子刑務所だった。会社のすぐ近くにその女子刑務所がある、というのがそもそもの理由らしい。 なんたるアバウトな理由。てか、男が女子刑務所の指導員でいいのか?それでいいのか? いや、俺はいいよ。男だらけのむさ苦しい男子刑務所より、女子刑務所のほうが断然いいに決まっている。しかし刑務所側としては色々問題とかないのかねえ。 俺の思いは色々あったものの、昨年4月から、俺の指導員としての生活は始まった。 指導員とはいっても一日中刑務所にいる訳ではない。刑務作業で出来上がった製品の出荷と材料の納入も兼ねている俺が、そのついでに小一時間ほど刑務所内にある縫製工場に入って、こまごまとした指示を与えるだけだ。 むろん刑務所なんだから当然外部との通信手段である携帯などは一端没収され、変なメモを持っていないか、など厳しくチェックを受けたうえで刑務所の門を通り、運搬に使うハイエース内もチェックされ、看守と一緒に工場に入る。 ちなみに看守は当然全て女だ。しかし、そろいも揃って不美人だ。これは厳然たる事実である。 刑務所側が、あえて不美人ばかりを採用しているとしか思えない。受刑者への何らかの配慮があってのことなんだろうか。例えば、美人な看守だと受刑者からのやっかみがひどくて職務に差し障りが出る、などの。 刑務所内にいくつかある工場のうち、俺が担当することになった縫製工場では約50人ほどの受刑者が働いていて、ミシン台が30機稼動している。 受刑者は、下はまだ20代と思われる若いのから上は70超の熟女まで大きな幅があり、印象としては若い人が多いかな、という感じだ。 明るいグリーンで無地の受刑服を着た彼女たちは、最近の監獄法改正とやらで若干の薄化粧が認められるようになったらしく、想像してたよりも地味な印象はない。むしろ街で目に付くわけの分からない化粧をした女よりも清楚な感じで、色っぽくさえあった。 髪は当然黒一色で、ショートにするかまたは後ろで軽くまとめるかのどちらかしかないが、後ろで髪をくくるゴム(なんていうんだ、あれ?)に女らしい個性を出していて、そこは刑務所側も大目に見ているらしかった。 工場には常時看守が張り付いていて、受刑者が真面目に作業しているかを監視している。担当看守はAさんというまだ20代としか思われない人だが、バリバリに厳しい女性看守だ。不美人ひしめく女看守のなかではまだ見れるほうで、髪と服、それに化粧でごまかしたらそこそこの女性に見られるはずの女性だ。 しかしいかんせん刑務所という環境ではそのごまかしをする方法もなく、濃紺の制服と制帽から見える彼女を、ただ厳しいだけの女性にしてしまっていた。 受刑者間で少しでも私語をしようものなら、たちまちAさんの怒声がとぶ。 「佐伯、担当台まで来い。」 顔を引きつらせた佐伯受刑者(仮名)が担当台まで歩いていく。 終わった。そんな感情が見て取れる。 「Bさん(もう1人の看守の名)、斉藤をお願いします。」 もう1人の看守、こちらは助務とよばれている担当の補佐役に向かって、佐伯受刑者と私語を交わしていた斉藤受刑者を工場の隅に連れて行かせる。 要は私語を交わしていた2人の受刑者を一端引き離し、それぞれから事情を聴く、ということだ。これは警察が現場などで事情聴取する場合にもやる基本なんだろう。 私語なのか業務に必要な会話なのか、それは注意して見ていれば簡単に分かる。俺でも見分けがつく。表情やら仕草やらで、今、仕事の話だな、あ、今、くだらないことしゃべっているな、などだ。 仕事の話をする時は、手をあげて担当看守に申し出なければならない。 「345番佐伯、交談お願いします。」 「よし。」 これが交談、つまり業務に必要な会話をする時の規則だ。 だが、そこは人間のこと、私語をしたくなる時もある。受刑者は悪知恵を働かせ、さまざまな手段で看守の目を盗み、私語を交わす。 「交談お願いします。」 「よし。」 いったん、看守の許可を得、そこから私語を始めるパターンもある。 堂々としているから見分けるのが困難なのでは?と思われるかもしれないが、これもやはり見ていたら分かる。製品や手元を見ながら視線がぶれていない、目に笑いがない、こういう場合はちゃんと仕事の話をしている。 ところが一見製品を見ていても、仕事の話を装っている場合、目が泳いでいて、表情に笑いが隠されている。一目瞭然だ。 Aさんはそこをつき、一気呵成に取り調べそして懲罰へと持っていく。Aさんの迫力にビビって、しらばっくれて反論できる受刑者は、ほとんどいない。いたとしても、元極妻あたりの受刑者が担当抗弁で懲罰覚悟の喧嘩を吹っかけるのが堰の山だ。どっちにしても、懲罰が待っている。 佐伯受刑者も、担当台に呼ばれた瞬間、そんな運命を一瞬のうちに悟ったのだろう。Aさんの激しい叱責をおとなしく聴いている。 もうひとりのB看守が話を聴いている斉藤受刑者も観念したらしく、やがて2人の受刑者はB看守に連行されて工場を出て行った。これから事務所にて上官の取調べがあり、そして懲罰を受けることになるのだろう。 そんな刑務所の工場という非日常な光景も見慣れた昨年の7月、俺はいつもどおり会社を出発し、ハイエースで刑務所の門をくぐった。助手席に看守を乗せ、工場までハイエースを転がす。縫製工場に着き、工場の鉄扉を開錠する看守。ミシンの音が響く見慣れた光景があった。 クーラーがないんだよな、刑務所って。これはつらい。外はセミの鳴き声で、今が夏なんだということを主張しまくっている。 なんか変だった。 どうやらこの縫製工場で結構な数の受刑者が取り調べに上げられたらしく、人数が減っている。 最大50人、常時45人前後は作業しているこの工場に、その時は30名ほどしかいなかった。 いぶかしげな俺の表情を察したA看守によると、土日の休業日(土日祝は刑務作業が休みで受刑者は居室でのんびりしているらしい)、雑居(共同室)で喧嘩があり大勢の受刑者が取り調べに付されたという。共同室には同じ工場で働く者が入っているから、必然的にその工場の人数が減ったというわけだ。 まあ、人数が何人であれ俺の仕事が変わることはない。各ミシン台をまわり、製品をチェックしていく。衣類の改変箇所を受刑者に指示し、最初は俺がミシンを操ってその手本を見せる。受刑者間のリーダーにまず指示し、そのリーダーが各受刑者に伝達していく。 川原というその縫製工場のリーダーは、30代後半くらい、黒髪を後ろで束ね、170cmの俺と向かい合うとちょうど彼女の頭のてっぺんが俺の鼻の高さにくるから、150もしくは140cm台しかないかもしれない。とにかく胸が大きくて、夏用の半袖受刑服の一番上まできっちりボタンをはめているのにもかかわらず、それに収まりきらないバストは深々とした胸の谷間を作っていた。 それに対して身体はごく細く、細いのに胸だけが巨大であるというなんとも目の保養、いや、目の毒な身体だ。 アイシャドーを薄くひき、綺麗に弧を描いた眉の下から俺を見上げる猫のような眼は、おそらく元お水の女に間違いない。色白のきめ細やかな肌にこれは少々規則違反とも思える濃いめの口紅を塗った厚ぼったい唇。 看守は注意しないのか?完全に色っぽいよ、この女。 工場には倉庫というものがある。材料や、未使用のミシン、出荷待ちの製品を置く。 倉庫にも全て鍵があり、その鍵は看守が持っている。倉庫に入る時は、「倉庫の開錠お願いします。」といって許可を得、看守の立会いのもと、倉庫での作業をする。 その日は新しい材料を搬入したので、それを倉庫に仕舞う必要があった。 衣料品の材料だから軽いとはいえ、いくつものダンボールを倉庫に入れる作業を女性受刑者だけにさせるのは、男として抵抗がある。 本当は受刑者の作業を俺たち指導員が手伝うことは一切禁止されているのだが、こういった搬出入の時だけは例外として看守も見て見ぬふりをする。 「倉庫お願いします。」 川原受刑者がA担当看守に申し出た。 「よし。」 許可がおりる。 Aさんが倉庫を開け、ちょうど倉庫の中と工場の両方を見渡せる位置に立つ。首を左右にひねるだけでどちらの状況も即座に把握できる位置だ。 川原受刑者と俺、それにもうひとりの受刑者で計20個ほどのダンボールを倉庫に仕舞っていく。 全てのダンボールを倉庫へ入れ終えた。だがひとつ問題がおこる。ダンボールの数が多すぎて、倉庫内の見通しが悪いのだった。倉庫内の見通しが悪いと、何がいけないのか。 看守の目が届かないのだ。看守は倉庫の中まで入って監視できない。必ず工場と倉庫の両方に目を配らなければならない。だから倉庫は常に見通しよく、奥まで死角をつくらないようにモノを配置する必要がある。 看守が2人いる時は、それは問題ではない。1人が工場、もう1人が倉庫を監視すればよい。 しかし、刑務所も暇ではない。看守の数は限られている。工場に常時2人の看守を付けるのは難しい。 A看守が川原受刑者に指示を出す。 「倉庫内を片付けて死角がないようにしなさい。」 「はい。」 粛々と指示に従う川原受刑者。 川原受刑者(以下川原さん)が俺を見上げる。 哀願するような眼。 「手伝って。」と訴えかけている。 俺はAさんの方を見る。彼女は一瞬困った顔を見せたが、 「すいませんが、手伝ってあげてくれません?」 と言った。 やはり大きなミシン台なども動かす必要から、女だけではしんどいと判断したようだった。 俺、川原さん、もうひとりの受刑者の三人で倉庫内の整理が始まった。 暑い。 ただでさえ暑いのに、倉庫内には窓がない。 三人とも汗だくだった。 彼女たちの受刑服が見る間に汗染みを作っていく。それはたちまち全身に広がり、受刑服の下に直接付けていると思われるブラジャーとショーツの形や模様までくっきり見分けられるほどになる。 川原さんの巨大なバストを包んでいるブラジャーは、もちろん白なんだろうが、花の刺繍がほどこされているようだった。胸の上半分は全然包みきれておらず、乳首がとりあえず隠れている、そんな感じだった。 パンと張ったヒップに貼り付くショーツは小ぶりで尻の半分ははみ出ている。 そんな光景が汗という水分によって、全て露わになっていった。 汗まみれで作業しながらも、俺の下半身がうずいてくる。 独身である俺は、たまに行く風俗が唯一の慰めだ。 いつもはAVを見ながらのオナニーで我慢している。 そういや、ここしばらくオナニーしてないな。 そんなことを考えた。 しかし、これほどいい女は普通でもめったにいないぞ。 顔は高級ホステスで、身体は巨乳グラドルってか。 おい、どこの馬鹿男だ?こんないい女を犯罪に走らせたのは。 俺だったら、一生手放さない。 妄想が脳内で爆発する。 彼女たちを盗み見ているうちに、もはや下半身の膨張は止まらなくなっていた。会社の作業着は紺色でごくありきたりのものだ。濃い色だから汗染みは目立たないとはいえ、ズボンの不自然な膨らみを隠し通せるものではない。 俺のペニスは勃起時12cm(定規で測った)と小ぶりだが、硬さがハンパない。 角度的には「下腹を打つほど反り返る」わけではなく90度くらいでも、少し上から押さえただけで痛みを感じるほどカチコチになる。硬さだけなら中学生とも渡り合える。 反り返らない、90度の角度でその硬さ。これはもっともズボンの前の膨らみを目立たせることになる。 ガチ勃起でも、反り返るのならペニスを上向きにセットしてごまかしようもある。 しかし90度となると、これはもう横から見たら、なんだ三角定規でも入れているのか?となる。 内心、やはりあせった。 やばいよやばいよ。 受刑者にこんな醜態見られて、後で彼女たちの話のネタにされるんだろうか。 雑居で、彼女たちはいつも何を話してるんだろうか。 エロいことばっかじゃねえのか? 女の性欲は、男よりも奥が深いと聞いたことがある。 しかも何百人と男を食ってきたであろう女たちが一同に会しているこの女子刑務所という異様な世界。 シャブなんかも打たれてセックスに狂った女もザラにいるはずだ。 シャブを打つと、セックスが何百倍にもよくなるらしいじゃないか。 何百倍とか、いったいどんなだよ。 男なら何もしないでも射精に至る。 女なら。 こればっかりは、分からん。想像を超えている。 そんな想像外の話しを、女が寄り集まってエロ談義してんだろうなあ。 ふと気付いた。 もう1人の受刑者が消えている。どうやらA看守の指示で工場内での作業に戻ったようだ。 そんな時、上官が見回りにやって来た。 「異常ありません!」 即座に敬礼をしつつ大声をあげるA看守。そのまま上官の前まで小走りに走っていき、報告する。 「第4工場、総員32名、うち医務1名、面会1名、現在員30名、勤務中異常ありません!」 上官とA看守はそのまま担当台まで行き、何やら話し出す。おそらく大量に出た取り調べのことだろう。彼女たちは担当台で工場の方を注視しながら会話している。 はっきりいって倉庫内の監視は皆無状態だった。 厳格なA看守にしては珍しく、工場の人員が大幅に減ったことで気の緩みがあったのだろうか。 上官も上官だ。倉庫をほったらかしにして担当台にいくなんて、ダメだろ。 しかし、そんなスキを受刑者が見逃すはずはない。 川原さんがここぞとばかりに声をあげた。 「あっつーーい!!ちょっと休憩しようよ。」 普段なら絶対に敬語である彼女たち。しかし監視がいない今、素を出してきた。 「ねえねえ。○○君って、何歳?」 隅に立て掛けてある畳まれたダンボールを床に敷き、横座りになりながら、俺に聞いてきた。 てか君づけかよ。まあ確かに年下かもだけど。 「29歳です。」 俺は敬語だ。正直ビビっている。相手は海千山千の裏社会を生きてきた女だ。 「やったー!!わたしの勝ちだあー!」 なんのこっちゃ? 「あのね、みんなで賭けてたんだ。○○君が何歳かって。で、私が一番近かったの。」 なんだそういうことか。しかも刑務所で賭けって。懲りない女どもだ。 「やったー、日曜のコーヒーゼリーあたしのだ。ウフフ。」 そうか。食い物を掛け金がわりにするのか。そういや受刑者にとって一番の関心事は飯だそうだ。今日の昼飯が何で、夜が何で、日曜のデザートが何、と彼女たちはそれを楽しみに生きている。 いつのまにか倉庫の入り口にさっき消えた受刑者が戻っていて、さりげなく工場と倉庫を見渡せる位置にいる。なるほど。看守が動いたら即合図を送るわけだな。 「ねえねえ、そんでさあ、○○君って最後にオナニーしたのいつ?」 キャハハハっ、と笑い転げる川原さん。 俺はもう完全に真っ赤っ赤だ。 「は?いや、その・・・」 「なに?なに言ってんのかわかんないよ。ねえ、やっぱ童貞だよね。」 この一言はこたえた。 確かに29歳にして童貞(素人童貞)だったが、俺としては女の前でそんなことを曝け出されるのは、あまりにも恥ずかしすぎた。 「なにぃ?傷ついたの?ごめんねぇ。」 黙ってしまった俺をみて彼女は半笑いで謝ってきた。 「いや、いいけど。別に。ホントのことだし。」 「なんだ、やっぱ童貞なんだ。彼女つくんないの?」 「作らないというか、作れないというか・・・」 「ふーん。正直なやつ。」 ふいに真顔になった彼女が俺に命令した。 そう。命令だ。 有無を言わせぬ迫力があった。 ぬるい世界を生きてきた俺に、反抗する度胸などない。 「ちょっとチンチン出してみなよ。あんたさっきから立ちっぱなしでしょ。ほら、早く。」 操り人形のように、俺は彼女の言葉に従う。 ベルトをはずし、ジッパーを下げる。立小便する時のようにチャックの間からペニスだけ出そうかとも思ったが、童貞がばれた今、そんなみみっちいことをする意味はない。 俺はズボンとパンツを一気に太ももまで下げた。 「けっこういいもの持ってんじゃん。かわいいよ。」 赤い舌を出してこれみよがしに上唇をなぞってみせる。メスだった。 「来なよ。」 横座りの彼女に向かって、これから起こることへの期待で充血しきった一物を丸出しにしたまま、俺は近づく。 「立ってなよ。」 静脈が透けて見えるほどきめの細かい白く長い指を袋に絡ませる。やわやわと撫でさすり、もう一方の手を尻に回し、やさしくゆっくりと尻全体を撫で回しはじめた。 尻に回した手はやがて肛門へと至り、そのままアナルをゆっくりともみほぐす。 袋をもんでいたいた手を一端はなし、受刑服のボタンを外し始める。 三つ外した。 「ここまでよ。」 ここまでで十分だった。大きなメロンほどもある乳房だった。 やわらかそうだった。 もみたくて、触りたくて、しゃぶりつきたくて気が狂いそうになる。 「ほんとわかりやすいのね。」 透明な前触れが滴り落ち始めたペニスを見て、そうつぶやく。 「いいよ。触っても。」 手を伸ばす。ブラを力任せに下へ押し下げた。 重力に反したような形の、そのやわらくて気持ちのいいやつは、俺の両手を性器と化した。 もみまくった。 きもちいい。 たまらん。 時は既に遅かった。 射精が始まった。 手から伝わるやわらかさ、俺を見上げる目、赤い舌、濡れた唇、そしてアナルをやわやわとほぐす白い指。 全てが一体となり夢精のような感覚で射出がはじまる。 ああ、きもちいい・・・・。 信じられない。 こんな気持ちいいなんて。 なんてきもちいいんだ。 触られてもいない亀頭の先からドクドク精液があふれ出す。 精液が尿道を通るたびに腰が震えるような快感で気が狂いそうになる。 「わーお。やるじゃん。触ってないのに。すごいよ。」 綺麗な顔で射精を受け止めながら、平然とつぶやく。 射精の第一陣は彼女の前髪から額、鼻梁、口唇、そしてあごにまで白い筋をつけた。 第二陣は睫毛にかかりそのまま睫毛からぶら下がる。 第三陣はわざと開けた口からいっぱいに伸ばした舌に降り注ぎ、第四陣以降はそのまま舌に向かって射出されていった。 「すごーい。どんだけ溜め込んでたのよ、ホント。」 ためらいなく舌に溜まった精液を飲み込むと、睫毛から垂れた精液をそのままに、俺をいたずらっぽく見上げた。 「しょうがない子ね。もっと良くしたげる。」 亀頭が包まれた。 熱い。 溶ける。 「溶けないって。」 いやでも。 ああ、きもちいい。死んでもいいよ、俺。こんな気持ちいいフェラチオ、巣鴨のピンサロでも味わったことないよ。 ジュプジュプ。 亀頭だけを包み、ローションのような唾液をまぶしながら舌を蠢かしつつローリングしつつ前後にゆっくり動かす。 ああ、ああ。 「あんま、声出さないでよね。看守来んじゃん。」 入り口を見張っている女も、気付けばじっと俺たちを見ている。 担当台から死角になる方の手を受刑服のズボンから中へ差し込み、自分の性器を愛撫しているようだった。 目が濡れていた。 俺を包んでいる女は、両手で俺の尻を抱え込み、そのまま喉奥までペニスを咥え込んだ。 ねろねろと舌を操りながら同時にゆっくりとしたピストン運動を行う。 喉で亀頭が包み込まれ、俺は気を失いかける。 なんだ。 なんだ。この気持ちよさは。 ナンダ。コノキモチヨサハ。 ああ、だめだ。またでる。でるよ。もうだめだ。 あああああ。 「だーめ。」 気がふれたかのように身悶える俺をあやすように、口を離す。 俺の両手を掴み、下へ引っ張った。 「寝てごらん。」 ダンボールの上に横たわる。 作業着のボタンを全て外された。 上から覆いかぶさるように俺を抱きしめる。 俺も下から彼女を抱きしめる。 「かわいいよ。天国にイカせてあげる。」 キスした。 ちゅっちゅっと上から顔面にキスの雨を降らせる。 ちなみに彼女の顔にかかった精液はそのままだ。 だが彼女は巧みに口だけを操作し、俺に口付けする。 舌が潜り込んできた。 熱い舌。 俺の口内をゆっくりと掻きまわす。 己が出した精子の匂い。 彼女が飲み込んだ俺の唾液。 俺の舌を捕らえる口唇。 ねぶる。 あやす。 はさみこみ、蹂躙する。 ねろん。 舌が舌を這い回る。 抱き締め、抱き締められる。 髪を掻き毟る。 胸の間でつぶれたメロン。 やわらかな太ももでやわやわと圧迫される陰茎。 いつのまにか彼女のズボンは足首まで下りている。 ムッチリした大人の女の太ももが、ペニスをなぞり上げた。 手で撫でられるより、激しい快感が走った。 だめだ。 やばい。 「だめ。いく。」 舌をきつく吸われながら、射精する。 二度目の射精は彼女のフトモモに全て排出された。 「ンフフ。しょうがないわねえ。」 二度の射精で萎えるかに見えたペニスに、顔を近づける。 「こっからよ。天国は、まだまだ先。」 見ると入り口に立っている女が倉庫内に入っている。 4人目の女が入り口で見張る。 入った女はおおっぴらに自慰を始めた。 「ああ、あああああ。」 虚ろな目をこちらに向けながら、ズボンに突っ込んだ手で自分の股間をまさぐっている。 涎をたらし、その涎を手に取り股間になすりつける。 目の焦点が合っていない。 川原は2度目の射精でやわらかくなったペニスを再び口に咥えた。 ペニスの全てを口内に納める。 ありったけの唾液を出し、ペニスにまぶす。 そのまま舌だけでマッサージし始める。 やわらかかった。 やさしかった。 母のようなやさしさで、俺のペニスが満たされる。 「てんごくにいきますよ。」 咥えながらぶつぶつ呟いている。 信じられない。 二度も出したばかりのペニスが一瞬で怒張した。 俺の中に三度目の射精衝動が甦る。 なんだこれは。 おかしいよ、この女。 食われる。 溶ける。 「だから、溶けないって。」 大きく開いた俺の脚を立たせ、左手の中指にたっぷり唾液をまぶし、アナルをまさぐりだす。 ペニスを奥まで飲み込むのと、アナルをまさぐる中指が直腸深く差し込まれるのが同時だった。 死ぬ。 ああ、天国だ。 そうよ、天国よ。 腸内で蠢く指。 喉奥でしゃくられる亀頭。 やさしく揉み解される玉袋。 じゅぽじゅぽじゅぽ。 ぬぽぬぽ ねろん。 ぎゅぽん。 ぞろり。 天国が見えてきた。 そうよ、ここが天国。 じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ 溶けるよ。 とける。 あああ、きもちいい。 涎がでる。 ああ、しんでしまう。 シンデシマウ。 意識が混濁する。 じゅるじゅるじゅる。 ねろねろねろねろん。 れろんれろん じゅぱじゅぱじゅぱ。 くちゅくちゅくちゅ。 ちゅばちゅばちゅば ああああああ。 熱い。 熱い。溶ける。チンチンが溶ける。 なんだよこれ。 喉のやわらかい部分に亀頭がしゃくられた。 同時に蛇のような舌が茎に絡みついた。 同時にアナル奥差し込まれた中指が前立腺をひと押しした。 どぴゅ。 どぴゅ。 どぴゅ。どぴゅ。どぴゅ。 ああああ。 射精の律動に合わせ、やさしく喉でしゃくられる。 精液の射出に合わせ、やさしく舌であやされる。 快楽の頂点に合わせ、やさしく前立腺をくじられる。 天国だ。 確かに天国だ。 そうよ、ここが天国。 4人目の見張り役も、もはや見張りの役を果たしていない。 看守が動き出す。 ペニスを咥え込みながら、看守を見上げる川原。 全ての精液を飲み込み、中学生なら見ただけで射精しそうな乳房をふるわせる。 「天国には、いけたの?」 やがて駆けつけた大勢の看守に囲まれ、俺も言った。 「うん。いった。ありがとう。」 ---END--- |
1]支配的な視線 | 2020/ 1/10(Fri) | 2020/ 1/10(Fri) 投稿者: | 読了目安 計算中・・・ |
ボクが目を覚ますと、部屋には妹と、妹の同級生の優子が立っていた。
なぜかボクは、猿ぐつわをさせられていたて、手足は紐で縛られ、その紐がさらに太股の付け根に巻き付けられ、ボクの両足は曲げられた状態で固定されていた。 まったくわけが分からない。 しかも女装をさせられていた。 頭にはウイッグが、手足の爪には真っ赤なネイルメイクがされていた。 どうしようもなく混乱してきた。 何故なんだ?! 「わたしが写真を撮ってあげる。」 優子はカメラを取り上げ、ボクに向けて言った。 「さて・・・・」 妹が優子の横に立った。 妹が服を脱ぎ始めた。 何をするつもりなんだろうと思っていると、妹は全裸になった上で腰に器具をつけ始めた。 それを見てボクは驚きに目を見張った。 「わかる?わかるでしょう?そうよ。ペニスバンドよ。これでお兄ちゃんを犯してあげるの。わかった?」 冷たい目をして妹が言った。 ボクは青くなった。 女装させられて、ペニスバンドで妹に犯されるなんて! 「むぐぐぐぐ・・・もご!」 わけも分からずボクは何とか逃げ出そうと藻掻いたが、縛られているから何ともしようがなかった。 「痛くないようにしてあげる。」 妹はそう言いながら、ボクのアヌスにクリームのようなものを塗りつけた。 そうしてから、指を突っ込んできた。 「うう・・・・」 「わぁ、よく締まるね。はい、はい。ここが感じるの?そうでしょう?」 妹は慣れているかのようにボクの前立腺あたりを指で刺激し続けた。 萎えていたボクのペニスがむくむくとくるのを感じた。 この間にも優子がフラッシュを焚いていた。 「もういいかな?」 妹がボクの膝を両手でグイと開いて間に入ってきた。 勃起していたボクのペニスは恐怖で縮み上がっていた。 「ジッとしていなさいよ。」 そう言うと、ペニスバンドをボクのアヌスにあてがった。 「ぐうっ!!」 アヌスに激しい痛みが走った。 「力を抜いて。そうした方が痛くないよ。」 ずるずるとペニスバンドが押し込まれてくるのを感じる。 「わあ、ほとんど全部入っちゃった。優子、見て、見て。」 優子が近寄ってきてフラッシュが光った。 「さあ、いくよ」 妹が腰を前後に動かし始めた。 痛みがボクを襲う。 「うぐ、うぐ、うぐう・・・・」 やがてその痛みが次第に治まっていった。 そして、痛みの代わりに何とも言えない感覚が沸いてくるのをボクは感じていた。 信じられなかったが、それは快感なのだ。 その証拠にボクのペニスは勃起し始めていた。 「感じているみたいね」 優子がフラッシュを焚きながら言った。 「そうだね」 妹は腰を動かし続ける。 そうしながら、ボクの口を塞いでいた猿ぐつわを外して、唇を合わせてきた。 ボクの精神は混乱していた。 ペニスバンドでアヌスを犯されているのも忘れて、差し入れられてきた妹の舌を吸った。 快感がボクを突き抜けていく。 「ああっ!あううっ!あああっ・・・・」 ボクはまるで女のように喘ぎ声を挙げ続けた。 「いいよ!イきたかったらイっていいよお兄ちゃん!」 妹に激しく突かれ、ボクは絶頂へと向かっていった。 「おっ!おおううっ!!」 フラッシュの光の中で、腹の上にザーメンが撒き散られるのを感じながら、ボクの意識は遠のいていった。 目を開くと、目の前に妹の顔があった。 「イっちゃったね。」 妹はボクの顎を持ち上げて軽くキスしてきた。 「男ってわかりやすくていいね。」 ピンと指先でペニスを弾かれた。 「どう?無理矢理犯された気分は?」 ボクはぐったりしてしまって何も答えられなかった。 何故こんな目にあうかまったく分からないまま、ほんのり残った快感に身をゆだねていた。 優子がそばにやってきてボクを睨み付けた。 「もっとしてほしいみたいよ。」 優子は妹を焚きつける。 「そう?じゃあ、もっとしてあげるね。いいでしょ?」 妹はボクににじり寄ってきた。 「もう一度気持ちよくしてあげる。女の子みたく気持ちよくなるんだから幸せだね。」 ボクの耳に息をフッと吹きかけた。 「い、イヤだ!」 正気を取り戻してきたボクは思わず抵抗した。 「えー?あんなによがっていたのに?」 「よ、よがってなんかいない!」 「そうかな?もう一度やってみればわかるし。」 縛られているボクは逃げだそうにも逃げ出せない。 叫んで助けを呼ぼうと思ったが、こんな格好を人に見られたくなかった。 妹はボクの膝を広げて身体を滑り込ませた。 「今度はいきなり入れてもいいよね」 ズブズブとペニスバンドが押し込まれた。 最初に入れられたときよりも痛みは軽かったが、やはり痛みが走ってボクは顔を顰めた。 「ぐぅぅぅ・・・」 「痛いの?」 ボクは首を縦に振った。 「すぐによくなるから大丈夫だよ。優子もしてあげて。」 優子は片手でシャッターを押しながら、ボクのペニスを手で弄んだ。 妹はどんどん腰を動かす。 すぐに快感が生まれてきた。 声を出すまいと頑張ったが、常軌を逸した快感に、ボクはついに耐えきれなくなって声を挙げ始めた。 「あっ、あっ!ああうっ!」 「気持ちいいの?」 ボクは首を横に振って抵抗した。 「嘘つき!こんなに固く勃起しているじゃん!気持ちいいって言いなさい!!」 激しく突かれる。 快感がボクを襲う。 「あっ!あっ!あっ!あんっ!!」 ボクは喘ぐ。 妹はピストン運動を止めない。 ペニスバンドは萎えることがないから、いつまでも続くのだ。 「ほら!お兄ちゃん!気持ちいいって言いなさい!!」 ボクはもはや抵抗できなくなった。 「いいっ!気持ちいいっ!!」 ついにそう言ってしまった。 「そうそう!素直になればいいの。さぁ、イって。その気になれば、すぐにイけるでしょう?」 言われるままに快感に身を委ねたとたん、一気に頂点へ達した。 「あうっ!ううっ!!ああうっ!」 射精の瞬間、優子がボクのペニスをボクに向けた。 2回目とは思えないほどの量のザーメンがボクの顔にかかった。 ボクは完全に意識を失ってしまった。 再び目を覚ますと、ボクは自分の部屋でいつもどおりの朝を迎えていた。 あれは夢だったのか?紐で縛られた痕が手足に残っているのと、朝食の時の妹の支配的な視線を除けば、そう考えるのが自然だった。 ---END--- |
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駅周辺の比較的栄えた地域と奥にある住宅地域を分断する形の公園で、地理柄ちょくちょく痴漢や事件の噂があって、夜に人が近づくことはまずない。
22時も過ぎると全く人が通らない。
前述の噂もあり、俺自身もあまりこの公園には近づかなかったんだが、ある日、酒を飲んで気が大きくなって散歩している最中にこの公園に立ち入り、案外明るいこと、自動販売機の類がないのでたむろしてる奴らもいないことが気に入って、日頃好んで外に出ることのない俺の気分転換の日課になった。
東西はマンモス団地、北は野球場とテニスコート、南は桜と松林と四方を囲まれているため、中心の公園には全く人が近づかない。
時々酔っぱらいが通過する程度。
稀にへべれけの女子が通過することもあったが触らぬ神に祟りなし。
ある日、ちょっと酒が入ってムラムラきていた。
とはいえ公衆便所でオナニーも芸がない。
日頃から露出欲のあった俺は、ベンチに座り、ケータイを弄りながらチャックを下ろし、モノを外に出した。
外気が気持ちいい。
実はこういったことは初めてではない。
だから、この程度で満たされないのはわかっていた。
どうせ誰も通らないのだ。
満たされることはないので、だいたい1時間くらいスリルを味わってから、公衆便所に行って一発抜いて満足して家に帰る。
(今日は、このままベンチで抜いてみるか・・・)
悪戯心が疼く。
ギンギンになった息子をゆっくりと扱く。
今までもこうだ。
ある日突然、露出し始めたわけじゃない。
徐々にエスカレートしてここまで来たのだ。
最初は外には出さずにパンツをベトベトにした。
次は公衆便所で抜いて、その後、露出するようになった。
誰に迷惑かけるわけでもないし、罪の意識もドキドキも、そんなに感じていなかった。
だが、その日は違った。
不意に広場の入り口に感じる人の気配。
血の気が引く。
今さらゴソゴソと仕舞っても怪しいだけ。
股を閉じ、携帯を見ているふりをする。
右前、距離は15mくらいをふらふらと通過する白い陰。
ワンピースを着た女性のようだ。
ちらっと見ると、向こうもこちらを見ていたようだ。
目が合いそうになると、ふっと目を逸らす。
(バレたか・・・)
視線を下ろすと、やはりこちらを見ているようだ。
歩みを止めることはないが、確実に俺のモノを見ている。
初めて感じる背筋を走るゾクゾク感。
(ヤバい。見られてる)
一度萎えかけた息子が再度起き上がる。
無理して携帯に意識を集中する。
表示されているのはホーム画面だ。
ホーム画面を左右に振る。
何の意味もない。
彼女は少し歩みを速めたようだ。
確実に気がつかれた。
(通報される前に帰ろう)
しかし意志に反し、闇に消えた彼女の去った方向に向かう俺。
(ダメだって。マジで通報されるって)
しかし、息子を露出したままふらふらと足が止まらない。
こめかみの辺りが鼓動に連動してギュンギュン鳴る。
白いワンピース。
風の流れない公園に微かに残る女の匂いに息子はパンパンに勃起していた。
そうこうするうちに公園の一番広い場所に出た。
ここは街灯も多く、公衆トイレもあり比較的明るい。
彼女の姿は見えない。
一目、彼女の後ろ姿でも見て発射したかったが、明るさで少し我に返った。
(仕方ない、トイレで抜いて帰ろう)
しかし、一度火のついた変態心は収まらず、譲歩案として女子トイレに入ってみることにした。
我ながら酷い思いつきだ。
公衆便所独特の臭いと裸電球がぶら下がる景色に淫靡な気持ちが掻き鳴らされる。
やっぱ手前の多目的トイレに・・・と思い直すも、ちょっと覗いた女子トイレを見てぎょっとする。
男子トイレと違う、個室が並ぶ風景。
その中にひとつ、扉が閉まっている個室があるのだ。
糞尿の臭いに混じって・・・微かにさっき感じた女の匂い。
(彼女の匂いだ!)
心拍が跳ね上がり瞳孔が開くのを感じる。
これ以上行ったら止まれなくなる。
理性が訴えてくる。
それをかき消す糞尿の臭いと女の匂い。
(隣のボックスに入れば何か見えるかもしれない。そこまでにしておこう)
俺は息を殺して隣の個室に入り、そっと戸と鍵を閉めた。
隣の箱から明らかに人の存在と服が擦り合う音が聞こえる。
そのとき俺は気づいた。
ここの衝立は、壁と板の間に3センチくらい金具のスペースがある。
壁に顔を押し付け、さらに息を殺し、そっと隙間から隣を覗いてみる。
こちらに背を向けてしゃがんでいる女の姿を想像していた俺には予想外の光景があった。
なんと女は、こっち側に向く格好で反対側の角に立っていた。
髪の毛で顔はよく見えないが、服装から間違いなくさっき俺の前を通過した彼女だった。
何をしてるのかはすぐにわかった。
右手はスカートの中に、左手は左胸に当てられていた。
よく聞くと、「はっはっ」という短い吐息が聞こえている。
この風景を見ていなければ全く気にならない程度の小さい音。
最初は背を壁に預けて腰を突き出すように、時々ピクピクと腰を痙攣させる。
胸は服の上からゆっくりと撫で回す。
左胸だけを撫で回していた左手がだんだん乱暴に左右の胸を押しつぶすようになると、不意にギュッと右胸を鷲掴みにして腰を反らしてくっと顔を上げる。
苦しそうに歪んだ顔に汗で髪の毛が張り付いている。
裸電球、糞尿の臭い、苦悶の表情でオナニーに耽る女性。
俺は気が狂いそうだった。
彼女はそのままクイクイっと腰を突き出し、「ん!」と声を上げるとガクガクと震え、しゃがみ込んでしまった。
そのまま崩れ落ちると、しばらく汚い床に左手をつき、肩で息をしている。
俺も気がついたら信じられないくらいの量の精子を壁に叩き付け、反対側の衝立にもたれて、息子を握り締めたまま放心していた。
息子はまだギンギンだった。
(襲いたい)
もう迷いはなかった。
俺は立ち上がると、そっと自分のいた個室を出て、彼女の扉の前で様子を窺う。
鍵が開く音。
外を窺うように開く扉がスローモーションに見える。
扉を押し込む。
個室の奥の壁に再度押し付ける。
声も出ない彼女。
目を見開いて完全に恐怖の表情。
それを見て我に返る。
が、もう遅い。
なんて言えばいい?
「ぜ、全部、見てました。何もしません。また見せてください」
かすれる声を絞り出す。
ガクガクと震え出して絶句する彼女。
間が持たない。
何か言わないと!
「明日も来ます!」
何を言ってるんだ、俺は。
完全に怯えて俺から目を離さない彼女がゆっくりと横を通り過ぎようとする。
テンパった俺は彼女を止めることもできなかった。
彼女は俺の横をゆっくりとすり抜け、安全圏に出るとトイレの外に走り去った。
足音が遠ざかる。
(終わった。彼女はおそらく通報するだろう・・・)
俺はすっかり萎えた息子をズボンに仕舞うと自宅に帰った。
怯えながら覚悟して、その日は何もなかった。
そして1ヶ月が過ぎた。
もう警察は来ない。
そう思うと、思い出すのはあの妖艶な光景だ。
糞尿の臭い、女の匂い、股間を弄り胸を揉みしだくワンピースの女。
(警察に言わなかったってことは、彼女は翌日、トイレに来たのかも?)
勝手な想像が頭をもたげてくる。
俺は公園に散歩に行っただけだ。
あのときだって俺は何かをしたわけでもない。
その夜、俺は1ヶ月ぶりにあの公園のあのベンチで息子を露出して彼女を待った。
おかしな話だ。
約束をしたわけでもない相手を待っている。
約束が通ってたとしても、それは1ヶ月も前の話だ。
ぼーっと暗がりで携帯を弄っていると、あのときと同じ、公園の入り口に人の気配がした。
相手を刺激しないようにゆっくりと振り向いた。
ミニタイトスカートから伸びるパンストに包まれた足にはミュール。
小さめのシャツに強調された胸。
夜の公園とは明らかに不釣り合いな格好。
顔はよく覚えていないが、間違いなく彼女だ。
立ち姿がオーバーラップする。
彼女が近づいてきて、それは確信にかわった。
あのときの女の匂いだ。
彼女は立ち止まり、ゆっくりと俺の横に50センチほど距離をとって座ると、「待ってたわ」と小さな声で言った。
彼女は立ち上がり、闇に歩き始めた。
呆然とその後ろ姿を見送って我に返り、彼女の去った方向に歩き始める。
あのトイレが見えてくる。
今回は迷わず女子トイレに向かう。
多機能トイレの扉に目が止まる。
『使用中』の赤ランプが点灯している。
扉がゆっくりと自動で開く。
中にはさっきの彼女。
「また見せてくれって言ったわよね?」
かすれた声で聞く彼女。
頷く俺。
「本当に見るだけで我慢できる?手錠してもいい?だめなら帰って」
もう理性が介入する暇はなかった。
俺は二度頷いた。
「扉を締めて手を出して」
ゆっくりと扉が締まる。
彼女は俺の右手に手錠をかけると、入り口の扉に付いている手すりにチェーンを通し、反対側の手錠を左手にかけた。
俺の自由は完全に奪われた。
彼女は3メートルほど離れた洋式便器の蓋を閉めると、ゆっくりとその上に腰かけた。
ミニスカートの中の黒ストッキングにパンツが透ける。
ストッキングの縫い目にあわせてゆっくりと右手を這わせる。
そのままゆっくりと擦るように、本当にまどろっこしいくらいゆっくりと手を這わす。
左手はシャツの上から胸を撫でる。
シャツが擦れる音すらいやらしい。
そのうちシャツをスカートから引き出し、裾から手を入れて胸を弄る。
手が見えないぶん、シャツの中で蠢く左手がいやらしい。
もうどこを見ていいのかわからない。
気づくと彼女は天を仰ぎ、「はぁはぁ」と甘い声を漏れさせ始める。
右手はストッキングを少し下ろし、パンツの中に入っているようだが、そのときから足をギュッと閉じてしまい、どういう風にしているのかよくわからない。
ストッキングに包まれた両足のつま先を反らせたり、きゅっと縮めたりしているのに妙に興奮したのを覚えている。
さっきまで左右の胸を順序よく揉んでいた左手は右胸だけを押すように揉み始めた。
前回の経験から、クライマックスが近いことがわかった。
しかし俺はどうすることもできない。
腰を突き上げるとズボンに擦れて気持ちいい。
到底イクことはできないが、何もしないよりマシだ。
前後に腰を揺すって刺激を求めた。
何ともみっともない姿だが、彼女もそれに気がついたようだ。
目が合って、笑みを浮かべると手を止め、しばらく俺を見る。
情けない姿を見られていると自覚すると、ゾクゾクとした感覚が腰を走り抜けた。
だらしなく口を開けて腰を突き出す。
彼女は自慰を再開すると、今度は最後まで到達した。
前回とは違い、「あっあっ」と声を上げ、足をギュッと縮めるとブルブルと震えてイッた。
俺の下半身は限界だった。
我慢汁がパンツを濡らすのがわかる。
腰が止まらない。
なんとか快感を得ようと、ズボンに擦りつけるように腰を浮かす。
彼女がゆっくりと手を下着から抜き取り、ふやけた自分の指を見つめる。
たまらない。
便座からゆっくりと足を下ろすと、彼女がこっちに歩いてくる。
俺はたぶん、ご褒美を懇願する犬か奴隷のような目をしていたに違いない。
しかし彼女の行動は予想外だった。
「また来てね」
微笑むと、手錠の鍵を到底届かないところに放り投げた。
(個室に閉じ込められる!)
彼女が『開く』のボタンを押し、ゆっくりと扉が開く。
俺は扉の手摺に固定されていたので、一緒に鍵の方に引きずられる。
鍵に手が届いた。
閉じ込められる心配は杞憂だったようだ。
その隙に彼女はトイレから出て行ってしまった。
後ろ手に固定されているので、解錠するのにたっぷり3分はかかってしまった。
彼女を探すのは不可能だろう。
それよりも、このいきり立った息子の処理だ。
俺はさっきまで彼女が腰掛けていた便座の蓋に飛びついた。
予想通り、そこには女の匂いが残っていた。
汚いとか関係なく、俺はそこに跪き、便座の蓋に顔を埋めると、彼女の匂いを感じながら息子を絞るように乱暴に擦った。
擦ることわずか数回、俺は最高の射精を味わった。
---END---